JPH02208232A - ガラス製品の加熱溶融法 - Google Patents
ガラス製品の加熱溶融法Info
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- JPH02208232A JPH02208232A JP3074089A JP3074089A JPH02208232A JP H02208232 A JPH02208232 A JP H02208232A JP 3074089 A JP3074089 A JP 3074089A JP 3074089 A JP3074089 A JP 3074089A JP H02208232 A JPH02208232 A JP H02208232A
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- heating
- melting
- glass product
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Links
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Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ガラス製品の加熱溶融法に関する。
たとえば、魔法瓶の中瓶などの保温容器は、通常、中瓶
とこの内服を囲繞する外瓶の間にこの外瓶の表面に設け
られたチップ管を介して外部と連通ずる空間部を有する
二型皿構造体を先ず形成し、前記チップ管から硝酸銀溶
液を空間部へ注入して二型皿構造体の内壁面に銀被膜を
形成したのち、チップ管から真空ポンプで空間部の空気
を排気して真空とするとともに、チップ管の所望部分を
バーナーで加熱溶融してチップ管を切断するとともに二
型皿構造体を封管することにより得られるようになって
いる。
とこの内服を囲繞する外瓶の間にこの外瓶の表面に設け
られたチップ管を介して外部と連通ずる空間部を有する
二型皿構造体を先ず形成し、前記チップ管から硝酸銀溶
液を空間部へ注入して二型皿構造体の内壁面に銀被膜を
形成したのち、チップ管から真空ポンプで空間部の空気
を排気して真空とするとともに、チップ管の所望部分を
バーナーで加熱溶融してチップ管を切断するとともに二
型皿構造体を封管することにより得られるようになって
いる。
ところで、ガラス製品は、上記のチップ管の切断のよう
に加熱溶融して加工する場合が多いが、加熱溶融の際に
所望部分に以外にもその熱が加わり、不要な熱歪みを発
生させ、熱歪みによる破損等、不良品が多発するといっ
た問題がある。特に、上記の保温容器のように、空間部
が真空となった型皿構造を有するガラス製品はその傾向
がつよい。
に加熱溶融して加工する場合が多いが、加熱溶融の際に
所望部分に以外にもその熱が加わり、不要な熱歪みを発
生させ、熱歪みによる破損等、不良品が多発するといっ
た問題がある。特に、上記の保温容器のように、空間部
が真空となった型皿構造を有するガラス製品はその傾向
がつよい。
そこで、従来の自動保温容器製造装置においては、特に
熱の影響を受けやすいチップ管切断工程において、バー
ナーの火と外瓶のチップ管基部との間にエアーカーテン
を設けてバーナーの火の熱が外瓶の表面に及ばないよう
にしている。
熱の影響を受けやすいチップ管切断工程において、バー
ナーの火と外瓶のチップ管基部との間にエアーカーテン
を設けてバーナーの火の熱が外瓶の表面に及ばないよう
にしている。
しかしながら、バーナーの火が1000°C以上である
とともに、加熱熔融に要する時間が6秒以上と長いため
、上記のようにエアーカーテンのみでは、充分その効果
が発揮できず、チップ管の基部から離れた位置をバーナ
ーで加熱溶融してチップ管を切断しなければならない。
とともに、加熱熔融に要する時間が6秒以上と長いため
、上記のようにエアーカーテンのみでは、充分その効果
が発揮できず、チップ管の基部から離れた位置をバーナ
ーで加熱溶融してチップ管を切断しなければならない。
したがって、外瓶の表面からは、かなりの長さのチップ
管残部が突出しているのが現状である。
管残部が突出しているのが現状である。
このチップ管残部は、保温容器としては全く不要なもの
である。たとえば、保温容器が魔法瓶の中瓶の場合、中
瓶の外に化粧カバーを被せるのであるが、チップ管残部
が長いとその分だけ化粧カバーも大きくなり移送コスト
が高くつくし、化粧カバー自体の製造コストも高くなる
と言う問題がある。
である。たとえば、保温容器が魔法瓶の中瓶の場合、中
瓶の外に化粧カバーを被せるのであるが、チップ管残部
が長いとその分だけ化粧カバーも大きくなり移送コスト
が高くつくし、化粧カバー自体の製造コストも高くなる
と言う問題がある。
この発明は、このような事情に鑑みて、加熱溶融に要す
る時間を短縮することができるガラス製品の加熱溶融法
を提供することを目的としている。
る時間を短縮することができるガラス製品の加熱溶融法
を提供することを目的としている。
この発明は、このような目的を達成するために、ガラス
製品の所望部分を加熱溶融するにあたり、前記所望部分
を熱吸収性を有する薬剤により被覆することを特徴とす
るガラス製品の加熱溶融法を要旨としている。
製品の所望部分を加熱溶融するにあたり、前記所望部分
を熱吸収性を有する薬剤により被覆することを特徴とす
るガラス製品の加熱溶融法を要旨としている。
上記構成により、熱吸収性を有する薬剤により所望部分
の温度がはやく所定の加熱溶融温度に上昇し、処理時間
を短縮することができる。
の温度がはやく所定の加熱溶融温度に上昇し、処理時間
を短縮することができる。
以下に、この発明を、その1実施例をあられず図面を参
照しつつ詳しく説明する。
照しつつ詳しく説明する。
この発明にかかる保温容器の製造方法は、たとえば、以
下の工程を備えている。
下の工程を備えている。
■ 第1図(a)にみるように、通常の方法によって、
二重層構造体1を形成する。なお、二重層構造体1は、
内瓶2が外瓶3に囲繞され、内瓶2と外瓶3の間の空間
4が外瓶3の底部に設けられたチップ管5を介して外部
と連通している。
二重層構造体1を形成する。なお、二重層構造体1は、
内瓶2が外瓶3に囲繞され、内瓶2と外瓶3の間の空間
4が外瓶3の底部に設けられたチップ管5を介して外部
と連通している。
■ 第1図(blにみるように、チップ管5の加熱溶融
部分−帯に熱吸収性を有する薬剤(以下、「薬剤」との
み記す)6を塗布する。
部分−帯に熱吸収性を有する薬剤(以下、「薬剤」との
み記す)6を塗布する。
■ チップ管5から硝酸銀溶液を空間4内に注入し、内
瓶2および外瓶3の空間4側の壁面に銀被膜を形成する
。
瓶2および外瓶3の空間4側の壁面に銀被膜を形成する
。
■ チップ管5から通常の方法により空間4内の空気を
吸引するとともに、第1図(C1にみるように、チップ
管5をバーナー7で加熱溶融してチップ管5を切断する
とともに、空間4を封管する。
吸引するとともに、第1図(C1にみるように、チップ
管5をバーナー7で加熱溶融してチップ管5を切断する
とともに、空間4を封管する。
この発明にかかる方法によれば、上記のようにチップ管
5の加熱溶融部分に薬剤6が塗布されているので、バー
ナー7で加熱すれば、加熱溶融部分が加熱溶融温度に素
早く上昇する。
5の加熱溶融部分に薬剤6が塗布されているので、バー
ナー7で加熱すれば、加熱溶融部分が加熱溶融温度に素
早く上昇する。
したがって、短時間でチップ管を切断および封管するこ
とができ、所望部分以外に熱歪みが起こらないようにす
ることができる。
とができ、所望部分以外に熱歪みが起こらないようにす
ることができる。
薬剤6としては、特に限定されないが、鉄、クロム、マ
ンガン、コバルトなどの有色金属の塩類、たとえば、燐
酸クロム等をヘースに分散させた塗料等が挙げられる。
ンガン、コバルトなどの有色金属の塩類、たとえば、燐
酸クロム等をヘースに分散させた塗料等が挙げられる。
この発明にかかるガラス製品の加熱溶融法は、上記の実
施例に限定されない。たとえば、上記の実施例では、チ
ップ管の切断および封管の際にこの方法が用いられてい
たが、胴継ぎ工程にも用いることができる。すなわち、
胴継ぎする上下の分割体の胴継ぎ部周縁に薬剤を塗布す
るようにすれば胴継ぎに必要な時間を短縮することがで
きる。
施例に限定されない。たとえば、上記の実施例では、チ
ップ管の切断および封管の際にこの方法が用いられてい
たが、胴継ぎ工程にも用いることができる。すなわち、
胴継ぎする上下の分割体の胴継ぎ部周縁に薬剤を塗布す
るようにすれば胴継ぎに必要な時間を短縮することがで
きる。
上記の実施例では、保温容器が片目であったが、両目で
も構わない。上記の実施例では、チップ管が外瓶の底部
に設けられていたが、側面でも構わない。上記の実施例
では、薬剤が銀被膜形成前に塗布されるようになってい
たが、銀被膜形成後に塗布するようにしても構わない。
も構わない。上記の実施例では、チップ管が外瓶の底部
に設けられていたが、側面でも構わない。上記の実施例
では、薬剤が銀被膜形成前に塗布されるようになってい
たが、銀被膜形成後に塗布するようにしても構わない。
また、チップ管を外瓶に取り付ける前に予めチップ管に
塗布しておくようにしても構わない。
塗布しておくようにしても構わない。
この発明にかかるガラス製品の加熱溶融法は、以上のよ
うに、ガラス製品の所望部分を加熱溶融するにあたり、
前記所望部分を熱吸収性を有する薬剤により被覆するよ
うになっているので、熱吸収性を有する薬剤により所望
部分の温度がはやく所定の加熱溶融温度に上昇し、処理
時間を短縮することができる。
うに、ガラス製品の所望部分を加熱溶融するにあたり、
前記所望部分を熱吸収性を有する薬剤により被覆するよ
うになっているので、熱吸収性を有する薬剤により所望
部分の温度がはやく所定の加熱溶融温度に上昇し、処理
時間を短縮することができる。
したがって、ガラス製品に不要な熱歪みを与えることが
なく、不良品の減少を図ることができる。
なく、不良品の減少を図ることができる。
第1図(al〜(C)はこの発明にかかるガラス製品の
加熱溶融法の1実施例を説明する工程を追って説明する
説明図であって、同図(a)は二型皿構造体をあられす
側断面図、同図(b)はそのチップ管の所望部分に薬剤
が塗布された状態をあられす側面図、同図(C)はチッ
プ管のバーナー加熱による切断および封管の状態をあら
れず側断面図である。
加熱溶融法の1実施例を説明する工程を追って説明する
説明図であって、同図(a)は二型皿構造体をあられす
側断面図、同図(b)はそのチップ管の所望部分に薬剤
が塗布された状態をあられす側面図、同図(C)はチッ
プ管のバーナー加熱による切断および封管の状態をあら
れず側断面図である。
Claims (1)
- (1)ガラス製品の所望部分を加熱溶融するにあたり、
前記所望部分を熱吸収性を有する薬剤により被覆するこ
とを特徴とするガラス製品の加熱溶融法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3074089A JPH02208232A (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | ガラス製品の加熱溶融法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3074089A JPH02208232A (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | ガラス製品の加熱溶融法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02208232A true JPH02208232A (ja) | 1990-08-17 |
Family
ID=12312072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3074089A Pending JPH02208232A (ja) | 1989-02-08 | 1989-02-08 | ガラス製品の加熱溶融法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02208232A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10315161A1 (de) * | 2003-04-02 | 2004-10-14 | Mettler-Toledo Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Glaskörpern sowie Glaskörper und Messsonde |
-
1989
- 1989-02-08 JP JP3074089A patent/JPH02208232A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10315161A1 (de) * | 2003-04-02 | 2004-10-14 | Mettler-Toledo Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Glaskörpern sowie Glaskörper und Messsonde |
US8371496B2 (en) | 2003-04-02 | 2013-02-12 | Mettler-Toledo Ag | Method and apparatus for treating glass bodies, as well as a glass body and measuring probe |
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