JPH02207200A - 送風機の付着スケール水洗除去装置 - Google Patents

送風機の付着スケール水洗除去装置

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JPH02207200A
JPH02207200A JP2405189A JP2405189A JPH02207200A JP H02207200 A JPH02207200 A JP H02207200A JP 2405189 A JP2405189 A JP 2405189A JP 2405189 A JP2405189 A JP 2405189A JP H02207200 A JPH02207200 A JP H02207200A
Authority
JP
Japan
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washing
blower
water
scale
spray nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2405189A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Saito
剛 斉藤
Takakuni Kondo
近藤 孝邦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Publication of JPH02207200A publication Critical patent/JPH02207200A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、送風機の付着スケール水洗除去装置に関する
もので、詳しくは、ファンまたはブロワなどの翼車が回
転する送風機における該翼車に付着するダスト等のスケ
ールを水洗用水の噴霧によって該送風機の運転中に除去
できる水洗除去装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、湿式脱硫装置などのガスの下流側に設置され
た昇圧ファン等においては、翼車の動翼の外周表面全体
にダスト等によるスケールが付着するので、翼車の回転
て対してバランスが悪くなって、連続運転ができなくな
るため、そのスケールを運転中に除去する手段が設けら
れていた。
そして、従来のその手段の1つとしては。
静止部にワイヤブラシを取付け、スケールが付着する動
翼の部分にワイヤブラシを接触させるワイヤブラシ方式
が知られており。
またもう1つの手段としては、静止部に水噴射ノズルを
取付け、スケールが付着する動翼の部分に向けて水洗用
水を勢いよく噴射させる水噴射方式が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のワイヤブラシ方式においては、動翼の前縁面の一
部分のみのスケールの除去に限られ、かつ、そのブラシ
の接触による摩耗が大きいという問題点があった。
また前述の水噴射方式においては、やはり、噴射水の当
る部分のみのスケールの除去に限られ、かつ、噴射水の
当る動翼の部分が早期に摩耗し、これに侵食の進行も加
わって、動翼が損傷してしまうという問題点があった。
なお本発明者が、前記水噴射方式による噴射力を弱めて
実験をしてみたが、やはり。
噴射水の轟る動翼の部分の摩耗と侵食は避けられなかっ
た。すなわち、水洗用水の噴射力を弱めても、程度の差
はあれ1本質的な解決とはならなかった。
本発明は、上記の問題点を解決しようとするものである
。すなわち、本発明は、送風機の運転中において、動翼
の外周表面全体のスケールを容易に除去することができ
、かつ、動翼母材を損傷させないようにした送風機の付
着スケール水洗除去装置を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するだめの手段〕
上記目的を達成するため1本発明の送風機の付着スケー
ル水洗除去装置は、送風様の翼車の上流側に設置された
水洗用噴霧ノズルと、該水洗用噴霧ノズルに水洗用水を
外部から供給する水配管とを備え、かつ、前記水洗用噴
霧ノズルのノズル孔がガス流に対して上流のほうに向い
ているようにした。
〔作  用〕
本発明によれば、翼車の上流側に水洗用噴霧ノズルが設
置されているので、水洗用水カ、勢いのよい噴射水とな
ることなく。
該上流側で霧状となり、しかも、前記水洗用噴霧ノズル
のノズル孔がガス流に対して上流のほうに向いているの
で、その水洗用水は、該ノズル孔から霧状となって、−
たん、ガスの上流側に出て、そののち、迂回をしてガス
流に沿って、回転している翼車の動翼の外周表面全体に
導かれることになる。したがって、該動翼の外周表面全
体のスケールを湿潤し、そのスケールのすべてを除去す
ることができ、かつ、該動翼に対しては、摩耗や侵食さ
せる程の勢いがないので、動翼母材を損傷させることが
ない。
〔実 施 例〕
第1図は本発明の第1実施例を示した正面図、第2図は
第1図の一部の図示を省略して示した断面側面図である
第1図および第2図において、1は静止部である円筒ダ
クト状のケーシング、2は回転する翼車(第2図参照)
、3は該翼車2に取付けられた動翼(羽根)、4は該翼
車2を回転駆動するモータ(第2図参照)、5は静止部
である入口カバー 6はステー7は該ケーシング1の外
周をとりまくように設けられたヘッダ、8は該入口カバ
ー5とヘッダ7の間に設けられた水配管、9は該水配管
8の途中に設けられた水洗用噴霧ノズル、10はそのノ
ズル孔である。また第1図にみられる11は前記翼車2
の回転方向を示す矢印、第2図にみられる12はガスの
流れ方向を示す矢印、13は前記翼車2の回転中心線で
ある。
すなわち、水洗用噴霧ノズル9は、第2図にみられるよ
うに、翼車2の上流側に設置され、そのノズル孔10が
ガス流に対して上流のほうに向いており、この実施例で
は、ノズル孔10がガスの流れと向き合う方向になって
いる。
そして、この実施例では、水洗用噴霧ノズル9は、第1
図にみられるように、同一円周上にして、中心角θが等
しくなる位置に数個(6個)設けられており、しかも、
動翼3の根本内の半径をrlとし、該動翼3の先端内の
半径をr、とし、水洗用噴霧ノズル9が設置されている
位置の前記翼車2の回転中心線13からの距離(半径)
をrとするとき、r :T (rl +r2 )になっ
ている。
また各水洗用噴霧ノズル9のそれぞれに水洗用水を供給
する水配管8が各別に設けられていて、これらの水配管
8がヘッダ7に連結され、かつ、各水配管8の先端が閉
塞状になっていて、入口カバー5によって支持されてい
る。
第1図および第2図に示すように構成された送風機の付
着スケール水洗除去装置においては、水洗用水は、ヘッ
ダ7から各水配管8を介して、それぞれの水洗用噴霧ノ
ズル9に供給される。
そして、各水洗用噴霧ノズル9は翼車2の上流側に設置
されているので、各水洗用噴霧ノズル9からの水洗用水
は、勢いのよい噴流水となることなく、該上流側で霧状
となり、しかも、各水洗用噴霧ノズル9のノズル孔10
の向きがガスの流れと向き合う方向になっているので、
その水洗用水は、各ノズル孔10から霧状となって、−
たん、ガスの上流側に出て、そののち、180゜の迂回
をしてガス流に沿って、回転している翼車2の動翼3の
外周表面全体に導かれることになる。したがって、動翼
3の外周表面全体のスケールを湿潤し、そのスケールの
すべてを除去することができ、かつ、動翼3に対しては
、摩耗や侵食させる程の勢いがないので、動翼母材を損
傷させることがない。
すなわち、石炭焚きボイラなどにおいては、湿式排ガス
脱硫装置を通ったのちの排ガス中のミストには、微細な
石炭フライアッシュおよび石こうが含まれており、これ
らが動翼3の外周表面全体に付着するスケールとなるの
で、水洗用水を噴射させる必要がなく、上記のように霧
状のもので、充分に除去することができる。
なおノズル孔10の向きについては、上記実施例のよう
に、ガスの流れと向き合う方向になっていることが好ま
しいが、完全に向き合わなくても、ガス流に対して上流
のほうに向いていれば、本発明の目的は達成される。
第3図は本発明の第2実施例を示している。
この第2実施例は、前述の実施例と大差はないので、同
一部材等には、同一符号をつけている。
すなわち、この第2実施例では、翼車2を回転駆動する
モータ4がケーシング1の外部だ設けられた場合で、ケ
ーシング1の上流側が、ほぼ直角に曲げられた形状にな
っている。
この第2実施例においても、前述の第1実施例と、作用
や効果の点では同様である。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば。
水洗用水の動翼への、より均一な霧状散布が可能となり
、これによって、送風機の運転中であっても、動翼母材
を損傷させることがなく、動翼の外周表面全体に付着し
たスケールだけを除去することができる。したがって、
常温程度で運転し、かつ、動翼への付着物が問題となる
7アンやプロワなど、とくに、湿式脱硫装置の下流側に
設置される昇圧ファンの付着物除去に1本発明4゜ は有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示した正面図、第2図は
第1図の一部の図示を省略して示した断面側面図、第3
図は本発明の第2実施例を示した一部断面側面図である
。 1  ・ケーシング、2・ ・翼車、 5・・I動翼、4・ −モータ、5・ 入口カバー 7・ ・ヘッダ、8・ ・水配管、9・ 
・水洗用噴霧ノズル、10・・ノズル孔、11  ・翼
車の回転方向を示した矢印、12・ ・ガスの流れ方向
を示した矢印、13・ ・翼車の回転中心線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、送風機の翼車の上流側に設置された水 洗用噴霧ノズルと、該水洗用噴霧ノズルに 水洗用水を外部から供給する水配管とを備 え、かつ、前記水洗用噴霧ノズルのノズル 孔がガス流に対して上流のほうに向いてい ることを特徴とする、送風機の付着スケー ル水洗除去装置。 2、複数個の水洗用噴霧ノズルが、同一円 周上にして等しい中心角の位置に設けられ ている請求項1記載の送風機の付着スケー ル水洗除去装置。 3、複数個の水洗用噴霧ノズルのそれぞれ に水洗用水を供給する水配管が各別に設け られていて、これらの水配管を連結してい るヘッダを備えている請求項1または2記 載の送風機の付着スケール水洗除去装置。 4、水洗用噴霧ノズルのノズル孔の向きが、ガスの流れ
    と向き合う方向になつている請 求項1、2または3記載の送風機の付着ス ケールの水洗除去装置。 5、翼車に取付けられている動翼の根本円 の半径をr_1とし、該動翼の先端円の半径をr_2と
    し、水洗用噴霧ノズルが設置されている位置の前記翼車
    の回転中心線からの距 離をにとするとき、r=1/2(r_1+r_2)にな
    つている請求項1、2、3または4記載の 送風機の付着スケール水洗除去装置。 6、水洗用噴霧ノズルが水配管の途中に設 けられ、しかも、該水配管の先端が閉塞状 になつて入口カバーによつて支持されてい る請求項1、2、3、4または5記載の送 風機の付着スケール水洗除去装置。 7、翼車を回転駆動するモータが、ケーシ ングの内部に設けられている請求項1、2、3、4、5
    または6記載の送風機の付着ス ケール水洗除去装置。 8、翼車を回転駆動するモータが、ケーシ ングの外部に設けられていて、該ケーシン グの上流側が、ほぼ直角に曲げられた形状 になつている請求項1、2、3、4、5ま たは6記載の送風機の付着スケール水洗除 去装置。
JP2405189A 1989-02-03 1989-02-03 送風機の付着スケール水洗除去装置 Pending JPH02207200A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110195722A (zh) * 2019-07-22 2019-09-03 福建省联盛纸业有限责任公司 一种造纸工艺中的透平风机用除垢系统
JP2020067051A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 三菱重工コンプレッサ株式会社 圧縮機
CN111396339A (zh) * 2020-02-25 2020-07-10 浙江马尔风机有限公司 风机叶轮清洗装置

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