JPH02201148A - はんだ接合部の検査方法 - Google Patents

はんだ接合部の検査方法

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JPH02201148A
JPH02201148A JP2122689A JP2122689A JPH02201148A JP H02201148 A JPH02201148 A JP H02201148A JP 2122689 A JP2122689 A JP 2122689A JP 2122689 A JP2122689 A JP 2122689A JP H02201148 A JPH02201148 A JP H02201148A
Authority
JP
Japan
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temperature
solder
heating
joining part
stopped
Prior art date
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Pending
Application number
JP2122689A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Terao
博 寺尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子機器の実装の基本であるはんだ接合部の検
査方法に関する。
〔従来の技術〕
今日あらゆる電子機器の製造においてはんだ付けは最も
基本的で重要な役割を果たしている。故多くの接合部の
うち1点でも不良は許されない。
従ってはんだ接合部の検査が重要となる。検査法として
は、電気的な接続を見るものと外観を見るものがある。
外観検査が必要なのは、製造直後の電気検査に問題がな
くとも僅tりこ接触しているだけで正常に接合されてい
ない場合があり、この場合には信頼性がないからである
しかし、外観検査は人間の目視Iこよるものであるから
見落としや判断基準のばらつき、効率の悪さなどの問題
がある。最近、この問題を解決するための新しい方法の
一つとして、検査すべきはんだ接合部のみを、レーザ光
を用いてはんだが溶融しない温度範囲内で局所的に加熱
し、該接合部の、加熱停止直後の温度上昇をもとlこ接
合部の検査をする方法が発表された(製品例として、米
国ヴアンゼッティ社製レーザインスペクトがある)。そ
の原理は次のとうりである。■はんだ未着や不足の場合
は、加熱対象の熱容被力j小さ(基板への熱の逃けも少
ないため、加熱停止時の温度は正常な場合より高くなる
。■はんだ表面の汚れや光沢不足の場合は、レーザ光の
吸収率が高まり、やはり加熱停止時の温度は正常な場合
より高くなる。■はんだ過多の場合は、加熱対象の熱容
量が大きく基板への熱の逃げも多いため、加熱停止時の
温度は正常な場合より低くなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来の方法によってはんだ接合部の検査を行なっ
九場合、■と■の場合は、どちらも温度は高く測定され
るからその区別はできない。ところが実際の試料につい
て多くの実験を行ったところ、■のはんだ表面の汚れの
場合1こ、実用上はまったく問題がないごく僅かの汚れ
でも非常fこ高い温度を示し不良と判定する場合が多発
するという開路が生じた。
〔課題を解決する丸めの手段〕
本発明の方法は、検査すべきはんだ接合部のみを、はん
だが溶礪しない温度範囲内で局所的に加熱し、該接合部
の、加熱停止直後の温度上昇値と、加熱停止後の温度降
下時の温度変化時定数との両者が、あらかじめ設定した
範囲内にあるか否かζこよって接合部の良否を判定する
ことを%iとするはんだ接合部の検査方法である。
〔作用〕
すでlこ述べたように、はんだ接合部をレーザ光を用い
てはんだが溶融しない温度範囲内で局所的に加熱し、加
熱停止直後の温度上昇をもとfこ接合部の検査をすると
いう従来の方法の欠点は、実用上はまったく問題がない
ごぐ僅かのはんだ表面の汚れでも不良と判定する場合が
多発する事である。
レーザ光照射時の、加熱部分(はんだ接合部分)の@変
質化は、(1)実効的加熱パワー、(2)逃げる熱量、
(3)対象領域の熱量にで決まる。レーザ光照射中の温
度上昇にはこれらすべてが関係するがとくに+1)の実
効的加熱パワーの影響は大きい。この中をきらfこ細か
く見ると、レーザノ(ワー、レーザスポットのうち有効
に当たる割合(位置精度fこ対応)、はんだ表面での反
射率(=吸収率つとなるが、これらはすべてはんだ付け
の良否とは関係がない。
はんだ付けと最も関係があるのは、(2)の熱の逃げで
ありその経路は、はんだを通して基板へ向かうものが主
である。はんだ付けが良好であれば熱の基板への流れも
良い。リードを経て部品側へ向かうもの、空気中への放
熱は無視できる。
さて、今問題Jこしている表面の汚れlこついて考える
と、(1)の実効加熱パワーには大きな影響があるが、
+21131には影響しない。したがって、レーザ光照
射直後の温度は非常に高くなるが降−過程の時定数は短
く、良好なはんだ゛接合部と同じである。
一方、はんだ未着や不足の場合はレーザ光照射直後の温
度は同様1こ高くなるが?&板へ逃げる熱h)が少ない
から降温迎程の時定数は長い。本発明の方法では、この
加熱停止後の温度変化時定数の差もはんだ接合部の良否
判定条件に加える事1こより表面の汚れとはんだ未着や
不足とを区別する。
〔実施例〕
ガラスエポキシ基板上lこ表面実装型のICをはんだ付
けした試料について実験を行なった。接合部の総Piは
428点であり、この中に検査方法の差による効果を調
べるため、8点づつ意図的ζこフラックスで汚したもの
と全くはんたをつけないものを含撞せた。これらを除く
接合部はすべて目視による外賎検査で正常である事を確
認した。さらに電気検査で、全くはんだを付けなかった
8点を除き正常である事を確認した。
加熱にはYAGレーザを用いた。レーザビーム径は0.
6 rnrn 、パワーはSW、照射時間は20m5e
cとした。まず従来の方法である加熱終了直後としてレ
ーザ照射15m5ecの@変を基準ζこ判定した結果、
意図的fこフラックスで汚したものと全くはんだをつけ
ないものが正常な接合部に比べ3〜10倍以上の高い温
度を示し不良と判定された。次に本発明の方法で判定す
るため、降m過程の時定数に対応する数値として、加熱
停止後の温#Aj変化が指数関数となるので、レーザ照
射後5m s e cでの温度とレーザ照射後15 m
5ecでの温度の比をとった。この結果この比は、意図
的にフラックスで汚したものと正常な接合部とでは一致
し、全くはんだをつけない吃のでは半分以下と小さくな
り(時定数が長くなった事に対応)完全に識別可能であ
った。すなわち、たとえ加熱停止後の温度が高い場合で
も降温過程の時定数が正常な接合部と一致する場合は合
格とできる。
なお、ここでは僅かな汚れは不良ではないとの観点から
議論したが、本発明の方法では、加熱停止後のm度が高
い場合の原しJを識別できるから、ごく僅かの汚れも不
良とすべき極めて高い信頼性を要求される場合;こつい
ても対応できるのは当然である。
〔発明の幼果〕
本発明の方法lこよれば、はんだ接合部の自動検査の正
!1(Ifさが極めて高くなるという効果がある。
代理人 弁理士   内 原   晋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  検査すべきはんだ接合部のみを、はんだが溶融しない
    温度範囲内で局所的に加熱し、該接合部の、加熱停止直
    後の温度上昇値と、加熱停止後の温度降下時の温度変化
    時定数との両者が、あらかじめ設定した範囲内にあるか
    否かによって接合部の良否を判定することを特徴とする
    はんだ接合部の検査方法。
JP2122689A 1989-01-30 1989-01-30 はんだ接合部の検査方法 Pending JPH02201148A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007064757A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Matsushita Electric Works Ltd 接点接合部の検査方法
CN102209441A (zh) * 2010-03-29 2011-10-05 三菱电机株式会社 焊料接合部的品质管理方法及品质管理装置

Citations (2)

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JPS62297750A (ja) * 1986-06-17 1987-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ハンダ付け検査装置
JPS6391541A (ja) * 1986-10-06 1988-04-22 Fujitsu Ltd プリント板装置の半田付け個所検査方法

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