JPH02208251A - 吹付工法用助剤および吹付工法 - Google Patents

吹付工法用助剤および吹付工法

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JPH02208251A
JPH02208251A JP3058989A JP3058989A JPH02208251A JP H02208251 A JPH02208251 A JP H02208251A JP 3058989 A JP3058989 A JP 3058989A JP 3058989 A JP3058989 A JP 3058989A JP H02208251 A JPH02208251 A JP H02208251A
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JP
Japan
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cellulose ether
water
weight
parts
auxiliary
Prior art date
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Pending
Application number
JP3058989A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takahashi
章 高橋
Tadaaki Shimomura
下村 忠昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコンクリート又はモルタルの吹付工法用助剤お
よび吹付工法に関するものである。
[従来の技術・発明が解決しようとする課題]従来の吹
付工法用助剤としては、例えば、水溶性の■アルキルセ
ルロース、ヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシ
アルキルアルキルセルロース等を主成分として、ざらに
■ポリオキシエチレンオキサイドや、■減水剤、■消泡
剤等が併用されていた。
しかしながら、このような従来の吹付工法用助剤におっ
ては、主成分として使用される水溶性セルロースエーテ
ルは一般に、水に溶解時に、ママコの発生が起りやすい
ため、湿式1法にあっては、材料の均一な溶解物(スラ
リー)を得るため長時間の攪拌を必要とし、現場作業面
からは極めて非能率的で不便なものであった。
一方、乾式1法にあっては、ドライミックスされた粉体
材料と水とがノズルの先端部分で瞬間的に混合・吹付さ
れるか、又は助剤の水溶液をノズル先端部で他のドライ
ミックスされた材料と混合・吹付されるため、主成分た
る水溶性セルロースエテルの溶解が充分でないか、ある
いは材料全体の均一なスラリーが短詩間の間には生成し
難いという問題点があった。
[問題点を解決するだめの手段] 本発明者らは、これら問題点を解決すべく、鋭意研究の
結果1本発明を完成し、コンクリート又はモルタルの吹
付工法用助剤として、■水溶性セルロースエーテルをア
ルデヒドで処理し疎水性に変性したセルロースエーテル
45〜95重量部、■ポリエチレンオキサイド2〜50
重量部、■減水剤1〜20重量部、■消泡剤0〜10重
量部を含有することを特徴とする吹付工法用助剤および
その吹付工法を提供するものである。
[手段を構成する要件] ここで、アルデヒドとは、ホルムアルデヒド、アセトア
ルデヒド、グリオキザールなどの脂肪族アルデヒドおよ
びジアルデヒド、ベンズアルデヒド、α−1β−ナツト
アルデヒドのような芳香族アルデヒドである。
また、セルロースエーテルをアルデヒドで処理とはセル
ロースエーテルを水−アルコールi合液等の溶媒に懸濁
し、これにアルデヒドの水又はアルコール溶液を加え、
加熱攪拌後、通常の方法によリロ過乾燥するか、セルロ
ースエーテルの粉体のまま攪拌しつつ、これにアルデヒ
ド溶液を噴霧した後、乾燥することなどをいう。
本発明に使用される水溶性セルロースエーテルは、アル
キルセルロース、ヒトはキシアルキルセルロース、ヒド
ロキシアルキルアルキルセルロスの中から選択され、中
でも、その2%水溶液の20°Cにおける粘度が15〜
10万センチポイズ(特に500センチポイズ以上)で
あるものが好ましく、これらがあまり低粘度のものであ
ると、吹付コンクリートあるいはモルタルの壁面への付
着力が弱く、はね返り率が大きく1発生粉じんも多くな
るので好ましくない。
次に、■ポリエチレンオキサイドは、その特異な粘度と
、曳糸性をもっているために、配管中、またはノズルで
の吹付材料の流れを改良するものであり、■成分と組合
せることによりその特徴が活かされるものである。この
■成分ポリエチレンオキサイドの好ましい分子量は50
万〜500万である。
この■成分は、前記した通り、■成分45〜95重量部
に対して2〜50重量部で使用されるのであるが、これ
は■成分が2重量部以下であると、はね返り率の減少効
果は認められず、また■成分が50重量部以上であると
、その高粘度性のためのノズルからの吹付が困難になる
ばかりでなく、はね返り率の粘着性不足からか良好な結
果が得られない。
また、■減水剤としては、リグニンスルホン酸塩を主成
分とするもの、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテルを主成分とするもの、ポリオール複合体を主成分
とするもの、芳香族多環縮合物のスルホン酸塩を主成分
とするもの、水溶性メラミンホルマリン樹脂(メチロー
ルメラミン)のスルホン酸塩を主成分とするものなどが
例示され、これはセンメント粒子の湿潤を良好ならしめ
ることを目的として使用されるもので、前記■セルロー
スエーテル、■ポリエチレンオキサイド成分の使用量に
対して1〜20重量部とされる。
これが少なすぎると上記目的(効果)が達成されないし
、また20重量部よりも多いと、セメントの凝結遅延効
果を生じ、吹付コンクリートの初期強度を減少させ、(
=j着力が弱くなりはね返り率が大きくなるという問題
を生じる。
なお、本願発明助剤は上記した■〜■成分からなるが、
これに必要に応じて■消泡剤を10重量部以下で配合し
てもよく、この消泡剤としては、アルカリ性に強いポリ
オキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリ
マー、ノニオン系特殊配合物、高級アルコール、リン酸
トリブチル、シリコーンなどが例示される。
この処理されたセルロースエーテルは、処理の程度によ
り、中性の水に対する溶解度が異なり溶解時間(通常の
粘度が発現するまでの時間)は数分から数時間まで調整
が可能である。
本発明助剤を使用するに際しては、アルデヒドで処理さ
れたセルロースエーテルであるため、セメント骨材等に
トライブレンドしても良いし、添加水にあらかじめ分散
−溶解する方法のいずれでも良いが、未処理の通常セル
ロースエーテルの場合は、添加水にあらかじめ添加し、
ママコの発生に注意して充分均一に溶解しておく方法が
とられている。本発明助剤の使用量は、コンクリートあ
るいはモルタルに使用されるセメン)・に対して0゜0
1〜1.0重量%、好ましくは0.1〜0.5重量%で
ある。
この使用量が多すぎる場合は、吹付用スラリーが粘稠と
なりすぎ、吹伺が困難となり、またはね返り率も逆に大
きくなる傾向がある。
[作用] 一般にセルロースエーテル等の水溶性高分子物質はその
親木性が高いために、乾燥粉末を水に添加した場合、部
分的に急速に高濃度糊液が生成し、糊液内部に未溶解の
粉末を包含した塊まりを生じる。この塊まりはいわゆる
「ママコ」と称されるものであるが、−・旦この「ママ
コjが生じると、これを溶解し、完全に均一な糊液を得
るには長時間の撹拌が必要になる。これを避けるために
連続撹拌下に少量ずつ粉体を供給する方法や、あるいは
粉末を造粒化させ粒子表面積を減少させることによって
、溶解時の水との接触面を減少させる等の工夫がとられ
ている。これらの工夫によりセルロースエーテルの溶解
に起因する問題をある程度減少せしめることは可能であ
るが、依然として長時間の撹拌は必要である。
一方、アルデヒドで処理されたセルロースエテルは表面
が疎水性となっているため、これを水に添加した場合、
水に均一に分散、懸濁するため「ママコ」は発生しない
。ところが本溶液の粘度が発現するには、ある程度の時
間が必要となる。
通常この時間は系のPHをアルカリ性にすることにより
短縮されるが、幸いなことにコンクリド、あるいはモル
タルの吹付用スラリーは、その系が強アルカリであるた
め、はとんど瞬間的に溶解が可能となる。
次に本願発明を実施例により具体的に説明する。
[%、部は重量基準を示す] ド架橋(グリオキザール処理)セルロースエーテル、ポ
リエチレンオキサイド、減水剤(リグニンスルホン酸塩
)および消泡剤としてアルコール系消泡剤を第2表に示
す通り配合した。
この配合物(吹付助剤)を吹付コンクリートに対して第
1表に示す割合で添加し、乾式吹付工法によりコンクリ
ート吹付を行ない、また、実施例に対応するセルロース
エーテルのアルデヒド架橋されていないセルロースエー
テル配合物も併せて試験を行ない(ポリエチレンオキサ
イド、減水剤および消泡剤の配合量も対応実施例と同じ
)比較例1〜同4として第4表に示した。
粉塵の測定結果および強度は第4表に示す通りであり、
本発明の吹付工法法用助剤を使用することにより粉塵の
発生を抑制することが確認され、強度的にも、異常は認
められなかった。
実施例1〜4・比較例1〜4 下記に示す通り本発明により処理されたアルデヒド架橋
5〜8・比較例5〜8 第2表に示す吹付助剤の配合品を実施例5〜8とし、第
3表に示す配合に従い計量・混合した吹付剤を湿式吹付
工法に適用し、コンクリート吹付時の粉塵発生量、はね
かえり量等を測定した。実施例5〜8のセルロースエー
テルに代えて未処理のセルロースエーテルをベースとす
る助剤を使用した場合を比較例5〜同8として示した。
それらの結果を第5表に示した。
吹付試験の結果は第5表に示す通りであり、湿式1法に
おいても本発明の助剤を使用することにより良好な結果
が得られることが明白である。
[発明の効果] 本発明において、グリオキザール等で処理されたセルロ
ースエーテルは表面が疎水性となっているため、これを
水に添加した際に、水に均一に分散、懸濁するため「マ
マコ」を発生することがなく、吹付工法助剤として配合
した場合、粉塵の発生を抑制し、実施例に示す通りVは
ねかえり率jも極めて低いことが明らかである。
特許出願人 第一工業製薬株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート又はモルタルの吹付工法用助剤とし
    て、[1]水溶性セルロースエーテルをアルデヒドで処
    理し疎水性に変性したセルロースエーテル45〜95重
    量部、[2]ポリエチレンオキサイド2〜50重量部、
    [3]減水剤1〜20重量部、[4]消泡剤0〜10重
    量部を含有することを特徴とする吹付工法用助剤。
  2. (2)前記水溶性セルロースエーテルが、アルキルセル
    ロース、ヒドロキシアルキルセルロース、ヒドロキシア
    ルキルアルキルセルロースである特許請求の範囲第1項
    記載の吹付工法用助剤。
  3. (3)[1]水溶性セルロースエーテルをアルデヒドで
    処理し疎水性に変性したセルロースエーテル45〜95
    重量部、[2]ポリエチレンオキサイド2〜50重量部
    、[3]減水剤1〜20重量部、[4]消泡剤0〜10
    重量部を含有してなる吹付工法用助剤を使用することを
    特徴とするコンクリート又はモルタルの吹付工法。
JP3058989A 1989-02-09 1989-02-09 吹付工法用助剤および吹付工法 Pending JPH02208251A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003516303A (ja) * 1999-12-08 2003-05-13 エムビーティー ホールディング アーゲー コンクリート硬化促進剤の調製

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5154619A (ja) * 1974-11-08 1976-05-13 Shinetsu Chemical Co Sementokeiseikeitaino seizohoho
JPS59109662A (ja) * 1982-12-15 1984-06-25 株式会社 間組 吹付けコンクリ−トの施工方法
JPS59141448A (ja) * 1983-01-28 1984-08-14 信越化学工業株式会社 吹付工法用助剤

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