JPH0219744Y2 - - Google Patents

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JPH0219744Y2
JPH0219744Y2 JP1198683U JP1198683U JPH0219744Y2 JP H0219744 Y2 JPH0219744 Y2 JP H0219744Y2 JP 1198683 U JP1198683 U JP 1198683U JP 1198683 U JP1198683 U JP 1198683U JP H0219744 Y2 JPH0219744 Y2 JP H0219744Y2
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clamping
probe
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insulating
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は導体、絶縁導体などを挟持して電圧測
定などに使用するクリツプに関する。
従来、導体と接続するために使用されるクリツ
プには俗称でみの虫クリツプ、充電用クリツプな
どと呼ばれるものがある。
それらにはクリツプ金具をビニール、ゴムなど
により絶縁して用いているものが多い。しかし第
1図に示すように導体の挟持部である前端のクリ
ツプ金具1は絶縁物2によつて通常完全には覆わ
れておらず。配線の込み入つている個所等におい
ては短絡の危険性がある。なお、3はリード線、
4はねじりコイルバネである。また、電力線の電
圧測定などに使用する場合には絶縁にも不安があ
り人体への安全性にも問題のあるものが多い。
さらに、電力線の電圧測定の場合には電線の電
流容量等により被挟持個所もまちまちであり、時
には絶縁電線のため挟持が不可能の場合もある。
その場合、第2図のように一部が開口した環状絶
縁体5の内部に絶縁導体6を置き、その環状絶縁
体5に設けた絶縁つまみ7付きのねじ切りピン8
で、絶縁被覆を破つて電圧を取り出すものががあ
るが、同様に安全性に欠けるという問題があつ
た。
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、絶縁外被で被覆された一対の挟持
片の外側にさらに絶縁ケースを設け絶縁および機
械的強度を完全にして電力線などの測定を容易に
すると共に、挟持片と一体に絶縁被覆を破るプロ
ーブを設けることにより簡易に安全に絶縁導体の
電圧測定なども可能とするクリツプを提供するこ
とを目的とする。
そのため本考案によるクリツプは挟持部に絶縁
外被を施した一対の挟持片を軸で開閉可能に結合
し、それらの挟持部間を閉鎖方向に付勢するバネ
を設置してクリツプ構造と成し、その軸をねじ孔
を穿設した作動体で支持し、その作動体のねじ孔
に一端部つまみを備え外周ねじを切つたプローブ
を挟持部と平行に螺合し、それらの挟持片、軸、
作動体、プローブから成る導通路の所要箇所に外
部リード線の端を接続し、内壁には挟持部の開閉
作動時に挟持片の移動を案内するガイドを設け、
先端にはプローブ突出孔を開けた筒状の絶縁ケー
ス内にそれらを収納するものである。
以下、添付の第3〜第11図を参照して本考案
の実施例を説明する。
第3〜第5図は本考案の外観図、第6〜第8図
は各部の断面図、および第9〜第11図は導体等
を挟持した動作状態図である。
前記各図において、一対の挟持片10,10′
は導体、電線などを挟持するものであり金属など
の導電材料を用いている。その各挟持片の挟持部
を構成する前端部E,E′の片側には導体などを強
固にくわえて挟持するための凹凸例えば鋸歯状歯
などが設けられている。
また、各挟持片10,10′は歯形部側の前端
から後端への長さ方向の中間部にそれぞれ突起部
F,F′を有する(裏面側の同様な突起は図に表わ
れていない)。これらの各突起部F,F′にそれぞ
れ孔を穿設して突起部FとF′を重ね合せ(裏面側
の突起についても同様にする)、連結ピン11,
11′を通して結合し、回動可能に軸支する。
また、各挟持片の後端部に突起例えば円柱ピン
12,12′を固定突設する。これらの突起は筒
状の絶縁ケース13,13′の内壁に設けたガイ
ド例えば八字状に配置され直線状または円弧状の
形状を有する溝14,14′中を前進または後退
摺動して連結ピンによる回転軸を中心として一対
の挟持片の前端を開閉作動させるものである。
なお、各挟持片10,10′にガイドとして凹
部を設け、それに対応する凸部を絶縁ケース1
3,13′に設けることもできる。
また、被測定導体などに接触して挟持する歯形
部を除いた一対の挟持片の外周囲を絶縁外被1
5,15′で被覆する。
また、挟持片10,10′には筒状の絶縁ケー
ス13,13′の孔を通つて外部からリード線1
6が接続されている。因みに、このような外部リ
ード線16は挟持片10,10′と共に導通路を
形成する後述する作動体やプローブに接続しても
よい。
絶縁外被15,15′にはビニール、ゴムなど
の絶縁材料を用いる。なお、挟持部E,E′のみな
らず、絶縁ケース13,13′内にある挟持片部
分も連続した絶縁外被15,15′で覆うとより
絶縁が完全となる。
作動体17は例えば略U字状の金属板体からな
り、中央部にプローブ18が螺合するめねじを切
つたねじ孔19を有し、両端の各孔に連結ピン1
1,11′が嵌合し挟持片を保持している。そし
てプローブの前進または後進に伴なつて一対の挟
持片の前端を開閉作動する。
プローブ18は先端が円錐状に加工された金属
棒から成り、その操作端として例えば表面に凹凸
を設けた絶縁耐力と機械的強度の大きいつまみ2
0を一端部に備え、作動体17のねじ孔19にプ
ローブ18が挟持片10,10′と平行方向に螺
合するおねじを外周表面に切つてある。なお、つ
まみとプローブの嵌合部にはつまみを回すと同時
にプローブも回るように平板状の回り止めが設け
られている。そして、つまみを押すことにより一
対の挟持片の先端を開放させ、つまみを回すこと
によりプローブの先端を絶縁ケースの孔21から
突出させる。
弾性体22は例えば圧縮コイルバネでありプロ
ーブ18の周囲に一定の空間を置いて巻かれてお
り、その一端はラグリード23を介し絶縁ケース
のプローブ突出孔21の周辺に設置され、他端は
作動体のねじ孔19の周辺に設置されている。そ
のため、作動体は圧縮コイルバネの弾性力により
絶縁ケースに対したえず後退方向に押され、作動
体に連結した一対の挟持片も絶縁ケース中を後退
し、挟持片の後端部に存在する円柱ピンが八字状
に配置された直線状のガイド溝の後端に達すると
移動を停止する。このため、プローブの操作端を
押すなどの操作をしなければ通常一対の挟持片の
前端にはバネの弾性力に起因するモーメント力が
働き、対面する歯形部面は互いに強く圧接される
状態にある。なお、一般には両挟持片間に軸より
前方側では引張コイルバネを張架し、軸より後方
側では圧縮コイルバネを介在すると、それらの挟
持部間を直接閉鎖方向に簡単に付勢することがで
きる。
絶縁ケース13,13′には絶縁耐力および機
械的強度の大きい合成樹脂などの絶縁材料を用い
ており、プローブ18の一端部にあるつまみ20
の操作端部と一対の挟持片10,10′における
絶縁外被15,15′を施した挟持部E,E′を除
いて、その他のクリツプ構成部品はすべて内部に
設置されている。ただ、後述するようにプローブ
の先端がわずか絶縁電線の挟持測定時に絶縁ケー
スの孔21から外部に突出するだけである。そし
て、前述したように絶縁ケース中を一対の挟持片
が前進または後退してその前端部が開閉作動をす
る。
以上の構成に基づくクリツプを用い導体、絶縁
導体などを挟持測定する場合の動作を説明する。
先ず、つまみ20を押し、圧縮コイルバネ22
の反発力に抗してプローブ18を前進させると、
プローブとU字状板体17が螺合し、さらにU字
状板体が連結ピン11,11′を介して一対の挟
持片10,10′と結合しているので一対の挟持
片も同時に前進する。このとき一対の挟持片の後
端に突設した円柱ピン12,12′は前進方向に
対して八字状に配置され狭くなつているガイド溝
14,14′中を移動するので一対の挟持片の後
端は順次狭ばまる。これに対し一対の挟持片の前
端は連結ピン11,11′により回動可能に軸支
されているので逆に順次左右に開放して行く。
そして、適度の広さに開放したとき、導体24
を一対の挟持片の対面する歯形部間に挿入しつま
みを押すのを止める。すると圧縮コイルバネの反
発力がU字状板体を押し、後退させる作用が復活
する。このため一対の挟持片の後端に突設した円
柱ピン12,12′は絶縁ケース13,13′のガ
イド溝中を後退するので後端が広がる。このよう
にして、圧縮コイルバネの反発力に起因する連結
ピン11,11′の軸回りの二つの反対方向のモ
ーメント力により、一対の挟持片の前端の挟持部
が狭ばまり対面する歯形部ががつしりと強固に導
体を挟持し第9図の状態とする。
次に絶縁導体の挟持についても、先ず前述した
導体の挟持と同様に、つまみ20を押しプローブ
18を前進させ、一対の挟持片の前端を開き、絶
縁導体25を挿入(第10図の状態となる)して
強固に挟持させる。
今度は絶縁被覆Gをプローブ18で破つてその
先端を導体Hに付き当てる必要がある。そのため
につまみ20を回転させU字状板体17のねじ孔
にプローブをねじ込んで行くと、絶縁ケースの前
端の孔21から突出したプローブの先端が絶縁外
被を破り突出して行き最先端部が導体に接触して
第11図の状態となる。
このとき、導体を押し付けるプローブの反作用
がU字状板体17に及び、圧縮コイルバネによる
反発力にさらに加わるので、連結ピンを回転軸と
するモーメント力が増加し、一対の挟持片の前端
は強固に絶縁導体を挟持する。また、つまみを回
しプローブをねじ込めばねじ込む程挟持力は大き
くなる。
なお、このような絶縁導体の被覆に穴を開ける
接続法は電圧などの測定後に電気設備基準等に従
つて絶縁テープ巻きなどをすれば安全となる。
以上説明したように、本考案によれば内壁には
挟持部の開閉作動時に挟持片の移動を案内するガ
イドを設け、先端にはプローブ突出孔を開けた筒
状の絶縁ケースの内部に、クリツプ構成部品を収
納しているので、安全性が十分に確保できる。
挟持部に絶縁外被を施した一対の挟持片を軸で
開閉可能に結合し、それらの挟持部間を閉鎖方向
に付勢するバネを設置し、その軸をねじ孔を穿設
した作動体で支持し、その作動体のねじ孔に一端
部につまみを備え外周にねじを切つたプローブを
挾持片と平行方向に螺合し、それらの挾持片、
軸、作動体、プローブから成る導通路の所要箇所
に多部リード線の端を接続しているので、操作端
部を単に押すだけで一対の挟持片の前端が簡単に
開き導体などを容易に挟持することができると共
に、絶縁導体の場合にはその挟持後、操作端部を
回してプローブをねじ込んでその先端で絶縁被覆
を破り内部の導体と接続することができるための
多種多様な導体、電線路への適用が可能であると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のみの虫クリツプの概略構成図で
ある。第2図は従来の絶縁導体被覆穴開け用具と
みの虫クリツプとの接続状態を示す図である。第
3図は本考案の正面図、第4図はその底面図、お
よび第5図はその左側面図である。第6図はA−
A′断面図、第7図はB−B′断面図、および第8
図はC−C′断面図である。第9図は本考案のクリ
ツプにより導体を挟持した状態図である。第10
図は本考案のクリツプにより絶縁導体を歯形部間
に挿入した穴開け開始前状態図、および第11図
はその穴開け終了状態図である。 10,10′……一対の挟持片、11,11′…
…連結ピン、12,12′……円柱ピン、13,
13′……絶縁ケース、14,14′……ガイド
溝、15,15′……絶縁外被、16……リード
線、17……U字状板体、18……プローブ、1
9……U字状板体のねじ孔、20……つまみ、2
1……絶縁ケースのプローブ突出孔、22……圧
縮コイルバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挟持部に絶縁外被を施した一対の挟持片を軸で
    開閉可能に結合し、それらの挟持部間を閉鎖方向
    に付勢するバネを設置し、その軸をねじ孔を穿設
    した作動体で支持し、その作動体のねじ孔に一端
    部につまみを備え外周にねじを切つたプローブを
    挟持片と平行方向に螺合し、それらの挟持片、
    軸、作動体、プローブから成る導通路の所要箇所
    に外部リード線の端を接続し、内壁には挟持部の
    開閉作動時に挟持片の移動を案内するガイドを設
    け、先端にはプローブ突出孔を開けた筒状の絶縁
    ケース内にそれらを収納することを特徴とするク
    リツプ。
JP1198683U 1983-01-29 1983-01-29 クリツプ Granted JPS59117972U (ja)

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JP1198683U JPS59117972U (ja) 1983-01-29 1983-01-29 クリツプ

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JP1198683U JPS59117972U (ja) 1983-01-29 1983-01-29 クリツプ

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JPS59117972U JPS59117972U (ja) 1984-08-09
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JP1198683U Granted JPS59117972U (ja) 1983-01-29 1983-01-29 クリツプ

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