JPH02200384A - 複合金属材の製造方法 - Google Patents
複合金属材の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し産業上の利用分野1
本発明は、クラツド材としての複合金属材を非常に長尺
な形で効率よく入手することのできる新規な製造方法に
関するものである。
な形で効率よく入手することのできる新規な製造方法に
関するものである。
[従来の技術]
クラツド材としての複合金属材を製造するには従来は第
3図に示すような方法により圧延圧接するのが通常であ
った。
3図に示すような方法により圧延圧接するのが通常であ
った。
すなわち、送出装置1.2よりクラッドすべき金属条2
0−.21−を送出し、前処理装置5において圧接する
表面を清浄化研磨して表面を活性化させた後、バックア
ップロール8−99−を有するワークロール8,9によ
り約60%以上の圧下率となるように圧延圧接し、クラ
ッド条22−とした後これを巻取装置14によって巻取
るものである。
0−.21−を送出し、前処理装置5において圧接する
表面を清浄化研磨して表面を活性化させた後、バックア
ップロール8−99−を有するワークロール8,9によ
り約60%以上の圧下率となるように圧延圧接し、クラ
ッド条22−とした後これを巻取装置14によって巻取
るものである。
この場合クラッド条22−は最終的な所要[11よりも
広巾に形成し、これを第4図に示すようなスリッタ17
のスリット刃15.15および16゜16により所要の
+j> Wにスリット切断してそれぞれ所要l]を有す
る製品としていた。
広巾に形成し、これを第4図に示すようなスリッタ17
のスリット刃15.15および16゜16により所要の
+j> Wにスリット切断してそれぞれ所要l]を有す
る製品としていた。
[発明が解決しようとする課題]
上記第3図に示ず圧延圧接法により圧接する場合には、
上記したように圧延率約60%以上となるような非常に
大きな加工度で圧接する必要がある。このような大きな
加工度を付加した場合には、圧接後の製品に加工歪が生
じこれの除去等面倒な後処理が必要となる。さらに、圧
接するための素材として製造時の長さに限界がある金属
条が使用されており、製造されたクラツド材の条長にも
必然的に制約が生じ、長尺のクラツド材を入手すること
は困難である。
上記したように圧延率約60%以上となるような非常に
大きな加工度で圧接する必要がある。このような大きな
加工度を付加した場合には、圧接後の製品に加工歪が生
じこれの除去等面倒な後処理が必要となる。さらに、圧
接するための素材として製造時の長さに限界がある金属
条が使用されており、製造されたクラツド材の条長にも
必然的に制約が生じ、長尺のクラツド材を入手すること
は困難である。
また、従来の圧延圧接の後には前述したスリット工程に
よる巾割きが工程上必要であり、このスリット工程にお
いて両端縁の押え部がスクラップとなり、製造時の歩留
りを低下させる大きな因子となっている。
よる巾割きが工程上必要であり、このスリット工程にお
いて両端縁の押え部がスクラップとなり、製造時の歩留
りを低下させる大きな因子となっている。
一方、スリット工程において[1]割きされることによ
り前記した加工歪の開放が起り、そのためにスリット後
の製品が中方向に蛇行を生じたり、製品自体の曲りある
いはrt1反りといった形状不良を発生させる場合が多
い、とくに、狭い巾(10II11以下)にスリットす
る場合にはその傾向が顕著であり、スリット後に寸法や
形状を矯正するためにローラレベラなどの矯正装置を通
過させねばならない場合が多い。
り前記した加工歪の開放が起り、そのためにスリット後
の製品が中方向に蛇行を生じたり、製品自体の曲りある
いはrt1反りといった形状不良を発生させる場合が多
い、とくに、狭い巾(10II11以下)にスリットす
る場合にはその傾向が顕著であり、スリット後に寸法や
形状を矯正するためにローラレベラなどの矯正装置を通
過させねばならない場合が多い。
このように、従来技術においては、強加工度の問題ある
いは余長の制約の問題があり、またスリット加工あるい
はその後の矯正作業など数多くの工程が必要であり、そ
れだけ原価がアップするといった問題もあった。
いは余長の制約の問題があり、またスリット加工あるい
はその後の矯正作業など数多くの工程が必要であり、そ
れだけ原価がアップするといった問題もあった。
本発明の目的は、上記したような従来技術の問題点を解
消し、小さな加工度によって容易に圧接することができ
、しかも製品の長さについて本質的に制約を受けること
なく長尺の製品を製造することができる上、スリット工
程をも省略することが可能な新規な複合金属材の製造方
法を提供しようとするらのである。
消し、小さな加工度によって容易に圧接することができ
、しかも製品の長さについて本質的に制約を受けること
なく長尺の製品を製造することができる上、スリット工
程をも省略することが可能な新規な複合金属材の製造方
法を提供しようとするらのである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、圧延圧接する素材を金属線の状態で供給し、
中途でこれを平角状に圧延し、これを前処理した後非酸
化性雰囲気もしくは真空中において加熱しながら圧延圧
接することを特徴とするものである。
中途でこれを平角状に圧延し、これを前処理した後非酸
化性雰囲気もしくは真空中において加熱しながら圧延圧
接することを特徴とするものである。
[作用]
圧延圧接する素材を金属線の形で供給すれば、金属線そ
のものは必要により非常に長尺なものを供給できるから
、製品の長さに制約を受けることがない上、非酸化性も
しくは真空中において加熱しながら圧延圧接すれば、従
来の加工度の1/3以下の小さな加工度でも十分に接合
させることができる。また、雰囲気による表面酸化のお
それがないことから、接合界面の優れた製品を入手でき
、しかもスリット加工を省略できることによる品質向上
効果および省力化効果がある。
のものは必要により非常に長尺なものを供給できるから
、製品の長さに制約を受けることがない上、非酸化性も
しくは真空中において加熱しながら圧延圧接すれば、従
来の加工度の1/3以下の小さな加工度でも十分に接合
させることができる。また、雰囲気による表面酸化のお
それがないことから、接合界面の優れた製品を入手でき
、しかもスリット加工を省略できることによる品質向上
効果および省力化効果がある。
し実株例]
以下に、本発明について実施例を参照し説明する。
第1図は本発明により複合金属材を製造している様子を
示す説明図である。
示す説明図である。
1.2はそれぞれ素材の送出装置であり、本発明におい
ては、ベース材料となる素材20aおよびクラツド材と
なる素材21a共に金属線の状態において供給すること
を一つの特徴とするものである。
ては、ベース材料となる素材20aおよびクラツド材と
なる素材21a共に金属線の状態において供給すること
を一つの特徴とするものである。
本実線側においては、供給する金属線の断面形状は第2
図(a)に示すように断面円形であるが、必要あらば断
面非円形の金属線を使用しても差支えはない。
図(a)に示すように断面円形であるが、必要あらば断
面非円形の金属線を使用しても差支えはない。
丸線の状態で供給された素材20a、21aは途中にお
いて平角ロール3および4を通過し、ここで第2図(b
)にその断面形状を示したような平角素材20b、21
bに中間成形される。
いて平角ロール3および4を通過し、ここで第2図(b
)にその断面形状を示したような平角素材20b、21
bに中間成形される。
平角素材20b、21bは、前処理装置5において表面
清浄化され活性化された後通電加熱ロール6および7を
通過することにより加熱され、当該加熱された状態で圧
着ロール8.9により圧着され、第2図(c)にその断
面形状を示すようなりラッド材22に圧着される。
清浄化され活性化された後通電加熱ロール6および7を
通過することにより加熱され、当該加熱された状態で圧
着ロール8.9により圧着され、第2図(c)にその断
面形状を示すようなりラッド材22に圧着される。
本発明においては、前記加熱工程および圧着工程はチェ
ンバ10内に収容され、チェンバ10内は還元性ガス雰
囲気あるいは不活性ガス雰囲気もしくは真空状態の雰囲
気に保持される。このように雰囲気が非酸化性に保持さ
れることは重要であり、これによって加熱された素材の
酸化が防止されるばかりでなく、接合界面における圧着
性を大巾に改善することができるものである。
ンバ10内に収容され、チェンバ10内は還元性ガス雰
囲気あるいは不活性ガス雰囲気もしくは真空状態の雰囲
気に保持される。このように雰囲気が非酸化性に保持さ
れることは重要であり、これによって加熱された素材の
酸化が防止されるばかりでなく、接合界面における圧着
性を大巾に改善することができるものである。
これを具体例によって説明ずれは、丸線素材として外径
5Ifl+のニッケル線および無酸素銅線を使用し、こ
れを中9mの平角線に圧延した後真空中において750
℃に加熱し圧着して中12m+、厚さ0.7fiのクラ
ツド材を製造したが、このときの圧延率は約lO%であ
り、その加工度で十分な界面の圧着が達成された。もし
も、上記のようなニッケルと銅の組合せをもって第3図
に示した従来の圧延圧接により圧接した場合には60%
以上の加工度が必要であり、本発明の優れた特徴を理解
することかできる。
5Ifl+のニッケル線および無酸素銅線を使用し、こ
れを中9mの平角線に圧延した後真空中において750
℃に加熱し圧着して中12m+、厚さ0.7fiのクラ
ツド材を製造したが、このときの圧延率は約lO%であ
り、その加工度で十分な界面の圧着が達成された。もし
も、上記のようなニッケルと銅の組合せをもって第3図
に示した従来の圧延圧接により圧接した場合には60%
以上の加工度が必要であり、本発明の優れた特徴を理解
することかできる。
上記のようにして圧着したクラツド材22は必要に応じ
、上下および側方の形状を整えるための成形ロール11
.12.13を通過させてその断面形状を整えた後、巻
取装置14により巻取ればよい。
、上下および側方の形状を整えるための成形ロール11
.12.13を通過させてその断面形状を整えた後、巻
取装置14により巻取ればよい。
本発明においては、この巻取った状態で最終製品として
の必要な中を有する。すなわち素材20a、21bの断
面積および圧着ロール8.9における加工度を選定すれ
ば、それだけで最終的な巾およびlブさよりなる複合金
属材を人手でき、先に説明した従来例におけるようなス
リット加工が一切必要なくなるものである。
の必要な中を有する。すなわち素材20a、21bの断
面積および圧着ロール8.9における加工度を選定すれ
ば、それだけで最終的な巾およびlブさよりなる複合金
属材を人手でき、先に説明した従来例におけるようなス
リット加工が一切必要なくなるものである。
なお、本発明における圧着前の加熱手段については、上
記の加熱ロールによる場合に限らず、誘導加熱その他適
宜な方法を用いても差支えはない。
記の加熱ロールによる場合に限らず、誘導加熱その他適
宜な方法を用いても差支えはない。
また、平角化を別工程で行なっても差支えはないのであ
る。
る。
本発明によれば、上記したニッケル/銅、のみならずモ
ネル/銅、キュプロニッケル/銅等の複合金属体におい
て厚さ0.5〜1.0+m+、中2〜10ff11程度
の製品を容易に製造可能であり、すでに各種の試作実験
によりその有効性が確認されている。
ネル/銅、キュプロニッケル/銅等の複合金属体におい
て厚さ0.5〜1.0+m+、中2〜10ff11程度
の製品を容易に製造可能であり、すでに各種の試作実験
によりその有効性が確認されている。
[発明の効果]
以上の通り、本発明によれば、つぎのような優れた効果
を発揮することができる。
を発揮することができる。
(1)素材として金属線を使用するから、ボビン巻した
コイルを用いることができ、従来の金属条を使用したも
のに比較して約20〜30倍の長尺材を製造することが
可能であり、スリット加工を省略できることと併せその
製造効率および経済性の改善効果は非常に大きい。
コイルを用いることができ、従来の金属条を使用したも
のに比較して約20〜30倍の長尺材を製造することが
可能であり、スリット加工を省略できることと併せその
製造効率および経済性の改善効果は非常に大きい。
t2J tlf+面円形面金形線を使用し、金属複合
材の最終形状までを一つのラインにより製造することが
可能となり、複数工程を必要とした従来例に比較すれば
その効率向上効果は非常に大きい。
材の最終形状までを一つのラインにより製造することが
可能となり、複数工程を必要とした従来例に比較すれば
その効率向上効果は非常に大きい。
(3)非酸化性雰囲気あるいは真空中における加熱圧着
を行なうことで従来法に比べ1/3〜115という非常
に小さな圧延率をもって容易に接合させ得る上非常に品
質良好な接合界面を得ることができ、製品の信頼性を格
段に高めることができる。
を行なうことで従来法に比べ1/3〜115という非常
に小さな圧延率をもって容易に接合させ得る上非常に品
質良好な接合界面を得ることができ、製品の信頼性を格
段に高めることができる。
第1図は本発明に係る方法を実施している様子を示す説
明図、第2図は本発明に係る製造方法における製造過程
での素材および製品の断面形状を示す説明図、第3図は
従来の圧延圧接法による製造状況を示す説明図、第4図
はスリッタによるスリット状況を示す説明図である。 1.2:送出装置、 3.4:平角ロール、 5:前処理装置、 6.7:加熱ロール、 8.9=圧着ロール、 10:チェンバ、 11.12.13+成形ロール、 14:巻取装置、 20a、21a:丸線素材、 20b、21b:平角素材、 22:クラツド材。
明図、第2図は本発明に係る製造方法における製造過程
での素材および製品の断面形状を示す説明図、第3図は
従来の圧延圧接法による製造状況を示す説明図、第4図
はスリッタによるスリット状況を示す説明図である。 1.2:送出装置、 3.4:平角ロール、 5:前処理装置、 6.7:加熱ロール、 8.9=圧着ロール、 10:チェンバ、 11.12.13+成形ロール、 14:巻取装置、 20a、21a:丸線素材、 20b、21b:平角素材、 22:クラツド材。
Claims (1)
- (1)圧延圧接する素材を金属線の状態で供給し、中途
でこれを平角状に圧延し、これを前処理した後非酸化性
(還元性あるいは不活性)雰囲気もしくは真空中におい
て加熱しながら圧延圧接する複合金属材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1849189A JPH02200384A (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 複合金属材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1849189A JPH02200384A (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 複合金属材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02200384A true JPH02200384A (ja) | 1990-08-08 |
Family
ID=11973097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1849189A Pending JPH02200384A (ja) | 1989-01-27 | 1989-01-27 | 複合金属材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02200384A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5092259A (ja) * | 1973-12-19 | 1975-07-23 | ||
JPS5117953A (ja) * | 1974-05-29 | 1976-02-13 | Kanto Denka Kogyo Kk | |
JPS58179582A (ja) * | 1982-04-13 | 1983-10-20 | Nippon Steel Corp | アルミニウム被覆鋼板の製造法 |
JPS60166104A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-08-29 | Keiichiro Yoshida | 圧延によるリボン線成形方法 |
-
1989
- 1989-01-27 JP JP1849189A patent/JPH02200384A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5092259A (ja) * | 1973-12-19 | 1975-07-23 | ||
JPS5117953A (ja) * | 1974-05-29 | 1976-02-13 | Kanto Denka Kogyo Kk | |
JPS58179582A (ja) * | 1982-04-13 | 1983-10-20 | Nippon Steel Corp | アルミニウム被覆鋼板の製造法 |
JPS60166104A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-08-29 | Keiichiro Yoshida | 圧延によるリボン線成形方法 |
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