JPH02203660A - 画像信号中継装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の属する技術分野） 本発明は、既設の公衆電話機を用いてファクシミリやビ
デオテックスなどで画像通信を行なう場合の画像信号中
継装置に関するものである。

（従来の技術） 公衆電話回線では、公衆電話機において通信料金を収納
するために、電話局より課金信号を送出して電話回線の
極性を反転させ、その時点から当該公衆電話機の料金収
納機構等を動作させている。

このため、公衆電話回線に公衆電話機以外の電話機接続
時は話切れの現象が発生する。従って、公衆電話回線に
画像通信端末装置を直接接続した場合には、電話回線の
極性反転により画像の乱れが生じて使用できないという
不具合があった。

（発明の目的） 本発明は、このような不具合を解決し、公衆電話機を介
して安定した画像信号を送受信することのできる画像信
号中継装置を提供することを目的とするものである。

（発明の構成） （発明の特徴と従来の技術との差異） 本発明は上記目的を達成するため、公衆電話機を介して
画像通信端末装置を接続し１画像信号を送受信する画像
信号中継装置であって、前記公衆電話機に当該画像信号
中継装置を接続するためのコネクターと、画像信号を送
受信中、前記公衆電話機オンフック時のループを保持す
る回路と、同じく前記公衆電話機の送話器回路の解放を
行なう回路と、同じく前記ループ状態を監視する回路と
。

前記ループ保持回路及び送話器回路の解放回路の制御用
継電器と、前記画像通信端末装置を前記公衆電話機にお
ける送話器への信号線に接続するためのジャックと、で
構成されたことを最も主要な特徴とする。

従来の技術は、課金のため電話局より送られてくる課金
信号により画像の乱れが生じるために、主として通話の
みに使用していた公衆電話機であるが、本発明は画像信
号中継装置を用いることにより上記画像の乱れを防止し
、各種の画像通信端末装置を公衆電話機を介して公衆電
話回線に接続し、被呼者応答後、画像通信を行なうに当
り当該画像通信端末装置は通常の操作方法で、かつ、オ
ンフックの状態で使用できる点が異なる。

（実施例） 第１図は本発明に係る画像信号中継装置の接続系統図を
示し、１は図示せざる公衆電話回線と接続された既設の
公衆電話機、２は本発明の画像信号中継装置、３及び４
は該画像信号中継装置２に接続されたファクシミリ端末
機、ビデオテックス端末機（例えば、ＮＴＴのキャプテ
ン端末機）である。即ち、画像信号中継装置２を公衆電
話機１に併設し、これを介してファクシミリ端末機３や
ビデオテックス端末機４を公衆電話機１に接続し、電話
局（回路）を経由して、被呼者（相手ファクシミリ端末
機、情報センタ等）との間で、画像信号の送受信を行な
うものである。

欣に第１図に示す画像信号中継装置２の一実施例を第２
図に示す、同図において公衆電話機１は公衆電話回線Ｌ
１．Ｌ、を介して電話局と接続されている。２０は該公
衆電話機１と当該画像信号中継装！！２を接続するため
のコネクターであり、Ｈ。

（ｉ＝１．２．−ｎ）　、　ＨＳ　１　（ｉ＝１．２．
−ｎ）は公衆電話機１のハンドセットＨ８（第１図）の
オン／オフを検出する信号線、ＴＡ、Ｔ、は送話器Ｔへ
接続されている信号線である。２１は端末機３，４（第
１図）が画像信号送受信中、公衆電話機オンフック時の
ループ保持回路で、後述するＢ継電器のす、接点（ｉ＝
１゜・・・ｎ）閉塞で行なう。２２は同じく画像信号送
受信中。

公衆電話機内の送話器回路を解放する回路で、後述する
Ａ継電器のａｏｌ　８１接点開放で行なう、２３は同じ
く画像信号送受信中、信号線Ｔ１．　Ｔ、のループ状態
を監視する回路であり、ホトカプラＱ４は送受信ループ
監視用、ホトカプラＱ２はその送受信ループ監視のため
の保持用で、Ｑｌのループ監視動作をＱ２で保持する。

２４は同じく画像信号受信中、信号線Ｈ１，Ｈ８Ｉのル
ープを保持（Ｂ継電器のす、接点）するとともに、送話
器Ｔの信号線ＴＡ、Ｔ、のループを開放（ａｏｌａ１接
点）するためのＡ継電器、２５は同じく画像信号送受信
中、前記Ａ継電器の動作接点ａ２で動作し、信号線Ｈ１
゜ＨＳ　、のループをす、動作接点で保持するＢ継電器
。

２６はＡ継電器の動作接点ａ３で、画像信号送受信の利
用を計数する表示器、２７は画像通信端末装置３．４（
第１図）を当該画像信号中継装置である送話器信号線Ｔ
、、Ｔ２へ接続するためのジャックで、複数のモジュラ
−ジャックＭＪ□、ＭＪ２でなる。

次に本装置の使用動作について説明する。

いま、ファクシミリまたはビデオテックスによる画像信
号サービスを受けるためには、公衆電話機１のハンドセ
ットＨ８をオフフックとなし、料金（硬貨、テレホンカ
ードなど）を投入する。これにより公衆電話機１内に直
流のループが形成されて電話局より発信音（ダイヤルト
ーンＤＴ）が送出されて来る。

通常の方法により相手番号をダイヤルし、公衆電話回線
が設定される。その後、モジュラ−ジャックＭＪ、また
はＭＪ、に接続されたファクシミリ端末機３またはビデ
オテックス端末機４の操作によって、画像信号送受信の
ループ状態監視回路２３のホトカプラＱ１がＯＮになり
、これにともないＱｌの動作保持用ホトカブラＱ２もＯ
Ｎとなる。この結果、Ａ継電器２４が動作し、ａｌｌ　
ａｘ接点の開放動作で送話器回路の解放回路２２を解放
するとともにｍａ２接点でＢ継電器２５が動作し、その
動作接点ｂ１で信号線Ｈ，，Ｈ３，のループを保持し。

相手の被呼者応答後は、発信者が公衆＠詰機１のハンド
セットＨ３でオンフックを行なってもループが保たれる
。即ち、オフフック状態が保持され、上記ａａｌ　ａ、
接点により送話器回路が開放されることにより、外部か
らの誤動作を伴なうような雑音混入の防止をはかり、安
定した画像信号の送受信ができる。

一方、前記ＡＭ電器の動作接点ａ３により同時に画像信
号送受信利用の計数が計数表示器２６により行なわれる
。

なお、ＮＴＴのキャプテン（ＣＡＰ）とファクシミリ（
ＦＡＸ）を実施した場合の操作概要はつぎのとおりであ
る。

（ア）ＣＡＰの操作方法 公衆電話機１のハンドセットＨ８でオフフックをおこな
い、センター呼び出しのためのメニュー選択釦を押下す
ることによって、センターの一覧表がデイスプレーに表
示される。

表示された一覧表から、任意のセンタ一番号を選択し押
釦を押下すれば、ＣＡＰ内の装置によって、電話局への
ループが形成され、自動発信ダイヤル機構が作動し、セ
ンターへ接続されＣＡＰの画面によって、各々の案内を
おこなう。

（イ）ＦＡＸの操作方法 （イ、）画像信号の送信 公衆電話機１のハンドセットＨ３でオフフックを行い、
硬貨または、テレホンカードを挿入し、（ＦＡＸ内蔵の
電話機からの発信等併用可能）被呼者呼び出しのための
ダイヤリングをおこなう。

被呼者応答確認し、ＦＡＸの送信である旨を伝えて、［
稿をセットして１画像信号送出のための送信釦の操作に
よって、画像信号を送出できる。

（イ２）画像信号の受信 上記（イ、）と同様に操作を行い、被呼者応答確認後、
画像信号の送出依頼を行い、被呼者側より送出されてく
る画像信号を確かめて、ＦＡＸの通信釦を押下すること
によって、ＦＡＸが作動して、被呼者側より送出されて
くる画像信号を受信することができる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、通話以外に使用できなか
った公衆電話回線に接続される公衆電話機に本装置を付
加することにより、各種の画像信号端末機が使用でき、
かつ課金信号により画像の乱れが生ぜず、また送話器回
路が開放されて外部からの誤動作を伴なう雑音混入を防
止し、安定した画像信号の送受信ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像信号中継装置の接続系統図、第２
図は本発明の一実施例を示す図である。 １　・・・公衆電話機、　２・・・画像信号中継装置、
　３・・・ファクシミリ端末機、４　・・・ビデオテッ
クス端末機、２０・・・コネクター　２１・・・ループ
保持回路、２２・・・送話器回路の解放回路、２３・・
・ループ状態監視回路、２４・・・Ａ継電器、２５・・
・Ｂ継電器、２６・・・計数表示器。 ２７・・・ジャック。 特許出願人　日本電信電話株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 公衆電話機を介して画像通信端末装置を接続し、画像信
   号を送受信する画像信号中継装置であって、前記公衆電
   話機に当該画像信号中継装置を接続するためのコネクタ
   ーと、画像信号を送受信中、前記公衆電話機オンフック
   時のループを保持する回路と、同じく前記公衆電話機の
   送話器回路の解放を行なう回路と、同じく前記ループ状
   態を監視する回路と、前記ループ保持回路及び送話器回
   路の解放回路の制御用継電器と、前記画像通信端末装置
   を前記公衆電話機における送話器への信号線に接続する
   ためのジャックと、で構成されたことを特徴とする画像
   信号中継装置。