JPH022099Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH022099Y2
JPH022099Y2 JP14664583U JP14664583U JPH022099Y2 JP H022099 Y2 JPH022099 Y2 JP H022099Y2 JP 14664583 U JP14664583 U JP 14664583U JP 14664583 U JP14664583 U JP 14664583U JP H022099 Y2 JPH022099 Y2 JP H022099Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
disk
caliper
pads
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14664583U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6052429U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14664583U priority Critical patent/JPS6052429U/ja
Publication of JPS6052429U publication Critical patent/JPS6052429U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH022099Y2 publication Critical patent/JPH022099Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車のデイスクブレーキにおい
て、キヤリパを支持すると共に、パッドのデイス
クとの同行回転を阻止するトルク受け装置に関す
る。
従来、デイスクブレーキには例えば実公昭53−
32207号公報に示されるもがある。この構成では、
デイスクの両側にブレーキパッドが配置され、こ
れらパッドを支持すると共に同パッドをデイスク
に摩擦係合させるキヤリパが設けられる。一方、
車体固定側にトルクプレートが設けられ、上記パ
ッドのデイスクへの摩擦係合時にパッドをデイス
ク軸方向に摺動自在に当接させると共にパッドの
上記回転を阻止するストツパ面が上記トルクプレ
ートに形成され、かつ、キヤリパを支持するトル
ク受けピンが同上トルクプレートに支持される。
上記構成において、ブレーキ操作時には、パッ
ドはストツパ面を摺動してデイスクに摩擦係合
し、このパッドは、デイスクと共に回転しようと
するのをストツパ面によつて阻止される。この場
合、パッドの摺動量に対応してストツパ面の長さ
を十分に採ることが好ましく、また、キヤリパを
支持する上で、トルク受けピンはトルクプレート
に剛性大に支持させることが好ましい。そこで、
これらの点に鑑みて、トルクプレートを厚肉にす
ることが考えられるが、これを単に厚肉とすれば
このようなトルクプレートを有するデイスクブレ
ーキの嵩や重量が過大になるおそれがある。
この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、デイスクブレーキの嵩や重量が過大
となることを抑制して、ブレーキパッドに摺接す
るトルクプレートのストツパ面を延長し、かつ、
キヤリパを同トルクプレートに剛性大に支持させ
ることを目的とする。
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、自動車のデイスクブレーキにおい
て、トルクプレートの一側面に局部的に補助プレ
ートが重合溶接され、デイスクへの摩擦係合時に
パッドをデイスク軸方向に摺動自在に当接させる
と共にパッドの上記回転を阻止するストツパ面が
上記両プレートに跨つて形成され、かつ、キヤリ
パを支持する支持部材が同上両プレートに跨つて
ねじ止めされている点にある。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
自動車の車体固定側1には車軸2が突設され、
この車軸2に軸受3を介してハブ4が軸心回り回
動自在に設けられる。このハブ4には車輪5が設
けられ、この車輪5に対してデイスクブレーキ6
が設けられる。
以下、上記デイスクブレーキ6について説明す
る。上記ハブ4にはブレーキデイスク7が設けら
れ、このデイスク7の両側にはブレーキパッド
8,8′がそれぞれ配置され、これらパッド8,
8′はデイスク7に摩擦係合する摩擦パッド8a
と、この摩擦パッド8aの背面に固着されるパッ
ド裏金8bとをそれぞれ有している。
9はキヤリパで、上記パッド8,8′を囲むよ
うに設けられる枠状のキヤリパ本体11と、この
キヤリパ本体11に形成されるシリンダ12と、
このシリンダ12内に挿入されるピストン13と
を有している。このキヤリパ本体11にはデイス
ク7軸心と平行な軸心を有する支持ピン14,1
4が架設される。上記パッド8,8′のうちピス
トン13側のパッド8′がこれら支持ピン14,
14に軸方向摺動自在に支持され、他方のパッド
8はこれら支持ピン14,14に支持される。そ
して、ブレーキ操作時には、油圧によりピストン
13が進出し、このピストン13でパッド8′が
デイスク7軸方向に押圧されて移動する。一方、
パッド8′の移動に伴いキヤリパ9が引き寄せら
れ、これと同行するパッド8が上記パッド8′と
共にデイスク7に摩擦係合せしめられる。この摩
擦係合したパッド8,8′がデイスク7と同行回
転することを阻止すると共にキヤリパ9を支持す
るトルク受け手段16が設けられる。
上記トルク受け手段16について説明すると、
上記車体固定側1にトルクプレート17が支持さ
れる。このトルクプレート17の一側面に局部的
に補助プレート18,18が重合溶接され、これ
ら両プレート17,18に跨つてストツパ面19
が形成される。このストツパ面19は、上記パッ
ド8,8′がデイスク7へ摩擦係合するとき、こ
のパッド8,8′をデイスク7軸方向に摺動自在
に当接させると共に、パッド8,8′のデイスク
7との同行回転を阻止するよう形成される。ま
た、キヤリパ9にはブツシユ21を介してボルト
状の支持部材22がデイスク7軸方向に摺動自在
に設けられる。一方、同上両プレート17,18
に跨つてねじ孔23が形成されると共にこのねじ
孔23に支持部材22がねじ止めされる。この支
持部材22によりキヤリパ9がデイスク7軸方向
に摺動自在に支持され、パッド8,8′のデイス
ク7への係合圧力でキヤリパ9がブツシユ21に
沿つて移動し、パッド8,8′のデイスク7への
係合圧力が均一化される。
この考案によれば、デイスクへの摩擦係合時に
パッドを摺動自在に当接させると共にパッドの回
転を阻止するストツパ面が、重合溶接されたトル
クプレートと補助プレートとに跨つて形成された
ため、ストツパ面の延長がなされてブレーキ操作
時のパッドの摺動動作に十分対応できる。また、
上記両プレートに跨つてキヤリパ用支持部材がね
じ止めされているため、その螺合部を長くでき、
よつて、キヤリパをトルクプレートに剛性大に支
持させることができる。しかも、上記補助プレー
トはトルクプレートの一側面に局部的に設けられ
るものであるから、デイスクブレーキの嵩や重量
が過大となることは抑制される。また、補助プレ
ートは溶接されるものであるから、デイスクブレ
ーキの特性に応じて種々の肉厚のものを選択して
容易に取り付けることができ、よつて、ストツパ
面や支持部材の螺合部の適正な長さを容易に得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はその縦
断面図、第2図は第1図の−線矢視図、第3
図は第1図の−線矢視図、第4図は第3図の
−線矢視断面図である。 1……車体固定側、6……デイスクブレーキ、
7……デイスク、8,8′……パッド、9……キ
ヤリパ、16……トルク受け手段、17……トル
クプレート、18……補助プレート、19……ス
トツパ面、22……支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレーキデイスクの両側にブレーキパッドがそ
    れぞれ配置され、これらパッドをデイスクに摩擦
    係合させるキヤリパが設けられ、一方、このパッ
    ドのデイスクとの同行回転を阻止すると共にキヤ
    リパを支持するトルク受け手段が設けられた自動
    車のデイスクブレーキにおいて、上記トルク受け
    手段が、車体固定側に支持されたトルクプレート
    と、このトルクプレートの一側面に局部的に重合
    溶接された補助プレートとを有し、デイスクへの
    パッドの摩擦係合時にこのパッドをデイスク軸方
    向に摺動自在に当接させると共にパッドの上記回
    転を阻止するストツパ面が上記両プレートに跨つ
    て形成され、かつ、キヤリパを支持する支持部材
    が同上両プレートに跨つてねじ止めされているこ
    とを特徴とするデイスクブレーキのトルク受け装
    置。
JP14664583U 1983-09-20 1983-09-20 ディスクブレ−キのトルク受け装置 Granted JPS6052429U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14664583U JPS6052429U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 ディスクブレ−キのトルク受け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14664583U JPS6052429U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 ディスクブレ−キのトルク受け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6052429U JPS6052429U (ja) 1985-04-12
JPH022099Y2 true JPH022099Y2 (ja) 1990-01-18

Family

ID=30326360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14664583U Granted JPS6052429U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 ディスクブレ−キのトルク受け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6052429U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005240904A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Nissin Kogyo Co Ltd 車両用ディスクブレーキ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6052429U (ja) 1985-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3310135A (en) Spot-type disc brake
US3145806A (en) Spot type disc brakes
JPH0424579B2 (ja)
JPS6336175Y2 (ja)
JPH11108087A (ja) ディスクブレーキ
JPH022099Y2 (ja)
JPH031627Y2 (ja)
JPS59133836A (ja) 摺動キヤリパデイスクブレ−キ
JPH0312975Y2 (ja)
JPS63103782A (ja) ディスク・ブレーキ機構
JPH038813Y2 (ja)
JPH0285035U (ja)
JPH03118328U (ja)
JPH0325030U (ja)
JPS5851465Y2 (ja) ドラムブレ−キ
JPS5840355Y2 (ja) デイスクブレ−キ装置
JPH0755393Y2 (ja) ピンスライド型車両用ディスクブレーキのスライドピン
JPH0247772Y2 (ja)
JPS627862Y2 (ja)
JPH032021Y2 (ja)
JPS6319630Y2 (ja)
JPS5910435Y2 (ja) デイスクブレ−キにおけるピストンおよび可動摩擦パツドの回止め装置
JPS6238030Y2 (ja)
JPS61204034U (ja)
JPS6337531Y2 (ja)