JPH02198724A - 部品自動組立装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 零発、明は、部品自動組立装置に係り、と（にトレー内
の小物部品を組立てる場合に使用される部品自動組立装
置に関する。

〔従来の技術〕

従来より、この種のトレー内にある多数個部品を取り出
して組立を行なう場合は、第３図に示すように直交座標
ロボットや水平多関節ロボットを用いた方式と、トレー
をＸ−Ｙテーブル上に乗せて移動しピック＆プレスと組
合わせて使用する方式とが主流となっている。

第３図に、水平多関節ロボットを用いた場合の自動組立
の状況を示す。この第３図においては、トレー５０上の
複数のワーク５１を、水平多関節ロボット５２がそのハ
ンド部５３にて一つづつ係着するとともに、これをター
ンテーブル５４上の取付目的物である治具５５上に載置
する、とう手法が採られている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来例にあって、例えば上述した従
来の直交座標ロボットや水平多関節ロボットを用いる方
式は、動力伝播に際しての曲折伝種部分が多く、しかも
ワーク５１を一個づつ係着して移送するようになってい
ることから、高速度の部品組立が困難となっている。

また、Ｘ−Ｙテーブルとピックルプレスとを組合わせた
方式では、トレー内の部品を取出す位置までテーブルを
Ｘ−Ｙ方向に移動するため、可動範囲が極端に広くなり
、従って装置が大きくなるばかりでなく、高速組立に支
障をきたすという不都合が生じていた。

〔発明の目的］ 本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくにトレー内の部品を目標物に対して比較的高速で
且つ高精度に組立し得る部品組立装置を提供することに
ある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明では、複数ポイントに位置決め可能な一軸スライ
ドユニットと、この一軸スライドユニット上のアーム部
に装備されトレー上のワークを捕捉する複数個のチャッ
キングハンドと一軸スライドユニットとは分離し且つ独
立して動作可能に構成されるとともに、アーム部に平行
に配設されたコンベアと、このコンベア上にチャッキン
グハンドに対応して設けられた複数個のパレットとを備
え、コンベアから送られてくるワークを組立ステーショ
ン側へ順次高速移送するピックルプレスを組立ステーシ
ョンとコンベアに各々近接して装備するとともにワーク
載置用のトレーを固定式とする、という構成を採ってい
る。これによって前述した目標を達成しようとするもの
である。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第２図に基づい
て説明する。

この第１図ないし第２図の実施例は、複数ポイントに位
置決め可能な一軸スライドユニットｌと、この一軸スラ
イドユニット１上のアーム部２に装備された複数個のチ
ャッキングハンド３と一軸スライドユニット１とは分離
し且つ独立して動作可能に構成されるとともに、アーム
部２に平行に配設されたコンベア４と、このコンベア４
上に前述したアーム部２上のチャッキングハンド３に対
応して設けられた複数個のパレット５とを備えている。

そして、コンベア４か送られてくるワーク６を組立ステ
ーションとしてのターンテーブル７側へ順次高速移送す
るピックルプレス８がターンテーブル７とコンベア４に
各々近接して装備されている。

コンベア４は、パレット５とピッチＰづつの送りを可能
としたコンベアである。パレット５は、コンヘア４に連
結されている。また、ピック＆フレース８は、そのキャ
ッチングハンド８Ａを使って、例えば第１図中のＡの位
置のパレット５上からワーク６を取り出すとともにター
ンテーブル７上の治具７Ａに組み込む作業を行い得るよ
うになっている。また、ワーク６は、本実施例では四角
形状のトレー１０上に相互に規則正しく間隔Ｐをおいて
配列されたものが使用されている。

符号１１はパーツフィーダを、符工２はインデックスユ
ニットを、さらに符１３は架台を各々示す。

更に、前述した複数のワーク６を載置し支持するトレー
１０は固定された。状態となっている。このため、Ｘ−
Ｙテーブル移動式に比較して、そして、実際の組立作業
に際しては、まずトレーｌ。

上のワーク６を一軸スライドユニットｌに装備したアー
ム部２上の複数のキャッチングハンド３によって複数個
を同時に捕捉してコンベア４上のパレット５に一括セッ
トする。コンベア４上のワーク６は、ピッチ送りをＡ位
置にてピック＆プレース８でチャックされ、ターンテー
ブル７上の治具７Ａに組み込まれる。これによって自動
組立用の治具７Ａがパーツフィーダ１１へ送り込まれ、
以後は所定の自動組立工程に従って自動組立に付される
ようなっている。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によると、小物部品の組立に際し
、最初に行われる治具への取付手段を多点位置決め可能
な一軸スライドユニットと、パレットを連結したコンベ
アと、ピック＆プレースとで構成するようにしたことか
ら、ピック＆プレースの高速動作を生かして、高速高精
度な組立てが可能となり、同時にトレーを固定式とした
ことから、Ｘ−Ｙテーブルで移動する従来の方式に比べ
て設備全体を小さくでき設置面積を小さくできるという
従来にない優れた部品自動組立装置を提供することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図は第１
図の側面図、第３図は従来例を示す透視図である。 １・・・・・・一軸スライドユニット、２・・・・・・
アーＬ部、３・・・・・・チャッキングハンド、４・・
・・・・コンベア、５・・・・・・パレット、６・・・
・・・ワーク、７・・・・・・組立ステーションとして
のターンテーブル、８・・・・・・ピック＆プレース、
１０・・・・・・トレー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、複数ポイントに位置決め可能な一軸スライドユ
   ニットと、この一軸スライドユニット上のアーム部に装
   備されトレー上のワークを捕捉する複数個のチャッキン
   グハンドと前記一軸スライドユニットとは分離し且つ独
   立して動作可能に構成されるとともに、前記アーム部に
   平行に配設されたコンベアと、このコンベア上に前記チ
   ャッキングハンドに対応して設けられた複数個のパレッ
   トとを備え、 前記コンベアから送られてくるワークを組立ステーショ
   ン側へ順次高速移送するピック＆プレスを前記組立ステ
   ーションとコンベアに各々近接して装備するとともに前
   記ワーク載置用のトレーを固定式としたことを特徴とす
   る部品自動組立装置。