JPH02204872A - 画像記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタル画像データをデータ圧縮してその
画像を記憶装置に記録する画像記録方法に関し、特に重
要情報の部分の画質劣化を防止しつつ画像全体としては
圧縮率を高くして記憶容量を小さくできる画像記録方法
に関する。

〔従来の技術〕

従来、例えばディジタル化Ｘ線フィルム画像またはＸｌ
ｉＣＴ画像、ＭＨＩ画像等のディジタルの医用画像を記
憶装置に記録するには、収集した画像データをそのまま
記録していた。しかし、これでは、特に大容量のディジ
タル化ｘＡ！フィルム画像を記録するには、莫大な記憶
容量の記憶装置が必要となるものであった。

これに対処して、上記収集した画像データを適宜データ
圧縮して記録することが行われるようになった。その一
つは、画像データを可逆圧縮して記録するものである。

この場合は、記憶装置からその画像データを読み出して
画像を復元する際に画像は元の画像に戻るが、圧縮率を
あまり高くすることはできなかった。他の一つは、画像
データを非可逆圧縮して記録するものである。この場合
は、圧縮率はいくらでも高くすることができるが、圧縮
率を高くすると画像を復元するときの再現性が悪くなり
１画質が劣化するものであった。そこで１画質劣化を防
ぎながら圧縮率を高める各種の工夫をしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、上記従来の画像記録方法における画像圧縮では
、記録対象の画像−枚についてその全領域を同等に扱っ
ていたので、例えば診断上で重要情報を含む領域もそう
でない領域も一様に圧縮していた。

このため、非重要情報の部分についても重要情報部分に
必要な高画質であるが、低圧縮率の圧縮法を適用しなけ
ればならず、重要情報部分の画質劣化なしには高い圧縮
率を得ることはできなかった。

そこで、本発明は、このような問題点を解決することが
できる画像記録方法を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明による画像記録方法
は、ディジタル画像データをデータ圧縮してその画像を
記憶装置に記録する画像記録方法において、記録対象の
画像を表示装置の画面に表示し、この表示された画像上
で重要情報を含む領域を指定し、この重要情報を含む領
域内については低圧縮率であるが高画質が得られる圧縮
手法を適用してデータ圧縮すると共に、それ以外の領域
については低画質であるが高圧縮率が得られる圧縮手法
を適用してデータ圧縮して記録するものである。

〔作用〕

このように構成された画像記録方法は、記録対象の画像
を表示装置の画面に表示した状態で、その画像上で重要
情報を含む領域として指定された部分は低圧縮率である
が高画質が得られる圧縮手法でデータ圧縮され、それ以
外の領域の部分は低画質であるが高圧縮率が得られる圧
縮手法でデータ圧縮されて記録される。これにより、画
像上の重要情報の部分の画質劣化を防止しつつ画像全体
としては圧縮率を高くすることができ、記憶装置の記憶
容量を小さくすることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。

第１図及び第２図は本発明による画像記録方法を説明す
るための図面である。この画像記録方法は、ディジタル
画像データをデータ圧縮してその画像を記憶装置に記録
するもので、その方法の実施に使用する装置は第３図に
示すブロック図のようになっている。すなわち、外部装
置としての各種の画像診断装置やＸ線フィルムディジタ
イザ等から出力されるディジタル画像データを入力する
ためのインターフェース１と、このインターフェース１
を介して入力した画像データを一時記憶する磁気ディス
ク装＠２と、この磁気ディスク装置２から画像データを
読み出して画像として表示するための表示回路３及びテ
レビモニタ４と、このテレビモニタ４に表示された画像
についてその画像データを圧縮したり逆に復元時に圧縮
データを伸展したりする圧縮／伸展器５と、この圧縮／
伸展器５により圧縮された画像データを記録する例えば
光ディスク等の大容量の記憶装置６と、上記テレビモニ
タ４に表示された画像について重要情報を含む領域に対
して関心領域を指定するための入力装置７（例えばマウ
ス）とを備えて成る。なお、第３図において、符号８は
上記の各構成要素を制御するためのコントローラであり
、符号９はシステムのバスである。

次に、本発明の画像記録方法の手順について、第１図〜
第３図を参照して説明する。まず、図示外の外部装置か
ら出力されたディジタル化Ｘ線フィルム画像またはＸｌ
ｉＣＴ画像、ＭＲＩ画像等のディジタル画像データは、
インターフェース１を介して磁気ディスク装置２へ一時
的に記憶される。

次に、所要の撮影または検査が終了した後に、上記磁気
ディスク装置２から必要な画像の画像データを読み出し
、バス９を介して表示回路３へ送り、その内部の画像メ
モリヘー旦記憶した後に内蔵のＤ／Ａ変換器でアナログ
信号に変換して、テレビモニタ４の画面に画像として表
示する。そして、医師等の操作者は、上記テレビモニタ
４の画面に表示された画像を観察して診断するにのとき
、第１図に示すように、テレビモニタ４に表示された画
像１０上の適宜の位置に病巣１１があるとすると、この
病巣１１の部分は上記画像１０における重要情報を含む
部分となるので、上記病巣１１の周りに重要情報を含む
領域として関心領域１２を指定する。この関心領域１２
を指定するには、例えば第２図に示すように、テレビモ
ニタ４に表示された画像１０を観察しながら、入力装置
７としてのマウスをテーブル１１上で適宜移動して。

画像１０上の病巣１１の周りに例えば矩形の関心領域１
２を指定すればよい。これにより、上記関心領域１２の
内部画像によって、病巣１１の様子が把握できると共に
、該病巣１１とその周囲との関係が把握できる。

次に、上記所要の診断が終了すると、当該画像を永久保
存するため、光ディスク等から成る記憶装置６へ記録す
る。このとき、第１図に示す画像１０上において関心領
域１２で区切られた重要情報を含む領域内については、
第３図に示す圧縮／伸展器５により低圧縮率であるが高
画質が得られる圧縮手法１例えば可逆圧縮を適用してデ
ータ圧縮をすると共に、それ以外の領域すなわち上記関
心領域１２の外側については、上記圧縮／伸展器５によ
り低画質であるが高圧縮率が得られる圧縮手法、例えば
非可逆圧縮を適用してデータ圧縮をする。その後、この
ようにして関心領域１２の内外によって圧縮手法を変え
てデータ圧縮をした画像データを、記憶装置６へ記録し
て当該画像を永久保存する。

そして、このように記録された画像を再生するには、再
生したい画像を指定して当該画像データを記憶装置６か
ら読み出し、圧縮／伸展器５により上記圧縮時の圧縮手
法に対応して画像を復元し、バス９及び表示回路３を介
してテレビモニタ４に再生画像を表示すればよい。この
とき、第１図に示すように、再生した画像１０と共に関
心領域１２を表示すれば、全体の画像１０と病巣１１等
の重要情報を含む領域（１２）とが直ちに明らかとなる
。

〔発明の効果〕

本発明は以上のように構成されたので、画像上で重要情
報を含む領域（１２）の内外によってデータ圧縮の手法
を変え、その重要情報を含む領域内については低圧縮率
であるが高画質が得られる圧縮手法を適用すると共に、
それ以外の領域については低画質であるが高圧縮率が得
られる圧縮手法を適用してデータ圧縮してその画像を記
録することができる。従って、当該画像上の重要情報の
部分の画質劣化を防止しつつ重要情報以外の部分につい
ては相当高い圧縮率でデータ圧縮して、画像全体として
は従来よりも圧縮率を高くすることができる。このこと
から、記憶装置６の記憶容量を小さくすることができ、
或いは一定容量の記憶装置６に多数の画像を記録するこ
とができ、コストの低減及び記録時間の短縮等により画
像記録の効率化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明による画像記録方法を説明す
るための図面、第３図は本発明の画像記録方法の実施に
使用する装置の構成を示すブロック図である。 ２・・・磁気ディスク、３・・表示回路、４・・・テレ
ビモニタ、５・・・圧縮／伸展器、６・・・記憶装置、
７・・・入力装置（マウス）、１０・・・画像、１１・
・・病巣、第 峯 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ディジタル画像データをデータ圧縮してその画像を
   記憶装置に記録する画像記録方法において、記録対象の
   画像を表示装置の画面に表示し、この表示された画像上
   で重要情報を含む領域を指定し、この重要情報を含む領
   域内については低圧縮率であるが高画質が得られる圧縮
   手法を適用してデータ圧縮すると共に、それ以外の領域
   については低画質であるが高圧縮率が得られる圧縮手法
   を適用してデータ圧縮して記録することを特徴とする画
   像記録方法。