JPH02209694A - 管内補修装置 - Google Patents

管内補修装置

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JPH02209694A
JPH02209694A JP1028262A JP2826289A JPH02209694A JP H02209694 A JPH02209694 A JP H02209694A JP 1028262 A JP1028262 A JP 1028262A JP 2826289 A JP2826289 A JP 2826289A JP H02209694 A JPH02209694 A JP H02209694A
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Masayuki Hori
正幸 堀
Tomoji Fujisawa
友二 藤澤
Masatatsu Miura
三浦 正達
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JFE Engineering Corp
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Electric Power Development Co Ltd
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Nippon Kokan Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/18Appliances for use in repairing pipes

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、傾斜部やベンド部を有する大径管の補修に用
いられる自走式の管内補修装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、水路管のような大径管の塗装や溶接補修作業は、
作業者が管内に入り、足場を組むなどして手作業で行な
われるのが通常である。しかし、管内は滑り易くその作
業には大きな危険を伴う上、総て人力による作業で、し
かも足場を組む等の必要から作業性が非常に悪く、この
ため補修に日数がかかり、必然的にコスト高となる。
従来、管内腐食検査を目的とした走行装置として、第1
3図(a) 、 (b)に示すような走行ローラ8を備
えた車両形式の装置7が広く用いられているが、この装
置は単に腐食検査を目的としたもので、補修作業を行な
えるようなものではない。
また、いずれにしてもこの種の装置は水路管のような大
きな傾斜を持つ管内では重力の影響で走行できず、また
管のベンド部や縮管部もうまく通過できないという難点
がある。
また、本発明者等は特に水路管のような傾斜大径管の走
行に好適な装置を開発し、先に特願昭61−17107
1号等として提案した。この装置は第14図(a)、(
b)に示すように、センター部12から放射状に伸びた
複数の脚部13にステアリング機構を有する走行ローラ
14を備えたもので、走行ローラ14を脚部を介して管
壁に押しつけるとともに、ステアリングを切りながら回
転させ、これによって装置全体を螺旋状に回転させつつ
進ませるようにしたものである。
しかし、この装置も補修機能を備えたものではなく、実
際、塗装装置や溶接装置等の重量物を搭載して安定した
走行ができるような構造とは言い難い。事実、本発明者
等のその後の研究により、上記装置11は走行ローラ1
4を管壁に押しつける力だけで装置全体を支えているた
め、走行が不安定になりやすく、特に管のベンド部、伸
縮継手部、凹凸部等を通過する際バランスを崩すような
場合があることが判った。
本発明はこのような問題に鑑みなされたもので、傾斜管
内を自在且つ安定して走行でき、しかも、補修箇所の塗
装等を適切に行なうことができる自走式の管内補修装置
を提供せんとするものである。
〔課題を解決する手段〕
このため本願第1の発明は、センター部、該センター部
から外方に向かって放射状に設けられる3本以上の伸縮
可能な脚部および該脚部の先端に設けられる駆動部を備
えた1対の平行な走行体と、この走行体をそのセンター
部を介して連結する連結体と、前記走行体または走行体
間に設けられる連結梁に取付けられる塗装装置および塗
装前処理用の研掃装置とからなっている。前記各駆動部
は走行ローラ、該走行ローラの駆動装置およびステアリ
ング機構を備え、前記脚部により駆動部を管内壁に押し
っけえるよう構成されている。
また本願第2の発明は、上記塗装装置および塗装前処理
用の研掃装置に加え、走行体間に設けられる連結梁に溶
接装置および溶接前処理用の研磨装置を取付けたもので
ある。
前記駆動部を管壁に押し付ける手段としては、シリンダ
、スプリング装置等、適宜なものを用いることができる
〔作 用〕
装置は脚部を管径りに応じて伸縮させて管内に装入され
る。管内では脚部を介して各駆動部を管内壁に押しつけ
るとともに、走行ローラをステアリング機構によって管
径方向から管軸方向に傾け、走行ローラを駆動させて装
置を走行させる。これにより、装置は管内を螺旋状に回
転し、管軸方向に走行する。傾斜管においては、管壁と
走行ローラとの間の摩擦力が重力による管軸方向の力と
釣り合い、走行が可能となる。
本発明の装置は、構造的に重心が1対の走行体の間にあ
るため安定であり、加えて、両走行体の走行ローラを総
て管壁に押しつけて走行するため、補修用の各装置を搭
載しているにもかかわらず安定した走行が可能となる。
また、ベンド部通過の際も、各走行体の駆動部が管内壁
に常に押し当てられて走行するため。
各走行体が互いの走行に悪影響を与えるようなことなく
、ベンド部にならって走行させることができる。
装置は補修箇所で停止し、搭載したTVカメラ等を利用
して各補修用装置の遠隔操作がなされ、補修作業が行な
われる。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
る。
装置Aは1対の走行体1a、lbと、これを連結する棒
状の連結体2と、走行体間に設けられる連結梁に取付け
られる補修用装置とからなっている。
前記各走行体1は、センター部3と、このセンター部か
ら四方に放射状に延出する4本の脚部4と、この各脚部
の先端に設けられた駆動部5とを備えている。
本実施例では、センター部3を挾んで対向する駆動部5
を、センター部を貫通する伸縮体23で連結し、この伸
縮体23の両側を、センター部3を挟んで対向する駆動
部5の脚部4としたものである。
前記センター部3は、走行体重の中心をなすもので、脚
部4の保持部であるとともに、検査装置(図示せず)等
の機器を取付ける部分でもある。
以下、一方の走行体1の構造について説明すると、走行
体1は、検査装置等を備えることができるセンター部3
、該センター部を中心としてその周囲に配置される複数
の駆動部5A、 、 5A、 。
5B1.5B、、センター部を挟んで対向する駆動部ど
うしを連結し、且つセンター部を貫通する伸縮体23A
 、 23B、センター部を対向する駆動部間に位置せ
しめるためのセンタリング装置25A 、 25Bから
構成されている。
前記センター部3には、−の伸縮体23Aを構成する1
対のシリンダ装置を挿通させるための1対の貫通ガイド
孔26Aが形成され、さらにこの貫通ガイド孔26Aと
直交する方向に、他の伸縮体23Bを構成するシリンダ
装置を挿通させるため1対の貫通ガイド孔26Bが形成
されている。
各駆動部5は、管内面と対向する側の前後左右の4カ所
に走行ローラ6を有している。この各走行ローラ6はス
テアリング機構(図示せず)を有している。また各駆動
部5は走行ローラの駆動装置(図示せず)を有している
前記伸縮体23A 、 23Bは対向する駆動部どうし
を連結するもので、前者がセンター部3を挟んで対向す
る駆動部5A工と5A2を、また後者が同じく対向する
駆動部5B1と5B、をそれぞれ連結し、これら両押縮
体はセンター部3内で交差している。
各伸縮体は、ロッド271が反対方向に延出する平行な
1対のシリンダ装置27により構成されており、伸縮体
23Aを構成する1対のシリンダ装置27(シリンダ本
体270)がセンター部3の貫通ガイド孔26Aに、ま
た伸縮体23Bを構成する1対のシリンダ装置27(シ
リンダ本体270)が貫通ガイド孔26Bにそれぞれ進
退可能に挿通されている。
そして、各伸縮体は、これを構成する1対のシリンダ装
置27のうち、一方のシリンダ装置のシリンダ本体27
0と他方のシリンダ装置のロッド271とが各駆動部に
接続され、これによってセンター部を挟んで対向する駆
動部を連結している。
前記センタリング装置25A 、 25Bは伸縮体23
A、23Bに対応して設けられている。各センタリング
装置は伸縮体を構成する1対のシリンダ装置27のシリ
ンダ本体270について、その対向面にそれぞれ付設さ
れるラック体28と、両シリンダ本体270間に位置し
て両ラック体28と噛合すべくセンター部3の中央に設
けられるピニオン29とから構成されている。伸縮体は
これを構成する1対のシリンダ装置27のロッド271
を進退させることにより伸縮するが、ピニオン29が両
シリンダ装置271のラック体28に噛み合っているこ
とにより、両シリンダ27はピニオン29を中心とした
両側の長さが常に等しく、この結果センター部3は伸縮
体の伸縮の程度にかかわらず、対向する駆動部間の中央
に常にセンタリングされることになる。つまり、180
m反対方向に伸びる脚部4の長さは常に等しくなる。
以上のような構造の1対の走行体1a、Ibは、各複数
の脚部4を含む平面が平行になるようにして、連結体2
で連結されている。連結体2は棒状体であり、その各端
が走行体1a、lbの各センター部3に固定されている
さらに、両走行体1a、lbの向かい合った駆動部5間
にはそれぞれ連結梁30が設けられ、そのうちの1つの
連結梁には、塗装装置31および塗装前処理用の研掃装
置32が梁長手方向移動可能に設けられている。
これら補修用の装置は、回動・旋回可能な多軸アーム3
3.34を有し、該アームの先端に塗装機310、研掃
機320(ブラッシング装置)がそれぞれ設けられてい
る。
各多軸アーム33,34は、その基部330,340を
介して連結梁30にスライド可能に取付けられ、連結梁
30に設けられたスクリュー軸35.35 ’によって
それぞれ別個に梁長手方向に沿って移動できるようにな
っている。各基部330,340は、各々対応する前記
スクリュー軸35.35 ’に外挿されるナツト部材(
図示せず)を有している。各スクリュー軸35.35 
’はそれぞれ別の駆動モータ36により別個に駆動する
ようになっている。なお、この多軸アームのスライド機
構としては、スクリュー軸以外の適宜な手段を用いるこ
とができる。なお、48はアーム回動駆動用のモータで
ある。
塗装装置31および研掃装置32は複数の連結梁30に
それぞれ設けることができる。
連結体2には補修箇所等を観察するためのTVカメラ3
7が取付けられている。
1対の走行体1a、Ibの間隔は、装置の走行安定性の
面からはある程度大きい方が好ましいが、過度に大きい
と管ベンド部の通過に支障をきたす、この点を考慮し、
上記間隔は適用すべき管径りに対し、0.50−D程度
とすることが好ましい。
なお、各走行体1の脚部および駆動部5は3つ以上適当
敷設けることができる。
また、駆動部5の振れを防止するため、図中仮想線で示
すような隣接する駆動部間を連結するシリンダ装置24
も設けることができる。
このシリンダ装置24は、そのシリンダ本体240を隣
接する駆動部の一方に、またロッド241を他方の駆動
部にそれぞれ枢着接続し、隣接する駆動部どうしを連結
する。このシリンダ装置24は隣接する駆動部間で1対
設けることにより、駆動部の左右の振れを適切に防止す
ることができる。隣接する駆動部間がシリンダ装置24
で連結されることにより、装置の外縁部は環を構成する
ことになる。
なお、このシリンダ装置24に代えスプリングを内蔵し
た伸縮体を連結部材として用いることもできる。
また、駆動部5の各走行ローラ6を管内壁に常に適切に
押し付けるようにするため、第5図に示すようにシリン
ダ本体270の後端にさらに別の小型のシリンダ装置6
0(シリンダ本体600)を連結し、このシリンダ装置
60を介して駆動部5に連結するような構造とすること
ができる。
第7図および第8図は本願第2の発明の一実施例を示す
もので、上記実施例の構成加え、他の連続梁30に溶接
装置38および溶接前処理用の研磨装置39が梁長手方
向移動可能に設けられている。
これら補修用の装置も、回動可能な多軸アーム45.4
6を有し、該アームの先端に溶接トーチ380、研磨機
390(グラインダ装置)がそれぞれ設けられている。
各多軸アーム45,46はその基部450.460を介
して連結梁30にスライド可能に取付けられ、連結梁3
0に設けられたスクリュー軸40.40 ’によってそ
れぞれ別個に梁長手方向に沿って移動できるようになっ
ている。各基部450.460は、各々対応する前記ク
リユー軸40.40’に外挿されるナツト部材(図示せ
ず)を有している。各スクリュー軸40.40’はそれ
ぞれ別の駆動モータ47により別個に駆動する。なお、
この多軸アームのスライド機構も、スクリュー軸以外の
適宜な手段を用いることができる。なお、49はアーム
回動駆動用のモータ、59は溶接ワイヤドラムである。
溶接装置38および研磨装置39も複数の連結梁30に
それぞれ設けることができる。
なお、その他の構成は第1図ないし第4図に示すものと
同様であるので、同一の符号を付してその説明は省略す
る。
第9図は本発明の他の実施例を示すもので、塗装装置3
1および研掃装置32を、連結梁ではなく装置前部また
は後部の走行体の駆動部5に設けたものである。
このような構造では、管内周の全面塗装を塗装面に走行
ローラの跡を付けるようなことな〈実施することができ
る。
塗装装置31および研掃装置32は180°反対側の駆
動部5Aよ、5A2の前面にそれぞれ取付けられている
。なお、これらの装置も第4図と同様、多軸アームを備
え、且つ管軸方向で所定の範囲スライド移動できるよう
になっている。
その他の構成は、上述した実施例と同様であるので同一
の符号を付してその説明は省略する。
なお、場合によっては、溶接装置38および研磨装置3
9も本実施例の塗装装置、研掃装置と同様、走行体の前
部または後部に設けるようにしてもよい。
第10図および第11図は本発明の他の実施例を示すも
ので、各走行体の脚部4をスプリングにより管内壁に押
し付けるようにした形式のものである。
前記各脚部4は伸縮可能に構成され、一端がセンター部
3に固定されている1脚部4はセンター部3に固定され
た軸状の第1部材41と、この第1部材41にスライダ
ー43を介してスライド可能に取付けられた第2部材4
2とから構成され、このスライダー43の第1部材41
に対するスライド移動により伸長、縮小する。
前記スライダー43は、第1部材41のスライドガイド
部を嵌挿すべき取付穴を有しており、この取付穴を介し
て第1部材にスライド可能に取付けられている。なお、
第1部材41のスライドガイド部は、スライダー43の
回転を防止するため、断面角形状に構成されている。
この脚部4は、駆動部5を走行体径方向外方に付勢して
管内壁に押し付けるための手段を有している。本実施例
では第1部材41にスプリング15(コイルスプリング
)が外挿され、このスプリング15がスライダー43お
よび第2部材42を介して駆動部5を付勢するよう構成
されている。本実施例では各脚部に2本のスプリング1
5が取付けられているが、管壁への必要な押圧力が得ら
れればスプリングは1つでもよい。なお、44は各スプ
リング15の一端側を係止するための係止部である。
前記駆動部5は第2部材42の先端に設けられた走行ロ
ーラ6と、この走行ローラ駆動装置16(モータ)と、
走行ローラのステアリング機構17とからなっている。
前記走行ローラ6は、ブラケット18を介して支持され
、該ブラケット18に前記駆動装置16が取付けられて
いる。
前記ステアリング機構17は、ブラケット18を支持し
、第2部材42に回転可能に取付けられたステアリング
軸19と、このステアリング軸に設けられたギア20と
、主軸にこのギアに噛み合うピニオン21を有し、第2
部材42に取付けられた駆動モータ22とからなってお
り、駆動モータ22によりステアリング軸19を回転さ
せることにより走行ローラ6のステアリングを行なう。
そして、この実施例でも両走行体1a、lbの向かい合
った駆動部5間にはそれぞれ連結梁30が設けられ、そ
のうちの1つに第4図に示すような構造の塗装装置31
および研掃装置32が設けられている。また、他の連続
梁30には第8図に示すような構造の溶接装置38およ
び研磨装置39を設けることができる。
また、本実施例のような形式の装置でも、塗装装置31
および研掃装置32を、第9図に示すように走行体の駆
動部5に設けるようにすることもできる。
次に以上のような補修装置の使用法および作用を第1図
ないし第4図に示すものを例に説明する。
装置は通常管内で組み立てられ、各駆動部5Aよ〜5B
□の走行ローラ6が管内面に当接せしめられる。センタ
ー部3を挟んで対向する駆動部の各走行ローラ6は、伸
縮体23A 、 23Bの作用によって管−内面Bに圧
接され、これにより傾斜管における装置の保持作用が得
られる。装置は、伸縮体23A 、 23Bの伸縮によ
って対向する駆動部間の間隔を変化させ、これにより適
用する管の管径に応じて装置の外径を変化させることが
できる。
伸縮体23A 、 23Bの伸縮はこれを構成する1対
のシリンダ装置27を同期して作動させることにより行
なうが、センタリング装置25A 、 25Bの作用に
より、対向する駆動部の間隔の程度にかかわらず、セン
ター3は常に対向する駆動部間に位置し、この結果、装
置はセンター部3が複数の駆動部の常に中心に位置した
形状に保持される。
装置を動かす場合には、第12図に示すようにステアリ
ング機構により各走行ローラ6の向き(走行方向)を管
径方向から管軸方向に傾けた状態(ステアリング角度を
付した状態)とする。
そして、この状態で各駆動部5の走行ローラ6を駆動さ
せると、装置は管周方向に沿って回転しながら上記ステ
アリング角度により管軸方向に移行する。各駆動部5の
動作をみると、これらは管内面Bに沿って螺旋上に走行
することになる。
走行中管径が変化する場合でも、これに応じて伸縮体2
3A 、 23Bが伸縮し、各駆動部5の走行ローラ6
を常に管内面に圧接させる。
第6図は、本発明装置による補修作業状況を示したもの
で、装置Aは、連結棒50を介して塗料タンク52およ
び硬化剤タンク53を搭載した台車51を牽引している
。連結体50は装置Aにロータリコネクタ54を介して
連結される。塗料および硬化剤はそれぞれのタンクから
必要量抜き出されて攪拌された後、ポンプで加圧されて
供給管55およびロータリコネクタ54を経て装置Aの
塗装装置31に供給される。
また、56は安全ワイヤ、57は電源ケーブル、58は
この電源ケーブルの案内管であり、電源ケーブル57も
前記ロータリコネクタ54を介して装置Aに接続されて
いる。
補修作業を行なう場合、装置Aは第6図に示すようにし
て欠陥場所まで走行し、塗装装置31および研掃装置3
2が届く範囲で停止する。連結体2に設けられたTVカ
メラ37により監視しながら、遠隔操作によりまず研掃
装置32を補修位置までスライド移動させ、補修箇所の
研掃(ブラッシング)を行なわせる。研掃作業終了後、
研掃装置32を移動させて、こんどは塗装装置31を補
修箇所まで移動させ、塗装作業を行なわせる。
なお、溶接補修を行なう場合でも、研磨装置39と溶接
装置38を上記と同様に遠隔操作により動作させ、補修
箇所の研磨および溶接を行なう。
また、溶接補修を行なう場合には、装置への走行停止後
、走行電源を溶接電源にリレーで切り替え、研磨、溶接
作業を行なう。また、溶接のシールドガスは、台車51
に搭載されたボンベ(図示せず)から供給管(図示せず
)およびロータリコネクタ54を経て溶接装置38に供
給される。
〔発明の効果〕
以上述べた本発明によれば、安定した構造を有するため
、補修用の装置類を搭載しつつ傾斜管を安定して走行で
きるだけでなく、ペンド部や凹凸部を走行する際もバラ
ンスを崩して倒れるようなおそれがほとんどない。また
所定の間隔を有する両走行体の走行ローラが装置全体を
管壁に対して支えるため、走行ローラの管壁に対する押
圧力を小さくでき、このため走行抵抗を減少させ、少な
い動力で走行させるとができる。そして、補修箇所で適
宜走行を停止させ、塗装や溶接などの補修を能率的に行
なわしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は側面図、第2図は正面図、第3図は第1図中m
−m線に沿う断面図、第4図は塗装装置および研掃装置
の斜視図である。第5図は伸縮体の他の実施例を示す説
明図である。第6図は第1図ないし第4図に示す装置に
よる塗装補修作業状況を示す説明図である。第7図およ
び第8図は本願筒2の発明の一実施例を示すもので、第
7図は側面図、第8図は溶接装置および研磨装置の斜視
図である。第9図は本発明の他の実施例を示す側面図で
ある。第10図および第11図は本発明の他の実施例を
示すもので、第10図は正面図、第11図は第10図ト
1線に沿う断面図である。第12図は走行ローラのステ
アリング方向を示す説明図である。第13図(a)、(
b)は従来の走行装置を示すもので第13図(a)は正
面図、第13図(b)は側面図である。第14図(a)
、(b)は本発明者等が先に提案した走行装置を示すも
ので。 第14図(a)は正面図、第14図(b)は側断面図で
ある。 図において、1.la、lbは走行体、2は連結体。 3はセンター部、4は脚部、5は駆動部、6は走行ロー
ラ、30は連結梁、31は塗装装置、32は研掃装置、
38は溶接装置、39は研磨装置を各示す。 第 図 第 図 第 図 第 図 會 図 第 図 第 8・ 図 らq 第 図 第 図 第 1゜ 図 メT ― 1丁 第 醜 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)センター部、該センター部から外方に向かって放
    射状に設けられる3本以上の伸縮可能な脚部および該脚
    部の先端に設けられる駆動部を備えた1対の平行な走行
    体と、該走行体をそのセンター部を介して連結する連結
    体と、前記走行体または走行体間に設けられる連結梁に
    取付けられる塗装装置および塗装前処理用の研掃装置と
    からなり、前記各駆動部は走行ローラ、該走行ローラの
    駆動装置およびステアリング機構を備え、前記脚部によ
    り駆動部を管内壁に押し付け得るよう構成されてなる大
    径管内補修装置。
  2. (2)センター部、該センター部から外方に向かって放
    射状に設けられる3本以上の伸縮可能な脚部および該脚
    部の先端に設けられる駆動部を備えた1対の平行な走行
    体と、該走行体をそのセンター部を介して連結する連結
    体と、前記走行体または走行体間に設けられる連結梁に
    取付けられる塗装装置および塗装前処理用の研掃装置と
    、走行体間に設けられる連結梁に取付けられる溶接装置
    および溶接前処理用の研磨装置とからなり、前記各駆動
    部は走行ローラ、該走行ローラの駆動装置およびステア
    リング機構を備え、前記脚部により駆動部を管内壁に押
    し付け得るよう構成されてなる大径管内補修装置。
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