JPH02211378A - スタータ - Google Patents
スタータInfo
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- JPH02211378A JPH02211378A JP2982289A JP2982289A JPH02211378A JP H02211378 A JPH02211378 A JP H02211378A JP 2982289 A JP2982289 A JP 2982289A JP 2982289 A JP2982289 A JP 2982289A JP H02211378 A JPH02211378 A JP H02211378A
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- 238000009434 installation Methods 0.000 claims 2
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はエンジン運転中、クラッチ板から発生する酸性
ガスがスタータの内部まで浸入し、銅部品と化学反応し
て緑青を成生じスタータの動作不良が発生するのを防止
するスタータの排気構造に関する。
ガスがスタータの内部まで浸入し、銅部品と化学反応し
て緑青を成生じスタータの動作不良が発生するのを防止
するスタータの排気構造に関する。
従来の装置は、公実昭56−35845号公報に記載の
ようにスタータのギヤケース、接点ケース、ブラシカバ
ー等には排気用の穴は設けていなかった。
ようにスタータのギヤケース、接点ケース、ブラシカバ
ー等には排気用の穴は設けていなかった。
上記従来技術エンジン運転中、クラッチの多用によるク
ラッチ板の加熱によって発生する酸性ガスが、スタータ
の内部まで浸入し銅部品の表面と化学反応を起して緑青
を生成し、スタータの導通不良によって始動不良となる
点については配慮がされておらず、発生ガスの排気につ
いての問題があった。
ラッチ板の加熱によって発生する酸性ガスが、スタータ
の内部まで浸入し銅部品の表面と化学反応を起して緑青
を生成し、スタータの導通不良によって始動不良となる
点については配慮がされておらず、発生ガスの排気につ
いての問題があった。
本発明はクラッチ板からの発生ガスが銅部品と化学反応
を起こさないよう外部(大気中)に排気することを目的
としており、排気穴を設けたスタータを提供することを
目的とする。
を起こさないよう外部(大気中)に排気することを目的
としており、排気穴を設けたスタータを提供することを
目的とする。
上記目的を達成するために、ギヤケースノーズ部及びエ
ンジンルームと大気中を貫通する排気穴をギヤケースに
設け、リングギヤでかくはんされた酸性ガスをスタータ
の内部に浸入させず、大気に放出する排気通路を形成し
たものである。
ンジンルームと大気中を貫通する排気穴をギヤケースに
設け、リングギヤでかくはんされた酸性ガスをスタータ
の内部に浸入させず、大気に放出する排気通路を形成し
たものである。
クラッチを多用するとクラッチ板が構成している物質か
ら加熱によって−MHzを含む有機物とN Oa−等の
酸性イオンが発生する。
ら加熱によって−MHzを含む有機物とN Oa−等の
酸性イオンが発生する。
この酸性イオンNo♂−と水蒸気H+ +OH−イオン
及び炭酸ガスC0a−イオンがスタータの内部に浸入す
ると Cu+2H++N0a−−+Cu+++HzO+N0z
−の化学反応によりCu++イオンが発生し2Cu++
+cOa−−+20H−の反応発生によつCu COs
・Cu (OH)2 (塩基性炭酸銅)の緑青が銅部
品の表面に発生する。
及び炭酸ガスC0a−イオンがスタータの内部に浸入す
ると Cu+2H++N0a−−+Cu+++HzO+N0z
−の化学反応によりCu++イオンが発生し2Cu++
+cOa−−+20H−の反応発生によつCu COs
・Cu (OH)2 (塩基性炭酸銅)の緑青が銅部
品の表面に発生する。
このため導通不良によりスタータの始動が不良となる。
このため、クラッチ板からの酸性ガスがスタータの内部
に浸入しないように有効な排気穴をスタータに設けたも
のである。
に浸入しないように有効な排気穴をスタータに設けたも
のである。
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図により説明す
る。
る。
1はアーマチャでシャフト2にアーマチャコア3を圧入
しスロットにコイル3を巻装し、銅材を加工したコンミ
テータ5に接続している。又、ピニオン6もシャフト2
に遊合している。7はヨークで内周には界磁極8を設は
一端はりャカバー9゜他端はギヤケース10で支持固定
している。
しスロットにコイル3を巻装し、銅材を加工したコンミ
テータ5に接続している。又、ピニオン6もシャフト2
に遊合している。7はヨークで内周には界磁極8を設は
一端はりャカバー9゜他端はギヤケース10で支持固定
している。
11はリヤカバー9に取付けたブラシでコンミテータ5
に電流を給電するものである。
に電流を給電するものである。
12はマグネットスイッチでシフトレバ−14を介して
ピニオン6を軸方向に押出すもので、鋼材から成る接点
13が閉じることによってバッテリーからブラシ11に
通電を行なうものである。
ピニオン6を軸方向に押出すもので、鋼材から成る接点
13が閉じることによってバッテリーからブラシ11に
通電を行なうものである。
16はギヤケースに設けた貫通穴、15はエンジンルー
ム17と大気18間を貫通する貫通穴、91はリヤカバ
ーに設けた水抜穴、101はギヤケースに設けた水抜穴
、19はエンジンのリングギヤである。
ム17と大気18間を貫通する貫通穴、91はリヤカバ
ーに設けた水抜穴、101はギヤケースに設けた水抜穴
、19はエンジンのリングギヤである。
このような構成において、貫通穴15.16はスタータ
をエンジンに取付けた場合天方向に、91.101の水
抜穴は地方向に向くよう設定する。
をエンジンに取付けた場合天方向に、91.101の水
抜穴は地方向に向くよう設定する。
次にこの動作について説明する。
エンジンの始動はマグネットスイッチ12のコイルを励
磁し、シフトレバ−14を引くことでピニオン6が飛び
出し、リングギヤ19に噛合いこの状態で接点13→ブ
ラシ11→コンミテータ5→コイル4及び界磁への通電
によってモータ〉回動し、エンジンを始動する。
磁し、シフトレバ−14を引くことでピニオン6が飛び
出し、リングギヤ19に噛合いこの状態で接点13→ブ
ラシ11→コンミテータ5→コイル4及び界磁への通電
によってモータ〉回動し、エンジンを始動する。
始動後は図示しないキースイッチを切ることによってモ
ータの回転は止り、ピニオンも元の位置に戻る。
ータの回転は止り、ピニオンも元の位置に戻る。
次に図示しないエンジンのクラッチ操作によって車輌を
運転するが、クラッチを多用し、過負荷になるとクラッ
チ板の発熱が大となり、クラッチ板に含まれている酸性
イオンNOa’″′1及び水蒸気H++OH−イオン、
炭酸ガスCO3−イオン等のガス、及び、アミノ系樹脂
等の燃焼した粉末がエンジンルーム中に充満する。
運転するが、クラッチを多用し、過負荷になるとクラッ
チ板の発熱が大となり、クラッチ板に含まれている酸性
イオンNOa’″′1及び水蒸気H++OH−イオン、
炭酸ガスCO3−イオン等のガス、及び、アミノ系樹脂
等の燃焼した粉末がエンジンルーム中に充満する。
しかもギヤケース10のノーズ部にはリングギヤ19に
よって吹付けられ加圧された加熱された気体は逃げ場を
求めて気圧の低い方に流れる。
よって吹付けられ加圧された加熱された気体は逃げ場を
求めて気圧の低い方に流れる。
従来はこのガスがコンミテータ5や接点13の方に浸入
し銅と化学反応して銅の表面にCuC0z・Cu(OH
)zの緑青を発生させていたが、本発明によれば、この
ガスを貫通穴16,15を通って大気中に放出すること
ができるので緑青の発生を防止することができた。
し銅と化学反応して銅の表面にCuC0z・Cu(OH
)zの緑青を発生させていたが、本発明によれば、この
ガスを貫通穴16,15を通って大気中に放出すること
ができるので緑青の発生を防止することができた。
他の実施例としてリヤカバー9に設けた貫通穴92及び
ギヤケース10に設けた貫通穴102についても検討し
たが空気通路が長くなるため効果は少なかった。
ギヤケース10に設けた貫通穴102についても検討し
たが空気通路が長くなるため効果は少なかった。
そこでエンジンケース20に貫通穴201を設け、16
と201の併用によっても効果は得られる。
と201の併用によっても効果は得られる。
ただし、エンジンの天方向に貫通穴16 、201等を
設けることは逆に水の浸入を防止する手段が必要となる
。そこで、この貫通穴に嵌合するチューブを設けて、水
の浸入を防止しながら有害ガスを放出する例もある。
設けることは逆に水の浸入を防止する手段が必要となる
。そこで、この貫通穴に嵌合するチューブを設けて、水
の浸入を防止しながら有害ガスを放出する例もある。
更にはギヤケース10のマグネットスイッチ取付部に貫
通穴103を設け、チューブで排気する例もある。
通穴103を設け、チューブで排気する例もある。
また排気穴15にxiチューブ又はゴムや樹脂のホース
21を結合し、ホースを車体の水やほこりが入りにくい
所まで延長し、排気ガスを導いて排出しても効果がある
。
21を結合し、ホースを車体の水やほこりが入りにくい
所まで延長し、排気ガスを導いて排出しても効果がある
。
いずれの場合も貫通穴はスタータをエンジンに装着した
場合、水平線より上向に設けることによって高温のリン
グギヤで加圧されたガスは大気中に放出が容易となる。
場合、水平線より上向に設けることによって高温のリン
グギヤで加圧されたガスは大気中に放出が容易となる。
本発明によれば貫通穴によってクラッチ板から発生する
有害ガスをエンジンルームから大気中に放出できるので
、スタータ内に有害ガスが浸入せず、ガスが銅と化学反
応して緑青を発生するのを防止することができる効果が
ある。
有害ガスをエンジンルームから大気中に放出できるので
、スタータ内に有害ガスが浸入せず、ガスが銅と化学反
応して緑青を発生するのを防止することができる効果が
ある。
ちなみに効果確認の一手法として、20度の傾斜のある
坂道でエンジン回転4000RPMにて5秒間半りラッ
チ操作を行ない、車輌が前進も後退もない条件で運転し
た(渋滞時の坂道ノロノロ運転を想定)、この結果従来
スタータ(91゜101の穴付)は10サイクル試験後
に緑青が確認できた。
坂道でエンジン回転4000RPMにて5秒間半りラッ
チ操作を行ない、車輌が前進も後退もない条件で運転し
た(渋滞時の坂道ノロノロ運転を想定)、この結果従来
スタータ(91゜101の穴付)は10サイクル試験後
に緑青が確認できた。
それに対し本発明では穴91を追加したものが12サイ
クル、穴102を追加したもの13サイクル、穴16を
追加したちの12サイクル、穴15を追加したもの24
サイクル、穴16,92を追加したちの23サイクルで
各々緑青が発生し、充分な効果が得られたとは言えなか
った。そこで穴16,15を追加したものでは30サイ
クルでクラッチ板が使用限界に達しても緑青の発生が認
められず効果が大きかった。
クル、穴102を追加したもの13サイクル、穴16を
追加したちの12サイクル、穴15を追加したもの24
サイクル、穴16,92を追加したちの23サイクルで
各々緑青が発生し、充分な効果が得られたとは言えなか
った。そこで穴16,15を追加したものでは30サイ
クルでクラッチ板が使用限界に達しても緑青の発生が認
められず効果が大きかった。
このような実験結果から穴103及び201についても
同様の効果が得られると推定する。
同様の効果が得られると推定する。
又、排気穴にホースを接続し、有害ガスを水やほこりが
入りにくい所まで延長して放出してもその効果に変りは
なく、排気穴の効果を確認できた。
入りにくい所まで延長して放出してもその効果に変りは
なく、排気穴の効果を確認できた。
第1図は本発明の一実施例のスタータ部断面正面部、第
2図は第1図の側面図である。 1・・・アーマチャ、5・・・コンミテータ、6・・・
ビニオン、7・・・ヨーク、9・・・リヤブラケット、
10・・・ギヤケース、12・・・マグネットスイッチ
、13・・・接点、15.16・・・貫通穴、17・・
・エンジンルーム。 18・・・大気、19・・・リングギヤ、20・・・エ
ンジンケース、103,201・・・貫通穴。
2図は第1図の側面図である。 1・・・アーマチャ、5・・・コンミテータ、6・・・
ビニオン、7・・・ヨーク、9・・・リヤブラケット、
10・・・ギヤケース、12・・・マグネットスイッチ
、13・・・接点、15.16・・・貫通穴、17・・
・エンジンルーム。 18・・・大気、19・・・リングギヤ、20・・・エ
ンジンケース、103,201・・・貫通穴。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、エンジン始動用スタータにおいて、ギヤケースのノ
ーズ部とノーズ部から取付フランジの外側にエンジンル
ームと大気中を貫通する排気穴を設けたスタータ。 2、排気穴はスタータをエンジンに取付た場合に水平線
より上方向に設けたスタータ。 3、ギヤケースのエンジンルームと大気中間を貫通する
穴の先端にはパイプを取付け、排気穴を移動できるよう
にしたスタータ。 4、ギヤケース内部と大気中を直接貫通した排気穴をエ
ンジン取付の水平線より上方向に設けたスタータ。 5、ギヤケースノーズ部は排気穴を、エンジンケースに
エンジンルームと大気中を貫通した排気穴を設けたスタ
ータ。 6、フロントブラケットにエンジン取付の水平線より上
方向に設けた排気穴を有するスタータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2982289A JPH02211378A (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | スタータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2982289A JPH02211378A (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | スタータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02211378A true JPH02211378A (ja) | 1990-08-22 |
Family
ID=12286718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2982289A Pending JPH02211378A (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | スタータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02211378A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356876U (ja) * | 1989-10-11 | 1991-05-31 |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP2982289A patent/JPH02211378A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356876U (ja) * | 1989-10-11 | 1991-05-31 |
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