JPH02197212A - 配電線事故捜査器の電源切り替え回路 - Google Patents

配電線事故捜査器の電源切り替え回路

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JPH02197212A
JPH02197212A JP1451589A JP1451589A JPH02197212A JP H02197212 A JPH02197212 A JP H02197212A JP 1451589 A JP1451589 A JP 1451589A JP 1451589 A JP1451589 A JP 1451589A JP H02197212 A JPH02197212 A JP H02197212A
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voltage
auxiliary relay
power
distribution line
auxiliary
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JP1451589A
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Osamu Tsuchiya
修 土屋
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は区分開閉器によって区分された配電系統にお
いて、配電線に事故が発生した場合に事故区間を系統か
ら切り離し、健全区間のみに給電するように区分開閉器
を制御する配電線事故捜査器の制御回路の電源を切り替
える回路に関するもので、 特に、切り替え回路を構成する2個の補助リレーがいか
なる条件でも2個同時に動作することのない電源切り替
え回路に関するものである。 なお、以下各図において同一の符号は同一もしくは相当
部分を示す。
【従来の技術】
配電系統においては、配電線の故障区間の自動切り離し
と健全区間への自動送電を行う時限式事故捜査方式を用
いたシステムが従来から知られている。第6図はこのシ
ステムの構成の一例を示すブロック回路図である。同図
において、10は配電変電所でそれぞれしゃ断器CBI
、CB2及び保護リレーRyl、 Ry2を経て外部に
延びる2組の配電線F1及びF2を備えている。 配電線F1及びF2はそれぞれ順送・逆送用の区分開閉
器11〜13及び21〜23によって区間11b〜14
b及び21b〜24bに分けられている。また配電線F
1及びF2の末端区間14b、24bはループ点制御用
の区分開閉器31を介して互いに接続される。 11a〜13a+21a〜23aおよび31aは配電線
の事故の状況に応じてそれぞれ区分開閉器11〜13.
21〜23及び31の開閉を制御する配電線事故捜査器
(以下事故捜査器という)である。事故捜査器11aは
区分開閉器11で区分された配電線の区間11bおよび
12bのそれぞれから変圧器PTIIIおよびPT11
2を介して電圧を受け、区間11b、12bのうち先に
電圧を印加された区間からの電圧を制御回路の電源とし
て使用するように電源切り替え回路を備えている。他の
事故捜査器12a〜31aにも、それぞれ変圧器PT1
21〜P T312を介して事故捜査器11aと同様の
電源切り替え回路が構成されている。 第6図において、しゃ断器CBI、CB2および順送・
逆送用の区分開閉器11〜13.21〜23が閉路し、
ループ点制御用の区分開閉器31が開路した状態で正常
に運転中、配電線の区間13bで事故が発生すると、配
電変電所10の保護リレーRylが動作してしゃ断CB
Iがしゃ断し、順送・逆送用の区分開閉器11〜13が
開路する。次に所定時間後、しゃ断器CBIが再閉路し
、区間11bが加圧されることにより事故捜査器11a
は変圧器PTIIIを介して区間11bから制御電源を
受け、所定の時間が経過した後、区分開閉器11を時限
投入する。以下同様にして区分開閉器12が時限投入さ
れ、その時点で事故が回復していればさらに区分開閉器
13が時限投入されて末端区間14bまで再び給電され
る。 しゃ断器CBIが再閉路したときに事故がまだ継続状態
であった場合には、区分開閉器12が事故区間13bを
時限投入したとき、保護リレーRy1の動作によってし
ゃ断器CBIが再度しゃ断する。 このとき事故区間13bの前の区分開閉器12を操作し
た事故捜査器12aは自らが投入指令を出した直後に停
電したことを記憶して、次の再再閉路により電圧が印加
されたとき区分開閉器12の投入をロックし、事故区間
を停電状態に保つ。また事故捜査器13aは区間13b
に電圧が印加された直後に停電したことを記憶しておく
。 一方、事故捜査器31aは配電線F1が停電すると時間
計測を開始し、再再閉路後にループ点制御用の区分開閉
器31に投入指令を出して閉路させ、停電区間14bに
配電線F2側から給電する。事故捜査器13aは区間1
3bが事故区間であることを記憶しているので、区間1
4bに電圧が印加されても区分開閉器13を投入させな
い。以上の動作によって配電系統のうち、事故区間13
bのみ切り離し健全区間に再び給電することができる。 この場合、順送・逆送用の区分開閉器の投入の順序は事
故区間の位置によって配電変電所に近い側から遠い側に
順次投入される、つまり順送の場合と、ループ点制御用
の区分開閉器を介して配電変電所より遠い側から近い側
に順次投入される、つまり逆送の場合があり、またルー
プ点制御用の区分開閉器の場合にはその区分開閉器で区
分される二つの区間のうちどちらの側から先に送電され
るか不定であるので、事故捜査器は自らが制御する区分
開閉器によって区分された配電区間のうちどちらか先に
給電された側から制御回路の電源を受けられるように電
源切り替え回路を備える必要がある。 次に第7図および第8図を用いて従来の電源切り替え回
路の例について説明する。第7図は事故捜査器における
従来の電源切り替え回路の構成の一例を示すブロック回
路図である。第7図において、■は配電線2を一方の側
(以下■側という)と他方の側(以下■側という)とに
区分する区分開閉器で、(配電線)事故捜査器3の制御
回路3aによってその開閉を制御される。P Tl、 
P T2はそれぞれ配電線2の■側、■側に接続された
変圧器で、変圧器PTI、PT2と補助リレー4および
5とで事故捜査器3の制御回路3aの電源切り替え回路
を構成している。 すなわち、補助リレー4.5の捜査コイル4a。 5aはそれぞれ補助リレー5.4の常時閉接点5b4b
を介して変圧器PTLPT2に接続されており、制御回
路3aの電源入力線3bは補助リレー4の常時開接点4
cを介して補助リレー4の操作コイル4aと補助リレー
5の常時閉接点5bとの接続点りに接続される。また補
助リレー5の操作コイル5aと補助リレー4の常時閉接
点4bとの接続点Eと、前記接続点りとの間に補助リレ
ー5の常時開接点5eが接続され、補助リレー4の前記
常時閉接点4bに並列に補助リレー5の常時開接点5d
が接続されている。 いま、配電線2の■側から先に電圧が印加されると、変
圧器PTIの出力電圧は補助リレー5の常時閉接点5b
を経由して補助リレー4の操作コイル4aに印加され接
点4cが閉じるので、変圧器PTIの出力は接点4cを
経て制御回路3aの電源入力線3bに送られる。同時に
接点4bが開くので、その後配電線2の■側に電圧が印
加されても補助リレー5の操作コイル5aは励磁されず
、制御回路3aは配電線2の■制電圧を電源として運転
される。 次に、配電線2の■側から先に電圧が印加された場合に
は、変圧器PT2の出力電圧は補助リレー4の常時閉接
点4bを経由して補助リレー5の操作コイル5aに印加
され、接点5d、5eが閉じるので補助リレー4の操作
コイル4aが変圧器PT2の出力によって励磁され、補
助リレー4が動作して接点4cが閉じ変圧器PT2の出
力が制御回路3aの電源入力線3bに送られる。接点5
bは補助リレー5が動作したときに開いているので、そ
の後配電線2の■側に電圧が印加されても■制電圧が制
御回路3aに送られることはない。 第8図は配電区間の電圧の印加順序と、それに伴う第7
図の構成例における補助リレーおよび区分開閉器の応動
を示す回である。第8図のパターン7は、順送・逆送用
の区分開閉器において■側から先に送電され、区分開閉
器の投入により次の区間に電圧が印加される過程を示す
。■側に電圧が印加されると補助リレー4が動作して事
故捜査器の電源入力線3bが加圧され、■何区間が健全
であれば区分開閉器1が時限投入されて■何区間に送電
される。パターン8はしゃ断器の再閉路によって■側か
ら送電したが、■側が事故区間のため区分開閉器1が投
入ロックされた状態を示している。■側から先に送電さ
れたときには、パターン7.8とも補助リレー4のみ動
作し、補助リレー5は動作しない。 パターン9と10はそれぞれ■側から送電されて区分開
閉器1が順序投入された場合と、投入ロックされた場合
を示し、第7図で説明したようにこの場合には補助リレ
ー4と5の両方が動作し、励磁された状態となる。 パターン11はループ点制御用の区分開閉器(常時開と
なっている)が、最初■何区間から電圧を印加され次に
■何区間に電圧が印加された状態で運転中、■側が系統
事故で無電圧になった場合を示している。事故が発生す
る前は、パターン7と同様にして補助リレー4のみの動
作によって事故捜査器の電源は■側から供給されている
が、事故により■側が無電圧になると、電源入力線3b
の電圧が零になると同時に補助リレー4は無励磁となり
、その後パターン9と同様にして■制電圧によって補助
リレー4,5の2個が動作して電源入力線3bに■側か
らの電圧が印加され、区分開閉器1は時限投入されて■
側の電圧が■側に送られる。 パターン12は同じくループ点制御用の区分開閉器にお
いて、■側から先に電圧が印加されて運転中に■側が停
電したとき、事故捜査器の電源が■側から■側に切り替
えられる様子を示している。 この場合は、正常運転中ば補助リレー4,5の2個の動
作により事故捜査器の電線として■側からの電圧が印加
され、事故発生後は補助リレー4の1個の動作により■
側からの電圧に切り替えられる。パターン11および1
2においては、電源入力線3bの電圧は補助リレー4,
5が切り替わる間、瞬断することになるが、制御回路3
aはそのバックアップ手段を備えており瞬断の影響は受
けない。 上述のようにして、事故捜査器3の制御回路3aはいつ
も配電線2の■側、■側区間のうち先に電圧を印加され
た側の電圧を制御電源として受電するように切り替えが
行われ、また片側の電源が喪失したとき、事故捜査器3
がその側から電源を受けていた場合には自動的に他方の
側に電源の切り替えが行われる。
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の電源切り替え回路では、配電線2の
■側から先に送電されたときは補助リレー4,5の2個
のうち補助リレー4の1個のみが常時励磁された状態と
なるが、配電線2の■側から先に送電されたときには補
助リレー4.5の2個が同時に常時励磁された状態とな
る。また、ループ点制御用の事故捜査器で■側が停電し
た場合にも補助リレー4.5の2個が同時励磁される。 したがって、配電線2の■側から制御電源を受電する事
故捜査器は補助リレー1個分だけ消費型ツノが増大し、
器内の温度上昇も大きくなり、また配電系統には多数の
事故捜査器が使われるから配電系統全体として電力の消
費が増えるという問題がある。正常な運転状態のときの
系統全体の消費電力の増大を防ぐために、順送・逆送用
の区分開閉器を制御する事故捜査器を設置する際に常に
■側が配電変電所側になるように取り付けることをも考
えられるが、取り付は工事のときに余分の注意を払わな
ければならず実際的でない。 そこで本発明は、■側又は■側のどちらから先に送電さ
れても、またループ点制御用の事故捜査器において制御
電源として受電している側の電源が喪失しても、常に補
助リレー1個のみの動作で事故捜査器の制御電源を切り
替えることができ、従来の回路に比べて消費電力の低減
と器内の温度上昇の低減を図ることができる配電線事故
捜査器の電源切り替え回路を提供することを課題とする
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明の回路は、「区分開
閉器(1など)によって区分された配電線(2など)の
一方の側(■側など)の(変圧器PT1などを介する)
電圧によって付勢される第1の補助リレー(4など)と
、 前記配電線の他方の側(■側など)の(変圧器PT2な
どを介する)電圧によって付勢される第2の補助リレー
(5など)とを備え、 前記配電線の所定の側の電圧が配電線事故捜査器(3な
ど)の制御回路(3aなど)の電源入力線(3bなど)
に供給されるように回路切り替えを行う配電線事故捜査
器の電源切り替え回路において、 前記第1の補助リレーの操作コイル(4aなど)には前
記第2の補助リレーの第1の常時閉接点(5bなど)を
介して前記一方の側の電圧が供給され、 前記第2の補助リレーの操作コイル(5aなど)には前
記第1の補助リレーの第1の常時閉接点(4bなど)を
介して前記他方の側の電圧が供給され、 前記配電線事故捜査器の前記制御回路の前記電源入力線
には前記第1の補助リレーの常時開接点(4dなど)ま
たは前記第2の補助リレーの第2の常時閉接点(5cな
ど)を介して前記一方の側の電圧が供給されるとともに
、前記第2の補助リレーの常時開接点(5dなど)また
は前記第1の補助リレーの第2の常時閉接点(4cなど
)を介して前記他方の側の電圧が供給されるように1す
るものとする。
【作 用】
配電線の■側から先に送電されると、第1の変圧器(P
TIなど)の出力電圧が第2の補助リレー(5など)の
第2の常時閉接点(5cなど)を介して事故捜査器(3
など)の制御回路(3aなど)の電源入力線(3bなど
)に導かれるとともに、第2の補助リレー(5など)の
第1の常時閉接点(5bなど)を介して第1の補助リレ
ー(4など)の操作コイル(4aなど)が励磁されるの
で、第1の補助リレー(4など)の常時閉接点(4bな
ど)が開いて第2の補助リレー(5など)の操作コイル
(5aなど)を回路から切り離す。 ■側から先に送電されると、第2の変圧器(PT2など
)の出力電圧が第1の補助リレー(4など)の常時閉接
点(4bなど)を介して第2の補助リレー(5など)の
操作コイル(5aなど)に印加され、常時開接点(56
など)が閉じるので電源入力線(3bなど)に第2の変
圧器(PT2など)の出力電圧が接続さ、同時に第1の
常時閉接点(5b)が開くので第1の補助リレー(4な
ど)の操作コイル(4aなど)は回路から切り離される
。 以上いずれかの場合も、2個の補助リレー(4゜5など
)はそのうち1個だけが動作して電源の切り替えを行い
、2個が同時に動作することはない。 したがって、従来の電源切り替え回路に比べて消費電力
の低減と事故操作器内の温度上昇の低減を図ることがで
きる。
【実施例】
次に外1図ないし第5図を用いて本発明の詳細な説明す
る。第1図は本発明を適用した事故捜査器の電源切り替
え回路の第一の実施例としての構成を示すブロック回路
図で、第7図に対応するものである。また第5図は配電
区間の電圧印加順序とそれに伴う第1図の実施例におけ
る補助リレー及び区分開閉器の応動を示す図で、第8図
に対応するものである。以下の説明では第7図及び第8
図との違いを主体に説明する。 第1図において、補助リレー4.5の操作コイル4a、
5aはそれぞれ補助リレー5,4の常時閉接点5b、4
bを介して変圧器P Tl、 P T2に接続されてお
り、事故捜査器3の制御回路3aの電源入力線3bは補
助リレー5の常時閉接点5cを介して変圧器PTIに接
続され、また補助リレー5の常時開接点5bを介して変
圧器PT2に接続される。 いま配電線2の■側から先に電圧が印加されると、変圧
器PTIの出力電圧は補助リレー5の常時閉接点5cを
経由して制御回路3aの電源入力線3bに送られる。同
時に変圧器PTIの出力電圧は補助リレー5の常時閉接
点5bを経由して補助リレー4の操作コイル4aに印加
され常時閉接点4bが開くので、その後配電線2の■側
に電圧が印加されても補助リレー5の操作コイル5aは
励磁されず、補助リレー4が1個のみ投入された状態で
制御回路3aは配電線2の■側型圧を電源として運転さ
れる。 次に、配電線2の■側から先に電圧が印加された場合に
は、変圧器PT2の出力電圧は補助リレー4の常時閉接
点4bを経由して補助リレー5の操作コイル5aに印加
され常時開接点5dが閉じるので、変圧器PT2の出力
電圧は接点5dを経て制御回路3aの電源人力線3bに
送られる。同時に補助リレー5の常時閉接点5b、5c
が開くので、その後配電線2の■側に電圧が印加されて
も補助リレー4の操作コイル4aは励磁されず、また変
圧器PTIの出力が電源入力線3bに接続されることも
なく、補助リレー5が1個のみ投入ささた状態で制御回
路3aは配電線2の■制電圧を電源として運転される。 第5図のパターン1は、順送・逆送用の区分開閉器にお
いて■側から先に送電され、区分開閉器の投入により次
の区間に電圧が印加される過程を示す。■側に電圧が印
加されると補助リレー4が動作して事故捜査器の電源入
力線3bが加圧され、■側臥間が健全であれば区分開閉
器lが時限投入されて■側臥間に送電される。パターン
2はしゃ断器の再開路によって■側から送電したが、■
側が事故区間のため区分開閉器1が投入ロックされた状
態を示している。■側から先に送電されたときには、パ
ターン1.2とも補助リレー4のみ動作し、補助リレー
5は動作しない。 パターン3と4はそれぞれ■側から送電されて区分開閉
器1が順序投入された場合と、投入口ッjりされた場合
を示し、第1回で説明したようにこの場合には補助リレ
ー5のみ動作し、補助リレー4は動作しない。 パターン5はループ点制御用の区分開閉器が、最初■側
臥間から電圧を印加され次に■側臥間に電圧が印加され
た状態で運転中、■側が系統事故で無電圧になった場合
を示している。事故が発生する前は、パターン1と同様
にして補助リレー4のみの動作によって事故捜査器の電
源は■側から供給されているが、事故により■側が無電
圧になると、電源入力線3bの電圧が零になると同時に
補助リレー4は無励磁となり、その後パターン3と同様
にして■側型圧によって補助リレー5が動作して電源入
力線3bに■側からの電圧が印加され、区分開閉器1は
時限投入されて■側の電圧が■側に送られる。 パターン6は同じくループ点制御用の区分開閉器におい
て、■側から先に電圧が印加されて運転中に■側が停電
したとき、事故捜査器の電源が■側から■側に切り替え
られる様子を示している。 この場合は、正常運転中は補助リレー5の動作により事
故捜査器の電源として■側からの電圧が印加され、事故
発生後は補助リレー4の動作により■側からの電圧に切
り替えられる。 上述のようにして、電源切り替え用の補助リレー4およ
び5のうち、常に1個だけ動作することによって事故捜
査器の電源を先に送電された側から供給れれる電源に切
り替え、またループ点制御用の事故捜査器で制御電源を
受電している側の電圧喪失時に他方の側の電源に切り替
えることができる。 次に第2図ないし第4回はそれぞれ第1図の回路の一部
を変形した実施例を示す。 即ち第2図は第1図における補助リレー5の常時閉接点
5cを変圧器PTIと補助リレー5の常時閉接点5bと
の間に挿入し、かつこの2つの常時閉接点5cと5bと
の間に電源入力線3bを接続したものである。 第3図は第1図における補助リレー5の常時閉接点5c
および常時開接点5dをそれぞれ補助リレー4の常時開
接点4dおよび常時閉接点4cで置換えたものである。 また第4図は第1図における補助リレー5の常時閉接点
5cを補助リレー4の常時開接点4dで置換えたもので
ある。 以上第2図ないし第4図の何れの回路においても補助リ
レー4,5のうち、先に付勢された補助リレーが他方の
補助リレーの励磁回路を開放してその付勢を防ぎ、かつ
この状態で閉じ、あるいは既に閉じている前記補助リレ
ーの何れかの接点を介して付勢側の補助リレーの配電線
電圧を制御回路3aの電源入力線3bに供給する点で第
1図と異なるところはなく、この第2図ないし第4図は
何れも第1図とほぼ同様に動作する。
【発明の効果】
本発明によれば区分開閉器1によって区分された配電線
2の一方(■側)の変圧器PTIの電圧によって付勢さ
れる第1の補助リレー4と、前記配電線の他方(■側)
の変圧器PT2の電圧によって付勢される第2の補助リ
レー5とを備え、 前記変圧器P Tl、 P T2の所定の側の電圧が配
電線事故捜査器3の制御回路3aの電源入力線3bに供
給されるように回路切り替えを行う配電線事故捜査器の
電源切り替え回路において、前記第1の補助リレー4の
操作コイル4aには前記第2の補助リレー5の第1の常
時閉接点5bを介して前記変圧器PT1の電圧が供給さ
れ、前記第2の補助リレーの操作コイル5aには前記第
1の補助リレー4の第1の常時閉接点4bを介して前記
変圧器PT2の電圧が供給され、前記配電線事故捜査器
3の前記制御回路3aの前記電源人力線3bには前記第
1の補助リレー4の常時開接点4dまたは前記第2の補
助リレー5の第2の常時閉接点5cを介して前記変圧器
PTIの電圧が供給されるとともに、前記第2の補助リ
レー5の常時開接点5dまたは前記第1の補助リレー4
の第2の常時閉接点4cを介して前記変圧器PT2の電
圧が供給されるようにしたので、配電区間の■側または
■側のどちらから先に送電されても常に補助リレー1個
のみの動作で事故捜査器の制御電源を切り替えることが
でき、またループ点制御用の事故捜査器で制御電源を供
給している側の電圧が喪失した場合にも補助リレー1個
のみの動作で健全区間の電源に切り替えることができる
ので、消費電力の低減と事故捜査器内の温度上昇の低減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明を適用した事故捜査器の電
源切り替え回路のそれぞれ異なる実施例としての構成を
示すブロック回路図、第5図は配電区間の電圧印加順序
とそれに伴う第1図の実施例における補助リレーおよび
区分開閉器の応動を示す図、第6図は従来の時限式事故
捜査方式を用いた配電システムの構成の一例を示しブロ
ック回路図、第7図は本発明に対応する従来の電源切り
替え回路の構成の一例を示すブロック回路図、第8図は
第7図の構成例における補助リレーおよび区分開閉器の
応動を示す図で第5図に対応するものである。 1:区分開閉器、2:配電線、3:配電線事故捜査器、
3a :制御回路、3b =電源入力線、45:補助リ
レー、4a、5a:操作コイル、4c+4b、5b、5
c  :常時閉接点、4d、56  :常時開接点、P
TLPT2  :変圧器、■側、■側:区分開閉器で区
分された配電線の一方の側および他方の側。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)区分開閉器によって区分された配電線の一方の側の
    電圧によって付勢される第1の補助リレーと、 前記配電線の他方の側の電圧によって付勢される第2の
    補助リレーとを備え、 前記配電線の所定の側の電圧が配電線事故捜査器の制御
    回路の電源入力線に供給されるように回路切り替えを行
    う配電線事故捜査器の電源切り替え回路において、 前記第1の補助リレーの操作コイルには前記第2の補助
    リレーの第1の常時閉接点を介して前記一方の側の電圧
    が供給され、 前記第2の補助リレーの操作コイルには前記第1の補助
    リレーの第1の常時閉接点を介して前記他方の側の電圧
    が供給され、 前記配電線事故捜査器の前記制御回路の前記電源入力線
    には前記第1の補助リレーの常時開接点または前記第2
    の補助リレーの第2の常時閉接点を介して前記一方の側
    の電圧が供給されるとともに、前記第2の補助リレーの
    常時開接点または前記第1の補助リレーの第2の常時閉
    接点を介して前記他方の側の電圧が供給されるようにし
    たことを特徴とする配電線事故捜査器の電源切り替え回
    路。
JP1451589A 1989-01-24 1989-01-24 配電線事故捜査器の電源切り替え回路 Pending JPH02197212A (ja)

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