JPH02201600A - バケットに基づくルート計画方法及びそのような方法を実行するルート計画装置を具備する航法システム - Google Patents
バケットに基づくルート計画方法及びそのような方法を実行するルート計画装置を具備する航法システムInfo
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- JPH02201600A JPH02201600A JP1296043A JP29604389A JPH02201600A JP H02201600 A JPH02201600 A JP H02201600A JP 1296043 A JP1296043 A JP 1296043A JP 29604389 A JP29604389 A JP 29604389A JP H02201600 A JPH02201600 A JP H02201600A
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C21/00—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
- G01C21/26—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
- G01C21/34—Route searching; Route guidance
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- Instructional Devices (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の背景〕
電子航法及び情報システムは、目下、自動車向は用途の
為に開発されつつある。これらのシステムによれば、自
動車の運転者あるいは乗客は目的地までの最適のルート
を決定する面倒から開放される。特に、警察、消防隊あ
るいは救急車等にとっては、このようなシステムを用い
ることにより、上記のような最適ルートの検索に時間を
浪費しないことが重要であるばかりか、平均的な運転者
がかなりの煩わしさから開放されることが重要である。
為に開発されつつある。これらのシステムによれば、自
動車の運転者あるいは乗客は目的地までの最適のルート
を決定する面倒から開放される。特に、警察、消防隊あ
るいは救急車等にとっては、このようなシステムを用い
ることにより、上記のような最適ルートの検索に時間を
浪費しないことが重要であるばかりか、平均的な運転者
がかなりの煩わしさから開放されることが重要である。
このようなシステムは未知の環境において有効であるば
かりか、既知の環境においても交通渋滞を避けるような
ルートを計画する場合に有効である。
かりか、既知の環境においても交通渋滞を避けるような
ルートを計画する場合に有効である。
自動車用の航法及び情報システムの開発における主たる
問題の一つは、ルート計画のために必要とされる地理的
情報及び交通情報が非常に大量になるということである
。このような情報は、プロセサにおいて処理すべく、記
録されかつ即座にアクセスすることができなければなら
ない。
問題の一つは、ルート計画のために必要とされる地理的
情報及び交通情報が非常に大量になるということである
。このような情報は、プロセサにおいて処理すべく、記
録されかつ即座にアクセスすることができなければなら
ない。
コンパクトディスクはデジタルデータの記録用として極
めて高効率な媒体である、すなわち−個のCDは480
0Mbitを記録することができる。この容量は、現在
人手可能な最大のRAM半導体メモリの記録容量の数千
倍を越える。CDのアクセス時間は磁気テープカセット
のアクセス時間よりも充分に短いが、半導体メモリのも
のよりも長く、確かに無視できるほどは短くはない。
めて高効率な媒体である、すなわち−個のCDは480
0Mbitを記録することができる。この容量は、現在
人手可能な最大のRAM半導体メモリの記録容量の数千
倍を越える。CDのアクセス時間は磁気テープカセット
のアクセス時間よりも充分に短いが、半導体メモリのも
のよりも長く、確かに無視できるほどは短くはない。
この発明は、出発位置と終着位置との間の最適ルートを
、地理的情報と交通情報とに基づいて、ベクトルの繰り
返し選択と検索ツリーの拡張とにより決定する方法に関
するものである。この場合、上記検索ツリーは既に計画
されたサブルートを形成する複数のベクトルを含み、各
ベクトルには重み係数が割り付けられ、各サブルートに
関しては既に計画されたサブルートのベクトルの重み係
数の加算による積算重み係数が決定される。
、地理的情報と交通情報とに基づいて、ベクトルの繰り
返し選択と検索ツリーの拡張とにより決定する方法に関
するものである。この場合、上記検索ツリーは既に計画
されたサブルートを形成する複数のベクトルを含み、各
ベクトルには重み係数が割り付けられ、各サブルートに
関しては既に計画されたサブルートのベクトルの重み係
数の加算による積算重み係数が決定される。
また、この発明は以下の要素を含むルート計画装置を具
備する航法システムにも関する。
備する航法システムにも関する。
−地理的情報及び交通情報をバケット状に記憶するメモ
リ、 出発位置と終着位置とに関する情報の入力及び出力用の
人力/出力ユニット、 −ベクトルの繰り返し選択と、既に計画されたサブルー
トを形成する複数のベクトルを含む検索ツリーの拡張と
を介して、ある出発位置からある終着位置迄の最適ルー
トが各ベクトルに割り当てられた重み係数に基づいて計
算されるようにプログラムされたプロセサ。
リ、 出発位置と終着位置とに関する情報の入力及び出力用の
人力/出力ユニット、 −ベクトルの繰り返し選択と、既に計画されたサブルー
トを形成する複数のベクトルを含む検索ツリーの拡張と
を介して、ある出発位置からある終着位置迄の最適ルー
トが各ベクトルに割り当てられた重み係数に基づいて計
算されるようにプログラムされたプロセサ。
上記のような種類の方法は、1968年7月のIBBB
Transactions of Systems 5
cience and CyberneticsのVo
l、 5SC−4,No、 2のHart等による「最
小コスト通路の自学自習的決定のための形式的基礎(f
ormal basis)Jなる記事から既知である。
Transactions of Systems 5
cience and CyberneticsのVo
l、 5SC−4,No、 2のHart等による「最
小コスト通路の自学自習的決定のための形式的基礎(f
ormal basis)Jなる記事から既知である。
この場合、割り当てられた重み係数に基づいて、ルート
が最適化される基礎となる判断基準、例えば最短距離ま
たは最短時間、がテストされる。
が最適化される基礎となる判断基準、例えば最短距離ま
たは最短時間、がテストされる。
上記のような方法及びそのような方法に基づいて動作す
る航法システムは、実際にルート計画のために継続的に
必要とされるデータの量が、このような方法及びシステ
ムと共に用いられるワーキングメモリにとっては多過ぎ
るという欠点を有している。
る航法システムは、実際にルート計画のために継続的に
必要とされるデータの量が、このような方法及びシステ
ムと共に用いられるワーキングメモリにとっては多過ぎ
るという欠点を有している。
したがって、この発明の目的は、順次選択されるサブ情
報のブロックに基づいて最適ルートを決定し、かつどの
サブ情報がプロセサ内での直ぐ先の計算にとって重要で
あるかを予想するような方法を提供することにある。こ
れを達成するために、本発明による方法は、前記情報が
バケットに複分割され、ベクトルの繰り返し選択および
検索ツリーの拡張のため、全ての利用可能なバケットか
ら既に計画されたサブルートと、関連するバケットを介
してたどるべき予想された仮のサブルートとの構成ベク
トルの重み係数の和により決定される評価値に基づいて
選択された、所定の最大数のバケットからベクトルが専
ら使用されることを特徴としている。
報のブロックに基づいて最適ルートを決定し、かつどの
サブ情報がプロセサ内での直ぐ先の計算にとって重要で
あるかを予想するような方法を提供することにある。こ
れを達成するために、本発明による方法は、前記情報が
バケットに複分割され、ベクトルの繰り返し選択および
検索ツリーの拡張のため、全ての利用可能なバケットか
ら既に計画されたサブルートと、関連するバケットを介
してたどるべき予想された仮のサブルートとの構成ベク
トルの重み係数の和により決定される評価値に基づいて
選択された、所定の最大数のバケットからベクトルが専
ら使用されることを特徴としている。
このように、その都度、その時点で必要な情報がルート
計画のために選択される。
計画のために選択される。
また、本発明による航法システムは、そのメモリがバッ
クグラウンドメモリを有し、このバックグラウンドメモ
リにはバケット状に構成された地理的情報及び交通情報
が記憶され、また前記システムはワーキングメモリを有
し、このワーキングメモリには、既に計画されたサブル
ートと、関連するバケットを介してたどるべき予想され
た仮のサブルートとの構成ベクトルの重み係数の和によ
り決定される評価値に基づいて選択されたバケットのみ
が前記バックグラウンドメモリから転送され、該ワーキ
ングメモリ内のバケットからのベクトルのみがベクトル
の繰り返し選択及び検索ツリーの拡張に使用されること
を特徴としている。
クグラウンドメモリを有し、このバックグラウンドメモ
リにはバケット状に構成された地理的情報及び交通情報
が記憶され、また前記システムはワーキングメモリを有
し、このワーキングメモリには、既に計画されたサブル
ートと、関連するバケットを介してたどるべき予想され
た仮のサブルートとの構成ベクトルの重み係数の和によ
り決定される評価値に基づいて選択されたバケットのみ
が前記バックグラウンドメモリから転送され、該ワーキ
ングメモリ内のバケットからのベクトルのみがベクトル
の繰り返し選択及び検索ツリーの拡張に使用されること
を特徴としている。
しかして、その時点で必要な情報は常に上記ツーキング
メモリ内にあることになる。
メモリ内にあることになる。
例えば、出願人によるCARIN(Car Infor
mationand Navigation) システ
ムのような、自動車用の航法及び情報システムは、最良
のルートを計画し、音声合成器または記号表示パネルに
よ、り運転者を補助し、車両の位置を定期的に決定し、
符号化されたデジタルラジオ信号により交通障害が知ら
された場合は代わりのルートを選択し、また旅行情報等
も提供することができる。
mationand Navigation) システ
ムのような、自動車用の航法及び情報システムは、最良
のルートを計画し、音声合成器または記号表示パネルに
よ、り運転者を補助し、車両の位置を定期的に決定し、
符号化されたデジタルラジオ信号により交通障害が知ら
された場合は代わりのルートを選択し、また旅行情報等
も提供することができる。
必要な地理情報及び交通情報を記録するために、CAR
INシステムはコンパクトディスクを使用している。
INシステムはコンパクトディスクを使用している。
第1図は、自動車用の上記システムを示している。この
図において、マイクロプロセサ2と、例えば]、 M
b y t eの容量を持つワーキングメモリ3と、C
Dプレーヤ4とは、バス1を介して相互に通信を行なう
。ラジオ5は、既知のラジオ信号に加えて、交通情報を
含む符号化されたデジタルラジオ信号も受信する。これ
らの信号はデコーダ6によりデコードされるが、このデ
コーダはインターフェース7を介して前記バス1に接続
されている。また、キーボド9はインターフェース11
を介してバス1に接続され、またデイスプレィlOにも
接続されている。このデイスプレィ10はモニタと電子
音声合成器とを有し、地理データ、交通データ及び航法
データ等を再生する。また、マイクロプロセッサ2は、
インターフェース12を介して、コンパス13(例えば
、光フアイバージャイロスコープ)とオドメータ14と
車輪センサ15等との補助のちとに車両の実際の位置を
決定する。
図において、マイクロプロセサ2と、例えば]、 M
b y t eの容量を持つワーキングメモリ3と、C
Dプレーヤ4とは、バス1を介して相互に通信を行なう
。ラジオ5は、既知のラジオ信号に加えて、交通情報を
含む符号化されたデジタルラジオ信号も受信する。これ
らの信号はデコーダ6によりデコードされるが、このデ
コーダはインターフェース7を介して前記バス1に接続
されている。また、キーボド9はインターフェース11
を介してバス1に接続され、またデイスプレィlOにも
接続されている。このデイスプレィ10はモニタと電子
音声合成器とを有し、地理データ、交通データ及び航法
データ等を再生する。また、マイクロプロセッサ2は、
インターフェース12を介して、コンパス13(例えば
、光フアイバージャイロスコープ)とオドメータ14と
車輪センサ15等との補助のちとに車両の実際の位置を
決定する。
上記地理的情報及び交通情報は種々の方法によりデジタ
ル化することができる。例えば、ラスクスキャン方法に
よれば以下のようである。すなわち、地図(例えば、1
00.000分の1のスケールのもの)が例えば0.1
mm x 0.1mmのピクセルに分割される。この場
合、各ピクセルの色はデジタルコードで表される。また
、大幅に少ない記憶容量でよい他の方法としてはベクト
ル方法がある。この方法においては、道路の軸が直線の
線分により近似され、この直線線分の各々がベクトルを
表す。
ル化することができる。例えば、ラスクスキャン方法に
よれば以下のようである。すなわち、地図(例えば、1
00.000分の1のスケールのもの)が例えば0.1
mm x 0.1mmのピクセルに分割される。この場
合、各ピクセルの色はデジタルコードで表される。また
、大幅に少ない記憶容量でよい他の方法としてはベクト
ル方法がある。この方法においては、道路の軸が直線の
線分により近似され、この直線線分の各々がベクトルを
表す。
この場合、ある要件を満足するベクトルの一端は、ノー
ドまたはOセルと称される。また、2つのノードを相互
接続する一つのベクトルまたは一連のベクトルはチェー
ンまたは1セルと称される。また、チェーンにより囲ま
れる表面領域は2セルと称される。上記のOセル、1セ
ル及び2セルなる用語はトポロジーから既知であり、こ
れに関しては、プリンストン、N、J、のプリンストン
大学プレス1949年のS、Lefschetzによる
r Introductionto toρology
」を参照されたい。ここで説明すべき検索アルゴリズム
に関しては、量子化がベクトル方法を用いて行なわれる
と仮定する。したがって、以下においては簡略化のため
、各1セルが一つのベクトルであり、各ベクトルが1セ
ルである。
ドまたはOセルと称される。また、2つのノードを相互
接続する一つのベクトルまたは一連のベクトルはチェー
ンまたは1セルと称される。また、チェーンにより囲ま
れる表面領域は2セルと称される。上記のOセル、1セ
ル及び2セルなる用語はトポロジーから既知であり、こ
れに関しては、プリンストン、N、J、のプリンストン
大学プレス1949年のS、Lefschetzによる
r Introductionto toρology
」を参照されたい。ここで説明すべき検索アルゴリズム
に関しては、量子化がベクトル方法を用いて行なわれる
と仮定する。したがって、以下においては簡略化のため
、各1セルが一つのベクトルであり、各ベクトルが1セ
ルである。
前述したように、当該システム用の記憶媒体としてコン
パクトディスク(特に国際標準が準備されているコンパ
クトディスクインタラクティブ、いわゆるCD−1)が
用いられる。上記CD−1デイスクは必要なデジタル情
報に加えて、ソフトウェアを含むことができる。また、
−枚のCDの記憶容量は4800Mbitである。一方
、コンピュータの半導体ワーキングメモリは約8Mbi
tの容量しか有していない。そして、−枚のCDの全て
の情報を読み取るには約1時間を要し、またCDから供
給される情報で上記ワーキングメモリを完全に満たすに
は約6秒を要する。CDの情報へのアクセス時間は無視
できるほどは短くはないので、データはそれらが航法に
必要なその瞬間には読み出すことはできない。
パクトディスク(特に国際標準が準備されているコンパ
クトディスクインタラクティブ、いわゆるCD−1)が
用いられる。上記CD−1デイスクは必要なデジタル情
報に加えて、ソフトウェアを含むことができる。また、
−枚のCDの記憶容量は4800Mbitである。一方
、コンピュータの半導体ワーキングメモリは約8Mbi
tの容量しか有していない。そして、−枚のCDの全て
の情報を読み取るには約1時間を要し、またCDから供
給される情報で上記ワーキングメモリを完全に満たすに
は約6秒を要する。CDの情報へのアクセス時間は無視
できるほどは短くはないので、データはそれらが航法に
必要なその瞬間には読み出すことはできない。
ところで、本発明によれば、直ぐ先の期間内において行
なわれる航法に関するサブ情報に関しては予想が行なわ
れる。この為には、データは出来る限り便利なようにC
Dに記憶されなければならない。
なわれる航法に関するサブ情報に関しては予想が行なわ
れる。この為には、データは出来る限り便利なようにC
Dに記憶されなければならない。
すなわち、情報は好ましくはバケットの形に(かならず
しも、矩形のバケットである必要はないが)分割される
。上記アクセス時間を最小にするために、上記各バケッ
トは路間−の量のデータを持つのが好ましく、更に、地
理的に互いに近くに位置するバケットはCD上でも互い
に近くに位置することが好ましい。
しも、矩形のバケットである必要はないが)分割される
。上記アクセス時間を最小にするために、上記各バケッ
トは路間−の量のデータを持つのが好ましく、更に、地
理的に互いに近くに位置するバケットはCD上でも互い
に近くに位置することが好ましい。
一つの地図は種々のアルゴリズムに応じてバケットに副
分割することができる。例えば、r regiOn q
uad tree」アルゴリズムにおいては、矩形の地
図は、各矩形内の情報量がある限界値以下となるまで繰
り返し4個の矩形に副分割される。
分割することができる。例えば、r regiOn q
uad tree」アルゴリズムにおいては、矩形の地
図は、各矩形内の情報量がある限界値以下となるまで繰
り返し4個の矩形に副分割される。
このような矩形により形成されたバケットのCD上の配
列は、2次元構造から1次元構造への変換と比較しえる
ものである。これに関しては、1968年のIBBB
Transactions C−17の949頁ないし
953頁のB、A、 Patrick、 D、R,An
derson、 F、に、 Bechtelによる「コ
ンピュータ出力表示用の複次元空間の1次元空間へのマ
ツピング」を参照されたい。
列は、2次元構造から1次元構造への変換と比較しえる
ものである。これに関しては、1968年のIBBB
Transactions C−17の949頁ないし
953頁のB、A、 Patrick、 D、R,An
derson、 F、に、 Bechtelによる「コ
ンピュータ出力表示用の複次元空間の1次元空間へのマ
ツピング」を参照されたい。
上記は、空間充填曲線(Space−filling
curves)の方法により実現することが出来るが、
これら空間充填曲線は1980年のMath Anna
len 36の157頁から160頁のG、 Pean
oによる記事rSur une courbe、 qu
i remplit toute une aire
planHから既知である。上記のような空間充填曲線
は、r region quad treeJアルゴリ
ズムを用いて分割することにより得られたバケットの配
列に好適である。
curves)の方法により実現することが出来るが、
これら空間充填曲線は1980年のMath Anna
len 36の157頁から160頁のG、 Pean
oによる記事rSur une courbe、 qu
i remplit toute une aire
planHから既知である。上記のような空間充填曲線
は、r region quad treeJアルゴリ
ズムを用いて分割することにより得られたバケットの配
列に好適である。
その理由は、互いに接近しあったバケットは、しばしば
、その曲線上においても互いに接近しており、従ってそ
のような近い領域に関する情報を取り出すのに殆ど時間
が掛からないからである。
、その曲線上においても互いに接近しており、従ってそ
のような近い領域に関する情報を取り出すのに殆ど時間
が掛からないからである。
更に、各バケット内においても、CDから読み出された
情報を効率よく処理するために、効率的な構造が必要で
ある。すなわち、0.1及び2セル用のデータを含むメ
モリ内のアドレスはリストを用いて結合されており、該
リストは種々のメモリ位置を結合するためにポインタを
用いている。
情報を効率よく処理するために、効率的な構造が必要で
ある。すなわち、0.1及び2セル用のデータを含むメ
モリ内のアドレスはリストを用いて結合されており、該
リストは種々のメモリ位置を結合するためにポインタを
用いている。
第2図は、1968年7月のIBBB Transac
tions ofSystems 5cience a
nd Cyberneticsのシo1.5SC−4゜
N082のflart等による[最小コスト通路の自学
自習的決定のための形式的基礎(formal bas
is)Jなる記事から既知の検索アルゴリズムのフロー
チャートである。この場合、情報はメモリ全体から取り
出される。このアルゴリズムは、候補リストCからのベ
クトルの級り返し選択と、既に計画されたサブルートを
形成するベクトルVを含む検索ツリーSの拡張とに基づ
いて動作する。この場合、各ベクトルVに対しては重み
係数R(v) >= 0 、例えば対応する距離または
その対応する距離を走行するに要する予測時間、を割り
当てる。このように、各ベクトルに関しては、ベクトル
V迄の既に計画された通路の積算重み係数g(v)が決
定され、また、ベクトルVと終着位置との間の最適通路
の合計重み係数に関して予測h (v)がなされる。そ
して、g(v)とh(v)との合計(f (V)として
参照する)がベクトルVの評価値となる。バケツ)bの
評価値f (b)は、候補リス)C上に掲げられている
バケツ)b内の各ベクトルの最も魅力的な評価値として
定義される。ここで、この最良値が呈されるベクトルを
V、とする。対応するf、 g、 h値を伴う出発位置
ベクトルすなわち開始位置ベクトルのリス)BVと、目
標位置ベクトルすなわち終着位置ベクトルのりストDV
とが与えられると、前記アルゴリズムは、最適通路が存
在するかぎり、各目標位置に関して終着位置の一つへの
最適通路を見つける。この場合、3つのデータ構造、す
なわち候補リス)Cと、未だ見つかっていない目標位置
を含むリス)Tと、前記候補リストC上に掲げられてい
る又は掲げられていたベクトルを含むリス)S(検索ツ
リー)とが使用される。
tions ofSystems 5cience a
nd Cyberneticsのシo1.5SC−4゜
N082のflart等による[最小コスト通路の自学
自習的決定のための形式的基礎(formal bas
is)Jなる記事から既知の検索アルゴリズムのフロー
チャートである。この場合、情報はメモリ全体から取り
出される。このアルゴリズムは、候補リストCからのベ
クトルの級り返し選択と、既に計画されたサブルートを
形成するベクトルVを含む検索ツリーSの拡張とに基づ
いて動作する。この場合、各ベクトルVに対しては重み
係数R(v) >= 0 、例えば対応する距離または
その対応する距離を走行するに要する予測時間、を割り
当てる。このように、各ベクトルに関しては、ベクトル
V迄の既に計画された通路の積算重み係数g(v)が決
定され、また、ベクトルVと終着位置との間の最適通路
の合計重み係数に関して予測h (v)がなされる。そ
して、g(v)とh(v)との合計(f (V)として
参照する)がベクトルVの評価値となる。バケツ)bの
評価値f (b)は、候補リス)C上に掲げられている
バケツ)b内の各ベクトルの最も魅力的な評価値として
定義される。ここで、この最良値が呈されるベクトルを
V、とする。対応するf、 g、 h値を伴う出発位置
ベクトルすなわち開始位置ベクトルのリス)BVと、目
標位置ベクトルすなわち終着位置ベクトルのりストDV
とが与えられると、前記アルゴリズムは、最適通路が存
在するかぎり、各目標位置に関して終着位置の一つへの
最適通路を見つける。この場合、3つのデータ構造、す
なわち候補リス)Cと、未だ見つかっていない目標位置
を含むリス)Tと、前記候補リストC上に掲げられてい
る又は掲げられていたベクトルを含むリス)S(検索ツ
リー)とが使用される。
このアルゴリズムの実行中においては、第2図のブロッ
ク1において候補リストCと検索ツリーSとが先ず初期
化される。すなわち、Cは全ての出発位置ベクトルによ
り満たされ、Sは全ての出発位置ベクトルとそれらに関
連するf、 g、 h値及び計画されたサブルートを一
緒に構成する他のベクトルとの関係を示すポインタを登
録するだめの空き領域とにより満たされる。次に、ブロ
ック2においては、未だ見つかっていない目標位置を伴
うリストTが初期化される。この場合、Tは目標位置リ
ストDVとなる。この点に関しては、BVとDVとが空
の交差部を有する(共通要素を持たない)ものと仮定す
る。な右、以下においては、上記リストTを単に検索リ
ストと称する。次に、ブロック3においては、前記2つ
のりストCとTの内の少なくともどちらか一方が空であ
るか否かがチエツクされる。もし、これに該当する場合
は当該検索は終了される。すなわち、もし候補リス)C
は空であるが検索リス)Tが空でない場合はいくつかの
目標位置には到達できず、また検索リストTが空の場合
は全ての目標位置ベクトルに対して最適の通路が見つけ
だされていることになる。そして、ブロック12におい
ては、前記目標位置リストDνが、未だ見つかっていな
い目標位置を伴う検索リストT(このリストは空かも知
れない)に変換される。次に、ブロック13においては
、検索ツリーSが出力されるが、これはポインタによっ
て最適通路をたどるに必要である。なお、前記候補リス
)C及び検索リストTが空でないかぎりは、ブロック3
ないし11により形成されるループに沿うことになる。
ク1において候補リストCと検索ツリーSとが先ず初期
化される。すなわち、Cは全ての出発位置ベクトルによ
り満たされ、Sは全ての出発位置ベクトルとそれらに関
連するf、 g、 h値及び計画されたサブルートを一
緒に構成する他のベクトルとの関係を示すポインタを登
録するだめの空き領域とにより満たされる。次に、ブロ
ック2においては、未だ見つかっていない目標位置を伴
うリストTが初期化される。この場合、Tは目標位置リ
ストDVとなる。この点に関しては、BVとDVとが空
の交差部を有する(共通要素を持たない)ものと仮定す
る。な右、以下においては、上記リストTを単に検索リ
ストと称する。次に、ブロック3においては、前記2つ
のりストCとTの内の少なくともどちらか一方が空であ
るか否かがチエツクされる。もし、これに該当する場合
は当該検索は終了される。すなわち、もし候補リス)C
は空であるが検索リス)Tが空でない場合はいくつかの
目標位置には到達できず、また検索リストTが空の場合
は全ての目標位置ベクトルに対して最適の通路が見つけ
だされていることになる。そして、ブロック12におい
ては、前記目標位置リストDνが、未だ見つかっていな
い目標位置を伴う検索リストT(このリストは空かも知
れない)に変換される。次に、ブロック13においては
、検索ツリーSが出力されるが、これはポインタによっ
て最適通路をたどるに必要である。なお、前記候補リス
)C及び検索リストTが空でないかぎりは、ブロック3
ないし11により形成されるループに沿うことになる。
この場合、ブロック4においては、最も魅力的な評価値
を持つベクトルVが前記候補リストCから選択される。
を持つベクトルVが前記候補リストCから選択される。
次に、ブロック5においては、このベクトルVが検索リ
ス)Tに含まれているか否かがチエツクされる。もしこ
れが真なら、ブロック6において該ベクトルVが検索リ
ストTから取り除かれる。これは、目標位置が発見され
たからである。次いで、ブロック7においては、検索リ
ス)Tが空であるか否かがチエツクされる。もしそうで
あるなら、全ての目標位置に対する最適通路が見つかっ
ているので当該検索は終了され、プログラムはブロック
12に続く。一方、そうでない場合は、ブロック8にお
いて、上記ベクトルVが候補リストCから削除される。
ス)Tに含まれているか否かがチエツクされる。もしこ
れが真なら、ブロック6において該ベクトルVが検索リ
ストTから取り除かれる。これは、目標位置が発見され
たからである。次いで、ブロック7においては、検索リ
ス)Tが空であるか否かがチエツクされる。もしそうで
あるなら、全ての目標位置に対する最適通路が見つかっ
ているので当該検索は終了され、プログラムはブロック
12に続く。一方、そうでない場合は、ブロック8にお
いて、上記ベクトルVが候補リストCから削除される。
次に、ブロック9においては、前記ベクトルVを引き継
ぐベクトルが決定される。すなわち、これらベクトルは
前記ベクトルVに関係するベクトルViである。そして
、ブロック11においては、各後継ベクトルV、に関し
て、当該ベクトルν、を含む新たな通路が、ベクトルV
iを含む既に存在している通路よりもより良いか否かが
チエツクされる。
ぐベクトルが決定される。すなわち、これらベクトルは
前記ベクトルVに関係するベクトルViである。そして
、ブロック11においては、各後継ベクトルV、に関し
て、当該ベクトルν、を含む新たな通路が、ベクトルV
iを含む既に存在している通路よりもより良いか否かが
チエツクされる。
もし、良いなら前記検索ツIJ −Sと、候補リストC
と、評価値f(νI)と、積算重み係数g(Vi )と
が以下に述べるように更新(適応化)される。
と、評価値f(νI)と、積算重み係数g(Vi )と
が以下に述べるように更新(適応化)される。
なお、上記の為に、ブロックIOにおいては、その都度
新たなベクトルvbが選択される。そして、全てのベク
トルが処理された場合は、プログラムはブロック3に続
く。
新たなベクトルvbが選択される。そして、全てのベク
トルが処理された場合は、プログラムはブロック3に続
く。
第3図は、前記ブロック11をより詳細に表したもので
ある。この図において、ブロック21においては、ベク
トルViが検索ツIJ −Sの中にあるか否かがチエツ
クされる。もしあるなら、ブロック22において、新た
な通路の積算重み係数、すなわちg(v) + R(V
i )が、以前に見つかった通路の積算重み係数g(V
i )と比較される。ここで、R(vl)はベクトルv
1の重み係数である。そして、もし上記の新しい通路が
より魅力的なものであったならば、ブロック23におい
て、当該ベクトルvbが候補リス)Cに加えられ、対応
する評価値f(Vl )および積算重み係数g(Vi
)が更新される。その場合、前記検索ツリーSはブロッ
ク24において更新される。すなわち、新たな値fおよ
びgが、ベクトルV、に加えられ、ツリーを後方向に参
照することによりベクトルV、と出発位置との間に計画
された通路を示すことになるポインタも加えられる。一
方、ブロック22において、よりよい値が見つからなか
った場合は、ブロック11(第2図)は放棄される。ま
た、ブロック21でベクトル%’iが検索ツリーS内に
無いことが判った場合は、ブロック25において、ベク
トルν、が候補リス)Cに加えられ、評価値f(Vi
)および積算重み係数g(Vi)が更新される。そして
、ブロック26において、検索ツリーSが更新される。
ある。この図において、ブロック21においては、ベク
トルViが検索ツIJ −Sの中にあるか否かがチエツ
クされる。もしあるなら、ブロック22において、新た
な通路の積算重み係数、すなわちg(v) + R(V
i )が、以前に見つかった通路の積算重み係数g(V
i )と比較される。ここで、R(vl)はベクトルv
1の重み係数である。そして、もし上記の新しい通路が
より魅力的なものであったならば、ブロック23におい
て、当該ベクトルvbが候補リス)Cに加えられ、対応
する評価値f(Vl )および積算重み係数g(Vi
)が更新される。その場合、前記検索ツリーSはブロッ
ク24において更新される。すなわち、新たな値fおよ
びgが、ベクトルV、に加えられ、ツリーを後方向に参
照することによりベクトルV、と出発位置との間に計画
された通路を示すことになるポインタも加えられる。一
方、ブロック22において、よりよい値が見つからなか
った場合は、ブロック11(第2図)は放棄される。ま
た、ブロック21でベクトル%’iが検索ツリーS内に
無いことが判った場合は、ブロック25において、ベク
トルν、が候補リス)Cに加えられ、評価値f(Vi
)および積算重み係数g(Vi)が更新される。そして
、ブロック26において、検索ツリーSが更新される。
すなわち、ベクトルvIにそのf、 g、 h値が加え
られ、後方参照用のポインタも加えられる。そして、ブ
ロック10及び11からなるループは、ベクトルVの全
ての後継ベクトルVtが調べられるまで継続される。
られ、後方参照用のポインタも加えられる。そして、ブ
ロック10及び11からなるループは、ベクトルVの全
ての後継ベクトルVtが調べられるまで継続される。
上述したアルゴリズムは、評価関数が所定の要件を満た
すこと条件に、目標位置までの最適の通路を作り出す。
すこと条件に、目標位置までの最適の通路を作り出す。
この点に関して証明したい場合は、Hart等による前
記引例を参照されたい。
記引例を参照されたい。
本発明により提案されるバケットに基づく検索アルゴリ
ズムは、以下の点で既知のアルゴリズムとは異なってい
る。すなわち、多数のバケットが一時的に固定され、検
索はこれらの固定されたバケットの中だけでなされる。
ズムは、以下の点で既知のアルゴリズムとは異なってい
る。すなわち、多数のバケットが一時的に固定され、検
索はこれらの固定されたバケットの中だけでなされる。
この場合、固定されるべきバケットは以下のようにして
選択される。
選択される。
すなわち、候補リストCと重なり合うバケットは、−緒
になって候補バケットリス)BCを形成する。
になって候補バケットリス)BCを形成する。
既に述べたように、これらバケットはある評価値、すな
わち候補リストCに掲げられた関連するバケット内のベ
クトルの最も魅力的な評価値、を有している。最初には
、最も魅力的な評価値を持つ出来る限り多くの数(利用
可能な最大の記憶空間により制限される)の候補バケッ
トをワーキングメモリ中に固定することができる。そし
て、固定すべきバケットを決定する後続する各段階にお
いては、ワーキングメモリ中に在るある数の候補バケッ
トが与えられると、全ての近接するバケット(後に詳述
する)についても評価値が計算される。
わち候補リストCに掲げられた関連するバケット内のベ
クトルの最も魅力的な評価値、を有している。最初には
、最も魅力的な評価値を持つ出来る限り多くの数(利用
可能な最大の記憶空間により制限される)の候補バケッ
トをワーキングメモリ中に固定することができる。そし
て、固定すべきバケットを決定する後続する各段階にお
いては、ワーキングメモリ中に在るある数の候補バケッ
トが与えられると、全ての近接するバケット(後に詳述
する)についても評価値が計算される。
上記候補バケットは、これらメモリ中の候補バケットの
近傍のバケットと共に、バケット要求リストBRを構成
する。そして、このリストから計算された評価値に基づ
いて、ワーキングメモリ中に固定されるべきバケットが
選択される。固定されるバケットの決定は、当該検索ア
ルゴリズムの実行中に定期的に行なわれる。
近傍のバケットと共に、バケット要求リストBRを構成
する。そして、このリストから計算された評価値に基づ
いて、ワーキングメモリ中に固定されるべきバケットが
選択される。固定されるバケットの決定は、当該検索ア
ルゴリズムの実行中に定期的に行なわれる。
固定されたバケット中にない候補リス)C上のベクトル
は、待ちリスト上に載せるために当該リストからは取り
除かれる。結果として、見つけられた目標位置迄の通路
は最適でなくてもよい。なぜなら、候補ベクトルが、H
art等によれば最適の結果を得るために必要であるよ
うに、評価値の順には拡張されてはいないからである。
は、待ちリスト上に載せるために当該リストからは取り
除かれる。結果として、見つけられた目標位置迄の通路
は最適でなくてもよい。なぜなら、候補ベクトルが、H
art等によれば最適の結果を得るために必要であるよ
うに、評価値の順には拡張されてはいないからである。
したがって、目標位置に到達した場合は、未だ見つかっ
ていないより良い通路が存在していることもある。故に
、最適の結果をm認するために、検索は継続されなけれ
ばならない。
ていないより良い通路が存在していることもある。故に
、最適の結果をm認するために、検索は継続されなけれ
ばならない。
検索中においては、いかなる時点においても、その時点
での最も魅力的な評価値を持つ候補ベクトルに関連する
通路のみが最適となる。何故なら、より魅力的な評価値
を持っていた全てのベクトルがチエツクされ、これらが
より魅力のない評価値をもつ通路となったからである。
での最も魅力的な評価値を持つ候補ベクトルに関連する
通路のみが最適となる。何故なら、より魅力的な評価値
を持っていた全てのベクトルがチエツクされ、これらが
より魅力のない評価値をもつ通路となったからである。
したがって、候補リスト上の目標位置ベクトルは、当該
候補リスト上の他の全てのベクトルがより魅力のない評
価値を持つ場合のみに除去することができる。このよう
に、検索は、候補リスト上の全てのベクトルが全ての目
標位置ベクトルよりもより魅力のない評価値を持つよう
になる迄継続されなければならない。全ての目標位置ベ
クトルよりもより魅力のない評価値を持つ候補リスト上
のベクトルは決してより良い通路とはならないら、これ
らは取り除いてよい。これは、検索中においては評価値
fは単調に下降しないものであるからである(Hart
等の文献参照)。
候補リスト上の他の全てのベクトルがより魅力のない評
価値を持つ場合のみに除去することができる。このよう
に、検索は、候補リスト上の全てのベクトルが全ての目
標位置ベクトルよりもより魅力のない評価値を持つよう
になる迄継続されなければならない。全ての目標位置ベ
クトルよりもより魅力のない評価値を持つ候補リスト上
のベクトルは決してより良い通路とはならないら、これ
らは取り除いてよい。これは、検索中においては評価値
fは単調に下降しないものであるからである(Hart
等の文献参照)。
そして、第4図は上記検索アルゴリズムを本発明に基づ
いて変形したフローチャートである。既に述べたように
、このアルゴリズムは固定されたバケット(リストし)
中に存在する候補ベクトルのみをチエツクする。なおこ
の図において、第2図のアルゴリズムに対応するステッ
プは点線で示され、新たなステップは実線にて示されて
いる。
いて変形したフローチャートである。既に述べたように
、このアルゴリズムは固定されたバケット(リストし)
中に存在する候補ベクトルのみをチエツクする。なおこ
の図において、第2図のアルゴリズムに対応するステッ
プは点線で示され、新たなステップは実線にて示されて
いる。
以下に、これらの新たなステップを説明する。
ブロック31においては、固定されたバケットを伴うリ
ストLとバケット要求リストB、Rとが空になるように
初期化される。そして、f、として参照される候補リス
トCの最も魅力的なf値と、fuとして参照される検索
リス)Tの最も魅力のないf値とが決定される。ブロッ
ク32においては、エラーメツセージが読み出されその
後”不正な” (例えば判別不可能な)バケット中にあ
る全てのベクトルが候補リス)Cから除去されるか、ま
たはメモリへのバケットの書込みに関するメツセージが
読み出される。後者の場合において、もし固定されたバ
ケットのリストL中に利用可能なバケットbが無い場合
は、そ、の評価値f (b)が、vluとして参照され
るそれまでの当該メツセージ行の最良の評価値と比較さ
れる。もし必要ならば、vluは更新される。次に、ブ
ロック33においては、候補リストCが空であるか否か
がチエツクされる。もしブロック32におけるエラーメ
ツセージのため候補リストCが空の場合は、ブロック3
9において、到達されなかった目標位置ベクトルが目標
位置リス)DVから削除され、正しい積算評価値が到達
された目標位置ベクトルに割り当てられ、かつ固定され
たバケットが開放される。一方候補リス)Cが空でなか
った場合は、ブロック34において、フィルタされた候
補リス)CLが、当該候補リス)Cのどの要素が固定さ
れたバケットのリス)L内にあるか否かをチエツクする
ことにより、形成される。
ストLとバケット要求リストB、Rとが空になるように
初期化される。そして、f、として参照される候補リス
トCの最も魅力的なf値と、fuとして参照される検索
リス)Tの最も魅力のないf値とが決定される。ブロッ
ク32においては、エラーメツセージが読み出されその
後”不正な” (例えば判別不可能な)バケット中にあ
る全てのベクトルが候補リス)Cから除去されるか、ま
たはメモリへのバケットの書込みに関するメツセージが
読み出される。後者の場合において、もし固定されたバ
ケットのリストL中に利用可能なバケットbが無い場合
は、そ、の評価値f (b)が、vluとして参照され
るそれまでの当該メツセージ行の最良の評価値と比較さ
れる。もし必要ならば、vluは更新される。次に、ブ
ロック33においては、候補リストCが空であるか否か
がチエツクされる。もしブロック32におけるエラーメ
ツセージのため候補リストCが空の場合は、ブロック3
9において、到達されなかった目標位置ベクトルが目標
位置リス)DVから削除され、正しい積算評価値が到達
された目標位置ベクトルに割り当てられ、かつ固定され
たバケットが開放される。一方候補リス)Cが空でなか
った場合は、ブロック34において、フィルタされた候
補リス)CLが、当該候補リス)Cのどの要素が固定さ
れたバケットのリス)L内にあるか否かをチエツクする
ことにより、形成される。
次いて、ブロック35においては、フィルタされた候補
リストCLが空であるか、またはブロック32における
前記評価値vluが、固定されたバケットのリス)L上
のバケットの評価値の中央値よりも魅力的な値を得てい
るか否か(重要な新たなバケットが読み込まれているこ
とを意味する)がチエツクされる。これらの2つの条件
の内の少なくとも一つが満たされた場合は、以下のこと
がブロック36において行なわれる。すなわち、全ての
固定されたバケットが解除され、候補バケツ) IJス
)BCとバケット要求リス)ORと固定されたバケット
のりストLとフィルタされた候補リストCLとが再び決
定される。そして、その後、フィルタされた候補リスト
CLが一旦空になるとバケットのメモリへの書込みが待
ちとなり、この手順がリス)CLが空でなくなるか又は
リストCが空になるまで繰り返される。次いで、ブロッ
ク37においては、候補リストCが空であるか否かがチ
エツクされる。もしそうであるなら処理はブロック39
に進み、もしそうでないなら処理はブロック4に進む。
リストCLが空であるか、またはブロック32における
前記評価値vluが、固定されたバケットのリス)L上
のバケットの評価値の中央値よりも魅力的な値を得てい
るか否か(重要な新たなバケットが読み込まれているこ
とを意味する)がチエツクされる。これらの2つの条件
の内の少なくとも一つが満たされた場合は、以下のこと
がブロック36において行なわれる。すなわち、全ての
固定されたバケットが解除され、候補バケツ) IJス
)BCとバケット要求リス)ORと固定されたバケット
のりストLとフィルタされた候補リストCLとが再び決
定される。そして、その後、フィルタされた候補リスト
CLが一旦空になるとバケットのメモリへの書込みが待
ちとなり、この手順がリス)CLが空でなくなるか又は
リストCが空になるまで繰り返される。次いで、ブロッ
ク37においては、候補リストCが空であるか否かがチ
エツクされる。もしそうであるなら処理はブロック39
に進み、もしそうでないなら処理はブロック4に進む。
また、図におけるいくつかのブロックは僅かだけ変更さ
れており、これらは第2図で用いた符号と補助符号Aと
により参照する。ブロック5Aにおいては、ベクトルV
が、検索リス)T内にありかつ候補リストC上の全ての
ベクトル中のうちで最も魅力的な評価値を有しているか
否かがチエツクされる。もし、これら両条件が満たされ
た場合は、ベクトルVは検索リス)Tから削除すること
ができる。ブロック8Aにおいては、ベクトルVが候補
リス)Cからのみならずフィルタされた候補リストCL
からも取り除かれる。また、ブロック9Aにおいては、
ベクトルVのあるバケット内に位置する後継ベクトルが
決定される。ブロック11^はブロック11とは次の点
で異なっている。すなわち、もしベクトルViのバケッ
トがリストL内にあるなら、ベクトルvbは、候補リス
)C(ブロック11の2つの位置において)に加えられ
る前にフィルタされた候補リストCLにも加えられる。
れており、これらは第2図で用いた符号と補助符号Aと
により参照する。ブロック5Aにおいては、ベクトルV
が、検索リス)T内にありかつ候補リストC上の全ての
ベクトル中のうちで最も魅力的な評価値を有しているか
否かがチエツクされる。もし、これら両条件が満たされ
た場合は、ベクトルVは検索リス)Tから削除すること
ができる。ブロック8Aにおいては、ベクトルVが候補
リス)Cからのみならずフィルタされた候補リストCL
からも取り除かれる。また、ブロック9Aにおいては、
ベクトルVのあるバケット内に位置する後継ベクトルが
決定される。ブロック11^はブロック11とは次の点
で異なっている。すなわち、もしベクトルViのバケッ
トがリストL内にあるなら、ベクトルvbは、候補リス
)C(ブロック11の2つの位置において)に加えられ
る前にフィルタされた候補リストCLにも加えられる。
そして、ブロック38においては、ft ′J6よびf
uが新たな候補リストCおよび検索リス)Tに各々適応
され、fuよりも魅力の少ない値を持つベクトルと 1
.よりも良い評価値を持つ目標位置ベクトルとが、候補
リス)Cまたはフィルタされた候補リス)CLから取り
除かれる。しかしながら、これらは検索ツリーSには残
る。最後に、ブロック39においては、未だ到達されて
いない目標位置ベクトルが目標位置リス)DVから削除
され、正しい積算評価値が到達された目標位置ベクトル
に割り当てられ、固定されたバケットが開放される。
uが新たな候補リストCおよび検索リス)Tに各々適応
され、fuよりも魅力の少ない値を持つベクトルと 1
.よりも良い評価値を持つ目標位置ベクトルとが、候補
リス)Cまたはフィルタされた候補リス)CLから取り
除かれる。しかしながら、これらは検索ツリーSには残
る。最後に、ブロック39においては、未だ到達されて
いない目標位置ベクトルが目標位置リス)DVから削除
され、正しい積算評価値が到達された目標位置ベクトル
に割り当てられ、固定されたバケットが開放される。
車両は常に動いているので、出発位置ベクトルも検索中
に常に変化する。したがって、逆方向に検索するのが、
すなわち、固定された目標位置から車両の実際の位置ま
で戻るようにルートを決定するのが便利である。
に常に変化する。したがって、逆方向に検索するのが、
すなわち、固定された目標位置から車両の実際の位置ま
で戻るようにルートを決定するのが便利である。
固定されるべきバケットの決定法の変形例を以下に説明
する。既に述べたように、候補リス)Cに重なるバケッ
トは、−緒に候補バケットリス)・BCを構成する。ワ
ーキングメモリ内にいかなる時点において固定されてい
る候補バケットの全ての近接するバケットに関しても、
評価値が以下のようにして決定される(第5図参照)。
する。既に述べたように、候補リス)Cに重なるバケッ
トは、−緒に候補バケットリス)・BCを構成する。ワ
ーキングメモリ内にいかなる時点において固定されてい
る候補バケットの全ての近接するバケットに関しても、
評価値が以下のようにして決定される(第5図参照)。
実際のバケツ)bとそれに関係する近傍バケットb°と
の中心点を結ぶ結合線は、それらの共通境界線またはそ
の延長線と点2において交差する。この場合、近傍バケ
ットb°の評価値f (b’ )は、f(b’) =g
(vb) + h(v、、、 z) + h(z)と定
義される。ここで、ν5は候補リスト上のバケツ)b中
のベクトルで最も魅力的な評価値を持つもの(ただ1個
のそのようなベクトルが存在すると仮定する)であり、
f(Vb ) = j(1))であり、g(Vb )は
ベクトルvbから目標位置dまでの既に計画されたサブ
ルートの積算重み係数であり、h(t’bl Z)はベ
クトルvbの端点と点Zとの間の理想化された直線通路
の重み係数であり、h(z)は上記点2と車両の実際の
位置Sとの間の理想化された直線通路の重み係数である
。
の中心点を結ぶ結合線は、それらの共通境界線またはそ
の延長線と点2において交差する。この場合、近傍バケ
ットb°の評価値f (b’ )は、f(b’) =g
(vb) + h(v、、、 z) + h(z)と定
義される。ここで、ν5は候補リスト上のバケツ)b中
のベクトルで最も魅力的な評価値を持つもの(ただ1個
のそのようなベクトルが存在すると仮定する)であり、
f(Vb ) = j(1))であり、g(Vb )は
ベクトルvbから目標位置dまでの既に計画されたサブ
ルートの積算重み係数であり、h(t’bl Z)はベ
クトルvbの端点と点Zとの間の理想化された直線通路
の重み係数であり、h(z)は上記点2と車両の実際の
位置Sとの間の理想化された直線通路の重み係数である
。
もし、バケツ)bに関して最も魅力的な評価値を持つ数
個のベクトルがある場合は、例えば、点2に一番近くに
位置するベクトルを選択することができる。
個のベクトルがある場合は、例えば、点2に一番近くに
位置するベクトルを選択することができる。
また、バケットb′が数個の固定されたバケットに近接
している場合はf (b’ )に関する最も魅力的な値
が選択される。
している場合はf (b’ )に関する最も魅力的な値
が選択される。
また、あるベクトルVの後継ベクトルを決定する場合、
バケットに基づくアルゴリズムにおいては以下のような
問題が起きる可能性がある。すなわち、ベクトルVが、
あるバケットの境界線に接触する場合は、1以上の後継
ベクトルが、未だワーキングメモリ内に固定されていな
い近傍バケット内に位置している可能性がある。この問
題は第6図を参照して説明する様にして解決される。
バケットに基づくアルゴリズムにおいては以下のような
問題が起きる可能性がある。すなわち、ベクトルVが、
あるバケットの境界線に接触する場合は、1以上の後継
ベクトルが、未だワーキングメモリ内に固定されていな
い近傍バケット内に位置している可能性がある。この問
題は第6図を参照して説明する様にして解決される。
第6図において、バケツ)blのベクトルv1はバケツ
)blとh2との境界線に接触している。いわゆるスレ
ッドポインタ(thread pointers)によ
り示されるベクトルVの後継ベクトルを決定する間には
、後継ベクトルv3が固定されていない近傍バケツ)b
2内に位置するやいなや、ベクトルv3へのポインタを
伴うベクトルv1が候補リストCに加えられる。このポ
インタは、中断されたベクトルv1の後継ベクトルの決
定処理はバケツ)b2が読み出されかつ固定されるやい
なやv3から継続しなければならない、ことを示してい
る。これに該当する場合は、blがもはや固定されてい
なかった場合、vlの後継ベクトルの選択処理はv4に
おいて再び中断されなければならない。
)blとh2との境界線に接触している。いわゆるスレ
ッドポインタ(thread pointers)によ
り示されるベクトルVの後継ベクトルを決定する間には
、後継ベクトルv3が固定されていない近傍バケツ)b
2内に位置するやいなや、ベクトルv3へのポインタを
伴うベクトルv1が候補リストCに加えられる。このポ
インタは、中断されたベクトルv1の後継ベクトルの決
定処理はバケツ)b2が読み出されかつ固定されるやい
なやv3から継続しなければならない、ことを示してい
る。これに該当する場合は、blがもはや固定されてい
なかった場合、vlの後継ベクトルの選択処理はv4に
おいて再び中断されなければならない。
中断毎に候補リストCに加えられたポインタを伴うベク
トルに対して「無限に魅力的な」評価値を割り当てるこ
とにより、次のことが確実になされる。すなわち、近傍
バケットが読み出されるやいなや該・バケットが固定さ
れ、かつ全ての後継ベクトルの発生及び調査がなされる
までそれらの決定処理が継続される。
トルに対して「無限に魅力的な」評価値を割り当てるこ
とにより、次のことが確実になされる。すなわち、近傍
バケットが読み出されるやいなや該・バケットが固定さ
れ、かつ全ての後継ベクトルの発生及び調査がなされる
までそれらの決定処理が継続される。
車両が動いている場合は、実際の位置は、最適ルートを
検索するよう指定された出発位置とは一致しない。この
検索中のある時点で検索ツリーにより実際の位置に到達
した場合は、該検索は中断されてもよい。実際の位置が
、指定された出発位置への最適ルートの決定後に、発生
された検索ツリーの外側に位置する場合は、検索は検索
ツリーが実際の位置に到達するまで継続されねばならな
い。
検索するよう指定された出発位置とは一致しない。この
検索中のある時点で検索ツリーにより実際の位置に到達
した場合は、該検索は中断されてもよい。実際の位置が
、指定された出発位置への最適ルートの決定後に、発生
された検索ツリーの外側に位置する場合は、検索は検索
ツリーが実際の位置に到達するまで継続されねばならな
い。
第1図は、自動車用の航法システムを示すブロック図、
第2図は、既知の検索アルゴリズムのフローチャート、
第3図は、同フローチャートの一部を詳細に示すフロー
チャート、 第4図は、本発明により変形された検索アルゴリズムの
フローチャート、 第5図は、ワーキングメモリ内での候補バケットの近傍
バケットに関する評価値の決定処理を示す説明図、 第6図は、ベクトルがバケット境界と接触するような地
図部分を概念的に示す説明図である。 1・・・バス、2・・・マイクロプロセッサ、3・・・
ワーキングメモリ、4・・・CDプレーヤ、5・・・ラ
ジオ、6・・・デコーダ、7・・・インターフェース、
9・・・キーボード、10・・・デイスプレィ、11・
・・インターフェース、12・・・インターフェース、
13・・・コンパス、14・・・オドメータ、15・・
・車輪センサ。 3 ・ 12 ・・ 9 ・・ 13 ・・ 14 ・・ 15 ・ パス マイクロプロセサ ワーキングメモリ CDプレーヤ ラジオ デコーダ インターフェース キーボード デイスプレィ コンパス オドメータ 車輪センサ
チャート、 第4図は、本発明により変形された検索アルゴリズムの
フローチャート、 第5図は、ワーキングメモリ内での候補バケットの近傍
バケットに関する評価値の決定処理を示す説明図、 第6図は、ベクトルがバケット境界と接触するような地
図部分を概念的に示す説明図である。 1・・・バス、2・・・マイクロプロセッサ、3・・・
ワーキングメモリ、4・・・CDプレーヤ、5・・・ラ
ジオ、6・・・デコーダ、7・・・インターフェース、
9・・・キーボード、10・・・デイスプレィ、11・
・・インターフェース、12・・・インターフェース、
13・・・コンパス、14・・・オドメータ、15・・
・車輪センサ。 3 ・ 12 ・・ 9 ・・ 13 ・・ 14 ・・ 15 ・ パス マイクロプロセサ ワーキングメモリ CDプレーヤ ラジオ デコーダ インターフェース キーボード デイスプレィ コンパス オドメータ 車輪センサ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、出発位置と終着位置との間の最適ルートを、地理的
情報と交通情報とに基づいて、ベクトルの繰り返し選択
と、既に計画されたサブルートを形成する複数のベクト
ルを含む検索ツリーの拡張とにより決定する方法であっ
て、前記各ベクトルには重み係数が割り付けられ、前記
各サブブルートに関しては既に計画されたサブルートの
ベクトルの重み係数の加算による積算重み係数が決定さ
れる方法において、前記情報はバケットに複分割され、
前記ベクトルの繰り返し選択と前記検索ツリーの拡張と
に関しては、全ての利用可能なバケットから、既に計画
されたサブルートと、関連するバケットを介してたどる
べき予想された仮のサブルートとの構成ベクトルの重み
係数の和により決定される評価値に基づいて選択された
所定の最大数のバケットからベクトルが専ら使用される
、 ことを特徴とする最適ルートを決定する方法。 2、地理的情報及び交通情報をバケット状に記憶するメ
モリと、 出発位置と終着位置とに関する情報の入力及び出力用の
入力/出力ユニットと、 ベクトルの繰り返し選択と、既に計画されたサブルート
を形成する複数のベクトルを含む検索ツリーの拡張とを
介して、ある出発位置からある終着位置迄の最適ルート
が各ベクトルに割り当てられた重み係数に基づいて計算
されるようにプログラムされたプロセサと、を含むルー
ト計画装置を具備する航法システムにおいて、 前記メモリは、 前記のバケット状に構成された地理的情報及び交通情報
が記憶されるバックグラウンドメモリと、 既に計画されたサブルートと、関連するバケットを介し
てたどるべき予想された仮のサブルートとの構成ベクト
ルの重み係数の和により決定される評価値に基づいて選
択されたバケットのみが前記バックグラウンドメモリか
ら転送されるワーキングメモリと、 を有し、当該ワーキングメモリ内のバケットからのベク
トルのみが前記のベクトルの繰り返し選択と前記検索ツ
リーの拡張とに使用されることを特徴とする航法システ
ム。 3、請求項1に記載の最適ルートを決定する方法におい
て、前記評価値が、 前記ワーキングメモリ中のバケットに関しては、候補リ
スト上に掲げられた関連するバケット内の全てのベクト
ルのうちの最も魅力的な評価値により決定される一方、 前記ワーキングメモリ内のバケットの近傍バケットに関
しては、 現在位置と、前記バケットと前記近傍バケットとの中心
間を結ぶ結合線がこれらバケットの境界線またはその延
長線と交差する点zとの間の理想化された直線通路の重
み係数と、前記点zと前記バケット内のあるベクトルv
_bの一端との間の理想化された直線通路の重み係数と
、 前記ベクトルv_bから目標位置ベクトル迄の間に既に
計画されたサブルートの積算重み係数と、 の加算により決定されることを特徴とする最適ルートを
決定する方法。 4、請求項3に記載の最適ルートを決定する方法におい
て、前記ベクトルv_bが前記候補リスト上に掲げられ
た前記バケットの全てのベクトルの内で最も魅力的な評
価値を有していることを特徴とする最適ルートを決定す
る方法。 5、請求項4に記載の最適ルートを決定する方法におい
て、前記候補リスト上に掲げられたあるバケット内の幾
つかのベクトルが最も魅力的な評価値を有している場合
、前記ベクトルv_bは前記点zの一番近くに位置して
いるベクトルであることを特徴とする最適ルートを決定
する方法。 6、請求項3または4または5に記載の最適ルートを決
定する方法において、ある近傍バケットが前記ワーキン
グメモリ中の幾つかのバケットに接する場合、当該近傍
バケットの評価値は、見つけだされた最も魅力的な評価
値であることを特徴とする最適ルートを決定する方法。 7、請求項2に記載の航法システムにおいて、当該シス
テムが現実の位置を決定する手段を有し、前記ルート計
画装置が前記現実の位置と見つけられたルート上の位置
とを比較する手段を有し、該ルート計画装置は、この比
較で一致が見つからない場合はその検索を継続し、一致
が見つかった場合は該検索を終了することを特徴とする
航法システム。 8、請求項2に記載の航法システムにおいて、前記ワー
キングメモリ内に、拡張のために選択されるべきベクト
ルを含む候補リストと、それまでに調べられたベクトル
とそれらの評価値及びポインタを含む検索ツリーと、未
だ見つかっていない目標位置ベクトルを含む検索リスト
と、前記候補リストと重なり合うバケットを含む候補バ
ケットリストと、前記ワーキングメモリ内の前記候補バ
ケットとこれら候補バケットの近傍バケットとを含むバ
ケット要求リストと、前記ワーキングメモリ内に固定さ
れた固定バケットのリストと、前記ワーキングメモリ内
のあるバケット内にある候補リストベクトルを含むフィ
ルタされた候補リストと、を記憶する空間が確保されて
いることを特徴とする航法システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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NL8802833 | 1988-11-17 | ||
NL8802833A NL8802833A (nl) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | Werkwijze voor kavel-georienteerde route-planning, alsmede navigatiesysteem met een route-planner voor het uitvoeren van een dergelijke werkwijze. |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH02201600A true JPH02201600A (ja) | 1990-08-09 |
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ES (1) | ES2041401T3 (ja) |
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- 1988-11-17 NL NL8802833A patent/NL8802833A/nl not_active Application Discontinuation
-
1989
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- 1989-11-13 EP EP89202867A patent/EP0369539B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-11-13 DE DE89202867T patent/DE68906648T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-11-14 JP JP1296043A patent/JP2996347B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-11-15 KR KR1019890016522A patent/KR0159922B1/ko not_active IP Right Cessation
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Also Published As
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DE68906648D1 (de) | 1993-06-24 |
JP2996347B2 (ja) | 1999-12-27 |
KR0159922B1 (ko) | 1998-12-15 |
KR900008398A (ko) | 1990-06-03 |
EP0369539A1 (en) | 1990-05-23 |
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