JPH02203689A - 画像信号符号化装置の2面バッファメモリ切替方法 - Google Patents

画像信号符号化装置の2面バッファメモリ切替方法

Info

Publication number
JPH02203689A
JPH02203689A JP1022640A JP2264089A JPH02203689A JP H02203689 A JPH02203689 A JP H02203689A JP 1022640 A JP1022640 A JP 1022640A JP 2264089 A JP2264089 A JP 2264089A JP H02203689 A JPH02203689 A JP H02203689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
preprocessing
memory
frame
encoding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1022640A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2644573B2 (ja
Inventor
Shinji Nishimura
眞次 西村
Hideo Kuroda
英夫 黒田
Toshio Tsuchiya
敏雄 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP1022640A priority Critical patent/JP2644573B2/ja
Publication of JPH02203689A publication Critical patent/JPH02203689A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2644573B2 publication Critical patent/JP2644573B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、テレビ会議やテレビ電話に使用する画像信号
符号化装置における符号化処理部とその前処理部との間
の2面バッファメモリの切替方法に関するものである。
(従来の技術) テレビ会議やテレビ電話に使用する画像信号符号化装置
において、カメラ出力(NTSC信号等)等の1フレ一
ム分の符号化処理に要する期間を。
伝送路の伝送速度や符号化装置の処理速度が低いために
、1フレ一ム周期以上とするような場合。
前記画像信号符号化装置における符号化処理部と。
その前処理部との間に2面バッファメモリを設けること
がある。そうすることにより、このバッファメモリの2
面間、即ち符号化フレームと前処理フレーム間で雑音除
去等を行える利点もある。
画像信号符号化装置は、カメラ等からの画像信号をA/
D変換し、輝度信号と色信号に分離し。
雑音除去等の前処理を施した後に、1フレ一ム分の画素
データを2面バッファメモリの一方のメモリ面に書き込
む、この前処理と並行して、それ以前に他方のメモリ面
に書き込まれた画素データを、符号化処理のために読み
出す。
第4図は従来の画像信号符号化装置における2面バッフ
ァメモリの切替方法のフローチャートを示す、同図にお
いて、A面は2面バッファメモリの一方の面、B面は他
方の面とし、電源投入時等の処理開始時点では、A面の
前処理が開始され、B面で符号化処理が開始されるもの
とする。
A面で開始された前処理が終了した時点((ア)のYE
S)でB面の符号化処理が終了していない場合は((イ
)のNo)、次のフレームの前処理を再びA面で開始し
くつ)、前のフレームは符号化処理されずに駒落としと
なる。
一般に、1フレ一ム分の前処理期間は、カメラ等からの
画像信号のフレーム周期に等しく変動しない。しかし、
フレーム間符号化における1フレ一ム分の符号化処理期
間は、符号化フレーム間の画像信号の変化の多少により
変動するので、駒落としの数も変動することになる。
一方、A面で開始された前処理が終了した時点((ア)
のYES)でB面の符号化処理が終了している場合((
イ)のYES)は、前処理面をB面に、符号化処理面を
A面に同時に切り替える(1)。
このことは逆に、B面で開始された符号化処理の立場か
らみれば次のようになる。B面の符号化処理が終了した
時点((オ)のYES)で、A面の前処理が終了してい
ない場合((力)のNo)は終了を待ち、前処理が終了
した時点((力)のYES)で、前処理面をB面に、符
号化処理面をA面に同時に切り替える(1)。
その後は、同様な方法で、前処理面と符号化処理面が、
A面とB面の間を同時に切り替わることを繰り返して行
なわれる。
第5図は従来の画像信号符号化装置における2面バッフ
ァメモリの切替方法を実現する回路例を示す、同図にお
いて、1は前処理回路、2は前処理開始信号発生回路、
3は2面フレームメモリ、31及び32はフレームメモ
リのA面及びB面、4はメモリ面切替制御回路、41は
メモリ面切替制御回路4において1ビツトカウンタ等で
構成されるメモリ面指定回路、42はセットリセット形
フリップフロップ等で構成される符号化処理終了信号の
保持回路、43は論理積回路、5は書き込み制御回路、
51は書き込み制御回路5において書き込み面を切り替
えるスイッチ、52は書き込み用アドレスカウンタ、6
は前処理終了信号発生回路、7は符号化処理回路、8は
符号化処理開始信号発生回路、9は読み出し制御回路、
91は読み出し制御回路9において読み出し面を切り替
えるスイッチ、92は読み出し用アドレスカウンタ、1
0は符号化処理終了信号発生回路である。
この回路は以下のように動作する。
先ず、前処理及び符号化処理は以下のように行われる。
前処理開始信号発生回路2は、NTSC信号を扱う場合
、毎秒約30回の割合で周期的に前処理開始信号を発生
する。
この前処理開始信号により、書き込み制御回路5におけ
るアドレスカウンタ52はリセットされ、メモリ面切替
制御回路4におけるメモリ面指定回路41の出力Qで指
定されたフレームメモリ31と32のいずれかの面と前
処理回路1が、書き込み制御回路5におけるスイッチ5
1により接続され、前処理回路1は前処理済みデータを
先頭アドレスから書き込み始める。
前処理回路1はアドレスカウンタ52にクロックを供給
することにより、フレームメモリのアドレス値を進めな
がら前処理済みデータを順次書き込む、そして、前処理
終了信号発生回路6は、前処理の終了を検出した時点で
、前処理終了信号をメモリ面切替制御回路4へ出力する
一方、メモリ面指定回路41の出力Q及びQの反転を契
機に、符号化処理開始信号発生回路8は符号化処理開始
信号を発生する。この符号化処理開始信号により、読み
出し制御回路9におけるアドレスカウンタ92はリセッ
トされ、メモリ面指定回路41の出力Qで指定されるフ
レームメモリ31と32のいずれかの面と符号化処理回
路7が、読み出し制御回路9におけるスイッチ91によ
り接続され、符号化処理回路7は符号化処理用データを
先頭アドレスから読み出し始める。
符号化処理回路7はアドレスカウンタ92にクロックを
供給することにより、フレームメモリのアドレス値を進
めながら符号化処理用データを順次読み出す。そして、
符号化処理終了信号発生回路10は、符号化処理の終了
を検出した時点で、符号化処理終了信号をメモリ面切替
制御回路4へ出力する。
次に、2面フレームメモリ3における、前処理面(書き
込み面)及び符号化処理面(読み出し面)の切替制御は
、以下のように行なわれる。
前処理の観点から見ると、前処理終了信号発生回路6が
2面フレームメモリ3の一方の面に対する前処理終了信
号を発生した時点で、符号化処理終了信号発生回路10
が他方の面に対する符号化処理終了信号を発生していな
い場合は、保持回路42に符号化処理終了信号が入力さ
れていないので。
前処理終了信号発生回路6の出力と保持回路42のQ出
力とのANDを取る論理積回路43の出力に変化が無い
、従って、メモリ面指定回路41の出力にも変化が無く
、書き込み面が切り替わらないので、前処理回路1は同
一メモリ面に次のフレームの前処理済みデータを上書き
する。
逆に、符号化処理終了信号発生回路10が他方の面に対
する符号化処理終了信号を発生済みで、保持回路42が
符号化処理終了信号を保持している場合は、論理積回路
43の出力が111 IIに立ち上がり、メモリ面指定
回路41の出力Q及びQが反転する。従って、書き込み
面と読み出し面が同時に切り替わり、前処理回路1は他
方のメモリ面に次のフレームの前処理済みデータを書き
込み、符号化処理回路7は一方のメモリ面に書き込まれ
ている前処理済みデータを、次の符号化用データとして
読み出す。
なお、保持回路42で保持された符号化処理終了信号は
、2面フレームメモリ3のメモリ面を切り替えるための
論理積回路43の出力によりリセットされる。
逆に、符号化処理の観点から見ると、符号化処理終了信
号発生回路10が2面フレームメモリ3の他方の面に対
する符号化処理終了信号を発生した時点で、前処理終了
信号発生回路6が一方の面に対する前処理終了信号を発
生していない場合は、保持回路42で符号化処理終了信
号が保持されるだけで、論理積回路43の出力に変化が
無い。従って、メモリ面指定回路41の出力にも変化が
無く、読み出し面が切り替わらないので、符号化処理開
始信号発生回路8は符号化処理開始信号を発生せず、符
号化処理回路7は読み出し面が切り替わるまで符号化処
理開始を待ち合わせる。
そして、前処理終了信号発生回路6が前処理終了信号を
発生した時点で、前処理面と符号化処理面が同時に切り
替わることは前述のとおりである。
勿論、符号化処理終了信号の発生と同時に前処理終了信
号が発生された場合は、直ちに前処理面と符号化処理面
が同時に切り替わるので、符号化処理の開始を待ち合わ
せる必要は無い。
第6図は上記第4図および第5図に示す、従来の2面バ
ッファメモリの切替方法における前処理面と符号化処理
面の切替遷移図を示す、同図において、Wl、W2.W
3.  ・・・は前処理期間、R1,R2,R3,・・
・は符号化処理期間、A面は2面バッファメモリの一方
の面、8面は他方の面である。また、網掛けされた前処
理期間は、前述した符号化処理されない駒落としフレー
ムを意味する。
第6図における(a)は、符号化処理曲間Rが、1フレ
一ム分の前処理期間W、即ち入力画像信号のフレーム周
期以内の場合を、(b)は1〜2フレ一ム周期の場合を
、(C)は2〜3フレ一ム周期の場合を示したものであ
る。
第6図(a)においては、1フレ一ム分の符号化処理期
間Rが、必ずフレーム周期以内であれば、その差分期間
は符号化処理をしない無駄な期間となるものの、前処理
済みのフレームは全て符号化処理を行うので、駒落とし
を生じることのない利点がある。しかし、この場合は前
述のように符号化処理期間Rが画像信号の変化の多少に
より変動することを考慮し、符号化処理期間Rの最大値
をフレーム周期以内とするようなピーク負荷設計が必要
となる。
第6図(b)において、1フレ一ム分の符号化処理期間
Rが、必ず1〜2フレ一ム周期以内であれば、2フレ一
ム周期との差分期間は符号化処理をしない無駄な期間と
なり、全フレームの1/2(Wl、W3.W5等に対応
する奇数フレーム)が駒落としになる。更に、符号化処
理期間の最大値を2フレ一ム周期以内とするようなピー
ク負荷設計が必要となる。
第6図(C)においては、1フレ一ム分の符号化処理期
間Rが、必ず2〜3フレ一ム周期以内であれば、3フレ
一ム周期との差分期間は符号化処理をしない無駄な期間
となり、全フレームの2/3(Wl、W2.W4.W5
.W7.W8等)のフレームが駒落としになる。更に、
符号化処理期間の最大値を3フレ一ム周期以内とするよ
うなピーク負荷設計が必要となる。
このような従来の2面バッファメモリの切替方法におけ
る欠点をまとめると、以下のようになる。
第1の欠点は、一方のメモリ面のある1フレ一ム分の符
号化処理が終了しても、他方のメモリ面の前処理が終了
するまでは、次のフレームの符号化処理を開始できず、
無駄な待ち期間が生じることである。
第2の欠点は、符号化処理期間Rがフレーム周期のN〜
(N+1)倍の場合、その期間に必ずN個の駒落としを
生じ、駒落とし率はN/(N+1)になり、駒落としが
生じ易いことである。
第3の欠点は、あるフレームの先頭画素データが前処理
が開始されても、そのフレームの全体画素データの前処
理が終了しない限り、そのフレームの符号化を開始でき
ないため、先頭画素データの前処理が開始されてから、
少なくとも1フレーム周期遅れでそのデータの符号化処
理が開始されるので、実時間性に劣ることである。
第4の欠点は、最大防落とし率をN/(N+1)。
即ちN防飛ばしで符号化処理を行う場合、符号化処理期
間の最大値をフレーム周期の(N+1)倍以下とするよ
うなピーク負荷設計を必要とし1通常は殆ど必要が無い
にも拘らずピーク負荷に対応した処理速度の早い符号化
装置を必要とすることである。
(発明の目的) 本発明の目的は、このような欠点を除去するために、一
方のメモリ面の符号化処理終了後、他方のメモリ面が前
処理中であっても、他方のメモリ面の符号化処理を開始
することにより、符号化処理の無駄な待ち合わせ期間を
無くシ、防落としを少なくシ、実時間処理性を高め、平
均負荷設計を可能とする画像信号符号化装置の2面バッ
ファメモリ切替方法を提供することにある。
(発明の構成) (発明の特徴と従来技術との差異) 本発明は、上記目的を達成するため、画像信号符号化装
置の符号化処理部とその前処理部との間の2面バッファ
メモリの切替方法において、一方のメモリ面に対する1
フレーム(フィールド)分の前処理が終了した時点で、
他方のメモリ面の1フレーム(フィールド)分の符号化
処理が終了していることを検出して前処理面を他方のメ
モリ面へ切り替え、他方のメモリ面が符号化処理中であ
ることを検出して次の前処理を一方のメモリ面に対して
引き続き行い、他方のメモリ面に対する符号化処理が終
了した時点で、直ちに次の符号化面を前処理中の一方の
メモリ面へ切り替え、符号化のための読み出しアドレス
が前処理の書き込みアドレスを追い越さないように制御
し、前処理と符号化処理面を独立に切り替えられること
を最も主要な特徴とする。
従来技術とは、一方のメモリ面の符号化処理終了後、他
方のメモリ面が前処理中であっても、他方のメモリ面の
符号化処理を開始する点が異なる。
これにより従来のような符号化処理の無駄な待ち合せ期
間をなくし、駒落としを少なくする。
(実施例) 第1図は本発明方法を画像信号符号化装置に実施した場
合の2面バッファメモリの切替方法に関連したフローチ
ャートを示す、第1図において、A面は2面バッファメ
モリの一方の面、B面は他方の面とし、電源投入時等の
処理開始時点では、A面の前処理が開始され、B面で符
号化処理が開始されるものとする。
A面で開始された前処理が終了した時点((ア)のYE
S)で、B面の符号化処理が終了していない場合は((
イ)のNo)、次のフレームの前処理を再びA面で開始
しくつ)、前のフレームは符号化処理されずに防落とし
となる。
一方、B面の符号化処理が終了している場合((イ)の
YES)は前処理面をB面に切り替える(1)。その後
は、同様な方法で、前処理面が、A面とB面の間を交互
に切り替わることを繰り返して行く。
B面で開始された符号化処理の立場からみれば次のよう
になる。前処理面がA面である場合、或は前処理面がB
面でも前処理アドレスが符号化処理アドレスより先行し
ていれば、((オ)のYES)、B面で符号化処理を継
続的に行う(力)、そして、B面の符号化処理を終了し
た時点((キ)のYES)で、符号化処理面をA面に切
り替える(り)、その後は、同様な方法で、符号化処理
面が、A面とB面の間を交互に切り替わることを繰り返
して行く。
このように、符号化処理アドレスが前処理アドレスを追
い越さない範囲で追随しながら、1フレ一ム周期を待つ
ことなく、前処理中のフレームの符号化処理を開始でき
る。また、第1図から明かなように、前処理面の符号化
処理面の切り替えは独立である。
第2図は本発明による画像信号符号化装置における2面
バッファメモリの切替方法を実施する回路例を示す。第
2図において、44及び45はメモリ面切替制御回路内
において1ビツトカウンタ等で構成されるメモリ面指定
回路、46はメモリ面指定回路44及び45の出力を比
較する比較回路、47は論理積回路、93は読み出し制
御回路における論理積回路、11は読み出しアドレスが
書き込みアドレスを追い越さないようにするアドレス制
御回路であり、111はアドレス制御回路11において
読み出しアドレスと書き込みアドレスを比較する比較回
路、112はアドレス制御回路における否定論理積回路
であり、その他の番号の回路ブロックは第5図と同じ回
路であり説明を省略する。
第2図の回路は以下のように動作する。
先ず、前処理及び符号化処理は以下のように行われる。
前処理開始信号発生回路2は、NTSC信号を扱う場合
、毎秒約30回の割合で周期的に前処理開始信号を発生
する。この前処理開始信号により、書き込み制御回路5
におけるアドレスカウンタ52はリセットされ、メモリ
面切替制御回路4におけるメモリ面指定回路44の出力
Q1で指定されるフレームメモリ31と32のいずれか
の面と前処理回路1が、書き込み制御回路5におけるス
イッチ51により接続され、前処理回路1は前処理済み
データを先頭アドレスから書き込み始める。
前処理回路1はアドレスカウンタ52にクロックを供給
することにより、フレームメモリのアドレス値を進めな
がら、前処理済みデータを順次書き込む、そして、前処
理終了信号発生回路6は、前処理の終了を検出した時点
で、前処理終了信号をメモリ面切替制御回路4へ出力す
る。
一方、メモリ面指定回路45の出力Q2の反転を契機に
、符号化処理開始信号発生回路8は符号化処理開始信号
を発生する。この符号化処理開始信号により、読み出し
制御回路9におけるアドレスカウンタ92.はりセット
され、メモリ面指定回路45の出力Q2で指定されるフ
レームメモリ31と32のいずれかの面と符号化処理回
路7が、読み出し制御回路9におけるスイッチ91によ
り接続され、符号化処理回路7は符号化処理用データを
先頭アドレスから読み出し始める。符号化処理回路7は
アドレスカウンタ9zにクロックを供給すること1こよ
り、フレームメモリのアドレス値を進めながら符号化処
理用データを順次読み出す。そして、符号化処理終了信
号発生回路10は、符号化処理の終了を検出した時点で
、符号化処理終了信号をメモリ面切替制御回路4へ出力
する。
次に、2面フレームメモリ3における。前処理面(書き
込み面)及び符号化処理面(読み出し面)の切替制御は
、以下のように行なわれる。
前処理の観点から見ると、前処理終了信号発生回路6が
2面フレームメモリ3の一方の面に対する前処理終了信
号を発生した時点で、メモリ面指定回路44及び45の
出力Q1及びQ2が一致している間のみ比較回路46の
出力が′1″に立ち上がっており、比較回路46と前処
理終了信号発生回路6の出力とのANDをとる論理積回
路47の出力が“1”に立ち上がった場合のみ、メモリ
面指定回路44の出力Q1が反転し5前処理回路1は他
方のメモリ面に次のフレームの前処理済みデータの書き
込みを開始する。
そうでない場合は、比較回路46の出力が°゛1″に立
ち上がっていないので、論理積回路47及びメモリ面指
定回路44の出力に変化が無く、書き込み面が切り替わ
らず、前処理回路1は同一メモリ面に次のフレームの前
処理済みデータを上書きする。
即ち、一方のメモリ面に対する前処理終了時点で、同一
メモリ面に対して符号化処理中であれば、他方のメモリ
面が空いていることから次の前処理は他方のメモリ面に
切り替えて行い、他方のメモリ面に対して符号化中であ
れば、次の前処理は再び一方のメモリ面に対して行うこ
とになる。
逆に、符号化処理の観点から見ると、符号化処理終了信
号発生回路10が2面フレームメモリ3の他方の面に対
する符号化処理終了信号を発生した場合は、直ちにメモ
リ面指定回路45の出力Q2が反転する。従って、符号
化処理を待ち合わせること無く読み出し面が切り替わり
、符号化処理回路7は一方のメモリ面に書き込まれてい
る前処理済みデータを、次の符号化用データとして読み
出す。
この場合、前処理面と符号化処理面が同一面となる期間
が生じるが、この間に符号化処理用読み出しアドレスが
前処理用書き込みアドレスを追い越すと、読み出しデー
タが時間的に異なった2フレームにわたることになるた
め、読み出しアドレスを制御する必要が生じる。例えば
、符号化処理用データの読み出しをライン毎に行う場合
は、比較回路111においてアドレスカウンタ52と9
2のラインアドレス値が比較され、同一値であれば出力
が“1”に立ち上がるので、比較回路46の出力が“1
”に立ち上がっていれば、比較回路111と46の出力
のNANDをとる否定論理積回路112の出力は0”に
立ち下がる。
そして、否定論理積回路112の出力と符号化処理回路
7のクロック出力のANDをとる論理積回路93により
、アドレスカウンタ92へのクロック供給が停止され、
読み出しアドレスが進まないようにして、読み出しアド
レスが書き込みアドレスを追い越さないよう制御するこ
とができる。
なお、水平方向に8或は16画素、垂直方向に8或は1
6ラインのブロック毎に読み出しを行う場合は、比較回
路111は読み出しラインアドレス値が書き込みライン
アドレス値に8或は16ライン差に追いつく毎に出力を
1″″に立ち上げる必要がある。
第3図に、本発明による2面バッファメモリの切替方法
における、前処理面と符号化処理面の切替遷移図を示す
、同図において、Wl、W2゜W3.  ・・・は前処
理期間、R1,R2,R3゜・・は符号化処理期間、A
面は2面バッファメモリの一方の面、B面は他方の面で
ある。また、網掛けされた前処理期間は、符号化処理さ
れない駒落としフレームを意味する。
第3図における(a)は、符号化処理期間Rが、時間平
均的に1フレ一ム分の前処理期間W、即ち入力画像信号
のフレーム周期以内の場合を、(b)は時間平均的に1
〜2フレ一ム周期の場合を、(c)は時間平均的に2〜
3フレ一ム周期の場合を示したものである。
第3図(a)においては、1フレ一ム分の符号化処理期
間Rが、必ず時間平均的に1フレ一ム周期以内であれば
1時々1フレーム周期を越えても駒落としを発生させず
に最大2フレ一ム周期まで許容できる。また、符号化処
理期間の時間平均値を1フレ一ム周期以内とするような
平均負荷設計が可能となる。
第3図(b)においては、1フレ一ム分の符号化処理期
間Rが、必ず時間平均的に1〜2フレ一ム周期以内であ
れば、時々2フレ一ム周期を越えても駒落とし発生率を
1/2以上に増加させることなく、最大3フレ一ム周期
まで許容できる。
また、符号化処理期間の時間平均値を2フレ一ム周期以
内とするような平均負荷設計が可能となる。
第3図(c)においては、1フレ一ム分の符号化処理期
間Rが、必ず時間平均的に2〜3フレ一ム周期以内であ
れば、時々3フレ一ム周期を越えても駒落とし発生率を
2/3以上に増加させることなく、最大4フレ一ム周期
まで許容できる。また。
符号化処理期間の時間平均値を3フレ一ム周期以内とす
るような平均負荷設計が可能となる。
なお、説明の便宜上、電源投入時等にA面で前処理を開
始し、B面で符号化処理を開始したが、この逆でも良い
、また、前処理面と符号化処理面の切り替えが独立に行
われることから、符号化処理アドレスが前処理アドレス
を追い越さないようにすれば、同一面で前処理と符号化
処理を開始しても良い。更に、2フイールドからなる1
フレ一ム分の画素データ数が、処理速度的に多すぎる場
合などは、奇数或いは偶数の片フィールド分の画素デー
タのみを扱っても良い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、一方のメモリ面
の符号化処理終了後、他方のメモリ面が前処理中であっ
ても、他方のメモリ面の符号化処理を開始することによ
り、以下のような利点がある。
第1の利点は、従来に比べ符号化処理の無駄な待ち合わ
せ期間を無くせるので、符号化処理部の処理能力を最大
限に有効利用できることである。
第2の利点は、符号化処理期間の時間平均値がフレーム
周期のN〜(N+1)倍の場合、駒落とし率は(N−1
)/N−N/(N+1)になり、従来に比べ駒落とし率
を低減化できることである。
第3の利点は、符号化処理アドレスが前処理アドレスを
追い越さない範囲で追随しながら、1フレ一ム周期を待
つことなく、前処理中のフレームの符号化処理を開始で
きるので、従来に比べ実時間性を高められることである
第4の利点は、最大防落とし率をN/(N+1)にする
場合、符号化処理期間の時間平均値をフレーム周期のN
倍以下とするような平均負荷設計が可能となるため、従
来に比べ符号化装置の処理速度が遅くて良いことである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による2面バッファメモリの切替フロー
チャート、第2図は本発明による2面バッファメモリ切
替方法を実施するための回路例を示す図、第3図は本発
明による前処理面と符号化処理面の切替遷移図、第4図
は従来の2面バッファメモリの切替フローチャート、第
5図は従来の2面バッファメモリ切替方法を実施するた
めの回路例を示す図、第6図は従来の前処理面と符号化
処理面の切替遷移図である。 1 ・・・前処理回路、 2 ・・・前処理開始信号発
生回路、 3 ・・・ 2面フレームメモリ、31・・
・ フレームメモリ(A面)、32・・・フレームメモ
リ(B面)、 4 ・・・ メモリ面切替制御回路、4
4.45・・・メモリ面指定回路、46. tti・・
・比較回路、47.93・・・論理積回路、 5 ・・
・書き込み制御回路、51、91・・・スイッチ、52
.92・・・アドレスカウンタ、 6 ・・・前処理終
了信号発生回路、 7・・・符号化処理回路、 8・・
・符号化処理開始信号発生回路、 9 ・・・読み出し
制御回路、10・・・符号化処理終了信号発生回路、1
1・・・アドレス制御回路、112・・・否定論理積回
路。 特許出願人 日本電信電話株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 画像信号符号化装置の符号化処理部とその前処理部との
    間の2面バッファメモリの切替方法において、一方のメ
    モリ面に対する1フレーム(フィールド)分の前処理が
    終了した時点で、他方のメモリ面の1フレーム(フィー
    ルド)分の符号化処理が終了していることを検出して前
    処理面を他方のメモリ面へ切り替え、他方のメモリ面が
    符号化処理中であることを検出して次の前処理を一方の
    メモリ面に対して引き続き行い、他方のメモリ面に対す
    る符号化処理が終了した時点で、直ちに次の符号化面を
    前処理中の一方のメモリ面へ切り替え、符号化のための
    読み出しアドレスが前処理の書き込みアドレスを追い越
    さないように制御し、前処理と符号化処理面を独立に切
    り替えられることを特徴とする画像信号符号化装置の2
    面バッファメモリ切替方法。
JP1022640A 1989-02-02 1989-02-02 画像信号符号化装置の2面バッファメモリ切替方法 Expired - Lifetime JP2644573B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1022640A JP2644573B2 (ja) 1989-02-02 1989-02-02 画像信号符号化装置の2面バッファメモリ切替方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1022640A JP2644573B2 (ja) 1989-02-02 1989-02-02 画像信号符号化装置の2面バッファメモリ切替方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02203689A true JPH02203689A (ja) 1990-08-13
JP2644573B2 JP2644573B2 (ja) 1997-08-25

Family

ID=12088438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1022640A Expired - Lifetime JP2644573B2 (ja) 1989-02-02 1989-02-02 画像信号符号化装置の2面バッファメモリ切替方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2644573B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02285719A (ja) * 1989-04-26 1990-11-26 Yamaha Corp バッファメモリ回路
JPH03166884A (ja) * 1989-11-27 1991-07-18 Hitachi Ltd 画像信号復号化装置
EP0510640A2 (en) * 1991-04-26 1992-10-28 Hitachi, Ltd. Image coding apparatus
JP2002210139A (ja) * 2001-01-24 2002-07-30 Heiwa Corp 遊技機および遊技機制御プログラム
US7006573B2 (en) 2000-03-16 2006-02-28 Nec Electronics Corporation Image processing apparatus and method, and computer readable storage medium
JP2015513842A (ja) * 2012-02-28 2015-05-14 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ワイヤレスディスプレイシステム内のソースデバイスでのフレームの取込みおよびバッファリング

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62195987A (ja) * 1986-02-24 1987-08-29 Mitsubishi Electric Corp 画像符号化復号化装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62195987A (ja) * 1986-02-24 1987-08-29 Mitsubishi Electric Corp 画像符号化復号化装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02285719A (ja) * 1989-04-26 1990-11-26 Yamaha Corp バッファメモリ回路
JPH03166884A (ja) * 1989-11-27 1991-07-18 Hitachi Ltd 画像信号復号化装置
EP0510640A2 (en) * 1991-04-26 1992-10-28 Hitachi, Ltd. Image coding apparatus
US7006573B2 (en) 2000-03-16 2006-02-28 Nec Electronics Corporation Image processing apparatus and method, and computer readable storage medium
JP2002210139A (ja) * 2001-01-24 2002-07-30 Heiwa Corp 遊技機および遊技機制御プログラム
JP2015513842A (ja) * 2012-02-28 2015-05-14 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ワイヤレスディスプレイシステム内のソースデバイスでのフレームの取込みおよびバッファリング

Also Published As

Publication number Publication date
JP2644573B2 (ja) 1997-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3119888B2 (ja) 信号処理方法及び記録再生装置
US5841475A (en) Image decoding with dedicated bidirectional picture storage and reduced memory requirements
JP2503853B2 (ja) 動画像復号システム
JPH02203689A (ja) 画像信号符号化装置の2面バッファメモリ切替方法
US20100254682A1 (en) Image coder, video camera, integrated circuit, and image coding method
JP3114228B2 (ja) 画像処理装置
JPH02203690A (ja) 画像信号復号化装置の2面バッファメモリ切替方法
US5903672A (en) Method and apparatus for conversion of access of prediction macroblock data for motion picture
JP2947389B2 (ja) 画像処理用メモリ集積回路
JP2508436B2 (ja) テレビジヨン電話装置
JPS62195987A (ja) 画像符号化復号化装置
CN111372085B (zh) 影像解码装置与方法
JP3078990B2 (ja) 低遅延モード画像復号方法
JPH036184A (ja) フレーム間予測符号化方式
JPS61127031A (ja) バツフアメモリ装置
JPS63310294A (ja) 動画符号化方式
Haskell Interframe coding of monochrome television-a review
EP1606954A1 (en) Arrangement for generating a 3d video signal
JP2856433B2 (ja) 動画像信号の符号化装置
JP3262464B2 (ja) 画像復号化装置
JPH04266293A (ja) カラー画像信号復号化装置
JPH09214956A (ja) 画像復号化装置
JP2862232B2 (ja) 情報伝送システム
KR0180168B1 (ko) 영상부호화를 위한 프레임 재배열 장치
JPH099232A (ja) 符号化制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 12