JPS614952A - 被検体の核磁気特性のマツピング装置 - Google Patents

被検体の核磁気特性のマツピング装置

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JPS614952A
JPS614952A JP60124069A JP12406985A JPS614952A JP S614952 A JPS614952 A JP S614952A JP 60124069 A JP60124069 A JP 60124069A JP 12406985 A JP12406985 A JP 12406985A JP S614952 A JPS614952 A JP S614952A
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    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/4818MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ろ次元の被検体、例えば人体または樹木の幹
体において検査される原子の核における核磁気の緩和時
間T、ρの局部的分布乞見出すための特許請求の範囲第
1項記載の方法に関する。核磁気共鳴の存在は、2つの
研究グループ(Pound。
Purcell、 TorreyおよびBloch、 
Hansen。
Packard  のグループ)によって1946年に
実験的に確定付けられたものである。この発見は、物理
およびfヒ学の諸分野における現象の広範囲の応用に速
やかに導入された。
奇数個の陽子または中性子ン有する全ての原子核は、O
ではないインパルス・モーメント即ちスピン2有てる。
原子核はまた、そのスピンと共に、その方向が原子核の
スピン軸心と一致する磁気モーメントを原子核に対して
生じる正の電荷ンも有する。1つの原子核の磁気モーメ
ントにより生じる磁界は、磁気双極子モーメントの磁界
と近似させることができる。もし複数の原子核7有する
ある試料が静電磁界に置かれるならば、この原子核の磁
気モーメントは外部の磁界と平行に整合しようとする傾
向を有し、この試料は外部の磁界と平行な正味の磁「ヒ
状態が生じることになる。正味の磁rヒ量は、1つの試
料における原子核の数および外部の磁界の強さに′比例
する。原子核の配置もまた原子核の熱的運動により擾乱
され、その結果磁化の程度もまた試料の温度によって影
響7受けて、温度が上昇すると磁「ヒ量は減少する。量
子力学においては、これらの事象は、スピン量子数(I
lに従って1つの外部の磁界がある原子核がある確率7
以て設定され得る多くのエネルギ準位7生じるものとし
て記述することができる。水素原子即ち陽子の原子核は
スピン量子数I−1/2乞!し、このため1つの陽子は
その磁気モーメントの方向が外部の磁界と同じかあるい
はこの方向と逆となるかのいずれかの2つのエネルギ準
位において定まる。
これら2つのエネルギ準位の内、前者は更に確亀が高(
、エネルギ準位の占拠率は所謂ボルツマン分布に従う。
1つのエネルギ準位から他のエネルギ準位に移るために
は、1つの原子核はある周波数の電磁波となる1つのエ
ネルギ量子を受取るかあるいはこれを与える。この電磁
波の周波数は、ある外部の磁界の強さに正比例するエネ
ルギ準位間の差によって決定される。エネルギの交換と
関連するこの周波数はラーマ−(Larmor)周波数
と呼ばれ、原子核と周囲との間のこのエネルギ交換は核
磁気共鳴現象と呼ばれる。核磁気共鳴の原理について゛
は、例えば下記文献において取扱われている。即ち、A
、 、Abragam著「核磁気の諸原理」(1961
年、ロンドン、0xford UniversityP
ress  刊、およびC,P、St (chter著
「磁気共鳴の諸原理J (j981年、ベルリン、Sp
ringerVerlag刊)である。
核磁気共鳴の現象は、所謂連続波(持続波CW)および
パルス法によって研究されてきた。パルス法はCW法よ
りも更に有効であることが発見され、このため核磁気共
鳴(NMR)分光学および所謂核スピン像において用い
られる。パルス法においては、試料はラーマ−周波数の
電磁波パルスを当てられ、その持続時間は外部の磁界の
方向に対する所要の角度(ν)にわたりある核磁気試料
がスピンを生じるように決定される。電磁パルスの振幅
ぢよび持続時間は、一般に角度(ν)が90’の倍数と
なるように選定される。一般に用いられるQは90’お
よび1800のパルス等である。励起作用の後の基礎磁
界Boの方向から偏向される正味の磁気は、Boの方向
付近のラーマ−周波数WQで歳差運動状態じる。この状
態は、その磁気軸心が磁界B。
の方向と直角ビなすように試料の外側にコイル2置くこ
とにより確保することができる。この歳差運動状態を生
じる正味の磁気は前記コイル内で所謂FID(自由誘導
減衰)信号を誘起し、これがラーマ−周波数暑有しその
振幅は試料の核磁気の強さ即ち原子核の故および外部の
磁界の強さに比例する。
励起状態の間、1つの原子核系は励起状態の高・周波電
界から外部エネルギを受取り、励起の後これをその周囲
に与える。このエネルギの授与は、外部のコイルによっ
て検出することができる干渉性の電磁波として生じ得、
あるいはエネルギは熱的運動として試料の構造内に移転
され得る。エネルギ授与と関連して、試料の正味磁気量
はその静止値に戻る。この過程の性格は指数的なもので
あり、緩和時間T1を特徴とする。この緩和時間は検査
される対象物の組成に依存し、例えば、液状物質のT−
ま比較的短く(数ミリ秒乃至数秒)、固体物質のT、は
長い(数分乃至数週間)。試料から生じた電磁波の干渉
性は、例えば検査される物質の特性および外部の磁界の
均質性により決定される比率で励起された後減衰する。
その結果、緩和時間T2*(T2*マーク付き)乞特徴
とする比率で信号の指数的減衰をもたらすことになる。
即ち、 i/ T2* = 1 / T2+r x△Bo/ (
2X yr )但し、T2はある試料のスピン間の緩和
時間、γは磁気回転比、△Bo  はある試料における
有極磁界の異質性である。
前記の緩和時間T1ρは更に、励起する高周波電界にお
ける核磁気の緩和時間であり、高周波電界の位相が歳差
状態にある核磁気の位相と同じかあるいは反対となるよ
うに、ターゲン)Y延長した ”ラーマ−周波数の電磁
波に曝すことにより測定することができる。全ての上記
緩和時間は原子核およびその活動状態の直接環境に依存
する。前に指摘したように、試料の物理的状態は、緩和
時間に影響7及ぼすのみならず、外部磁界の強さおよび
試料の温度も緩和時間乞変fヒさせる。水素の原子核即
ち陽子の医学的診断における有効度は主として水の分子
と切離せない柔い組織における水素の余裕量に基づく。
その極性の故に、水の分子は更に色々な状態で異なる蛋
白質鎖と自らZ関連付け、この関連性は多(の理由、例
えばある組織に対する病理学的な措置の故に変更される
。緩和時間およびその代替物については例えば下記の文
献において取扱われている。即ち、R,Damadia
nの米国特許第3,789,852号および[健全な状
態の生体系の核磁気共鳴J (1980年6月、ロンド
ン、Ph1l Trans R刊)である。
医療における核磁気共鳴現象の利用に対する関心は19
70年代の初均に起った。これは、R,Damadia
nがその研究成果乞発表して悪性腫瘍組織の緩和時間T
Iが正常な組織のそれの2倍にも達することン明らかに
した時であった。
R,Damadianの米国特許第3,789,852
号公報は、ある組成の測定した緩和時間を集計された緩
和時間の値と比較し、然る後ある試料の可能性のある悪
性腫瘍について診断ン下すことにより、悪性腫瘍組織の
識別を行なう方法を開示している。しかし、近年の研究
では、緩和時間の変化は特定の病理学的条件に特定され
ないことが明らかになった。
しかし、一般的には、緩和時間が7種々の苦痛により容
易に変1ヒするものであり、従って医療診断において応
用し得るものであると結論することができる。米国特許
第3、789,852号公報は一!1こ、NMRによる
人体の検査の1こめのある種の走査手段を開示している
。しかし、この従来技術の解決法は核スピン映像fヒ装
置と見做すことができない。核スピン映像1ヒの基本的
な概念については、P、C0Lauterb’ur の
文献(P、C,’ Lauterbur  著「自然」
、1975年刊、第242,290号)において197
5年にP、C,Lauterbur  により公刊サレ
テいた。この出版物においては、彼はまた緩和時間T1
のマンピングの概念をももたらした。T1の測定の1こ
めの所謂飽和反復および反転反復列およびT2の測定の
ためりスビレ・エコー列’a’ 含ム緩和時間測定のた
めいくつかのパルス列が研究された。これらのパルス列
は、例えば下記の文献において取扱われた。即ち、T、
C,FarrarおよびE、D、Becker著「パル
スおよびフーリエ変換NMII(、−その理論と方法の
導入J (1971年、ニューヨーク、Academi
c Press 社刊)である。
核スピン映像比法は大まかに次の3つの種類に分類する
ことができる。即ち、(1)点映像f比法、(2)線映
像「比法および(34容積映像[比法である。点映像f
比法においては、検査されるべき対象領域、即ち相互に
NMR信号ビ生じるための色々な技術的、手段により得
られる点状の領域は被検体Z移動させることによりマツ
ピング7行なう。単一点手法の主な欠点は、これらの方
法が遅く、従って医療的な映像法に適合しないことであ
る。しかし、特殊な構成によれば、この点映像f比法は
例えば全容積映像r比法によるよりも更に多くの組織情
報を得るため使用することができる。単一点映像[比法
は、例えば下記の文献に記載されている。即ち、Tan
aka等著rIEEE第66巻第11号」(1978年
刊、1582〜1585頁)、Damadianの西独
特許公開公報第2946847号、Moore  等の
米国特許第4,025,196号、Abeの同第3.9
52,805号、Garroway等の同第4,021
,726号、Crooks等の同第4゛、318,04
5号、Young  の英国特許出願第GB 2,12
2,755A号である。
速度の遅い単点映像比法と、5epponenのフィン
ランド(FI)国特許第64,282号に記載される如
き速度の速い超音波映像f比法2組合せることにより、
単点映像f比法も医療診断において用いることができる
線映像[比法については、例えば下記の文献において記
載されている。即ち、Mo o ’r e  等の米国
特許第4,015,196号、5epponCnのフィ
ンランド(FI )国特許第38,868号、Garr
oway等の米国特許第4,021,196号、Cro
oks等の同第4.518,045号、Hu(chin
son等の米国特許第4.290,019号である。
この線映像[比法もまた、医療用映像比法としては速度
が遅く、このためその応用はある特殊な場合に限定され
る。
6次元の被検体の映像(比法は、全容積映像化法ン用い
ることにより最も有効に用(・られる。所占肖選択励起
法によれば、被検体全体から検査すべき対象領域に限定
してNMしくラメータの分布の更に正確なマツビングン
行なうことが可能である。
選択励起法は、被検体にお(・て励起されるあや対象領
域の面に対し直角2なす磁界勾配を励起し、励起のため
の高周波ノ<パルスの同氏数帯および勾配ン有する磁界
の強さが所要の対象領域の幅と対応するように前記パl
レスン変調することによって行、なうことができる。対
象領域を限定するための別の方法は、下記の文献に記載
される如きある一次的な磁界勾配7用いることである。
即ち、Moore等の米国特許第4,015;196号
である。連続する励起毎に勾配の方向が変1ヒさせられ
、安定したNMR信号のみがパルスの振幅が一定である
面内に生成されるように励起する高周波ノくパルスにお
ける勾西己を用いることもまたこれまで公知である。
精度がかなり劣る方法としては、対象領域ン規定するた
めの送受信コイルの幾何学的特性7用(・ることである
が、この方法は被検体のNMR分光学的研究ン要する時
にのみ用(・られに0この方法の用法については、下記
の文献にお(1て記載されている。即ち、Ack e 
rma n等著rNatureJ 285゜167(1
9B=O年刊)、Ha s s e等著rJ、 Mag
n。
Re5on、j56(’1984年刊、401〜412
頁)、BOt toml ey等著rRadiolog
yJ 150 (1984年→−11,441〜446
頁)である。
全容積映像比法については、例えbi下記文献に記載さ
れている。即ち、Lauterbur 者rNatur
eJ 242(1975年刊、190〜191頁)、E
rn5tの米国特許第4,070,611号、Hu(c
hison等の国際特許出願第W081102788号
、5epponenのフィンライド(FI )国特許出
願第824.345号である。映像r比法の速度乞向上
させるためには、下記の文献に開示された方法乞応用で
ることができる。即ち、Edelstein 等の西独
特許出願第2,079,465号、Mansfield
  の米国特許第4,165,479号5.Hinsh
aw 著「物理論文集」48A第2号(1974年6月
5日刊、87〜88頁)、Likesの米国特許第4.
ろOZろ4ろ号である。特に、注目に価する核スピン映
像「比法は所謂フーリエ変換映像「比法であり、その1
つの態様については文献即ちErn5tの米国特許第4
,070,611号に記載されている。この引用された
方法における欠点は、励起パルスの後に生じたFID信
号の収集である。
収集されたFiD信号の位相・1には、振幅は一定であ
るが持続期間が変fヒする勾配パルスにより1つま1こ
は2つの直交する方向の位置情報か符号[ヒされる。こ
の方法の欠点は、例えば、種々の信号ン・拾上げ毎に拾
上げモーメントが変fヒして゛有極磁界B、oの異質性
に対して感度の大きな方法をも1こらず結果となり、従
ってサンプル即ち試料のT2もまた拾上げるべき信号に
影響7及ぼすことである。
Hu(chison 等の文献WO第81102788
号は、磁界の勾配方同乞変化させることによりある種の
スピン・エコーを生じるためのフーリエ変換映像[比法
のある変更例乞開示している。このスピン・エコーは格
納され、その位相はある読出された勾配の方間に対し直
交する勾配パルスで符号[ヒされ、この勾配パルスの振
幅は種々の反復サイクル毎に変化する。スピン・エコー
を生成てる更に望ま[−い方法は、最後の映像における
基本磁界の異質性の影響を補償することである。この方
法の用法については下記文献において記載されている。
即ち、Edelstein等のBP特許第91008号
、  。
Bot toml ey等の同第98426号、第18
回Ampere会議のHu(chison等の記録集(
1974年ノンチンガム)および5epponenのフ
ィンランド(FI)国特許出願第824,545号であ
る。
文献、P、BrunnerのrJournal of 
Mag。
肪s、 J第35号、(1979年、85〜106頁)
は、被検体の種々の部位における一時的に連続する励起
および検出位相ン指向することによる核スピン映像比法
ン用いる5次元Ω被検体の検査の速度を向上させる方法
について開示している。これは、原子核の全体の回復時
間により生じる検査の期間が長(なること乞避ける上で
役立つ。
今日では、核スぎン映像f比法は、1つの被検体の水素
の分布およびある原子核の緩和時間T、およびT2の分
布の状態ンマツビングするために種として用いられる。
一方、緩和時間T1ρのマツピングに用いることができ
る方法については公刊されていない。この手法の説明と
してはこれに必要とされる強い高周波パルスであり、こ
のパルスの持続時間は比較的長い(数百ミリ秒)。映像
1ヒ装置に用いられる作動周波数のため、検査される人
体ま1こは実験動物の組織における筒周波作用を吸収す
ることになり、その結果局部的な温度上昇7招いて身体
の危険馨生じるおそれがある。しかし、核スピン映像[
上広は比較的低い磁界強さく0.05Tより低い)で作
動し得、使用される昼周波は2MHzより低く、当技術
において公知の如(、この低い高周波数の電磁波の周波
数に対する作用は人体の組織においてそれ程吸収されな
い。本発明の方法およびこの方法を実施する装置は、人
体、樹木の幹体、または栄養物質の如く被検体の緩和時
間T1ρの分布のマツピング7行なうために用いられる
本発明の方法およびこの方法と関連する装置については
、図面と関連して以下に記述する。
所謂フーリエ変換映像[ヒ手法乞用いることによる本発
明の適用は、例えば第1図に示されるように可能である
。このため、励起パルスが消滅し1こ直後に所謂90°
パルス(第1図における位オ目1)7用いて被検体が励
起されるが、被検体は励起パルスの周波数に関して位相
が+90°ま1こは−90゜だけずれ、かつその振幅が
歳差運動する原子核の位相がこのパルスの位相に固定さ
れるように選択された共鳴周波数パルスが当てられる。
このことは、パルス中の磁気成分の人きさが有極磁界の
異質度即ち検査ビ受ける物質固有の磁気の異質度を大幅
に超えることZ意味する。このパルスの持続時間は、回
転磁界の方向における原子核全体の所要の緩和の程度が
所要の組織のコントラストラ生じる(位相2)ため時間
がかかるように選択される。このパルスの持続期間中、
原子核の磁気は下式に従う緩和状態を呈する。即ち、 MT=MTOexp(−t/T+ρ) 種々の組織の特徴7表わす緩和時間Tlρの値が相互に
異なるため、この差の効果は記録されつつある信号の強
さに適用することができる。緩和時間の局部分布乞見出
すためには、フーリエ映像「上手法によれば、その振幅
あるいはその時間積分が種々の励起と信号の取上げサイ
クルとの間に変更される磁界の勾配パルス(位相ろ)に
よって記録されるべき信号の最初の位相における位置の
情報の符号fヒン行なうことが必要である。スピン・エ
コーを生成するためには、所謂1800パルスがある被
検体に対して指向される(位相4)ことが望ましい。信
号の取上げの期間中は、所謂読出された勾配が1つの被
検体に対して切換えられ、生成されたスピン・エコーS
Eが記録される。位相ろと5の間の時間的遅れは、スピ
ン・エコーの緩和状態が緩和時間T1ρに従ってコント
ラストに対して劣化させる影響ン及ぼすことがないよう
に、被検体領域の物質の緩和時間T2と比較して短く保
持されねばならない。生成された映像に対する有極磁界
の異質性の影響は、前記の180°のパルスの一時的な
中間点からの位相5の最初の瞬間と位相5の中間点の一
時的な距離が等しくなるようにシーケンスのタイミング
を選定することによって最小限度に抑えることができる
。上記のパルスのシーケンスは、1つの映像Z生じるた
めに必要とする情報を収集する1こめ必要な同じ回数だ
け反復され、反復回数間の遅れは位相6により記述され
る。
第2図は、所謂投影/再形成手法と関連する本発明の方
法の適用状態を示す概略図である。図示された状態にお
いては、被検体を最初に望ましくは900のパルス(位
相1)により励起し、その後原子核系がクランプ信号の
作用下で上記の方法で緩和すること乞許各する。生成さ
れたFII)信号は、所要の方向の磁界勾配の影響下で
記録される(位相5)。所要の信号についてフーリエ変
換7行なうことにより、前記磁界の勾配の方向に関して
得られたものの投影が行なわれる。この操作のシーケン
スは、充分な回数の投射が収集されるまで、前記の勾配
の記7録方向乞同時に変更しながらある時間間隔で反復
される(位相4)。この方法により得られる利点は、信
号が被検体のスピン間の緩和状態の影響7全く受けない
ことである。
第3図は、スピン・エコーを用いることにより投射/再
形成法と関連する本発明の方法の適用状態7示している
第4図は、単一の極性の勾配バルスン用いることだけで
文献5epponenのフィンランド(F’I )国特
許出願第824,545号に記載された如き本発明の適
用状態を示している。
第3図は、5次元の被検体の1つの輪切り形状、の領域
のみを映像比することか目的である時に適用された本発
明の方法7示している。この場合には、前記の90°の
励起パルスまたは前記のエコー乞形成する180°パル
スのいずれか一方、もしくはその両方が選択され、換言
すれば、その持続期間中被検体に対してその方向が映像
fヒされるべき輪切りの面に対し直角馨なすある磁界の
勾配が切換えられる。
本発明の用途は、上記の実施態様に一切限定さ゛れるこ
とな(、本発明の多くの変更例は頭薔の特許請求の範囲
内に現金され得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はフーリエ映像〔上注と関連てる本発明の方法の
使用状態2示す図、第2図は投影−再形成法と関連する
本発明の方法の使用状態を示す図、第3図は所謂スピン
・エコー2生じるための投影−再形成法と関連する本方
法の使用状態乞示す図、第4図は特に5epponen
のフィンランド(FI)国特許出願第824,545号
に記載さnる手法と関連する本方法の使用状態乞示す図
、および第3図は1つの被検体の輪切り形状の領域のみ
がマツビッグされる如き方法の使用状@を示す図である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、検査されるべきある原子核の核磁気共鳴と関連する
    緩和時間T_1ρの局部的な分布状態の決定、即ちラー
    マー周波数にて発振する磁界に関する核磁気の緩和状態
    と関連する時定数の局部分布の決定、またはこの緩和法
    により加重された核密度分布のマッピングのための方法
    において、 (a)望ましくは所謂90°の励起パルスを使用するこ
    とによりある被検体の領域の原子核を励起し、(b)所
    要の持続期間のラーマー周波数を検査されるべき領域に
    照射する工程を含み、前記パルスは歳差状態の励起パル
    スの位相に関して90°位相がずれており、前記パルス
    の振幅は偏向された核磁気が前記パルスの位相において
    クランプされ、その持続期間は所要の緩和量が前記の発
    振磁界の磁気成分に関して生じるように選択され、 (c)少なくとも一部が前記緩和法により加重された核
    密度の分布のマッピングを容易にするため収集された信
    号を用いることができるように、必要な磁界の勾配およ
    び生じ得る励起操作がそれ自体既知の核スピン映像化法
    を用いることによつて行なわれ、 (d)上記の各工程が前記の加重密度の分布マップを生
    じるに要する回数だけ反復されることを特徴とする方法
    。 2、前記操作のシーケンスが前項の工程(b)において
    与えられたパルスの1つ以上の異なる持続期間により反
    復され、前記の加重された核密度分布マップを用いて前
    記緩和時間T_1ρの局部分布のマップを数学的に得る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、前記核スピン映像化法が所謂フーリエ変換法もしく
    は所謂投射/再形成法であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4、(a)前記被検体のある元素の同位元素の核磁気が
    望ましくは90°回転するようにその強さおよび持続期
    間が選択される発振状態の磁界に前記被検体を置き、前
    記磁気は第1の励起パルスと呼ばれ、(b)前記第1の
    励起パルスの位相と90°異なるようにその位相が選択
    され、かつ偏向させられた核磁気が前記パルスの位相に
    おいてクランプされるようにその振幅が選択され、前記
    パルスの磁気ベクトルに関して所要量の緩和状態が生じ
    るようにその持続期間が選択されるラーマー周波数の励
    起パルスに前記被検体を置き、前記磁気は第2の励起パ
    ルスと呼ばれ、 (c)前記被検体においてある磁界勾配が切換えられ、
    生成されたある核磁気信号が記録される工程からなり、 (d)所謂逆投射法を用いることにより所要の解像力を
    有する加重された核密度分布マップを生じるため、ある
    所要回数だけ前工程(c)において切換えられる磁界の
    勾配の方向を変更しながら上記工程(a)乃至(c)の
    シーケンスが反復されることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載の方法。 5、前記緩和工程により加重されたマップを種々の方法
    で生じるように、各反復毎に前項の工程(b)において
    与えられる前記の第2の励起パルスの持続期間を変更す
    ることにより前記工程(a)乃至(c)のシーケンスが
    所要回数だけ反復され、前記マップを用いて、ある量例
    えば前記緩和工程の速度を表わす緩和時間T_1ρのマ
    ップを生じることを特徴とする特許請求の範囲第4項記
    載の方法。 6、(a)前記被検体のある元素の同位元素により生じ
    る核磁気が望ましくは90°回転するようにその強さ、
    周波数および持続期間が選択される交番状態の磁界に前
    記被検体を置き、前記磁気は第1の励起パルスと呼ばれ
    、 (b)前記第1の励起パルスの位相と90°異なるよう
    にその位相が選択され、偏向させられた核磁気が前記パ
    ルスの位相においてクランプされるようにその振幅が選
    択され、前記パルスの磁界のベクトルに関して所要量の
    緩和状態が生じるようにその持続期間が選択されるラー
    マー周波数の励起パルスに前記被検体を置き、前記磁気
    は第2の励起パルスと呼ばれ、 (c)前記勾配の時間積分がある生成する核磁気共鳴信
    号の位相における所要の位相の符号を生じるようにその
    振幅および持続期間が選択される少なくとも1つの磁界
    の勾配が前記被検体において切換えられる工程からなり
    、 (d)前記被検体から生じる核磁気共鳴信号が収集され
    あるいは取上げられると同時に、ある磁界の勾配が前記
    被検体において切換えることができ、該勾配の方向は前
    工程(c)において切換えられた磁界勾配の方向と異な
    り、 (e)所謂フーリエ映像化法により核密度分布マップを
    得るため前記の収集された核磁気信号を用いることがで
    きるように前工程(c)において切換えられる磁界勾配
    の時間間隔を変更することにより、上記工程(a)乃至
    (d)のシーケンスが所要回数だけ反復され、前記マッ
    プは前記緩和工程により加重されかつ所要の解像力を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の方法
    。 7、前記核磁気共鳴信号が、所謂180°の再収束パル
    ス、即ち前記被検体において切換えられるある磁界勾配
    の方向が反転するものにより生成される所謂スピン・エ
    コーであることを特徴とする特許請求の範囲の前記各項
    のいずれかに記載の方法。
JP60124069A 1984-06-07 1985-06-07 被検体の核磁気特性のマツピング装置 Granted JPS614952A (ja)

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FI842292 1984-06-07

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