JPH0220723A - モータグレーダのブレード押付力制御装置 - Google Patents

モータグレーダのブレード押付力制御装置

Info

Publication number
JPH0220723A
JPH0220723A JP17087488A JP17087488A JPH0220723A JP H0220723 A JPH0220723 A JP H0220723A JP 17087488 A JP17087488 A JP 17087488A JP 17087488 A JP17087488 A JP 17087488A JP H0220723 A JPH0220723 A JP H0220723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
pressing force
controller
blade lift
lift cylinders
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17087488A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07116724B2 (ja
Inventor
Masaaki Hokari
穂苅 正昭
Masayuki Maehara
前原 正之
Yoshinori Himeno
姫野 芳範
Tetsuya Nakayama
徹矢 中山
Tetsuo Kobayashi
哲夫 小林
Tsuneo Kaneko
常夫 金子
Masao Fujiwara
正雄 藤原
Tatsuo Sone
曽根 達男
Yoshiaki Kuma
隈 良明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KENSETSUSHO HOKURIKUCHIHOU KENSETSUKYOKU
Komatsu Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
KENSETSUSHO HOKURIKUCHIHOU KENSETSUKYOKU
Komatsu Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KENSETSUSHO HOKURIKUCHIHOU KENSETSUKYOKU, Komatsu Ltd, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical KENSETSUSHO HOKURIKUCHIHOU KENSETSUKYOKU
Priority to JP63170874A priority Critical patent/JPH07116724B2/ja
Publication of JPH0220723A publication Critical patent/JPH0220723A/ja
Publication of JPH07116724B2 publication Critical patent/JPH07116724B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、モータグレーダのブレード押付力制御装置に
関するものである。
(従来の技術) モータグレーダを第4.5図により説明すると。
(1)がモータグレーダ、 (2) (3)が左右のブ
レードリフトシリンダ、(4)がドローバ、(5)がサ
ークル(6)がブレード、(7)がフレーム、(8)が
運転席、(9)(10)が同運転席(8)に設けた2本
のブレードリフトレバーで、左右のブレードリフトシリ
ンダ(2)(3)がフレーム(7)に取付けられ、ドロ
ーバ(4)の前端部が自在継手を介してフレーム(7)
に連結され、同ドローバ(4)の左右後端部が上記左右
のブレードリフトシリンダ(2) (3)により吊り下
げ支持され、ブレード(6)がサークル(5)を介して
同ドローバ(4)に取付けられており、運転席(8)に
設けた2本のブレードリフトレバー(9) (10)を
操作して、左右のブレードリフトシリンダ(2) (3
)を伸縮方向に作動し、ブレード(6)を地面に押し付
けて、除雪等の作業を行うが、除雪作業時、特に圧雪除
去作業時には、アスファルト路面上の硬い雪を剥ぐので
、大きなプレー゛ド押付力を要求されている。しかしブ
レード(6)を押し付は過ぎて。
ブレード(6)に掛かる負荷が過大になると、後輪がス
リップして、走行が不安定になる。またこのとき、前軸
重量が低下し過ぎて、操向が不安定になるので、オペレ
ータは、ブレード(6)を押し付は過ぎて、走行や操向
が不安定にならないようにブレードリフトレバー(9)
 (10)を注意深く頻繁に操作している。また除雪作
業では、剥ぎ取った雪を路肩へ寄せるので、ブレード(
6)は、推進角をとり、且つ、他の交通車両の走行の妨
げにならないように左へサイドシフトしている。このプ
レート(6)を押し付けている左右のブレードリフトシ
リンダ(2) (3)のブレード押付力は、このような
ブレード(6)の位置に合わせて変える必要がある。
またブレード押付力の大きさも雪質や路面状況に応じて
変える必要があり、オペレータは、この点からもブレー
ドリフトレバー(9) (10)を注意深く頻繁に操作
している。
(発明が解決しようとする課題) モータグレーダのオペレータは、除雪作業時。
ブレードリフトレバー(9) (10)を雪質、ブレー
ド(6)の位置、路面状況等に合わせて注意深く頻繁に
操作しており、オペレータに過大の負担を掛けるという
問題があった。
なおこの問題に対してブレード押付力を自動的に制御す
るブレード押付力制御装置が種々提案されている。
例えば特願昭59−27875号明細書には。
「エンジンにミニマム・マキシム仕様のガバナを装着し
、常用回転数の範囲では、アクセルペタルの踏み込み量
の変化により燃料噴射量の増減を行うとともに、エンジ
ンに掛かる負荷をアクセルの踏み込み量とエンジン回転
数の変動により検出するように構成したものにおいて、
アクセルの踏み込み量とエンジン回転数の変化を除雪負
荷変動として検出して、ブレード操作を自動的に制御す
るように構成したことを特徴とするブレード操作自動制
御装置」が記載されている。
また実願昭58−109377号明細書には。
[車両に設けられた駆動源と、同駆動源により上下に駆
動されるブレードと、同ブレードを下降させて接地させ
たときの上記車両の前輪の負荷を検出する検出手段と、
同検出手段からの信号により上記駆動源を制御して上記
ブレードの接地圧力を調節する制御手段とを具えたこと
を特徴とする除雪車の除雪装置」が記載されている。
また特願昭46−3933号明細書には、[ブレードに
負荷検出器を設け、これにより上記ブレードに掛かる負
荷を検出して、上記ブレードに掛かる負荷が予定値以上
になれば、エンジン(ブレードを後退駆動させるための
原動力を得るエンジン)と駆動輪(エンジンの原動力に
より駆動される駆動輪)との連結状態を断ち且つ上記ブ
レードをその被施工面との間の角度が浅くなる方向に制
御するようにしたことを特徴とするブルドーザの自動制
御方式」が記載されている。
ところが前記特願昭59−27875明細書に記載のブ
レード操作自動制御装置は、除雪負荷をエンジン回転速
度の変動により検出して、過負荷によりエンジン回転速
度が低下したら、ブレード押付力を軽減するものであり
1本発明のようにブレード押付力を予め設定した値にな
るように制御するものとは主旨も構成も異なる。
また前記実願昭58−109377号明細書に記載の除
雪車の除雪装置は、前輪の変位を検出して、ブレードを
成る限度以上に押し付けないように制御するものであり
2本発明の請求項6記載のものと同様の主旨であるが、
同実願昭58−109377号明細書に記載のものが前
輪の変位をメカニカルに検出して、制御しているのに対
し2本発明のものが左右のブレードリフトシリンダの油
圧を検出し、これを制御器により演算して得られた左右
の押付力の合計値により制限するものであり1両者は構
成要素が異なる。
また前記特願昭46−3933号明細書に記載のブルド
ーザの自動制御方式は、ブルドーザに使用されるもので
あり、モータグレーダに使用するものでない。しかもブ
レードの負荷を検出して。
過負荷になったら、動力回路を断って、ブルドーザの進
行を止めるとともに、ブレードを上昇させて、エンジン
の停止を防止するものであり、モータグレーダに適用し
た場合には、過負荷になっても、駆動輪がスリップして
、エンジンが停止せず。
本発明の請求項5に記載のものとは主旨も構成要素も異
なる。
本発明は前記のようにオペレータに過大の負担を掛ける
という問題点に鑑み提案するものであり。
その目的とする処は、オペレータの負担を軽減できる上
に1作業中の安全性を向上できるモータグレーダのブレ
ード押付力制御装置を提供しようとする点にある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために1本発明のモータグレーダの
ブレード押付力制御装置は、左右のブレードリフトシリ
ンダ(2) (3)に設けた油圧センサ(12) (1
3) (14) (15)と、ブレードリフトシリンダ
(2)(3)の油圧回路に設けた制御弁(33) (3
4)と、上記油圧センサ(12) (13) (14)
 (15)からの油圧検出信号と制御器(11)に予め
設定した左右のブレードリフトシリンダ(2) (3)
のブレード押付力とを比較して得られた制御信号を上記
制御弁(33) (34)へ送って同制御弁(33) 
(34)を制御し上記ブレードリフトシリンダ(2) 
(3)を伸縮方向に作動させて同ブレードリフトシリン
ダ(2) (3)のブレード押付力を設定値に保持する
制御器(11)とを具えている。
また制御器(11)に左右のブレードリフトシリンダ(
2) (3)毎のブレード押付力を設定して、雪質や路
面状況の変化、ブレード(6)の位置変化等に対応させ
る。
また制御器(11)に左右のブレードリフトシリンダ(
2) (3)毎のブレード押付力を入力、設定する操作
盤(18)のスイッチ若しくは左右のブレードリフトレ
バー(9) (10)を具えている。
また左右のブレードリフトレバー(9) (10)の動
きを検出する位置検出センサ(19) (20)を具え
、制御器(11)が同位置検出センサ(19) (20
)からの位置検出信号によりブレードリフトレバー(9
) (10)の作動状態を判断して、ブレードリフトレ
バー(9)(10)が操作状態にあれば、制御弁(33
) (34)への制御信号の送出を停止して1手動作動
優先に切り換える機能を有している。
また前輪の回転数を検出する前輪回転数センサ(27)
と、後輪の回転数を検出する後輪回転数センサ(28)
とを具え、制御器(11)が同前輪回転数センサ(27
)及び同後輪回転数センサ(28)からの回転数検出信
号により後輪のスリップ状態を判断して。
後輪が制御器(11)に予め設定したスリップ率以−1
−にスリップしたときに、左右のブレードリフトシリン
ダ(2) (3)のブレード押付力を低減させ、後輪の
スリップが上記スリップ率以下になったときに。
左右のブレードリフトシリンダ(2) (3)のブレー
ド押付力を低減前のブレード押付力に戻す機能を有して
いる。
また制御器(11)にブレード押付力の上限値を予め設
定して、制御器(11)に設定するブレード押付力を同
上限値以上に設定できないようにすることにより、必要
最低限の前輪荷重を確保するようにしている。
また油圧センサ(12) (13) (14) (15
)から制御器(11)へ送られた油圧検出信号と制御器
(11)に予め設定した左右のブレードリフトシリンダ
(2) (3)のブレード押付力とを比較して得られた
制御信号と。
操作盤(18)のスイッチ若しくは左右のブレードリフ
トレバー(9)(10)から制御器(11)へ入力、設
定した左右のブレードリフトシリンダ(2) (3)の
ブレード押付力とを切り換えて表示する押付力表示部(
17)を操作盤(18)に設けている。
またプログラムの暴走、ROM、RAM内容の破壊、各
センサの断線、制御弁系統の断線等の異常発生時に、異
常発生部位を記憶して、必要に応じ表示する表示部を具
え、同表示部の記憶内容を消去可能にしている。
(作用) 本発明のモータグレーダのブレード押付力制御装置は前
記のように構成されており、左右のブレードリフトシリ
ンダ(2) (3)に設けた油圧センサ(12) (1
3) (14) (15)により得られた油圧検出信号
を制御器(11)へ入力し、ブレードリフトレバー(9
)QO)に設けた位置検出センサ(19) (20)に
より得られた位置検出信号を制御器(11)へ入力し、
前輪(26)に設けた前輪回転数センサ(27)及び後
輪(24)に設けた後輪用回転数センサ(28)により
得られた回転数検出信号を制御器(11)へ入力する。
また制御器(11)がこれらの検出信号を総合判断し、
その結果得られた制御信号を制御弁(33) (34)
へ送って。
同制御弁(33) (34)を制御し、上記ブレードリ
フトシリンダ(2) (3)を伸縮方向に作動させて、
同ブレードリフトシリンダ(2) (3)のブレード押
付力を設定値に保持するとともに、走行安定性、操向安
定性を確保する。
(実施例) 次に本発明のモータグレーダのブレード押付力制御装置
を第1図乃至第5図により説明すると。
第4.5図の(1)がモータグレーダ、第1.4゜5図
の(2) (3)が左右のブレードリフトシリンダ。
(4)がドローバ、(5)がサークル、(6)がブレー
ド。
(7)がフレーム、(8)が運転席、 (9) (10
)が同運転席(8)に設けた2本のブレードリフトレバ
ー、(11)が上記運転席(8)内に設けた制御器、 
(12) (13) (14) (15)が上記左右の
ブレードリフトシリンダ(2) (3)キャップ側とヘ
ッド側とに取付けた油圧センサ、第2,4図の(18)
が上記運転席(8)内に設けた操作盤、 (16)が同
操作盤(18)に設けた押付力設定用押釦スイッチ、 
(17)が同操作盤(18)に設けた押付力表示部であ
る。なお上記押付力設定用押釦スイッチ(16)は第3
図に示すように押付力設定用ポリウムスイッチ(16°
)に替えても差し支えない。また第1.4.5図の(1
9) (20)が上記左右のブレードリフトレバー(9
) (10)の動きを検出する位置検出センサ、 (2
4) (25)が後輪、 (26)が前輪。
(27)が上記前輪(26)の回転数を検出する前輪回
転数センサ、 (2B)が上記後輪(24)の回転数を
検出する後輪回転数センサ、 (29)が油圧ポンプ、
 (30)が分流弁、 (31) (32)が同分流弁
(30)に接続した左右のコントロール弁、 (33)
 (34)が同左右のコントロール弁(31) (32
)と上記左右のブレードリフトシリンダ(2) (3)
とタンクとを繋ぐ油圧回路に設けた制御弁で、第1図の
実線が油圧回路、−点鎖線が電気信号ラインである。
次に本発明のモータグレーダのブレード押付力制御装置
の作用を具体的に説明する。油圧ポンプ(29)から吐
出された作動油を分流弁(3o)−左右のコントロール
弁(31) (32)−左右のブレードリフトシリンダ
(2) (3)へ導(。このとき、上記左右のコントロ
ール弁(31) (32)のスプールにリンクまたはケ
ーブルを介して連結したブレードリフトレバー(9) 
(10)を手動操作することにより、左右のブレードリ
フトシリンダ(2) (3)を伸縮方向に作動させる。
また上記左右のコントロール弁(31) (32)から
センタバイパスした作動油を制御弁(33) (34)
を介して左右のブレードリフトシリンダ(2) (3)
へ導く。
一方、左右のブレードリフトシリンダ(2) (3)に
設けた油圧センサ(12) (13) (14) (1
5)により得られた油圧検出信号を制御器(11)へ入
力し、ブレードリフトレバー(9) (10)に設けた
位置検出センサ(19)(20)により得られた位置検
出信号を制御器(11)へ入力し、前輪(26)に設け
た前輪回転数センサ(27)及び後輪(24)に設けた
後輪用回転数センサ(28)により得られた回転数検出
信号を制御器(11)へ入力する。また制御器(11)
がこれらの検出信号を総合判断し、その結果得られた制
御信号を制御弁(33)(34)へ送って、同制御弁(
33) (34)を制御し、上記ブレードリフトシリン
ダ(2) (3)を伸縮方向に作動させて、同ブレード
リフトシリンダ(2) (3)のブレード押付力を設定
値に保持するとともに、走行安定性、操向安定性を確保
する。即ち。
左右のブレードリフトシリンダ(2) (3)のキャッ
プ側及びヘッド側にそれぞれ設けた油圧センサ(12)
 (13) (14) (15)により得られた油圧検
出信号を制御器(11)へ入力し、これと制御器(11
)に予め設定した左右のブレードリフトシリンダ(2)
 (3)の押付力とを比較し、油圧検出信号が設定値よ
りも大きければ、制御弁(33) (34)を制御して
、左右のブレードリフトシリンダ(セ)(3)への送油
量を調節し。
左右のブレードリフトシリンダ(2) (3)を縮み方
向に作動させて、また油圧検出信号が設定値よりも小さ
ければ、制御弁(33) (34)を制御して、左右の
ブレードリフトシリンダ(2) (3)への送油量を調
節し、左右のブレードリフトシリンダ(2) (3)を
伸長方向に作動させて、同ブレードリフトシリンダ(2
) (3)のブレード押付力を設定値に保持する。
ブレード(6)を押し付ける左右のブレードリフトシリ
ンダ(2) (3)の押付力は、ブレード(6)の位置
に合わせて個々に設定する必要がある。この設定手段に
は、2つある。その1つは、スイッチ操作による設定で
ある。このスイッチ操作による例を第2,3図に示した
。第2図は、運転席(8)内の操作盤(18)に設けた
押付力設定用押釦スイッチ(16)を示し、第3図は、
運転席(8)内の操作盤(18)に設けた押付力設定用
ポリウムスイッチ(16’)を示している。これらのス
イッチ(16) (16′)により制御器(11)へ入
力された押付力の設定値は、操作盤(18)に設けた押
付力表示部(17)に表示される。
このスイッチ操作の場合には、左右のブレードリフトシ
リンダ(2) (3)の押付力を細かく設定できるので
、ブレードリフトレバー(9) (10)の操作に慣れ
ていない初心者オペレータに好適である。設定手段の他
の1つは、ブレードリフトレバー(9) (10)操作
による設定である。この場合には、ブレードリフトレバ
ー(9) (10)の動きを位置検出センサ(19) 
(20)により検出し、そのとき得られる位置検出信号
を制御器(11)へ送り、同制御器(11)でブレード
リフトレバー(9) (10)が操作されているか否か
を判断し、ブレードリフトレバー(9) (10)の操
作が終了したとき、油圧センサ(12) (13) (
14) (15)から制御器(11)へ入力される油圧
検出信号がら左右のブレードリフトシリンダ(2) (
3)の押付力を算出して、ブレード押付力として設定す
る。この場合には、最適のブレード押付力を設定できる
ので、ブレードリフトレバー(9) (10)の操作に
慣れたオペレータに好適である。
また前記制御器(11)は、ブレードリフトレバー(9
) (10)が操作されているとき、制御弁(33) 
(34)への制御信号の送出を停止して1手動作動優先
に切り換える機能を有している。
またブレード(6)に掛かる負荷(圧雪を削り取ろうと
する力とブレード(6)が抱えている剥ぎ取った雪を押
す力)が大きくなった場合、後輪(24)(25)はプ
レート負荷に応じた駆動力を出力しようとするが、タイ
ヤと路面との摩擦係数が小さいので、タイヤがスリップ
してしまう。後輪(24) (25)がスリップすると
、車体後部が左右に振られたりするので、モータグレー
ダが走行上、危険な状態になる。そこで後輪(24)の
回転数を検出する後輪回転センサ(28)及び非駆動輪
である前輪(26)の回転数を検出する前輪回転数セン
サ(27)により得られた回転数検出信号を制御器(1
1)へ入力し、制御器(11)で同各回転数検出信号に
より後輪(24) (25)のスリップ率を算出し、そ
の結果と制御器(11)に予め設定したスリップ率(走
行上危険になるスリップ率)とを比較し、後輪(24)
 (25)が制御器(11)に予め設定したスリップ率
以上にスリップしているときには、左右のブレードリフ
トシリンダ(2)(3)のブレード押付力を低減させ、
後輪(24) (25)のスリップが上記スリップ率以
下になったときに。
左右のブレードリフトシリンダ(2) (3)のブレー
ド押付力を低減前の押付力に戻して、モータグレーダの
走行安定性を確保する。
また左右のブレードリフトシリンダ(2) (3)の押
付力が太き(なり過ぎると、前輪重量が低下してモータ
グレーダの操向が不安定になる。そこでブレード押付力
が必要最低限の前軸重量以下にならないように制限して
、モータグレーダの操向安定性を確保する。具体的には
、左右のブレードリフトシリンダ(2) (3)のプレ
ート押付力設定値の合計の上限値を予め決めておいて、
この上限値以上に左右のブレードリフトシリンダ(2)
 (3)のブレード押付力を設定させないようにする。
(発明の効果) 本発明の本発明のモータグレーダのブレード押付力制御
装置は前記のように構成さ゛れており、左右のブレード
リフトシリンダ(2) (3)に設けた油圧センサ(1
2) (13) (14) (15)により得られた油
圧検出信号を制御器(11)へ入力し、ブレードリフト
レバー (9) (10)に設けた位置検出センサ(1
9) (20)により得られた位置検出信号を制御器(
11)へ入力し。
前輪(26)に設けた前輪回転数センサ(27)及び後
輪(24)に設けた後輪用回転数センサ(28)により
得られた回転数検出信号を制御器(11)へ入力する。
また制御器(11)がこれらの検出信号を総合判断し。
その結果得られた制御信号を制御弁(33) (34)
へ送って、同制御弁(33) (34)を制御し、上記
ブレードリフトシリンダ(2) (3)を伸縮方向に作
動させて。
同ブレードリフトシリンダ(2) (3)のブレード押
付力を設定値に保持するとともに、走行安定性、操向安
定性を確保するので、オペレータの負担を軽減できる上
に2作業中の安全性を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のモータグレーダのブレード押付力制御
装置の一実施例を示す系統図、第2図は操作盤に設けた
押付力設定用押釦スイッチを示す正面図、第3図は操作
盤に設けた押付力設定用ポリウムスイッチを示す正面図
、第4図はモータグレーダを示す側面図、第5図は左右
のブレードリフトシリンダとブレードとの関係を示す正
面図である。 (1)・・・モータグレーダ、 (2) (3)  ・
・・左右のブレードリフトシリンダ、(6)・・・ブレ
ード、(9)(10)・・・ブレードリフトレバー、 
(11)  ・・・制御器、 (12) (13) (
14) (15)  ・・・油圧センサ、 (33)(
34)・・・制御弁、 (16)  ・・・押付力設定
用押釦スイッチ、 (16”)・・・押付力設定用ポリ
ウムスイッチ、 (17)  ・・・押付力表示部、 
(18)  ・・・操作盤、 (19) (20)  
・・・位置検出センサ、 (24) (25)・・・後
輪、 (26)  ・・・前輪、 (27)  ・・・
前輪回転数センサ ・後輪回転数センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、左右のブレードリフトシリンダ(2)(3)に設け
    た油圧センサ(12)(13)(14)(15)と、ブ
    レードリフトシリンダ(2)(3)の油圧回路に設けた
    制御弁(33)(34)と、上記油圧センサ(12)(
    13)(14)(15)からの油圧検出信号と制御器(
    11)に予め設定した左右のブレードリフトシリンダ(
    2)(3)のブレード押付力とを比較して得られた制御
    信号を上記制御弁(33)(34)へ送って同制御弁(
    33)(34)を制御し上記ブレードリフトシリンダ(
    2)(3)を伸縮方向に作動させて同ブレードリフトシ
    リンダ(2)(3)のブレード押付力を設定値に保持す
    る制御器(11)とを具えていることを特徴としたモー
    タグレーダのブレード押付力制御装置。 2、制御器(11)に左右のブレードリフトシリンダ(
    2)(3)毎のブレード押付力を設定して、雪質や路面
    状況の変化、ブレード(6)の位置変化等に対応させた
    請求項1記載のモータグレーダのブレード押付力制御装
    置。 3、制御器(11)に左右のブレードリフトシリンダ(
    2)(3)毎のブレード押付力を入力、設定する操作盤
    (18)のスイッチ若しくは左右のブレードリフトレバ
    ー(9)(10)を具えている請求項2記載のモータグ
    レーダのブレード押付力制御装置。 4、左右のブレードリフトレバー(9)(10)の動き
    を検出する位置検出センサ(19)(20)を具え、制
    御器(11)が同位置検出センサ(19)(20)から
    の位置検出信号によりブレードリフトレバー(9)(1
    0)の作動状態を判断して、ブレードリフトレバー(9
    )(10)が操作状態にあれば、制御弁(33)(34
    )への制御信号の送出を停止して、手動作動優先に切り
    換える機能を有している請求項1乃至3記載のモータグ
    レーダのブレード押付力制御装置。 5、前輪の回転数を検出する前輪回転数センサ(27)
    と、後輪の回転数を検出する後輪回転数センサ(28)
    とを具え、制御器(11)が同前輪回転数センサ(27
    )及び同後輪回転数センサ(28)からの回転数検出信
    号により後輪のスリップ状態を判断して、後輪が制御器
    (11)に予め設定したスリップ率以上にスリップした
    ときに、左右のブレードリフトシリンダ(2)(3)の
    ブレード押付力を低減させ、後輪のスリップが上記スリ
    ップ率以下になったときに、左右のブレードリフトシリ
    ンダ(2)(3)のブレード押付力を低減前の押付力に
    戻す機能を有している請求項1乃至4記載のモータグレ
    ーダのブレード押付力制御装置。 6、制御器(11)にブレード押付力の上限値を予め設
    定して、制御器(11)に設定するブレード押付力を同
    上限値以上に設定できないようにすることにより、必要
    最低限の前輪荷重を確保する請求項1乃至5記載のモー
    タグレーダのブレード押付力制御装置。 7、油圧センサ(12)(13)(14)(15)から
    制御器(11)へ送られた油圧検出信号と制御器(11
    )に予め設定した左右のブレードリフトシリンダ(2)
    (3)のブレード押付力とを比較して得られた制御信号
    と、操作盤(18)のスイッチ若しくは左右のブレード
    リフトレバー(9)(10)から制御器(11)へ入力
    、設定した左右のブレードリフトシリンダ(2)(3)
    のブレード押付力とを切り換えて表示する押付力表示部
    (17)を操作盤(18)に設けた請求項1乃至6記載
    のモータグレーダのブレード押付力制御装置。 8、プログラムの暴走、ROM、RAM内容の破壊、各
    センサの断線、制御弁系統の断線等の異常発生時に、異
    常発生部位を記憶して、必要に応じ表示する表示部を具
    え、同表示部の記憶内容を消去可能にした請求項1乃至
    7記載のモータグレーダのブレード押付力制御装置。
JP63170874A 1988-07-11 1988-07-11 モータグレーダのブレード押付力制御装置 Expired - Lifetime JPH07116724B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63170874A JPH07116724B2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 モータグレーダのブレード押付力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63170874A JPH07116724B2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 モータグレーダのブレード押付力制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0220723A true JPH0220723A (ja) 1990-01-24
JPH07116724B2 JPH07116724B2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=15912915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63170874A Expired - Lifetime JPH07116724B2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 モータグレーダのブレード押付力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07116724B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5012770A (en) * 1989-07-24 1991-05-07 Nissan Motor Co., Ltd. Intake apparatus for internal combustion engine
JP2019112774A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 大成ロテック株式会社 モータグレーダ
WO2022264713A1 (ja) * 2021-06-15 2022-12-22 株式会社小松製作所 作業機械および作業機械を制御するための方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5282612U (ja) * 1975-12-19 1977-06-20
JPS61112063U (ja) * 1984-12-25 1986-07-15
JPS621322A (ja) * 1985-06-27 1987-01-07 Nec Corp 周波数シンセサイザ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5282612U (ja) * 1975-12-19 1977-06-20
JPS61112063U (ja) * 1984-12-25 1986-07-15
JPS621322A (ja) * 1985-06-27 1987-01-07 Nec Corp 周波数シンセサイザ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5012770A (en) * 1989-07-24 1991-05-07 Nissan Motor Co., Ltd. Intake apparatus for internal combustion engine
JP2019112774A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 大成ロテック株式会社 モータグレーダ
WO2022264713A1 (ja) * 2021-06-15 2022-12-22 株式会社小松製作所 作業機械および作業機械を制御するための方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07116724B2 (ja) 1995-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8020659B2 (en) Hydrostatically driven vehicle and method therefor
EP2263965B9 (en) Method of Operating a Working Machine
US5318378A (en) Method and apparatus for controlling a cold planer in response to a kickback event
EP2167346B1 (en) A method and a device for controlling a vehicle comprising a dump body
CN108603354B (zh) 控制方法以及机动平路机
EP2824351B1 (en) Working vehicle with driving force control
WO2007130213A1 (en) Differential lock control in articulated work machine
EP1796931B1 (en) Power machine having traction lock with speed-range selector
JPH0220723A (ja) モータグレーダのブレード押付力制御装置
JP5070788B2 (ja) 作業車
JP2567081B2 (ja) 走行用油圧駆動装置
JP3853208B2 (ja) 作業車両の作業機用油圧ポンプの制御方法と制御装置
JP3922701B2 (ja) 作業車両の作業機用油圧ポンプの制御方法と制御装置
JP6901606B2 (ja) 制御方法およびモータグレーダ
JPH0689536B2 (ja) グレーダ装置
JP7348868B2 (ja) 作業車両の変速装置
US11371215B2 (en) Working machine
EP3719216B1 (en) A control method of actuating a movement of at least one of a boom and an implement connected to the boom in a work vehicle, a corresponding control system and a work vehicle comprising such control system
US20220349155A1 (en) Automatic torque control system
JPS6056851B2 (ja) ブルド−ザのプレ−ト自動制御装置
EP0662177B1 (en) Method and apparatus for controlling a cold planer in response to a kickback event
JP6309204B2 (ja) ホイールローダ
JPH0518206Y2 (ja)
CN115042635A (zh) 自推进式作业车辆和对该车辆进行控制的计算机实现方法
JPH0622163U (ja) 作業車

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

Year of fee payment: 13