JPH02211138A - 対象物の検査装置 - Google Patents

対象物の検査装置

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JPH02211138A
JPH02211138A JP1168255A JP16825589A JPH02211138A JP H02211138 A JPH02211138 A JP H02211138A JP 1168255 A JP1168255 A JP 1168255A JP 16825589 A JP16825589 A JP 16825589A JP H02211138 A JPH02211138 A JP H02211138A
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nmr
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nucleus
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    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/62Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using double resonance

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 11上ゑ■■遣1 本発明は磁気映像化法と核スピン異常分極(いわゆるオ
ーバーハウザー現象)を利用して人体、樹幹、食品パッ
ケージの内容または工業製品の断面などの対象の物理化
学的性質の局所分布をマツピング(作図する)ことに関
する。
の    び   が ゛  べ   題磁気映像化(
MHI )は核磁気共鳴現象(NMR)を利用して物体
の核密度や核に付随するNMR特性もしくはその様な特
性に影響を及ぼす物理的、化学的な性質の局所的分布を
解明する技術である。その様なNMR特性には例えば、
縦緩和(縦緩和時間T1で特徴づけられる)、横#J2
fO(横緩和時間T2で特徴づけられる)、回転系での
スピン−格子緩和(緩和時間 TINで特徴づけられる
)、化学シフト、核間カップリングの因子がある。NM
R特性は例えば、流動、拡散、常磁性物質、強磁性物質
、粘度、温度などの物理的現象に影響を受ける。
磁気共鳴と磁気映像化の技術と応用に関しては多数の参
考文献に記述されている:スターク デイ−デイ−、ブ
ラッドレイ ダブリュージー(StarkDD and
 Bradley WG ) :核磁気共鳴映像化(M
agnetic resonance imaging
)、 シー ブイモスピー社(CJ、Mo5by Co
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ルブイ−ビー編(La5kerSE and Milv
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) : T ■、T2、T1.及び化学シフト映像法に
関する研究(^5tudy on methods f
or T、、 Tz、 Tirho and chem
ieal 5hift imaI?ing) 、アクタ
 ボリテクニ力スカンジナビカ EL−58(^eta
 polytechnicaseandinavica
 EL−563、ヘルシンキ(tlelsinki )
1986年、ツクシマ E、レーダー エスピー(Fu
kushima E and Roeder SB) 
 :エクスペリメンタル パルス N M R(Exp
erimental pulse NMR)、アディソ
ン ウニスリー(^ddison He5ley) 、
0ンドン(London) 1981年、アンダーソン
 ダブリューエイ等(^nderson HA et 
al) :米国特許34755680、 エルンスト 
アールアール(Ern5t ’ RR):米国特許35
01691、 トムリンソン ピーエル等(Tomli
nson BL et al) :米国特許40341
91、エルンスト アールアール(ErnsL RR)
 :米国特許3873909、 エルンスト アールア
ール(ErnstRR):米国特許4070611、 
パートランドアールデイ−等(Bertrand RD
 et al) :米国特許4345207、 ヤング
 アイアール(YoungIR) :米国特許4563
647、 ホーファー デイ−シー等(HoferDC
et al) :米国特許4110681、 サボライ
ネンエムゲー(Savolainen MK ) : 
0.02Tにおける磁気共鳴映像法二波型カジオ波コイ
ルの考案と評価(Magnetic resonanc
e imaging at 0.02T:Design
 and evaluation or radio 
frequency eoiIs with wave
 wincling)、 アクタ ボリテクニ力 スカ
ンジナビカ Ph 158 (^eta polyte
ehnical 5candinavica Ph 1
58)、 ヘルシンキ(Helsinki) 1988
年、セボネン アールイー(5epponen RE)
 :米国特許4743850、 セボネン アールイー
(Sepponen RE) :米国特許465459
5、 サボライネン エムゲー(Savolainen
 MK) :米国特許4712068、セボネン アー
ルイー(5epponenRE) :米国特許4587
493、 サボライネン エムケー(Savolain
en Mに):米国特許4644281、 クビアイネ
ン ジェイ(Kupiainen J) :米国特許4
688904 。
核スピン異常分極については以下の参考文献に述べられ
ているニレプリー ニーアール、クロスジーエル(Le
pley ARancl C1oss GL) :化学
誘起磁気分極(Chemically 1nduced
 magnetic polarization)、 
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resenL and Applications o
f dynamic nuclear polariz
ation)、 アドブ、モル、リラクセーションプロ
セスイズ(^dv、 Mo1. Re1axation
 orocesses)4巻、エルスビール(Else
vier) 、アムステルダム(^msterdam)
 1972年、229〜354ページ、エッティンガー
 ケーブイ(Ettinger KV) :米国特許4
719425゜ DNPは二つの独立したスピン系を必要とする磁気二重
共鳴の手法である。この様なスピン系には例えば電子ス
ピン、核スピンがある。二重共鳴法ではいろいろのエネ
ルギーレベルにある一方のスピン系の分布を変化させて
、もう一方のスピン系を観測する。ある条件が満たされ
ると、観測しているスピン系の共鳴シグナルが強くなる
。増幅されたシグナルは非増幅の場合の数百倍になるこ
ともある。増幅率は正にも負にもなり得る。増幅された
シグナルはスピン環境の反応や、物理化学的性質に特徴
的に感受性が高いので、物質の化学的性質の試験に応用
できることは明白である。
エッティンガー ケープイ(EttinHer KV)
の引用文献:米国特許4719425には、常磁性添加
物のマツピングや脳神経細胞の活性のマツピングの例が
述べられている。ルージー ディージエイ、ブッセル 
デイ−エム、ベル エルエイチ、マラード ジェイアー
ル(Lurie DJ、 Bussel DM、 Be
1l’LH,Mallard JR) :の核−電子ス
ピン二重共鳴映像法(Proton Electron
 Double R’esonance Imagin
g) :フリーラジカルを映像化する新しい方法(^n
ew method for imagiB rree
 radicals)、Proe、 S、 M、 R,
M、第5回年金(Proc、 S、 H,R。
M、 Fifth Annual Meeting) 
、1987年、ニューヨーク(New York) 2
4ページ及び同著者の核−電子スピン二重共鳴によるフ
リーラジカル溶液の映像化(Proton−1ject
ron Double Magnetic Re5on
ance1+aaging of free radi
cal 5olutions)、 ジャーナル オブ 
マグネティック レゾナンス(J、Magn、 Re5
on、) 、76巻、1988年、366〜370ペー
ジには可能な応用例としてフリーラジカル基であるニト
ロキシド ラジカル及び酸化の程度のマツピングについ
て述べられている。
本発明は請求項に述べられたDNP及びMRIを応用し
て物体の研究を行うための方法及び装置に関する。
添付の図表により本発明を説明する。図1は従来の装置
の概念図、図2は本発明の装置、図3は本発明の作動に
使用される時間−状態図である。
図1に示された従来の方法では検体Pはできる限り均一
な磁場SO(いわゆる分極磁場)中に置かれ、装置はN
MR信号の検出のためのシグナルコイルCを含みNll
/1分光器し、検体を電子スピン共鳴(ESR)と同じ
周波数の磁場で照射するための共振装置Rに接続される
。さらにRは発振器及び増幅器Sに接続される。装置は
位置情報をコードするための磁場勾配コイルGを備え必
要な電力は分光器によって制御される磁場勾配発生部G
Cで発生される。分光器はNMR及びMRIの操作で得
られる映像を表示、記録する装置としてコンピュータを
有する。分光器りはオペレーターの選択により、その他
の操作も制御する(例えば映像の順序、方向)。
従来の技術によれば電子スピン系は検体を磁場の80中
のESR周波数に相当する周波数で照射し、磁場強度B
、に相当する周波数でNMR信号を検出することによっ
て飽和される。その様なわけで、例えば上述の引用文献
中でルージー等(Lurie et at、)は0.0
47の80に対して、ESR周波数1.12GHz、N
MR周波数L7MHzを用いた。
従来の方法における問題点は検体中での、ESR周波数
の電磁振動の吸収である。これは以下の2つの欠点につ
ながる:  1.EsR周波数における飽和は検体の照
射源に近い部分だけで起こる(例えば1.12GHzで
は筋組織に3C泊以下しか浸透しない)。 2、ESH
の線幅が比較的大きいので、飽和させるために大きな出
力を用いる必要があり、それによって検体が損傷する可
能性がある(発熱)。
電磁波の照射と生物学的な組織との相互作用に関しては
例えば以下の参考文献に記述されている: ミカエルソ
ン ニスエム(Hichaelson SM):非イオ
ン性放射エネルギーに対する人体被曝−潜在的な危険性
と安全指針、Proc、 IEEE、60巻、1972
年、389〜421ページ、ツェルスキー ビー(Cz
erski P) :マイクロ波の生物学的影響の評価
のための実験的モデル、 Proc、 IEEE、63
巻、1975年、1540〜1544ページ、レシュマ
ン ピー(Rdschmann P) :人体への電磁
波の浸透と吸収:NMR全身映像法の限界、Med、 
Phys、 14巻6号、922〜931ページ、19
87年、テンフォード ティーニス(Tenforde
 TS) 、バディンガー ティーエフ(Buding
er TF) : NMR映像法とin vivo分光
学の生物学的影響と身体的安全性、 トーツス ニスア
ール(Thomas SR) 、デイクソン アールエ
ル(Dixon RL)編、NMRインメデイスン(N
MRin medicine) :ザ インストゥルメ
ンテーション アンド クリニカル アプリケーション
ズ、メディカル フィズイクス モノグラフ No、 
14(The Instrumentation an
d clinical applications、 
Medical Physics Monograph
 No、 14) 、アメリカン インスティテユート
 オブ フィジイクス(^merican In5ti
tute of Physics) 、ニューヨーク(
New York) 1986年。
請求項に述べられた本発明はDNPを例えば全身の検査
に応用する際に従来法の欠点を除くことができる。
図2に示した如く本発明の方法及び必要な装置は以下の
通りである: 物体Pはできるだけ均一な磁場B。中に置かれるがこの
磁場は磁石M、装置M1及び電流制御装置M、Gによっ
てP上に発生される。当該装置はさらにNMR分光器に
接続されたNMR信号の検出のためのシグナルコイル、
物体を電子スピン共鳴(ESR)の周波数と同じ周波数
の磁場で照射するための共振器を有し、この共振器は発
振器と増幅器Sに接続されている。装置はまた位置情報
をコードするための磁場勾配コイルGを持ち、これに必
要な電力は分光器りによって制御される磁場勾配発生部
GCで発生される。
電子スピン系は分極磁場B0中のESR周波数に対応す
る周波数で検体を照射し、分極磁場B0+Booに対応
する周波数でNMR信号を検出することにより飽和され
る。本発明の1回の動作は図3により概念的に説明され
る。図3において、S軸はDNP現象を生じるのに必要
な飽和のための照射を表わし、NMR軸はNMR動作に
必要なタイミングを表わしくNMR動作とはNMR信号
を発生させるための励起パルスを含む)、M、G軸は本
発明の分極磁場を変化させる操作のタイミングを表わし
、GC軸は映像化に必要な勾配化の操作のタイミングを
表わす。
本発明によれば、電子スピンの飽和は磁場B0中で起こ
り例えば0.OITが260MHzのESR周波数に対
応する。この比較的低い周波数は人体などの検体に有害
なほど吸収されることはないが、核磁化の増強は引き起
こす。その様な試験においてS/N比を改善するために
NMR信号の検出は例えば0.05Tの磁場中で行なわ
れる(Bo=0.OIT、Boo=0.04T)−理論
的には、ESR飽和と同じ磁場中でNMRを検出する従
来法に比べて、この場合S/N比が5倍向上する。実際
には、検体内での損失があるのでS/N比の改善はこれ
より若干小さい、一方、例えば人体の寸法から見ても最
適なNMR信号コイルの実際の形状は約0.057の磁
場に対応する共鳴周波数を必要とする(約2.2MHz
)、また磁場強度の増加に伴ってDNPによって誘起さ
れるNMR信号の増強の度合が小さくなる場合もある。
同様に、検体内の常磁性含有物による強磁場下でのES
R吸収線の広幅化は飽和の減少につながる。
磁場の分極を大きくすることによっても検体内の核の化
学シフトの記録が容易になる。
ESR飽和と同時に、磁気モーメントを持つ他の核種の
スピン系を飽和させて、ESR吸収線の線幅を狭くする
ために他の周波数の電磁波で照射することもある。
検体が不必要に照射されることを防ぐためにNMR検出
の間、ESR照射を停止してもよい。
当然、ESR飽和中の分極磁場の強度は、NMR信号の
検出時の磁場強度を越えてはならない。
従ってスピン系の相互作用の磁場強度との関係が検討さ
れる。
要約: 1、本発明においては、核スピン異常分極と磁気映像化
の方法が物体の研究に応用されている。
核スピン異常分極を誘起するために電子スピン系の飽和
が必要であるが、このときの物体上の分極磁場の強度は
NMR信号を検出する時の物体上の分極磁場の強度と異
なっている。従って、ESR及びNMR操作時の磁場強
度を安全性及び物理学的な面から最適化することができ
る。
2、ESRの線幅を狭くするために、検出中の磁気モー
メントを持つ核のスピン系をその核の共鳴周波数の電磁
波で照射することにより飽和することができる。
3、本発明によれば、電子スピン系を飽和させるための
電磁波をNMR信号の検出時に停止して検体に吸収され
るパワーを少なくすることができる。
4、パワーの吸収を減少させるために、検体内の核スピ
ン系を飽和させている電磁波をNMR信号の検出の間停
止することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は従来の装置の概念図、図2は本発明の装置、図3
は本発明の作動に使用される時間−状態図である。 図1中、Pは検体: Boは分極磁場; Cはシグナル
コイル: LはNMR分光器; Rは共振装置; Sは
発振器及び増幅器; Gは磁場勾配コイル; GCは磁
場勾配発生部である。 図2中、Pは物体;Boは磁場; Mは磁石; Mlは
装置:  M、Gは電流制御装置; Sは発振器と増幅
器: Gは磁場勾配コイル; Lは分光器; GCは磁
場勾配発生部; Boは分極磁場:  Bo+Booは
分極磁場である。 図3中、S軸はDNP現象を生じるのに必要な飽和のた
めの照射を表わし、NMR軸はNMR動作に必要なタイ
ミングを表わしくNMR動作とはNMR信号を発生させ
るための励起パルスを含む)、M、G軸は本発明の分極
磁場を変化させる操作のタイミングを表わし、GC軸は
映像化に必要な勾配化の操作のタイミングを表わす。 (外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、核スピン異常分極に必要な電子スピン系の飽和が起
    こっている間、NMR信号の検出時とは異なる強度の分
    極磁場が検体上に加えられることを特徴とする核スピン
    異常分極と磁気映像化を物体の研究に応用するための方
    法。 2、検体中の磁気モーメントを持つ核のスピン系を、検
    体を当該核の共鳴周波数の電磁波で照射することにより
    飽和させる事を特徴とする請求項1の方法。 3、電子スピン系を飽和するための電磁波の照射をNM
    R信号の検出の間停止することを特徴とする請求項1ま
    たは2の方法。 4、検体中のスピン系を飽和している電磁波照射をNM
    R信号の検出の間停止することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかの方法。 5、核スピン異常分極と磁気映像化を物体の研究に応用
    するための装置であって、核スピン異常分極に必要な電
    子スピンの飽和が起こっている間、NMR信号の検出時
    とは異なる強度の分極磁場が検体上に加わる様に分極磁
    場の強度を変化させる手段を有することを特徴とする装
    置。 6、検体中の磁気モーメントを持つ核のスピン系を、当
    該核の共鳴周波数の電磁波で照射して飽和する手段を有
    することを特徴とする請求項5の装置。 7、電子及び核スピン系を飽和することができる電磁波
    を発生する前述の手段を少なくともNMR信号の記録中
    は休止させる様に制御できる手段を有することを特徴と
    する請求項5または6の装置。
JP1168255A 1988-07-01 1989-06-29 対象物の検査装置 Expired - Lifetime JP2918242B2 (ja)

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