JPH02196230A - 液晶プロジェクター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は液晶をシャッターとして利用し、ビデオ映像等
を拡大投射する液晶シャッターに係わり特にその構造形
状に関する。 Ｉ従来の技術】 従来、一般にプロジェクタ−として良く知られているも
のは、ＣＲＴ投射管、を用いたものであるが、でれらは
、必然的に大型で重量もあり、また輝度を」二げるため
に３管式投射とすると投射管とスクリーン間を精密に調
整する必要があった。このために、フロント式であれ、
リヤー式であれ。 太き（取扱いがしにくいため、日本の屋内では設置場所
が制限される。これに対して、最近、液晶表示体を光学
シャッターに利用し、液晶表示体に映像を表示し、それ
をバックライトで拡大投射するプロジェクタ−が知られ
るようになった。この新方式によりプロジェクタ−自体
は小型軽量となったが、プロジェクタ−にはスクリーン
が不可欠であり、プロジェクタ−とスクリーンを別々に
取扱うわずられしさが伴う。 【発明が解決しようとする課題］ 本発明の目的は、従来の液晶ブロジェククーのもつ小型
軽量の利点を積極的に活せるように、スクリーンと一体
となった取扱いの容易な液晶プロジェクタ−を提供する
ことである。リヤー型構造はスクリーンと一体化された
事例であるが、それでは小型軽量のメリットが活されな
いので、フロント型ブロジエククーで一体化を実現した
ものである。 〔課題を解決するための手段Ｊ 上記のようにフロント型プロジェクタ−で、プロジェク
タ−本体とスクリーンを一体化し、壁面にぴったり設置
できる軽量プロジェクタ−を実現するために、スクリー
ンの前部上方にスクリーンと一体に形成された天笠を設
ける。この天笠の内側はプロジェクタ−からの光を反射
するように境となっており、一方、天笠の外側は天井の
室内灯の光が直接スクリーンに当るのを防ぐ効果があり
スクリーン輝度を印象づけるように黒い色に採色すると
効果が高い、この天笠の内面にプロジェクタ−の投射光
が当り、さらにそれが反射されてスクリーン前面に当り
、室内の人に見やすい角度を中心にスクリーン上でほぼ
乱反射するよう、プロジェクク一部分をスクリーン部の
下部又は上部に組み込む、天笠部分は単に反射面であり
、軽量化できるので、スクリーン面から相当とび出して
形成できるので、適切な反射角度をとることができる。 〔作　用］ 以上のように、天笠が天井灯の光を防ぐと共にプロジェ
クタ−投射光を折り返す反射面を形成するので、プロジ
ェクタ−本体は比較的軽量にでき、主要部分はスクリー
ン厚さで済むので日本のような狭い部屋の利用効率が高
い、天笠部分はとび出していても天井付近に位置するた
めに日常生活に支障がない、液晶式のプロジェクタ−ユ
ニットは非常に小型化できるので、スクリーンとほぼ同
一平面上にプロジェクタ−の機構や駆動回路を配置すれ
ば、天笠部分以外の厚さを数センチ以下にすることがで
き、壁面に固定したり、天井から吊り下げたりすること
により、事実上の壁掛テｌノビが実現できる。ただ、ス
クリーン部分の近くに、高輝度のプロジェクタ−ユニッ
トを配置すると、人がスクリーンに近づいてユニットか
らの強い光を直接のぞき込むチャンスもあり、危険であ
る。このため５本発明の中に、プロジェクタ−ユニット
に人が近づいた場合を検出する手段を設け、それによっ
て投射光をさえぎる保護シャッターを開閉させて、人が
間違って投射光を直接のぞき込むことが起らない工夫を
含めて提案した。以下、実施例に従って本発明を説明す
る。 〔実　施　例］ 第１図は本発明の液晶プロジェクタ−の実施例の一例で
ある。プロジェクタ−本体ｌの下部の胴部に液晶プロジ
ェクタ−ユニット２が内蔵され。 プロジェクタ−本体ｌの上部前方にとび出している反射
天笠部３の内面にむけて映像を投射する。 この反射天笠部３の内面は境になっており、そこで反射
した投射光はスクリーン部４に当って視聴者の方向に反
射される。スクリーン部４は、通常のビーズスクリーン
が使用できるが、反射天笠部３とスクリーン部４の角度
を適切に設計しないと光軸が視聴者方向とずれてしまい
、ゲインの高いスクリーンが使用できない、このため、
スクリーン部のスクリーン面がわずかに下向きとなるよ
うにスクリーン部は上方が厚く下方が薄い設計となって
おり、反射光軸の中心が室内視聴者の目の位置近辺にく
るよう形成されている。プロジェクタ−本体ｌの胴部は
すえ置きの安定性のために大きくなっているが、液晶プ
ロジェクタ−ユニット２の占める空間は小さいため、必
要な回路系、電源系の収納をしてもなお、ビデオテープ
レコーダー等の収容スペースが確保可能である。天笠部
３は視聴者の位置からはスクリーン面を妨げない高さに
あるが、通常の居間の天井灯からの光が直接スクリーン
面に当るのを防ぐことができるため、フロント型のプロ
ジェクタ−であっても、明るい印象の画面が得られる。 天井灯の光を防ぐために、天笠部３は、プロジェクタ−
投射光を反射するために必要な大きさよりやや太き目に
作るのが望ましい１本実施例から明らかなように、本発
明の液晶プロジェクタ−は、プロジェクタ−機能とスク
リーン機能が一体となっていて、かつ、フロント型であ
り、壁面の利用度が格段に向上する。また構造的にも軽
量化できるので日本の家屋向きである。 これに対して、第２図および第３図は、従来よく知られ
ているＣＲＴプロジェクタ−の例であり、５は天井設置
型フロントプロジェクタ−１６は分離型のフロントスク
リーンである。但し、ＣＲＴプロジェクタ−の大部分は
輝度を上げるため、３管式であり、プロジェクタ−５と
スクリーン６の位置関係は一度調整すると自由に変更で
きない欠点をもつ、また、第３図のようなリヤー型プロ
ジェクタ−７は全機能が一体となっているが１重量、サ
イズとも非常に大きく、スペース的に設置場所の制約を
うける。さらに、店舗における在庫保管等も不利益を被
りやすい、これに対し、本発明の液晶プロジェクタ−の
事例は、全機能が一体であるが、設置時に簡単に組み立
てることができるので、店舗在庫時は非常に小さく分解
梱包ができるメリットもある。 第４図は、液晶プロジェクタ−ユニット２の構成の略図
であり、これについては既に公知である。液晶プロジェ
クタ−ユニットは非常に小さくできるので本発明のよう
な構造のプロジェクタ−が設計可能な点を説明するため
に第４図を図示した。白色光ランプ８の光は、ランプユ
ニット１０内のりフレフタ−９で集光され、さらに集光
レンズ１１で平行光束に絞られ、青い波長光の選択反射
ミラー１２、赤い波長光の選択反射ミラー１３、単純な
ミラー１４．１５．１６の配置によって、青い光、赤い
光、縁の光がそれぞれ分離され、多光に対応した液晶シ
ャッター１７．１８゜１９を透過する。液晶シャッター
にはそれぞれ必要な直線偏光膜が設けられている０例え
ば液晶シャッター１７は青い信号成分で駆動され１画面
上に青成分が多い部分程透過光が多くなるようなモード
で、映像を表示する。こう各液晶シャッターを透過した
青、赤、緑の光は、合成プリズム２０で再び合成され、
投射レンズ２１から反射天笠部に向９て投射される。投
射レンズ２１の前面に保護シャッター２２を設け、使用
しない時に投射レンズにホコリがつくのを防いだり、誤
って投射光をのぞき込もうとした時に保護シャッター２
２を閉じて眼への悪影響を防止する。 第５図は、保護シャッター２２の設置方法の実施例であ
り、保護シャッター右カバー２３は支持棒２５に固定さ
れ、支点２６を中心に回転する。 同じく、保護シャッター左カバー２４は支持棒２７に固
定され支点２８を中心に回転する。支持棒２５には回転
歯車２９が固定され、支持棒２７には回転歯車３０が固
定され、かつ、回転歯車２９の内側の歯と回転歯車３０
の外側の歯の両方に同時にかみ合う歯車３１が駆動用の
シャッターモーター３２で駆動される０回転歯車２９と
３０は支点が遣うため同心上を回転しないので歯部分が
回転によって歯車３１と外れたり、詰ったりしないよう
に歯部の回転中心が同一となるように設計する。シャッ
ターモーター３２の順転・逆転によって保護シャッター
が閉じたり、開いたりすることになる。 第６図は、プロジェクタ−本部に設けられた接近検知手
段を示す実施例である。３３は保護シャッターである６
発光部３４はＬＥＤ等の発光体から成り、その発光を集
光して、受光部３５で受光する方式の公知の検知センサ
ーである。これらの検知センサーをプロジェクタ−本体
の投射光部分の前方に設けておけば、万−人が近づいて
投射光をのぞき込める位置に来た時１発光部３４の光が
さえぎられ、受光部３５でそれを検知し、シャッター制
御回路ボード３６上のシャッターモータ・−駆動回路を
作動させて、投射中であっても素早く保護シャッター３
３を閉じる。勿論、ランプを消灯させるのも一方法であ
り、欠して悪くはないが、ランプ寿命を縮めやすい、接
近検知手段としては、超音波による方法、レーザー光に
よる方法、誘電容量変化を検知する方法等も利用できる
。プロジェクタ−本体内にはプロジェクタ−回路ボード
３７も内蔵されており、接近時には液晶シャッターを瞬
時に閉じてしまうのも一方法であり、その場合は、接近
検知手段と連動する液晶シャッター開閉制御回路が設け
られる。 第７図は、本発明の液晶プロジェクタ−の第二の実施例
であり、プロジェクタ−本体３８、反射天笠部４０．ス
クリーン部４１は第一の実施例とほぼ同じであるが、液
晶プロジェクタ−ユニット３９は、２、クリーン部４１
の上部に設置されている。こねによって、人が投射光を
直接のぞき込む可能性は非常に少なくなる。 第８図は、本発明の液晶プロジェクタ−の第三の実施例
であり、第二の実施例と同じく液晶プロジェクターユニ
ッ１−はスクリーン部４２の上部にあるが、スクリーン
部の下方にはプロジェクタ−回路ボード４３がスクリー
ン部とほぼ同一平面上に配置されているので、全体とし
て薄型軽量であり、直接壁面に取りつけたり、天井から
吊り下げたりすることが可能である。第三の実施例は反
射天笠部のみがとび出しているため、立てかけることは
できないが、壁面にしつかり固定すれば事実上壁掛テレ
ビとして利用でき、液晶プロジェクタ−ユニット、スク
リーン部、プロジェクタ−回路ボードがほぼ同一平面に
分散配置されているので室内の空間利用性が高まる。こ
のプロジェクタ−回路ボード４３には、液晶プロジェク
タ−ユニットを駆動する電源部分と信号処理回路部分を
含めて設けるだけの十分な平面サイズがあり、特に厚味
のある部品もないことから、スクリーン部下部にすっき
り収納可能である。 ［発明の効果］ 本発明は上記に詳述した如く、液晶式プロジェクタ−の
もつ小型軽量の特徴を活し、かつ取扱いの簡便な一体型
となっており、さらにフロント型であるため日本のよう
に狭い室内に設置するには最適であり、また反射天笠部
を折りたたみ構造とすれば、店頭在庫上も、顧客が自室
主車で運ぶことが可能となる点からも、市場性の高い安
価な液晶プロジェクタ−であり、発明の効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の液晶プロジェクタ−の実施例の一例を
示す図である。 第２図は従来のＣＲＴ型フロントプロジェクタ−の事例
を示す図である。 第３図は従来のＣＲＴ型リヤープロジェクタ−の事例を
示す図である。 第４図は１本発明に用いる液晶プロジェクタ−ユニット
の概構成図である。 第５図は保護シャッターの設置方法の実施例を示す図で
ある。 第６図は本発明の液晶プロジェクタ−の第１図の実施例
に設けられた接近検知手段を示す実施例を示す図である
。 第７図は本発明の液晶プロジェクタ−の第二の実施例を
示す図である。 第８図は本発明の液晶プロジェクタ−の第三の実施例を
示す図である。 ｌ　・　・　・　・　・ ２　・　・　・　・　・ ３　・　・　・　・　・ ４　・　・　・　・　・ ８　・　・　・　・　・ ９　・　・　・　・　・ １１　・　・　・　・　・ １７〜ｌ　９　・　・ ２０　・　・　・　・　・ ２１　・　・　・　・　・ プロジェクタ−本体 液晶プロジェクタ−ユニット 反射天笠部 スクリーン部 ランプ リフレクタ− 集光レンズ 液晶シャッター 合成プリズム 投射レンズ ２２　・ ２３． ３２　・ ３４　・ ３５　・ ３８　・ ３９　・ ４０　・ ４１　・ ４２　・ ４３　・ ・保護シャッター ・シャッターカバー ・シャツ−モーター ・発光部 ・受光部 ・プロジェクタ−本体 ・液晶プロジェクタ−ユニット ・反射天笠部 ・スクリーン部 ・スクリーン部 ・プロジェクタ−回路ボード 以上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　上　柳　雅　誉（他１名）９１１図 第２図 第５図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）少くとも１枚の液晶シャッターおよび白色光のラ
   ンプを含む液晶プロジェクターユニット、当該液晶プロ
   ジェクターユニットからの投射光を内面の鏡面で反射す
   る反射天笠部および当該反射天笠部の反射光を映像とし
   て反射するスクリーン部から成り、前記反射天笠部が前
   記スクリーン部の前部上方に一体に形成されていること
   を特徴とする液晶プロジェクター。
2. （２）前記液晶プロジェクターユニットからの投射光の
   前面に投射光をさえぎるための開閉可能な保護シャッタ
   ーを設けたことを特徴とする請求項１記載の液晶プロジ
   ェクター。
3. （３）前記液晶プロジェクターユニットに人が近づいた
   ことを検知する接近検知手段および接近を検知した場合
   に前記保護シャッターを閉じるシャッター制御手段を備
   えたことを特徴とする請求項２記載の液晶プロジェクタ
   ー。
4. （４）液晶プロジェクターユニット、スクリーン部およ
   び前記液晶プロジェクターユニットを駆動する電源部分
   と信号処理回路部分を納めたプロジェクター回路ボード
   の全体が、前記スクリーン部とほぼ同一の平面上に配置
   され、全体が一体で壁面に取付可能な平板状に形成され
   たことを特徴とする請求項１記載の液晶プロジェクター
   。