JPH0221018A

JPH0221018A - 発泡ボード等の物品の吊下げ装置

Info

Publication number: JPH0221018A
Application number: JP1126541A
Authority: JP
Inventors: Marlin J Hoskinson; マーリン　ジェー．ホスキンソン; Eugene M Lorincz; ユージーン　エム．ロリンツ; George W Samson; ジョージ　ダブリュー．サムソン
Original assignee: Moore Push Pin Co
Current assignee: Moore Push Pin Co
Priority date: 1988-05-20
Filing date: 1989-05-18
Publication date: 1990-01-24
Also published as: US4871140A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は吊下げ装置に関し、特に発泡ボードやその均等
物品を壁等に吊下げ状に取付けるのに適した吊下げ装置
に関する。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕絵画
用吊下げ装置としては従来から種々なものが知られてお
り、その内のいくつかは米国特許Ｎｏ、８１４１６３、
Ｎｏ、３２９８６５１、Ｎｏ。

３５５６４５９、Ｎｏ、３９６６１５７、Ｎｏ。

４５０９７１３、Ｎｏ、４６１３１０８及びＮｏ。

４６６４３５０に開示されている。

絵画を取付ける媒体として発泡ボードを用いることが普
及しており、絵画だけでなくその均等物、例えば装飾板
等も発泡ボード又はそれに対応する圧縮可能な材料を含
む物品に取付けることも頻繁に行われている。しかしな
がら、従来の絵画用吊下げ装置は特に発泡ボードに適す
るように設計されたものではなかった。

本発明の課題の１つは、発泡ボードやその他の圧縮性物
品を壁等の支持体に固定された釘又は絵画用ハンガー等
の取付は手段から吊下げ支持させるのに特に適した従供
することにある。

本発明の別の課題は、かかる吊下げ装置を使用して発泡
ボードやその均等物品を壁等の支持体に対して吊下げ状
に取付ける方法を提供することにある。

さらに、従来の絵画用吊下げ装置は、−船釣に特定単一
種類の取付は手段に対してしか適用できないという別の
欠点もあった０例えば、米国特許Ｎｏ、８１４１６３及
びＮｏ、３５５６４５９に記載の吊下げ装置は鋸歯構造
部を有する本体を備えているが、この鋸歯構造部は吊下
げ装置を壁に固定された釘に係止するのに便利なように
構成されていりるのみで、矩形断面の保合突起を有する
従来の金属製の絵画用ハンガーに係止させるには不適切
である。さらに、鋸歯の間隔が狭すぎる場合には、比較
的細い釘にしか適用することができなくなる。

本発明のさらに別の課題は、上記問題点を解決するため
に、特殊な鋸歯構造を有する吊下げ装置を提供して、釘
、従来の絵画用ハンガー、螺子等の種々な取付は手段に
対して発泡ボード等を吊下げ支持できるようにし、しか
もその際に固定の確実性及び安定性を低下させないよう
にすることにある。

本発明のさらに別の課題は、本発明に係る方法を実施し
得る吊下げ装置の種々な変形構成を提供することにある
。

本発明のさらに別の課題は、本発明に係る吊下げ装置の
多様性を向上させることにある。

〔問題点を解決するための手段、作用及び効果〕上記問
題点を解決するための本発明の−の態様に係る吊下げ装
置は、本体とこの本体に結合された少なくとも１個の挿
入突起とを有している。前記本体は２個のセグメントを
有しており、両セグメントは相互に鈍角をなす一方で、
前記挿入突起により近接する一方のセグメントは該挿入
突起に対して鋭角をなしている。吊下げ装置を使用する
に際しては、前記挿入突起が発泡ボードの上端に向かっ
て配向する。前記本体は壁等の支持体に固定した釘又は
従来の絵画用ハンガー又はこれらと均等な取付は手段に
対して吊下げ係止し得る掛け手段を備えている。この掛
け手段は、鋸歯部（鋸歯構造）又は開口又はその両方で
構成され、開口の場合には釘や絵画用ハンガーがこの開
口に挿入されることになる。

好適な実施例においては、２個の挿入突起が設けられる
。この挿入突起はほぼ直線状であっても、前記本体と同
様に折曲ないしセグメント化されていてもよい。

本発明に係る方法においては、上記吊下げ装置を発泡ボ
ードに挿入固定させるのであるが、この工程においては
、前記本体を発泡ボードの外側に位置させたままで、発
泡ボードのスキンを貫通させて前記挿入突起を挿入させ
、その後その挿入突起をほぼ上方に押し込む。次いで、
前記本体を回動させて、発泡ボード内にある前記挿入突
起の先端部を前記スキン側に移動させる。かかる本体の
回動により前記挿入突起と本体との間に位置していた発
泡体の部分が圧縮されることになる。さらに、挿入突起
が前記発泡ボードのスキンを貫通する際に該スキンにス
ロットが形成され、このスロットが吊下げ装置を捕捉す
るように作用する。すなわち、スキンは吊下げ装置と発
泡ボードとの間の相対移動、特に垂直方向の相対移動を
防止するよう機能することになる。

本発明の吊下げ装置は種々な構成をとることができる０
例えば、本体は円形又は矩形の開口部を備えていてよく
、この開口部により吊下げ装置を例えば釘から吊下げ状
に係止することが可能となる。また、上記開口部内に又
はかかる開口部を設けない場合には本体の底部に鋸歯部
を形成することができる。さらに、別の実施例において
は、吊下げ装置全体を開なワイヤで構成して、そのワイ
ヤの両端が発泡ボードに挿入されるべき挿入突起とされ
ることになる。

本発明はさらに種々な取付は手段に対して吊下げ装置を
係止することを可能ならしめるための特殊な鋸歯構造を
も提供するものである。この鋸歯構造は、ほぼ三角の１
個又はそれ以上の側部とこの側部に重なり配置されたほ
ぼ矩形の１個又はそれ以上の凹部とを含んでいる。三角
側部は細い釘に係止させることができ、矩形凹部は従来
の絵画用ハンガーに係止させることができる。さらに、
三角側部と矩形凹部とを組合わせることにより、丸頭螺
子に対して吊下げ装置を係止させることも可能となる。

本発明によれば、発泡ボード又はそれと同等な圧縮性材
料の一部が挿入突起により圧縮されるために発泡ボード
等に対する固定状態が確実なものとなり、例えばこの発
泡ボード等に取付けられた絵画等の展示を適切簡便に行
えるという効果がある。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例につき添付図面に基づき説明する
。

本発明に係る吊下げ装置は特に発泡ボードに適用するの
に適しているが、その他の対象物に対しても適用できる
ものである。当該吊下げ装置は、先ず壁に吊下げ支持す
べき対象物に固定され、その後吊下げ装置自体が壁に固
定された釘、螺子又は従来の絵画用ハンガー等の取付は
手段に吊下げられる。尚、本明細書においては、「吊下
げ装置」なる用語は、吊下げ支持されるべき絵画等の対
象物に固定される方の部材を意味し、「取付は手段Ｊ壁
等の支持体に固定されて上記吊下げ装置を吊下げるため
に利用される釘等の部材を意味するものとする。

第１図は本発明の第１実施例に係る吊下げ装置を示す斜
視図であり、第２図、第３ａ図及び第３ｂ図は同吊下げ
装置を発泡ボードに挿入する前後の状態を示している。

図示した如く、吊下げ装置１は本体３及びこの本体に結
合された一対の挿入突起５を有している。挿入突起５は
本体３に対して一体形成する“のが好ましいが、両者を
別体に形成して適宜の方法によって連結してもよい。

第３ａ図及び第３ｂ図に明瞭に示したように、第１実施
例における本体３は折曲ないしセグメント化（ｓｅｇｍ
ｅｎ　ｔｅｄ）されており、この結果上部セグメント７
と下部セグメント９を有することになる。

一方、挿入突起５はほぼ直線状である。下部セグメント
９は挿入突起５に対して鋭角をなし、上部セグメント７
に対しては鈍角をなす。吊下げ装置における挿入突起５
は単数でも複数でもよいが、複数の挿入突起５を設ける
場合には、図示したように、これらは相互にほぼ平行と
すべきである。

第２図、第３ａ図及び第３ｂ図に示したように、吊下げ
装置１は発泡ボード１１に挿入固定される。

この発泡ボード１１は、本実施例においてはペーパース
キン（ｐａｐｅｒ　５ｋｉｎ）　］　３を有している。

尚、本明細書においては「発泡ボード」なる用語を使用
するが、本発明は発泡ボードに限らず、その他の圧縮可
能な材料又はコルゲート材料（ｃｏｒｒｕｇａ　ｔｅｄ
ｍａｔｅｒｉａｌ）に対しても適用可能である。また、
発泡ボードにおけるスキン１３はペーパーからなる必要
はなく、その他の物質で構成することもできる。

第３ａ図から理解できるように、吊下げ装置１を発泡ボ
ード１１に挿入固定するに際しては、その挿入突起５を
矢印１５で示したように上方に向けて発泡ボードに挿入
する。この結果、挿入突起５がスキン１３を貫通して、
発泡ボード内部に進入する。この状態で吊下げ装置１を
矢印１６で示したように回動させて、挿入突起５によっ
て内部の発泡ボード材料を少なくとも部分的に圧縮させ
る。吊下げ装置ｌのこのような回動は、第３ａ図と第３
ｂ図とを比較すれば明らかとなる。すなわち、第３ａ図
においては、本体３の下部セグメント９が発泡ボード表
面と平行でないのに対し、第３ｂ図においては、この下
部セグメント９が発泡ボード表面と平行となって当該表
面に当接定着している。両セグメント７．９がｔ■互に
平行でないため（直線状になっていないため）、吊下げ
装置１をこのように挿入固定した場合には、上部セグメ
ント７が発泡ボードから突出することになる。

尚、上部セグメント７は壁に固定された釘等の取付は手
段（図示せず）からの吊下げを可能ならしめるための掛
け手段を備えているが、この点については後述する。

第３ｂ図においては、挿入突起５を挿入する際に形成さ
れた発泡ボード１１のペーパースキン１３に形成された
スロット１４が示されている。このスロット１４は吊下
げ装置ｌを捕捉する（スロットがその開口を弾性的に閉
じようとすことからの抜は防止）と共に、吊下げ装置と
発泡ボードとの相対移動、特に上下方向の相対移動を防
止する作用を営む、尚、発泡ボードはスキンを有するの
が好ましいが、本発明の吊下げ装置はかかるスキンを有
さない発泡ボード又はその均等物に対しても適用できる
ものである。

第１図〜第３ｂ図の実施例においては、上述した掛け手
段は本体３に形成された開口１７及び鋸歯部９により構
成される。従って、吊下げ装置１は例えば壁に打ち付け
た釘にこの掛け手段を利用して単に引っ掛けるだけでよ
（、この際に、鋸歯部１９は釘に対する吊下げ装置の位
置決めを行うのを容易にする。

第４図は第１図〜第３ｂ図の吊下げ装置ｌの異なった使
用例を示しており、この使用例では、板紙（ｃａｒｄｂ
ｏａｒｄ）やその他の軟質な裏材（ｂａｃｋｉｎｇ）を
有する額に絵画等を入れて、この額を吊下げ支持させる
ものである。すなわち、第４図では絵画２３がガラス２
１の背後に配置されており、さらに絵画２３の背後は板
紙２５によってカバーされている０発泡ボードについて
行ったのとほぼ同様の方法により、吊下げ装置Ｉは板紙
２５に対して挿入される。但し、挿入突起は板紙２５と
絵画２３との間の隙間２７に定着されることになる。尚
、この使用例においても、板紙２５は、発泡ボードの場
合と同様に、吊下げ装置における挿入突起と本体の下部
セグメントとの間で圧縮されることになる。

第５図は本発明の第２実施例に係る吊下げ装置を示して
おり、この実施例は第１図〜第４図の実施例を若干変形
したものである。すなわち、本実施例に係る吊下げ装置
の本体は、第１実施例と同様に、上部セグメント８と下
部セグメント１０とを有しているが、挿入突起３３自体
もその先端部を内側に折曲することによりセグメント化
されている点で第１実施例とは異なっている。第５図に
おいて、挿入突起３３の先端セグメント２９と基部セグ
メント３１とが示されている。このように挿入突起自体
をセグメント化ないし折曲することにより発泡ボードに
対する圧縮効果を向上させている。

第６図は本発明の第３実施例に係る吊下げ装置を示して
いる。この吊下げ装置３５は先の実施例と同様の本体と
挿入突起（セグメント化されていても、されていなくと
もよい）とを有している。

但し、本実施例における吊下げ装置３５の本体には、釘
等に係止させるための円形開口３７が形成されている。

この吊下げ装置３５の使用方法は先の２つ実施例とほぼ
同様である。

第７図は本発明の第４実施例に係る吊下げ装置を示す。

この吊下げ装置３９は、本体４１と、この本体に結合さ
れた挿入突起４３とを有する。本体４１の下縁には、吊
下げ装置３９を釘等に係止することを可能ならしめるた
めの鋸歯部４５が形成されている。先の実施例とは異な
り、本体４１はセグメント化されていないが、これはか
かるセグメント化を行わなくともこの本体４１を発泡ボ
ードの表面から離間させることができ、従って釘等への
係止が可能だからである。但し、本実施例においても、
本体４１をセグメント化しても何等差支えない。

第８図は本発明の第５実施例に係る吊下げ装置を示す、
この吊下げ装置４７は剛なワイヤー４９で構成されてお
り、このワイヤー４９の両端を挿入突起５１とすると共
に、ワイヤー４９の中間領域には鋸歯部５３を形成して
いる。尚、挿入突起５１はワイヤー４９の本体にセグメ
ント化された部分５５を介して結合されているものであ
る。本実施例に係る吊下げ装置４７も先の実施例とほぼ
同様に使用される。

第９図〜第１１図は本発明の第６実施例及び第７実施例
に係る吊下げ装置を示しており、両実施例は技術的には
共通しており、その使用方法は先の実施例と同様な場合
と異なる場合とがある。第１１図に示した第７実施例に
係る吊下げ装置６０は先の実施例の場合と同様の挿入突
起６２を存する。しかし、この実施例における鋸歯部の
構造は改良変形されており、複数の三角側部６４と複数
の矩形凹部６６とからなる。矩形凹部６６の一部は突部
６８により、さらに別の一部は水平部６９により形成さ
れている。事実上、矩形凹部６６は三角側部６４に重な
り配置されており、従って三角側部６４及び矩形凹部は
実質的に同一位置にあると看做すことができる。

三角側部６４は第１１図の右側位置にて仮想線で示した
比較的細い釘７０やその均等物に吊下げ装置６０を係止
させるのに適している。一方、矩形凹部７２は第１１図
の左側位置にて仮想線で示した従来の絵画用ハンガー７
２の矩形断面部に係止させるのに適している。さらに、
吊下げ装置６０を第１１図の中央位置にて仮想線で示し
た丸頭螺子７４に係止させることも可能であり、この場
合、螺子７４は三角側部６４にセンタリングされて、そ
の両側に突部６８が位置することになる。

第９図及び第１０図に示した第６実施例に係る吊下げ装
置８０は第１１図のものと類似しているが、単一の三角
側部８２及び単一の矩形凹部８４のみしか形成されてい
ない点でそれとは異なる。

但し、第１１図の場合と同様、三角側部８２は矩形凹部
８４に重なり配置されており、従って、吊下げ装置８０
を同一の位置において釘、螺子又は従来の絵画用ハンガ
ーによって係止吊下げすることができる。尚、第９図及
び第１０図においては、釘９２を介して壁８８に固定さ
れた従来の絵画用ハンガー８６を明瞭に示している。発
泡ボード９０は上述した吊下げ装置を用いて図示の如〈
従来の絵画用ハンガーに吊下げ支持されるのである。

当然ながら、第１１図に示した実施例に係る吊下げ装置
も第９図に示したのと同様の態様で使用することができ
る。また、三角側部及び矩形凹部の数は選択事項であり
、相当広い範囲で変更することが可能である。

以上のように、第９図〜第１１図に示した吊下げ装置は
、従来の絵画用ハンガー、釘、螺子等の種々な型式の取
付は手段から吊下げることができる。また、第１０図及
び第１１図に示した変形鋸歯構造は、対象物が発泡ボー
ドであるかどうかにかかわらず従来の絵画用ハンガーを
用いて使用できるものである。従って、この変形鋸歯構
造は冒頭で述べた米国特許Ｎｏ、８１４１６３及びＮｏ
。

３５５６４５９に記載の一般的鋸歯構造にとって代わる
ことができ、これによりほとんどあらゆる種類の絵画を
壁から吊下げ支持することが可能となった。

本発明に係る吊下げ装置は妥当な剛性を有するいかなる
材料からでも構成することができる。例えば、吊下げ装
置を塗装及びワックス処理した帯状スチールから作成す
ることができるし、その他の材料でも作成することがで
きる０発泡ボ、−ドを対象物とする場合に吊下げ装置の
材料として必要な要件は、当該吊下げ装置の挿入突起が
スキン及び発泡体を貫通し得ると共に、回動操作により
発泡体を圧縮し得るに充分な剛性を有することだけであ
る。

以上の説明においては、本発明の吊下げ装置を主として
発泡ボードに使用する場合の方法を示したが、同様の方
法は、絵画用額の裏板（上述した板紙）、グラフィック
アート用ボード、コルゲートペーパー（ｃｏｒｒｕｇａ
ｔｅｄ　ｐａｐｅｒ）　、コルゲートプラスチック（ｃ
ｏｒｒｕｇａｔｅｄ　ｐｌａｓｔｉｃ）等の他の圧縮材
料にも通用できる。また、吊下げ装置を圧縮Ｔｉｆ、能
な木材、例えばバルサ材（ｂａｌｓａ　ｗｏｏｄ）に直
接挿入固定することもできる。これら全ての材料は、吊
下げ装置の挿入突起によって圧縮し得る程度の柔軟性を
有するものである。

以上の説明から本発明に吊下げ装置の本体は種々な形態
をとることができることも理解でき、これらは全て本発
明の範囲に含まれるものである。

また、挿入突起についても、その形態及び数を種々変更
できる。従って、本発明の吊下げ装置はその全体の外観
が種々異なるものが可能であるが、その動作原理は全て
同様であるで、かかる変形構成は冒頭に記載した特許請
求の範囲に含まれるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例に係る吊下げ装置を示す斜
視図、第２図は同吊下げ装置を発泡ボードに挿入固定し
た状態を示す斜視図、第３ａ図は同吊下げ装置を第２図
の発泡ボードに挿入する直前の状態を示す断面側面図、
第３ｂ図は第２図の３ｂ−３ｂ線に沿う断面側面図、第
４図は同吊下げ装置を絵画を入れた額の裏板としての板
紙に挿入固定した状態を示す第３ｂ図に対応する断面側
面図、第５図は本発明の第２実施例に係る吊下げ装置を
示す側面図、第６図は本発明の第３実施例に係る吊下げ
装置を示す斜視図、第７図は本発明の第４実施例に係る
吊下げ装置を示す斜視図、第８図は本発明の第５実施例
に係る吊下げ装置を示す斜視図、第９図は本発明の第６
実施例に係る吊下げ装置を発泡ボードに挿入固定した状
態を示す断面側面図、第１０図は発泡ボードを除去した
状態で示す第９図における１０−１０線に沿う断面背面
図、第１１図は本発明の第７実施例に係る吊下げ装置を
示す背面図である。９．１０・・・下部セグメント＜　　１１．９０・・・
発泡ボード、　１３・・・ペーパースキン、　　１４・
・・スロット、　　１７．３７・・・開口、　　１９，
４５．５３・・・鋸歯部、　２１・・・ガラス、　２３
・・・絵画、　２５・・・板紙、　２７・・・隙間、　
２９・・・先端セグメント、　　３１・・・基部セグメ
ント、　　５５・・・セグメント化した部分、　６４．
８２・・・三角割部、　６６゜８４・・・矩形凹部、　
６８・・・突部、　６９・・・水平部、７０．９２・・
・釘、　７２．８６・・・絵画用ハンガー７４・・・螺
子、　８８・・・壁出願人　ムーア　ブツシュ−ビン　カンパニー代理人　
弁理士　樋口豊治　外１名１．３５．３９，４７．６０．８０・・・吊下げ装置、
　３．４１・・・本体、　５，３３．４３，５１゜６２
・・・挿入突起、　７．８・・・上部セグメント、−Ｌ
勾、６一１９々、ｉ。 −ｒ々、９一部ワす、〃

Claims

【特許請求の範囲】

（１）発泡ボードと吊下げ装置との組合せであって、該
吊下げ装置は本体と少なくとも１個の挿入突起とを有し
ており、該挿入突起は前記発泡ボードに対してその上端
に向かって配向された状態で挿入されており、前記本体
は前記発泡ボードの外側に位置すると共に、ほぼ該発泡
ボードの上端に向かって延びており、また前記本体は取
付け手段に対して前記発泡ボードを吊下げ支持させるた
めの掛け手段を備えており、さらに前記発泡ボードにお
ける発泡体の一部が前記挿入突起により圧縮されること
を特徴とする発泡ボードと吊下げ装置との組合せ。
（２）前記吊下げ装置の本体がセグメント化されること
により上部セグメントと下部セグメントとを有しており
、該下部セグメントは前記挿入突起により近く位置して
おり、前記上部セグメントと下部セグメントとにより鈍
角が形成され、前記下部セグメントは前記挿入突起に対
して非平行で鋭角をなしている請求項１に記載の組合せ
。
（３）前記挿入突起は前記本体に向かって折曲すること
により少なくとも２個のセグメントを有するようセグメ
ント化されている請求項２に記載の組合せ。
（４）前記吊下げ装置の本体が少なくとも１個の刻部と
少なくとも１個のほぼ矩形の凹部とを有しており、前記
刻部と凹部とは前記本体における実質的に同一位置に配
置されており、前記凹部は従来の絵画用ハンガーを受容
するように構成されており、前記刻部は釘を受容するよ
うに構成されており、もって前記吊下げ装置を釘又は従
来の絵画用ハンガーのいずれからでも吊下げられるよう
にした請求項１に記載の組合せ。
（５）前記刻部と凹部とをそれぞれ複数個形成した請求
項４に記載の組合せ。
（６）前記発泡ボードがスキンを有しており、このスキ
ンを貫通して前記挿入突起が挿入される際に該スキンに
スロットが形成され、このスロットにより前記挿入突起
が捕捉されるようにした請求項１に記載の組合せ。
（７）壁等の支持体に固定された取付け手段から発泡ボ
ードを吊下げ支持させるための吊下げ装置であって、該
吊下げ装置は本体と少なくとも１個の挿入突起とを有し
ており、該本体は前記取付け手段に対して前記発泡ボー
ドを吊下げ支持させるための掛け手段を備えており、さ
らに前記本体がセグメント化されることにより上部セグ
メントと下部セグメントとを有しており、該下部セグメ
ントは前記挿入突起により近く位置しており、前記上部
セグメントと下部セグメントとは相互に鈍角が形成を形
成しており、前記下部セグメントは前記挿入突起に対し
て非平行で鋭角をなしていることを特徴とする吊下げ装
置。
（８）前記挿入突起は前記本体に向かって折曲すること
により少なくとも２個のセグメントを有するようセグメ
ント化されている請求項７に記載の吊下げ装置。
（９）前記吊下げ装置の本体が少なくとも１個の刻部と
少なくとも１個のほぼ矩形の凹部とを有しており、前記
刻部と凹部とは前記本体における実質的に同一位置に配
置されており、前記凹部は従来の絵画用ハンガーを受容
するように構成されており、前記刻部は釘を受容するよ
うに構成されており、もって前記吊下げ装置を釘又は従
来の絵画用ハンガーのいずれからでも吊下げられるよう
にした請求項７に記載の吊下げ装置。
（１０）前記刻部と凹部とをそれぞれ複数個形成した請
求項９に記載の吊下げ装置。
（１１）前記発泡ボードがスキンを有しており、このス
キンを貫通して前記挿入突起が挿入される際に該スキン
にスロットが形成され、このスロットにより前記挿入突
起が捕捉されるようにした請求項７に記載の吊下げ装置
。
（１２）壁等の支持体に固定された取付け手段から物品
を吊下げ支持させるための吊下げ装置であって、該吊下
げ装置は本体と少なくとも１個の挿入突起とを有してお
り、該挿入突起を前記物品に挿入可能とすることにより
吊下げ装置と該物品とを固定できるように構成し、前記
本体は少なくとも１個の刻部と少なくとも１個のほぼ矩
形の凹部とを有しており、前記刻部と凹部とは前記本体
における実質的に同一位置に配置されており、前記刻部
は前記壁等の支持体に固定された釘に吊下げ装置を係止
させ得るように構成されており、前記凹部は前記壁等の
支持体に固定された従来の絵画用ハンガーに前記吊下げ
装置を係止させ得るように構成されており、もって前記
吊下げ装置をその特定の同一位置において釘又は従来の
絵画用ハンガーのいずれからでも吊下げられるようにし
たことを特徴とする吊下げ装置。
（１３）前記刻部と凹部とをそれぞれ複数個形成した請
求項１２に記載の吊下げ装置。
（１４）少なくとも一部の矩形凹部が前記本体に結合さ
れた突部によって形成されている請求項１３に記載の吊
下げ装置。
（１５）前記物品がスキンを有しており、このスキンを
貫通して前記挿入突起が挿入される際に該スキンにスロ
ットが形成され、このスロットにより前記挿入突起が捕
捉されるようにした請求項１２に記載の吊下げ装置。
（１６）壁等の支持体に固定された取付け手段から物品
を吊下げ支持させるための吊下げ装置であって、該吊下
げ装置は本体と少なくとも１個の挿入突起とを有してお
り、該挿入突起を前記物品に挿入可能とすることにより
吊下げ装置と該物品とを固定できるように構成し、前記
本体は少なくとも１個のほぼ三角の刻部と少なくとも１
個のほぼ矩形の凹部とを有しており、前記刻部と凹部と
は重なって配置されており、もって前記吊下げ装置をそ
の特定の同一位置において矩形の部材又は釘のいずれか
らでも吊下げられるようにしたことを特徴とする吊下げ
装置。
（１７）前記側部が相互に離間された状態で複数個設け
られており、前記凹部の少なくとも一部が該凹部間に位
置する突部により形成されている請求項１６に記載の吊
下げ装置。
（１８）発泡ボードを壁等の支持体に取付けるための方
法であって、（ａ）本体と少なくとも１個の挿入突起とを有する吊下
げ装置を前記発泡ボードに挿入固定するに際し、前記本
体を該発泡ボードの外側に位置させたままで前記挿入突
起を発泡ボード内に上向きに挿入させ、（ｂ）前記本体を回動させて前記発泡ボードにおける発
泡体の少なくとも一部を圧縮せしめ、（ｃ）前記吊下げ装置を前記壁等の支持体に固定された
取付け手段から吊下げる、ことを特徴とする壁等の支持体への発泡ボードの取付け
方法
（１９）前記吊下げ装置の本体が相互に非平行である上
部セグメントと下部セグメントとを有しており、該下部
セグメントは前記挿入突起に対してより近くに位置して
おり、前記本体の回動を前記下部セグメントが前記発泡
ボードの表面に実質的に平行になるまで行う請求項１８
に記載の発泡ボードの取付け方法。
（２０）前記発泡ボードがスキンを有しており、該発泡
ボードに対する前記吊下げ装置の挿入の際に、前記挿入
突起が前記スキンを貫通するようにした請求項１８に記
載の発泡ボードの取付け方法。
（２１）圧縮可能な材料を含む物品を壁等の支持体に取
付けるための方法であって、（ａ）本体と少なくとも１個の挿入突起とを有する吊下
げ装置を前記物品の圧縮可能な材料に挿入固定するに際
し、前記本体を前記物品の外側に位置させたままで前記
挿入突起を前記材料内に上向きに挿入させ、（ｂ）前記本体を回動させて前記物品の圧縮可能な材料
の少なくとも一部を圧縮せしめ、（ｃ）前記吊下げ装置
を前記壁等の支持体に固定された取付け手段から吊下げ
る、ことを特徴とする壁等の支持体への物品の取付け方法
（２２）前記吊下げ装置の本体が相互に非平行である上
部セグメントと下部セグメントとを有しており、該下部
セグメントは前記挿入突起に対してより近くに位置して
おり、前記本体の回動を前記下部セグメントが前記物品
の表面に実質的に平行になるまで行う請求項２１に記載
の物品の取付け方法。
（２３）前記物品がスキンを有しており、該物品に対す
る前記吊下げ装置の挿入の際に、前記挿入突起が前記ス
キンを貫通するようにした請求項２１に記載の物品の取
付け方法。