JPH0220732A - 排水管の配管構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は排水管の配管構造に関し、詳しくは家屋、集
合住宅、ビル内などの排水管の配管構造に関する。

〔従来の技術〕

従来、一般家屋における流し台、浴室あるし１は便所な
どの排水の配管は、夫々の排水発生源より床下を通って
敷設した排水管により排水を一箇所に集め、これを屋外
へ排出する配管構成とされている。

集合住宅、ビルなどにおける排水管の配管構造も規模こ
そ相違すれ、上述と同様な配管構造とされる。

〔従来技術の問題点〕

ところで、上記排水管の配管構造において、排水の詰ま
り、あるいは漏水などの事故が生じ、排水管の更新を行
なわねばならない事態に至った場合、配管はすべて床下
を通っているので、その上の床板等を管径路に沿って一
部又は全部をはがす必要が有り、付帯工事が非常に大掛
かりとなって容易に実施出来ない欠点が有る。

特に集合住宅や、ビルなどの場合、配管工事に先立ち、
周囲の関係者の了解を必要とする場合も有り、人的な制
約からも、実施が困難となる場合が有る。

〔発明が解決しようとする課題〕

この発明は上記問題点に鑑み、敷設後の管の更新工事が
非常に容易に行なえ、また、周囲の人的関係等にも煩わ
されることなく、容易に工事が実施し得る排水管の配管
構造を提供することを目的とし２てなされたものである
。

〔課題を解決するための技術〕

即ち、この発明の排水管の配管構造は排水管を敷設すべ
き経路に沿って、剛性の高い管が床基面に勾配を付して
固定敷設され、該剛性の高い管内に弾性的に湾曲可能な
管が抜差１〜可能に挿入され、該弾性的に曲折可能な管
の両端が排水源及び排水集合管に着脱ＩＩ■能に接続さ
れて成ることを特徴とするものである。

〔実施例〕

次に、この発明を実施例により説明する。

第１図はこの発明の実施例の側面図、第２図は他の実施
例の平面図である。

この発明の排水管の配管構造は、第１図又は、第２図に
一点鎖線で示すように、排水管を敷設すべき経路Ｉ４に
沿って剛性の高いＷｌが一定勾配に沿って敷設され、こ
の剛性の高い管１の管内に弾性的に湾曲可能な管２が矢
印Ｘで示ずように管軸方向へ抜き差し可能に挿入され、
この管２の両端２Ａ、２Ｂが排水源３、例えば１１′Ｌ
シ台３Ａ、浴室又は便所（図示せず）及び、υＬ水集合
管４にユニオン継手５Ａなどにより着脱可能に接続され
て構成されている。

なお、上記剛性の高い管１及び弾性的に湾曲可能な管２
の材質は、いずれもプラスチック管としても良く、この
場合、一方は硬質塩化ビニル管、他方はボリブデン管、
ポリエチレン管などとされる。

また、剛性の高い管１は、第１図、第２図より明らかな
ように、経路の曲折部分ＩＡでは、出来るだけ曲率半径
の大きい湾曲経路とされる。

〔作用〕

この発明の排水管の配管構造を実施するに際しては、ま
ず剛性の高い管１を排水Ｒ３近傍より排水集合管４の間
に一定勾配を付して永久固定的に配設し、しかる後、こ
の剛性の高い管ｌ内に弾性的に湾曲可能な管２をいずれ
か一端ｌＰ、又はＩＱより挿入し、押し込んで行く。

弾性的に湾曲可能な管２は、剛性管１内面に案内されて
湾曲部１人に沿って湾曲しつつ、挿入されＣいき、やが
て他端側ＩＱ又はＩＰより突出する。

この突出部を端部２Ａ、２Ｂとして夫々の排水源３及び
排水集合管４に接続するのである。

そして、排水は専ら内部の湾曲可能な管２により行なう
。

また、弾性的に湾曲可能な管２に故障が生じ、更新する
必要が有る場合は、端部２Ａ、２Ｂの接合を外し、しか
る後剛性管ｌのいずれが一端ｔｐ。

ＩＱから突出した弾性管２の一端を保持して引抜けば、
容易に取出すことが出来、その後、新規弾性管１を前述
と同様にして挿入していくのである。

〔効果〕

この発明は以上説明したように、排水管を弾性的に湾曲
可能な管として、咳管を剛性の高い管内に抜差し可能に
挿入してなるから、管の更新時などは、排水管を引き抜
き、挿入の作業のみで更新出来、家屋内の床などをはが
す必要が全く無いのできわめて簡単に管の更新工事が可
能となる。

また、剛性の高い管は、一定勾配を付して固定されてい
るから、内管を挿入すれば、一定勾配を付することが出
来、勾配調整工事も不要となる。

さらに、床下に剛性管が全通している居室等は、工事と
は全く係わりが無くなるので、これらの居住者の了解も
必要が無く、節単に工事が行なえるなど種々の効果を有
する。

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）排水管を敷設すべき経路に沿って、剛性の高い管
   が床基面に勾配を付して固定敷設され、該剛性の高い管
   内に弾性的に湾曲可能な管が抜差し可能に挿入され、該
   弾性的に曲折可能な管の両端が排水源及び排水集合管に
   着脱可能に接続されて成ることを特徴とする排水管の配
   管構造。