JPH02203509A - 負荷時タップ切換装置の切換開閉器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は気中またはガス中で適用する負荷時タップ切換
装置の切換開閉器に関する６ （従来の技術） 従来の負荷時タップ切換器は、例えば特公昭６１−６１
６９１号公報に示されたものがあるいこの負荷時タップ
切換器を含めて現在量も普及している油中しゃ新方式負
荷時タップ切換器は、電気的絶縁媒体、電流しゃ断時の
消弧媒体、または限流抵抗器の冷却媒体として絶縁油を
用いている、この絶縁油は上記媒体として最もすぐれて
おり、現在もこの油中式が使用されているのはこの点に
ある。

一方では都市の過密化にともない、電気機器は不燃化の
要求が高まっており、不燃性ガス絶縁機器が急速に発達
してきた。負荷時タップ切換器もその一つであり、電流
しゃ新要素に真空バルブを用いたものが数多く製品化さ
れている、（発明が解決しようとする課題） 既に周知の通り、負荷時タップ切換器にはタップ間短絡
時循環電流を抑制する限流抵抗器が用いられている。従
来の油中式負荷時タップ切換器をそのままガス絶縁式に
置換えることは、例えば限流抵抗器の冷却特性が大幅に
異なり、限流抵抗器の大形化につながり、しいては負荷
時タップ切換器を大形化しコストアップの要因となって
いた６従って従来の油中式のままガス絶縁式に置換える
には、冷却媒体として両者の差分だけ補うことが必要と
なってくる。

さらに、前記限流抵抗器を有する切換開閉器を駆動して
いる歯車機構及び蓄勢装置においては、駆動時における
各部の摩耗はさけられず、負荷時タップ切換器のように
多頻度切換を要求される機器においては金属粉の発生は
さけられないのが現状である。このことは、歯車機構及
び蓄勢装置の下側に配設される切換開閉器にと・って、
前記金属粉の飛散による付着、堆積がさけられない状態
であり、強いては、短絡事故等の大問題に発展する恐れ
がある、 本発明の目的は、限流抵抗器に対する冷却方式を改良し
て全体構造をコンパクトに構成し、さらに歯車機構及び
蓄勢装置から飛散してくる金属粉の切換開閉器への付着
、堆積を防止することのできる負荷時タップ切換装置の
切換開閉器を提供することにある。

〔発明の構成〕

（課Ｍを解決するための手段） 本発明による負荷時タップ切換装置は、駆動機構からの
駆動力を受けて切換開閉器に切換動作を行なわせるよう
に構成された蓄勢装置と、前記駆動機構からの駆動力を
増速機構を介して設置−１られて限流抵抗器に冷却気体
を送る円筒状羽根車と。

この円筒状羽根車の外周に取付したフィルターとから構
成したことを特徴とするものである。

（作用） 本発明においては、限流抵抗器の切換動作毎に円筒状羽
根車から送られる冷却気体によって有効に冷却され、同
時に前記円筒状羽根車から送られる冷却気体と共に歯車
機構及び蓄勢機構から発生する金属粉をフィルターへ送
ることにより金属粉の切換開閉器への付着、堆積は防止
される。

（実施例） 本発明の一実施例を第１図および第２図を用いて説明す
る。１は図示しない電動操作機構へ連結された減速機構
で電動操作機構から電力が伝達される。ビニオン２ａは
減速機構１の駆動側のウオームｌａからの動力が伝達さ
れたウオームホイール１ｂに直結され、その動力を平歯
車３ａへ減速させながら伝達する。この平歯車３８の動
力は、絶縁軸４ａを介して蓄勢装置５へ伝達されること
により、その蓄勢力を切換力に変換して切換開閉器６に
切換動作を行なわせる。

しかして本発明においては、このような従来の負荷時タ
ップ切換装置と同じ構成要素に加えて。

前記、ウオームホイール１ｂに直結されたビニオン２ａ
からもう一つの駆動系統を構成している。すなわち、前
記２平歯車３ａとは別方向に分岐して配設されたビニオ
ン２ａへも駆動力を伝達している。

このビニオン２ａから絶縁軸４ｂを介して平歯車３ｂに
伝達された駆動力をビニオン２ｃへ伝達する。このビニ
オン２ｃの動力はこれに直結された平歯車３ｃへと伝達
することによって、増速機構を形成する。

との増速機構の動力はこれに接続される旋回輪軸受７の
内歯車部分に締結された第２図に詳細を示す円筒状羽根
車８を旋回させることにより、第１゜図中の矢印方向に
ガスを移動させ、電流しゃ断時に発熱した限流抵抗器Ｒ
を冷却し、抵抗帯の温度を元の温度に低下させる。

さらに、前記、円筒状羽根車８の外周に取付されたフィ
ルター９により歯車機構部を含む蓄勢装置５の駆動時に
発生する金属粉を除去する。負荷時タップ切換装置は、
駆動力の伝達方式が可逆回転式である為、いずれの回転
方向であってもガスの移動方向を円筒状羽根車８の内部
から外部への一定方向とすることが、フィルター９の効
率上の面でも必要である。このために、円筒状羽根車８
の可動羽根８ａを第２図の実線状態又は破線状態で使用
することにより、ガスの移動方向を円筒状羽根車８の内
部から外部への一定方向とし、フィルター９の金属粉吸
着部をフィルター９の内側のみとし、金属粉吸着後の再
飛散がない構造に構成したことを特徴とする。

〔発明の効果〕

以上のように構成された本発明においては、タンプ切換
動作時の駆動機構の駆動力を用いて、円筒状羽根車を回
転させ抵抗帯を冷却するよう構成したことにより、気中
またはガス中で使用しても従来の油中式と同一の冷却特
性が得られることから、その構成も油中式と同一にする
ことができると共に、コンパクトに製作できる。また、
歯車機構及び蓄勢装置から飛散してくる金属粉の切換開
閉器への付着、堆積を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の負荷時タップ切換装置の切換開閉器の
一実施例を示す断面図、第２図は第１図の２−２断面図
である。 １・・・減速機構 ３・・・平歯車 ５・・・蓄勢装置 ７・・・旋回軸軸受 Ｒ・・・限流抵抗器 ２・・・ビニオン ４・・・絶縁軸 ６・・・切換開閉器 ８・・・円筒状羽根車 ９・・・フィルター

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）負荷時タップ切換装置の駆動機構からの駆動力を
   受けて切換開閉器に切換動作を行なわせるように構成さ
   れた蓄勢装置と、駆動機構からの駆動力を増速機構を介
   して設けられて限流抵抗器に冷却気体を送る円筒状羽根
   車と、この円筒状羽根車の外周に設けて歯車機構及び蓄
   勢装置から飛散される金属粉を除去するフィルターとか
   ら構成したことを特徴とする負荷時タップ切換装置の切
   換開閉器。