JPH02200486A - 光学記録媒体 - Google Patents

光学記録媒体

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JPH02200486A
JPH02200486A JP1021409A JP2140989A JPH02200486A JP H02200486 A JPH02200486 A JP H02200486A JP 1021409 A JP1021409 A JP 1021409A JP 2140989 A JP2140989 A JP 2140989A JP H02200486 A JPH02200486 A JP H02200486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
film
monomolecular film
optical recording
monomolecular
Prior art date
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Pending
Application number
JP1021409A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Suzuki
正明 鈴木
Eiji Ando
安藤 栄司
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02200486A publication Critical patent/JPH02200486A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y30/00Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、情報記録用の光ディスクなどに利用される光
学記録媒体に関するものである。
従来の技術 有機材料を記録体とする光学記録媒体の1つとして、色
素の会合体のうち鋭い(ピーク波長半値幅の狭い)吸収
スペクトルを示すJ会合体を利用した光学記録媒体が報
告されており、その薄膜化方法としてラングミュア−プ
ロジェット(以下LBと略す)法を利用する方法が、例
えばアプライド・フィジックス・レター49巻(198
6年)第1677頁から第1679頁(Appl、Ph
ys、Lett、 49(198B)PPIG77〜1
B?9)に発表されている。このような光学記録媒体へ
の記録は、ピーク吸収波長に一致する波長のレーザ光を
照射し、熱モードによって吸収スペクトル中の対応する
ピークが消失する。そのピークの有無によって記録が行
われる。
J会合体を形成する色素としてはシアニン色素、メロシ
アニン色素、スクアリリウム色素などがあり、特に、シ
アニン色素については多くの種類が存在する。このJ会
合体を形成するシアニン色素を数多く薄膜化する1方法
として、気液界面において脂肪酸と色素との混合単分子
膜を形成することによってJ会合体を得て、LB法によ
って基板の浸漬、引き上げを交互に繰り返すことでその
混合単分子膜から成るLB膜(Y型LB膜)を形成する
方法がジャーナル・オプΦフィジカルeケミストリー8
9巻(1985年)第580頁から第582頁(J。
Phys、Chem、 89(1985)PP5GO〜
5G2)に提案されている。
このY型LB膜は隣接した単分子膜の色素分子の骨格部
が単分子膜の親水性界面で接触した構造を形成している
。光学記録媒体の記録信号である吸収スペクトルにおけ
るピーク吸収波長は、LB模膜中のJ会合体の形成に起
因していると共に、て及ぼされる相互作用も一因となっ
て生じている。
発明が解決しようとする課題 上記方法で作製した光学記録媒体では、その薄膜の構成
は同一であるため、光学記録の信号成分である色素のJ
会合体の形成に起因した吸収スペクトルにおいて、ある
1つの色素で得られるピーク吸収波長は色素によって決
まってしまうために、それ以外の波長にピーク吸収波長
を得ることができなかった。
本発明は、色素の種類だけでなく、薄膜構成によってピ
ーク吸収波長の制御を行ない得る光学記録媒体を提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 上述の問題を解決するために本発明の光学記録媒体は、
基板上に色素を含む単分子膜を累積し、かつ単分子膜中
の色素分子の骨格部の存在する面が、前記単分子膜に隣
接する単分子膜中の色素分子の骨格部の存在する面と接
触しない構造に形成させる、あるいは基板上に色素を含
む単分子膜と色素を含まない単分子膜とを累積し、かつ
色素を含む単分子膜間に、色素を含まない単分子膜を介
在させる、という構成を有するものである。
作用 本発明は上記の構成により、色素を含む薄膜のピーク吸
収波長に影響する要因の1つである隣接単分子膜間の色
素分子の骨格部の接触による相互作用を除くことができ
るため、J会合体の形成と、色素分子の骨格部の相互作
用との両方に起因したピーク吸収波長とは異なる、J会
合体の形成のみに起因したピーク吸収波長を示す光学記
録媒体が作製できる。その結果として、色素の皿類だけ
でなく、光学記録媒体の薄膜構成によって記録信号波長
の制御が可能となる。
実施例 以下、本発明の実施例について説明する。
実施例1 本実施例では、シアニン色素1とアラキン酸(以下C2
0と略す)との混合単分子膜から成るLB膜を光学記録
媒体とした。シアニン色素1の化学構造式を以下に示す
シアニン色素1とC20を1対2の割合でクロロホルム
溶液に調製し、気液界面上に展開することで単分子膜を
形成した。水相の条件としては蒸留水、p H5、温度
16℃である。
このシアニン色素1とC20との混合単分子膜を、交互
へテロLB膜作成装置を使用して、LB法によって基板
引き上げ時のみ累積してその混合単分子膜から成るLB
膜(Z型LB膜)を形成した。
累積条件は累積圧力、累積速度がそれぞれ35mN/m
110mm/winであり、基板は親水性処理した石英
基板を使用した。
累積はシアニン色素1とC20との混合単分子膜の展開
した水面から基板を引き上げ、蒸留水のみを使用した。
累積はシアニン色素1とC20との混合単分子膜の展開
した水面から基板を引き上げ、蒸留水のみで単分子膜の
展開してない水面へ基板を浸漬して、繰り返し5層形成
した。このZ型LB膜の吸収スペクトルはJ会合体に起
因するG93nmのピーク吸収波長を示した。比較のた
めに作製したY型LB膜は、J会合体に起因するピーク
吸収波長が700Gmであり、Z型LB膜の形成によっ
て7Gm短波長化したピークを持つ、異なったピーク吸
収波長の光学記録媒体が作製できた。
なお、本実施例の光学記録媒体に893Gmの光を照射
することでJ会合体に起因するピークが消失し、光学記
録されることが確認できた。
実施例2 本実施例では、シアニン色素2とアラキン酸(02G)
の混合単分子膜とステアリン酸メチル(以下C16M 
eと略す)の単分子膜との交互へテロLB膜から成る光
学記録媒体を形成した。シアニン色素2の化学構造式を
以下に示す。
シアニン色素2とC20を1対2の割合でクロロホルム
溶液に調製し、Cl8M・eを単独のベンゼン溶液に調
製した。累積装置として交互へテロLB膜作成装置を使
用し、2区画に区切られた水面の一方にシアニン色素2
とC20の混合単分子膜を、もう一方にC16M e単
分子膜を形成した。水相の条件は実施例1と同条件であ
る。
LB法を用いて、基板引き上げ時にシアニン色素2とC
20の混合単分子膜を、基板浸漬時にC16Me単分子
膜を累積し、交互へテロLB膜を作製した。基板は親水
性処理したガラス板を使用し、累積条件は、引き上げ時
の累積圧力と累積速度はそれぞれ35111N/111
%  10mm/m1n1  浸漬時の累積圧力と累積
速度はそれぞれ25mN/m110mm/winとした
。シアニン色素2とC20の混合単分子膜およびC16
Me単分子膜の累積1層数は、それぞれ5層、4層であ
る。
作製したLB膜の吸収スペクトルはシアニン色素2のJ
会合体形成に起因する660Gmにピーク吸収・波長を
示した。比較のために作製したシアニン色素2とC20
の混合単分子膜だけから成るY型LB膜のJ会合体に起
因したピーク吸収波長はG70nmでアリ、交互へテロ
LB膜にすることで10Gm短波長にシフトした光学記
録媒体が形成された。
なお、実施例1,2では色素と混合する脂肪酸としてア
ラキン酸を使用したが、単独で安定な単分子膜を形成す
る炭素数16から22の直鎖飽和脂肪酸を用いることが
可能である。また、実施例2では色素を含まない単分子
膜をステアリン酸メチルで形成したが、他に炭素数16
から22の直鎖飽和脂肪酸、あるいはその脂肪酸エステ
ルを用いることが可能である。さらに、単分子膜に使用
する材料として上記のもの以外に、安定な単分子膜を形
成するものであればいずれも使用し得る。さらに、色素
と脂肪酸との混合比については、1対1から1対5の混
合比でJ会合体の形成が可能であった。
発明の効果 本発明によれば、色素の種類だけでなく、薄膜構成によ
ってピーク吸収波長の制御を行ない得る光学記録媒体を
提供することが可能となる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に色素を含む単分子膜を累積してなり、か
    つ単分子膜中の色素分子の骨格部の存在する面が、前記
    単分子膜に隣接する単分子膜中の色素分子の骨格部の存
    在する面と接触しない構造に形成された光学記録媒体。
  2. (2)基板上に色素を含む単分子膜と色素を含まない単
    分子膜とを累積してなり、かつ色素を含む単分子膜間に
    、色素を含まない単分子膜を介在させた光学記録媒体。
  3. (3)色素を含む単分子膜を形成する色素以外の成分が
    、炭素数16から22の直鎖飽和脂肪酸である請求項1
    もしくは2に記載の光学記録媒体。
  4. (4)色素を含まない単分子膜を形成する成分が、炭素
    数16から22の直鎖飽和脂肪酸、あるいはその脂肪酸
    エステルである請求項2もしくは3に記載の光学記録媒
    体。
  5. (5)色素を含む単分子膜を形成する色素が、単分子膜
    中でJ会合体を形成するシアニン色素である請求項1か
    ら4のいずれかに記載の光学記録媒体。
JP1021409A 1989-01-31 1989-01-31 光学記録媒体 Pending JPH02200486A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998047717A1 (fr) * 1997-04-23 1998-10-29 Sony Corporation Supports d'enregistrement optique
JP2007307814A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Taiyo Yuden Co Ltd 光情報記録媒体およびその製造方法

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