JPH0219983B2 - - Google Patents
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- JPH0219983B2 JPH0219983B2 JP56079532A JP7953281A JPH0219983B2 JP H0219983 B2 JPH0219983 B2 JP H0219983B2 JP 56079532 A JP56079532 A JP 56079532A JP 7953281 A JP7953281 A JP 7953281A JP H0219983 B2 JPH0219983 B2 JP H0219983B2
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- Japan
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- coupling
- piezoelectric body
- plate
- rotational motion
- generating mechanism
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/27—Actuators for print wires
- B41J2/295—Actuators for print wires using piezoelectric elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J9/00—Hammer-impression mechanisms
- B41J9/26—Means for operating hammers to effect impression
- B41J9/38—Electromagnetic means
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N2/00—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
- H02N2/02—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
- H02N2/04—Constructional details
- H02N2/043—Mechanical transmission means, e.g. for stroke amplification
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回転運動発生機構に関し、特に圧電体
に電圧を印加して生ずる変位により回転運動を発
生させる回転運動発生機構に関する。
に電圧を印加して生ずる変位により回転運動を発
生させる回転運動発生機構に関する。
本発明における回転運動とは、小さな角度たと
えば1度程度の角度の間で往復する回転運動を指
す。このような回転運動を発生するために、圧電
体に電圧を印加したときに生ずる変位を利用する
ことができる。圧電体の変位を利用した回転運動
発生機構により得られる角度の変位をアームを用
いて拡大することにより、該アームの先端の往復
運動に変換すれば、該アームの長さに比例するス
トロークをもつ往復運動を得ることができる。こ
うして得られる往復運動は、圧電体リレーやスピ
ーカーなどにおいて機械的駆動源として用いられ
る。
えば1度程度の角度の間で往復する回転運動を指
す。このような回転運動を発生するために、圧電
体に電圧を印加したときに生ずる変位を利用する
ことができる。圧電体の変位を利用した回転運動
発生機構により得られる角度の変位をアームを用
いて拡大することにより、該アームの先端の往復
運動に変換すれば、該アームの長さに比例するス
トロークをもつ往復運動を得ることができる。こ
うして得られる往復運動は、圧電体リレーやスピ
ーカーなどにおいて機械的駆動源として用いられ
る。
第1図は従来の回転運動発生機構を示す斜視図
である。同図において、金属あるいはプラスチツ
クから成る取付部1の向いあつたたがいに平行な
2つの取付面に圧電体31および32の一端をそ
れぞれ固定して、圧電体31および32の他の一
端に金属あるいはプラスチツクから成る板の可動
部2を前記取付面に平行に固定し支持している。
圧電体31および32の一端を可動部2に固定す
る位置は、圧電体31および32が伸縮するとき
に可動部2に回転を与える偶力が作用するように
決めてある。圧電体31および32は圧電材料か
ら成る板であり、それぞれの側面に1対ずつ設け
られた電極71および72には導線81および8
2を通じて電圧が印加されて、この印加電圧に応
じて圧電体31および32が伸縮する。
である。同図において、金属あるいはプラスチツ
クから成る取付部1の向いあつたたがいに平行な
2つの取付面に圧電体31および32の一端をそ
れぞれ固定して、圧電体31および32の他の一
端に金属あるいはプラスチツクから成る板の可動
部2を前記取付面に平行に固定し支持している。
圧電体31および32の一端を可動部2に固定す
る位置は、圧電体31および32が伸縮するとき
に可動部2に回転を与える偶力が作用するように
決めてある。圧電体31および32は圧電材料か
ら成る板であり、それぞれの側面に1対ずつ設け
られた電極71および72には導線81および8
2を通じて電圧が印加されて、この印加電圧に応
じて圧電体31および32が伸縮する。
第2図a,bは第1図の構構の動作を示す側面
図である。同図aは、圧電体31,32に電圧が
印加されておらず可動部2が水平に保持されてい
るときを示す。可動部2には金属のアーム6が取
り付け固定されている。第2図bは、圧電体3
1,32に電圧が印加されたときを示す。印加電
圧に応じて圧電体31,32が伸びて、可動部2
には偶力が作用して角度θの変位を生ずる。アー
ム6は、可動部2に生じた角度θの変位を拡大し
た距離変位にするためのものである。このとき、
可動部2に固定された圧電体31,32の一端が
可動部2の変位に伴なつて移動するため、圧電体
31,32には屈曲を生ずる。このようにして、
圧電体31,32への電圧印加の有無に対応して
可動部2に角度の変位を発生させて、可動部2の
角度の変位をアーム6により拡大してアーム6の
先端の往復運動を得ることができる。
図である。同図aは、圧電体31,32に電圧が
印加されておらず可動部2が水平に保持されてい
るときを示す。可動部2には金属のアーム6が取
り付け固定されている。第2図bは、圧電体3
1,32に電圧が印加されたときを示す。印加電
圧に応じて圧電体31,32が伸びて、可動部2
には偶力が作用して角度θの変位を生ずる。アー
ム6は、可動部2に生じた角度θの変位を拡大し
た距離変位にするためのものである。このとき、
可動部2に固定された圧電体31,32の一端が
可動部2の変位に伴なつて移動するため、圧電体
31,32には屈曲を生ずる。このようにして、
圧電体31,32への電圧印加の有無に対応して
可動部2に角度の変位を発生させて、可動部2の
角度の変位をアーム6により拡大してアーム6の
先端の往復運動を得ることができる。
しかし、従来の回転運動発生機構においては、
可動部の変位に伴なつて圧電体に屈曲を生ずるた
め、圧電体に電圧を印加するときに供給される電
気エネルギーのかなりの部分が圧電体に屈曲を与
えるために消費されて、可動部において大きな角
度の変位を得ることができない。すなわち、圧電
体の屈曲に費やされるエネルギーは圧電体の厚さ
の3乗にほぼ比例するが、大きな回転運動エネル
ギーが必要な場合には、圧電体の体積を大きくせ
ねばならずこれに伴つて圧電体の厚さも大きくせ
ねばならぬため、電気エネルギーの大半が圧電体
の屈曲に費やされる。また、縦効果を利用する多
層電極を設けた圧電体は、低い電圧で大きな変位
を得るのに好適であるが、その構造では圧電体の
厚さを小さくすることは困難であるから、従来の
回転運動発生機構に用いられた場合はやはり電気
エネルギーの大半を屈曲に消費してしまう。ま
た、一般に圧電体の曲げ応力に対する強度はあま
り大きくないから、従来の回転運動発生機構にお
いて繰り返して回転運動を発生させたときに圧電
体が破損することもあり得る。以上のような理由
から、圧電体に屈曲による大きな曲げ応力を生じ
させる従来の回転運動発生機構は大きな回転運動
エネルギーを必要とする機器に適用することがで
きず、応用分野に大きな制限を受けるという欠点
がある。
可動部の変位に伴なつて圧電体に屈曲を生ずるた
め、圧電体に電圧を印加するときに供給される電
気エネルギーのかなりの部分が圧電体に屈曲を与
えるために消費されて、可動部において大きな角
度の変位を得ることができない。すなわち、圧電
体の屈曲に費やされるエネルギーは圧電体の厚さ
の3乗にほぼ比例するが、大きな回転運動エネル
ギーが必要な場合には、圧電体の体積を大きくせ
ねばならずこれに伴つて圧電体の厚さも大きくせ
ねばならぬため、電気エネルギーの大半が圧電体
の屈曲に費やされる。また、縦効果を利用する多
層電極を設けた圧電体は、低い電圧で大きな変位
を得るのに好適であるが、その構造では圧電体の
厚さを小さくすることは困難であるから、従来の
回転運動発生機構に用いられた場合はやはり電気
エネルギーの大半を屈曲に消費してしまう。ま
た、一般に圧電体の曲げ応力に対する強度はあま
り大きくないから、従来の回転運動発生機構にお
いて繰り返して回転運動を発生させたときに圧電
体が破損することもあり得る。以上のような理由
から、圧電体に屈曲による大きな曲げ応力を生じ
させる従来の回転運動発生機構は大きな回転運動
エネルギーを必要とする機器に適用することがで
きず、応用分野に大きな制限を受けるという欠点
がある。
本発明の目的は、上記の欠点を除去して、圧電
体に大きな曲げ応力を生じさせず不要な変位に消
費されるエネルギーが少なくてすみしたがつて効
率が良いかつ圧電体を1個だけ用いて回転運動を
発生させる回転運動発生機構を提供することにあ
る。
体に大きな曲げ応力を生じさせず不要な変位に消
費されるエネルギーが少なくてすみしたがつて効
率が良いかつ圧電体を1個だけ用いて回転運動を
発生させる回転運動発生機構を提供することにあ
る。
本発明の機構は、第2および第3の結合部を固
定し支持する取付部と、電極に印加される電圧に
応じて伸縮して寸法の歪を生ずる圧電体と、一部
分を前記圧電体に固定されて前記圧電体の歪を可
動部の予め定めた箇所へ伝達する第1の結合部
と、一端を前記取付部に固定され他端を前記圧電
体に固定されて前記圧電体を支持する前記第2の
結合部と、一部分を前記取付部に固定されて前記
可動部の予め定めた部分を支持する前記第3の結
合部と、前記第1の結合部を介して伝達される前
記圧電体の寸法の歪に応じて傾斜角の変位を生ず
る前記可動部とを備えている。
定し支持する取付部と、電極に印加される電圧に
応じて伸縮して寸法の歪を生ずる圧電体と、一部
分を前記圧電体に固定されて前記圧電体の歪を可
動部の予め定めた箇所へ伝達する第1の結合部
と、一端を前記取付部に固定され他端を前記圧電
体に固定されて前記圧電体を支持する前記第2の
結合部と、一部分を前記取付部に固定されて前記
可動部の予め定めた部分を支持する前記第3の結
合部と、前記第1の結合部を介して伝達される前
記圧電体の寸法の歪に応じて傾斜角の変位を生ず
る前記可動部とを備えている。
本発明の第1の実施態様は、前記本発明の機構
において前記第1ないし第3の結合部がそれぞれ
板状をなし、前記第1の結合部の一端は前記圧電
体の一端にまた前記第2の結合部の一端は前記圧
電体の他の一端に固定され、前記第1および第2
の結合部の板面は同じ向きであり前記第1および
第3の結合部の板面はほぼ直角をなしかつ前記圧
電体の寸法が前記第1の結合部の板面にほぼ沿つ
て前記可動部へ伝達されて前記第1の結合部の前
記板面とほぼ平行な軸のまわりに回転モーメント
を生じさせるようにしたものである。
において前記第1ないし第3の結合部がそれぞれ
板状をなし、前記第1の結合部の一端は前記圧電
体の一端にまた前記第2の結合部の一端は前記圧
電体の他の一端に固定され、前記第1および第2
の結合部の板面は同じ向きであり前記第1および
第3の結合部の板面はほぼ直角をなしかつ前記圧
電体の寸法が前記第1の結合部の板面にほぼ沿つ
て前記可動部へ伝達されて前記第1の結合部の前
記板面とほぼ平行な軸のまわりに回転モーメント
を生じさせるようにしたものである。
本発明の第2の実施態様は、前記本発明の機構
において前記第1ないし第3の結合部がそれぞれ
板状をなし、前記第1の結合部の一端は前記圧電
体の一端にまた前記第2の結合部の一端は前記圧
電体の他の一端に固定され、前記第1および第2
の結合部の板面は同じ向きであり前記第1および
第3の結合部の板面はほぼ平行でありかつ前記圧
電体の寸法の歪が前記第1の結合部の板面にほぼ
沿つて前記可動部へ伝達されて前記第1の結合部
の前記板面とほぼ平行な軸のまわりに回転モーメ
ントを生じさせるようにしたものである。
において前記第1ないし第3の結合部がそれぞれ
板状をなし、前記第1の結合部の一端は前記圧電
体の一端にまた前記第2の結合部の一端は前記圧
電体の他の一端に固定され、前記第1および第2
の結合部の板面は同じ向きであり前記第1および
第3の結合部の板面はほぼ平行でありかつ前記圧
電体の寸法の歪が前記第1の結合部の板面にほぼ
沿つて前記可動部へ伝達されて前記第1の結合部
の前記板面とほぼ平行な軸のまわりに回転モーメ
ントを生じさせるようにしたものである。
本発明の第3の実施態様は、前記本発明の機構
において前記第1および第2の結合部が板状をな
し、前記第3の結合部が細長い形状をなし、前記
第1の結合部の一端は前記圧電体の一端にまた前
記第2の結合部の一端は前記圧電体の他の一端に
固定され、前記第1および第2の結合部の板面は
同じ向きであり前記第1の結合部の板面と前記第
3の結合部の長さ方向の軸とがほぼ平行でありか
つ前記圧電体の寸法の歪が前記第1の結合部の前
記板面にほぼ沿つて前記可動部へ伝達されて前記
第2の結合部の前記長さ方向の軸のまわりに回転
モーメントを生じさせるようにしたものである。
において前記第1および第2の結合部が板状をな
し、前記第3の結合部が細長い形状をなし、前記
第1の結合部の一端は前記圧電体の一端にまた前
記第2の結合部の一端は前記圧電体の他の一端に
固定され、前記第1および第2の結合部の板面は
同じ向きであり前記第1の結合部の板面と前記第
3の結合部の長さ方向の軸とがほぼ平行でありか
つ前記圧電体の寸法の歪が前記第1の結合部の前
記板面にほぼ沿つて前記可動部へ伝達されて前記
第2の結合部の前記長さ方向の軸のまわりに回転
モーメントを生じさせるようにしたものである。
本発明の第4の実施態様は、板状の前記第1な
いし第3の結合部に関するもので、板状の前記第
1ないし第3の結合部が板厚の異なる箇所を設け
て形成されたものである。
いし第3の結合部に関するもので、板状の前記第
1ないし第3の結合部が板厚の異なる箇所を設け
て形成されたものである。
本発明の第5および第6の実施態様は、いずれ
も前記圧電体に関するもので、それぞれ前記圧電
体が複数個の電極を内部に交互に予め定めた間隔
をもつてほぼ平行に配置した圧電材料から成る部
分を備え前記複数個の電極の間において予め定め
た方向の分極処理を施したもの、および前記圧電
体が複数個の電極を内部に交互に予め定めた間隔
をもつてほぼ平行に配置した電歪材料から成る部
分を備えたものである。
も前記圧電体に関するもので、それぞれ前記圧電
体が複数個の電極を内部に交互に予め定めた間隔
をもつてほぼ平行に配置した圧電材料から成る部
分を備え前記複数個の電極の間において予め定め
た方向の分極処理を施したもの、および前記圧電
体が複数個の電極を内部に交互に予め定めた間隔
をもつてほぼ平行に配置した電歪材料から成る部
分を備えたものである。
本発明の第7の実施態様は、前記可動部ならび
に前記第1および第3の結合部に関するもので、
前記第1および第3の結合部と前記可動部とのう
ち少なくともいずれか2つが一体をなして形成さ
れたものである。
に前記第1および第3の結合部に関するもので、
前記第1および第3の結合部と前記可動部とのう
ち少なくともいずれか2つが一体をなして形成さ
れたものである。
次に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第3図は本発明の第1の実施態様の一例を示す
斜視図である。金属あるいはプラスチツクから成
る取付部11はたがいに直角に交わる2つの取付
面を有し、第1の取付面には第2の結合部51の
一端がまた第2の取付面には第3の結合部61の
一端が、それぞれ固定されている。第2の結合部
51の他の一端には圧電体3の一端が固定されて
おり、また圧電体3の他の一端には第1の結合部
41を介して可動部21が取り付けられている。
可動部21の端部には、第3の結合部61の端部
が固定されている。可動部21と第1ないし第3
の結合部41,51,61とは、それぞれ金属あ
るいはプラスチツクから成る板である。圧電体3
は圧電材料あるいは電歪材料から成り、その向い
あう2つの側面に設けた一対の電極7に導線8を
通して電圧が印加されて、この印加電圧に応じて
圧電体3が伸縮する。可動部21はその板面が取
付部11の第1の取付面にほぼ平行となるように
保持され、第1の結合部41はその板面が可動部
21の1つの板面に直角にまた第3の結合部61
はその板面が可動部21の板面に平行となるよう
に保持されている。したがつて、第1および第3
の結合部41および61は板面がたがいにほぼ直
角をなして可動部21を支持している。また第2
の結合部51は、その板面が第1の結合部41の
板面と同じ向きで圧電体3を支持している。第4
図a,bは第3図の機構の動作を示す側面図であ
る。同図aは、圧電体3に電圧が印加されておら
ず可動部21が取付部11の第1の取付面に平行
に保持されているときを示す。第4図bは、圧電
体3に電圧が印加されこれに応じて圧電体3が矢
印Aで示す方向に伸びたときを示す。圧電体3の
伸びによつて生じた寸法の歪は第1の結合部41
の板面にほぼ沿つて可動部21に伝達されるが、
可動部21の一端は弾性をもつ第3の結合部61
により取付部11の第2の取付面に支持されてい
るので、可動部21に伝達された歪によつて第1
の結合部41の板面に平行な軸のまわりに回転モ
ーメントを生ずる。この回転モーメントにより可
動部21には角度の変位を生じ、これに伴つて第
1ないし第3の結合部41,51,61には屈曲
を生ずるから圧電体3に生ずる曲げ応力は従来よ
り少なくなる。また従来の機構において圧電体が
屈曲する場合と比較すると、第1ないし第3の結
合部41,51,61では、その板厚が小さいか
ら、屈曲のために消費されるエネルギーは少なく
てすむ。第2図a,bに示した場合と同様に可動
部21にアームを取付けて固定すれば、可動部2
1に生じた角度の変位を拡大してアームの先端の
往復運動を得ることができる。
斜視図である。金属あるいはプラスチツクから成
る取付部11はたがいに直角に交わる2つの取付
面を有し、第1の取付面には第2の結合部51の
一端がまた第2の取付面には第3の結合部61の
一端が、それぞれ固定されている。第2の結合部
51の他の一端には圧電体3の一端が固定されて
おり、また圧電体3の他の一端には第1の結合部
41を介して可動部21が取り付けられている。
可動部21の端部には、第3の結合部61の端部
が固定されている。可動部21と第1ないし第3
の結合部41,51,61とは、それぞれ金属あ
るいはプラスチツクから成る板である。圧電体3
は圧電材料あるいは電歪材料から成り、その向い
あう2つの側面に設けた一対の電極7に導線8を
通して電圧が印加されて、この印加電圧に応じて
圧電体3が伸縮する。可動部21はその板面が取
付部11の第1の取付面にほぼ平行となるように
保持され、第1の結合部41はその板面が可動部
21の1つの板面に直角にまた第3の結合部61
はその板面が可動部21の板面に平行となるよう
に保持されている。したがつて、第1および第3
の結合部41および61は板面がたがいにほぼ直
角をなして可動部21を支持している。また第2
の結合部51は、その板面が第1の結合部41の
板面と同じ向きで圧電体3を支持している。第4
図a,bは第3図の機構の動作を示す側面図であ
る。同図aは、圧電体3に電圧が印加されておら
ず可動部21が取付部11の第1の取付面に平行
に保持されているときを示す。第4図bは、圧電
体3に電圧が印加されこれに応じて圧電体3が矢
印Aで示す方向に伸びたときを示す。圧電体3の
伸びによつて生じた寸法の歪は第1の結合部41
の板面にほぼ沿つて可動部21に伝達されるが、
可動部21の一端は弾性をもつ第3の結合部61
により取付部11の第2の取付面に支持されてい
るので、可動部21に伝達された歪によつて第1
の結合部41の板面に平行な軸のまわりに回転モ
ーメントを生ずる。この回転モーメントにより可
動部21には角度の変位を生じ、これに伴つて第
1ないし第3の結合部41,51,61には屈曲
を生ずるから圧電体3に生ずる曲げ応力は従来よ
り少なくなる。また従来の機構において圧電体が
屈曲する場合と比較すると、第1ないし第3の結
合部41,51,61では、その板厚が小さいか
ら、屈曲のために消費されるエネルギーは少なく
てすむ。第2図a,bに示した場合と同様に可動
部21にアームを取付けて固定すれば、可動部2
1に生じた角度の変位を拡大してアームの先端の
往復運動を得ることができる。
本発明の第1の実施態様は、可動部の一部分が
板状の第3の結合部を介して取付部に支持されて
おり、かつ可動部への回転力は板状の第1の結合
部の板面にほぼ沿つて第3の結合部の板面にほぼ
直角をなす方向に作用するから、横振れの少ない
安定な回転運動を得ることができるという特長を
有する。また取付部の構造が簡単であり製作し易
いという特長がある。
板状の第3の結合部を介して取付部に支持されて
おり、かつ可動部への回転力は板状の第1の結合
部の板面にほぼ沿つて第3の結合部の板面にほぼ
直角をなす方向に作用するから、横振れの少ない
安定な回転運動を得ることができるという特長を
有する。また取付部の構造が簡単であり製作し易
いという特長がある。
第5図は本発明の第2の実施態様について第1
の例を示す斜視図である。金属あるいはプラスチ
ツクから成る取付部12はたがいに平行でかつ同
じ側を向いた2つの取付面を有し、第1の取付面
には第2の取付部52の一端が、また第2の取付
面には第3の結合部62の一端がそれぞれ固定さ
れている。第2の取付部52の他の一端には圧電
体3の一端が固定されており、また圧電体3の他
の一端には第1の結合部42を介して可動部22
が取り付けられている。可動部22の第1の結合
部42の一端が固定された側の面には、第3の結
合部62の一端が固定されている。可動部22と
第1ないし第3の結合部42,52,62とは、
それぞれ金属あるいはプラスチツクから成る板で
ある。第1および第3の結合部42および62の
板面はほぼ平行であり、第1および第2の結合部
42および52の板面は同じ向きとなつている。
圧電体3の側面に設けられた一対の電極7には導
線8を通して電圧が印加されて、この印加電圧に
応じて圧電体3が伸縮する。第6図a,bは第5
図の機構の動作を示す側面図である。同図aは、
圧電体3に電圧が印加されておらず可動部22が
取付部12の第1の取付面に平行に保持されてい
るときを示す。第6図bは、圧電体3に電圧が印
加されて圧電体3が矢印Bの方向に伸びたときを
示す。圧電体3の伸びによつて生じた寸法の歪は
第1の結合部42の板面にほぼ沿つて可動部22
へ伝達されて、第1の結合部42の板面に平行な
軸のまわりに回転モーメントを生じさせ可動部2
2に角度の変位を生じさせる。
の例を示す斜視図である。金属あるいはプラスチ
ツクから成る取付部12はたがいに平行でかつ同
じ側を向いた2つの取付面を有し、第1の取付面
には第2の取付部52の一端が、また第2の取付
面には第3の結合部62の一端がそれぞれ固定さ
れている。第2の取付部52の他の一端には圧電
体3の一端が固定されており、また圧電体3の他
の一端には第1の結合部42を介して可動部22
が取り付けられている。可動部22の第1の結合
部42の一端が固定された側の面には、第3の結
合部62の一端が固定されている。可動部22と
第1ないし第3の結合部42,52,62とは、
それぞれ金属あるいはプラスチツクから成る板で
ある。第1および第3の結合部42および62の
板面はほぼ平行であり、第1および第2の結合部
42および52の板面は同じ向きとなつている。
圧電体3の側面に設けられた一対の電極7には導
線8を通して電圧が印加されて、この印加電圧に
応じて圧電体3が伸縮する。第6図a,bは第5
図の機構の動作を示す側面図である。同図aは、
圧電体3に電圧が印加されておらず可動部22が
取付部12の第1の取付面に平行に保持されてい
るときを示す。第6図bは、圧電体3に電圧が印
加されて圧電体3が矢印Bの方向に伸びたときを
示す。圧電体3の伸びによつて生じた寸法の歪は
第1の結合部42の板面にほぼ沿つて可動部22
へ伝達されて、第1の結合部42の板面に平行な
軸のまわりに回転モーメントを生じさせ可動部2
2に角度の変位を生じさせる。
第7図は本発明の第2の実施態様について第2
の例を示す斜視図である。この例と第5図の第1
の例との違いは、取付部13がたがいに平行でか
つ向いあつた2つの取付面を有し、可動部23の
一方の面に第1の結合部43の一端がまた他方の
面に第3の結合部63の一端が固定されているこ
とである。この機構においては、第1および第3
の結合部43および63の間隔を小さくすること
ができるから、可動部23に生ずる角度の変位を
大きくとり易いという利点がある。なお第2の結
合部53の両端は、一方が取付部13の取付面に
また他方が圧電体の一端に、それぞれ固定されて
いる。
の例を示す斜視図である。この例と第5図の第1
の例との違いは、取付部13がたがいに平行でか
つ向いあつた2つの取付面を有し、可動部23の
一方の面に第1の結合部43の一端がまた他方の
面に第3の結合部63の一端が固定されているこ
とである。この機構においては、第1および第3
の結合部43および63の間隔を小さくすること
ができるから、可動部23に生ずる角度の変位を
大きくとり易いという利点がある。なお第2の結
合部53の両端は、一方が取付部13の取付面に
また他方が圧電体の一端に、それぞれ固定されて
いる。
第5図あるいは第7図に示す機構において、そ
れぞれ可動部22あるいは23にアームを取り付
ければ、角度の変位を拡大したアームの先端の往
復運動が得られる。
れぞれ可動部22あるいは23にアームを取り付
ければ、角度の変位を拡大したアームの先端の往
復運動が得られる。
本発明の第2の実施態様は、第1の実施態様と
同様に第1ないし第3の結合部が板状であるから
横振れの少ない安定な回転運動を得ることができ
るという特長をもつ。さらに、第1の実施態様で
は、可動部に第3の結合部を固定した箇所が第1
の結合部から伝達される歪によつて同じ方向に動
くため、可動部に生ずる角度の変位が若干ながら
減殺されるが、第2の実施態様にはこのような角
度の変位の減殺を生じないという特長がある。
同様に第1ないし第3の結合部が板状であるから
横振れの少ない安定な回転運動を得ることができ
るという特長をもつ。さらに、第1の実施態様で
は、可動部に第3の結合部を固定した箇所が第1
の結合部から伝達される歪によつて同じ方向に動
くため、可動部に生ずる角度の変位が若干ながら
減殺されるが、第2の実施態様にはこのような角
度の変位の減殺を生じないという特長がある。
第8図は本発明の第3の実施態様について第1
の例を示す斜視図である。金属あるいはプラスチ
ツクから成る取付部14は、第1の取付面とこれ
に平行で同じ側を向いた2つの第2の取付面とを
有し、第1の取付面には第2の結合部54の一端
が固定されており、第2の取付面には第3の結合
部64の端部が固定されている。第2の結合部5
4の他の一端には圧電体3の一端が固定されてお
り、また圧電体3の他の一端には第1の結合部4
4を介して金属あるいはプラスチツクの板から成
る可動部24が取り付けられている。第3の結合
部64の中央部近傍は可動部24に固定されてい
る。なお、第1および第2の結合部44および5
4は金属あるいはプラスチツクの板であり、第3
の結合部64は金属の細い丸棒である。導線8を
通して電極7に電圧を印加すると、圧電体3が伸
縮して生じた寸法の歪が第1の結合部44の板面
にほぼ沿つて可動部へ伝達されて、可動部24に
角度の変位を生ずる。第9図a,bは第8図の機
構の動作を示す側面図である。同図aは、圧電体
3に電圧が印加されておらず可動部24が取付部
14の第1の取付面に平行に保持されているとき
を示す。第9図bは、圧電体3に電圧が印加され
て圧電体3が矢印Cの方向に伸びたときを示す。
圧電体3の伸びによつて生じた寸法の歪は第1の
結合部44の板面にほぼ沿つて可動部24に伝達
され、第3の結合部64の長さ方向の軸のまわり
に回転モーメントを生じさせる。この回転モーメ
ントにより可動部24には角度の変位を生じ、こ
れに伴つて第1および第2の結合部44および5
4には屈曲を生じ、また第3の結合部64には矢
印Dの方向のねじれを生ずるから、圧電体3に生
ずる曲げ応力は従来より少なくなる。従来の機構
において圧電体が屈曲する場合と比較すると、第
1および第2の結合部44および54の板厚が小
さくまた第3の結合部64の直径が小さいから、
第1ないし第3の結合部44,54,64の変形
のために消費されるエネルギーは少なくてすむ。
なお、第2の結合部64として丸棒の代りに細い
角棒あるいは細長い板を用いてもよい。
の例を示す斜視図である。金属あるいはプラスチ
ツクから成る取付部14は、第1の取付面とこれ
に平行で同じ側を向いた2つの第2の取付面とを
有し、第1の取付面には第2の結合部54の一端
が固定されており、第2の取付面には第3の結合
部64の端部が固定されている。第2の結合部5
4の他の一端には圧電体3の一端が固定されてお
り、また圧電体3の他の一端には第1の結合部4
4を介して金属あるいはプラスチツクの板から成
る可動部24が取り付けられている。第3の結合
部64の中央部近傍は可動部24に固定されてい
る。なお、第1および第2の結合部44および5
4は金属あるいはプラスチツクの板であり、第3
の結合部64は金属の細い丸棒である。導線8を
通して電極7に電圧を印加すると、圧電体3が伸
縮して生じた寸法の歪が第1の結合部44の板面
にほぼ沿つて可動部へ伝達されて、可動部24に
角度の変位を生ずる。第9図a,bは第8図の機
構の動作を示す側面図である。同図aは、圧電体
3に電圧が印加されておらず可動部24が取付部
14の第1の取付面に平行に保持されているとき
を示す。第9図bは、圧電体3に電圧が印加され
て圧電体3が矢印Cの方向に伸びたときを示す。
圧電体3の伸びによつて生じた寸法の歪は第1の
結合部44の板面にほぼ沿つて可動部24に伝達
され、第3の結合部64の長さ方向の軸のまわり
に回転モーメントを生じさせる。この回転モーメ
ントにより可動部24には角度の変位を生じ、こ
れに伴つて第1および第2の結合部44および5
4には屈曲を生じ、また第3の結合部64には矢
印Dの方向のねじれを生ずるから、圧電体3に生
ずる曲げ応力は従来より少なくなる。従来の機構
において圧電体が屈曲する場合と比較すると、第
1および第2の結合部44および54の板厚が小
さくまた第3の結合部64の直径が小さいから、
第1ないし第3の結合部44,54,64の変形
のために消費されるエネルギーは少なくてすむ。
なお、第2の結合部64として丸棒の代りに細い
角棒あるいは細長い板を用いてもよい。
第10図は本発明の第3の実施態様について第
2の例を示す斜視図である。取付部15は、第1
の取付面とこれに直角をなす2つの第2の取付面
とを有する。第1の取付面には金属あるいはプラ
スチツクの板の第2の結合部55の一端が固定さ
れており、第2の取付面には金属の丸棒の第3の
結合部65の端部が固定されている。第2の取付
部55の他の一端は圧電体3の一端に固定されて
おり、また圧電体3の他の一端には金属あるいは
プラスチツクの板の第1の結合部45を介して金
属あるいはプラスチツクの板の可動部25が取り
付けられている。第3の結合部65の中央部近傍
は可動部25に固定されている。導線8を通して
電極7に電圧が印加されると、圧電体3に伸縮を
生ずる。第11図a,bは第10図の機構の動作
を示す側面図である。同図aは、圧電体3に電圧
が印加されておらず可動部25が取付部15の第
2の取付面に平行に保持されているときを示す。
第11図bは、圧電体3に電圧が印加されて圧電
体3が矢印Eの方向に伸びたときを示す。圧電体
3の伸びによつて生じた寸法の歪は、第1の結合
部45の板面にほぼ沿つて可動部25へ伝達さ
れ、第3の結合部65の長さ方向の軸のまわりに
回転モーメントを生じさせる。この回転モーメン
トによつて可動部25に角度の変位を生じ、これ
に伴つて第1および第2の結合部45および55
には屈曲を生じ、また第3の結合部65には矢印
Fの方向のねじれを生じる。第10図の機構で
は、第1および第3の結合部45および65の間
隔は両者を固定する可動部25の板厚によつて決
まり、可動部25の角度の変位は第1の結合部4
5から伝達される寸法の歪と第1および第3の結
合部45および65の間隔とで決まるから、可動
部25の板厚を予め定めた寸法にすることにより
可動部25の角度の変位を予め定めた大きさで得
ることが容易であるという特長がある。なお、第
3の結合部65として丸棒の代りに細い角棒ある
いは細長い板を用いてもよい。
2の例を示す斜視図である。取付部15は、第1
の取付面とこれに直角をなす2つの第2の取付面
とを有する。第1の取付面には金属あるいはプラ
スチツクの板の第2の結合部55の一端が固定さ
れており、第2の取付面には金属の丸棒の第3の
結合部65の端部が固定されている。第2の取付
部55の他の一端は圧電体3の一端に固定されて
おり、また圧電体3の他の一端には金属あるいは
プラスチツクの板の第1の結合部45を介して金
属あるいはプラスチツクの板の可動部25が取り
付けられている。第3の結合部65の中央部近傍
は可動部25に固定されている。導線8を通して
電極7に電圧が印加されると、圧電体3に伸縮を
生ずる。第11図a,bは第10図の機構の動作
を示す側面図である。同図aは、圧電体3に電圧
が印加されておらず可動部25が取付部15の第
2の取付面に平行に保持されているときを示す。
第11図bは、圧電体3に電圧が印加されて圧電
体3が矢印Eの方向に伸びたときを示す。圧電体
3の伸びによつて生じた寸法の歪は、第1の結合
部45の板面にほぼ沿つて可動部25へ伝達さ
れ、第3の結合部65の長さ方向の軸のまわりに
回転モーメントを生じさせる。この回転モーメン
トによつて可動部25に角度の変位を生じ、これ
に伴つて第1および第2の結合部45および55
には屈曲を生じ、また第3の結合部65には矢印
Fの方向のねじれを生じる。第10図の機構で
は、第1および第3の結合部45および65の間
隔は両者を固定する可動部25の板厚によつて決
まり、可動部25の角度の変位は第1の結合部4
5から伝達される寸法の歪と第1および第3の結
合部45および65の間隔とで決まるから、可動
部25の板厚を予め定めた寸法にすることにより
可動部25の角度の変位を予め定めた大きさで得
ることが容易であるという特長がある。なお、第
3の結合部65として丸棒の代りに細い角棒ある
いは細長い板を用いてもよい。
本発明の第3の実施態様は、可動部が細長い形
状の第3の結合部によつて取付部に支持されてお
り、かつ可動部への回転力は第1の結合部の板面
にほぼ沿つて第3の結合部の長さ方向の軸に対し
てほぼ直角をなす方向に作用するから、横振れの
少ない安定な回転運動を得ることができるという
特長を有する。
状の第3の結合部によつて取付部に支持されてお
り、かつ可動部への回転力は第1の結合部の板面
にほぼ沿つて第3の結合部の長さ方向の軸に対し
てほぼ直角をなす方向に作用するから、横振れの
少ない安定な回転運動を得ることができるという
特長を有する。
第12図a〜cは本発明に用いる板状の第1あ
るいは第2の結合部についての実施態様を示す斜
視図である。第3,5および7図に示す機構の第
1ないし第3の結合部41〜43,51〜53,
61〜63ならびに第8および第10図に示す機
構の第1および第2の結合部44〜45,54〜
55は、それぞれ金属あるいはプラスチツクの板
であり、圧電体3の伸縮に伴つて屈曲しながら可
動部21〜25に角度の変位を発生させる。この
とき屈曲のために消費されるエネルギーを更に減
らすためには第1ないし第3の結合部の板厚を小
さくすればよいが、その板厚を小さくしすぎると
圧電体3から可動部21〜25への寸法の歪の伝
達が行われ難くなる。第12図a〜cの第1ある
いは第2の結合部は、このような難点を解決する
ためのものである。同図aおよびbは、それぞれ
第1あるいは第2の結合部の一方および両方の面
に、可動部に固定される端面に平行な溝を設ける
ことにより、一部分に板厚の小さな箇所を形成し
たものである。同図cは2枚の板に薄い板を接合
することにより、一部分に板厚の小さな箇所をも
つ結合部を形成したものである。この結合部は、
金属あるいはプラスチツクを用いて成形、切削あ
るいは溶接などにより製作する。また、大きな機
械的強度を要する場合は、せんい強化金属あるい
はせんい強化プラスチツクの材料を用いて製作す
る。このような結合部を用いることにより、本発
明の機構において結合部の屈曲に消費されるエネ
ルギーが少なくかつ圧電体から可動部への寸法の
歪の伝達が良好な動作を行わせることができる。
るいは第2の結合部についての実施態様を示す斜
視図である。第3,5および7図に示す機構の第
1ないし第3の結合部41〜43,51〜53,
61〜63ならびに第8および第10図に示す機
構の第1および第2の結合部44〜45,54〜
55は、それぞれ金属あるいはプラスチツクの板
であり、圧電体3の伸縮に伴つて屈曲しながら可
動部21〜25に角度の変位を発生させる。この
とき屈曲のために消費されるエネルギーを更に減
らすためには第1ないし第3の結合部の板厚を小
さくすればよいが、その板厚を小さくしすぎると
圧電体3から可動部21〜25への寸法の歪の伝
達が行われ難くなる。第12図a〜cの第1ある
いは第2の結合部は、このような難点を解決する
ためのものである。同図aおよびbは、それぞれ
第1あるいは第2の結合部の一方および両方の面
に、可動部に固定される端面に平行な溝を設ける
ことにより、一部分に板厚の小さな箇所を形成し
たものである。同図cは2枚の板に薄い板を接合
することにより、一部分に板厚の小さな箇所をも
つ結合部を形成したものである。この結合部は、
金属あるいはプラスチツクを用いて成形、切削あ
るいは溶接などにより製作する。また、大きな機
械的強度を要する場合は、せんい強化金属あるい
はせんい強化プラスチツクの材料を用いて製作す
る。このような結合部を用いることにより、本発
明の機構において結合部の屈曲に消費されるエネ
ルギーが少なくかつ圧電体から可動部への寸法の
歪の伝達が良好な動作を行わせることができる。
第13図a,bは本発明に用いる圧電体3につ
いての実施態様を示す斜視図である。同図a,b
の圧電体3はいずれも内部に電極91および92
をそれぞれ複数個ずつ交互に配置して設けてあ
り、電極91を1対の電極7の一方にまた電極9
2を電極7の他の一方に接続してある。同図aは
材料としてジルコンチタン酸鉛などの圧電材料を
用いる場合を示す。電極91および92の間に予
め定めた方向、たとえば矢印Rの方向の分極処理
を施す。分極の方向と同じ(あるいは逆の)向き
電圧を1対の電極7を介して電極91および92
の間に印加することにより、圧電体3には矢印P
(あるいはQ)の方向に寸法の歪を生ずる。した
がつて印加電圧の極性を変えることにより、両方
向の寸法の歪を得ることができる。第13図bは
材料としてマグネシウムニオブ酸鉛などの電歪材
料を用いる場合を示す。この場合は、電圧を電極
91および92の間に印加すれば、その向きによ
らず矢印Sの方向に寸法の歪を生ずる。この電歪
材料を用いた場合は、ヒステリシスが少ないこと
が特長である。第13図a,bに示すように電極
91および92を交互に複数個ずつ配置した多層
電極を設けることにより、低い印加電圧で圧電体
3の寸法に大きな歪を発生することができる。本
発明の機構においては圧電体3が屈曲しながら動
作することはないから、上記の多層電極を設けた
縦効果型の圧電体を用いて大きな角度の変位が得
られる。
いての実施態様を示す斜視図である。同図a,b
の圧電体3はいずれも内部に電極91および92
をそれぞれ複数個ずつ交互に配置して設けてあ
り、電極91を1対の電極7の一方にまた電極9
2を電極7の他の一方に接続してある。同図aは
材料としてジルコンチタン酸鉛などの圧電材料を
用いる場合を示す。電極91および92の間に予
め定めた方向、たとえば矢印Rの方向の分極処理
を施す。分極の方向と同じ(あるいは逆の)向き
電圧を1対の電極7を介して電極91および92
の間に印加することにより、圧電体3には矢印P
(あるいはQ)の方向に寸法の歪を生ずる。した
がつて印加電圧の極性を変えることにより、両方
向の寸法の歪を得ることができる。第13図bは
材料としてマグネシウムニオブ酸鉛などの電歪材
料を用いる場合を示す。この場合は、電圧を電極
91および92の間に印加すれば、その向きによ
らず矢印Sの方向に寸法の歪を生ずる。この電歪
材料を用いた場合は、ヒステリシスが少ないこと
が特長である。第13図a,bに示すように電極
91および92を交互に複数個ずつ配置した多層
電極を設けることにより、低い印加電圧で圧電体
3の寸法に大きな歪を発生することができる。本
発明の機構においては圧電体3が屈曲しながら動
作することはないから、上記の多層電極を設けた
縦効果型の圧電体を用いて大きな角度の変位が得
られる。
第14〜第16図は本発明に用いる可動部、第
1および第3の結合部について実施態様を例示す
る側面図である。可動部、第1および第3の結合
部を同じ材料で製作する場合は、それらのうちの
2つあるいは3つを一体構造で製作できる。第1
4図は第3図の機構の可動部21と第1の結合部
41とを一体化して可動部26および第1の結合
部46としたものを示し、第15図は第5図の機
構の可動部22と第3の結合部62とを一体化し
て可動部27および第3の結合部67としたもの
を示し、また第16図は第5図の機構の可動部2
1と第1および第3の結合部41および61とを
一体化して可動部28と第1および第3の結合部
48および68としたものを示す。
1および第3の結合部について実施態様を例示す
る側面図である。可動部、第1および第3の結合
部を同じ材料で製作する場合は、それらのうちの
2つあるいは3つを一体構造で製作できる。第1
4図は第3図の機構の可動部21と第1の結合部
41とを一体化して可動部26および第1の結合
部46としたものを示し、第15図は第5図の機
構の可動部22と第3の結合部62とを一体化し
て可動部27および第3の結合部67としたもの
を示し、また第16図は第5図の機構の可動部2
1と第1および第3の結合部41および61とを
一体化して可動部28と第1および第3の結合部
48および68としたものを示す。
このように複数の結合部あるいは可動部を一体
化した構造にすれば、本発明の機構を組み立てる
手間を少なくすることができる。
化した構造にすれば、本発明の機構を組み立てる
手間を少なくすることができる。
以上説明したように、本発明には、圧電体に生
ずる寸法の歪を受けて屈曲しながら可動部へ回転
モーメントを生じさせる第1ないし第3の結合部
を設けて圧電体に生ずる曲げ応力を減らすことに
より、圧電体を1個だけ用いて従来より大きな回
転角度が得られかつ不要な変位を生ずるために消
費されるエネルギーが少なくてすむ効率の良い回
転運動発生機構を実現できるという効果がある。
ずる寸法の歪を受けて屈曲しながら可動部へ回転
モーメントを生じさせる第1ないし第3の結合部
を設けて圧電体に生ずる曲げ応力を減らすことに
より、圧電体を1個だけ用いて従来より大きな回
転角度が得られかつ不要な変位を生ずるために消
費されるエネルギーが少なくてすむ効率の良い回
転運動発生機構を実現できるという効果がある。
第1図および第2図a,bはそれぞれ従来の回
転運動発生機構を示す斜視図および側面図、第3
図、第5図、第7図、第8図、第10図、第12
図a〜cおよび第13図a,bはそれぞれ本発明
の実施態様を例示する斜視図、第4図a,b、第
6図a,b、第9図a,b、第11図a,bおよ
び第14〜16図はそれぞれ本発明の実施態様を
例示する側面図である。 1,11〜15……取付部、2,21〜28…
…可動部、3,31,32……圧電体、41〜4
6,48……第1の結合部、51〜55……第2
の結合部、61〜65,67,68……第3の結
合部、7,71,72,91,92……電極、
8,81,82……導線。
転運動発生機構を示す斜視図および側面図、第3
図、第5図、第7図、第8図、第10図、第12
図a〜cおよび第13図a,bはそれぞれ本発明
の実施態様を例示する斜視図、第4図a,b、第
6図a,b、第9図a,b、第11図a,bおよ
び第14〜16図はそれぞれ本発明の実施態様を
例示する側面図である。 1,11〜15……取付部、2,21〜28…
…可動部、3,31,32……圧電体、41〜4
6,48……第1の結合部、51〜55……第2
の結合部、61〜65,67,68……第3の結
合部、7,71,72,91,92……電極、
8,81,82……導線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第2および第3の結合部を固定し支持する取
付部と、電極に印加される電圧に応じて伸縮して
寸法の歪を生ずる圧電体と、一部分を前記圧電体
に固定されて前記圧電体の寸法の歪を可動部の予
め定めた箇所へ伝達する第1の結合部と、一端を
前記取付部に固定され他端を前記圧電体に固定さ
れて前記圧電体を支持する前記第2の結合部と、
一部分を前記取付部に固定されて前記可動部の予
め定めた部分を支持する前記第3の結合部と、前
記第1の結合部を介して伝達される前記圧電体の
寸法の歪に応じて傾斜角の変位を生ずる前記可動
部とを備えたことを特徴とする回転運動発生機
構。 2 前記第1ないし第3の結合部がそれぞれ板状
をなし、前記第1の結合部の一端は前記圧電体の
一端にまた前記第2の結合部の一端は前記圧電体
の他の一端に固定され、前記第1および第2の結
合部の板面は同じ向きであり前記第1および第3
の結合部の板面はほぼ直角をなしかつ前記圧電体
の寸法が前記第1の結合部の板面にほぼ沿つて前
記可動部へ伝達されて前記第1の結合部の前記板
面とほぼ平行な軸のまわりに回転モーメントを生
じさせるようにした特許請求の範囲第1項記載の
回転運動発生機構。 3 前記第1ないし第3の結合部がそれぞれ板状
をなし、前記第1の結合部の一端は前記圧電体の
一端にまた前記第2の結合部の一端は前記圧電体
の他の一端に固定され、前記第1および第2の結
合部の板面は同じ向きであり前記第1および第3
の結合部の板面はほぼ平行でありかつ前記圧電体
の寸法の歪が前記第1の結合部の板面にほぼ沿つ
て前記可動部へ伝達されて前記第1の結合部の前
記板面とほぼ平行な軸のまわりに回転モーメント
を生じさせるようにした特許請求の範囲第1項記
載の回転運動発生機構。 4 前記第1および第2の結合部が板状をなし、
前記第3の結合部が細長い形状をなし、前記第1
の結合部の一端は前記圧電体の一端にまた前記第
2の結合部の一端は前記圧電体の他の一端に固定
され、前記第1および第2の結合部の板面は同じ
向きであり前記第1の結合部の板面と前記第3の
結合部の長さ方向の軸とがほぼ平行でありかつ前
記圧電体の寸法の歪が前記第1の結合部の前記板
面にほぼ沿つて前記可動部へ伝達されて前記第2
の結合部の前記長さ方向の軸のまわりに回転モー
メントを生じさせるようにした特許請求の範囲第
1項記載の回転運動発生機構。 5 板状の前記第1ないし第3の結合部が板厚の
異なる箇所を設けて形成された特許請求の範囲第
2項ないし第4項のいずれかの項記載の回転運動
発生機構。 6 前記圧電体が複数個の電極を内部に交互に予
め定めた間隔をもつてほぼ平行に配置した圧電材
料から成る部分を備え前記複数個の電極の間にお
いて予め定めた方向の分極処理を施した特許請求
の範囲第1項記載の回転運動発生機構。 7 前記圧電体が複数個の電極を内部に交互に予
め定めた間隔をもつてほぼ平行に配置した電歪材
料から成る部分を備えた特許請求の範囲第1項記
載の回転運動発生機構。 8 前記第1および第3の結合部と前記可動部と
のうち少なくともいずれか2つが一体をなして形
成された特許請求の範囲第1項記載の回転運動発
生機構。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56079532A JPS57196880A (en) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | Rotating motion generating mechanism |
| US06/381,479 US4435666A (en) | 1981-05-26 | 1982-05-24 | Lever actuator comprising a longitudinal-effect electroexpansive transducer and designed to prevent actuation from degrading the actuator |
| EP82104563A EP0065784B1 (en) | 1981-05-26 | 1982-05-25 | Lever actuator comprising a longitudinal-effect electroexpansive transducer and designed to prevent actuation from degrading the actuator |
| CA000403685A CA1190088A (en) | 1981-05-26 | 1982-05-25 | Lever actuator comprising a longitudinal-effect electroexpansive transducer and designed to prevent actuation from degrading the actuator |
| DE8282104563T DE3266156D1 (en) | 1981-05-26 | 1982-05-25 | Lever actuator comprising a longitudinal-effect electroexpansive transducer and designed to prevent actuation from degrading the actuator |
| AU84196/82A AU549939B2 (en) | 1981-05-26 | 1982-05-26 | Lever actuator comprising a longitudinal-effect electro- expansive transducer |
| KR8202318A KR860000749B1 (ko) | 1981-05-26 | 1982-05-26 | 구동기저하를 방지한 종축효과 전기팽창변환기로 구성된 레버 구동기 및 프린터 헤드 |
| BR8203086A BR8203086A (pt) | 1981-05-26 | 1982-05-27 | Acionador de alavanca com transdutor eletroexpansivo de efeito longitudinal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56079532A JPS57196880A (en) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | Rotating motion generating mechanism |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57196880A JPS57196880A (en) | 1982-12-02 |
| JPH0219983B2 true JPH0219983B2 (ja) | 1990-05-07 |
Family
ID=13692595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56079532A Granted JPS57196880A (en) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | Rotating motion generating mechanism |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57196880A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5672528A (en) * | 1979-11-16 | 1981-06-16 | Nec Corp | Control circuit of switcher |
-
1981
- 1981-05-26 JP JP56079532A patent/JPS57196880A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57196880A (en) | 1982-12-02 |
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