JPH02204608A - 2サイクルエンジンの送油方法及びその装置 - Google Patents
2サイクルエンジンの送油方法及びその装置Info
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- JPH02204608A JPH02204608A JP1020820A JP2082089A JPH02204608A JP H02204608 A JPH02204608 A JP H02204608A JP 1020820 A JP1020820 A JP 1020820A JP 2082089 A JP2082089 A JP 2082089A JP H02204608 A JPH02204608 A JP H02204608A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M3/00—Lubrication specially adapted for engines with crankcase compression of fuel-air mixture or for other engines in which lubricant is contained in fuel, combustion air, or fuel-air mixture
- F01M3/02—Lubrication specially adapted for engines with crankcase compression of fuel-air mixture or for other engines in which lubricant is contained in fuel, combustion air, or fuel-air mixture with variable proportion of lubricant to fuel, lubricant to air, or lubricant to fuel-air-mixture
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B1/00—Engines characterised by fuel-air mixture compression
- F02B1/02—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
- F02B1/04—Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、オイルを間欠的に供給する2サイクルエンジ
ンの送油方法及び送油装置に関する。
ンの送油方法及び送油装置に関する。
(従来の技術)
気化器にて形成された混合気を吸気通路からクランク室
に供給する2サイクルガソリンエンジンの潤滑にはオイ
ルを間欠的に供給するオイルポンプを用いた分離給油方
式か近年多く用いられるが、この方式ではオイルの供給
量はオイルポンプ1行程当りの送油量と送油インターバ
ルによって決定される。具体的には、送油量はエンジン
負荷に比例して多く、送油インターバルはエンジン回転
数の増加に伴って短くなるよう決定される。
に供給する2サイクルガソリンエンジンの潤滑にはオイ
ルを間欠的に供給するオイルポンプを用いた分離給油方
式か近年多く用いられるが、この方式ではオイルの供給
量はオイルポンプ1行程当りの送油量と送油インターバ
ルによって決定される。具体的には、送油量はエンジン
負荷に比例して多く、送油インターバルはエンジン回転
数の増加に伴って短くなるよう決定される。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、エンジン負荷が増してオイルポンプ1行
程当りの送油量が増加すると、エンジンの摺動筒所を潤
滑しないで排気ガスと共に排出されるオイルの微粒子の
量が増え、白煙或は黒煙が発生する不具合が生じる。そ
して、この不具合はオイルポンプ1行程光りの送油量が
多く、送油インターバルが長い低負荷・低回転域におい
て顕著である。
程当りの送油量が増加すると、エンジンの摺動筒所を潤
滑しないで排気ガスと共に排出されるオイルの微粒子の
量が増え、白煙或は黒煙が発生する不具合が生じる。そ
して、この不具合はオイルポンプ1行程光りの送油量が
多く、送油インターバルが長い低負荷・低回転域におい
て顕著である。
このため、オイルポンプ1行程光りの送油量を少なくす
ると、高負荷・高回転域において必要量のオイルを供給
することか難しくなる。これは、高負荷・高回転域にお
いてオイルポンプ1行程光りの送油量を少なくすると、
送油インターバルか極端に短くなり、オイルポンプが追
従し難くなるためである。
ると、高負荷・高回転域において必要量のオイルを供給
することか難しくなる。これは、高負荷・高回転域にお
いてオイルポンプ1行程光りの送油量を少なくすると、
送油インターバルか極端に短くなり、オイルポンプが追
従し難くなるためである。
本発明は上記本漬に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、各摺動部分に必要な量のオイルを送油し、且
つオイルの微粒子の排出量を極小に抑えることができる
2サイクルエンジンの送油方法及び送油装置を提供する
にある。
する処は、各摺動部分に必要な量のオイルを送油し、且
つオイルの微粒子の排出量を極小に抑えることができる
2サイクルエンジンの送油方法及び送油装置を提供する
にある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成すべく本発明は、オイルを間欠的に供給
する2サイクルエンジンの送油方法において1通常運転
域においては、オイルポンプ1行程光りの送油量を最小
限に固定して送油インターバルを可変とし、高負荷・高
回転域においては、送油インターバルを最小値に固定し
てオイルポンプ1行程光りの送油量を可変とすることを
特徴とする。
する2サイクルエンジンの送油方法において1通常運転
域においては、オイルポンプ1行程光りの送油量を最小
限に固定して送油インターバルを可変とし、高負荷・高
回転域においては、送油インターバルを最小値に固定し
てオイルポンプ1行程光りの送油量を可変とすることを
特徴とする。
又1本発明は、上記2サイクルエンジンにおいて、エン
ジンの運転状態を検知する検知手段と、該検知手段から
の検知信号に基づいてオイルポンプ1行程光りの送油量
と送油インターバルをエンジンの運転状態とは独立に決
定するコントローラと、該コントローラによってその駆
動が制御されるオイルポンプを含んで送油装置を構成し
たことを特徴とする。
ジンの運転状態を検知する検知手段と、該検知手段から
の検知信号に基づいてオイルポンプ1行程光りの送油量
と送油インターバルをエンジンの運転状態とは独立に決
定するコントローラと、該コントローラによってその駆
動が制御されるオイルポンプを含んで送油装置を構成し
たことを特徴とする。
(作用)
実験によれば、オイル微粒子の発生量は間欠的に行なわ
れるオイル送油の直後に際立って多くなり、この傾向は
オイルポンプ1行程光りの送油量が多い程顕著である。
れるオイル送油の直後に際立って多くなり、この傾向は
オイルポンプ1行程光りの送油量が多い程顕著である。
従って、オイル微粒子の発生量を低減するには、各摺動
部分の耐焼付性、耐摩耗性等を満足し得る範囲において
オイルポンプ1行程光りの送油量を極小に保ち、送油イ
ンターバルを短くすればよいことが判る。
部分の耐焼付性、耐摩耗性等を満足し得る範囲において
オイルポンプ1行程光りの送油量を極小に保ち、送油イ
ンターバルを短くすればよいことが判る。
而して、本発明方法によれば、高負荷・高回転域以外の
通常運転域においては、オイルポンプ1行程光りの送油
量が最小値に固定され、単位時間当りの必要送油量は送
油インターバルの制御によって確保されるため、オイル
は定常流に近い形で供給され、各摺動部分に必要な量の
オイルを送油した上で、オイル微粒子の排出量を極小に
抑えることができる。尚、理想的には高負荷・高回転域
においても上記のようにオイルポンプ1行程光りの送油
量を最小値に固定すべきであるが、このとき要求される
単位時間当りの送油量を満足しようとすると送油インタ
ーバルが極端に短くなり、オイルポンプが追従し難くな
るため、高負荷・高回転域においては、送油インターバ
ルを実現可能な最小値に固定してオイルポンプ1行程光
りの送油量を制御するようにしている。従って、この高
負荷・高回転域においても、各摺動部分の耐焼付性等に
問題が生じない範囲でオイルポンプ1行程光りの送油量
を最小に保つことができる。
通常運転域においては、オイルポンプ1行程光りの送油
量が最小値に固定され、単位時間当りの必要送油量は送
油インターバルの制御によって確保されるため、オイル
は定常流に近い形で供給され、各摺動部分に必要な量の
オイルを送油した上で、オイル微粒子の排出量を極小に
抑えることができる。尚、理想的には高負荷・高回転域
においても上記のようにオイルポンプ1行程光りの送油
量を最小値に固定すべきであるが、このとき要求される
単位時間当りの送油量を満足しようとすると送油インタ
ーバルが極端に短くなり、オイルポンプが追従し難くな
るため、高負荷・高回転域においては、送油インターバ
ルを実現可能な最小値に固定してオイルポンプ1行程光
りの送油量を制御するようにしている。従って、この高
負荷・高回転域においても、各摺動部分の耐焼付性等に
問題が生じない範囲でオイルポンプ1行程光りの送油量
を最小に保つことができる。
又、本発明装置によれば、上記送油方法を具体的に実施
することができる。
することができる。
(実施例)
以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
第1図は本発明に係る送油装置の構成図、第2図は同装
置を構成するオイルポンプ及びこれの駆動制御系の構成
図、第3図はエンジンの運転状態に応じて送油量Qと送
油インターバルIとを決定するためのマツプ、第4図は
制御領域を示す図である。
置を構成するオイルポンプ及びこれの駆動制御系の構成
図、第3図はエンジンの運転状態に応じて送油量Qと送
油インターバルIとを決定するためのマツプ、第4図は
制御領域を示す図である。
先ず、第1図に基づいて送油装置の基本構成を説明する
に、同図中、lは3気筒の2サイクルデイーゼルエンジ
ンであって、これのシリンダボディ2には3つのシリン
ダ3・・・が並設されており、各シリンダ3内にはピス
トン4が上下摺動自在に嵌装されている。そして、各ピ
ストン4はクランクケース5内に回転自在に配されたク
ランク軸6にコンロット7を介して連結されている。
に、同図中、lは3気筒の2サイクルデイーゼルエンジ
ンであって、これのシリンダボディ2には3つのシリン
ダ3・・・が並設されており、各シリンダ3内にはピス
トン4が上下摺動自在に嵌装されている。そして、各ピ
ストン4はクランクケース5内に回転自在に配されたク
ランク軸6にコンロット7を介して連結されている。
又、前記シリンダボディ2の上部に被着されるシリンダ
ヘッド8には各気筒毎に副燃焼室Sが各々形成されてお
り、各副燃焼室Sには燃料噴射弁9の先部か臨んでいる
。
ヘッド8には各気筒毎に副燃焼室Sが各々形成されてお
り、各副燃焼室Sには燃料噴射弁9の先部か臨んでいる
。
更に、前記クランク軸6の一端はクラッチ10を介して
ミッション11の入力軸12に断接され、入力軸に伝達
される回転はミッション11の各種変速ギヤ(図示せず
)を経て変速されて出力軸13に伝達される。尚、第1
図中、14は変速レバーである。
ミッション11の入力軸12に断接され、入力軸に伝達
される回転はミッション11の各種変速ギヤ(図示せず
)を経て変速されて出力軸13に伝達される。尚、第1
図中、14は変速レバーである。
而して1本2サイクルデイーゼルエンジンlにおいては
、各気筒においてピストン4が上昇する吸入・圧縮行程
においてクランクケース5のクランク室15内に生ずる
負圧に引かれて空気が不図示の吸気通路からクランク室
15内に供給され、この空気は爆発・排気行程において
下降するピストン4によって1次圧縮される。そして、
この1次圧縮された空気は、爆発・掃気行程においてピ
ストン4かシリンダ3に開口する排気ボートと掃気ボー
トを開くと、掃気ボートからシリンダ3内に流入して前
のサイクルにおいて生した排気ガスを掃気ボートへ押し
出す。その後、吸入・圧縮行程において上昇するピスト
ン4によって排気ボート及び掃気ボートが閉じられると
、シリンダ3内の空気はピストン4によって圧縮されて
高と、高圧となり、ピストン4が上死点近くに達すると
、燃料噴射弁9から副燃焼室S内に適量の燃料が噴射さ
れ、この燃料はシリンダ3内の高と、高圧の空気によっ
て着火、燃焼せしめられる。すると、ピストン4はその
頭部に高い燃焼圧を受けて下降し、このピストン4の下
降によってクランク室15内の空気が1次圧縮され、以
後は上述と同様の作用が繰り返され、当該エンジン1は
連続的に運転せしめられる。
、各気筒においてピストン4が上昇する吸入・圧縮行程
においてクランクケース5のクランク室15内に生ずる
負圧に引かれて空気が不図示の吸気通路からクランク室
15内に供給され、この空気は爆発・排気行程において
下降するピストン4によって1次圧縮される。そして、
この1次圧縮された空気は、爆発・掃気行程においてピ
ストン4かシリンダ3に開口する排気ボートと掃気ボー
トを開くと、掃気ボートからシリンダ3内に流入して前
のサイクルにおいて生した排気ガスを掃気ボートへ押し
出す。その後、吸入・圧縮行程において上昇するピスト
ン4によって排気ボート及び掃気ボートが閉じられると
、シリンダ3内の空気はピストン4によって圧縮されて
高と、高圧となり、ピストン4が上死点近くに達すると
、燃料噴射弁9から副燃焼室S内に適量の燃料が噴射さ
れ、この燃料はシリンダ3内の高と、高圧の空気によっ
て着火、燃焼せしめられる。すると、ピストン4はその
頭部に高い燃焼圧を受けて下降し、このピストン4の下
降によってクランク室15内の空気が1次圧縮され、以
後は上述と同様の作用が繰り返され、当該エンジン1は
連続的に運転せしめられる。
ところで2該エンジンlにおいては、該エンジン1によ
って駆動されるオイルポンプ20から必要最小限の量の
オイルが各摺動部分に直接、且つ間欠的に供給される。
って駆動されるオイルポンプ20から必要最小限の量の
オイルが各摺動部分に直接、且つ間欠的に供給される。
即ち、オイルポンプ20からはオイルが油路21及び該
油路21から分岐する油路22・・・を経てクランク軸
6の各ジャーナル部へ間欠的に供給され、そこから更に
各コンロット7の大端部に供給され、該オイルはこれら
各部を潤滑する。又、オイルポンプ20からはオイルが
油路23及び該油路23から分岐する油路24・・・を
経て各シリンダ3とピストン4との摺動面に供給され、
このオイルによつて摺動面が潤滑される。尚、オイルポ
ンプ20には油路25を介してオイルタンク30が接続
されている。
油路21から分岐する油路22・・・を経てクランク軸
6の各ジャーナル部へ間欠的に供給され、そこから更に
各コンロット7の大端部に供給され、該オイルはこれら
各部を潤滑する。又、オイルポンプ20からはオイルが
油路23及び該油路23から分岐する油路24・・・を
経て各シリンダ3とピストン4との摺動面に供給され、
このオイルによつて摺動面が潤滑される。尚、オイルポ
ンプ20には油路25を介してオイルタンク30が接続
されている。
上記オイルポンプ20はエンジン回転数とは独立にその
送油1t(1行程当りの送油量)Qと送油インターバル
Iとが第2図に示すパルスモータ26.27によってそ
れぞれ制御されるものであって、パルスモータ26,2
7はコントローラ40に電気的に接続されている。
送油1t(1行程当りの送油量)Qと送油インターバル
Iとが第2図に示すパルスモータ26.27によってそ
れぞれ制御されるものであって、パルスモータ26,2
7はコントローラ40に電気的に接続されている。
上記コントローラ40にはアクセルペダル50の開度を
検出するポテンショメータ51と、エンジンlのクラン
ク軸6の回転数を検出する回転センサ60とが電気的に
接続されており、該コントローラ40はポテンショメー
タ51にて検出されるアクセル開度と回転センサ60に
て検出されるエンジン回転数のデータによってエンジン
lの運転状態とは独立にオイルポンプ20の1行程当り
の送油量Qと送油インターバルIを決定し、その値に応
じて前記パルスモータ26,27の駆動を制御するもの
である。
検出するポテンショメータ51と、エンジンlのクラン
ク軸6の回転数を検出する回転センサ60とが電気的に
接続されており、該コントローラ40はポテンショメー
タ51にて検出されるアクセル開度と回転センサ60に
て検出されるエンジン回転数のデータによってエンジン
lの運転状態とは独立にオイルポンプ20の1行程当り
の送油量Qと送油インターバルIを決定し、その値に応
じて前記パルスモータ26,27の駆動を制御するもの
である。
尚、本実施例においては、オイルポンプ20゜パルスモ
ータ26,27.コントローラ40、ポテンショメータ
51、回転センサ60等か本発明に係る送油装置を構成
する。
ータ26,27.コントローラ40、ポテンショメータ
51、回転センサ60等か本発明に係る送油装置を構成
する。
次に、本送油装置に基づいて本発明に係る送油方法を具
体的に説明する。
体的に説明する。
エンジン1の運転中においてアクセル開度、エンジン回
転数はそれぞれボインショメータ51、回転センサ60
によって検出され、前述のようにこれらの検出信号はコ
ントローラ40へ送られ、コントローラ40ではこの検
出信号に基づいて、即ち、エンジンlの運転状態に応じ
てオイルポンプ20の1行程当りの送油量Qと送油イン
ターバルIが決定され、コントローラ40はこの送油量
Qと送油インターバルエの値を満足するようにオイルポ
ンプ20の駆動、つまりはパルスモータ26.27の駆
動を制御する。
転数はそれぞれボインショメータ51、回転センサ60
によって検出され、前述のようにこれらの検出信号はコ
ントローラ40へ送られ、コントローラ40ではこの検
出信号に基づいて、即ち、エンジンlの運転状態に応じ
てオイルポンプ20の1行程当りの送油量Qと送油イン
ターバルIが決定され、コントローラ40はこの送油量
Qと送油インターバルエの値を満足するようにオイルポ
ンプ20の駆動、つまりはパルスモータ26.27の駆
動を制御する。
ところで、コントローラ40内には第3図に示すような
マツプかメモリされており、このマツプは所定のエンジ
ン回転数幅とアクセル開度幅によって複数のアドレスに
区画されており、各アドレスでは対応するエンジン運転
状態に最適なオイルポンプ20の1行程当りの送油量Q
と送油インターバルIが決定されている。具体的には、
アクセル開度とエンジン回点数か大きい高負荷・高回転
域以外の通常運転域(第4図に示す領域A)においては
、オイルポンプ20の1行程当りの送油量Qが最小値に
固定され、単位時間当りの必要送油量(即ち、クランク
軸6のジャーナル部等の摺動部分の耐焼付性や耐摩耗性
に問題が生じないために必要な送油量)は送油インター
バルIの制御によって確保される。このように送油イン
ターバルIを制御してオイルポンプ20の1行程当りの
送油量Qを最小に保てば、前述の実験結果から明らかな
ようにオイル微粒子の排出量を極小に抑えることができ
る。
マツプかメモリされており、このマツプは所定のエンジ
ン回転数幅とアクセル開度幅によって複数のアドレスに
区画されており、各アドレスでは対応するエンジン運転
状態に最適なオイルポンプ20の1行程当りの送油量Q
と送油インターバルIが決定されている。具体的には、
アクセル開度とエンジン回点数か大きい高負荷・高回転
域以外の通常運転域(第4図に示す領域A)においては
、オイルポンプ20の1行程当りの送油量Qが最小値に
固定され、単位時間当りの必要送油量(即ち、クランク
軸6のジャーナル部等の摺動部分の耐焼付性や耐摩耗性
に問題が生じないために必要な送油量)は送油インター
バルIの制御によって確保される。このように送油イン
ターバルIを制御してオイルポンプ20の1行程当りの
送油量Qを最小に保てば、前述の実験結果から明らかな
ようにオイル微粒子の排出量を極小に抑えることができ
る。
一方、高負荷・高回転域〔第4区の領域B〕においても
、理想的には上記のようにオイルポンプ20の1行程当
りの送油量Qは最小値に固定されるべきであるか、この
運転域において要求される単位時間当りの送油量を満足
しようとすると送油インターバルIが極端に短くなり、
オイルポンプ(特に機械式のオイルポンプ)か追従し難
くなるため、送油インターバルIを実現可能な最小値に
固定して1行程当りの送油量Qを制御することによって
単位時間当りに要求される送油量を満足するようにして
いる。従って、この高負荷・高回転域においても、各摺
動部分の耐焼付性や対摩耗性に問題が生じない範囲でオ
イルポンプ20の1行程当りの送油量Qを最小に保つこ
とができ、これによってオイル微粒子の排出量を極小に
抑えることができる。
、理想的には上記のようにオイルポンプ20の1行程当
りの送油量Qは最小値に固定されるべきであるか、この
運転域において要求される単位時間当りの送油量を満足
しようとすると送油インターバルIが極端に短くなり、
オイルポンプ(特に機械式のオイルポンプ)か追従し難
くなるため、送油インターバルIを実現可能な最小値に
固定して1行程当りの送油量Qを制御することによって
単位時間当りに要求される送油量を満足するようにして
いる。従って、この高負荷・高回転域においても、各摺
動部分の耐焼付性や対摩耗性に問題が生じない範囲でオ
イルポンプ20の1行程当りの送油量Qを最小に保つこ
とができ、これによってオイル微粒子の排出量を極小に
抑えることができる。
尚、本実施例では機械式のオイルポンプを用いているた
め、電磁式のオイルポンプに比べて1行程当りの送油量
Qの制御を精密に行なうことができる。
め、電磁式のオイルポンプに比べて1行程当りの送油量
Qの制御を精密に行なうことができる。
ところで1以上の実施例ではエンジンlの運転状態を検
知するパラメータとしてアクセル開度とエンジン回転数
を用いたが、これらに加えて冷却水と、吸気温度等のパ
ラメータを用いると、より正確な送油制御か可能となる
。又1本発明は燃料噴射弁を有しない2サイクルエンジ
ン、吸気通路にオイルを供給する分離給油方式を採用す
る2サイクルエンジンに対しても適用可能であることは
勿論である。
知するパラメータとしてアクセル開度とエンジン回転数
を用いたが、これらに加えて冷却水と、吸気温度等のパ
ラメータを用いると、より正確な送油制御か可能となる
。又1本発明は燃料噴射弁を有しない2サイクルエンジ
ン、吸気通路にオイルを供給する分離給油方式を採用す
る2サイクルエンジンに対しても適用可能であることは
勿論である。
(発明の効果)
以上の説明て明らかな如く本発明によれば、エンジンの
通常運転域においては、オイルポンプ1行程当りの送油
量を最小値に固定して送油インターバルを可変とし、高
負荷・高回転域においては、送油インターバルを最小値
に固定してオイルポンプ1行程当りの送油量を可変とし
たため、各摺動部分に必要な量のオイルを送油し、且つ
オイルの微粒子の排出量を極小に抑えることができる。
通常運転域においては、オイルポンプ1行程当りの送油
量を最小値に固定して送油インターバルを可変とし、高
負荷・高回転域においては、送油インターバルを最小値
に固定してオイルポンプ1行程当りの送油量を可変とし
たため、各摺動部分に必要な量のオイルを送油し、且つ
オイルの微粒子の排出量を極小に抑えることができる。
又1本発明によれば、エンジンの運転状態を検知する検
知手段と5該検知手段からの検知信号に基づいてオイル
ポンプ1行程当りの送油量と送油インターバルをエンジ
ンの運転状態とは独立に決定するコントローラと、該コ
ントローラによってその駆動か制御されるオイルポンプ
を含んて送油装置を構成したため、該送油装置によって
前記送油方法を具体的に実施することができる。
知手段と5該検知手段からの検知信号に基づいてオイル
ポンプ1行程当りの送油量と送油インターバルをエンジ
ンの運転状態とは独立に決定するコントローラと、該コ
ントローラによってその駆動か制御されるオイルポンプ
を含んて送油装置を構成したため、該送油装置によって
前記送油方法を具体的に実施することができる。
第1図は本発明に係る送油装置の構成図、第2図は同装
置を構成するオイルポンプ及びこれの駆動制御系の構成
図、第3図はエンジンの運転状態に応じて送油量Qと送
油インターバルIとを決定するためのマツプ、第4図は
制御領域を示す図である。 ■・・・2サイクルエンジン、9・・・燃料噴射弁、1
5・・・クランク室、20・・・オイルポンプ、40・
・・コントローラ、51・・・ポテンショメータ(検知
手段)、60・・・回転センサ(検知手段)、I・・・
送油インターバル、 Q・・・オイルポンプ1行程当りの送 油量。 特 許 出 願 人 ヤマハ発動機株式会社
置を構成するオイルポンプ及びこれの駆動制御系の構成
図、第3図はエンジンの運転状態に応じて送油量Qと送
油インターバルIとを決定するためのマツプ、第4図は
制御領域を示す図である。 ■・・・2サイクルエンジン、9・・・燃料噴射弁、1
5・・・クランク室、20・・・オイルポンプ、40・
・・コントローラ、51・・・ポテンショメータ(検知
手段)、60・・・回転センサ(検知手段)、I・・・
送油インターバル、 Q・・・オイルポンプ1行程当りの送 油量。 特 許 出 願 人 ヤマハ発動機株式会社
Claims (2)
- (1)オイルを間欠的に供給する2サイクルエンジンの
送油方法であって、通常運転域においては、オイルポン
プ1行程当りの送油量を最小値に固定して送油インター
バルを可変とし、高負荷・高回転域においては、送油イ
ンターバルを最小値に固定してオイルポンプ1行程当り
の送油量を可変とすることを特徴とする2サイクルエン
ジンの送油方法。 - (2)オイルを間欠的に供給する2サイクルエンジンに
設けられる装置であって、エンジンの運転状態を検知す
る検知手段と、該検知手段からの検知信号に基づいてオ
イルポンプ1行程当りの送油量と送油インターバルをエ
ンジンの運転状態とは独立に決定するコントローラと、
該コントローラによってその駆動が制御されるオイルポ
ンプを含んで構成されることを特徴とする2サイクルエ
ンジンの送油装置。
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US07/472,341 US4989555A (en) | 1989-02-01 | 1990-01-30 | Lubricant supply for two cycle engine |
DE69009206T DE69009206T2 (de) | 1989-02-01 | 1990-01-30 | Ölzufuhrverfahren und -einrichtung für eine Zwei-Taktbrennkraftmaschine. |
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IT1138270B (it) * | 1981-04-07 | 1986-09-17 | Dellorto Spa | Pompa d'olio per motori a combustione interna |
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JPS6056114A (ja) * | 1983-09-08 | 1985-04-01 | Yamaha Motor Co Ltd | 2サイクルエンジンの潤滑油供給装置 |
JPS6090910A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-22 | Sanshin Ind Co Ltd | 2サイクル内燃機関の潤滑油供給装置 |
US4573932A (en) * | 1984-02-08 | 1986-03-04 | Outboard Marine Corporation | Electrical fluid pumping device including first and second pumping portions |
JPS61178510A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 機関シリンダ注油量自動調整装置 |
JPS62276208A (ja) * | 1986-01-20 | 1987-12-01 | Mazda Motor Corp | エンジンの潤滑装置 |
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- 1989-02-01 JP JP1020820A patent/JP2716184B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1990
- 1990-01-30 US US07/472,341 patent/US4989555A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-01-30 EP EP90101843A patent/EP0381162B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-01-30 DE DE69009206T patent/DE69009206T2/de not_active Expired - Fee Related
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US4989555A (en) | 1991-02-05 |
EP0381162A2 (en) | 1990-08-08 |
DE69009206T2 (de) | 1994-09-08 |
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JP2716184B2 (ja) | 1998-02-18 |
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