JPH0220273A - 冷凍食品の解凍調理方法及び装置 - Google Patents

冷凍食品の解凍調理方法及び装置

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JPH0220273A
JPH0220273A JP17071888A JP17071888A JPH0220273A JP H0220273 A JPH0220273 A JP H0220273A JP 17071888 A JP17071888 A JP 17071888A JP 17071888 A JP17071888 A JP 17071888A JP H0220273 A JPH0220273 A JP H0220273A
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JP
Japan
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food
cooking
cooking chamber
steam
infrared rays
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JP17071888A
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Kyozo Tomita
富田 恭三
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 10発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、食品関連業者や家庭等において、冷凍食品の
解凍調理や、ドリブの少ない食品の加熱調理を行う方法
及び装置に関する。
(従来の技術) 従来冷凍食品を解凍調理する場合は、マグネトロンとい
う真空管から出るマイクロ波を冷凍食品にあてて吸収さ
せ、そのエネルギーが熱に変わるのを利用して解凍調理
を行なう電子レンジが一般に使用されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記した電子レンジによる解凍調理は、冷凍食品の中心
部の方が先に熱くなって、水分の蒸発と熱の発散が起こ
る。このため食品の持つ水分や旨味が外部へ放出されて
、食品が持つ本来の旨味が損なわれるので電子レンジに
よる解凍調理品は美味しくないという問題点があった。
本発明は、前記した従来の問題点を解決する為になされ
たもので、赤外線の放射が調理室内部で行なわれ、又、
外部より調理室内へ蒸気が供給されるため、冷凍食品は
周りを熱に囲まれ、尚且つ、潜熱の高い蒸気により加熱
きれるから、熱と水分は外部より内部へ速く又、均一に
浸透して行くため、食品が持つ本来の旨味を引き出すの
で、冷凍食品を解凍調理したものでも、美味しく食へら
れる解凍調理方法及び装置を提供することを目的として
いる。
口1発明の構成 (課題を解決する為の手段) 前記した目的を達成するだめの本発明の手段は、調理品
の支持手段の上に冷凍食品を載せ、これに対して赤外線
の放射と蒸気の供給を行ない、赤外線による解凍調理と
蒸気による解凍調理とを同時に行う冷凍食品の解凍調理
方法と、調理室の内部に赤外線を放射させる加熱手段設
け、調理室内の中央部には調理品の支持手段を設け、調
理室の適所に内部へ蒸気を供給する供給手段を設けた冷
凍食品の解凍調理装置の構成と、 前記調理室をトンネル状に形成し、その中央部に食品を
支持して移送する移動式の支持手段を設けた冷凍食品の
解凍調理装置の構成とにある。
この解凍調理方法及び装置に於ける調理室は、小形の回
分式の場合は必要容積を有する方形、多角形、円形断面
等の箱形に形成して、この調理室内に所要時間食品を閉
じ込めて加熱を行なうもので、該調理室内部には、電気
式赤外線式ヒーターを装着して、これより調理室の内部
へ赤外線を放射させ、この放射と反射とで赤外線を四方
八方へ飛び交わせると共に、調理室の中央には受体を設
げ、この受体に食品を入れた通気性の容器を調理室の前
部に設けた開口より挿入して支持させ、食品が調理室の
中央部に支持されて前記した赤外線を全面へ均等に受け
る様にしたもので、この回分式の調理室は幾つかを上下
に重殺する後段形とすれば大量の食品の調理ができるも
のである。
又、前記した調理室は、大形の連続式の場合は、方形、
多角形、円形断面等のトンネル状に形成して、その始端
から終端へ所要時間で食品を移動させ、この間に加熱を
行なわせるもので、この調理室は前記同様に、内部には
電気式赤外線式ヒーターを装着して、これより調理室の
内部へ赤外線を放射させ、この放射と反射とで赤外線を
四方八方へ飛び交わせる様にし、トンネル状の調理室内
の中央には、水平ガイドに支持されるステイ、ネット等
の通気性コンベヤを張設し、このコンベヤに食品を載置
すると、食品が調理室の中央部に支持されて、前記した
赤外線を全面に均等に受けて移送される様にしである。
前記調理室にイτ1設した蒸気の供給手段は、調理室へ
必要に応じて蒸気を供給させるもので調理室外に設けた
ボイラ又は温水器により蒸気を導入し、供給口より調理
室内へ吹き込むもので、この蒸気は赤外線の放射と共番
コ供給すれば、赤外線により蒸気が加熱詐れて過熱蒸気
になるものである。
(作  用) 前記の様に構成きれる解凍調理装置は、小形の回分式の
ものに於て、その調理室内部に設置した加熱手段を加熱
すると多量の赤外線を調理室内へ放射するから、調理室
内の受体に食品を入れた容器を支持させれば、食品は調
理室内の中央部に支持されてその全面へ均等な赤外線の
放射を受ける。又、蒸気の供給手段より供給された蒸気
は、赤外線の加熱により過熱蒸気となり、前記食品は高
温で尚且つ、潜熱の高い蒸気により速く均一に加熱きれ
るから、冷凍食品も短時間で全面をむらなく加熱されて
、解凍調理されるため使い易く便利である。
即ち、蒸気と赤外線によって解凍調理されるため、食品
に対して輻射熱と水分が外部より内部へ速く均一に浸透
して行き、食品が持つ本来の旨味を引き出すので、冷凍
食品も極めて食味、食感の良い調理品になるものである
又、トンネル状の調理室を用いた連続式の場合は、前記
同様にしてその調理室内部に設置した加熱手段より多量
の赤外線を放射させると共に、供給手段から蒸気を供給
しながら、その内部に設けた移動式の支持手段をガイド
に沿って走行許せ、調理室の始端において支持手段の上
へ食品を供給すれば、食品はトンネル状調理室内を通過
する間に、赤外線の放射と供給された蒸気による加熱を
全面に均一に受けて前記同様の調理品に加工される操作
を連続自動的に施されるものである。
この際の蒸気は、赤外線による加熱で120°C以上の
過熱蒸気になるから、この状態において食品加熱を行な
えは、ジャガイモ・トウモロコシ・麺類・米穀類・豆類
が高温加熱により、旨味・風味を増して、蒸し時間も短
縮されるものである。
又、過熱蒸気の温度は必要に応じて、これを部分的、段
階的に変え得るし、赤外線の放射を止めれば、飽和蒸気
による蒸し状態に、逆に蒸気を止めれば、赤外線による
加熱調理になるものである。
(実施例) 以下に本発明に関する解凍調理装置の実施例を図面に基
づいて説明する。
図面第1図は小形の回分式調理器の実施例を示すもので
、図中1はその調理室で、内部に赤外線を放射する加熱
器2を設け、この加熱器2より調理室1内へ350 ’
C程度の加熱温度の赤外線を放射させ、この放射と、そ
の反射とで調理室1内に多量の赤外線を四方六方へ飛び
交わさせて、食品を全面加熱する様にしてあり、この調
理室1の前側には、後記する食品の容器を抜き挿しする
開口3を設け、調理室1の外側には断熱空間を形成する
様に覆筒4を設けである。
5は前記した調理室1内の中央部に食品を支持させる通
気性の容器で、その中に食品を入れ、この容器5を前記
開口3から調理室1内へ挿入して、その中間に設けた受
体6に支持きせると、食品は調理室1内の中間に保持さ
れて均一に加熱される。
7は前記した調理室1へ蒸気を供給するボイラーで、水
室aにセラミツクコティングを施した赤外線の放射筒す
を貫通させ、この中に加熱手段Cを配設して、放射@b
電熱により加熱し、これから水中へ赤外線を放射させ、
水を活性化すると共に、飽和蒸気を発生させる様に構成
し、このボイラー7を弁8を備える配管9により前記調
理室1のm個に設けた蒸気の供給部10へ接続して、配
管9の弁8を開くと、蒸気が供給部10の吹田口11よ
り調理室1内へ吹出し、蒸しが行われる様にしたもので
、このボイラー7は、赤外線の放射筒すに前記の通り、
内部の加熱手段Cを内設する代わりにガスバーデーを外
設し、その火炎を放射筒すを通過させて加熱するガス加
熱式としても、同様の機能を発揮するものであるが、こ
の例の図面は省略する。
尚、前記したボイラー7は加熱手段Cの電源を人、切し
て蒸気の供給を発停させる様にすれば、配管9に設けた
弁8は不要となるものである。
図面第2図は前記した回分式の大型の複膜形を示すもの
で、覆筒4内に複数の調理室1を所定間隔で上下に配設
し、各調理室1の内部には加熱器2を設け、その中央部
には受体6に支持される食品の容器5が収容してあり、
−側には蒸気の供給手段10が配置されていて、この調
理器は複数の調理室1において同時に調理ができるため
、回分式でも大量の食品を短時間に調理できるものであ
る。
図面第3図は、大型の連続式調理器の実施例を示すもの
で、この実施例の調理室1′は、前後が開放する方形断
面の長いトンネル状に形成し、その外側に覆筒4′を設
け、上側と下側にそれぞれ赤外線を放射する加熱器2を
設け、この加熱器2から調理室1′内に350’C程度
の加熱温度の赤外線を放射させて、この放射と反射によ
り調理室1゛内に多量の赤外線を四方六方へ飛び交わさ
せて、中の食品を全面から均等に加熱される様にしてあ
り、この加熱温度は、部分的2段階的に変えることがで
きる様にする。
5′は前記した調理室1゛内の中央部に食品を支持させ
る通気性のコンベアで、その上に食品を乗せ、このコン
ベア5゛を調理室1の中央部に水平に配設したガイド6
′に沿って、進行させると、食品は調理室1′の中央部
に保持されて、均一に加熱される様にしてあり、この調
理室1にも蒸気の供給部10を設け、これを第1図に示
したボイラー7と同様な構造で容量の大きいもの(図面
省略)と弁を備える配管(これらも図面省略)により接
続し、開弁時に調理室1′へ吹田口11より蒸気を供給
させて蒸しが行われる様にしである。
尚、前記通気性コンベア5′を目の細かいステンレス製
の赤外線反射タイプのものに変えると、赤外線を放射す
る加熱器2はこのコンベア5゛の上側だけでも同等の効
果が得られる。
又、加熱器2として面状のものを使用しているが、これ
を同等の棒状のものに変えても、又同等の効果が得られ
る。
12は前記した調理室1又は1′内の適所に設けた温度
センサで、調理室1又は1′内の温度を検知し、これが
設定値以上に上がると、制御器13により加熱を停止さ
せ、設定値以下に下がると、制御器13により加熱を再
開させて、調理室内を自動的に適切な温度に保持させる
ものである。
ハ0発明の効果 前記した構成の解凍調理装置において、調理室内部の調
理手段から放射される赤外線は放射と反射により調理室
内を飛び交い、支持手段により調理室の中央に支持され
る食品の全面を均等に加熱する。又、蒸気の供給手段よ
り供給された蒸気は赤外線により加熱されて高温度の過
熱蒸気となる。このため冷凍食品は、高温度の赤外線と
過熱蒸気により周りを囲まれて、尚、浸透性の良い輻射
熱と潜熱の高い蒸気とによる加熱であるため、熱と水分
が外部より内部へ速かに均一に浸透して行くため、食品
が持つ本来の旨味を引きして、冷めた後でも美味しく食
べられる解凍調理を得ることができる。
調理室をトンネル状とし、食品の支持にコンベアを用い
れば、連続的な食品調理により、均一製品を効能率的に
製造できる。
蒸気が赤外線により加熱されて120°C以上の過熱蒸
気になるから、この状態において食品加熱を行えは、芋
類・米穀類・麺類・豆類は高温の加熱により旨味・風味
を増し、蒸し時間も短縮される。
調理室に蒸気の供給手段を設けて、これより蒸気だけの
供給を行えば、調理室で飽和蒸気による冷凍食品の解凍
や食品の蒸しが行え、解凍・蒸しの後に、蒸気を止めて
赤外線を供給すれば、解凍・若しくは蒸しの後に食品を
加熱調理することも可能であり、又、油分や水分のトノ
ツブの少ない食品においては、赤外線による加熱調理も
可能である。
冷凍食品やドリップの少ない食品を解凍調理するため、
高温度の赤外線と過熱蒸気により同時加熱を行うと、冷
凍飯や冷凍麺等の食品はα化度が促進されると共に、表
面の付着水分が蒸発してしまうため、短時間で均一な冷
凍食品等の解凍・調理が行え、食味、食感が非常に良好
となるから、今後まずまず冷凍食品を使用した食生活を
送る上で、この解凍調理方法及び装置は非常に有効であ
る。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に関する冷凍食品の解凍調理装置の小形
の回分式の実施例を示す一部を縦断した正面図。第2図
は同上における大形回分式の実施例を示す一部を省略し
た縦断正面図。第3図は大形の連続式の実施例を示す縦
断側面図である。 図中1,1′は調理室、3は加熱手段、5,5は調理品
の支持手段、10は蒸気の供給手段である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)調理品の支持手段の上に冷凍食品を載せ、これに
    対して赤外線の放射と蒸気の供給を行ない、赤外線によ
    る解凍調理と蒸気による解凍調理とを同時に行うことを
    特徴とした冷凍食品の解凍調理方法。
  2. (2)調理室の内部に赤外線を放射させる加熱手段を設
    け、調理室内の中央部に調理品の支持手段を設け、調理
    室の適所に蒸気の供給手段を設けたことを特徴とする冷
    凍食品の解凍調理装置。
  3. (3)請求項第2項記載の調理室をトンネル状に形成し
    、その中央部に調理品を支持して移送する移動式の支持
    手段を設けたことを特徴とする冷凍食品の解凍調理装置
JP17071888A 1988-07-08 1988-07-08 冷凍食品の解凍調理方法及び装置 Pending JPH0220273A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17071888A JPH0220273A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 冷凍食品の解凍調理方法及び装置

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JP17071888A JPH0220273A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 冷凍食品の解凍調理方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0220273A true JPH0220273A (ja) 1990-01-23

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ID=15910109

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17071888A Pending JPH0220273A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 冷凍食品の解凍調理方法及び装置

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JP (1) JPH0220273A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012119388A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Omega Semicon Denshi Kk 過熱水蒸気供給装置及び基板処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012119388A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Omega Semicon Denshi Kk 過熱水蒸気供給装置及び基板処理装置

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