JPH02204818A - 座標位置検出装置 - Google Patents
座標位置検出装置Info
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- JPH02204818A JPH02204818A JP63230385A JP23038588A JPH02204818A JP H02204818 A JPH02204818 A JP H02204818A JP 63230385 A JP63230385 A JP 63230385A JP 23038588 A JP23038588 A JP 23038588A JP H02204818 A JPH02204818 A JP H02204818A
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- circuit
- loop
- clock
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、コンピュータなどの電子機器に、手書き文
字や図形などの情報を入力ベンなどで入力する際に用い
る座標位置検出装置であって、さらに詳しくは、座標入
力用検出板上の入力ベン接触位置を検出するための電磁
誘導型の座標位置検出装置に関する。
字や図形などの情報を入力ベンなどで入力する際に用い
る座標位置検出装置であって、さらに詳しくは、座標入
力用検出板上の入力ベン接触位置を検出するための電磁
誘導型の座標位置検出装置に関する。
(ロ)従来の技術
電磁誘導型の座標位置検出装置は、ループコイルを定間
隔で配置した座標入力用検出板において、ループコイル
をまず送信回路に接続して発振信号を流し、座標入力用
検出板に接触している入力ベンの誘導コイルに電磁誘導
により誘導電圧を発生させて該誘導コイルに結線された
コンデンサを充電させ、次にループコイルを受信回路に
切換え接続してコンデンサの放電に伴い該ループコイル
に流れる信号を検出することで、上記入力ペンの接触位
置を割り出すものであった。
隔で配置した座標入力用検出板において、ループコイル
をまず送信回路に接続して発振信号を流し、座標入力用
検出板に接触している入力ベンの誘導コイルに電磁誘導
により誘導電圧を発生させて該誘導コイルに結線された
コンデンサを充電させ、次にループコイルを受信回路に
切換え接続してコンデンサの放電に伴い該ループコイル
に流れる信号を検出することで、上記入力ペンの接触位
置を割り出すものであった。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
ところで、上記のような座標位置検出装置では、受信時
ループコイルを順番に切換えスキャンして、これらルー
プコイルにのった受信信号を次々と取出し、その誘導電
圧の大きさを読取り、かつ記憶してゆくことで誘導電圧
の大きさの分布から入力ペンの座標位置を割り出す必要
がある。この場合ループコイルにのった誘導信号は正弦
波信号であって、電圧の大きさはアナログであるので、
これをA/D変換し、デジタル値から誘導電圧の大きさ
を検出せねばならない。
ループコイルを順番に切換えスキャンして、これらルー
プコイルにのった受信信号を次々と取出し、その誘導電
圧の大きさを読取り、かつ記憶してゆくことで誘導電圧
の大きさの分布から入力ペンの座標位置を割り出す必要
がある。この場合ループコイルにのった誘導信号は正弦
波信号であって、電圧の大きさはアナログであるので、
これをA/D変換し、デジタル値から誘導電圧の大きさ
を検出せねばならない。
しかるに従来装置のようにA/Dコンバータを用いた受
信回路では、このA/D変換に時間が掛かり、高速でル
ープコイル群をスキャンすることができず、座標検出速
度が遅い難点があると共に、A/Dコンバータでは素子
の能力上分解能が上げられない間趙があった。勿論A/
D変換速度の速い、しかも分解能の高いA/Dコンバー
タは存在するが、これらは非常に高価であり、採用が困
難である。
信回路では、このA/D変換に時間が掛かり、高速でル
ープコイル群をスキャンすることができず、座標検出速
度が遅い難点があると共に、A/Dコンバータでは素子
の能力上分解能が上げられない間趙があった。勿論A/
D変換速度の速い、しかも分解能の高いA/Dコンバー
タは存在するが、これらは非常に高価であり、採用が困
難である。
この発明は、かかる問題点を解決する座標位置検出装置
の提供を目的とする。
の提供を目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段
この発明は、ループコイルから取出した受信信号を整流
する全波整流器と、整流信号を包絡線検波する検波回路
と、検波信号をピークホールドするピークホールド回路
と、ピークホールド信号を積分する積分回路と、積分信
号に応じた時間長さのパルスでクロックカウント回路を
駆動するコンパレータとを含み、上記クロックカウント
回路が発振回路から与えられるクロックパルスをコンパ
レータ出力信号の間カウントとして、そのカウント値を
出力するように構成した座標位置検出装置を特徴とする
。
する全波整流器と、整流信号を包絡線検波する検波回路
と、検波信号をピークホールドするピークホールド回路
と、ピークホールド信号を積分する積分回路と、積分信
号に応じた時間長さのパルスでクロックカウント回路を
駆動するコンパレータとを含み、上記クロックカウント
回路が発振回路から与えられるクロックパルスをコンパ
レータ出力信号の間カウントとして、そのカウント値を
出力するように構成した座標位置検出装置を特徴とする
。
(ホ)作用
この発明によれば、正弦波信号である受信信号を整流、
検波してピーク値を求め、そのピーク値に応じた積分信
号を用いて、そのピーク値に対応する時間幅クロックカ
ウント回路において発振回路から与えられるクロックパ
ルスの数をカウントし、そのカウント値を出力するので
、そのカウント値から受信信号の大きさを容易に知るこ
とができる。
検波してピーク値を求め、そのピーク値に応じた積分信
号を用いて、そのピーク値に対応する時間幅クロックカ
ウント回路において発振回路から与えられるクロックパ
ルスの数をカウントし、そのカウント値を出力するので
、そのカウント値から受信信号の大きさを容易に知るこ
とができる。
(へ)発明の効果
このように、タロツクパルスのカウント値から受信信号
の大きさを検出するので、A/Dコンバータを使った従
来回路に比べ、受信信号の大きさを高速で測定でき、従
ってループコイル群のスキャン速度も高速化できるから
座標検出が速くできる。またクロック信号の周波数を高
く設定しておけば、それだけ一定時間当りのカウント数
を増大できるので、周波数を上げるための簡単かつ安価
な回路であり乍ら高い分解能を与えることができる。
の大きさを検出するので、A/Dコンバータを使った従
来回路に比べ、受信信号の大きさを高速で測定でき、従
ってループコイル群のスキャン速度も高速化できるから
座標検出が速くできる。またクロック信号の周波数を高
く設定しておけば、それだけ一定時間当りのカウント数
を増大できるので、周波数を上げるための簡単かつ安価
な回路であり乍ら高い分解能を与えることができる。
(ト)実施例
以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図はこの発明にかかる座標位置検出装置の概念図で
、例えば、X軸とY軸との座標であって、X軸およびY
軸のそれぞれを構成する板面は、発振用ループコイル1
と受信用ループコイル2とが別々に第10図に示す座標
入力用検出板3に配置され、そして、X軸板とY軸板と
は該検出板3の表裏にクロスして配置される。
、例えば、X軸とY軸との座標であって、X軸およびY
軸のそれぞれを構成する板面は、発振用ループコイル1
と受信用ループコイル2とが別々に第10図に示す座標
入力用検出板3に配置され、そして、X軸板とY軸板と
は該検出板3の表裏にクロスして配置される。
発振用ループコイル1は送信回路4に、受信用ループコ
イル2は受信回路5にそれぞれ結線され、しかして発振
用ループコイル1に第2図イの時間幅、第2図口の発振
電流を流し、入力ペン30またはカーソルの誘導コイル
しに電磁誘導で誘導電圧を生起させて、該誘導コイルに
結線されたコンデンサCを充填し、次に第2図二の時間
幅、受信に切換えてコンデンサCの電荷を誘導コイルし
に放電させ(第2図ハ)、これによって受信用ループコ
イル2に流れる第2図ホの受信信号を取出し、第10図
のCPtJ6による処理によって入力ペンまたはカーソ
ル(以下、入力ペンと略記する)の接触座標位置を割り
出す。
イル2は受信回路5にそれぞれ結線され、しかして発振
用ループコイル1に第2図イの時間幅、第2図口の発振
電流を流し、入力ペン30またはカーソルの誘導コイル
しに電磁誘導で誘導電圧を生起させて、該誘導コイルに
結線されたコンデンサCを充填し、次に第2図二の時間
幅、受信に切換えてコンデンサCの電荷を誘導コイルし
に放電させ(第2図ハ)、これによって受信用ループコ
イル2に流れる第2図ホの受信信号を取出し、第10図
のCPtJ6による処理によって入力ペンまたはカーソ
ル(以下、入力ペンと略記する)の接触座標位置を割り
出す。
さらに述べると、X軸もY軸も同様であるためその1つ
を述べると、第3図のように発信用ループコイル1は受
信用ループコイル2の8本に対し1本の割合で設けられ
る。つまり発振用ループコイル1のパターンピッチが拡
げられているのに対し、受信ループコイル2は狭いピッ
チ、例えば、4mで多数重亜べられている。MPXは受
信切換え用のスイッチ素子、FETは送信切換え用のス
イッチ素子(電界効果型トランジスタ)である。
を述べると、第3図のように発信用ループコイル1は受
信用ループコイル2の8本に対し1本の割合で設けられ
る。つまり発振用ループコイル1のパターンピッチが拡
げられているのに対し、受信ループコイル2は狭いピッ
チ、例えば、4mで多数重亜べられている。MPXは受
信切換え用のスイッチ素子、FETは送信切換え用のス
イッチ素子(電界効果型トランジスタ)である。
さらに7は発振、受信の共通ラインである。
受信用ループコイル2・・・は上述のように4m間隔で
配置され、それらの8本ずつがブロックにまとめられて
おり、このようなブロック8・・・が所要数配置される
。そして受信用ループコイルは第3図に示すように、常
に隣接する3個のブロックの各ブロックにおける同一順
位の3本ずつが構成するループで受信信号を拾うように
使用される。たとえば3個のブロック8のそれぞれ第1
番目の受信用ループコイル2を使用して受信信号を拾い
、次にそれぞれのブロック8の第2番目の受信用ループ
コイル2を使用して受信信号を拾うように時分割方式に
よってスキャンする。
配置され、それらの8本ずつがブロックにまとめられて
おり、このようなブロック8・・・が所要数配置される
。そして受信用ループコイルは第3図に示すように、常
に隣接する3個のブロックの各ブロックにおける同一順
位の3本ずつが構成するループで受信信号を拾うように
使用される。たとえば3個のブロック8のそれぞれ第1
番目の受信用ループコイル2を使用して受信信号を拾い
、次にそれぞれのブロック8の第2番目の受信用ループ
コイル2を使用して受信信号を拾うように時分割方式に
よってスキャンする。
このように3本のループ構成で受信信号を拾うようにす
れば1本の場合よりも受信する誘導信号を太きく (3
@)取れて、S/N比、検出精度の向上につながる。
れば1本の場合よりも受信する誘導信号を太きく (3
@)取れて、S/N比、検出精度の向上につながる。
また、3本ループ構成とすることで共通ライン7に発生
する誘導電圧を打消し、受信信号の歪をなくせる。
する誘導電圧を打消し、受信信号の歪をなくせる。
つまり、第4図のような状態で誘導コイルLがタッチさ
れたとすると、共通ライン7には3本ループ構成のうち
の中央部ループコイル2bを挾んだ両側に逆向きの電流
が流れる結果、共通ライン7側の誘導電圧が相殺される
。このような構成でないと、入力ベンの接触位置が共通
ライン7に近いか遠いかによって該共通ラインにのる誘
導電圧が大小に変化し、これが受信用ループコイルから
拾う受信信号に影響を与えて検出誤差を発生させてしま
う。
れたとすると、共通ライン7には3本ループ構成のうち
の中央部ループコイル2bを挾んだ両側に逆向きの電流
が流れる結果、共通ライン7側の誘導電圧が相殺される
。このような構成でないと、入力ベンの接触位置が共通
ライン7に近いか遠いかによって該共通ラインにのる誘
導電圧が大小に変化し、これが受信用ループコイルから
拾う受信信号に影響を与えて検出誤差を発生させてしま
う。
入力ベン30は必ずしも、いずれかの受信用ループライ
ン2の直上にのるとは限らず、第5図のように受信用ル
ープラインの間に接触される。
ン2の直上にのるとは限らず、第5図のように受信用ル
ープラインの間に接触される。
この場合、入力ベンが受信用ループラインに対しどちら
の位置に来ているのかCPU6で判断しなければ座標を
特定できない、いよ第5図において受信用ループライン
2a、2bl 2Cのうち、受信用ループラインの左側
Aの位置にあったとすると、電流はライン2aからライ
ン2bに実線矢印の方向に流れる。
の位置に来ているのかCPU6で判断しなければ座標を
特定できない、いよ第5図において受信用ループライン
2a、2bl 2Cのうち、受信用ループラインの左側
Aの位置にあったとすると、電流はライン2aからライ
ン2bに実線矢印の方向に流れる。
ところが、ライン2bに対し右側Bの位置にあったとす
ると、電流はライン2bからライン2Cに破線矢印の方
向に流れ、受信用ループライン2bに乗る電流方向が逆
転する。結果として第6図の41口のように受信信号の
位相が反転する。故にCPU6はこの移送反転のデータ
で入力ベンを検知し、受信用ループライン2bを反転ラ
インとして入力ベンの位置を判別することができる。
ると、電流はライン2bからライン2Cに破線矢印の方
向に流れ、受信用ループライン2bに乗る電流方向が逆
転する。結果として第6図の41口のように受信信号の
位相が反転する。故にCPU6はこの移送反転のデータ
で入力ベンを検知し、受信用ループライン2bを反転ラ
インとして入力ベンの位置を判別することができる。
この位相反転検知は第9図のようにして行なわれる。
第9図の受信信号口または信号ホから第10図回路のコ
ンパレータ27を用い、受信クッロクパルス信号ハまた
は信号へを作成し、これを第10図回路のサインコンバ
ータ12から入力する発振クロックパルス信号イとパル
ス立上りの個所で比較する。受信信号はコンデンサCの
放電により受信用ループライン2に生起されるものであ
るから、信号二のように発振クロックパルス信号イとの
間に一定のずれが発生する。しかし反転前の受信信号口
ではこのずれの信号二のみが取出されるのに対し、反転
後の受信信号ホでは反転分だけ、ずれの信号トのように
ずれの幅が増大する。このことを利用し反転を検知する
のである。
ンパレータ27を用い、受信クッロクパルス信号ハまた
は信号へを作成し、これを第10図回路のサインコンバ
ータ12から入力する発振クロックパルス信号イとパル
ス立上りの個所で比較する。受信信号はコンデンサCの
放電により受信用ループライン2に生起されるものであ
るから、信号二のように発振クロックパルス信号イとの
間に一定のずれが発生する。しかし反転前の受信信号口
ではこのずれの信号二のみが取出されるのに対し、反転
後の受信信号ホでは反転分だけ、ずれの信号トのように
ずれの幅が増大する。このことを利用し反転を検知する
のである。
このずれ幅信号二、トの検知の実際は、第10図の回路
において、第9図の受信信号口、ホをコンパレータ27
で波形整形して矩形波となし、位相検知回路28で発振
クロヅクパルス信号イと比較することでそのずれの信号
二、トを検知する。
において、第9図の受信信号口、ホをコンパレータ27
で波形整形して矩形波となし、位相検知回路28で発振
クロヅクパルス信号イと比較することでそのずれの信号
二、トを検知する。
さらに、位相検知回路28はタロツクパルス(16MH
z)で駆動するカウンタを有し、該・カウンタで、それ
ぞれのずれの信号二、トの幅をカウント値で計量力する
。
z)で駆動するカウンタを有し、該・カウンタで、それ
ぞれのずれの信号二、トの幅をカウント値で計量力する
。
CPU6はこのずれの量が位相反転を検知するための設
定値より大きいとき、位相反転と判定することになる。
定値より大きいとき、位相反転と判定することになる。
このように、位相の反転で受信信号の反転ラインを求め
、反転ラインのどちらか側に入力ペンがタッチしている
のか判断できる。
、反転ラインのどちらか側に入力ペンがタッチしている
のか判断できる。
さらに、反転ラインからどの程度距離が離れているか測
定できないと、入力ペンの中心位置、つまり座標を特定
できない、そこで、CPU6は次のような処理を行なう
。
定できないと、入力ペンの中心位置、つまり座標を特定
できない、そこで、CPU6は次のような処理を行なう
。
すなわち、第7図イもしくは第8図イのような位置に入
力ペンの中心Pがあるとすると(各図イの縮線は41I
II間隔の受信用ループコイルを指している)、各開口
または図ハのようなピーク値を有する誘導信号が時分割
で取出される。CPU6では受信用ループライン(第5
図で説明したライン2b)の出力を順次内蔵のRAMに
記憶しているので、位相反転ラインを挾む前後2本目の
特定箇所aとbの誘導電圧(ピーク値)に対応するカウ
ント値をピックアップし、a−b:It4算により求め
な数値で中心Pが反転ラインからいくら離れているかを
算出する。第7図口は入力ペンの中心部Pが受信用ルー
プライン間の中央にある場合を示し、特定箇所a、bの
カウント値が等価となっている。
力ペンの中心Pがあるとすると(各図イの縮線は41I
II間隔の受信用ループコイルを指している)、各開口
または図ハのようなピーク値を有する誘導信号が時分割
で取出される。CPU6では受信用ループライン(第5
図で説明したライン2b)の出力を順次内蔵のRAMに
記憶しているので、位相反転ラインを挾む前後2本目の
特定箇所aとbの誘導電圧(ピーク値)に対応するカウ
ント値をピックアップし、a−b:It4算により求め
な数値で中心Pが反転ラインからいくら離れているかを
算出する。第7図口は入力ペンの中心部Pが受信用ルー
プライン間の中央にある場合を示し、特定箇所a、bの
カウント値が等価となっている。
これに対し第8図口は第8図イにおいて実線で示すコイ
ルLの中心Pが反転ラインに近い側にある時で、プラス
の値の場合を表わし、第8図ハは第8図イにおいて鎖線
で示すコイルLの中心Pが反転ラインに遠い側にある時
で、マイナスの値の場合を表わしている。
ルLの中心Pが反転ラインに近い側にある時で、プラス
の値の場合を表わし、第8図ハは第8図イにおいて鎖線
で示すコイルLの中心Pが反転ラインに遠い側にある時
で、マイナスの値の場合を表わしている。
上述の処理は第10図のクロックカウント回路9で行な
い、積分回路26の出力を所定のレベルでスライスした
出力信号をタロツクパルス(8MHz)に基づいてクロ
ックカウント回路9でカウントし、CPU6に入力する
。
い、積分回路26の出力を所定のレベルでスライスした
出力信号をタロツクパルス(8MHz)に基づいてクロ
ックカウント回路9でカウントし、CPU6に入力する
。
CPU6はこのカウント値を順次記憶し、前述のように
位相反転ラインが特定されるとこのラインの前2本目a
と、後2本目すのカウント値を読出し、これをマイナス
して行なわれ、その差数値から座標値を演算する。
位相反転ラインが特定されるとこのラインの前2本目a
と、後2本目すのカウント値を読出し、これをマイナス
して行なわれ、その差数値から座標値を演算する。
次に、第10図の実施回路の動作を説明する。
同期タイミング回路10は発振回路11の出力を用いて
サインコンバータ12に同期信号を送る。
サインコンバータ12に同期信号を送る。
この同期信号は発振・受信のためのスイッチ素子FET
、MPXの切換え(2MHz)タイミングを制御し、ま
た入力手段としての入力ペン(500KHz)とカーソ
ル(250KHz)の識別を行なうための信号である。
、MPXの切換え(2MHz)タイミングを制御し、ま
た入力手段としての入力ペン(500KHz)とカーソ
ル(250KHz)の識別を行なうための信号である。
サインコンバータ12は上記同期信号を用いて正磁波に
変換した発振信号を出力し、これを電流ブースト回路1
3で大電流に変えたのち発振デコーダ14によりスイッ
チ素子FETの切換えを伴いつつ発振用ループコイルト
・・に大電流を流す。
変換した発振信号を出力し、これを電流ブースト回路1
3で大電流に変えたのち発振デコーダ14によりスイッ
チ素子FETの切換えを伴いつつ発振用ループコイルト
・・に大電流を流す。
これにより座標入力用検出板3にタッチした入力ペン3
0のコンデンサCが充電される。
0のコンデンサCが充電される。
なお、上述の座標入力用検出板3は、たとえば上面側に
X軸、裏面側にY軸用の発振・受信ループを形成し、こ
れらのループは前述の第3図に示す構成をクロスして配
設している。
X軸、裏面側にY軸用の発振・受信ループを形成し、こ
れらのループは前述の第3図に示す構成をクロスして配
設している。
受信動作は既述したように隣接する3ブロツクの同順位
3本ずつが受信用ループコイル2を構成し、かつこの3
本単位で順位を次々と1本ずつずらしてゆくスキャン動
作で行なわれる。受信デコーダ15は次々と受信用ルー
プライン2・・・にのった受信信号を拾ってゆく。
3本ずつが受信用ループコイル2を構成し、かつこの3
本単位で順位を次々と1本ずつずらしてゆくスキャン動
作で行なわれる。受信デコーダ15は次々と受信用ルー
プライン2・・・にのった受信信号を拾ってゆく。
これらを受信増幅回路16がX軸とY軸とを別個に、そ
れぞれに対応する増@率で増幅し、さらに増幅率切換え
回路17を経て、一方では波形整形回路18に送る。
れぞれに対応する増@率で増幅し、さらに増幅率切換え
回路17を経て、一方では波形整形回路18に送る。
この波形整形回路18の具体回路図は第11図のような
ものであって、差動増幅器19、バンドパスフィルタ2
0、ゲイン切換え器21、増幅器22を通した第12図
の受信信号Aを全波整流器23で第12図信号Bのよう
に整流し、次に検波器24にて包絡線検波した第12図
信号Cをピークホールド回路25で第12図信号りとし
、これをCR積分回路26で積分信号Eとし、コンパレ
ータ27に通す。
ものであって、差動増幅器19、バンドパスフィルタ2
0、ゲイン切換え器21、増幅器22を通した第12図
の受信信号Aを全波整流器23で第12図信号Bのよう
に整流し、次に検波器24にて包絡線検波した第12図
信号Cをピークホールド回路25で第12図信号りとし
、これをCR積分回路26で積分信号Eとし、コンパレ
ータ27に通す。
コンパレータ27は積分信号Eを第12図Fの信号にA
/D変換し、この信号の出力幅がクロッフカラント回路
9でカウントされて、受信信号の出力値が算出される。
/D変換し、この信号の出力幅がクロッフカラント回路
9でカウントされて、受信信号の出力値が算出される。
このクロックカウントの処理が、受信信号のカウント値
の算出であって、クロックカウント回路9には発振回路
11からクロック信号(8MHz>が与えられており、
第12図Fのコンパレータ出力が入った時点からその信
号幅の間、クロックパルスを計数し、そのカウント値が
CPU6に入力されることになる。
の算出であって、クロックカウント回路9には発振回路
11からクロック信号(8MHz>が与えられており、
第12図Fのコンパレータ出力が入った時点からその信
号幅の間、クロックパルスを計数し、そのカウント値が
CPU6に入力されることになる。
CPU6では入力されたカウント値を受信した誘導信号
の大きさとして顛次記憶する。
の大きさとして顛次記憶する。
一方、増幅率切換え回fI#117を出た第12図Aの
信号を直接コンパレータ27を通し、第9図ハまたは第
9図へのような受信クロックパルス信号に整形して位相
検知回路28に送り、該位相検知回路28において第9
図イの発振クロックパルス信号(サインコンバータ12
の出力)との比較において第5図で述べたような位相反
転ラインを求めると同時に、発振回路11からの信号(
16MHz)で、このずれ量(カンラント値)を算出す
る。
信号を直接コンパレータ27を通し、第9図ハまたは第
9図へのような受信クロックパルス信号に整形して位相
検知回路28に送り、該位相検知回路28において第9
図イの発振クロックパルス信号(サインコンバータ12
の出力)との比較において第5図で述べたような位相反
転ラインを求めると同時に、発振回路11からの信号(
16MHz)で、このずれ量(カンラント値)を算出す
る。
また、CPU6がこの反転ラインを境にして前後2本口
の特定箇所a、b(第7図、第8図参照)の受信用ルー
プラインの誘導信号のピーク値(カウント値)をピック
アップし、第7図及び第8図で述べた座標特定の処理を
行なう。
の特定箇所a、b(第7図、第8図参照)の受信用ルー
プラインの誘導信号のピーク値(カウント値)をピック
アップし、第7図及び第8図で述べた座標特定の処理を
行なう。
なお、第7図、第8図で述べた座標特定のCPU6の処
理は入力ペンが位置する受信用ループコイル部分だけで
よく、それ以外の部分の処理は無用である。
理は入力ペンが位置する受信用ループコイル部分だけで
よく、それ以外の部分の処理は無用である。
そのためにピークホールド回路25からコンパレータ2
7を介して出力される信号が、設定されたレベルがある
とき、入力ペンの存在する範囲であるとして、該信号を
タイト検出信号としてCPU6に入力し、CPU6はこ
のタイト検出信号が出力されている受信用ループコイル
の部分だけ処理する。
7を介して出力される信号が、設定されたレベルがある
とき、入力ペンの存在する範囲であるとして、該信号を
タイト検出信号としてCPU6に入力し、CPU6はこ
のタイト検出信号が出力されている受信用ループコイル
の部分だけ処理する。
そして上述の処理データによってCPU6は増設ROM
回路29を用い入力ペンの座標値を弾き出す。
回路29を用い入力ペンの座標値を弾き出す。
このように、受信用ループコイル2で取出した受信信号
をそのままA/D変換するのではなく、全波整流、包絡
線検波したのちピークホールドし、そのピーク値に応じ
た積分信号を用い、これをコンパレータ27に通し、ク
ロックカウンタ回路9を駆動し、ピーク値に応じたクロ
ックパルスのカウント値を出力するようにしているから
、受信信号の大きさ検知が迅速に行なえ、従って、受信
用ループコイル2・・・のスキャンを高速処理でき、座
標検出速度を高めることができる。また、クロックパル
ス(第10図の場合8MHz)の周波数を上げれば一定
時間内のカウント値も増大するので、これにより受信信
号の分解能を容易に高めることができる。
をそのままA/D変換するのではなく、全波整流、包絡
線検波したのちピークホールドし、そのピーク値に応じ
た積分信号を用い、これをコンパレータ27に通し、ク
ロックカウンタ回路9を駆動し、ピーク値に応じたクロ
ックパルスのカウント値を出力するようにしているから
、受信信号の大きさ検知が迅速に行なえ、従って、受信
用ループコイル2・・・のスキャンを高速処理でき、座
標検出速度を高めることができる。また、クロックパル
ス(第10図の場合8MHz)の周波数を上げれば一定
時間内のカウント値も増大するので、これにより受信信
号の分解能を容易に高めることができる。
尚、この発明の構成と、上述の実施例との対応において
、 この発明の発振用のループラインは、実施例の発振用ル
ープライン1に対応し、 以下同様に、 受信用のループラインは、受信用ループライン2 +
2 a 、2 b 、2 cに対応し、座標入力検出板
は、座標入力用検出板3に対応し、 クロックカウント回路は、クロックカウント回路9に対
応し、 発振回路は、発振回路11に対応し、 全波整流器は、全波整流器23に対応し、検波回路は、
包絡線検波回路24に対応しピークホールド回路は、ピ
ークホールド回路25に対応し、 積分回路は、CR積分回路26に対応し、コンパレータ
は、コンパレータ27に対応し、入力手段は、入カベん
(もしくはカーソル)30に対応し、 誘導コイルは、誘導コイルしに対応し、コンデンサは、
コンデンサCに対応し、ループコイルを切換える手段は
、スイッチ素子FETおよびMPXに対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
、 この発明の発振用のループラインは、実施例の発振用ル
ープライン1に対応し、 以下同様に、 受信用のループラインは、受信用ループライン2 +
2 a 、2 b 、2 cに対応し、座標入力検出板
は、座標入力用検出板3に対応し、 クロックカウント回路は、クロックカウント回路9に対
応し、 発振回路は、発振回路11に対応し、 全波整流器は、全波整流器23に対応し、検波回路は、
包絡線検波回路24に対応しピークホールド回路は、ピ
ークホールド回路25に対応し、 積分回路は、CR積分回路26に対応し、コンパレータ
は、コンパレータ27に対応し、入力手段は、入カベん
(もしくはカーソル)30に対応し、 誘導コイルは、誘導コイルしに対応し、コンデンサは、
コンデンサCに対応し、ループコイルを切換える手段は
、スイッチ素子FETおよびMPXに対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
図面はこの発明の一実施例を示し、
第1図は座標位置検出装置の概念図、
第2図は第1図の発振・受信のタイミングチャート、
第3図は発振・受信ループパターン構成図、第4図は受
信ループコイルの動作説明図、第5図は位相反転ライン
検出動作説明図、第6図は第5図の受信信号波形図、 第7図および第8図は入力ペンと誘導信号との対応図、 第9図は位相反転検知処理動作のタイミングチャート、 第10図は発振・受信制御回路図、 第11図は波形整形回路の具体回路図、第12は第11
図回路各部の信号波形図である。 1・・・発振用ループライン 2・・・受信用ループライン 3・・・座標入力用検出板 9・・・クロックカウント回路 23・・・全波整流器 24・・・包絡線検波回路
25・・・ピークホールド回路 26・・・CR積分回路 27・・・コンパレータ3
0・・・入力ベン L・・・誘導コイルC・・・
コンデンサ FET・・・スイッチ素子MPX・
・・スイッチ素子 第1ス 第6図 躬1図f)横1を 受信り/ごングチ7−トωつ受信4
号 手続補正書 (方式) 事件の表示 昭和63年 特許願 第230385号補正の対象 )図面第10図 補正の内容 )図面第10図を別紙のように補正する。 添付書類の目録 )補正図面 1、発明の名称 座標位置検出装置 補正をすゐ者 事件との関係 特許出願人 住所 京都府京都市右京区花園土堂町10番地名称(
294)立石電機株式会社 代表者 立 石 義 雄 補正命令の日付 (発送臼 昭和63年12月7日 昭和63年12月20日) 補正により増加する発明の数 手続補正書 (方式) 補正の対象 て \ 平成2年3月3日 明細書の図面の簡単な説明の欄 補正の内容
信ループコイルの動作説明図、第5図は位相反転ライン
検出動作説明図、第6図は第5図の受信信号波形図、 第7図および第8図は入力ペンと誘導信号との対応図、 第9図は位相反転検知処理動作のタイミングチャート、 第10図は発振・受信制御回路図、 第11図は波形整形回路の具体回路図、第12は第11
図回路各部の信号波形図である。 1・・・発振用ループライン 2・・・受信用ループライン 3・・・座標入力用検出板 9・・・クロックカウント回路 23・・・全波整流器 24・・・包絡線検波回路
25・・・ピークホールド回路 26・・・CR積分回路 27・・・コンパレータ3
0・・・入力ベン L・・・誘導コイルC・・・
コンデンサ FET・・・スイッチ素子MPX・
・・スイッチ素子 第1ス 第6図 躬1図f)横1を 受信り/ごングチ7−トωつ受信4
号 手続補正書 (方式) 事件の表示 昭和63年 特許願 第230385号補正の対象 )図面第10図 補正の内容 )図面第10図を別紙のように補正する。 添付書類の目録 )補正図面 1、発明の名称 座標位置検出装置 補正をすゐ者 事件との関係 特許出願人 住所 京都府京都市右京区花園土堂町10番地名称(
294)立石電機株式会社 代表者 立 石 義 雄 補正命令の日付 (発送臼 昭和63年12月7日 昭和63年12月20日) 補正により増加する発明の数 手続補正書 (方式) 補正の対象 て \ 平成2年3月3日 明細書の図面の簡単な説明の欄 補正の内容
Claims (1)
- (1)ループコイルを定間隔で配置した座標入力用検出
板に、誘導コイルおよびこれに結線 されたコンデンサを備えた入力手段を接触 させ、上記ループコイルに流れる発振信号 により上記コンデンサを充電し、その放電 を上記ループコイルで受信する座標位置検 出装置であって、 ループコイルから取出した受信信号を整流 する全波整流器と、整流信号を包絡線検波 する検波回路と、検波信号をピークホール ドするピークホールド回路と、ピークホー ルド信号を積分する積分回路と、積分信号 に応じた時間長さのパルスでクロックカウ ント回路を駆動するコンパレータとを含み、上記クロッ
クカウント回路が発振回路から 与えられるクロックパルスをコンパレータ 出力信号の間カウントとして、そのカウン ト値を出力するように構成した 座標位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63230385A JPH02204818A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 座標位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63230385A JPH02204818A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 座標位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02204818A true JPH02204818A (ja) | 1990-08-14 |
Family
ID=16907044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63230385A Pending JPH02204818A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | 座標位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02204818A (ja) |
-
1988
- 1988-09-13 JP JP63230385A patent/JPH02204818A/ja active Pending
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