JPH0220572A - ガラス繊維強化ポリエステル製水槽の藻類増殖防止方法 - Google Patents

ガラス繊維強化ポリエステル製水槽の藻類増殖防止方法

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JPH0220572A
JPH0220572A JP16989988A JP16989988A JPH0220572A JP H0220572 A JPH0220572 A JP H0220572A JP 16989988 A JP16989988 A JP 16989988A JP 16989988 A JP16989988 A JP 16989988A JP H0220572 A JPH0220572 A JP H0220572A
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JP
Japan
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powder
algae
cistern
frp
glass fiber
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Pending
Application number
JP16989988A
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English (en)
Inventor
San Kanda
神田 三
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Shinto Paint Co Ltd
Original Assignee
Shinto Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はFRP製水槽の藻類増殖の防止方法に係わり、
更に詳しくは屋外又は明るい箇所に設置されたFRP製
水槽の内側に発生し増殖する藻類を防止する手段として
、藻類の増殖に必要な光を塗装によって遮断する方法に
関するものである。
C従来の技術〕 近年FRP製水槽がFRPの持った優れた材料物性、機
能、加工性の面から、鋼製水槽に取って替わって、共同
住宅、学校、病院等の給水設備の高誼水槽・受水槽とし
て増加の一途をたどっている。ところがこうした中で光
透過性の、多いFRP製水槽を高置水として使うと、藻
類が生息及び増殖し、水を汚損するばかりか、藻類の産
生有機物によって水中の残留塩素を消費し、消毒効果低
減して、二次的に細菌類が発生増殖するとも考えられる
ので、衛生維持管理の面からも、藻類の増殖防止を容易
にする方法の開発が要請されている。この課題を解決す
るための手段として従来水槽の設計、製造上で考慮を払
うとか、定期的に清掃する方法が取られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の水槽の構造上から考慮を払う方法
は、新設の水槽では価額が上昇し、又既設の水槽には使
えない。
定期的に清掃する方法は、藻類の増殖を完全にする根本
的な解決とはならないという欠点を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者はFRP製水槽の新設品、既設品、更に
は形状の如何を問わず簡便でしかも長期間藻類の増殖防
止ができる方法について鋭意研究を重ねた結果、水槽の
外面に光を遮断する塗料を塗布することにより、太陽光
線が水槽の内側に達するのを防止した場合前記目的が達
せられることを見出し、この知見に基すいて本発明を完
成した。
すなわち本発明はFRP製水槽の外面に、金属粉末、金
属の酸化物粉末及びカーボン黒の単体又は混合物を4〜
85重量%含有した塗料を塗布すること特徴とするFR
P製水槽の藻類増殖防止方法を提供するものである。
本発明において用いられる塗料は金属粉末、金属の酸化
物粉末、又はカーボン黒の単体又は混合物(C成分)を
4〜85重量%(固形分)含有することが必要である。
また、その他の成分としては、通常充填剤(b成分)が
0.1〜70重量%(固形分)展色剤(C成分)が10
〜85重量%(固形分)含有される。また本発明におい
ては、必要により前記塗料の上にさらに着色顔料を含有
する耐候性のある塗料を上塗塗料として塗装すると、下
に塗装された塗膜が保護され、塗膜の機能の延伸が計れ
るとともに美観性も付与され、前記塗料と上塗塗料の組
合せにより藻類の増殖防止を長期間維持できるものであ
る。
本発明において使用される塗料のC成分はアルミニュー
ム粉末、亜鉛粉末、ステンレス粉末、ブロンズ粉末、ニ
ッケル粉末、鉄粉末、MIO粉末、セラミックス粉末、
カーボン環などが挙げられ、これらの1種類だけを単体
で用いることもできるが、2種以上併用してもよい。
これらは塗料中の固形分重量で4〜85重量%の範囲で
使用される。その量が4重量%未満では太陽光線の遮断
効果が乏しく、藻類の増殖防止効果が悪くなる。他方、
その量が85重量%を超えては塗膜の付着力が低下する
だけでなく、物理的強度が小さくなる。
またb成分として使用される重填剤は従来から通常の塗
料に使用されているものが何れも使用可能であり、例え
ば酸化チタン、黄鉛、黄土、弁柄、シアニンブルー、レ
ーキ赤ななどの着色顔料、炭酸カルシウム、シリカ、タ
ルク、パライト、硫酸バリウムなどの体質顔料が挙げら
れ、これらはそれぞれ1種類だけを単体で用いることも
できるが、2種以上併用しても良い、その使用量は塗料
中の固形分重量で0.1〜70重量%が望ましい、その
量が0.1重量%未満では着色効果や塗布作業性効果が
なく、逆に70重量%を越しては、塗膜の付着力の低下
と物理的強度も小さくなる。
またC成分として使用される展色剤はFRPによく付着
して、常温で硬化するものであれば特に限定されず、通
常の塗料に使用される公知の任意のものが使用できるが
、アミン硬化型エポキシ樹脂、イソシアネート硬化型ポ
リウレタン樹脂、アクリル樹脂、塩素化ポリオレフィン
樹脂、もしくはこれ等の樹脂と相溶する他の樹脂とから
なる混合樹脂が好適である。上記の樹脂の使用量は、塗
料中の固形分重量で10〜85重量%が望ましい、使用
量が85重量部を超えると、厚く塗装できない塗料組成
物となり、また経済的にも無駄である。また10重量%
未満では均一な塗膜に塗装できない塗料組成物となると
ともに塗膜の付着力と物理的物性が劣るようになる。
発明で用いる塗料は、基本的には上記ab及びCの3成
分を有機溶剤に溶解又は分散させることにより製造する
ことができる。
本発明において必要により使用される上塗塗料は通常使
用されている公知の上塗塗料が使用できるが、これ等の
中で高い耐久性を持っているシリコーン樹脂系塗料、フ
ッ素樹脂系塗料、アクリル樹脂系塗料、エポキシ樹脂系
塗料が好適である。
本発明の塗料は一般の塗料と同じ手法及び器具を用いて
塗装することができる。
例えば刷毛及びスプレー塗装等の通常の塗装法により膜
厚が15〜75μmになるように塗装する。得られる塗
膜は、常温で放置して乾燥硬化させれば良い。
また上塗塗料は、通常の塗り重ね塗装方法と同じく、得
られた下塗塗膜に直接塗り重ね常温で放置して乾燥硬化
させるとよい。
〔実 施 例〕
展色剤としてエポキシ当量450〜500のビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂20部、アミン当量210のポリ
アミド樹脂10部、重填剤としてシリカ10部、たれ止
め剤として超微粒子無水シリカ(比表面積200m”/
g)2部、溶剤としてドルオール15部、MIBKIO
部、エチルセロソルブ5部の組成物を均一になるまで溶
解・混合したものをベース液とした。ベース液72部を
秤取し、これに第1表に示す1、アルミニューム粉末は
10部、MIOは30部、カーボン黒は4部、シアニン
ブルーは10部、2酸化チタンは20部、各々添加し、
均一になるまで混合するこにより実施例1〜3及び比較
例1〜3の塗料を得た。
第1表 第1表中の数字は配合割合を重量部で示したものである
。また上塗塗料組成物の配合を第2表に示す。
第2表 第2表中の数字は配合割合を重量部で示したものである
次に被塗物試験体として直径200 ms+、高さ30
0m鵬、FRPの厚さ31の円柱状のFRP製蓋付容器
の外側に第1表に示した塗料を各々スプレーで30μm
塗布し、次いで24時閉経過した後、第2表に示した上
塗塗料をスプレーで20μm塗布した。
ただし実施例2及び比較例3は上塗塗料を塗布しなかっ
た。また比較例4は上塗塗料のみを塗布した。!装され
た試験容器に、第3表に示す組成の無機培養液をいれ、
11中700〜800の細胞数となる様クロレラ(緑藻
)とミクロキスティス(藍藻)を添加し、東京都江東区
の神楽塗料■楕内の日当たり良い屋外に、4月から9月
までの6か月間、1週間に1度の割合で自然揮発した水
分を補給しながら静置しておいた6か月後の容器内側の
状態を第4表に示す。
第3表 第4表 容器内側の藻類増殖状態 (注1)  Q  藻類の増殖は見られないΔ 側壁に
薄っすらと藻類付着 × 側壁に色濃く藻類付着 〔発明の効果〕 本発明によれば、本発明の塗料を水槽の外側に塗装する
方法によって簡単でかつ効果的にFRP製水槽の藻類増
殖を防止する事が出来る。
特許出願人  神東塗料株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガラス繊維強化ポリエステル(以下FRPと略す)
    製水槽の外面に、金属粉末、金属の酸化物粉末又はカー
    ボン黒の単体又は混合物を4〜85重量%含有した塗料
    を塗布することを特徴とするFRP製水槽の藻類増殖防
    止方法。 2、金属粉末又は金属の酸化物粉末が扁平な形状を持っ
    た、アルミニューム粉末、ステンレス粉末、もしくは燐
    片状酸化鉄(以下MIOと略す)粉末である、請求項1
    記載のFRP製水槽の藻類増殖防止方法。
JP16989988A 1988-07-07 1988-07-07 ガラス繊維強化ポリエステル製水槽の藻類増殖防止方法 Pending JPH0220572A (ja)

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