JPH022084Y2 - - Google Patents

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JPH022084Y2
JPH022084Y2 JP1983117926U JP11792683U JPH022084Y2 JP H022084 Y2 JPH022084 Y2 JP H022084Y2 JP 1983117926 U JP1983117926 U JP 1983117926U JP 11792683 U JP11792683 U JP 11792683U JP H022084 Y2 JPH022084 Y2 JP H022084Y2
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JP
Japan
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cab
roller
vehicle frame
cables
cable
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Application number
JP1983117926U
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English (en)
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JPS6024926U (ja
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はる車両に配設される伝導ケーブルの案
内装置に関するものである。
[従来の技術] キヤブオーバ型トラツクでは、キヤブを車枠に
弾性的に支持して乗り心地を改善したものが提案
されている。このような懸架式キヤブでは、キヤ
ブの内部に配設される速度計や駐車ブレーキレバ
ーと、車枠に配設される作動機器とを連結する伝
導ケーブルが、キヤブの上下振動に伴つて無理に
湾曲され、また車体の隣接部分と摺接して損傷す
る恐れがある。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の目的は上述の問題に鑑み、構成が簡単
でキヤブの上下振動やチルト操作に対して伝導ケ
ーブルが円滑に案内される、車両の伝導ケーブル
案内装置を提供することにある。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成は懸
架式キヤブの速度計、駐車ブレーキレバーなどと
車体各部の動作部とを連結する伝導ケーブルを互
いに引き揃えてキヤブの底壁から車枠の側方へ引
き出し、車枠の側壁に支持した1対の前後方向の
軸のフランジ付ローラと平ローラとの間へ挿通案
内したものである。
[作用] 懸架式キヤブ16の上下振動に際し、速度計や
駐車ブレーキなどの伝導ケーブルは、互いに引き
揃えられて車枠10の案内装置6のフランジ付き
ローラ21と平ローラ24の間で上下に円滑に移
動するので、速度計や駐車ブレーキと案内装置6
との間の伝導ケーブルの弛みが吸収されると同時
に無理な緊張が緩和される。したがつて、車枠1
0やキヤブ16の突起物との引掛りや摩擦接触に
よる伝導ケーブルの損傷が防止され、またキヤブ
10のチルト操作を妨げないだけの伝導ケーブル
の余裕が保持される。
フランジ付きローラ21のフランジ21aは伝
導ケーブルを引き揃えた状態に維持するととも
に、ローラからの脱落を防止する。
[考案の実施例] 第1図に示すように、キヤブオーバ型車両は車
輪9を支持する車枠10に対し、キヤブ16が後
端部をばね12により、前端部をU字形に湾曲さ
れた板ばね2によりそれぞれ支持され、またリン
ク18の一端がピン4により車枠10に、他端が
ピン3によりキヤブ16にそれぞれ連結される。
キヤブ16の内部に配設される速度計15に回
転を伝える伝導ケーブル17は、キヤブ16の前
方底部を貫通して下方へ延び、車枠10の案内装
置6,7,8を経て、図示してない変速機の出力
軸に回転結合される。また、駐車ブレーキレバー
14の操作による引張力を伝達する伝導ケーブル
13は、案内装置6,7,8を経て図示してない
ブレーキ出力部に接続される。
第2図に示すように、車枠10の前端部にバン
パ5を支持するためのブラケツト30が溶接など
により結合される。本考案による案内装置6は、
フランジ付きローラと平ローラとからなり、フラ
ンジ付きローラ21を支持する軸22が、車枠1
0の側壁面と平行かつ前後方向に延びるように、
一端部をブラケツト30に支持され、他端部22
aを環状に折り曲げられ、ボルト25とナツトに
より車枠10に固定される。
第3,4図に示すように、軸22と平行に、平
ローラ24を支持する軸23が一端部をブラケツ
ト30に支持され、他端部23aをボルト25と
ナツト26により車枠10の側壁面に支持され
る。平ローラ24とフランジ付きローラ21との
間に、上下方向に延びる伝導ケーブル17,13
やタコメータと機関のクランク軸とを回転結合す
る伝導ケーブルなどが引き揃えられて案内支持さ
れる。
案内装置7,8も案内装置6とほぼ同様に構成
される。しかし、この場合はローラを支持する軸
は車体の横方向に延びるように支持される。
上述の構成した案内装置において、路面の変化
に伴う車枠10の上下振動に対し、板ばね2とば
ね12によりキヤブ16の振動が減衰される。キ
ヤブ16と車枠10との相対的上下運動に対し
て、伝導ケーブル17,13は車枠10の前端部
で、平ローラ24とフランジ付きローラ21から
なる案内装置6に案内されて上下に移動するか
ら、従来のように伝導ケーブルが車枠やキヤブの
突起物などに引つ掛り、または車枠やキヤブと摩
擦接触するなどによる損傷が防止される。
また、平ローラ24とフランジ付きローラ21
は軸方向に幾分移動し得るので、キヤブ16の上
下振動やキヤブ16のチルト操作に際し、伝導ケ
ーブル17,13が平ローラ24やフランジ付き
ローラ21と一緒に左右に移動し、伝導ケーブル
の無理な緊張による損傷が防止される。
複数の案内装置6,7のローラの軸が互いに直
交する関係に配設されるので、これらの案内装置
の間で伝導ケーブルが相互に引き揃えられ、弛み
がなく、適正に緊張された状態が維持される。
案内装置は、1対のローラを支持するために、
ローラの軸の一端に取付端部を形成したから、車
枠に取付ブラケツトを設ける必要がなく、製造コ
ストが最小限度に抑えられ、またバンパの取付ブ
ラケツトの穴へローラの軸を挿通支持したから、
車枠への組付けが簡単である。
[考案の効果] 本考案は上述のように、懸架式キヤブの速度
計、駐車ブレーキレバーなどと車体各部の動作部
とを連結する伝導ケーブルを互いに引き揃えてキ
ヤブの底壁から車枠の側方へ引き出し、車枠の側
壁に支持した1対の前後方向の軸にフランジ付ロ
ーラと平ローラとの間へ挿通案内したから、懸架
式キヤブの上下振動に際し、速度計や駐車ブレー
キなどの伝導ケーブルは、互いに引き揃えられて
案内装置のフランジ付きローラと平ローラの間で
上下に円滑に移動するので、伝導ケーブルの弛み
が吸収されると同時に無理な緊張が緩和される。
したがつて、車枠やキヤブの突起物との引掛りや
摩擦接触による伝導ケーブルの損傷が防止され、
またキヤブのチルト操作を妨げないだけの伝導ケ
ーブルの余裕が保持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る伝導ケーブル案内装置を
備えた車両の概略構成図、第2図は同装置の側面
図、第3図は同平面図、第4図は同正面断面図で
ある。 6,7,8:案内装置、10:車枠、13:伝
導ケーブル、14:駐車ブレーキレバー、15:
速度計、16:キヤブ、17:伝導ケーブル、2
1:フランジ付きローラ、24:平ローラ、2
2,23:軸、25:ボルト、30:ブラケツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 懸架式キヤブの速度計、駐車ブレーキレバーな
    どと車体各部の動作部とを連結する伝導ケーブル
    を互いに引き揃えてキヤブの底壁から車枠の側方
    へ引き出し、車枠の側壁に支持した1対の前後方
    向の軸のフランジ付ローラと平ローラとの間へ挿
    通案内したことを特徴とする車両の伝導ケーブル
    案内装置。
JP11792683U 1983-07-28 1983-07-28 車両の伝導ケ−ブル案内装置 Granted JPS6024926U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11792683U JPS6024926U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 車両の伝導ケ−ブル案内装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11792683U JPS6024926U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 車両の伝導ケ−ブル案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6024926U JPS6024926U (ja) 1985-02-20
JPH022084Y2 true JPH022084Y2 (ja) 1990-01-18

Family

ID=30271261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11792683U Granted JPS6024926U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 車両の伝導ケ−ブル案内装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850089B2 (ja) * 1973-09-11 1983-11-08 ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション ヘイレツセツゾクサレタコウリユウセイシデンゲンカイロソウチ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850089U (ja) * 1981-10-02 1983-04-05 株式会社シマノ 自転車用ワイヤ−ガイド

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850089B2 (ja) * 1973-09-11 1983-11-08 ウエスチングハウス エレクトリック コ−ポレ−ション ヘイレツセツゾクサレタコウリユウセイシデンゲンカイロソウチ

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Publication number Publication date
JPS6024926U (ja) 1985-02-20

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