JPH02204190A - ユニットスイング式パワーユニツトを備えた自動二輪車 - Google Patents
ユニットスイング式パワーユニツトを備えた自動二輪車Info
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- JPH02204190A JPH02204190A JP2431389A JP2431389A JPH02204190A JP H02204190 A JPH02204190 A JP H02204190A JP 2431389 A JP2431389 A JP 2431389A JP 2431389 A JP2431389 A JP 2431389A JP H02204190 A JPH02204190 A JP H02204190A
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- engine
- power unit
- carburetor
- transmission device
- shaft
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 5
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 5
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
- B62K11/02—Frames
- B62K11/04—Frames characterised by the engine being between front and rear wheels
- B62K11/06—Frames characterised by the engine being between front and rear wheels the frame being of single-beam type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A3発明の目的
(1)産業上の利用分野
本発明はエンジンと、駆動輪を軸架した伝動装置とが一
体に連設されるパワーユニットを車体フレームに上下に
スイング可能に軸支した、ユニットスイング式パワーユ
ニットを備えた自動二輪車の改良に関するものである。
体に連設されるパワーユニットを車体フレームに上下に
スイング可能に軸支した、ユニットスイング式パワーユ
ニットを備えた自動二輪車の改良に関するものである。
(2)従来の技術
従来、前記自動二輪車は、たとえば、実開昭52−16
0946号公報、実開昭52−162642号公報に開
示されている。
0946号公報、実開昭52−162642号公報に開
示されている。
(3)発明が解決しようとする課題
ところが前記従来のものでは、エンジンの吸気ボートに
接続される吸気系のキャブレタは、パワーユニットの、
車体フレームへの軸支部よりも後方にあってエンジンの
加熱部、すなわちシリンダ部から離れているため、エン
ジンからの熱の影響をうけることが少なく、そのためキ
ャブレタが外気により冷されてエンジン始動時の暖機に
要する時間が長くなる傾向にあり、特に寒冷地等の低気
温のところでは前記傾向が一層大きくなるという課題が
ある。
接続される吸気系のキャブレタは、パワーユニットの、
車体フレームへの軸支部よりも後方にあってエンジンの
加熱部、すなわちシリンダ部から離れているため、エン
ジンからの熱の影響をうけることが少なく、そのためキ
ャブレタが外気により冷されてエンジン始動時の暖機に
要する時間が長くなる傾向にあり、特に寒冷地等の低気
温のところでは前記傾向が一層大きくなるという課題が
ある。
そこで本発明は従来のものにわずかな構造上の改良を加
えるだけで前記課題を解決できるようにした、構成簡単
なユニットスイング式パワーユニットを1えた自動二輪
車を提供することを目的とするものである。
えるだけで前記課題を解決できるようにした、構成簡単
なユニットスイング式パワーユニットを1えた自動二輪
車を提供することを目的とするものである。
B7発明の構成
(1)課題を解決するための手段
前記目的達成のため本発明によれば、エンジンと、駆動
輪を軸架した伝動装置とが一体に連設されるパワーユニ
ットを、車体フレームに上下にスイング可能に軸支した
、ユニットスイング式パワーユニットを備えた自動二輪
車において、前記伝動装置の前方に配設されるエンジン
を、該伝動装置の延長上にくるように前方に傾倒し、該
エンジンは、そのシリンダ部よりも後方の上部に、その
吸気系を配設し、該吸気系に接続されるキャブレタを、
前記パワーユニットの軸支部よりも前方に配置したこと
を特徴とする。
輪を軸架した伝動装置とが一体に連設されるパワーユニ
ットを、車体フレームに上下にスイング可能に軸支した
、ユニットスイング式パワーユニットを備えた自動二輪
車において、前記伝動装置の前方に配設されるエンジン
を、該伝動装置の延長上にくるように前方に傾倒し、該
エンジンは、そのシリンダ部よりも後方の上部に、その
吸気系を配設し、該吸気系に接続されるキャブレタを、
前記パワーユニットの軸支部よりも前方に配置したこと
を特徴とする。
(2)作 用
前記構成によれば、エンジンの運転によりクランク軸の
回転は、伝動装置を介して後車輪に伝達され、エンジン
のスロットル操作と車両の走行条件とによって変速比が
自動的に可変制御される。
回転は、伝動装置を介して後車輪に伝達され、エンジン
のスロットル操作と車両の走行条件とによって変速比が
自動的に可変制御される。
エンジンの吸気系に接続されるキャブレタは、パワーユ
ニットの車体フレームへの軸支部よりも前方に位置して
おり、さらに該キャブレタの前方は前方に開放されてい
るので、自動二輪車の走行時エンジンの上方を流れ、そ
のシリンダ部から発散する熱気で温められた走行風はキ
ャブレタに直接当たり、これを即座にi!!!i温に温
めることができ、エンジンの暖機を促進することができ
る。
ニットの車体フレームへの軸支部よりも前方に位置して
おり、さらに該キャブレタの前方は前方に開放されてい
るので、自動二輪車の走行時エンジンの上方を流れ、そ
のシリンダ部から発散する熱気で温められた走行風はキ
ャブレタに直接当たり、これを即座にi!!!i温に温
めることができ、エンジンの暖機を促進することができ
る。
(3)実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
以下の説明において、r前、後」 「左、右」およびr
上、下」は自動二輪車の前進方向を基準にして云う。
上、下」は自動二輪車の前進方向を基準にして云う。
第1図は本発明装置を備えたモベット型自動二輪車の全
体側面図、第2図は、スイングユニット嬰パワーユニッ
トの側面図、第3図は第2図m線矢視平面図である。こ
れらの図において、車体フレームF前端のヘッドパイプ
には前車輪Wfを懸架したフロントフォークlが操向可
能に懸架される。車体フレームFの前後方向中央部両側
には、断面チャンネル状のブラケット2が一体に垂設さ
れ、このブラケット2の下端に略水平な支持軸3が固着
され、この支持軸3をもってパワーユニットPの前部が
上下に揺動自在に軸支4される。またパワーユニットP
の後端は、リヤダンパDrを介して車体フレームFの後
部に懸架される。
体側面図、第2図は、スイングユニット嬰パワーユニッ
トの側面図、第3図は第2図m線矢視平面図である。こ
れらの図において、車体フレームF前端のヘッドパイプ
には前車輪Wfを懸架したフロントフォークlが操向可
能に懸架される。車体フレームFの前後方向中央部両側
には、断面チャンネル状のブラケット2が一体に垂設さ
れ、このブラケット2の下端に略水平な支持軸3が固着
され、この支持軸3をもってパワーユニットPの前部が
上下に揺動自在に軸支4される。またパワーユニットP
の後端は、リヤダンパDrを介して車体フレームFの後
部に懸架される。
前記パワーユニットPは、空冷式2サイクルエンジンE
と、該エンジンEの後部に連設される伝動装置Tと、こ
の伝動装置Tの後部に回転自在に軸架される後車輪Wr
とを備えており、該後車輪W「は前記エンジン已によっ
て駆動される。
と、該エンジンEの後部に連設される伝動装置Tと、こ
の伝動装置Tの後部に回転自在に軸架される後車輪Wr
とを備えており、該後車輪W「は前記エンジン已によっ
て駆動される。
第4図は、バワーユニッ)Pの第3図■線矢視部分側面
図、第5図は、第2図V線矢視前面図、第6図は第2図
■−■線に沿うバヮーユニッ)Pの横断面図であり、こ
れらの図と、前記第1〜3図を併せ参照して前記パワー
ユニットPの具体的構造について説明する。
図、第5図は、第2図V線矢視前面図、第6図は第2図
■−■線に沿うバヮーユニッ)Pの横断面図であり、こ
れらの図と、前記第1〜3図を併せ参照して前記パワー
ユニットPの具体的構造について説明する。
前記パワーユニットPは先述のようにエンジンEと伝動
装置Tよりなり、前記エンジンEは、第2.4および6
図に示すように車体フレームFの前方に向けて略水平に
のびるシリンダ部5と、これに一体に結合されるクラン
クケース部6とを有し、また第6図に示すように前記伝
動装置Tの伝動ケースCは、前記クランクケース部6の
右半部と一体の右側ケースCr、クランクケース部6の
左半部と一体で後方に向けて長く延長される左側ケース
C1および前記左側ケースC1の後部右側に配設される
ミッションケースCrnとより構成され、それらは一体
に結合されている。そして、前記左側の開放側面はフロ
ントカバー7およびリヤカバー8により被覆される。
装置Tよりなり、前記エンジンEは、第2.4および6
図に示すように車体フレームFの前方に向けて略水平に
のびるシリンダ部5と、これに一体に結合されるクラン
クケース部6とを有し、また第6図に示すように前記伝
動装置Tの伝動ケースCは、前記クランクケース部6の
右半部と一体の右側ケースCr、クランクケース部6の
左半部と一体で後方に向けて長く延長される左側ケース
C1および前記左側ケースC1の後部右側に配設される
ミッションケースCrnとより構成され、それらは一体
に結合されている。そして、前記左側の開放側面はフロ
ントカバー7およびリヤカバー8により被覆される。
前記エンジンEは、パワーユニットPの最先部にあって
、前記伝動装置Tの延長部を構成するように略水平に前
方に傾倒されるシリンダ部5と、これに一体に結合され
て前記左、右側ケースCl。
、前記伝動装置Tの延長部を構成するように略水平に前
方に傾倒されるシリンダ部5と、これに一体に結合され
て前記左、右側ケースCl。
Crの一部で形成されるクランクケース部6とを有し、
第6図に示すように略水平なシリンダ部5内のシリンダ
ボア11には、ピストン12が前後に摺動自在に嵌合さ
れ、またクランクケース部6には、略水平なりランク軸
13が回転自在に横架され、該クランク軸I3のクラン
クビンIL と、前記ピストン12のピストンピンiL
間はフンロッド14により連接される。
第6図に示すように略水平なシリンダ部5内のシリンダ
ボア11には、ピストン12が前後に摺動自在に嵌合さ
れ、またクランクケース部6には、略水平なりランク軸
13が回転自在に横架され、該クランク軸I3のクラン
クビンIL と、前記ピストン12のピストンピンiL
間はフンロッド14により連接される。
前記エンジンEの吸気ボート15は、エンジンEのクラ
ンクケース部10の上面に開口され、この吸気ボー1−
15に吸気系Inが接続される。すなわちこの吸気ボー
ト15には、途中にキャブレタCaを介装した吸気管I
6の下流端が接続される。この吸気管16は第2,3図
に示すように伝動ケースCの上方を右側に湾曲しつつ後
方に向って延長されその後半部は伝動ケースCに向って
下向きに湾曲して、その上流端にエアクリーナAcが接
続されている。そして前記キャブレタCaは第2.3図
に示すようにエンジンEの上方において、パワーユニッ
トPの、車体フレームFへの軸支部4の前方に配置され
て前方に開放されており、車両の走行風によって導かれ
るエンジンEがらの熱気によって温められるようになっ
ている。
ンクケース部10の上面に開口され、この吸気ボー1−
15に吸気系Inが接続される。すなわちこの吸気ボー
ト15には、途中にキャブレタCaを介装した吸気管I
6の下流端が接続される。この吸気管16は第2,3図
に示すように伝動ケースCの上方を右側に湾曲しつつ後
方に向って延長されその後半部は伝動ケースCに向って
下向きに湾曲して、その上流端にエアクリーナAcが接
続されている。そして前記キャブレタCaは第2.3図
に示すようにエンジンEの上方において、パワーユニッ
トPの、車体フレームFへの軸支部4の前方に配置され
て前方に開放されており、車両の走行風によって導かれ
るエンジンEがらの熱気によって温められるようになっ
ている。
一方、前記エアクリーナAcは前記軸支部4の後方にお
いて、前記伝動ケースCの右側の死空間Sdに配設され
てエンジンEがら離れており、該エンジンEからの熱気
をうけに(い位置にある。
いて、前記伝動ケースCの右側の死空間Sdに配設され
てエンジンEがら離れており、該エンジンEからの熱気
をうけに(い位置にある。
第2.3および6図に示すようにエンジンEのシリンダ
部5のシリンダブロック5.外周は、耐熱性合成樹脂材
により構成される節状のシュラウド17によって被覆さ
れシリンダ部5のシリンダヘッド5□はシュラウド17
の頂面に開口した通口18を通って外部に露出される。
部5のシリンダブロック5.外周は、耐熱性合成樹脂材
により構成される節状のシュラウド17によって被覆さ
れシリンダ部5のシリンダヘッド5□はシュラウド17
の頂面に開口した通口18を通って外部に露出される。
前記シュラウド17の左側端縁はボルト2oにより左側
ケースC1O前縁に固着されており、また前記シュラウ
ド17の右側縁部は、耐熱合成樹脂製の帽状をなすファ
ンカバー19の前部とともに右側ケースC「の旧縁にボ
ルト21をもって共締め固着され、さらにファンカバー
19の後部はボルト22を以て右側ケースCrに固着さ
れる。
ケースC1O前縁に固着されており、また前記シュラウ
ド17の右側縁部は、耐熱合成樹脂製の帽状をなすファ
ンカバー19の前部とともに右側ケースC「の旧縁にボ
ルト21をもって共締め固着され、さらにファンカバー
19の後部はボルト22を以て右側ケースCrに固着さ
れる。
前記ファンカバー19と、前記シェラウド17および右
側ケースCrの一部とによって、発電機収容室24が形
成され、この収容室24内に、クランク軸13の右端部
に取付けられる交流発電機25および冷却ファン26が
収容される。
側ケースCrの一部とによって、発電機収容室24が形
成され、この収容室24内に、クランク軸13の右端部
に取付けられる交流発電機25および冷却ファン26が
収容される。
第3.4および6図に示すように、ファンカバー19の
後半部には、多数の整流板27を有する前記発電機収容
室24に通じる吸込口28が開口され、また右側ケース
Crの後面には前記発電機収容室24に通じる排出口2
9が開口されている。
後半部には、多数の整流板27を有する前記発電機収容
室24に通じる吸込口28が開口され、また右側ケース
Crの後面には前記発電機収容室24に通じる排出口2
9が開口されている。
そして前記冷却ファン26が回転されれば、外気は吸込
口2日より収容室24内に流入し前記エンジンEおよび
交流発電機25を空冷したのち排出口29を通って外部
に排出される。
口2日より収容室24内に流入し前記エンジンEおよび
交流発電機25を空冷したのち排出口29を通って外部
に排出される。
前記左側ケースC1の外側面は、その全面にわたって開
放され、その開放面は前述のようにフロントカバー7お
よびリヤカバー8によって被覆され、これらのカバー7
.8は複数本のボルト30・・・、および31・・・に
よってそれぞれ左側カバーの周縁に結着される。そして
フロントカバー7の後縁とりャカバー8の前縁との接続
部には、ラビリンスパツキン32が形成され、外部から
後述するベルト伝動室33内へ雨水等が浸入しないよう
になっている。
放され、その開放面は前述のようにフロントカバー7お
よびリヤカバー8によって被覆され、これらのカバー7
.8は複数本のボルト30・・・、および31・・・に
よってそれぞれ左側カバーの周縁に結着される。そして
フロントカバー7の後縁とりャカバー8の前縁との接続
部には、ラビリンスパツキン32が形成され、外部から
後述するベルト伝動室33内へ雨水等が浸入しないよう
になっている。
第6図に明瞭に示すように、前記左側カバーCεと、前
記フロントおよびリヤカバー7.8とにより密閉状の前
記ベルト伝動室33が画成される。
記フロントおよびリヤカバー7.8とにより密閉状の前
記ベルト伝動室33が画成される。
このベルト伝動室33内には、■ベルト式無段変速機M
vが収容される。この無段変速機Mvは、クランク軸1
3と、右側ケースCrおよびリヤカバー8の後部に回転
自在に支承される出力軸34とを連結し、クランク軸1
3の回転を無段に変速して出力軸34に伝達できるよう
になっている。
vが収容される。この無段変速機Mvは、クランク軸1
3と、右側ケースCrおよびリヤカバー8の後部に回転
自在に支承される出力軸34とを連結し、クランク軸1
3の回転を無段に変速して出力軸34に伝達できるよう
になっている。
前記ベルト式無段変速iMvは従来公知のものが使用さ
れるので、以下にその構造を簡単に説明すると、第6図
に示すようにクランク軸13の左端部には、可変径型ド
ライブプーリ36が設けられ、また出力軸34の左端部
には可変径型ドリブンプーリ37が設けられ、それらの
ブーIJ36゜37間に無端状のVベルト38が懸回さ
れる。前記ドライブプーリ36は、クランク軸13に固
着される固定ドライブプーリ半休36.と、クランク軸
13に軸方向に摺動自在に支承される可動ドライブブー
り半体36□とより構成され、この可動ドライブブーり
半休36□は遠心力をうけてこれを固定ドライブブーり
半体36.に近付ける方向に移動させる変速用ウェイト
ローラ39を備えている。また前記ドリブンプーリ37
は、出力軸34上に回転自在に支承される中空ブーり軸
40に固着される固定ドリブンブーり半体37.と、中
空ブーり軸40上に軸方向に摺動自在に支承される可動
ドリブンプーリ半体37□とより構成され、可動ドリブ
ンブーり半休37gばばね41により固定ドリブンブー
り半体371に近づくように偏倚される。
れるので、以下にその構造を簡単に説明すると、第6図
に示すようにクランク軸13の左端部には、可変径型ド
ライブプーリ36が設けられ、また出力軸34の左端部
には可変径型ドリブンプーリ37が設けられ、それらの
ブーIJ36゜37間に無端状のVベルト38が懸回さ
れる。前記ドライブプーリ36は、クランク軸13に固
着される固定ドライブプーリ半休36.と、クランク軸
13に軸方向に摺動自在に支承される可動ドライブブー
り半体36□とより構成され、この可動ドライブブーり
半休36□は遠心力をうけてこれを固定ドライブブーり
半体36.に近付ける方向に移動させる変速用ウェイト
ローラ39を備えている。また前記ドリブンプーリ37
は、出力軸34上に回転自在に支承される中空ブーり軸
40に固着される固定ドリブンブーり半体37.と、中
空ブーり軸40上に軸方向に摺動自在に支承される可動
ドリブンプーリ半体37□とより構成され、可動ドリブ
ンブーり半休37gばばね41により固定ドリブンブー
り半体371に近づくように偏倚される。
出力軸34上の、前記可変径型ドリブンプーリ37の外
側には、自動発進用遠心クラッチ42が設けられる。こ
のクラッチ42は従来公知の構造を備えており、中空ブ
ーり軸40の回転速度が設定値を超えると、ブーり軸4
0が前記クラッチ42を介して出力軸34に結合される
ようになっている。
側には、自動発進用遠心クラッチ42が設けられる。こ
のクラッチ42は従来公知の構造を備えており、中空ブ
ーり軸40の回転速度が設定値を超えると、ブーり軸4
0が前記クラッチ42を介して出力軸34に結合される
ようになっている。
前記左側ケース(lの後部と、その右側開口部に固着さ
れるミッションケースCmとによってギヤ室43が画成
される。このギヤ室43内に減速歯車機構Gが組込まれ
ている。ギヤ室43の相対向する側壁、すなわち左側ケ
ースCI!とミッションケースCm間には、前記出力軸
34と、これに対して平行に配設される減速軸44およ
び車軸45がボール軸受を介してそれぞれ回転自在に横
架され、出力軸34と車軸45間は、該出力軸34、減
速軸44および車軸45間に設けられる減速歯車機構G
rを介して連動され出力軸34の回転は減速されて車軸
45に伝達されるようになっている。車軸45の右端部
はギヤ室43外に突出しており、そこに前記後車輪W「
が固着される。したがってエンジンEの運転によりクラ
ンク軸13が回転されると、その回転は■ベルト無段変
速機MV、遠心クラッチ42を介して出力軸34に伝達
され、さらにこれより減速歯車機構Grを介して後車輪
Wrに伝達される。
れるミッションケースCmとによってギヤ室43が画成
される。このギヤ室43内に減速歯車機構Gが組込まれ
ている。ギヤ室43の相対向する側壁、すなわち左側ケ
ースCI!とミッションケースCm間には、前記出力軸
34と、これに対して平行に配設される減速軸44およ
び車軸45がボール軸受を介してそれぞれ回転自在に横
架され、出力軸34と車軸45間は、該出力軸34、減
速軸44および車軸45間に設けられる減速歯車機構G
rを介して連動され出力軸34の回転は減速されて車軸
45に伝達されるようになっている。車軸45の右端部
はギヤ室43外に突出しており、そこに前記後車輪W「
が固着される。したがってエンジンEの運転によりクラ
ンク軸13が回転されると、その回転は■ベルト無段変
速機MV、遠心クラッチ42を介して出力軸34に伝達
され、さらにこれより減速歯車機構Grを介して後車輪
Wrに伝達される。
第2,4および5図に明瞭に示すように左、右側カバー
Ci!、CrO前端下部には、ボルト46をもって左、
右一対の三角状のステップブラケット47が固着され、
これらのブラケット47に、ステップ杆48が横架され
、このステップ杆48の左、右両端にそれぞれステップ
49が固着される。また左側ケースC1の前後中間部に
はスタンドブラケット50がポルト51を以て固着され
、該スタンドブラケット50にメインスタンド52が枢
支され、このメインスタンド52とスタンドプラケント
50間にはトグルばね53が張架され、このばね53の
トグル作用でメインスタンド52を張出位置と格納位置
(第2図)とに保持できるようになっている。
Ci!、CrO前端下部には、ボルト46をもって左、
右一対の三角状のステップブラケット47が固着され、
これらのブラケット47に、ステップ杆48が横架され
、このステップ杆48の左、右両端にそれぞれステップ
49が固着される。また左側ケースC1の前後中間部に
はスタンドブラケット50がポルト51を以て固着され
、該スタンドブラケット50にメインスタンド52が枢
支され、このメインスタンド52とスタンドプラケント
50間にはトグルばね53が張架され、このばね53の
トグル作用でメインスタンド52を張出位置と格納位置
(第2図)とに保持できるようになっている。
なお図中54はフロントカバー7に設けられる公知のキ
ック機構、55は伝動ケースCの前部下面に設けられる
セルモータ、56は図示しない伝動機構を介して後車輪
Wrに連動されるペダル軸である。
ック機構、55は伝動ケースCの前部下面に設けられる
セルモータ、56は図示しない伝動機構を介して後車輪
Wrに連動されるペダル軸である。
次に本発明の実施例の作用について説明する。
いまエンジンEが運転されれば、クランク軸13の回転
は、前記Vベルト式自動無段変速機Mvおよび遠心クラ
ッチ42を介して後車輪Wrに伝達され、通常のように
エンジンEのスロットル操作と車両の走行条件とによっ
て変速比が自動的に可変!lI御される。
は、前記Vベルト式自動無段変速機Mvおよび遠心クラ
ッチ42を介して後車輪Wrに伝達され、通常のように
エンジンEのスロットル操作と車両の走行条件とによっ
て変速比が自動的に可変!lI御される。
ところでエンジンEの吸気系Inに接続されるキャブレ
タCaは、パワーユニットPの、車体フレームFへの軸
支部4よりも前方に位置しており、該キャブレタCaの
前方は開放されているので、自動二輪車の走行時、エン
ジンEの上方を流れ、そのシリンダ部5から発散する熱
気で温められた走行風は前記キャブレタCaに直接当た
り、これを即座に適温に温めることができ、したがって
外気温の低いところでもキャブレタCaを含む吸気系は
早期に適温に温められ、エンジンEの暖機が促進される
。
タCaは、パワーユニットPの、車体フレームFへの軸
支部4よりも前方に位置しており、該キャブレタCaの
前方は開放されているので、自動二輪車の走行時、エン
ジンEの上方を流れ、そのシリンダ部5から発散する熱
気で温められた走行風は前記キャブレタCaに直接当た
り、これを即座に適温に温めることができ、したがって
外気温の低いところでもキャブレタCaを含む吸気系は
早期に適温に温められ、エンジンEの暖機が促進される
。
またこの実施例では、シュラウド17とファンカバー1
9とを別体にしたため、それらをそれぞれ機能に適応し
た別材料で形成することができる。
9とを別体にしたため、それらをそれぞれ機能に適応し
た別材料で形成することができる。
またシュラウド17を外すだけで、シリンダ部5のシリ
ンダヘッド5□を外すことができ、エンジンEのメンテ
ナンスが容易となる。
ンダヘッド5□を外すことができ、エンジンEのメンテ
ナンスが容易となる。
以上の実施例では、本発明をモベット型スイングユニッ
ト式パワーユニットに実施した場合を説明したが、これ
を他の型のスイング式パワーユニットにも実施できる。
ト式パワーユニットに実施した場合を説明したが、これ
を他の型のスイング式パワーユニットにも実施できる。
またパワーユニットのエンジンおよび伝動装置は本発明
の特徴を逸脱しない範囲で他の公知のものに代え得るこ
とは勿論である。
の特徴を逸脱しない範囲で他の公知のものに代え得るこ
とは勿論である。
C1発明の効果
以上のように本発明によれば、ユニットスイング式パワ
ーユニットを備えた自動二輪車において、伝動装置の前
方に配設されるエンジンを、該伝動装置の延長上にくる
ように前方に傾倒し、該エンジンは、そのシリンダ部よ
りも後方の上部に、その吸気系を配設し、該吸気系に接
続されるキャブレタを、前記パワーユニットの軸支部よ
りも前方に配置したので、パワーユニットのエンジンの
始動直後に、該エンジンの燃焼熱を利用して吸気系、特
にキャブレタを早期に適温に温めることができ、エンジ
ンの暖機を促進することができる。
ーユニットを備えた自動二輪車において、伝動装置の前
方に配設されるエンジンを、該伝動装置の延長上にくる
ように前方に傾倒し、該エンジンは、そのシリンダ部よ
りも後方の上部に、その吸気系を配設し、該吸気系に接
続されるキャブレタを、前記パワーユニットの軸支部よ
りも前方に配置したので、パワーユニットのエンジンの
始動直後に、該エンジンの燃焼熱を利用して吸気系、特
にキャブレタを早期に適温に温めることができ、エンジ
ンの暖機を促進することができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
装置を備えたモベット型自動二輪車の全体側面図、第2
図はスイングユニット型パワーユニットの側面図、第3
図は、第2図の■線矢視平面図、第4図は、第3図■線
矢視部分側面図、第5図は、第2図V線矢視前面図、第
6図は、第2図Vl−Vl線横断面図である。 巳・・・エンジン、F・・・車体フレーム、P・・・パ
ワーユニット、T・・・伝動装置、Ca・・・キャブレ
タ、In・・・吸気系、Wr・・・駆動輪としての後車
輪、4・・・軸支部、5・・・シリンダ部
装置を備えたモベット型自動二輪車の全体側面図、第2
図はスイングユニット型パワーユニットの側面図、第3
図は、第2図の■線矢視平面図、第4図は、第3図■線
矢視部分側面図、第5図は、第2図V線矢視前面図、第
6図は、第2図Vl−Vl線横断面図である。 巳・・・エンジン、F・・・車体フレーム、P・・・パ
ワーユニット、T・・・伝動装置、Ca・・・キャブレ
タ、In・・・吸気系、Wr・・・駆動輪としての後車
輪、4・・・軸支部、5・・・シリンダ部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エンジン(E)と、駆動輪(Wr)を軸架した伝動装置
(T)とが一体に連設されるパワーユニット(P)を、
車体フレーム(F)に上下にスイング可能に軸支した、
ユニットスイング式パワーユニットを備えた自動二輪車
において、 前記伝動装置(T)の前方に配設されるエンジン(E)
を、該伝動装置(T)の延長上にくるように前方に傾倒
し、該エンジン(E)は、そのシリンダ部(5)よりも
後方の上部に、その吸気系(In)を配設し、該吸気系
(In)に接続されるキャブレタ(Ca)を、前記パワ
ーユニット(P)の軸支部(4)よりも前方に配置した
ことを特徴とする、ユニットスイング式パワーユニット
を備えた自動二輪車。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2431389A JPH02204190A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | ユニットスイング式パワーユニツトを備えた自動二輪車 |
FR9001235A FR2642390B1 (fr) | 1989-02-02 | 1990-02-02 | Motocyclette a groupe de propulsion de type monobloc oscillant |
BE9000123A BE1003347A5 (fr) | 1989-02-02 | 1990-02-02 | Motocyclette a groupe de propulsion de type monobloc oscillant. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2431389A JPH02204190A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | ユニットスイング式パワーユニツトを備えた自動二輪車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02204190A true JPH02204190A (ja) | 1990-08-14 |
Family
ID=12134694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2431389A Pending JPH02204190A (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | ユニットスイング式パワーユニツトを備えた自動二輪車 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02204190A (ja) |
BE (1) | BE1003347A5 (ja) |
FR (1) | FR2642390B1 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2599702B1 (fr) * | 1986-06-06 | 1992-02-07 | Honda Motor Co Ltd | Vehicule du type scooter, a systeme perfectionne de rangement d'un casque integral |
JPH0790814B2 (ja) * | 1987-08-08 | 1995-10-04 | 本田技研工業株式会社 | 自動2輪車 |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP2431389A patent/JPH02204190A/ja active Pending
-
1990
- 1990-02-02 BE BE9000123A patent/BE1003347A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1990-02-02 FR FR9001235A patent/FR2642390B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BE1003347A5 (fr) | 1992-03-03 |
FR2642390A1 (fr) | 1990-08-03 |
FR2642390B1 (fr) | 1997-01-31 |
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