JPH0220523Y2 - - Google Patents

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JPH0220523Y2
JPH0220523Y2 JP1984130773U JP13077384U JPH0220523Y2 JP H0220523 Y2 JPH0220523 Y2 JP H0220523Y2 JP 1984130773 U JP1984130773 U JP 1984130773U JP 13077384 U JP13077384 U JP 13077384U JP H0220523 Y2 JPH0220523 Y2 JP H0220523Y2
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JP
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automatic transmission
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transmission
regulator
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動変速機のアキユウムレータ装置
に関し、さらに詳しくは、このようなアキユウム
レータ装置の配置構造に関するものである。
(従来技術) アキユウムレータ装置は、油圧サーボ機構によ
つて駆動されるクラツチ装置等の摩擦締結装置の
供給油路中に配置されて、該摩擦締結装置に供給
される油圧を所定圧に保持して該摩擦締結装置の
締結圧力を一定圧に維持する作用をするものであ
るが、このアキユウムレータ装置は、従来、その
取付性、メンテナンス性を重視するところからト
ランスミツシヨンケースの外部に突出状態で配置
されていた(例えば、実開昭55−41683号公報参
照)。
ところが、このようにアキユウムレータをトラ
ンスミツシヨンケースの外部に設けるようにした
場合には、自動変速機自体が大形化し且つ構造が
複雑化するという問題があつた。
(考案の目的) 本考案はこの問題点を解決しようとするもの
で、自動変速機のコンパクト化並びに構造の簡略
化、成形の容易化及び組付性の向上を図ることを
目的とするものである。
(目的を達成するための手段) 本考案は上記の目的を達成するための手段とし
て、トランスミツシヨンケース内にトルクコンバ
ータ及び多段変速歯車装置が同軸上に動力伝達可
能に配置された自動変速機において、該トルクコ
ンバータと多段変速歯車装置との間で前記トラン
スミツシヨンケースを仕切るとともに両者を駆動
連結する軸を支持する仕切壁に、摩擦締結装置の
アキユウムレータを収容する収容穴を有しアキユ
ウムレータケースを自動変速機の軸方向と直角な
面内の半径方向外方にて前記仕切壁と一体に形成
するとともに、該アキユウムレータケース内に前
記アキユウムレータを取付けたことを特徴として
いる。
(作用) 本考案では上記の手段により、アキユウムレー
タを、トルクコンバータと多段変速歯車装置とを
駆動連結する軸を支持するようにもともと備えら
れている仕切壁自体を有効に利用してアキユウム
レータを配設することが可能ならしめられるとと
もに、アキユウムレータを収容するアキユウムレ
ータケースを自動変速機の軸方向と直角な面内の
半径方向外方に仕切壁と一体に形成することによ
つて自動変速機軸方向における占有スペースを増
大させることなくアキユウムレータを配置するこ
とが可能ならしめられるものである。
(実施例) 以下、第1図及び第2図を参照して、本考案の
好適な実施例を説明する。
先ず、本考案実施例に係るアキユウムレータ装
置を備えた自動変速機の全体構成を説明すると、
この自動変速機は、第2図図示の如く、エンジン
(図示せず)のクランク軸1と同軸状に、トルク
コンバータ2および多段変速歯車装置3をエンジ
ン側から順次配置して構成されている。
前記トルクコンバータ2は、ポンプ4、タービ
ン5およびステータ6を備えている。ポンプ4は
クランク軸1に固定されている。ステータ6は、
ワンウエイクラツチ装置7を介してトランスミツ
シヨンケース8と一体化された固定軸9上で回転
する。前記ワンウエイクラツチ装置7は、ステー
タ6のポンプ4と同方向への回転を許容し、逆方
向への回転を規制する作用をなすものである。
尚、トランスミツシヨンケース8は、トルクコ
ンバータ2を収容する第1ケース8Aと多段変速
歯車装置3を収容する第2ケース8Bを軸方向に
締結して構成されている。
前記多段変速歯車装置3は、該多段変速歯車装
置3の中央部をその軸方向に貫通する中央軸11
を備えている。この中央軸11は、その一端を前
記クランク軸1に連結せしめる一方、その他端を
該多段変速歯車装置3の中央部を貫通させてその
側壁30側に延ばして該側壁30に配置されたオ
イルポンプ10に連結せしめている。この中央軸
11の外側には、該中央軸11に対してその軸方
向のほぼ全長に亘つて該中央軸11と径方向に重
合する如く中空長軸状のタービン軸12が配置さ
れている。このタービン軸12は、その一端が前
記トルクコンバータ2のタービン5に連結され、
またその他端が前記側壁30に支承されている。
一方、このタービン軸12上には、ラビニヨ型
プラネタリギヤユニツト13が設けられている。
該プラネタリギヤユニツト13は、小径サンギヤ
14、該小径サンギヤ14のエンジンから遠い側
の側方に配置された大径サンギヤ15、ロングピ
ニオンギヤ16、シヨートピニオンギヤ17およ
びリングギヤ18からなつている。このプラネタ
リギヤユニツト13のエンジンから遠い側の側方
には、第1および第2のクラツチ装置19,20
が並列に配置されている。該第1クラツチ装置1
9は、第1ワンウエイクラツチ装置21を介して
前記小径サンギヤ14とタービン軸12との間の
動力伝達を断続するものである。一方、前記第2
クラツチ装置20は、前記第1クラツチ装置19
と並列で前記小径サンギヤ14とタービン軸12
との間の動力伝達を断続するものである。前記第
2クラツチ装置の半径方向外方には、第1ブレー
キ装置22が配置されている。該第1ブレーキ装
置22は、バンドブレーキであり、前記大径サン
ギヤ15に連結されたブレーキドラム22aと該
ブレーキドラム22aに掛けられたブレーキバン
ド22bとを有している。前記第2クラツチ装置
20の半径方向外方であつて、且つ前記第1ブレ
ーキ装置22の側方には、第3クラツチ装置23
が配置されている。該第3クラツチ装置23は、
前記第1ブレーキ装置22のブレーキドラム22
aを介して前記大径サンギヤ15とタービン軸1
2との間の動力伝達の断続を行なうものである。
前記プラネタリギヤユニツト13の径方向外方
には、該プラネタリギヤユニツト13のキヤリヤ
13aと多段変速歯車装置3のトランスミツシヨ
ンケース8とを係脱する第2ブレーキ装置24が
配置されている。前記第1ブレーキ装置22およ
び第2ブレーキ装置24の間には、該第2ブレー
キ装置24と並列で前記キヤリヤ13aとトラン
スミツシヨンケース8とを係脱する第2ワンウエ
イクラツチ装置25が配置されている。
前記プラネタリギヤユニツト13のエンジン側
の側方には、該プラネタリギヤユニツト13のキ
ヤリヤ13aと前記タービン軸12との間の動力
伝達を断続する第4クラツチ装置26が配置され
ている。該第4クラツチ装置26のエンジン側の
側方には、リングギヤ18に連結されたアウトプ
ツトギヤ27が配置されている。このアウトプツ
トギヤ27からの出力は、アイドルギヤ28およ
びデフリングギヤ29を経てドライブシヤフト
(図示せず)に伝達される。この第4クラツチ装
置26は、実用新案発録請求の範囲でいうところ
の摩擦締結装置に該当するものであつて、該第4
クラツチ装置26の作動油供給油路(詳細図示省
略)中に後述するアキユウムレータ35が設けら
れている。
この第4クラツチ装置26のトルクコンバータ
側の側方には、略板状のベアリングハウジング3
2がトランスミツシヨンケースをその軸方向に仕
切る如くして配設されている。このベアリングハ
ウジング32は、第1図及び第2図に示す如く前
記アウトプツトギヤ27を支承する軸受37を嵌
装するベアリング受穴36とアイドルギヤ軸33
を支持する軸受37とを有しており、該ベアリン
グ受穴36内にアウトプツトギヤ27及びタービ
ン軸12を嵌挿させ、また軸受37内にアイドル
ギヤ軸33を嵌挿させた状態で、トランスミツシ
ヨンケース8の第1ケース8Aの開口端に設けた
軸受フランジ31の反トルクコンバータ側の側面
31aに締着固定されている。尚、この実施例に
おいては、この軸受フランジ31と前記ベアリン
グハウジング32とがで用新案登録請求の範囲で
いうところの仕切壁が構成されている。
さらに、このベアリングハウジング32のしか
もスペース的に余裕のあるベアリング受穴36の
側方には、該ベアリングハウジング32と一体的
にしかも該ベアリングハウジング32の平面方向
に沿う如く形成されたアキユウムレータケース3
8内にスプリング40によつて付勢されたピスト
ン39を収容してなるアキユウムレータ35が取
付けられている。そして、トランスミツシヨンケ
ース8側方に配置した油圧制御装置(図示しな
い)から、第1ケース8Aに形成した油路Aを介
して作動油が供給される。この油路Aは、タービ
ン軸12とアウトプツトギヤ27との間に形成し
た油路Bを経て第4クラツチ装置26のピストン
室Cに連絡されている。
このように、アキユウムレータ35をベアリン
グハウジング32に取付けると、トランスミツシ
ヨンケース8内の遊休スペースを有効利用するこ
とができ、しかもアキユウムレータ35がトラン
スミツシヨンケース8から外方に突出しないため
自動変速機のコンパクト化が図れるという利点が
ある。
又、アキユウムレータ35をベアリングハウジ
ング32に取付けると、該アキユウムレータ35
から第4クラツチ装置26に至る作動油供給油路
の長さを可及的に短くできる。従つて、作動油供
給油路の管路抵抗が可及的に小さくなり、それだ
け第4クラツチ装置26の作動応答性が向上せし
められることになる。
(考案の効果) 本考案の自動変速機のアキユウムレータ装置は
上記の説明からも明らかなように、アキユウムレ
ータを、トルクコンバータと多段変速歯車装置と
を駆動連結する軸を支持するようにもともと備え
られている仕切壁自体を有効に利用してアキユウ
ムレータを配設するようにしているため、該仕切
壁とは別に専用の部材を設ける場合に比して自動
変速機の構造の簡略化、成形の容易化及び組付性
の改善が図れるという効果がある。
また、アキユウムレータを収容するアキユウム
レータケースを自動変速機の軸方向と直角な面内
の半径方向外方に仕切壁と一体に形成するように
しているため、該アキユウムレータを自動変速機
の軸方向における占有スペースの増大を招くこと
なく配置することが可能となり、自動変速機のコ
ンパクト化に寄与し得るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の−要部矢視図、第2図は
本考案実施例に係るアキユウムレータ装置を備え
た自動変速機の断面図である。 1……クランク軸、2……トルクコンバータ、
3……多段変速歯車装置、8……トランスミツシ
ヨンケース、26……クラツチ装置、32……仕
切壁(ベアリングハウジング)、35……アキユ
ウムレータ、38……アキユウムレータケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランスミツシヨンケース内にトルクコンバー
    タ及び多段変速歯車装置が同軸上に動力伝達可能
    に配置された自動変速機において、該トルクコン
    バータと多段変速歯車装置との間で前記トランス
    ミツシヨンケースを仕切るとともに両者を駆動連
    結する軸を支持する仕切壁に、摩擦締結装置のア
    キユウムレータを収容する収容穴を有したアキユ
    ウムレータケースが自動変速機の軸方向と直角な
    面内の半径方向外方にて前記仕切壁と一体に形成
    され、該アキユウムレータケース内に前記アキユ
    ウムレータが取付けられていることを特徴とする
    自動変速機のアキユウムレータ装置。
JP1984130773U 1984-08-28 1984-08-28 Expired JPH0220523Y2 (ja)

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JPS5515402B2 (ja) * 1971-11-16 1980-04-23

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