JPH02203858A - 指圧代用具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は自分で操作することによって指圧の代用をおこ
なわせることができる指圧代用具に係る。

１口）従来の技術 従来、按摩やマツサージを自動でおこなうことができる
器具は種々知られているが、指圧に関しては見るべきも
のが少ない。指圧代用具として、傘の柄に似た道具を用
い、そのかぎ状部を肩にひつ掛けてひつ張るようなもの
があるが、ひっ張るのに相当に大きな力を必要とするこ
と、操作中身体が緊張するので効果が妨げられること、
頚部に対してはおこないにくいこと等の欠点がある。

ρ・）発明が解決しようとする課題 本発明は、肩及び頚に対して、自分の小さな力で大きな
指圧効果を奏することができる簡便な指圧代用具を提供
しようとするものである。

し）課題を解決するための手段 第１図で示すように、本発明は、操作杆１と固定杆２と
を長めのひも３を介して連結し、操作杆１の一端１ａ寄
りに設けたひもの結着部５と操作杆１の他端１ｂとの間
におけるひもの結着部５寄りの箇所に、突起部４を設け
たことを特徴とする指圧代用具に係る。

本発明では、前記突起部４を押圧子と呼ぶことにする。

本発明でいう杆は厚みのある長めの物体の意味で、棒状
物のほか板状物等も含まれ、ひもにばつなと呼べるもの
も含まれる。

困　作用 第３図は本発明具を肩に対して使用する場合を示し、第
４図は本発明具を頚に対して使用する場合を示す。図示
のように、固定杆２を尻部で押さえて固定し、ひも３を
緊張状態にして、押圧子４を被押圧部に当接し、操作杆
１の端部を把持して、第３図では操作杆１を下方に引き
下げ、第４図では操作杆１を前方に押しやることにより
、押圧子４で被押圧部を押圧する。数秒ないし十数秒後
、押圧を解除する。同じ部位に、又は部位を変えて、同
様な操作を繰り返す。

上記における本発明の押圧作用を第２図で説明する。操
作杆１における把持部、突起部、ひもの結着部をそれぞ
れ点Ａ、Ｂ、Ｃで表わし、点Ａと点Ｂとの間隔をａ、点
Ｂと点Ｃとの間隔をｂで表わすことにする。点Ａにカｆ
を加えると、ひも３に下方に向かう張力が生じ、この張
力が点Ｃの上方への移動を開山するから、人体１ｏに当
接している押圧子４は該人体を押圧する。その押圧力を
Ｆとすると、ｆ、Ｆ、ａ、ｂの間に次の関係式が成立す
る。

ｆ（ａ＋ｂ）＝Ｆｂ 上式で明らかなように、小さなカｆによって、より大き
な力Ｆを得ることができる。

上記において、点Ａに力ｆを加えたとき、ひも３に張力
が生じ、点Ｃの上動が制御トされるのは、ひも３が固定
杆２に止着され、該固定杆２を体重で押さえつけている
からである。換言すると、本発明具の使用者は、自分の
体重を利用することにより、小さな力ｆで、より大きな
力Ｆを得ることができるのである。本発明具が電力等の
外力を借りず、簡単な構造で成る理由はここにある。

本発明では、操作杆１の一端寄りに設けたひもの結着部
５と操作杆の他端１ｂとの間におけるひもの結着部寄り
の箇所に押圧子４を設けるから、前記のａ　−１−ｂを
ｂよりもいちじるしく大きくすることができる。従って
使用者は、操作杆１に自分のわずかな力を加えるだけで
、押圧子４に大きな押圧力を与えることができる。

押圧子４による前記の抑圧は、人体に対し、−点圧迫、
垂直圧、持続圧として作用する。

（Ｎ　実施例 実施例は第１図に示すとおりである。操作杆１及び固定
杆２は横断面が長方形の角を丸くした木製杆で成る。押
圧子４は短円柱の頭部４ａを先細りに丸めた木製物で成
り、操作杆１の広い方の面に底部をねじ３表２より固着
されている。押圧子４の頭部に丸みを持たせたのは、抑
圧の際に人体を痛めないためである。ひも３は合成繊維
製の撚りひもで成り、両端部をそれぞれ操作杆１及び固
定杆２に貫通させ、結び目を作って抜けないようにしで
ある。ひも３の結着部５．６は、それぞれ操作杆及び固
定杆の一端近くに設けるのが操作上便利である。

本発明の実施例は、発明の要旨を変更しない限り、上記
に限定されるものではない。例えば、ゴム状弾性体を被
着した押圧子を使用すること、固定杆の形状を尻部で押
さえやすいように改変すること等は、本発明に含まれる
。

（ト）発明の効果 指圧は、体表面からの抑圧により、特に神経系の不調を
調整する効果があるといわれている。その抑圧操作の原
則は一点圧迫、垂直圧、持続圧にあるが、本発明具は前
記のように構成されているので、使用者は、他人の手を
わずられすことなく電力等の外力も借りずに、自分のわ
ずかな力で楽々と、大きな押圧力を生じさせ、肩及び頚
に対し、前記三原則の押圧操作を施すことができる。

その他、本発明具は、軽くて持ち運びが便利であること
、ひもを例えば固定杆に巻くことにより長さの調節がで
きるので、を丈に関係なく使用できること、肩、頚にお
ける望む所を自由に押圧できること、構造が簡単で故障
がないこと、安価であること等の利点を有する。

上記のとおりであるから、本発明具は、現在のオフィス
オートメーション化等によるストレス社会において切実
な問題となっている肩、頚のこりに対し、その解消策の
一免を担うことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明具の実施例を示す斜視図、第２図は本発
明の詳細説明図、第３図は本発明具を肩に使用する場合
の説明図、第４図は本発明具を頚に使用する場合の説明
図である。 １・・・操作杆、１ａ・・・操作杆の一端、１１＋・・
・操作杆の他端、２・・・固定杆、３・・・ひも、４・
・・押圧子（突起部）、４ａ・・押圧子の頭部、５．６
・・・ひもの結着部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　操作杆と固定杆とを長めのひもを介して連結し、操
   作杆の一端寄りに設けたひもの結着部と操作杆の他端と
   の間におけるひもの結着部寄りの箇所に、押圧子と呼ぶ
   突起部を設けたことを特徴とする指圧代用具。