JPH02203965A - 粘稠物の塗布方法 - Google Patents

粘稠物の塗布方法

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JPH02203965A
JPH02203965A JP1984889A JP1984889A JPH02203965A JP H02203965 A JPH02203965 A JP H02203965A JP 1984889 A JP1984889 A JP 1984889A JP 1984889 A JP1984889 A JP 1984889A JP H02203965 A JPH02203965 A JP H02203965A
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JP
Japan
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base sheet
viscous
plate
viscous material
viscous substance
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JP1984889A
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Michihiko Nishimura
道彦 西村
Motohiro Oka
岡 素裕
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インキ状の粘稠物を紙、シート、フィルム(
以下基材シートという)に塗布する方法に関する。
〔従来の技術〕
最近、第9図、第10図に示すように、基材シート2に
蛋白質検出用試薬層3、ブドウ糖検出用試薬層4、pH
検出用試薬層5を付着させてなる尿検査試験紙1が用い
られている。この試験紙は通常、各試薬を濾紙に含浸さ
せ、次いでそ濾紙を所定の大きさに切って基材シートに
貼付けることにより製造されている。
しかし、この方法では試薬を含浸させた濾紙を所定寸法
に切断し、且つ貼付けるという複雑な工程を必要とする
欠点がある。この欠点を解決するものとして、粘稠物を
作成し、それをスクリーン印刷技法を用いて基材シート
に印刷する方法が提案されている。
また、これとは別に粘稠物を塗布すべき基材シートを連
続的に走行させ、走行中の基材シートに接近して配置し
た複数の吐出ノズルから粘稠物を吐出して走行中の基材
シートに塗布し、前記吐出ノズルの下流において基材シ
ート上の粘稠物を平坦にならし作成する方法もある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の方法はいずれも問題点があった二 すなわち、前者のスクリーン印刷技法を用いる方法にお
いては、インキ状の粘稠物をメツシュ上に吐出し、スキ
ージによって押し出す際に、インキ状の粘稠物がメツシ
ュ内につまることがあり、基材シート上に所望の試薬層
を形成することができないといった欠点があった。
また、従来のスクリーン印刷法では一度に一種類のイン
キによる印刷しかできないため、第9図、第10図に示
すように同一基材シート上に複数の試薬層を形成するに
は、複数回印刷を行わなねばならず、製造工程が複雑で
コストが高くなるという欠点もあった。
さらに、後者のように、基材シート上に直接粘稠物を吐
出して塗布し、その後基材シート上の粘稠物を平坦にな
らす方法では、塗布形状がストライプ状に限定されてし
まうため、デザイン等が限定されてしまうという問題点
があった。
本発明は、上記問題点を解決するために提案されたもの
で、その目的は、基材シート上にインキ状の粘稠物を安
定した状態で塗布することができ、また、所望の形状に
塗布することのできる粘稠物の塗布方法を提案すること
にあ名。
(課題を解決するための手段〕 上記目的を達成すべく為された本発明の粘稠物の塗布方
法は、粘稠物を塗布すべき基材シートに任意の形状の孔
をもつ版を密着させ、この孔に所定量の粘稠物を供給す
ることによって前記基材シート上に粘稠物を塗布した後
、へらなどで前記塗布した粘稠物を平坦にするとともに
前記版上の余分の粘稠物を除去し、次いで前記版を前記
基材シート上から剥離することを特徴とし、また、粘稠
物を塗布すべき基材シートに、複数の領域に分離され、
各領域内に任意の形状の孔をもつ版を密着させ、前記基
材シートの各領域内の孔に所定量の粘稠物を供給するこ
とによって前記基材シート上に粘稠物を塗布した後、へ
らなどで前記塗布した粘稠物を平坦にするとともに前記
版上の余分の粘稠物を除去し、次いで前記版を前記基材
シート上から剥離すること特徴とする。
〔作 用〕
本発明の粘稠物の塗布方法は、上記のように粘稠物を塗
布すべき基材シートに任意の形状の孔をもつ版を密着さ
せ、この孔に所定量の粘稠物を供給することによって前
記基材シート上に粘稠物を塗布するものであるから、従
来のスクリーン印刷法による場合のような目詰まりによ
るトラブルが解消される。また、粘稠物を塗布すべき基
材シートに、複数の領域に分離され、各領域内に任意の
形状の孔をもつ版を密着させ、前記基材シートの各領域
内の孔に所定量の粘稠物を供給することによって前記基
材シート上に粘稠物を塗布する構成をとることにより、
版の各領域内の孔に供給する粘稠物を、それぞれ、異な
る種類の粘稠物とすれば、−度に数種の粘稠物を印刷す
ることも可能である。また、版・の平坦部の厚さが、各
領域において異なるようにすれば、各領域内の孔に供給
塗布される粘稠物の厚さを、それぞれ、変更することも
可能である。
[実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
実施例−1 第1図は、本発明の粘稠物の塗布方法において用いられ
るマスク版の一例を示す平面図、第2図は、第1図に示
したマスク版を備えたスクリーン印刷機の概略を示す側
面図、第3図は、その平面図である。
本実施例においては、第1図に示した様に、メタルある
いは樹脂などの素材からなるマスク10aに、所望の形
状の孔11が形成され、前記マスク10aの周囲に版枠
10bを取り付けてマスク版1oが構成されている。
また、第2図及び第3図に示した様に、従来のスクリー
ン印刷機に、第1図に示したマスク版10が取付けられ
ている。なお、12は支持台、13はインキ等の粘稠物
を塗布すべき基材シート、14はその基材シートを保持
するステージ、15はステージ14を昇降させる昇降機
構、16はスキージ、17はスキージを保持して水平に
往復動する保持部材、18はスキージを昇降させるシリ
ンダである。これらは従来のスクリーン印刷機と同じで
あるので詳細な説明は省略する。
このスクリーン印刷機においてマスク版10の上方に、
注射器形態の定量吐出機19がその吐出口2゜をマスク
版に向けて配置されている。この定量吐出機19は、図
のように保持部材17に取付けても良いし、あるいは単
独で位置移動ができるようにアクチュエータなどに取付
けても良い。
次に上記装置の動作を説明する。定量吐出機19を塗布
パターンに応じて移動させる。この移動は、定量吐出機
19をアクチュエータに取付けた場合は、グロダラムに
よる設定に基づいて行っても良いし、或いは手元スイッ
チ又はフートスイッチによる手動操作で行ってもよい。
次にこの移動にもとない所望量のインキ等の粘稠物を同
時に吐出させる。これにより所望量の粘稠物がマスク版
の塗布パターンにあわせた孔11に供給される。その後
は、スキージ16がマスク版1゜の表面に沿って移動し
、吐出された粘稠物を塗布パターンにあわせて平坦にな
らすことができる。
ここで定量吐出機19の動作は、手動操作で行っても、
即ち定量吐出機のフランシャを手で押して粘稠物を吐出
させても、或いは適当な手段によって自動的に行うよう
にしてもよい。更に定量吐出機19は注射器の形態のも
のに限らず、液体の定量供給可能なものであれば任意の
ものを、例えば容量型ポツプを使用してもよい。なお、
注射器状の定量吐出器を使用する場合において、使い捨
て式のものを使用すると洗浄の必要がないので好ましい
また、上記方法においてマスク版10は第1図に示した
ようなストライプ状の塗布パターンのみならず、第4図
に示すような様々のデザインのパターンも可能となる。
さらに、第5図に示した様に、マスク10a上に4個の
障壁21を設け、マスク10aを五つの領域A、B、C
,Cに分離し、それに応して、異なる粘稠物が収納され
ている定量吐出機を複数個配置し、各領域で塗布する粘
稠物が互いに混じり合わないような構成とすれば、1回
の動作(スキージの1往復)によって、異なる種類の粘
稠物を同時に基材シートに塗布することができる。
実施例−2 第6図は、複数の試薬層を同時に形成することのできる
マスク版を備えたスクリーン印刷機の概略を示す側面図
、第7図は、その平面図、第8図は、得られる基材シー
1〜の平面図を示したものである。
即ち、30は基材シート31を繰り出ず供給ロール、3
2はその基材シートを巻き取る巻取ロール、33は塗布
パターンに合せた孔をもつマスク版である。
マスク版33は基材シートの上面に配置されており、基
材シートの走行スピードに合わせて同方向に走行してい
る。34は塗布すべき粘稠物が収納されている定量吐出
機、35は粘稠物を吐出するノズル、36は吐出された
粘稠物を塗布パターンに合わせて平坦にならすことを目
的とするスキージである。
定量吐出器35の吐出タイミングは、マスク版33の走
行(ならびにその下方の基材シートの走行)に同期して
おり、これによって基材シートへの粘稠物の塗布につい
て常に最適な条件を提供する。37は乾燥装置である。
次に、上記構成の装置を用いた本発明になる粘稠物塗布
方法を説明する。中央の二つの定量吐出機34aには、
蛋白質検出用試薬を溶剤に分散して作成した粘稠物りを
、その外側の定量吐出機34bにはブドウ糖検出用試薬
を溶剤に分散して作成した粘稠物Eを、最外部の定量吐
出機34cには、pH検出用試薬を溶剤に分散して作成
した粘稠物Fを入れている。基材シートは供給ロール3
0から繰り出され、マスク版33の下を一定の速度で走
行して巻取ロール32に巻き取られる。基材シート31
の走行中に各定量吐出機34 a + 34 b + 
34 cから各吐出ノズル35に粘稠物り、E、Fが一
定の流量で供給され、同速度で走行するマスク版33の
塗布パターンが基材シート31の真上にくるときに吐出
ノズル35より供給され、その後ただちにスキージ36
により塗布パターンに合せ平坦に塗布される。なお各定
量吐出機からの吐出量は、必要な塗布厚さに応じて定め
られるものであり、必要に応じ各定量吐出機間に差を設
けることが可能である。また、塗布厚みのほとんどはマ
スク版33の厚みにより制御される。さらにスキージ3
6は、第6図に示すような形状だけでなく、粘稠物を平
坦にならすことを目的とするもの、たとえば回転自在な
ローラなどを設は使用してもよい。
その後、基材シート上の粘稠物は乾燥装置37によって
乾燥され、巻取ロールに巻き取られ、第8図に示した切
断線38に沿って切断されて試験紙が形成される。
なお、上記実施例はいずれも、本発明の粘稠物の塗布方
法を試薬の塗布に利用した場合を示したが、これ以外の
任意の塗布にも利用できることはいうまでもない。また
、上記実施例では異なる種類の粘稠物を塗布する場合を
説明したが、上記装置は同じ粘稠物を塗布する場合にも
使用可能である。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の粘稠物の塗布方法によ
れば、従来のスクリーン法における目詰まりによるトラ
ブルが解消され、粘稠物の塗布が良好を行うことができ
、また、複数の種類の粘稠物を一度に効率的に塗布する
ことも可能である。
さらに、基材シートを巻取り式供給とすれば、高速製造
することが可能となる。また本発明方法によれば、塗布
する粘稠物の種類、粘稠物の塗布数、粘稠物塗布位置お
よび塗布形状等の変更はノズルの数の増減、ノズルおよ
び版の位置およびパターニングの変更等により極めて短
時間に行え、長時間の安定生産が可能となる。従って本
発明は、スクリーン印刷を複数回繰返して、異なる粘稠
物を塗布する場合に比べて工程及び作業時間を短縮する
ことができるという効果を有しており、1枚の基材シー
ト上に複数の試薬層を設けた試験紙の製造に極めて有益
なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の粘稠物の塗布方法において用いられ
るマスク版の一例を示す平面図、第2図は、第1図に示
したマスク版を備えたスクリーン印刷機の概略を示す側
面図、第3図はその平面図、第4図及び第5図は、マス
ク版の他の実施例を示す平面図、第6図は、複数の試薬
層を同時に形成することのできるマスク版を備えたスク
リーン印刷機の概略を示す側面図、第7図は、その平面
図、第8図は、得られる基材シートの平面図、第9図は
、一般に用いられている尿検査試験紙の平面図、第10
図は、その断面図である。 1・・・尿検査試験紙、2・・・基材シート、3・・・
蛋白質検出用試薬層、4・・・ブドウ糖検出用試薬層、
5・・・pH検出用試薬層、10・・・マスク版、10
a・・・マスク、10b・・・版枠、11・・・孔、1
2・・・支持台、13・・・基材シート、14・・・ス
テージ、1−5・・・昇降機構、16・・・スキージ、
17・・・保持部材、18・・・シリンダ、19・・・
定量吐出機、20・・・吐出口、21・・・障壁、30
・・・供給ロール、31・・・基材シート、32・・・
巻取ロール、33・・・マスク版、34・・・定量吐出
機、35・・・ノズル、36・・・スキージ、37・・
・乾燥装置、38・・・切断線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粘稠物を塗布すべき基材シートに任意の形状の孔を
    もつ版を密着させ、この孔に所定量の粘稠物を供給する
    ことによって前記基材シート上に粘稠物を塗布した後、
    へらなどで前記塗布した粘稠物を平坦にするとともに版
    上の余分の粘稠物を除去し、次いで前記版を前記基材シ
    ート上から剥離することを特徴とする粘稠物の塗布方法
    。 2、粘稠物を塗布すべき基材シートに、複数の領域に分
    離され、各領域内に任意の形状の孔をもつ版を密着させ
    、前記基材シートの各領域内の孔に所定量の粘稠物を供
    給することによって前記基材シート上に粘稠物を塗布し
    た後、へらなどで前記塗布した粘稠物を平坦にするとと
    もに前記版上の余分の粘稠物を除去し、次いで前記版を
    前記基材シート上から剥離することを特徴とする粘稠物
    の塗布方法。 3、版の各領域内の孔に供給する粘稠物が、それぞれ、
    異なる種類の粘稠物であることを特徴とする請求項2記
    載の粘稠物の塗布方法。 4、版の平坦部の厚さが、各領域において異なることを
    特徴とする請求項2又は3記載の粘稠物の塗布方法。 5、基材シートが、その上面の障壁により、複数の領域
    に分離されていることを特徴とする請求項2乃至4のい
    ずれかの項記載の粘稠物の塗布方法。 6、前記粘稠物が臨床検査用の試薬を溶剤に分散させた
    ものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    の項記載の粘稠物の塗布方法。
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