JPH0219992Y2 - - Google Patents

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JPH0219992Y2
JPH0219992Y2 JP1983172135U JP17213583U JPH0219992Y2 JP H0219992 Y2 JPH0219992 Y2 JP H0219992Y2 JP 1983172135 U JP1983172135 U JP 1983172135U JP 17213583 U JP17213583 U JP 17213583U JP H0219992 Y2 JPH0219992 Y2 JP H0219992Y2
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JP
Japan
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plate
pin
hole
panel plate
saddle
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JP1983172135U
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JPS6079793U (ja
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパネルプレートの止着並びに解放装
置、更に詳細には箱に並べて収容されるパネルプ
レートの隅に枢着されてあつて箱に挿入されたパ
ネルプレートを箱挿入口に設けた溝に止着してパ
ネルプレートを箱に固定せしめ、又挿入されたパ
ネルプレートを解放するため箱挿入口から緩める
上記装置に関する。
パネルプレートは、パネルボートとも云われ、
硬いカード状のもので、印刷回路並びに抵抗、コ
ンデンサ、半導体等電子部品がその片面又は両面
に施されている。パネルプレートは電子機器構成
の一部材として電子機器のプログラム収容の外囲
器又は枠或いは箱内に互に平行に収容され、外囲
器の底には予め電子回路に接続される複数の線路
からなる端子の受口があつてこの受口にパネルプ
レートの一端に設けられた印刷回路の又は固定さ
れた端子が嵌込む。パネルプレートは前記外囲器
の内壁に互いに向合つて平行に設けられた一対の
溝間に相互に狭い間隔で外囲器内に収容される。
この溝はプレートが外囲器内で遊嵌しないよう緊
密に保持するため、溝とプレート間には把持力が
ありプレートを外囲器に挿入、排出するのには可
成りの力を要する。前記のようにパネルプレート
は狭い間隔で外囲器に収容されているため、プレ
ートの挿入、殊に排出の場合にプレートの一端を
両手で持上げる場合に力を要し、殊に収容された
パネルプレートを最初に持上げる場合、親指と人
差指とで持上げようとする時には隣のパネルプレ
ートを傷めたりすることがある。又この場合引抜
くプレートを捩つたりすることもある。そのため
プレートの引抜きに苦労を来している。
従来からパネルプレート引抜きのため最初の持
上げに対しては、第1図に示す引抜き装置が用い
られている。このものはパネルプレートの厚みに
相当する間隔をおき座部22から同方向に突出し
た平行脚板23,24のある鞍状体21であつ
て、座部22から遠い脚板部分に心揃いの孔2
5,26が設けられたものである。予め隅に穿設
した孔28のあるパネルプレートQに脚板23,
24間の溝を差込み、孔25,28,26を合せ
た後に予め孔径に合せて別に用意されたピン27
を打込んで使用する。このものは鞍状体21の一
方の側、即ち鞍頭29を外囲器の上縁に押圧する
よう鞍尾30を押上げでパネルプレートを外囲器
から緩める。上記の鞍状体装置の取付けにはピン
27をハンマーで打込むのであるが、一般にピン
自体が小さくピンと孔との心合せが不充分の時に
は打込みに当りピンが曲つたり折れたりすること
が多い。それで心合せには注意を要し、取付けま
でに時間が掛る。
又米国特許第4261076号に開示したカード処理
装置もあるが、このものは前記脚板に相当する対
称の板片が可撓ヒンジで接続され、該ヒンジの部
分で折曲げられるようになつている。一方の板片
には、折曲げた時内向にある面にピンが直交して
突設され、他方の板片にはピン受入れの孔が設け
られている。ガードの孔に前記ピンを遊嵌的に差
込み、板片をヒンジに沿つて折曲げピンを他方の
板片に差込むことでカードに処理装置が取付けら
れる。この装置の使用は前例の鞍状体装置の使用
と同じである。
このカード処理装置はピンが一体に形成されて
いるものであるので、ピンを本体がら失うことは
ない。又、一方の板片を他方の板片に合せピンを
他方の板片の孔に差込む時も心合せの煩らわしさ
もなく、ピンの曲りも生じない。併し実際の使用
に当り、次のような欠点もある。即ち、カードを
外囲器よりの引抜く時に時によつてはカードがカ
ード処理装置に対してねじれたりすることがあ
る。この時カードが該処理装置の折曲げた一方又
は両方の板片の内面に押接し、その押接圧が強い
時には、ヒンジで折曲げた板片の対向面が離れる
ように作用される。このようになると前記他方の
板片の孔からピンが抜け出してカードに対する処
理装置の関係が崩れ、これによつて処理装置から
カードが外れる。又このカード処理装置は折曲げ
の板片が厚い剛性であつてもヒンジ部分は比較的
薄材で作られるからヒンジ部分が傷み易い。
本考案は上記諸欠点を克服してなされたもの
で、これを図面について述べれば少くともケース
に収容されるパネルプレートPの厚みに相当する
間隔を置いて座部2から同方向に突出した平行脚
板3,4のあるパネルプレートに枢着される鞍状
体1よりなつたものではあるが、その特徴とする
ところは前記脚板の前記座部より遠い部分には心
揃いの孔5,6が穿孔され、一方の孔5には孔周
に沿い部分的に薄膜8で孔と一体に形成されて前
記心揃いのに差込まれるピン7が外向に脚板と直
交して立設され、該薄膜はピン差込時の加圧で破
れるパネルプレートの止着及び解放装置である。
又前記ピン7にはピン軸を取巻く少くとも一個の
リブ11が形成された構造のものである。前記薄
膜は第5図で孔周三ケ所に設けてあるが、その数
は3個に限ることはない。第2図で示したように
本考案装置の座部2は鞍の座部のように鞍頭9か
ら鞍尾10に掛けて中央が凹んだ形状で、孔5,
6は、鞍の中心から鞍頭に寄つた位置に脚板3,
4の座部より遠い位置に設けられるのがよい。従
つて脚板の外周は孔の周附近から鞍頭と鞍尾に掛
けて収束するよう弓形に彎曲された構造に作られ
る。この構造は必ずしも限定的ではないが、引抜
き作業で鞍頭9の下辺がケース、又は外囲器の箱
縁に容易に当接する形状になつていれば差支えな
い。
本案装置の使用について述べる。脚板3,4の
溝にパネルプレートPを差込んでプレートPの隅
に穿設した孔12に孔5,6を心合せした後、ピ
ン7を孔6に向けて加圧する。即ち例えばハンマ
ーで叩く。ピン7を支持している薄膜8はハンマ
ー圧で破れて、ピンは、孔12を通つて孔6に入
り孔5,6間で支承される。ピンはその径が孔
5,6に遊嵌せず充分に嵌合するように選ばれて
いて、ピンは孔5,6に対して軸動することなく
枢動する。一方プレートの孔12に嵌つているピ
ンの部分には、リブ11によつて孔の内壁に密着
し、孔とピンとの間で充分緊密な嵌合が保たれ
る。併し孔径が大きくしてピンと孔12とが遊嵌
していても差支えない。
本考案装置をパネルプレートPの上端両側に鞍
頭を外向にして取付け、鞍尾をプレートから1A
のように立てて、プレートをケース、又は外囲器
15の一方の口16から、内壁に平行に設けられ
た溝17,17に差込んでケース内に押込む(第
7,8図)。このケースには入口16に予め向合
つたダクト18,18が設けられたもので、プレ
ートPを押込んで鞍頭9がダクトの入口縁を越し
た状態で鞍尾10を内側に折曲げ、1Bのように
横にすると鞍頭9はダクトの上縁内壁に当りこれ
によつてプレートPをケース内に押込み、プレー
ト底を端子受口14に差込む(第7図と第8図実
線)。かかる状態で鞍頭9がダクト上縁内に静止
される。プレートを引抜くときは鞍尾10を1B
から1Aの状態に立てると鞍頭9はダクト下縁2
0を押圧し、それによつて、プレートPをPaの
位置に戻す方向に緩める(第8図仮想線)。
本考案装置は以上の如く、孔5,6をプレート
の孔12に合せてピン頭をハンマーで打込むこと
でプレートに装置を取付けることができる。予め
ピンは装置と一体となつているので、孔の心合せ
が出来ればピンの心合せをせずしてピンを打込め
るので、取付け作業が極めて簡単で正確に行なわ
れる。打込まれたピンは一方では孔5,6に密接
に嵌合して枢着され、プレートの孔12とも緊密
に固定するので、プレートPの回動につれてピン
は孔5,6の内周を枢動する。又他方では孔12
がピンの径より大きくて、遊嵌している時は、プ
レートPの回動はピンが孔5,6に嵌合して枢動
しない状態でも行なうことができる。従つてプレ
ートとピンとの関係が上記二様の態様で、本案装
置とプレートとの間で実質的同一の作業、即ちプ
レートをケースへの止着と解放を行なうことがで
きる。前記の如くピンは当初鞍状体と一体となつ
ているのでプラスチツク材等で一体成形されるか
ら加工現場でピンを失うことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパネルプレート引抜装置をパネ
ルプレートと共に示した斜視図、第2図は本案装
置の正面図、第3図は同右側面図、第4図は第3
図A部分の拡大断面図、第5図は第4図のB−B
矢視断面図、第6図は本案装置とパネルプレート
とを示した斜視図、第7図と第8図は本案装置の
使用例を示す斜視図及び片側の立面図である。 1:鞍状体、2:座部、3,4:脚板、5,
6:孔、7:ピン、8:薄膜、11:リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少くともパネルプレートの厚みに相当する間
    隔をおいて座部2から同方向に突出した平行脚
    板3,4のあるパネルプレートに枢着される鞍
    状体1において、前記各脚板の前記座部より遠
    い部分には心揃いの孔5,6が夫々穿孔され、
    一方の孔5には孔周に沿い部分的に薄膜8で孔
    と一体に形成されて前記心揃いの孔に差込まれ
    るピン7が外向に脚板に直交して立設され、該
    薄膜はピン差込時の加圧で破れることを特徴と
    したパネルプレートの止着並びに解放装置。 (2) 前記ピンにはピン軸の周りに少くとも一個の
    リブが突設されてなる実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のパネルプレートの止着並びに解
    放装置。
JP17213583U 1983-11-07 1983-11-07 パネルプレ−ト止着並びに解放装置 Granted JPS6079793U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17213583U JPS6079793U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 パネルプレ−ト止着並びに解放装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17213583U JPS6079793U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 パネルプレ−ト止着並びに解放装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6079793U JPS6079793U (ja) 1985-06-03
JPH0219992Y2 true JPH0219992Y2 (ja) 1990-05-31

Family

ID=30375296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17213583U Granted JPS6079793U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 パネルプレ−ト止着並びに解放装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4967962B2 (ja) * 2007-09-28 2012-07-04 富士通株式会社 プリント基板用イジェクタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540783U (ja) * 1978-09-12 1980-03-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611753Y2 (ja) * 1980-03-24 1986-01-21
JPS5915118Y2 (ja) * 1980-03-25 1984-05-04 富士通株式会社 插入プリント板の固定構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5540783U (ja) * 1978-09-12 1980-03-15

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JPS6079793U (ja) 1985-06-03

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