JPH02202348A - ボイスコイルモータ - Google Patents
ボイスコイルモータInfo
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Landscapes
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
おける微細位置決めに好適なボイスコイルモータに関す
るものである。
用装置としては、第26図に示すようなボイスコイルモ
ータが使用されている(例えば特公昭50−4241号
、同50−39805号公報参照)。第26図において
1はボイスコイルモータであり強磁性材料からなるセン
ターヨーク2と1強磁性材料からなり、内面に磁石3を
固着すると共に前記センターヨーク2と端部を磁気的に
結合してなるサイドヨーク4と、可動部材5とから構成
する。
ーヨーク2と磁石3とによって形成される空隙6内にコ
イル7を外周に巻回し、かつセンターヨーク2の長手方
向に移動自在とする。次に8はキャリッジであり、前記
可動部材5の一端と接続すると共に、下方にベアリング
9を設けて可動部材5と一体にセンターヨーク2の長手
方向移動自在とする。キャリッジ8にはヘッドlOを設
けて磁気ディスク11に臨ませる。
フレミングの左手の法則によりコイル7すなわち可動部
材5をセンターヨーク2の長手方向に移動させることが
できるから、キャリッジ8を介して磁気ディスク11に
対するヘッド10の位置決めを行うことができる。
キャリッジ8を取り付ける必要があるため重量の増大を
招来し、高速応答性を必要とする位置決め用装置では、
キャリッジ8を含む可動部分の慣性力が影響して性能を
充分に発揮できないという問題点がある。またへンドl
Oの移動精度はベアリング9の精度に依存するが、この
ベアリング9は精密なものにおいても2〜3μmの振れ
回りを有するため、ヘッド10は移動時において上下方
向に揺動することになる。従ってこのボイスコイルモー
タ1を、特に上下動を抑制したい装置1例えば超音波顕
微鏡における上下方向の要求移動精度が0.05μ−以
下の移動台などに適用しようとしても、要求精度を満足
することができないため第26図に示す態様では使用で
きない。
した精密移動台を別途製作し、ボイスコイルモータと接
続する手段が採用されてきた(例えば、精密機械51−
4 (1985) P、 750参照)。
ため前記第26図に示す装置と同様に高速応答性が損な
われるという問題点がある。
部を持つリニアモータとしては2例えば実開昭61−1
(10)78号公報に記載されるような提案がある。同
公報記載のものは、中央に配置されたヨークの外周と僅
かな隙間を保って囲む連続した複数個の可動コイルがあ
り、このコイル外周と適切な隙間を保って2片側又は両
側に配置された永久磁石、ヨークからなるリニアモータ
の、可動コイル内面部へ圧力空気を供給し中央のヨーク
外周と。
るものである。上記の構成により、推力発生部と軸受部
とが一体化され、前記の構成のものと比較して小型化、
軽量化の効果が期待される。
可動コイル構成部材であるボビンに空気通路および空気
通路と連通ずる複数個の溝を穿設する必要があるため、
ボビンの薄肉化に限界があり。
溝をボビンの内面に設ける必要があるため。
.1μ醜以下の振動成分を要求される用途には全く適用
することができないという問題点がある。
イル7に電流を流し続けると発熱するため 特に長時間
連続して作動させる場合には出力が制限されていた。よ
り大なる出力を得たい場合には、コイル7を空気吹付に
よって冷却する等の手段が必要となり、装置全体の構成
が複雑になるという問題点がある。
化できる方式を明らかにし、高精度であり、かつ作動円
滑であると共に高速応答性に優れ。
よび信頼性の高いボイスコイルモータを提供することを
目的とするものである。
、センターヨークと、このセンターヨークの外方に設け
かつ内面に磁石を固着してなるサイドヨークと、前記セ
ンターヨークと磁石との間にセンターヨークを包囲する
ようにかつセンターヨークの長手方向に移動自在に形成
してなるコイルとからなるボイスコイルモータにおいて
センターヨーク内に長手方向移動自在に形成したコイ
ル支持部材と、センターヨークまたは磁石の少な(とも
一方との間に空気軸受を形成する。という技術的手段を
採用した。
してなるサイドヨークと、前記センターヨークと磁石と
の間にセンターヨークを包囲するようにかつセンターヨ
ークの長手方向に移動自在に形成してなるコイルとから
なるボイスコイルモータにおいて、構成部材を横断面矩
形または正方形に形成し、中空角筒状に形成しセンター
ヨークの長手方向移動自在に設けたコイル支持部材の内
面と、空気吹出孔を設けたセンターヨークの外面との間
に空気軸受を形成する。という技術的手段を採用した。
してなるサイドヨークと、前記センターヨークと磁石と
の間にセンターヨークを包囲するようにかつセンターヨ
ークの長手方向に移動自在に形成してなるコイルとから
なるボイスコイルモータにおいて、構成部材を横断面矩
形または正方形に形成し、中空角筒状に形成しセンター
ヨークの長手方向移動自在にコイル支持部材を設けてボ
イスコイルモータを形成すると共に、このボイスコイル
モータを2対並列にかつ中間にスライダを配置して前記
コイル支持部材を連結し、このスライダと、このスライ
ダと対向するサイドヨークまたはサイドヨークと接合し
てなる部材の何れか一方との間に空気軸受を形成する。
たは磁石と非接触状態で係合すると共に。
気軸受によって形成したため1円滑かつ高応答性ある駆
動が可能である。
、同一部分は前記第26図と同一の参照符号で示す、第
1図において12は支持軸であり可動部材5と同軸的に
固着すると共に、センターヨーク2に設けた穴13の内
面13aとの間に空気軸受を形成する。すなわち支持軸
12および穴13の直径を例えば15 mとし9両者の
表面を研削加工後ラップ加工により1間隙を20〜30
μ−となるように形成する。なお支持軸12の中心部に
は穴14を設けると共に自由端に空気導入口14 aを
開口する0次に15は空気吹出孔であり。
宛穿設する。なお空気吹出孔15の直径は例えば0.3
〜0.5mに形成する。
4aから空気を導入すれば、この空気は穴14および空
気吹出孔15からセンターヨーク2の穴13内に吹き出
して空気軸受を形成することができ、支持軸12はセン
ターヨーク2とは非接触状態で浮上する。従ってコイル
7に通電することにより、磁気ディスク11に対するヘ
ッド10の位置決めを行い得るのである。なお可動部材
5およびコイル7とセンターヨーク2および磁石3との
間隙は各々0.5鵬程度が確保されているため可動部材
5と一体的に設けられた支持軸12がセンターヨーク2
の穴13内で浮上し、かつ長手方向に移動しても、前記
両者が相互に接触して可動部材5の移動が妨害されると
いうことはない。
図は第2図におけるA−A線断面拡大図であり、同一部
分は前記第1図と同一の参照符号で示す0両図において
、 16は支持部材であり。
6aを設け、支持軸12の一方の端部を支持するように
形成する。なお支持部の穴16 bと支持軸12との間
隙は直径で20〜50 μmに形成すると共に、長さ!
、深さ0 、2 m11以上の環状の四部16cおよび
空気導入口16dを設ける。この場合凹部16cの長さ
!は支持軸12の軸方向移動距離より若干大に形成する
ことが好ましい。
一方を穴14に、他方を前記凹部16cに臨むように設
けた空気受渡孔12bと連通させる。
設すると共に、内部に穴18を穿設して前記空気導通穴
12aと連通状態とする。19は直径0.3〜0.5m
mの小孔であり、前記突起17の端部近傍に、突起17
の円周方向に開口し、穴18と連通ずるように形成する
。20は小片であり。
かつ突起17と対向するように設ける。なお小片20と
突起17との間隙は片側で10〜15 μmとする。
むと、この空気は凹部16c、空気受渡孔12 bを経
て穴14に到達する。以後は11」記第1実施例と同様
にして支持軸12とセンターヨーク2との間に空気軸受
を形成することができ、可動部材5をセンターヨーク2
の長手方向に円滑に移動することができる。この場合空
気は静止状態にある支持部材16の支持部16 aから
導入されるので、可動部材5に空気導入のためのパイプ
等を接続する必要がなく、可動部材5の重量が軽減され
、高速移動性を向上させることができる。なお支持部材
16の支持部113aと支持軸12との同軸性を確保す
ることが必要であるが1例えば調整ねし16eによって
行い得る。
いて記述する。支持軸12内の空気導通穴12aに導入
された空気の一部は、突起17内に設けた穴18を経て
小孔19から吹き出されるから、突起17と小片20と
の間にも空気軸受が形成される。従って支持軸12およ
び可動部材5の回転止めを行うことができる。この場合
可動部材5および支持軸12の長平方向の移動には一切
支障がなく3円滑な移動を確保することができる。
支持軸12の中心の回りに回転してはならない装置用と
して好適である。
、前記第3図に示すものの改良例である。
の奥側端部に形成すると共に、前方端部と支持部16a
との間に空気軸受を形成したものである。この場合支持
部12cには空気吹出孔15を1個所のみにした点が前
記実施例と異なる。
第6図および第7図は各々第5図におけるB−B線断面
図およびC−C線断面図である。
空円筒状に形成し、支持部16a内に一体に固着すると
共に、支持軸12と同軸的に保持する。空気軸受ブロッ
ク21の外周には軸線と平行に空気通路溝21 aを空
気導入口16 dと臨むように設けると共に、軸方向両
端部近傍に設けた環状溝21 bと連通ずるように形成
する。なお環状溝21 bには空気軸受ブロック21の
内周面に開口する放射状の空気吹出孔15を各々6個宛
、計12個穿設する。空気吹出孔15の内径は0.3〜
0.5閾とし、空気軸受ブロック21 と支持軸12と
の間隙は直径で20〜30 μ腸とするのが好ましい、
なお21 cは凹部であり、前記第2図における凹部1
6cと同様に環状に形成し、孔21dを介して空気通路
溝21 aと連通させる。
めば、この空気は空気通路溝21 aおよび環状溝21
bを経由して空気吹出孔15から吹き出し、空気軸受
ブロック21 と支持軸12との間に空気軸受を形成す
ることができる。一方空気は空気通路溝21 a 、孔
21d、四部21 cおよび空気受渡孔12bを経て空
気導通穴12aに至るから5第4図に示すように支持軸
12の他方の端部において空気軸受を形成する。このよ
うに支持軸12の両端部において、かつ支点間距離を充
分に確保した状態で支持することができるため。
合における曲げモーメントに対しても、充分に大なる支
持剛性によって対抗することができる。また支持軸12
とセンターヨーク2との間における空気軸受は、第4図
に示すように空気吹出孔15を1個所膜けるのみでよく
、構造が簡単になる。
図および第10図は各々第8図におけるD−D線断面拡
大図およびE−E線断面拡大図であり、同一部分は前記
実施例と同一の参照符号で示す。これらの図において、
32はセンターヨークであり2例えば横断面を扇形に形
成すると共に間隔を介して配設し、奥側端部に固着した
円板状の連結ヨーク31によってサイドヨーク4と連結
する。磁石3は中空円筒状に形成して、サイドヨーク4
の内面に固着する0次に92 aはボスであり、支持軸
12に嵌着すると共に、放射状のリブ24を固着してそ
の外周にコイル25を設ける。
動体と、磁石3およびセンタ−ヨーク32三者間の夫々
の間隙は0.5m程度に形成し、相互に干渉しないよう
に形成する0次に90は空気軸受部材であり、支持軸1
2の奥側端部に設ける。
着して形成し、中空筒状に形成した軸91を介して支持
軸12と一体に固着する。なお突起93の直径寸法は、
磁石3の内面との間に直径において25〜30μmの間
隙を形成するように精密加工すると共に、少なくとも1
個の突起93の軸線の横断面厚さ寸法を、センターヨー
ク32に形成された間隙32 aより25〜30μ−小
さく加工し、小孔96を開口させる。95は小孔であり
、突起93内に設けた穴94と連通し。
ましい。97は栓であり、軸91の空気導通穴91 a
の端部に固着する。なお支持軸12の他の端部を支持す
る支持部16aの構成は前記第4図ないし第7図に示す
第3実施例におけるものと同一である。
ると、支持部16 aにおいては前記第3実施例におい
て記述したように空気軸受が形成される一方、支持軸1
2の奥側端部においても空気軸受が形成される。すなわ
ち空気は支持軸12内の空気導通穴12 a 、軸91
内の空気導通穴91a、突起93内の穴94を介して小
孔96から吹き出すから、空気軸受部材90と磁石3と
の間に空気軸受を形成することができ、支持軸12およ
びコイル25を非接触状態に保持して、長手方向に移動
自在とすることができる。一方空気軸受部材90の突起
93に設けた小孔95から、センターヨーク32の壁面
にも空気が吹き出して、空気軸受を形成するから、支持
軸12およびコイル25の回転止めの作用がある。なお
本実施例においては空気軸受部材90を第8図において
コイル25の左方に配設した例について記述したが、空
気軸受部材90をコイル25の右方に設けてもまた両方
に設けても作用は同一である。
あり、前記第10図と対応する。すなわち本実施例にお
いては、前記第9図における空気軸受部材90とリブ2
4およびコイル25とを合体させて形成したのである。
の突起93を設け、外側のリング98と磁石3の内面と
の間に空気軸受を形成する。なおリブ24をすべて突起
93に代替えしてもよい。
の総体的な剛性が増大し、荷重負荷能力の高いボイスコ
イルモータとすることができる。
めには、前記第10図に示すコイル25.保持用のリブ
24に第9図に示すような穴94を設け、コイル25を
形成する素線間に空気吹出用の小孔を設けて空気軸受を
形成することも可能である。但し、上記のような構成と
する場合には コイル25の外周面を滑らかに、かつ高
精度で仕上げる必要があり、その−手段として1表面を
樹脂コートした後、平滑仕上げを行うこと、または薄肉
のアルミニウム管を装着して接着した後、その表面を平
滑仕上げすることもできる。
実施例における部材の要部断面拡大図および要部平面拡
大図であり、同一部分は前記第11図と同一の参照符号
で示す。まず第12図において、 94aはオリフィス
であり、リング98を開口させる。このように形成する
ことにより突起93に設ける穴94の内径を若干大きく
形成することができる。従ってオリフィス94 aの内
径を0.3〜0.5鵬の小径とした場合においても5途
中の空気抵抗を減少させ得ると共に、空気軸受構成部材
の剛性を向上させ得る0次に第13図は。
ように深さ0.1〜0.5mmのエアポケット99若し
くは99 aを設ける。このような構成により。
15図は第14図におけるF−F線断面図であり、同一
部分は前記第8図および第10図と同一の参照符号で示
す。両図において4aは段部であり、サイドヨーク4の
奥側端部を内方に突出させて形成し、その内径をセンタ
ーヨーク32の外径より僅かに大に形成して両者を同軸
的に嵌合可能とする。サイドヨーク4の他の端部には。
うに形成する。次に16 fは環状溝であり連結ヨーク
31 a とセンターヨーク32との接合面に設け、連
結コーク31 aに設けた空気導入口33と連通させる
。次にセンターヨーク32には支持軸12の近傍に、軸
と平行な空気導通穴32aを6個設けると共に、軸方向
所定距離を介して空気吹出孔15を連通状態で計12個
開口する。
て開口する空気吹出孔23を開口する。
ば、T!il状溝16 fおよび空気導通穴32aを介
して空気吹出孔15がら空気が吹き出し。
ル25を支持することができ5コイル25への通電によ
り長手方向への移動ができる。なおセンターヨーク32
に空気吹出孔23を設けであるため、センターヨーク3
2とリブ24との間にも空気軸受が形成され、支持軸1
20回転止めを行い得るのである。なお支持軸12への
空気吹出孔15の一方を連結ヨーク31 aに設けても
作用は同一である。
17図および第18図は各々第16図におけるG−G線
断面図およびH−H線断面図であり、同一部分は前記第
14図および第15図と同一の参照符号で示す。これら
の図において、34は空気軸受ブロックであり、中空円
筒状に形成すると共に連結ヨーク31,31aの中心部
に支持軸12と同軸的に固着する。なお空気軸受ブロッ
ク34の外周には環状溝22を設けると共に、この環状
溝22と連通し、かつ支持軸12に対向する空気吹出孔
15を開口する。なおセンターヨーク32には2個の空
気導通穴32 aを設けるが。
うに形成する。
aに各々設けた2個の空気軸受ブロンク34によって支
承されると共に、センターヨーク32とリブ24によっ
て形成される空気軸受によって回転止めがなされる。従
って2個の空気軸受ブロック34.34間の距離を比較
的大に設定し得る結果1曲げ剛性を大とし得るという利
点がある。また回転止めは1組の空気導通穴32 aと
空気吹出孔23とから形成されるため、前記第14図お
よび第15図に示す第8実施例よりも更に形状が簡単に
なり、製作が容易となる。
第20図は第19図におけるJ−J線断面図であり、同
一部分は前記第16図ないし第18図と同一の参照符号
で示す、両図において。
部35 bとからなり、中空管状部35 aを。
内に挿入し、平板部35 bを一方の連結ヨーク31に
固着する。中空管状部35 a内に設けた空気導通穴3
6は一方の端部を空気導入口37として開口すると共に
、支持軸12内において空気吹出孔15を各々間隔5d
いて連通開口する。
連通させる。
ば、空気は空気導通穴36を介して空気吹出孔15から
吹き出し、空気軸受部材35と支持軸12との間に空気
軸受が形成される。一方空気吹出孔15から吹き出した
空気は、更に隙間35 cから穴24aを介して空気吹
出孔23がらセンターヨーク32に吹き出すから、支持
軸120回転止めを行うことができる。
視図である。前記の実施例においては各構成部材が何れ
も横断面が円形のものについて記述したが1本実施例以
降のものは構成部材が矩形若しくは正方形のものであり
、同一部分は前記の図と同一の参照符号で示す。第21
図において。
をその外側に巻装する。受圧管26とセンターヨーク3
2との間隙は片側でlθ〜15 μ用に形成すると共に
、この間隙にひ冨むセンターヨーク32の表面には空気
導入口37と連通ずる空気吹出孔15およびエアポケッ
ト99を設けて空気軸受を形成する。なおエアポケット
99と受圧管26とは、受圧管26の移動範囲において
両者が確実に重合状態を保持するように長さ寸法を選定
する。
がら空気を吹き込み、コイル25に通電すれば受圧管2
Gは空気軸受により浮遊状態となり、センターヨーク3
2の長手方向に円滑に移動することができる。
り、超音波顕微鏡用移動台に本発明のボイスコイルモー
タを適用した例である。同図において27はプレートで
あり、受圧管26の上下に固着し、先端にホルダ71を
設ける。
ず)を装着して駆動すれば、ホルダ71をセンターヨー
ク32の長手方向に円滑に往復移動させることができる
から、試料(図示せず)の超音波顕微鏡観察を行い得る
。このような装置において、プレート27およびホルダ
71等の装着部材の重心が受圧管26およびコイル25
の重心から極端にずれると、高速移動時において曲げモ
ーメントを発生し 可動部材に不都合な振動を発生する
こととなる。従って前記両者の重心を可能な限り近付け
、若しくは一致させることが望ましい。
視図、第24図は第23図における要部横断面図である
。両図においてla、lbはボイスコイルモータであり
、基本的には前記第21図に示すものと同一構成のもの
である。29は固定板であり、ボイスコイルモータla
、lbの奥側端部に固着し、ボイスコイルモータla、
lbを並列に連結する。28はスライダであり、横断面
形状を略工字形に形成し、連結板30により2個のコイ
ル25と連結する。次に4bは空気導通穴であり、スラ
イダ28と対向するサイドヨーク4に設け、サイドヨー
ク4の端面に開口する空気導入口37と連通させる。4
cは空気受渡孔であり。
けた空気受渡溝28 bと対向して開口する0次にスラ
イダ28には空気受渡溝28 bと連通ずる空気導通穴
28 aを設けると共に、この空気導通穴28 aと連
通し、かつサイドヨーク4の上下側面に開口する複数個
の空気吹出孔23を設ける。28 cは排気溝であり、
スライダ28の長手方向に設け、端部において大気と連
通ずるように形成する。なお第24図においては理解を
容易にするために、スライダ28内の空気流通路を1個
の断面内において表示したが、実際には空気導通穴28
aは第23図において空気受渡溝28 bの中央に、
また空気吹出孔23はスライダ28の両端部近傍に穿設
しである。
間に空気軸受を形成することができ、スライダ28.コ
イル25等からなる可動部材を浮遊状態に保持し、サイ
ドヨーク4およびセンターヨーク32の長手方向に移動
させることができる。
ヨーク4の空気導通穴4bを経て空気受渡孔4cから吹
き出す。その後スライダ28に設けた空気受渡溝28
bおよび空気導通穴28 aを経て空気吹出孔23から
サイドヨーク4の上下側面に吹き出し、空気軸受を形成
するのである。吹き出し後の空気は排気溝28 cを経
て大気中に排出される。
.m石3との間には0.5++m程度の間隙があるため
、これらを相互に接触させることなくボイスコイルモー
タla、lbを固定Fi29によって組み立てることば
掻めで容易である。なお固定板29をサイドヨーク4の
一方の端部に設けたのみでは、空気軸受の作動時におい
て空気圧のために他方の端部が開くおそれがある場合に
は、固定板29をサイドヨーク4の両端部に設けてもよ
い。
あり、同一部分は前記第23図および第24図と同一の
参照符号で示す。同図において41は空気軸受ブロック
であり、スライダ28と対向するサイドヨーク4の側面
に固着する0次に41a、41bは各々空気導通穴およ
び空気受渡孔であり、前記第23図および第24図にお
ける空気導通穴4bおよび空気受渡孔4cと対応する。
が、前記第13実施例におけるものと同一の構成である
。
1との間に空気軸受が形成されるから。
。空気軸受の構成部材には1μmオーダーの加工精度が
要求される。−古本実施例におけるようなボイスコイル
モータでは、磁石3を着磁するとその磁力によってサイ
ドヨーク4が変形し。
を着磁した後においてサイドヨーク4を精密仕上げする
必要がある。しかしながら組み立てたボイスコイルモー
タの構成部材を仕上げ加工することは極めて煩雑であり
、かつ作業性を低下させるのみならず、磁力を有する部
材の加工においては切粉が吸着するため作業性を一層低
下させるという不都合がある。この点第25図に示すよ
うな構成とすることにより、空気軸受ブロック41を別
個に製作した後、磁石3の着磁を完了したサイドヨーク
4に接着するのみで組み立てをすることができるという
利点がある。従って空気軸受ブロック41の単体高精度
加工が可能となるのみならず。
定が可能となる。
形軸に設ける空気軸受の空気吹出孔の数を6個、また間
隙を直径で25〜30μ−として説明してきた。しかし
、これらの数値は上記に限られるものではなく1例えば
空気吹出孔の数は3個以上を円周上に等間隔で配置し、
また間隙は直径で20〜60μ論程度とするなど、適宜
選定することが可能である。また、第11実施例では。
れも空気軸受の設計上の選択で更に異なる形状(排気溝
をサイドヨークに設ける。また、サイドヨークのエツジ
を大きめに面取りして排気溝に使うなど)や数量を採用
することも可能である。
スコイルモータ内の相手部材を、磁石またはセンターヨ
ークのいずれかにしてきた。しかし、場合(空気軸受が
2個の場合など)によってはその双方を同時に使った方
式も設計することは可能である。
下記の効果を期待できる。
気軸受移動装置を一体に設は得るため、装置全体を小型
化、軽量化することができる。
機械装置における移動装置として好適である。
ため、空気軸受からの排気によってコイルを冷却するこ
とができ、出力を従来のものより20〜40%向上させ
得る。
図は本発明の第2実施例を示す要部縦断面図、第3図は
第2図におけるA−A線断面拡大図、第4図は本発明の
第3実施例を示す要部縦断面図、第5図は第4図におけ
る支持部の縦断面拡大図、第6図および第7図は各々第
5図におけるB−B線断面図およびC−C線断面図、第
8図は本発明の第4実施例を示す要部縦断面図、第9図
および第10図は各々第8図におけるD−D線断面拡大
図およびE−E線断面拡大図、第11図は本発明の第5
実施例を示す要部横断面図、第12および第13図は各
々本発明の第6実施例および第7実施例における部材の
要部断面拡大図および要部平面拡大図、第14図は本発
明の第8実施例を示す要部縦断面図、第15図は第14
図におけるF−H線断面図、第16図は本発明の第9実
施例を示す要部縦断面図、第17図および第18図は各
々第16図におけるG−C線断面図およびH−H線断面
図、第19図は本発明の第10実施例を示す要部縦断面
図、第20図は第19図におけるJ−J線断面図、第2
1図は本発明の第11実施例を示す一部破砕要部斜視図
、第22図は本発明の第12実施例を示す要部斜視図、
第23図は本発明の第13実施例を示す一部破砕要部斜
視図第24図は第23図における要部横断面図、第25
図は本発明の第14実施例を示す要部横断面図、第26
図は従来のボイスコイルモータを示す要部縦断面図であ
る。 2.32 :センターヨーク、3:磁石、4:サイドヨ
ーク、5:可動部材、7,25:コイル。 12:支持軸、15,23;空気吹出孔、16:支持部
材、16d:空気導入口。
Claims (10)
- (1)センターヨークと、このセンターヨークの外方に
設けかつ内面に磁石を固着してなるサイドヨークと、前
記センターヨークと磁石との間にセンターヨークを包囲
するようにかつセンターヨークの長手方向に移動自在に
形成してなるコイルとからなるボイスコイルモータにお
いて、センターヨーク内に長手方向移動自在に形成した
コイル支持部材と、センターヨークまたは磁石の少なく
とも一方との間に空気軸受を形成したことを特徴とする
ボイスコイルモータ。 - (2)センターヨーク内に設けた穴内面と、コイル支持
部材を構成する支持軸との間に空気軸受を形成した請求
項(1)記載のボイスコイルモータ。 - (3)横断面形状を閉鎖断面に形成した磁石内面と支持
部材との間に空気軸受を形成した請求項(1)記載のボ
イスコイルモータ。 - (4)サイドヨークの端面に設けた支持部材と支持軸の
一方の端部との間に空気軸受を形成した請求項(2)記
載のボイスコイルモータ。 - (5)支持部材に空気導入口を設けた請求項(4)記載
のボイスコイルモータ。 - (6)コイル支持部材にコイルの回転止めを設けた請求
項(1)記載のボイスコイルモータ。 - (7)回転止めが空気軸受からなる請求項(6)記載の
ボイスコイルモータ。 - (8)円周方向に分割したセンターヨークと、コイル支
持部材を構成するリブ部材との間に回転止めを形成した
請求項(7)記載のボイスコイルモータ。 - (9)センターヨークと、このセンターヨークの外方に
設けかつ内面に磁石を固着してなるサイドヨークと、前
記センターヨークと磁石との間にセンターヨークを包囲
するようにかつセンターヨークの長手方向に移動自在に
形成してなるコイルとからなるボイスコイルモータにお
いて、構成部材を横断面矩形または正方形に形成し、中
空角筒状に形成しセンターヨークの長手方向移動自在に
設けたコイル支持部材の内面と、空気吹出孔を設けたセ
ンターヨークの外面との間に空気軸受を形成したことを
特徴とするボイスコイルモータ。 - (10)センターヨークと、このセンターヨークの外方
に設けかつ内面に磁石を固着してなるサイドヨークと、
前記センターヨークと磁石との間にセンターヨークを包
囲するようにかつセンターヨークの長手方向に移動自在
に形成してなるコイルとからなるボイスコイルモータに
おいて、構成部材を横断面矩形または正方形に形成し、
中空角筒状に形成しセンターヨークの長手方向移動自在
にコイル支持部材を設けてボイスコイルモータを形成す
ると共に、このボイスコイルモータを2対並列にかつ中
間にスライダを配置して前記コイル支持部材を連結し、
このスライダと、このスライダと対向するサイドヨーク
またはサイドヨークと接合してなる部材の何れか一方と
の間に空気軸受を形成したことを特徴とするボイスコイ
ルモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1019100A JP2793613B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | ボイスコイルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1019100A JP2793613B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | ボイスコイルモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02202348A true JPH02202348A (ja) | 1990-08-10 |
JP2793613B2 JP2793613B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=11990059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1019100A Expired - Lifetime JP2793613B2 (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | ボイスコイルモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2793613B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1001511A2 (en) * | 1998-11-12 | 2000-05-17 | Systems, Machines, Automation Components Corporation | Linear actuator with burn-out-proof coil |
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1989
- 1989-01-27 JP JP1019100A patent/JP2793613B2/ja not_active Expired - Lifetime
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EP1001511A3 (en) * | 1998-11-12 | 2001-03-21 | Systems, Machines, Automation Components Corporation | Linear actuator with burn-out-proof coil |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2793613B2 (ja) | 1998-09-03 |
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