JPH02205Y2 - - Google Patents

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JPH02205Y2
JPH02205Y2 JP17056680U JP17056680U JPH02205Y2 JP H02205 Y2 JPH02205 Y2 JP H02205Y2 JP 17056680 U JP17056680 U JP 17056680U JP 17056680 U JP17056680 U JP 17056680U JP H02205 Y2 JPH02205 Y2 JP H02205Y2
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coin
coins
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は遊技機のコイン案内選別装置に関
し、特にコインの投入に応じてパチンコ玉を弾球
遊技可能な弾球遊技機などのような遊技機に設け
られるコイン案内選別装置の改良に関する。
一般に、使用可能に定められたコインの投入に
応じて遊技を行なうことができるような、各種の
遊技機が提案されている。たとえば、1回のゲー
ムに要する所定数(所要数)のコインの投入に応
じて一定数または一定時間の間だけパチンコ玉
(以下玉と略称する)を打球して遊技可能な弾球
遊技機として、コイン遊技機が知られている。こ
のコイン遊技機は、たとえば、複数の玉受口が遊
技盤の下方に水平方向に並べて形成され、必要に
応じて複数の入賞孔が遊技盤面に形成されてい
る。そして、コイン遊技機は、遊技者によつて打
込まれた玉が落入した玉受口の組合せによつて得
点を与え、得点に応じた景品(たとえばコイン)
を払出すものである。
また、その他各種の遊技機としては、ゲームセ
ンタなどに設けられたビデオゲーム機などが知ら
れている。このビデオゲーム機はゲームセンタ内
でのみ適用するコインを用いてゲームを楽しむこ
とができる。
ところで、従来の各種遊技機は、ゲーム中にお
いてコインの投入を禁止する必要があつた。ま
た、遊技機の一例のコイン遊技機は、打止数を超
える数のコインを払出した後、以後遊技を禁止す
るために打止制御していた。この場合において、
遊技者が誤つてコイン投入口へコインを投入する
のを防止する必要があつた。
そこで、従来のコイン遊技機は、誤つてコイン
を投入するのを防止するために、コイン投入口の
裏側にストツパまたはシヤツタを設け、選択的に
コイン投入口を塞いでいた。ところが、遊技者に
よつては、所要数のコインを投入したにもかかわ
らず、誤つて無理やりコインを投入したり、打止
めされたコイン遊技機へ無理やりコインを挿入す
る者があつた。このように、無理やりコインを投
入すると、ストツパまたはシヤツタが変形して、
故障の原因となる問題点があつた。
その他のコイン案内選別装置としては、コイン
投入口からコインを回収する通路に関連してスト
ツパを設け、所要数のコインが投入された後は投
入コインをストツパで通路内に止めておき、遊技
者が返却ボタンを押圧したとき通路の底面を開口
してコインを返却口から返却するものもあつた。
しかしながら、このような構造のものは、所要数
を超える数のコインを返却させるために、遊技者
がその都度返却ボタンを押圧しなければならず、
その操作がわずらわしいという問題点があつた。
それゆえに、この考案の目的は、コインの投入
を必要としない状態において投入されたコインを
自動的に返却でき、コインが無理に投入されて
も、故障の発生を防止できるような、遊技機のコ
イン案内選別装置を提供することである。
この考案は要約すれば、コイン案内通路の側面
にコインの形状よりもやや大きな開口部を設けて
おき、開口部の形成された側面に対向する側面に
ストツパ部材を挿脱自在に設ける。そして、スト
ツパ部材がコイン案内通路へ挿入されたときは、
コイン案内通路を通過するコインをストツパ部材
で開口部側へ押しやることによつて、投入コイン
を自動的に返却口へ返却するようにしたものであ
る。
なお、以下の説明では、遊技機の一例として、
コイン遊技機の場合について説明する。
以下に、図面を参照してこの考案の具体的な実
施例について説明する。
第1図はこの考案の特徴となるコイン案内選別
機構が適用される遊技機の一例のコイン遊技機の
外観図である。図において、コイン遊技機10
は、前面パネル1を枠体2に開閉自在に装着して
構成される。前面パネル1の側部には、コインの
投入口3と、コインを返却指令するための返却ボ
タン4と、コインの返却口5と、遊技の終了時に
おいて精算指令するための精算ボタン6とが配設
される。
前記前面パネル1には、遊技盤7が装着され
る。遊技盤7の下方位置すなわち打込まれた玉が
盤面に沿つて落下するのを受ける位置には、複数
の玉受口8a〜8pが水平方向に並べて形成され
る。また、必要に応じて、遊技盤7の盤上は、特
賞孔9j,9gと、入賞球装置9f,9kと、リ
プレー孔9Rとが形成される。この特賞孔9gお
よび9jは、玉の入賞に応じて得点(たとえば1
点)を付与するとともに、後述の組合せ表示器1
1に含まれる対応の表示部を点灯表示させるよう
に定められる。入賞球装置9fおよび9kは、玉
の落入に応じて組合せ表示器11の対応する表示
部を点灯表示させるように定められる。リプレー
孔9Rは落入した玉を再び打球できるように打球
位置へ導く孔である。
前記遊技盤7の中央部には、組合せ表示部11
が配設される。この組合せ表示器11は、たとえ
ば縦方向と横方向とにそれぞれ4個ずつの表示部
(たとえば表示ランプまたは発光ダイオード)1
1a〜11pを配設して構成される。各表示部1
1a〜11pは、前記玉受口8a〜8pに対応す
るように定められ、それぞれ対応する玉受口と同
じ識別情報(図示では数字)が描かれる。そし
て、各表示部11a〜11pは、対応する玉受口
8a〜8pまたは特賞孔もしくは入賞球装置へ球
が落入したとき、遊技制御回路(図示せず)によ
つて点灯表示(または発光表示)される。
このような組合せ表示器11を備えたコイン遊
技機10は、たとえば組合せ表示器11に含まれ
る表示部のうち縦方向一列の組合せが成立したと
き得点として1点付与し、横方向一行の表示部の
組合せが成立したとき得点として2点付与し、中
央の4個の表示部11f,11g,11j,11
kが表示されたとき得点として3点付与し、景品
として再ゲーム可能なコインを得点に応じた数だ
け払出すものである。
また、遊技盤7の盤面上部には、得点をデイジ
タル的に表示するための数字表示器12、組合せ
表示器11の各組合せ別の得点を表示するための
得点表示器13および打止めなどによつて遊技を
終了させた状態であることを知らしめるための終
了表示器14が配設される。この得点表示器13
は、複数の表示部131〜139を含む。この複
数の表示部131〜139のそれぞれは、前記組
合せ表示器11の組合せ別に対応し、組合せ成立
時に付与される得点数に対応する数字(たとえば
1点,2点,3点)が描かれる。このように、遊
技者の獲得した得点を表示するために、数字表示
器12のみならず各組合せ状態別に組合せ成立時
における得点を表示して知らせるように構成すれ
ば、ゲーム終了後において得点に応じた数のコイ
ンが払出されないとき、それを確認するのに利用
でき、遊技者と遊技場の係員とのトラブルを防止
できる利点がある。
前記前面パネル1の下方には、打球待機樋15
および打球ハンドル16が設けられる。この打球
待機樋15は、所要数(たとえば1枚)のコイン
が投入されたことに応じて、一定数または一定時
間だけ玉を1個順次整列して打球位置へ導くもの
である。この打球待機樋15によつて導かれた打
球位置には、打球杆(図示せず)が回動自在に設
けられる。打球ハンドル16は、その回動によつ
て打球強さを調節するものであつて、必要に応じ
てその握部の一部に打球指令スイツチが設けられ
る。なお、打球指令スイツチは打球ハンドル16
を回動操作したとき閉成されるように設けてもよ
い。そして、打球杆は打球ハンドル16によつて
調節された打球力で自動的に玉を打球動作する。
なお、図示では電動式打球装置の場合を示すが、
従来周知の手動式打球機構を用いてもよい。
さらに、前面パネル1の下方には、得点に応じ
た数のコインを景品として払出すためのコイン払
出口17が設けられる。このコイン払出口17の
前面には、払出されたコインを受けるためのコイ
ン受皿18が設けられる。なお、必要に応じて、
コイン返却口5を設けることなく、コイン払出口
17を用いて返却コインを払出すようにしてもよ
い。この場合は、後述の第4図に示すコイン返却
通路422がコイン払出口17に連なるように構
成される。
第2図はコイン遊技機10の裏面パネルの図解
図である。図において、前記コイン投入口3の裏
側には、後述の第4図〜第8B図で詳述するコイ
ン案内選別機構40が設けられる。このコイン案
内選別機構40は、投入されたコインが正規のコ
インか否かを選別するコインセレクタとしての機
能を含む。ここで、正規のコインとは、コインの
外径(直径)や厚さや重量などが予め定められる
ものと同じコインを言う。正規のコインすなわち
遊技場で使用可能なコインは、遊技場によつてそ
の種類(形状、厚さ、重さの組合せによる種類)
が異なるように選ばれる。コイン案内選別機構4
0の下方には、コインシユート211が下方向に
傾斜して設けられる。コインシユート211の終
端には、オーバフロー用コインを収納するための
コイン収納箱212が設けられる。また、コイン
シユート211の途中の底面には、1個のコイン
の大きさよりもやや大きな透孔(図示せず)が穿
設される。この透孔の下方には、コイン払出機構
22が設けられる。
前記コイン払出機構22は、コインシユート2
11の透孔を通つて落下されるコインを収納する
景品用コイン収納筒221を含む。この景品用コ
イン収納筒221の下方には、景品用コイン収納
筒221に収納されているコインを横方向から押
出して前記コイン払出口17へ払出すためのコイ
ン押出板222が摺動自在に設けられる。このコ
イン押出板222には、ソレノイド223のプラ
ンジヤが連結される。これによつて、コイン払出
機構22は、ソレノイド223の電気的付勢状態
によつて、コイン収納筒221に貯留されている
コインを1枚ずつ押出して景品として払出す。
前記遊技盤7の裏面には、前記特賞孔9j,9
gへ入賞した玉を玉受口8j,8gへ裏側へ導く
ための径路231,232が形成されるととも
に、入賞球装置9f,9kへ落入した玉を対応す
る玉受口8f,8kの裏側へ導くための径路23
3,234が設けられる。この径路231,23
2には、特賞孔9j,9gへ入賞した玉を検出す
るための特賞玉検出スイツチ241,242が関
連的に設けられる。
さらに、遊技盤7の裏面には、後述の第3図を
参照して詳述する玉貯留放出機構25が設けられ
る。
第3図は前記玉受口と玉受口へ落入した玉を検
出するための検出スイツチの詳細を示す断面図で
ある。次に、第2図および第3図を参照して、玉
受口と検出スイツチの詳細ならびに玉受口に関連
して設けられる玉貯留放出機構25について説明
する。前記複数の玉受口8a〜8pは、それぞれ
遊技盤7の面より突出して形成される。各玉受口
8a〜8pは落入した玉を遊技盤7の裏面へ導く
ために下方へ傾斜して構成される。各玉受口8a
〜8pの裏面下方には、垂直方向に玉を導くため
の垂直径路32a〜32pが形成される。そし
て、玉受口8j,8g,8f,8kに対応する垂
直径路32j,32g,32f,32kの上部位
置には、前記径路231,232,233,23
4の終端が導かれている。また、各垂直径路32
a〜32pには、落入した玉を検出するための玉
検出スイツチ31a〜31pが設けられる。各検
出スイツチ31a〜31pは、それぞれマイクロ
スイツチが用いられ、マイクロスイツチを閉成す
るためのレバー311を含む。そして、各検出ス
イツチ31a〜31pのレバー311が対応する
垂直径路32a〜32pに挿入されて、玉の自重
で押圧されるように配置される。各玉受口8a〜
8pの垂直径路32a〜32pの下方には、玉貯
留放出機構25に含まれる回転遮蔽板251が回
動自在に設けられる。
前記玉貯留放出機構25は、回転遮蔽板251
を支持軸252に固着し、支持軸252を支持部
材255で回動自在に支承し、支持軸252とレ
バー253との一端を連結し、レバー253の他
端をソレノイド254の軸に連結して構成され
る。そして、ソレノイド254が電気的に付勢さ
れると、レバー253、支持軸252を介して回
転遮蔽板251を回動させて垂直状態にさせる。
これによつて、垂直径路32a〜32pに貯留さ
れていた玉が放出される。一方、ソレノイド25
4が消勢されると、回転遮蔽板251が復帰して
水平状態を保つことにより、垂直径路32a〜3
2p内へ玉を貯留させる。そして、回転遮蔽板2
51の下方には、玉誘導径路33が設けられる。
この玉誘導径路33の終端が前記打球待機樋15
に連接される。
第4図はこの考案の一実施例のコイン案内選別
装置40の斜視図である。
第5A図はコイン遊技機10の前面から見たコ
イン案内選別装置40の正面図であり、第5B図
はその右側面図であり、第5C図はその平面図で
あり、第5D図はその背面図である。
第6図はコイン案内選別装置の左側面から見た
不良コインガイドの拡大図である。
第7A図および第7B図は第5B図におけるA
−A′に沿う縦断面の動作状態別の図を示し、特
に第7A図は通常状態を示し、第7B図はコイン
案内通路の底部を開口した状態を示す。
第8A図はコイン案内選別装置40の左側面図
を示し、第8B図はそのB−B′方向に沿う縦断
面図を示す。
次に、第4図ないし第8B図を参照して、コイ
ン案内選別装置40の具体的な構成を説明する。
前面プレート41には、前記コイン投入口3が垂
直方向に対してやや右方向に傾斜して取付けられ
る。コイン投入口3の裏面下方には、コイン案内
通路421がコイン案内方向に沿つて下傾斜して
形成される。このコイン案内通路421は、側面
となる2枚の板状部材431と432とをコイン
の厚さよりもやや大きな間隔をあけて相対させか
つ前面から見て垂直方向よりも一方側(図示では
右側)へ少し傾斜(すなわち緩傾斜)して支持さ
れる。一方の板状部材432は、前面プレート4
1に固定的に支持される。他方の板状部材431
は、その上部が切起こされて、板状部材432の
上部に形成された凹部に嵌合される。そして、両
板状部材431および432の上部が、断面C形
に形成されたばね433で弾性的に付勢される。
板状部材431には、コイン案内通路421の底
面と平行な平行四辺形の開口部(第2の開口部)
434が形成される。開口部434の下辺に対向
する板状部材432には、コイン案内通路421
の底部435が形成される。この底部435に
は、正規のコインの厚さよりもやや薄い厚さに相
当する幅でありかつ傾斜方向に沿つて長く延びた
溝436が形成される。従つて、正規のコインよ
りも薄い不良コインがコイン案内通路421を通
過するとき溝436を通して落下することによつ
て、不良コインを検出できる利点がある。
前記板状部材431の上部には、コインの大き
さを検知するための大きさ検知片437が設けら
れる。この大きさ検知片437は、底部435の
面から正規のコインの直径よりもやや小さな間隔
を保つて底部435の面と平行に延び、かつ垂直
方向へ摺動自在に装着される。これによつて、大
きさ検知片437の下端から底部435までの長
さよりも小さな直径の不良コインがコイン案内通
路421を通過する際に、コインの重力により開
口部434から外側へ取出される。このような形
状の小さい不良コインを受けるために、不良コイ
ンガイド438が開口部434の側面に形成され
る。不良コインガイド438には、後述のストツ
パ部材463をコイン案内通路421へ挿脱する
ための透孔439が穿設される。
さらに、ストツパ部材463に対向する前記板
状部材432には、正規のコインの形状よりもや
や大きな開口部(第1の開口部)440が穿設さ
れる。この開口部440の上流側(斜上)の板状
部材432には、コインの半径よりもやや大きな
幅で底部435に沿つて長く延びる開口部441
が穿設される。この開口部441に関連して、重
さ検知器45が設けられる。この重さ検知器45
は、板状部451の下側の先端部452が折曲げ
られてコイン案内通路421へ挿入され、板状部
451の上部が支持部453で揺動自在に支持さ
れる。そして、板状部451の下部には、バラン
スおもり454が上下または斜め方向に移動自在
に装着される。このバランスおもり454の位置
を調節することにより、正規のコインの重さより
も軽い不良コインの検出すべき重量を調節でき
る。そして、重さ検知器45は、正規のコインが
コイン案内通路421を通過するとき、外側(第
7A図に示す右方向)へ押しやられて正規のコイ
ンの通過を許容する。一方、正規のコインの重量
よりも軽い不良コインが通過するとき、重さ検知
器45の先端部452を押す不良コインの重量が
軽いので、板状部451がコインの通過を許容す
る角度だけ回動せず、不良コインをコイン案内通
路421内で止める。
前記コイン案内通路421の下方には、不良コ
インまたは投入すべきでない時期に投入された正
規のコインを前記コイン返却口5は返却するため
に、コイン返却通路422が設けられる。板状部
材432の開口部440に対向する部分からコイ
ン返却通路422の上部位置までの間には、ガイ
ド壁442が設けられる。このガイド壁442
は、正規のコインがストツパ部材463で押しや
られて開口部440を通つて落下するとき、その
コインをコイン返却通路422へ導くものであ
る。そして、前記コイン返却ボタン4の配設位置
に対応する前記板状部材431には、切起片44
3が返却ボタン4の後端に対してある角度をもつ
て接するように形成される。これによつて、返却
ボタン4が押圧されると、返却ボタン4の後端部
分が切起片443を押すことにより、板状部材4
31の下辺がばね433の弾性力に抗して押し広
げられ、コイン案内通路421または不良コイン
ガイド438に止まつていたコインをコイン返却
通路422へ落下させる。
前記コイン回路421の終端部分には、垂直方
向に沿つて正規のコインを案内するためのコイン
案内通路423が設けられる。このコイン案内通
路423の終端は、前記コインシユート211に
連設される。そして、前記板状部材431側にお
けるコイン案内通路423の上部位置には、スト
ツパ機構46が装着される。
前記ストツパ機構46は、電磁石461と支持
部462とを一体的に設け、この支持部462で
ストツパ部材463を回動自在に支持して構成さ
れる。ストツパ部材463は、へ字状に折曲げら
れたレバーから成り、その先端部464が第5C
図から明らかなようにコイン案内通路421のコ
イン通過方向に対してある角度を有するように折
曲げて形成される。このストツパ部材463の先
端部464は、底部435から正規のコインの半
径に相当する高さよりやや下方位置となるよう
に、透孔439および開口部434を介してコイ
ン案内通路421へ挿入される。そして、ストツ
パ部材463は、電磁石461が励磁されないと
き、ばね465の弾性力で引つ張られてコイン案
内通路421内へ挿入される。一方、電磁石46
1が励磁されると、ストツパ部材463はその他
方部分が電磁石461の電磁力で吸引される。し
たがつて、ストツパ部材463の先端部464
は、コイン案内通路421および不良コインガイ
ド438から引出されて、投入されたコインがコ
イン案内通路421を通過するのを許容する。
前記コイン案内通路423の下方部分には、コ
インの落下方向に沿つて切欠部444が形成され
る。この切欠部444には、正規のコインが投入
されたことを検出するために、投入コイン検出ス
イツチ47の検知レバー471が挿入される。
第9図はこの考案の一実施例のコイン案内選別
装置40の駆動制御回路である。特に、第9図の
回路は、1回のゲームを行なうのに要するコイン
の数が複数(たとえば2枚)であり、ゲーム中に
コインが投入された場合はそのコインを返却する
ための回路図である。
次に、第4図〜第9図を参照してコイン案内選
別装置40の具体的な動作を説明する。前回のゲ
ームが終了したとき、ゲーム終了信号がORゲー
ト51を介してフリツプフロツプ52をセツトさ
せる。また、前記コイン遊技機10が打止制御さ
れた後に打止めを解除した場合は、打止解除スイ
ツチ53の押圧に応じて、その押圧信号がORゲ
ート51を介してフリツプフロツプ52のセツト
入力端に与えられるので、フリツプフロツプ52
がセツトされる。このフリツプフロツプ52がセ
ツト出力を導出している期間中、ドライバ54が
電磁石461を付勢し続ける。電磁石461は、
電磁力によつてストツパ部材463の他方部分を
吸引する。これによつて、ストツパ部材463の
先端部464が、コイン案内通路421から引出
されて、投入コインの通過を許容する。この状態
において、遊技者が前記コイン投入口3へ正規の
コインを投入すると、正規のコインはコイン案内
通路421および423を通つてコインシユート
211へ導かれる。このとき、投入コイン検出ス
イツチ47が投入コインの通過によつて閉成され
て、1つのパルス状の出力を導出する。このパル
ス出力が正入力(+1)として加減算カウンタ5
5に入力される。加減算カウンタ55は投入コイ
ン検出スイツチ47の出力パルスが与えられる毎
に加算動作し、その計数値を比較器56に与え
る。
たとえば、1回のゲームを行なうのに2枚のコ
インを必要とする場合は、設定器57で予め設定
されている1回のゲームを行なうのに要するコイ
ンの所要数(2枚)を表わす情報が比較器56に
常時入力されている。このため、比較器56は、
加減算カウンタ55の出力が2となつたとき、す
なわち投入コイン検出スイツチ47が2枚のコイ
ンを検出したとき、遊技を許容するハイレベル信
号を導出する。この比較器56のハイレベル信号
は、遊技を許容する信号として遊技制御回路(図
示せず)に与えられるとともに、ORゲート58
を介してフリツプフロツプ52のリセツト入力端
に与えられる。応じて、フリツプフロツプ52が
リセツトされるため、電磁石461の励磁が解除
される。したがつて、ストツパ部材463の先端
部464がコイン案内通路421へ挿入される。
これと同時に、比較器56のハイレベル信号が、
所要数の減算指令情報として加減算カウンタ55
に与えられる。このため、加減算カウンタ55は
それまでの計数値(すなわち投入コイン数)から
所要数を減算する。このようにして、ゲームが開
始されると、以後投入コインの投入が禁止され
る。したがつて、遊技者が遊技中に誤つてコイン
を投入した場合は、投入されたコインがコイン案
内通路421を通過することなくストツパ部材4
63の先端部464で押しやられて開口部440
からコイン返却通路422へ落下されて、該コイ
ンがコイン返却口5から返却される。これによつ
て、遊技者がコインを無理やりコイン投入口へ押
込んでも、自動的にコインが返却され、何ら故障
を生じることもないなどの利点がある。
ところで、ゲーム中でない状態すなわちコイン
の投入を許容している状態において、正規のコイ
ン以外のものが投入された場合は以下の説明のご
とくして返却口5から返却される。たとえば、正
規のコインの直径よりもやや小さい直径のコイン
が投入された場合は、そのコインがコイン案内通
路421を通過する際に大きさ検知片437に引
つ掛かることなく、正面から見て右方向に倒れて
不良コインガイド438へ導かれる。この場合
は、遊技者がコイン返却ボタン4を押圧すること
によつて、不良コインがコイン返却口422へ落
下されて返却口5へ導かれる。
また、正規のコインの厚さよりも薄い不良コイ
ンが投入された場合は、そのコインがコイン案内
通路421を通過するとき溝436を通つてコイ
ン返却通路422へ落下する。また、正規のコイ
ンよりも軽いコインが投入された場合は、そのコ
インが重さ検知器45の板状部451を回動させ
ることができず、コイン案内通路421内で止め
られる。この場合においても、コイン返却ボタン
4を押圧することによつて不良コインが返却され
る。
なお、上述の実施例では、1回のゲームに要す
るコインの枚数が複数枚の場合について説明し
た。しかし、1枚のコインで1ゲームを行なうこ
とができる場合は次のごとく構成すればよい。す
なわち、第9図に示す加減算カウンタ55、比較
器56,設定器57を用いることなく、投入コイ
ン検出スイツチ47の出力を点線で示すように直
接ORゲート58へ入力するようにすればよい。
また、コイン遊技機10が予め定める打止数の
コインを景品として払出したとき、打止制御する
必要がある場合は、次のごとく構成される。すな
わち、前記ORゲート58の他方入力として打止
指令スイツチ59の出力が入力される。これによ
つて、打止指令スイツチ59が押圧されると、打
止解除スイツチ53が押圧されるまで、フリツプ
フロツプ52がリセツト状態を続けるので、スト
ツパ部材463の先端部464が連続的にコイン
案内通路421へ挿入されたままとなり、以後コ
インの投入を禁止する。
なお、第9図の回路図では、ゲーム中において
コインの投入を禁止する場合について説明した
が、この考案のコイン案内選別装置40はこのよ
うな駆動方法に限らずその他各種の駆動方法によ
つて用いることもできる。たとえば、打止制御さ
れたときのみ電磁石461の励磁を停止して、そ
れ以外の期間中は連続的にコインの投入を許容
し、1回のゲームを行なう毎に所要数のコインを
加減算カウンタ55で計数させるようにしてもよ
い。その場合は、比較器56のハイレベル出力が
ORゲート58に入力されることなく、単に遊技
開始指令信号として利用される。
以上のように、この考案によれば、コインの投
入を許容されていない期間において誤つてコイン
が投入された場合において、自動的にコインを返
却することができ、遊技者が誤つてコインを無理
やり投入しても何ら故障を生じることなく、また
コインの投入できない期間に投入したコインを返
却してもらうためにその都度返却ボタンを操作す
るのを省けるなどの特有の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のコイン案内選別装置が適用
される遊技機の一例のコイン遊技機の外観図であ
る。第2図はコイン遊技機の遊技盤の裏面の図解
図である。第3図は玉受口と玉受口へ落入した玉
を検出するための検出スイツチの詳細図である。
第4図はこの考案の一実施例のコイン案内選別装
置40の斜視図である。第5A図はコイン遊技機
10の前面から見たコイン案内選別装置40の正
面図であり、第5B図はその右側面図であり、第
5C図はその平面図であり、第5D図はその背面
図である。第6図はコイン案内選別装置の左側面
から見た不良コインガイドの拡大図である。第7
A図および第7B図は第5B図におけるA−
A′に沿う縦断面の動作状態別の図を示し、特に
第7A図は通常状態を示し、第7B図はコイン案
内通路の底部を開口した状態を示す。第8A図は
コイン案内選別装置40の左側面図を示し、第8
B図はそのB−B′方向に沿う縦断面図を示す。
第9図はコイン案内選別装置の駆動回路図であ
る。 図において、10はコイン遊技機、3はコイン
投入口、4はコイン返却ボタン、5はコイン返却
口、40はコイン案内選別装置、421,423
はコイン案内通路、422はコイン返却通路、4
34は第2の開口部、440は第1の開口部、4
37は大きさ検知片、45は重さ検知器、46は
ストツパ機構、461は電磁石、463はストツ
パ部材を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 1回のゲームを行なうのに要する所定数のコ
    インの投入に応じて遊技可能な遊技機におい
    て、投入されたコインを案内しかつ選別するた
    めのコイン案内選別装置であつて、 前記遊技機には、その外側表面にコイン投入
    口とコイン返却口が形成され、 前記コイン投入口の形成位置に関連する前記
    遊技機の内側に配設されかつ使用可能なコイン
    を案内するコイン案内通路、および 前記コイン案内通路を通過したコインを検出
    する投入コイン検出手段を備え、 前記コイン案内通路は、その通路の長手方向
    がコイン案内方向へ下傾斜しかつその通路が垂
    直方向に対してある角度だけ緩傾斜して保持さ
    れ、通路の斜め上向きの側面にコインの形状よ
    りも少し大きな第1の開口部を形成し、該第1
    の開口部の形成位置に対向する斜め下向きの側
    面にコインの形状よりも小さな第2の開口部を
    形成して構成され、 さらに、前記第2の開口部へ挿脱自在に支持
    され、その先端が第2の開口部へ挿入された状
    態において前記コイン案内通路のコイン案内方
    向に対してある角度を有するように折り曲げら
    れ、その先端を前記第2の開口部へ挿入するこ
    とによつてコイン案内通路を通るコインを第1
    の開口部から外側へ押し出すストツパ部材、な
    らびに、 前記第1の開口部の下方位置と前記コイン返
    却口との間に設けられかつ前記第1の開口部か
    ら外側へ押し出されたコインをコイン返却口へ
    返却するためのコイン返却通路を備えた、遊技
    機のコイン案内選別装置。 (2) 前記コイン案内通路の第2の開口部は、前記
    予め定めるコインの形状よりも小さなコインを
    検出するために、その通路の底面からの高さが
    コインの直径よりもやや小さくかつ通路のコイ
    ン案内方向に沿つて長く延びるように選ばれ
    る、実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の遊技
    機のコイン案内選別装置。 (3) 前記コイン案内通路は、その底面に予め定め
    るコインの厚さよりも小さな幅の溝をコイン案
    内方向に沿つて形成してなり、該溝によつて予
    め定める厚さよりも薄いコインを検出する機能
    を含む、実用新案登録請求の範囲第(1)項または
    第(2)項記載の遊技機のコイン案内選別装置。 (4) 前記ストツパ部材は、前記投入コイン検出手
    段が所定数のコインを検出したことによつて前
    記第2の開口部へ挿入される、実用新案登録請
    求の範囲第(1)項ないし第(3)項のいずれかに記載
    の遊技機のコイン案内選別装置。
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