JP2680100B2 - 画像信号中継装置 - Google Patents
画像信号中継装置Info
- Publication number
- JP2680100B2 JP2680100B2 JP1022638A JP2263889A JP2680100B2 JP 2680100 B2 JP2680100 B2 JP 2680100B2 JP 1022638 A JP1022638 A JP 1022638A JP 2263889 A JP2263889 A JP 2263889A JP 2680100 B2 JP2680100 B2 JP 2680100B2
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- public telephone
- image signal
- image
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Description
【発明の詳細な説明】 （発明の属する技術分野） 本発明は、既設の公衆電話機を用いてファクシミリや
ビデオテックスなどで画像通信を行なう場合の画像信号
中継装置に関するものである。
ビデオテックスなどで画像通信を行なう場合の画像信号
中継装置に関するものである。
（従来の技術） 公衆電話回線では、公衆電話機において通信料金を収
納するために、電話局より課金信号を送出して電話回線
の極性を反転させ、その時点から当該公衆電話機の料金
収納機構等を動作させている。
納するために、電話局より課金信号を送出して電話回線
の極性を反転させ、その時点から当該公衆電話機の料金
収納機構等を動作させている。
このため、公衆電話回線に公衆電話機以外の電話機接
続時は話切れの現象が発生する。従って、公衆電話回線
に画像通信端末装置を直接接続した場合には、電話回線
の極性反転により画像の乱れが生じて使用できないとい
う不具合があった。
続時は話切れの現象が発生する。従って、公衆電話回線
に画像通信端末装置を直接接続した場合には、電話回線
の極性反転により画像の乱れが生じて使用できないとい
う不具合があった。
（発明の目的） 本発明は、このような不具合を解決し、公衆電話機本
体と画像通信端末装置とを接続し、画像通信端末装置が
公衆電話機を介して安定した画像信号を送受信すること
のできる画像信号中継装置を提供することを目的とする
ものである。
体と画像通信端末装置とを接続し、画像通信端末装置が
公衆電話機を介して安定した画像信号を送受信すること
のできる画像信号中継装置を提供することを目的とする
ものである。
（発明の構成） 本発明の画像信号中継装置は、公衆電話機に画像信号
中継装置を接続するためのコネクタと、画像通信端末装
置を前記公衆電話機における送話器への信号線に接続す
るためのジャックと、前記画像通信端末装置が画像信号
を送受信中、ループ状態を監視するループ状態監視回路
と、同じく前記画像信号端末装置が画像信号を送受信
中、前記公衆電話機の送話器回路を解放する送話器回路
解放回路と、同じく前記画像通信端末装置が画像信号を
送受信中、前記公衆電話機がオンフックしてもループ状
態を保持するループ保持回路と、前記ループ状態監視回
路に応答して、前記送話器回路解放回路及びループ保持
回路の動作を制御するための継電器とで構成されている
ことを特徴とする。
中継装置を接続するためのコネクタと、画像通信端末装
置を前記公衆電話機における送話器への信号線に接続す
るためのジャックと、前記画像通信端末装置が画像信号
を送受信中、ループ状態を監視するループ状態監視回路
と、同じく前記画像信号端末装置が画像信号を送受信
中、前記公衆電話機の送話器回路を解放する送話器回路
解放回路と、同じく前記画像通信端末装置が画像信号を
送受信中、前記公衆電話機がオンフックしてもループ状
態を保持するループ保持回路と、前記ループ状態監視回
路に応答して、前記送話器回路解放回路及びループ保持
回路の動作を制御するための継電器とで構成されている
ことを特徴とする。
従来の技術は、課金のため電話局より送られてくる課
金信号により画像の乱れが生じるために、主として通話
のみに使用していた公衆電話機であるが、本発明は画像
信号中継装置を用いることにより上記画像の乱れを防止
し、各種の画像通信端末装置を公衆電話機を介して公衆
電話回線に接続し、被呼者応答後、画像通信を行なうに
当り当該画像通信端末装置は通常の操作方法で、かつ、
オンフックの状態で使用できる点が異なる。
金信号により画像の乱れが生じるために、主として通話
のみに使用していた公衆電話機であるが、本発明は画像
信号中継装置を用いることにより上記画像の乱れを防止
し、各種の画像通信端末装置を公衆電話機を介して公衆
電話回線に接続し、被呼者応答後、画像通信を行なうに
当り当該画像通信端末装置は通常の操作方法で、かつ、
オンフックの状態で使用できる点が異なる。
（実施例） 第１図は本発明に係る画像信号中継装置の接続系統図
を示し、１は図示せざる公衆電話回線と接続された既設
の公衆電話機、２は本発明の画像信号中継装置、３及び
４は該画像信号中継装置２に接続されたファクシミリ端
末機。ビデオテックス端末機（例えば、NTTのキャプテ
ン端末機）である。即ち、画像信号中継装置２を公衆電
話機１に併設し、これを介してファクシミリ端末機３や
ビデオテックス端末機４を公衆電話機１に接続し、電話
局（図略）を経由して、被呼者（相手ファクシミリ端末
機，情報センタ等）との間で、画像信号の送受信を行な
うものである。
を示し、１は図示せざる公衆電話回線と接続された既設
の公衆電話機、２は本発明の画像信号中継装置、３及び
４は該画像信号中継装置２に接続されたファクシミリ端
末機。ビデオテックス端末機（例えば、NTTのキャプテ
ン端末機）である。即ち、画像信号中継装置２を公衆電
話機１に併設し、これを介してファクシミリ端末機３や
ビデオテックス端末機４を公衆電話機１に接続し、電話
局（図略）を経由して、被呼者（相手ファクシミリ端末
機，情報センタ等）との間で、画像信号の送受信を行な
うものである。
次に第１図に示す画像信号中継装置２の一実施例を第
２図に示す。同図において公衆電話機１は公衆電話回線
L1,L2を介して電話局と接続されている。20は該公衆電
話機１と当該画像信号中継装置２を接続するためのコネ
クターであり、H1（ｉ＝1,2,…ｎ）,HSi（ｉ＝1,2,…
ｎ）は公衆電話機１のハンドセットHS（第１図）のオン
／オフを検出する信号線、TA,TBは送話器Ｔへ接続され
ている信号線である。21は端末機3,4（第１図）が画像
信号送受信中、公衆電話機オンフック時のループ保持回
路で、後述するＢ継電器のbi接点（ｉ＝1,…ｎ）閉塞で
行なう。22は同じく画像信号送受信中、公衆電話機内の
送話器回路を開放する回路で、後述するＡ継電器のa0,a
1接点開放で行なう。23は同じく画像信号送受信中、信
号線T1,T2のループ状態を監視する回路であり、ホトカ
プラQ1は送受信ループ監視用、ホトカプラQ2はその送受
信ループ監視のための保持用で、Q1のループ監視動作を
Q2で保持する。24は同じく画像信号受信中、信号線Hi,H
Siのループを保持（Ｂ継電器のbi接点）するとともに、
送話器Ｔの信号線TA,TBのループを開放（a0,a1接点）す
るためのＡ継電器、25は同じく画像信号送受信中、前記
Ａ継電器の動作接点a2で動作し、信号線Hi,HSiのループ
をbi動作接点で保持するＢ継電器、26はＡ継電器の動作
接点a3で、画像信号送受信の利用を計数する表示器、27
は画像通信端末装置3,4（第１図）を当該画像信号中継
装置である送話器信号線T1,T2へ接続するためのジャッ
クで、複数のモジュラージャックMJ1,MJ2でなる。
２図に示す。同図において公衆電話機１は公衆電話回線
L1,L2を介して電話局と接続されている。20は該公衆電
話機１と当該画像信号中継装置２を接続するためのコネ
クターであり、H1（ｉ＝1,2,…ｎ）,HSi（ｉ＝1,2,…
ｎ）は公衆電話機１のハンドセットHS（第１図）のオン
／オフを検出する信号線、TA,TBは送話器Ｔへ接続され
ている信号線である。21は端末機3,4（第１図）が画像
信号送受信中、公衆電話機オンフック時のループ保持回
路で、後述するＢ継電器のbi接点（ｉ＝1,…ｎ）閉塞で
行なう。22は同じく画像信号送受信中、公衆電話機内の
送話器回路を開放する回路で、後述するＡ継電器のa0,a
1接点開放で行なう。23は同じく画像信号送受信中、信
号線T1,T2のループ状態を監視する回路であり、ホトカ
プラQ1は送受信ループ監視用、ホトカプラQ2はその送受
信ループ監視のための保持用で、Q1のループ監視動作を
Q2で保持する。24は同じく画像信号受信中、信号線Hi,H
Siのループを保持（Ｂ継電器のbi接点）するとともに、
送話器Ｔの信号線TA,TBのループを開放（a0,a1接点）す
るためのＡ継電器、25は同じく画像信号送受信中、前記
Ａ継電器の動作接点a2で動作し、信号線Hi,HSiのループ
をbi動作接点で保持するＢ継電器、26はＡ継電器の動作
接点a3で、画像信号送受信の利用を計数する表示器、27
は画像通信端末装置3,4（第１図）を当該画像信号中継
装置である送話器信号線T1,T2へ接続するためのジャッ
クで、複数のモジュラージャックMJ1,MJ2でなる。
次に本装置の使用動作について説明する。いま、ファ
クシミリまたはビデオテックスによる画像信号サービス
を受けるためには、公衆電話機１のハンドセットHSをオ
フフックとなし、料金（硬貨，テレホンカードなど）を
投入する。これにより公衆電話機１内に直流のループが
形成されて電話局より発信音（ダイヤルトーンDT）が送
出されて来る。
クシミリまたはビデオテックスによる画像信号サービス
を受けるためには、公衆電話機１のハンドセットHSをオ
フフックとなし、料金（硬貨，テレホンカードなど）を
投入する。これにより公衆電話機１内に直流のループが
形成されて電話局より発信音（ダイヤルトーンDT）が送
出されて来る。
通常の方法により相手番号をダイヤルし、公衆電話回
線が設定される。その後、モジュラージャックMJ1また
はMJ2に接続されたファクシミリ端末機３またはビデオ
テックス端末機４の操作によって、画像信号送受信のル
ープ状態監視回路23のホトカプラQ1がONになり、これに
ともないQ1の動作保持用ホトカプラQ2もONとなる。この
結果、Ａ継電器24が動作し、a0,a1接点の開放動作で送
話器回路の開放回路22を解放するとともに、a2接点でＢ
継電器25が動作し、その動作接点biで信号線Hi,HSiのル
ープを保持し、相手の被呼者応答後は、発信者が公衆電
話機１のハンドセットHSでオンフックを行なってもルー
プが保たれる。即ち、オフフック状態が保持され、上記
a0,a1接点により送話器回路が開放されることにより、
外部からの誤動作を伴なうような雑音混入の防止をはか
り、安定した画像信号の送受信ができる。
線が設定される。その後、モジュラージャックMJ1また
はMJ2に接続されたファクシミリ端末機３またはビデオ
テックス端末機４の操作によって、画像信号送受信のル
ープ状態監視回路23のホトカプラQ1がONになり、これに
ともないQ1の動作保持用ホトカプラQ2もONとなる。この
結果、Ａ継電器24が動作し、a0,a1接点の開放動作で送
話器回路の開放回路22を解放するとともに、a2接点でＢ
継電器25が動作し、その動作接点biで信号線Hi,HSiのル
ープを保持し、相手の被呼者応答後は、発信者が公衆電
話機１のハンドセットHSでオンフックを行なってもルー
プが保たれる。即ち、オフフック状態が保持され、上記
a0,a1接点により送話器回路が開放されることにより、
外部からの誤動作を伴なうような雑音混入の防止をはか
り、安定した画像信号の送受信ができる。
一方、前記Ａ継電器の動作接点a3により同時に画像信
号送受信利用の計数が計数表示器26により行なわれる。
号送受信利用の計数が計数表示器26により行なわれる。
なお、NTTのキャプテン（CAP）とファクシミリ（FA
X）を実施した場合の操作概要はつぎのとおりである。
X）を実施した場合の操作概要はつぎのとおりである。
（ア）CAPの操作方法 公衆電話機１のハンドセットHSでオフフックをおこな
い、センター呼び出しのためのメニュー選択釦を押下す
ることによって、センターの一覧表がディスプレーに表
示される。
い、センター呼び出しのためのメニュー選択釦を押下す
ることによって、センターの一覧表がディスプレーに表
示される。
表示された一覧表から、任意のセンター番号を選択し
押釦を押下すれば、CAP内の装置によって、電話局への
ループが形成され、自動発信ダイヤル機構が作動し、セ
ンターへ接続されCAPの画面によって、各々の案内をお
こなう。
押釦を押下すれば、CAP内の装置によって、電話局への
ループが形成され、自動発信ダイヤル機構が作動し、セ
ンターへ接続されCAPの画面によって、各々の案内をお
こなう。
（イ）FAXの操作方法 （イ１）画像信号の送信 公衆電話機１のハンドセットHSでオフフックを行い、
硬貨または、テレホンカードを挿入し、（FAX内蔵の電
話機からの発信等併用可能）被呼者呼び出しのためのダ
イヤリングをおこなう。
硬貨または、テレホンカードを挿入し、（FAX内蔵の電
話機からの発信等併用可能）被呼者呼び出しのためのダ
イヤリングをおこなう。
被呼者応答確認し、FAXの送信である旨を伝えて、原
稿をセットして、画像信号送出のための送信釦の操作に
よって、画像信号を送出できる。
稿をセットして、画像信号送出のための送信釦の操作に
よって、画像信号を送出できる。
（イ２）画像信号の受信 上記（イ１）と同様に操作を行い、被呼者応答確認
後、画像信号の送出依頼を行い、被呼者側より送出され
てくる画像信号を確かめて、FAXの通信釦を押下するこ
とによって、FAXが作動して、被呼者側より送出されて
くる画像信号を受信することができる。
後、画像信号の送出依頼を行い、被呼者側より送出され
てくる画像信号を確かめて、FAXの通信釦を押下するこ
とによって、FAXが作動して、被呼者側より送出されて
くる画像信号を受信することができる。
（発明の効果） 以上説明したように本発明の画像信号中継装置は、通
話以外に使用できなかった公衆電話回線に接続される公
衆電話機に本装置を付加することにより、各種の画像信
号端末機が使用でき、かつ、画像信号端末が画像信号を
送受信中、課金信号により画像の乱れが生せず、また送
話器回路が開放されて外部からの誤動作を伴なう雑音混
入を防止し、安定した画像信号の送受信ができる。
話以外に使用できなかった公衆電話回線に接続される公
衆電話機に本装置を付加することにより、各種の画像信
号端末機が使用でき、かつ、画像信号端末が画像信号を
送受信中、課金信号により画像の乱れが生せず、また送
話器回路が開放されて外部からの誤動作を伴なう雑音混
入を防止し、安定した画像信号の送受信ができる。
第１図は本発明の画像信号中継装置の接続系統図、第２
図は本発明の一実施例を示す図である。 １……公衆電話機、２……画像信号中継装置、３……フ
ァクシミリ端末機、４……ビデオテックス端末機、20…
…コネクター、21……ループ保持回路、22……送話器回
路の解放回路、23……ループ状態監視回路、24……Ａ継
電器、25……Ｂ継電器、26……計数表示器、27……ジャ
ック。
図は本発明の一実施例を示す図である。 １……公衆電話機、２……画像信号中継装置、３……フ
ァクシミリ端末機、４……ビデオテックス端末機、20…
…コネクター、21……ループ保持回路、22……送話器回
路の解放回路、23……ループ状態監視回路、24……Ａ継
電器、25……Ｂ継電器、26……計数表示器、27……ジャ
ック。
Claims (1)
- 【請求項１】公衆電話回線に接続された公衆電話機と画
像信号を送受信する画像通信端末装置との間に接続さ
れ、公衆電話機を介して公衆電話回線に画像信号を中継
する画像信号中継装置であって、 前記公衆電話機に当該画像信号中継装置を接続するため
のコネクタと、 前記画像通信端末装置を前記公衆電話機における送話器
への信号線に接続するためのジャックと、 前記画像通信端末装置が画像信号を送受信中、ループ状
態を監視するループ状態監視回路と、 前記画像信号端末装置が画像信号を送受信中、前記公衆
電話機の送話器回路を解放する送話器回路解放回路と、 前記画像通信端末装置が画像信号を送受信中、前記公衆
電話機がオンフックしてもループ状態を保持するループ
保持回路と、 前記ループ状態監視回路に応答して、前記送話器回路解
放回路及びループ保持回路の動作を制御するための継電
器と、 を有することを特徴とする画像信号中継装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1022638A JP2680100B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 画像信号中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1022638A JP2680100B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 画像信号中継装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02203660A JPH02203660A (ja) | 1990-08-13 |
| JP2680100B2 true JP2680100B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=12088382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1022638A Expired - Fee Related JP2680100B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 画像信号中継装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2680100B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63144647A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 公衆電話機用フアクス・インタ−フエ−ス・アダプタ |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP1022638A patent/JP2680100B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02203660A (ja) | 1990-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |