JPH02157479A - スタータ用マグネチツクスイツチの外気遮断構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スタータのマグネチックスイッチ防水構造に
係わり、特にシフトレバ−動作部からの、塵埃、水等の
侵入を防止するのに好適な構造に関する。

〔従来の技術〕

従来のスタータの防水構造では、特許筒１１１３６２５
２に示す様に、マグネチックスイッチを取り付けるスイ
ッチホルダーとギヤーケース間に、シフトレバ−のシー
ル材の端部を間にはさみ、固定する方法となっていた。

前記特許では、シール材の劣化等による固定部の緩みや
、がたつき等に対しては考慮されていない。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のシフトレバ−動作部のシール構造は、マグネチッ
クスイッチを取り付けるスイッチホルダーと、ギヤーケ
ース、及びブラケット間にはさみ固定する構造となって
いた為、シール材の劣化等による緩みや、がたつきが発
生する問題があった。

本発明の目的は、シール４１１造部の寿命を延ばし、マ
グネチックスイッチの信頼性を確保することにある。

（課題を解決するための手段） 前記目的は、マグネチックスイッチを取付けるスイッチ
ホルダーとギヤーケースを一体として。

シフトレバ−動作部に、ギヤーケース、マグネチックス
イッチを界して設けられたラバーシールを。

マグネチックスイッチを取付る事によって、軸方向及び
上下方向に、ギヤーケース上に気密的に固定する為の固
定板を設けることによって達成される。

〔作用〕

ギヤーケース上のシフトレバ−動作部に、蛇腹形状をも
ったラバーシールがあり、マグネチックスイッチによっ
て一端を固定されている。シフトレバ−は、マグネチッ
クスイッチの吸引力で、プランジャを界してピニオンを
エンジンのリングギヤーに噛込ませ、モータの動力で回
転する。

ここで、ラバーシール上に固定板を設け、マグネチック
スイッチ締付によって、ギヤーケース間に気密的に固定
することにより、前記動作に変化はないが、エンジンに
スタータが取りつけられ、車輌として走行した時、エン
ジンから、水、！！埃、油等の異物が侵入した時に、前
記シール部で妨げられ、スイッチ部への侵入が防止され
る。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図から第５図により説明
する。

１はマグネチックスイッチ、２はプランジャ、３はギヤ
ーケース、４はシフトレバ−５はピニオン、６はラバー
シールで弾性を有するゴム製で成る。７は固定板で６を
取り付けている。

マグネチックスイッチ１は締付ボルト８によってギヤー
ケース３に取りつけられている。ギヤーケース３に支点
を持ったシフトレバ−４は、プランジャ２により、マグ
ネチックスイッチ１の吸引力でピニオン５を押し出す。

このシフトレバ−４の支点付近は、固定板７によって、
ギヤーケース３との間にラバーシール７をマグネチック
スイッチ１の一部によって気密的に固定している。固定
板７′の形状は、上下方向にギヤーケース３′に保持さ
れる形状となっており、又、押し付けの曲げ角９がある
為、締付ボルト８によってマグネチックスイッチ１に締
付られた時に、ラバーシール６をギヤーケース３に気密
的に固定している。この部分がシール構造を形成する。

従って、エンジン側より浸入する、水、塵埃等の異物が
、マグネチックスイッチ１に浸入しようとしても、前記
シール構造で確実に妨げられる効果を有する。

１０はヨーク、１１はフィールドコイル、１２はアーマ
チャ。

スタータは次の様に動作する。

キースイッチを（ＯＮ）すると、マグネチックスイッチ
１に電流が流れ、プランジャ２が吸引され、シフトレバ
−４を動かしピニオン５が押し出されエンジンのリング
ギヤーに当たる。

又、マグネチックスイッチ１の接点より、アーマチャ１
２に電流が流れ、モータを回転させ、ピニオン５がリン
グギヤーに噛込み、エンジンを始動させる。

以上の様に、スタータ動作時、前記シール構造に悪影響
を及ぼすものではない。

従って、スタータ内部に水、塵埃等の異物が進入した時
、もしくは浸入してから時間が経過しても、摺動抵抗の
増大及び、腐蝕による機能低下が防止できる。又、補修
時の再組立後における機能低下が防止できる。

よって、スタータの耐環境性能が長期にわたって向上す
る効果を有する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、スタータのマグネチックスイッチが外
気に対し完全な遮断性能を有し、安価で小形化したスタ
ータを提供することができるＪ

【図面の簡単な説明】

第１図は側面から見たシール構造の断面図、第２図はマ
グネチックスイッチ側から見たシール構造図、第３図は
上側より見たシール構造図、第４図は固定板を示す図、
第５図は減速機構付スタータの断面図である。 １・・・マグネチックスイッチ、２・・・プランジャ、
３・・・ギヤーケース、４・・・シフトレバ−１５・・
・ピニオン、 ６・・・ラバーシール、 ・・固定板、 ・・締付ボ 早 困

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ピニオンをマグネチツクスイツチの吸引力によつて
   ギヤーケースに往復運動する時の支点を設けて成るシフ
   トレバーによりエンジンのリングギヤーに噛込ませるマ
   グネチツクシフト式のスタータにおいて、前記シフトレ
   バーの支点を起点として、マグネチツクスイツチ側のシ
   フトレバーとギヤーケースの間に、蛇腹状で成るゴム製
   のベローズを配設し、且つ、前記ベローズを一端がＬ形
   状で成る板でギヤーケースに圧着したことを特徴とした
   スタータ用マグネチツクスイツチの外気遮断構造。