JPH02198151A - 基板保持ハンド - Google Patents

基板保持ハンド

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Publication number
JPH02198151A
JPH02198151A JP1016418A JP1641889A JPH02198151A JP H02198151 A JPH02198151 A JP H02198151A JP 1016418 A JP1016418 A JP 1016418A JP 1641889 A JP1641889 A JP 1641889A JP H02198151 A JPH02198151 A JP H02198151A
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JP
Japan
Prior art keywords
wafer
substrate
support member
hand
vacuum
Prior art date
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Pending
Application number
JP1016418A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Tsuchida
均 土田
Masao Kosugi
小杉 雅夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to JP1016418A priority Critical patent/JPH02198151A/ja
Publication of JPH02198151A publication Critical patent/JPH02198151A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体製造装置などにおけるウェハなどの基
板を真空吸着し安全に保持して搬送するための基板保持
ハンドに関するものである。
〔従来の技術〕
現在、この種の基板保持ハンド例えばウェハハンドによ
ってウェハを搬送する場合には、ウェハ表面の回路パタ
ーンに接触しないよう裏面を支持することは常識となっ
ている。そして、ウェハとハンドを固定するため真空吸
着を行っている。
しかしながら、真空吸着においては吸着エアーの圧力変
動やウェハとハンドの接触部にゴミなどが挟まり隙間が
できてエアーがもれてしまうなどの現象が発生する。そ
のため、ウェハの完全な吸着固定ができずウェハ搬送中
にウェハを落して破損してしまうなどの事故が起こり信
頼性が問題となっていた。
i−こて、従来はウェハの吸着固定が不良となった場合
でもウェハを落さないよう、にウニへの円周2〜3点を
支持するウェハハンドを用いていた。
第4図は、このような従来のウェハハンドとチャックを
示す上面図である。同図において、1はウェハを載置す
るウェハチャック、2はウェハチャック1に設けられた
切欠き、3はウェハ、16はウェハハンドのウェハ支持
部である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来例では、ウェハチャック1にウェ
ハ3を受は渡しする場合に、ウェハハンドのウェハ支持
部16はチャック1の上面より下部にくることとなる。
したがって、第4図のようにウェハハンドのウェハ支持
部16がチャック1に衝突しないように、チャック1に
切欠き2を多く設けなければならない。
また、チャック1にウェハ3を吸着する場合に、ウェハ
3の2〜3ケ所の位置において吸着するため、クエへの
平面矯正度が悪くなる。
さらに、チャック1とハンドのウェハ支持部16が相対
的に8勤するとき衝突をさけるため、ハンドのウェハ支
持部16が上に逃げるための上下機構を設ける必要があ
り、この可動部からゴミが発生しウェハの上に落ちるな
どの問題点があった。
一方、ウェハの円周付近の一ケ所を吸着して支持するよ
うにすれば上記の問題はほとんど解決するが、さきに述
べたウェハ吸着不良によりウェハ脱落の危険性が増すと
いう問題点があった。
本発明は、上述の従来形における問題点に鑑み、基板の
吸着不良が発生した場合にも基板がハンドから脱落する
ことなく、基板の平面矯正度に影響を与えることなく、
さらにウェハハンドの上下動機構も不要とする基板保持
ハンドを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段および作用)上記の目的を
達成するため、本発明は、基板ハンドに基板の片面を吸
着する第1の基板支持部材と、基板のもう一方の面を押
えるため上下動可能な第2の基板支持部材と、さらに基
板の吸着圧を検知する機構とを設け、この検知機構が吸
着圧の低下を検知したときには第2の基板支持部材が基
板の側に移動し、第1の基板支持部材と第2の基板支持
部材との間にウェハを挟持することとしている。
上記構成によれば、十分な吸着圧で基板を保持している
間は第1の基板保持部材のみで基板を保持し、一方吸着
圧が低下した場合は、直ちに第2の基板保持部材が基板
に接触して、第1の基板保持部材と第2の基板保持部材
とで基板を挟持する。したがって、基板の脱落が防止さ
れる。
また、基板の円周付近の1ケ所を支持するだけで済むた
め、基板チャックの切欠き部を1ケ所にして基板の平面
矯正度の悪化を防止でき、基板チャックとハンドの衝突
をさけるためハンド可動部を設ける必要も無くなる。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るウェハハンドとウェ
ハチャックの上面図である。同図において、1はウェハ
チャックであり図示しないステージ上に取付けられXY
力方向紙面の上下および左右方向)と上下方向(紙面に
垂直な方向)に移動可能である。2はウェハハンドと干
渉しないための切欠き部であり、第1図では破線で示し
ている。3はウェハである。4はウェハハンドのウェハ
裏面支持部材(第1の基板保持部材)、5はハンド先端
に設けられたウェハ吸着のためのバキューム吸着穴であ
り、第1図ではウェハハンドのその他の部分は省略して
いる。なお、ウェハハンド全体は図示しない機構により
矢印Aの方向に移動可能である。
第2図は、本実施例のウェハハンドとチャックを横から
見た断面図である。同図において、第1図と同じ付番は
同一の部材を示すものとする。第2図において、6はウ
ェハ裏面支持部材(第2の基板保持部材)であり、板バ
ネによってウェハ裏面支持部材4に取付けられている。
この板バネはウェハ裏面支持部材6を矢印Bの方向(紙
面の下方向)に押しつけている。
7はウニ八表面接触部材であり、ウェハ3を破損しない
ようラバー等の柔い材質でできている。
8はウェハ3をバキューム吸着穴5が吸着したときのバ
キューム吸着圧を検出し、その圧力とあらかじめ設定さ
れた基準圧とを比較してオン/オフ信号を送出するバキ
ュームスイッチである。また、9はソレノイド、10は
ソレノイド9内の鉄芯、11はウェハ裏面支持部材6に
開けられた穴である。穴11にソレノイド鉄芯10の先
端が差込まれるとウェハ裏面支持部材6の板バネが動か
ないよう拘束され、このと齢つニへ表面支持部材6の端
部の接触部材7はウェハ3に非接触の状態となる。12
はウェハ裏面支持部材4の内部を貫通しているバキュー
ム穴で、図示しないバキューム供給源につながっている
第3図は、本実施例のハンドの電気的動作を説明するた
めの回路図である。同図において、第1図および第2図
と同じ付番は同一の部材を示すものとする。第3図にお
いて、13はハンドの動作を制御するCPUである。1
4は回路中に設けられた安全スイッチであり、誤ってウ
ニへ表ml支持部材6が動いてウェハ3の表面に接触し
ないようCPU 13によりオン/オフされる。15は
半導体製造装置本体の電源とは独立した電源であり、ソ
レノイド9を駆動するための電源である。
上記構成において、ウェハチャック1からウェハハンド
4へのウェハ3の受渡しを例に動作を説明する。
まず、ウェハチャック1上にはウェハ3が置かれている
ものとする。この状態において、ウェハハンド4は第1
図に示すよう図示しない駆動機構によりウェハチャック
1の切欠き部2に挿入される。このとき、第2図に示す
ように穴11にはソレノイド鉄芯10が差込まれており
、板バネの戻り力を拘束している。したがって、ウェハ
裏面支持部材6の表面接触部材7はウェハ3に接触しな
い状態となりている。この時点で安全スイッチ14はC
PU13によりオフになっている。
次に、ウェハチャック1は図示しない機構により下降し
、第2図に示すようにウェハ吸着穴5がウェハ3の裏面
に接触して停止する。
その後、バキューム穴12からバキュームが弓かれる。
バキューム穴12の内部が基準圧以下になると、バキュ
ームスイッチ8はCPU13に対しバキュームオン信号
を送出する。なお、この基準圧はあらかじめ正常にウェ
ハを搬出しているときのバキューム圧を測定しバキュー
ムスイッチ8に設定したものである。これによりウェハ
3はウェハハンド4上に固定された事になる。cpu 
t3は、安全スイッチ14をオンとし、第3図の回路の
動作が可能になる。
次に、ウェハチャック1の全体はさらに下降しウェハチ
ャック1とウェハ3は分離する。そして、ウェハ3はウ
ェハハンドのウェハ裏面支持部材4に保持され次のステ
ージへと搬送される。
この状態で、バキューム元圧の低下やウェハハンドとウ
ェハ間に隙間ができるなどの理由によりウェハ吸着不良
が発生したとする。
このとき、バキューム穴12の内部のバキューム圧は低
下し、バキュームスイッチ8はこのバキューム圧が基準
圧以下になると、CPU13に対しバキュームオフ信号
を送出する。同時に第3図の回路が導通状態となり、ソ
レノイド9の鉄芯10が移動し穴11から抜ける。これ
により、ウェハ裏面支持部材6は板バネの力が解放され
第2図の矢印Bの方向へ動く。そして、ウニ八表面接触
部材7がウェハ3の表面に接触し、ウェハ裏面支持部材
4との間にウェハ3を挟み込んで保持しウェハ3の落下
を防止する。
〔他の実施例〕
上記の実施例では、ウェハを搬送するためにウェハの裏
面を吸着し吸着圧の異常があった場合はクエへの表面に
支持部材を接触させウェハを挟み込んだが、マスクのよ
うな裏面にパターンを有する基板を保持する場合には、
表面側を吸着し裏面に支持部材を接触させて挟み込んで
もよい。
また上記の実施例では、ウェハの脱落を検知してウェハ
裏面支持部材を移動させたが、あらかじめウェハ裏面部
材がウェハを吸着した時点で、ウェハ裏面支持部材をウ
ェハ接触部とウェハが接触しない程度の隙間を持つ位置
まで移動させておいてもよい。これにより、ウェハの脱
落時にはウェハが斜めに傾き、ウニ八表面と裏面に支持
部材が接触しウェハを落下させないという効果がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ウェハなどの基
板の片面を吸着する第1の基板支持部材と、もう一方の
面の側に第2の支持部材とを設け、第1の基板支持部材
の基板吸着圧の低下を検出した場合には第2の支持9部
材を基板表面に接触させて基板を挟持するようにしてい
るので、基板の脱落を防止でき、基板搬送時には十分な
安全性を保つことができるようになった。
さらに、従来は基板の脱落防止のためウニ八円周の2〜
3ケ所を支持していたものが1ケ所ですむようになった
ため、チャックの切欠き部が1ケ所ですみ、基板吸着時
の平面矯正度の悪化が防止される。また、チャックとハ
ンドが1訂突しないためのハンド上下動機構が必要ない
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係るウェハハンドがウェ
ハとチャックの間に挿入された状態を示す上面図、 第2図は、第1図のウェハハントの周辺を横から見た断
面図、 第3図は、上記実施例における電気系のブロック回路図
、 第4図は、従来のウェハハンドとチャックを示す上面図
である。 1:ウェハチャック、2:ウェハチャックの切欠き、3
:ウェハ、4:ウェハ裏面支持部材、5ニバキユ一ム吸
着穴、6:ウェハ裏面支持部材、7 ウェハ接触部材、
8.バキュームスイッチ、9:ソレノイド、10:ソレ
ノイド内鉄芯、11:鉄芯挿入穴、12:バキューム穴
、13:CPU、14:安全スイッチ、15.バッテリ
ー 16:従来のウェハハント。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板の片面を吸着して該基板を支持する第1の基
    板支持部材と、 該基板片面と対向する基板対向面の側に設けられ、該基
    板対向面に接触し上記第1の基板支持部材と共働して基
    板を挟持する接触状態と該基板対向面に非接触の非接触
    状態とを選択可能な第2の基板支持部材と、 上記第1の基板支持部材の基板吸着状態の検出機構と、 該検出機構により基板と上記第1の支持部材との吸着状
    態不良を検出したとき、上記第2の支持部材を非接触状
    態から接触状態に移行させ基板を上記第1と第2の基板
    支持部材間に挟持せしめる制御手段と を具備することを特徴とする基板保持ハンド。
JP1016418A 1989-01-27 1989-01-27 基板保持ハンド Pending JPH02198151A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1016418A JPH02198151A (ja) 1989-01-27 1989-01-27 基板保持ハンド

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JP1016418A JPH02198151A (ja) 1989-01-27 1989-01-27 基板保持ハンド

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Publication Number Publication Date
JPH02198151A true JPH02198151A (ja) 1990-08-06

Family

ID=11915688

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JP1016418A Pending JPH02198151A (ja) 1989-01-27 1989-01-27 基板保持ハンド

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JP (1) JPH02198151A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012099656A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Tokyo Electron Ltd 基板搬送装置、基板搬送方法及び記憶媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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