JPH02206225A - Cmosで構成したa/d変換回路 - Google Patents

Cmosで構成したa/d変換回路

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JPH02206225A
JPH02206225A JP2555789A JP2555789A JPH02206225A JP H02206225 A JPH02206225 A JP H02206225A JP 2555789 A JP2555789 A JP 2555789A JP 2555789 A JP2555789 A JP 2555789A JP H02206225 A JPH02206225 A JP H02206225A
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circuit
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circuits
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は直並列型のA/D変換回路の改良に関する。
〔発明の概要〕
第1の本発明は、入力アナログ電圧を複数の比較回路に
供給して、第1の所定電圧間隔を有する複数の第1の基
準電圧と比較して得た、複数の第1の比較出力を第1の
エンコーダに供給し、入力アナログ電圧を複数の比較回
路に供給して、第1の所定電圧間隔の複数分の1の第2
の電圧間隔を有し、第1の所定電圧間隔より低い複数の
固定電圧に、複数の第1の比較出力に応じた可変基礎電
圧を加算して得た、複数の第2の基準電圧と比較して得
た、複数の第2の比較出力を第2のエンコーダに供給し
、第1及び第2のエンコーダから、デジタル出力を得る
ようにしたことにより、デジタル出力のビット数の同じ
従来の直並列型A/D変換回路に比し、その変換速度に
略匹敵した変換速度が得られるにも拘わらず、使用する
比較回路の個数を大幅に低減することができるようにし
たものである。
第2の本発明は、第1の本発明の回路を複数設け、その
複数の回路で、入力アナログ電圧を、所定位相差を以て
、順次循環的にサンプリングしてA/D変換処理を行い
、その複数の回路から、所定位相差を以て、順次循環的
にデジタル出力を得るようにしたことにより、デジタル
出力のビット数の同じ従来の直並列型A/D変換回路に
比し、使用する比較回路の個数が同程度にも拘わらず、
変換速度を略2倍程度に高速化でき、デジタル出力のビ
ット数の同じ従来の全並列型A/D変換回路に比し、そ
の変換速度に略匹敵した変換速度が得られるにも拘わら
ず、使用する比較回路の個数を著しく大幅に低減するこ
とができ、しかも、変換速度の超高速化を可能にしたも
のである。
〔従来の技術〕
以下に、従来のA/D変換回路について説明する。先ず
、全並列型A/D変換回路について、例えば、デジタル
出力が8ビツトと成る場合について説明する。入力アナ
ログ電圧を255((IiIの電圧比較回路に供給して
、等電圧間隔の255111の基準電圧と比較し、各比
較出力をエンコーダに供給し、その出力側から8ビツト
のデジタル出力を得るようにする。
かかる全並列型A/D変換回路は、変換速度が速いと言
う利点がある反面、入力アナログ電圧を、Sビットのデ
ジタル出力に変換する場合、電圧比較回路が、2の3乗
から1を引いた数、即ち、例えば、Sが8の場合、25
5個の必要と成るため、■C化した場合、チップサイズ
が大きく成ると共に、消費電力が大と成るという欠点が
ある。
そこで、この点を改善すべく、直並列型A/D変換回路
が提案されている。これについて、例えば、8ビツトの
場合について説明する。入力アナログ電圧を15個の電
圧比較回路(前段の電圧比較回路)に供給して、15個
の第1の基準電圧と比較し、その各比較出力を前段のエ
ンコーダに供給して、上位4ビツトのデジタル出力を得
、この4ビツトの出力をD/A変換回路に供給してアナ
ログ電圧に変換し、このアナログ電圧と入力アナログ電
圧との差の電圧を15個の電圧比較回路(後段の電圧比
較回路)に供給して、15個の電圧比較回路(後段の電
圧比較回路)に供給して、第1の基準電圧の電圧間隔を
16等分して得た15個の第2の基準電圧と比較し、そ
の各比較出力を後段のエンコーダに供給して、下位の4
ビツトのデジタル出力を得るようにする。
かかる直並列型A/D変換回路は、入力アナログ電圧を
、nビットのデジタル出力に変換する場合、電圧比較回
路が、2の(S+、2)/2乗から2を引いた数、即ち
、例えばSが8の場合、30個あれば良いので、IC化
した場合、チップサイズが左程大きく成らず、又、消費
電力も左程大きく成らない。
しかし、ゲートアレイ、アンダートセル等のアプリケー
ションへのA/Dセルを考えると、A/D変換回路のチ
ップサイズはもっと小さく、又、消費電力ももっと小さ
い方が望ましい。
尚、従来技術を示すものとしては、特開昭58−153
2号があり、本願出願前未公知の先行技術としては特願
昭63−16269号がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の点に鑑み、第1の本発明は、デジタル出力のビッ
ト数の同じ従来の直並列型A/D変換回路に比し、その
変換速度に略匹敵した変換速度が得られるにも拘わらず
、使用する比較回路の個数を大幅に低減することのでき
るA/D変換回路を提案しようとするものである。
又、第2の本発明は、デジタル出力のビット数の同じ従
来の直並列型A/D変換回路に比し、使用する比較回路
の個数が同程度にも拘わらず、変換速度を略2倍程度に
高速化でき、デジタル出力のビット数の同じ従来の全並
列型A/D変換回路に比し、その変換速度に略匹敵した
変換速度が得られるにも拘わらず、使用する比較回路の
個数を著しく大幅に低減することができ、しかも、変換
速度の超高速化を可能にしたA/D変換回路を提案しよ
うとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1お本発明は、第1の本発明は、複数の比較回路CP
 M I−CP M nと、第1の所定電圧間隔を有す
る複数の第1の基準電圧を発生する第1の基準電圧発生
回路と、入力アナログ電圧を複数の比較回路CPM、〜
CPMnに供給して、複数の第1の基準電圧と比較して
得た、複数の第1の比較出力が供給される第1のエンコ
ーダCENと、第1の所定電圧間隔の複数分の1の第2
の電圧間隔を有し、第1の所定電圧間隔より低い複数の
固定電圧に、複数の第1の比較出力に応じた可変基礎電
圧を加算して得た、複数の第2の基準電圧を発生する第
2の基準電圧発生回路FSTVと、入力アナログ電圧を
複数の比較回路CPM、〜CPMnに供給して、複数の
第2の基準電圧と比較して得た、複数の第2の比較出力
が供給される第2のエンコーダFENとを有し、第1及
び第2のエンコーダCEN、FENから、デジタル出力
を得るようにしたものである。
第2の本発明は、複数の比較回路CPM、〜CPMnと
、第1の所定電圧間隔を有する複数の第1の基準電圧を
発生する第1の基準電圧発生回路と、入力アナログ電圧
を複数の比較回路CPM。
〜CPMnに供給して、複数の第1の基準電圧と比較し
て得た、複数の第1の比較出力が供給される第1のエン
コーダCENと、第1の所定電圧間隔の複数分の1の第
2の電圧間隔を有し、第1の所定電圧間隔より低い複数
の固定電圧に、複数の第1の比較出力に応じた可変基礎
電圧を加算して得た、複数の第2の基準電圧を発生する
第2の基準電圧発生回路FSTVと、入力アナログ電圧
を複数の比較回路CPM、〜CPMnに供給して、複数
の第2の基準電圧と比較して得た、複数の第2の比較出
力が供給される第2のエンコーダFENとを有し、第1
及び第2のエンコーダCEN、FENから、デジタル出
力を得るようにした回路を複数設け、その複数の回路K
H、K2で、入力アナログ電圧を、所定位相差を以て、
順次循環的にサンプリングしてA/D変換処理を行い、
その複数の回路KH、K2から、所定位相差を以て、順
次循環的にデジタル出力を得るようにしたものである。
〔作用〕
第1の本発明によれば、入力アナログ電圧が、複数の比
較回路CMP、〜CM P nにおいて、複数の第1の
基準電圧と比較され、その複数の第1の比較出力が第1
のエンコーダCENに供給され、入力アナログ電圧が、
複数の比較回路CMP、〜CMPnにおいて、複数の第
2の基準電圧と比較され、その複数の第2の位比較出力
が第2のエンコーグFENに供給され、第1及び第2の
エンコーダCEN、FENからデジタル出力が得られる
第2の本発明によれば、複数の回路Kl 、、 K2で
、入力アナログ電圧を、所定位相差を以て、順次循環的
にサンプリングしてA/D変換処理を行い、その複数の
回路Kl 、K2から、所定位相差を以て、順次循環的
にデジタル出力が得られる。
〔実施例〕
以下に、第1図を参照して、本発明の第1の実施例を詳
細に説明する。この実施例は、A/D変換回路のビット
数Sが、8ビツトの場合である。
入力端子Tsからの入力アナログ電圧が、サンプルホー
ルド回路SHに供給され、そのホールド出力が、夫々オ
ンオフスイッチ5WC1+〜5W−Inを通じて、比較
回路CM P I−CM P nに各別に供給される。
尚、nは、2のs / 2乗から1を引いた数で、この
実施例では、n=15である。入力端子T1〜Tnから
のn個の第1の等電圧間隔のコアース基準電圧(上位基
準電圧)(−定直流電圧を抵抗電圧分割器で分圧した電
圧)が、夫々オンオフスイッチ5W−C21〜5W−C
2nを通じて、比較回路CMP、〜CMPnに各別に供
給される。
比較回路(1)(CMPI 〜CMPn)は、コンデン
サ(2)及びCMO3から成るインバータ(3)の直列
回路のそのインバータ(3)の入出力端子間にオンオフ
スイッチ5W−B、〜S W −B nを接続して構成
したものであって、その具体的回路構成及びその動作は
後述する。
比較回路CMP、〜CMPnの各比較出力は、夫々ラッ
チ回路LH1,〜LH1nに供給されてラッチされる。
ラッチ回路LH1,〜LH1nの各ラッチ出力は、夫々
オンオフスイッチ5W−C,〜5W−Cnを夫々通じて
、コアースエンコーダ(上位ビット用エンコーダ)CE
Nに供給されてエンコードされ、これより上位4ビツト
のデジタル出力が得られ、これがラッチ回路LH2を通
じて、フルエンコーダ(4)に供給されると共に、ファ
イン基準電圧発生回路FSTVに供給される。
そして、ファイン基準電圧発生回路(下位基準電圧発生
回路)FSTVより得られた15個のファイン基準電圧
(15個の第1の基準電圧の電圧間隔を16に分割した
電圧に等しい電圧間隔を有する15個の固定電圧に、コ
アスエンコーダCENの4ビツトの上位デジタル出力に
応じた、複数の第1の基準電圧の内の一つを可変電圧と
して加算した電圧)が、夫々オンオフスイッチSW −
F 21〜SW −F 2 nを通じて、夫々比較回路
CMP、〜CMPnに供給される。
又、ラッチ回路LH1,〜LH1nの各ランチ出力は、
夫々オンオフスイッチ5W−F、〜5W−Fnを夫々通
じて、ファインエンコーダ(下位ビット用エンコーダ)
FEHに供給されてエンコードされ、これより下位4ビ
ツトのデジタル出力が得られ、これがランチ回路LH3
を通じて、フルエンコーダ(4)に供給される。
かくして、フルエンコーダ(4)から8ビツトのデジタ
ル出力が得られ、これが出力端子(5)に供給される。
尚、フルエンコーダ(4)は単なる8本の導線でもよい
が、エンコーダCEN、FENよりの各4ビツトのデジ
タル出力に誤差がある場合に、それを補正して、誤差の
ない8ビツトの出力を得るための補正回路を有するにで
構成することもできる。
次に、このA/D変換回路の動作を、第2図のタイミン
グチャートをも参照して説明しよう。ここでは、サンプ
ルホールド回路SHに供給されるあるサンプリングパル
スφSの立ち上がりから、次のサンプリングパルスφS
の立ち上がりまでを1サイクルとし、その1サイクルの
周期を互いに等しい4つの期間τ1、τ2、τ3、τ4
に分割する。
先ず、期間τ1においては、オンオフスイッチ5W−C
21〜5W−C2nに供給されるタイミンクパルスφC
′ (第2図D)が高レベルに成って、そのオンオフス
イッチ5W−C2,〜5W−C2nがオンに成って、入
力端子T1〜Tnからのn個の上位基準電圧C3TVが
、夫々比較回路CM P + −CM P nに供給さ
れる。又、この期間τ1においては、比較回路CMP、
〜CMPnの各オンオフスイッチSW  B+ NSW
  Bnに供給されるタイミングパルスφb(第2図G
)が高レベルに成ることにより、これらオンオフスイッ
チS W −B I” S W −B nがオンに成っ
て、比較回路CMPI ”CMPnはオートゼロ、即ち
、高利得に成る。更に、この期間τ1においては、サン
プルホールド回路SHに供給されるタイミングパルスφ
S (第2図A)が高レベルに成って、入力端子Tsか
らの入力アナログ電圧S1が、このサンプルホールド回
路H3によって、サンプリングされる。
次に、期間τ2おいては、比較回路CMp、〜CM P
 nの各オンオフスイッチ5W−B、〜5W−Bnに供
給されるタイミングパルスφb(第2図G)が、低レベ
ルに成るこにより、これらオンオフスイッチ5W−Bl
 〜S W −B nがオフに成る。又、この期間で2
おいては、サンプルホールド回路SHに供給されるタイ
ミングパルスφS(第2図A)が低レベルに成ることに
より、サンプルホールド回路SHがホールド状態に成る
と共に、オンオフスイッチS W  CI I= S 
W −C1nに供給されるタイミングパルスφS′ (
第2図F)が高レベルに成ることにより、これらオンオ
フスイッチ5W−CI、〜5W−Cinがオンに成って
、サンプルホールド回路SHによってホールドされた入
力アナログ電圧S1が、比較回路CMP。
〜CMPnに共通に供給されて、夫々の上位基準電圧と
比較される。又、この期間τ2においては、オンオフス
イッチ5W−C1〜S W −Cnに供給されるタイミ
ングパルスφCが、高レベルに成ることにより、比較回
路CMP、〜CMPn夫々の比較出力が、ラッチ回路L
H1+〜LHn及びオンオフスイッチ5W−C,〜S 
W −Cnを通じて、コアースエンコーダCENに供給
されてエンコードされると共に、そのエンコード出力、
即ち上位4ビツトのデジタル出力がラッチ回路LH2を
通じて、ファイン基準電圧発生回路FSTVに供給され
ると共に、フルエンコーダ(4)に供給される。
次に、期間τ3において、ファイン基準電圧発生回路F
STVから、n個のファイン基準電圧が発生する。又、
この期間においては、比較回路CMP、〜CMPnの各
オンオフスイッチ5W−B、〜5W−Bnに供給される
タイミングパルスφb(第2図G)が高レベルとなって
、これらオンオフスイッチS W −B I−S W 
−B nはオンと成り、比較回路CMP、〜CMPnは
、オートゼロ、即ち、高利得に成る。又、この期間τ3
においては、オンオフスイッチ5W−C1,〜5W−C
1nに供給されるタイミングパルス φs J  (第
2図F)は高レベルであるので、これらオンオフスイッ
チSW  C1+ 〜SW  C1nはオンのま\であ
る。
更に、期間τ4においては、比較回路CMP。
〜CMPnの各オンオフスイッチ5W−B、〜5W−B
nに供給されるタイミングパルスφb(第2図G)が、
低レベルに成ることにより、これらオンオフスイッチ5
W−B、〜S W −B n ;6<オフに成る。又、
この期間τ4においては、オンオフスイッチSW  F
2s〜SW  F2nに供給されるタイミングパルスφ
f′が高レベルに成ることにより、これらオンオフスイ
ッチ5W−F2+〜5W−F2nがオンに成って、ファ
イン基準電圧発生回路FSTVからのn個のファイン基
準電圧FSTVが、夫々オンオフスイッチ5W−F2゜
〜5W−F2nを通じて、比較回路CMP1〜CMPn
に供給されて、直前に入力された入力アナログ電圧S、
とそのn個のファイン基準電圧とが比較される。更に、
この期間τ4においては、オンオフスイッチ5W−F、
〜5W−Fnに供給されるタイミングパルスφfが高レ
ベルと成るので、これらオンオフスイッチ5W−F、〜
5W−Fnがオンと成って、比較回路CMP、〜CM 
P nの各比較出力が、ラッチ回路LH1,〜LHn及
びオンオフスイッチS W −F I−S W −F 
nを通じて、ファインエンコーダFENに供給され、そ
のエンコード出力、即ち下位4ビツトのデジタル出力が
フルエンコーダ(4)に供給される。
かくして、フルエンコーダ(4)の出力側、即ち、出力
端子(5)には、8ビツトのデジタル出力が得られる。
以降、入力アナログ電圧 S2、S3、S4、・・・に
ついても、同様の動作が繰り替えされる。
この第1図の実施例によれば、変換速度は従来の直並列
型A/D変換回路と同じであるが、比較回路は15個で
済み、従来の直並列型A/D変換回路の場合の30個に
比べて、大幅に減少することが分かる。
次に、第3図を参照して、本発明の第2の実施例を説明
しよう。この第3図の実施例では、第1図の実施例にお
ける夫々オンオフスイッチ5W−C1〜5W−Cn及び
5W−F1〜5W−Fnの夫々前段のコアースエンコー
ダCEN及びファインエンコーダFENO代わりに、共
通のエンコーダENを、ラッチ回路L H11〜LHn
の次段に設けるようにしたもので、その結果、エンコー
ダENの出力側に得られる上位4ビツトのデジタル出力
は、オンオフスイッチ5W−Cを通じてラッチ回路LH
2に供給し、エンコーダENの出力側に得られる下位4
ビツトのデジタル出力は、オンオフスイッチ5W−Fを
通じてラッチ回路LH3にずれがよいことに成る。その
他の構成は、第1図のA/D変換回路と同様である。尚
、オンオフスイッチ5W−Cは、タイミングパルスφC
で制御され、オンオフスイッチ5W−Fは、タイミング
パルスφfで制御される。又、この第3図の実施例の動
作は、第1図のA/D変換回路の動作と同様である。
かかる第3図の実施例は、第1図の実施例に比し、その
構成が簡単に成る。
次に、第4図を参照して、第3の実施例を説明する。以
下に、この第3図の実施例の構成を説明するが、第1図
と対応する部分には、同一符号を付して、重複説明を省
略する。この第4図のA/D変換回路では、第1図のA
/D変換回路のランチ回路LH2、LH3とフルエンコ
ーダ(4)との間に、連動してオンオフするオンオフス
イッチ5W−OEを挿入した回路を、入力端子Ts及び
T1〜Tnに対し、並列に1対設けて、夫々を第1及び
第2の回路J 、K2とし、フルエンコーダ(4)は共
通としたものである。
そして、第1の回路に1の各部には、上述の第2図に示
したタイミングパルス(これらタイミングパルスを、第
5図A−Eに再出しであるが、同じ波形のタイミングパ
ルスは夫々まとめて示しである)が供給される。そして
、この第1の回路K。
のオンオフスイッチ5W−OEには、第5図Fに示す如
きタイミングパルスφoddが供給されて、そのオンオ
フが制御される。このタイミングパルスφoddは、期
間τ1、τ2に亘る期間において高レベルに成って、オ
ンオフスイッチ5W−OEをオンにし、期間τ3、τ4
に亘る期間において低レベルに成って、オンオフスイッ
チ5W−OEをオフにする。
又、第2の回路に2の各部には、第5図A−Eに夫々対
応する第5図G−Kに示すタイミングパルスが供給され
る。そして、この第2の回路に2のオンオフスイッチ5
W−OEには、第5図りに示す如きタイミングパルスφ
even (第5図Fのタイミングパルスφoddとは
逆相のパルス)が供給されて、そのオンオフが制御され
る。そして、この第2の回路に2におけるサンプルホー
ルド回路SHに供給されるあるサンプリングパルスφS
の立ち上がりから、次のサンプリングパルスφSの立ち
上がりまでを1サイクルとし、この第2の回路に2にお
ける1サイクルは、第1の回路に、の1サイクルに対し
、1サイクルの周期の1/2の位相差を有する。そして
、この第2の回路に2の1サイクルの期間も、互いに等
しい4つの期間τ3、r4、τ5、τ6に分割する。
そして、入力端子Tsからの入力アナログ電圧を、期間
τ、において、第1の回路に1のサンプリンホールド回
路SHでサンプリングし、次に、期間τ3において、第
2の回路に2のサンプリンホールド回路SHでサンプリ
ングし、以下このように、1/2サイクル毎に、第1及
び第2の回路K1%に2でサンプリングして、夫々第1
及び第2の回路に1、K2で、第1図のA/D変換回路
と同様な動作を行わせ、ラッチ回路LH2、LH3から
の上位4ビツト、下位4ビツト、計8ピントのデジタル
出力のフルエンコーダ(4)への供給は、オンオフスイ
ッチ5W−OBの、タイミングパルスφodd % φ
evenによる制御によって、第1及び第2の回路に1
 、K2において、1/2サイクル毎に交互に行わせる
この実施例の場合には、第1図の実施例に比し、比較回
路が301[1と、倍に成るが、変換速度は、全並列型
A/D変換回路の変換速度と同じになる。
次に、第6図について、上述の各実施例における比較回
路(1)の具体構成について説明する。
(11)は入力電圧の供給される入力端子、(12)は
基準電圧の供給される入力端子である。これら入力端子
(11)、(12) (共通の1個の入力端子にするこ
とができる)は、夫々オンオフスイッチ(13)、(1
4)を通じて、コンデンサ(15)、(16)の接続中
点に接続される。
オンオフスイッチ(13)は、第7図Aのタイミングパ
ルスが高レベルのときオンと成り、オンオフスイッチ(
14)は、第7図Bのタイミングパルスが高レベルのと
きオンと成る。第7図A及びBのタイミングパルスは、
同じ周波数及び同じデユーティ (0,25)を有する
と共に、1/4周期の位相差を有する。
コンデンサ(15)、(16)の接続中点は、コンデン
サ(16)を通じて接地されると共に、コンデンサ(1
5)を通じて、反転増幅器を構成する(CMOSトラン
ジスタ、以下同じ)P型及びN型MOSトランジスタ(
17)、(18)の各ゲートに接続される。
トランジスタ(17)のソースが、電源端子(27)に
接続され、トランジスタ(18)のソースが接地される
そして、トランジスタ(17)、(18)の各ゲート及
び各ドレイン間にオンオフスイッチ(19)が接続され
る。このスイッチ(19)は、第7図へのタイミングパ
ルスによって制御されて、上述のスイッチ(13)と連
動してオンオフする。
トランジスタ(17)、(18)の各ドレインは、コン
デンサ(20)を通じて、反転増幅器を構成するP型及
びN型MOSトランジスタ(21)、(22)の各ゲー
トに接続される。トランジスタ(21)のソースが、電
源端子(27)に接続され、トランジスタ(22)のソ
ースが接地される。
そして、トランジスタ(21)、(22)の各ゲート及
び各ドレイン間にオンオフスイッチ(23)が接続され
る。このスイッチ(23)は、第7図Aのタイミングパ
ルスによって制御されて、上述のスイッチ(13)、(
19)と連動してオンオフする。
トランジスタ(21)、(22)の各ドレインは、直接
反転増幅器を構成するP型及びN型MOS)ランジスタ
(24)、(25)の各ゲートに接続される。トランジ
スタ(24)のソースが、電源端子(27)に接続され
、トランジスタ(25)のソースが接地される。
そして、トランジスタ(24)、(25)の各ドレイン
の接続中点から、出力端子(26)が導出される。
次に、第7図を参照して、第6図の比較回路の動作を説
明する。第7図Aのタイミングパルスの高レベル期間(
第7図DO8で示す期間)に、スイッチ(13)、(1
9)、(23)がオンに成ると、入力端子(11)の入
力電圧がスイッチ(13)によってサンプリングされて
、コンデンサ (15)、(16)に印加され、夫々の
電位に安定するまで充電が行われる。
第7図Aのタイミングパルスが高レベルと成っている期
間に続いて、第7図A、Bのタイミングパルスが共に低
レベルと成る期間(第7図りのHで示す期間)では、ス
イッチ(13)、(14)、(19)及び(23)が共
にオフと成り、トランジスタ(18)、(22)の入出
力インピーダンスが高いことから、コンデンサ(15)
、(16)の電位がホールドされる。
第7図A、Bのタイミングパルスが共に低レベルと成っ
ている期間に続いて、第7図Bのタイミングパルスが高
レベルに成る期間(第7図りのCOMPで示す期間)で
は、スイッチ(14)がオンに成って、入力端子(12
)からの基準電圧が、スイッチ(14)を通じて、コン
デンサ(15)、(16)に印加されて、コンデンサ(
15)、(16)  のホールドされている入力電圧が
、この基準電圧と比較され、出力端子(26)には、第
7図りに示すような比較出力が得られる。
尚、コンデンサ(16)の容量値を、コンデンサ(15
)の容量値と等しく選定することにより、入力電圧が安
定化され、安定な出力信号が出力される。
又、この第6図の比較回路におけるスイッチ(13)、
(14)は夫々第1図のスイッチSW  C2+〜スイ
ッチ5W−C2n及びスイッチS W −F 2 +〜
5W−F2nに夫々対応する。第6図の比較回路におけ
るコンデンサ(15)は、第1図の比較回路(1)のコ
ンデンサ(2)に対応する。第6図の比較回路における
CMO3から成るの3段の反転増幅器は、第1図の比較
回路(1)のインバータ(3)に対応する。第6図の比
較回路におけるスイッチ(19)、(23)は、第1図
の比較回路(1)のスイッチS W −B 1〜S W
 −B nに対応する。尚、第6図の比較回路における
コンデンサ(16)は、第1図の比較回路(1)におい
ては省略されている。
尚、第1及び第2の基準電圧の各個数は、その一方はn
個でもあっても、その他方はnより小さい値、例えば、
2のs / 2より小さいあちあ上述の比較回路CP 
M I−CP M nは、夫々複数の第1及び第2の基
準電圧との比較時に (発明の効果) 第1の本発明A/D変換回路によれば、従来のnビット
のデジタル出力を得る直並列型A/D変換回路に比し、
変換速度は同じであるが、比較回路の個数が大幅に減少
する。
第2の本発明A/D変換回路によれば、従来のnビット
のデジタル出力を得る全並列型A/D変換回路に比し、
変換速度は同じであるが、比較回路の個数が大幅に減少
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック線図、第
2図はその動作説明に供するタイミングチャート、第3
図は本発明の第2の実施例を示すブロック線図、第4図
は本発明の第3の実施例を示すブロック線図、第5図は
その動作説明に供するタイミングチャート、第6図は本
発明の実施例に使用される比較回路の具体的回路構成を
示す回路図、第7図はその動作説明に供するタイミング
チャートである。 CMPI〜CMPnは比較回路、CENは上位エンコー
ダ、FENは下位エンコーダ、(4)はフルエンコーダ
、K1及びに2は第1及び第2の回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の比較回路と、 第1の所定電圧間隔を有する複数の第1の基準電圧を発
    生する第1の基準電圧発生回路と、入力アナログ電圧を
    上記複数の比較回路に 供給して、上記複数の第1の基準電圧と比較して得た、
    複数の第1の比較出力が供給される第1のエンコーダと
    、 上記第1の所定電圧間隔の複数分の1の第2の電圧間隔
    を有し、上記第1の所定電圧間隔より低い複数の固定電
    圧に、上記複数の第1の比較出力に応じた可変基礎電圧
    を加算して得た、複数の第2の基準電圧を発生する第2
    の基準電圧発生回路と、 上記入力アナログ電圧を上記複数の比較回路に供給して
    、上記複数の第2の基準電圧と比較して得た、複数の第
    2の比較出力が供給される第2のエンコーダとを有し、 上記第1及び第2のエンコーダから、デジタル出力を得
    るようにしたことを特徴とするA/D変換回路。 2、複数の比較回路と、第1の所定電圧間隔を有する複
    数の第1の基準電圧を発生する第1の基準電圧発生回路
    と、入力アナログ電圧を上記複数の比較回路に供給して
    、上記複数の第1の基準電圧と比較して得た、複数の第
    1の比較出力が供給される第1のエンコーダと、上記第
    1の所定電圧間隔の複数分の1の第2の電圧間隔を有し
    、上記第1の所定電圧間隔より低い複数の固定電圧に、
    上記複数の第1の比較出力に応じた可変基礎電圧を加算
    して得た、複数の第2の基準電圧を発生する第2の基準
    電圧発生回路と、上記入力アナログ電圧を上記複数の比
    較回路に供給して、上記複数の第2の基準電圧と比較し
    て得た、複数の第2の比較出力が供給される第2のエン
    コーダとを有し、上記第1及び第2のエンコーダから、
    デジタル出力を得るようにした回路を複数設け、 該複数の回路で、上記入力アナログ電圧を、所定位相差
    を以て、順次循環的にサンプリングしてA/D変換処理
    を行い、上記複数の回路から、上記所定位相差を以て、
    順次循環的にデジタル出力を得るようにしたことを特徴
    とするA/D変換回路。
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