JPH0220428A - 横型水冷エンジンを搭載した移動作業車輛 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はメインフレームの前寄り部に横型水冷エンジン
を搭載１−でなる移動作業車輌に関する。

（従来技術） 従来、歩行型耕うん機や乗用耕うん機等の移動作業車輌
では、例えば第５図に示すように、メインフーム（５０
）上の前端寄り部に横型水冷エンジン（５１）をそのク
ランクケース部（５２）が前方に位置する状態で配置し
、クランクケース部（５２）の」一方に燃料タンク（５
３）を配置するとともに、シリンダ部（５４）の上方に
ラジェータ（５５）を配置した構成になっていた。

（解決しようとする課題） 従来の移動作業車輌に搭載されている横型水冷エンジン
では、ンリンダ周りのウォータジャケットをラジェータ
（５５）のロアタンクとしたラジエー・夕直結型に形成
していることから、ンリンダ部（５４）の上方にラジェ
ータ（５５）を、クランクケース部（５２）の上方に燃
料タンクク５３）をそれぞれ配置している。そして、こ
の場合、燃料タンク（５３）とラジェータ（５５）とは
エンジン本体（５１）の上側部分に収まるように形成し
であることから、燃料タンク（５３）の容量を大きく形
成するとラジェータ（５５）の放熱面積が狭くなって、
エンジン冷却能力が低下することになり、ラジェータ（
５５）の放熱面積を広く取って冷却能力を大きく形成す
ると、燃料タンク（５３）の８潰が小さくなって連続運
転時間が短くなるという問題があった。

また、従来の移動作業車輌では、横型水冷エンジン（５
１）をメインフレーム（ＳＯ）上の前端寄り部に載置固
定し、ニンジン搭載部分をボンネットケース（５６）で
覆っているが、前述のようにエンジン本体（５１）の１
−側にラジェータ（５５）と燃料タンク（５３）とが配
置されていることから、車体前部のエンジン搭載部分で
の全高が高くなり、ボンネットケース（５６）の高さも
高くなる。この結果、作業時に前方が見にくいという問
題もある。

本発明はこのような点に着目して、］−分な冷却能力を
有し、連続運転ができ、かつ、前方視界を広く取れる移
動作業車輌をＩＲ供することを目的とする。

（課題を解決するための干１段） 上記目的を達成するために本発明では、シリンダを水平
乃至やや上下に傾斜する状態で配置してなる横型水冷エ
ンジンのエンジン本体の」二側での後寄り部に燃料タン
クを配置するとともに、ラジェータをエンジン本体の前
側に放熱面を縦向きにした状態で配置し、ボンネット上
面の少なくとも前寄り部を前下がり傾斜面に形成したこ
とを特徴としたものである。

（作　　用） 本発明では、シリンダを水平乃至やや上下に傾斜する状
態で配置してなる横型水冷エンジンのエンジン本体の上
側での後寄り部に燃料タンクを配置するとともに、ラジ
ェータをエンジン本体の前側に放熱面を縦向きにした状
態で配置（２ていることから、燃料タンクの容量をラジ
ェータによって規制されることなく大きく形成する。二
とができるうえ、ラジェータも別置きされることにより
、燃料タンクでその放熱面積を規制されることがなくな
る。

しかも、燃料タンクはエンジン本体の−１−側後寄り部
に配置されていることから、エンジン本体の前部」１方
、即ち車体前端部で高く突出するものがなくなるから、
ボンネットの上面をその少なくとも前寄り部で前下がり
傾斜面に形成することができ、作業車輌としＣの前方視
界を広く形成して、作業性を高めることになる。

（実施例） 第１図は歩行型耕うん機の前部での縦断面図、第２図は
歩行塑耕うん機の側面図、第３図は歩行型耕うん機の前
部での概略平面図である。

この耕うん＊（１）は、走行車輪（２）を枢支している
ミゾジョンケース（３）から前向きにメインフレーム（
４）を連出するとともに、ミソシコンケース（３）の上
部後側からハンドル（５）を連出し、ミッションケース
（３）の後側下部に作業装Ｗ（６）を連結１１、メイン
フレーム（４）上に載置固定した横型水冷デイ・−ゼル
エンジン（７）とミソシコンケース（３）とを連動連結
し、エンジン（７）部分の外周をボンネット（８）で覆
っている。

エンジン（７）はエンジン本体（９）と、このエンジン
本体（９）上に配置した燃料タンク（１０）及びエンジ
ン本体（９）の前側に配置したラジェータ（１１）とで
構成してあり、エンジン本体（９）は、第１図に示すよ
うに、メインフレーム（４）の前寄り部に、シリンダ部
（１２）を中にしてクランクルーム部（１３）が前側に
、ヘッドブロック部（１４）が後側に位置する状態で配
置しである。

燃料タンク（１０）はエンジン本体（９）の後寄す１．
：位置するシリンダ部（１２）の」二側に配置しである
。

ラジェータ（１１）はクランクケース（１５）のシリン
ダボトム側に固定したクランクケースカバー（１Ｇ）の
前側に、そのコア部（１７）を縦向きに１、た状態で配
設し５である。このラジェータ（１１）のロアタンク（
１８）はクランクケースカバー（１６）に支持させたウ
ォータポンプ（１９）を介してエンジンのヘンドブロッ
ク内に形成したヘッドジャケットに接続されており、ラ
ジェータ（１１）のアッパータンク（２０）はシリンダ
部（１２）の土壁部に形成した温水連道口（２））から
シリンダの周りに形成したシリンタジャケノトに連通連
結されている。

ウォータポンプ（１９）の入力軸（２２）はエンジンの
ギヤケース（２３）から突出している回転軸（２４）に
べルト伝動装置（２５）を介Ｉ−て連動連結１．である
。また、ランエータ（１１）のラジェータファン（２６
）は電動式ファンモータ（２７）で駆動されるようにな
っていて、本例の場合、ラジェータファン（２Ｇ）及び
ファンモータ（２７）はラジェータコア部（１７）とク
ランクケースカバー（１Ｇ）との間に位置している。

エンジン（７）部分の外周を覆っているボンネット（８
）は、エンジン本体（９）のクランクルーム部（１３）
の上側に背の高い部品は配置されていないことから、そ
の外観形状を前半部分が面下がりの傾斜状になるように
形成しである。

第４図は本発明の別実施例を示し、これは、機体の１１
ｉｉから順に、ファンモータ（２７）、ラジェータファ
ン（２６）、ラジェータコア部（１７）、エンジン本体
（９）を並べたものであり、他の構成は前記実施例と同
様に構成しである。

なお、」二記各実施例において、ラジェータ（１１）は
吸い込み型であっても、吐出型であってもよい。

また、エンジン本体（９）をヘッドブロック部（１４）
が前側に、クランクケースカバー（１６）が後側に位置
する状態に搭載するようにしてもよいが、９−の場合に
は燃料タンク（１０）をクランクケース（１５）の後側
」１部（クランクケースカバー側）に配置する。

さらに、Ｆ記実施例では歩行型の耕うん機に適用した例
を示したが、乗用型の耕うん機に適用してもよく、また
、他の移動作業車輌に適用し２てもよい。

（効　　果） 本発明では、シリンダを水平乃至やや上下に傾斜する状
態で配置ｌ−でなる横型水冷エンジンにおけるエンジン
本体の上側での後寄り部に燃料タンクを配置４″るとと
もに、ラジェータをエンジン本体の前側に放熱面を縦向
きにした状態で配置していることから、燃料タンクの容
量がラジェータによ−）て規制されることなく大きく形
成することができるうえ、ラジェータも別置きされるこ
とにより、燃料タンクでその放熱面積を規制されること
がなくなる。これにより、冷却性能に影響を与えること
なく長時間連続作業を行える作東車輌を提（１１，する
ことができる。

さらに、従来エンジン本体の上側に配置されていたラジ
ェータをエンジン本体の前側に別置きすることにより、
搭載機器の重心を下げて左右方向への転倒に対する安全
性を向上させることになるうえ、放熱面積を広く形成す
ることができるから、ラジェータを通過する冷却風流の
流速を遅＜１．て、多塵雰囲気での塵埃の侵入を少なく
する・二とができる。

しかも、燃料タンクはエンジン本体の上側後ろ寄り部に
配ｔｉｔｌ−であることから、エンジン本体の上側前寄
り部、即ち車体前端部で高く突出するものがな（なるか
ら、ボンネットの」二面をその少なくとも前寄り部で面
下がり傾斜面に形成することかでき、作業車輌としての
前方視界を広く形成して、作業性を高めることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明の実施例を示し、第１図は歩行
型耕うん機の前部での縦断面図、第２図は歩行型耕うん
機の側面図、第３図は歩行型耕うん機の前部での概略平
面図、第４図は別実施例の第３図相当図であり、第５図
は従来技術を示す要部縦断面図である。 ４・メインフレーム、７・・・隨型水冷エンジン、８・
・・ボンネット、９・・・エンジン本体、ｌＯ・・・燃
料タンク、ｔｉ・・・ラジェータ。 特許出軸人 久保田鉄工株式会社 第１ 図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、メインフレーム（４）の前寄り部に横型水冷エンジ
   ン（７）を搭載し、エンジン（７）の外周部をボンネッ
   ト（８）で覆ってなる移動作業車輌において、 エンジン本体（９）の上側での後寄り部に燃料タンク（
   １０）を配置するとともに、ラジエータ（１１）をエン
   ジン本体（９）の前側に放熱面を縦向きにした状態で配
   置し、ボンネット（８）の上面の少なくとも前寄り部を
   前下がり傾斜面に形成したことを特徴とする横型水冷エ
   ンジンを搭載した移動作業車輌