JPH02202170A

JPH02202170A - ファクシミリ装置および記録装置

Info

Publication number: JPH02202170A
Application number: JP1020991A
Authority: JP
Inventors: Haruo Ishizuka; 晴男石塚; Yuji Seki; 関　勇二
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-01-31
Filing date: 1989-01-31
Publication date: 1990-08-10
Anticipated expiration: 2014-05-31
Also published as: JP2896393B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、ファクシミリ装置等の画像記録装置に関する
。

［従来の技術］従来より、読取装置と、記録装置と、これら装置を制御
して他のファクシミリ装置とデータの送受信を行なうコ
ントローラとを有するファクシミリ装置が知られている
。

このファクシミリ装置では、ＩＸ稿を送信する場合には
、読取装置に設けたイメージセンサにより原稿の片面を
１枚ずつ読取り、この読取データをコントローラによっ
て所定の送信データに変換し、通信制御装置を介して相
手ファクシミリ装置に送信する。また、受信時には、相
手ファクシミリ装置から送られてきたデータを記録デー
タに変換し、記録装置によって記録紙の片面にプリント
アウトするようになっている。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、上記従来技術では、記録紙の両面に記録
することが可濠な情報であっても、常に片面に記録する
ことしかできず、記録紙の無駄使いとなる問題点があっ
た。

本発明は、記録紙を簡約でき、記録済用紙の管理を容易
とすることができる画像記録装置を提供することを目的
とする。

［課題を解決する手段］本発明は、読取装置と記録装置およびこれら装置を制御
して他の装置とデータを送受信するコントローラとを有
する画像記録装置において、上記記録装置は記録紙の両
面記録を行う構成を有するとともに、少なくとも２頁分
の画像メモリを有し、受信した画像データを記録した記
録紙が記録装置から排出されるまで、この画像データを
保持することを特徴とする。

［作用］本発明では、記録紙の両面に記録を行なうことにより、
片面に記録する場合に比べて、記録紙を半分に節約でき
る。また、記録後の記録紙の枚数を、２分の１とするこ
とができ１枚数の減少によって書類としての管理を容易
とすることができる。

また、本発明では、？頁分の画像メモリを有し、記録紙
の表裏両面に記録される２頁分の画像データを記録紙が
排出されるまで保持することから、記録の途中でジャム
等が生じ、再記録が必要となったときにも、２頁分の画
像を容易に再現でき、欠落頁の無い適正な記録を行うこ
とができる。

［実施例］第１図は、本発明の一実施例によるファクシミリ装Ｗ１
１の概要を示すブロック図である。

このファクシミリ装置ｌは、原稿の両面の読取りを可能
とした読取装置２と、記録紙の両面記録を行う記録装置
３と、これら読取装置２および記録装置３を制御を行な
うコントローラ４とを有している。またコントローラ４
は、モデムやＤＳＵ（宅内データ回線終端装置）を内蔵
した通信制御装置５を介して通信網６に接続されている
。

第２図は、このファクシミリ装置ｌｌにおいて。

両面処理モードによる送信、受信、コピーの基本動作を
示すフローチャートである。

まず、ファクシミリの動作モードが指定され（Ｓ　１０
）　、送信モードが指定されると（Ｓ　１１）　、読取
装ｆｉ２が原稿の両面を読込み（Ｓ　ｌ　２）　、この
読込んだデータを通信制御装置５が所定の送信データに
変換し、相手ファクシミリ装置に送信する（Ｓ　１３）
　、ここでデータの送信は２チヤンネルの通信インタフ
ェースを使用することにより両面同時に送信することも
できるし、１チヤンネルの通信インタフェースを使用す
ることにより片面ずつ順に送信することもできる。

そして、以上の動作をセットされた原稿に対して順次実
行し、全原稿の送信が終了することにより（Ｓ　１４）
　、処理を終了する。

また、Ｓｌｌにおいて、コピーモードが指定されると、
読取装？１２が原稿の両面を読込み（Ｓ　１５）　、こ
の読込んだデータを、記録装置３が記録紙の両面に記録
する（３１６）　、なお、この記録時に、読取装置２に
よって読込まれた原稿の両面の画像データは、−組２頁
分の画像データとして、画像メモリに格納され、この原
稿のコピーが終了し記録紙が排出されるまで保持される
。

また、データの受信時には、通信制御装置５が外部より
データを受信しく５１８）、この受信したデータをコン
トローラ４により画像データに展開して記録用のデータ
に変換した後、記録装！１３が記録紙の両面記録を行う
（Ｓ　ｌ　９）　。

この両面記録においては、受信した２頁分の画像データ
を一組として１画像メモリに格納し、この２頁分の画像
の両面記録が終了し記録紙が排出されるまで保持する。

そして、記録の途中でジャム等が生じ、再記録が必要と
なったときには、画像メモリに格納した２頁分の画像を
再度呼出して新たな記録紙に記録を開始するようになっ
ている。これによって、欠落頁の無い適正な記録を行う
ことができる。

そして、受信完了（Ｓ　２０）により処理を終了する。

第３図は、記録装置３の構成を示す側面図である。

この記録装置３は、レーザビームプリンタとして構成さ
れており、記録紙７がセットされたペーパーカセット８
と、給紙び−ラ９と、レーザスキャナ、感光ドラム、現
像器等よりなる記録ユニット１０と、定着ローラ１１と
、反転切換部１３と、反転機構部１４と、排紙ローラ４
０と、排紙トレイ４１と、排紙センサ４２とを有する。

この記録装！！３では、まず、記録紙７の表面に、記録
ユニット１０および定着ローラ１１で記録を行なった後
、排紙トレイ４１偏に導かれた記録紙７を排紙ローラ４
０の反転駆動と反転切換部１３の作動によって反転機構
部１４に導き、再度記録ユニツ１−１０に送って裏面の
記録を行ない排紙トレイ４１にスタックする。

ところで、上述のような両面記録を行うファクシミリ装
置においても、正常に受信動作が行われた場合には、第
４図（１）に示すように、画像データを１頁分ずつ画像
メモリに受信して順番に記録紙の表裏に記録していけば
よい、また、第４図（２）に示すように、記録紙の表面
に記録している段階でジャムが発生した場合にも、次の
記録紙に対し、記録動作中である表面のデータから再び
記録をやり直せばよいので１画像メモリは１頁分の容量
で足りる。しかし、第４図（３）に示すように、記録紙
の裏面に記録している段階でジャムが発生した場合には
、記録動作中の裏面のデータ゛でなく、既に記録し終っ
た表面のデータから再び記録をやり直さなければならな
い、したがって、この場合には、；面の記録が終了する
まで、表面の受信データを保持している必要がある。そ
こで、この実施例のファクシミリ装置では、２頁分の画
像メモリを用意して、記録紙の裏面の記婦中丁にジャムが発生した場合にも、以Ｘのように受信側独自
の処理により、記録のやり直しを行うことができる。

第５図は、このやり直しを行う場合のファクシミリ装置
の動作を示すフローチャートである。

まず、ファクシミリ装置は着呼によって受信を開始しく
３２１）、表面として１ページを受信し、コントローラ
４内部の画像メモリに記憶する（３２２）、次に、３２
２で記憶した画像データを記録紙の表面に記録し、記録
紙を反転する（Ｓ２３）、ここで、ジャムが発生した場
合（Ｓ２４）、ジャム処理が終わり、回復するまで待機
しく５３０）、その後Ｓ２３に戻る。

３２３でジャムが無ければ、全ページを受信。

記録したかをチエツクしく５２５）、全ページが終了し
ていれば、記録紙を排出し、受信を絆了する（Ｓ３２）
、また、Ｓ２５において全ページが終了していない場合
には、裏面が受信済かチエツクしく５２６）、まだなら
裏面を受信し、画像メモリに記憶する（Ｓ２７）、次に
記録紙の裏面に５２７で記憶した画像データを記録し、
記録紙を排出する（Ｓ２８）、この５２８でジャムがあ
れば（５２９）、ジャム処理が終わり、回復するまで待
機しく５３０）、その後＄２３に戻る。また、ジャムが
無ければ、全ページを受信、記録したかをチエツクしく
５３１）、全ページが終了していれば、記録紙を排出し
、受信を絆了しく５３２）、まだなら画像メモリをクリ
アしてＳ２２に戻る。

以上のようにして、２ペ一ジ分の画像メモリを使用して
記録のやり直しを行うことができる。

以上説明したように、このファクシミリ装置では、記録
装置に両面処理機能奢設けたことにより、記録紙の両面
に画情報を記録することができ、記録紙の節約を図るこ
とができる。

また、記録後の記録紙の枚数が減少することにより、こ
れを受信書類としてファイルする場合等に、管理を容易
とすることができる効果がある。

さらに、このファクシミリ装置では、画像メモリによっ
て２頁分の画像データを記録紙が排出されるまで保持す
ることから、記録の途中でジャム等が生じ、再記録が必
要となったときにも、受信側独自の処理により、２頁分
の画像を容易に再現でき、欠落頁の無い適正な記録を行
うことができる。

なお、」−記実施例では、読取袋ごと記録装δの双方に
両面処理機能を設けたが、記録装δにのみ両面処理ａ崗
を設けただけでも充分な効果を有するものである。

また、上記実施例では、レーザプリンタに反転機構を設
けた記録装置について説明したが、記録紙の両面に記録
し得るものであれば、８転写やインクジェット等の記録
形式のものでもよいし、記録紙を反転させることなく両
面から記録を行なうようにしてもよい。

さらに、両面記録モード専用の記録装置ではなく１両面
記録モードと片面記録モードとを選択的に切り換えて使
用する記録装置として構成してもよい。

［発明の効果］本発明によれば、記録装置の両面記録機能により、記録
紙の両面に記録を行ない、片面に記録する場合に比べて
、記録紙を半分に節約できる効果がある。

また、記録後の記録紙の枚数が減少することにより、た
とえばこれを受信書類としてバインダー等にファイルす
る場合にも、管理を容易とすることができる効果がある
。

さらに、本発明では、画像メモリによって２頁分の画像
データを記録紙が排出されるまで保持することから、記
録の途中でジャム等が生じ、再記録が必要となったとき
にも、受信側独自の処理により、２頁分の画像を容易に
再現でき、欠落頁のない適正な記録を行うことができる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例によるファクシミリ装置の
概要を示すブロック図である。第２図は、同実施例によるファクシミリ装置において、
両面処理モードによる送信、受信、コピーの基本動作を
示すフローチャートである。第３図は、同実施例によるファクシミリ装置の記録装置
の構成を示す側面図である。第４図（１）〜（３）は、受信データの記録時における
ジャム発生と、これに応じて必要となる画像メモリの容
量との関係を場合分けして説明する模式図である。第５図は、受信時にジャムが発生した場合の記録のやり
直しを行う場合の動作を示すフローチャートである。第１図１・・・ファクシミリ装置、２・・・読取装置、３・・・記録装置、４・・・コントローラ。５・・・通信制御装置、６・・・通信網、７・・・記録紙。

Claims

【特許請求の範囲】読取装置と記録装置およびこれら装置を制御して他の装
置とデータを送受信するコントローラとを有する画像記
録装置において、上記記録装置は記録紙の両面記録を行う構成を有すると
ともに、少なくとも２頁分の画像メモリを有し、受信し
た画像データを記録した記録紙が記録装置から排出され
るまで、この画像データを保持することを特徴とする画
像記録装置。