JPH02195871A - ジオキシゲナーゼおよびその製造方法 - Google Patents

ジオキシゲナーゼおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH02195871A
JPH02195871A JP5511189A JP5511189A JPH02195871A JP H02195871 A JPH02195871 A JP H02195871A JP 5511189 A JP5511189 A JP 5511189A JP 5511189 A JP5511189 A JP 5511189A JP H02195871 A JPH02195871 A JP H02195871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dioxygenase
group
enzyme
carbon atoms
strain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5511189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2693555B2 (ja
Inventor
Tomotaka Yoshimoto
知孝 善本
Masahiro Samejima
正浩 鮫島
Naoto Haniyu
直人 羽生
Tsuyoshi Komai
強 駒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T Hasegawa Co Ltd filed Critical T Hasegawa Co Ltd
Priority to JP5511189A priority Critical patent/JP2693555B2/ja
Publication of JPH02195871A publication Critical patent/JPH02195871A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2693555B2 publication Critical patent/JP2693555B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、新規な微生物、具体的にはシュードモナス(
P 5eudo+monas)属に属する新規な細菌菌
株、スチレン誘導体中のベンゼン環に共役したエチレン
結合に選択的に作用しアルデヒド類に転換せしめる作用
を有するジオキシゲナーゼ及び該ジオキシゲナーゼの製
造方法に関する。
〈従来技術〉 従来、スチレン誘導体中のベンゼン環に共役したエチレ
ン結合に選択的に作用し、アルデヒド類に転換せしめる
作用を有し且つシュードモナス属に属する菌株が産生じ
たジオキシゲナーゼ酵素は知られていないし、またかか
るシュードモナス菌株もまた知られていない。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、スチレン誘導体中のベンゼン環に共役
したエチレン結合を選択的に作用し、アルデヒド類に転
換せしめる作用を有するジオキシゲナーゼを提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、シュードモナス(P 5eud。
monas)属に属する菌株が産生じ且つ上記ジオキシ
ゲナーゼ活性を有する新規な酵素を提供することにある
本発明のさらに他の目的は、上記ジオキシゲナーゼ活性
を有する酵素の製造方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上記ジオキシゲナーゼ活性
を有する酵素を産生ずるシュードモナス属に属する菌株
を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、以下の説明から一層明白と
なるであろう。
〈発明の構成〉 本発明者の研究によれば、上記本発明の目的は、シュー
ドモナス属に属する細菌菌株TMY 1009株および
以下の理化学的性質を有するシュードモナス属に属する
細菌より産生され且つスチレン誘導体中のベンゼン環に
共役したエチレン結合の切断作用を有するジオキシゲナ
ーゼによって達成されることがわかった。
(a)  作用および基質特異性; 本ジオキシゲナーゼは下記一般式[I]で表わされるス
チレン誘導体中のベンゼン環に共役したエチレン結合に
選択的に作用しアルデヒド類に転換せしめる作用を有す
る。
式中R,は炭素数1−10の直鎖もしくは分岐状アルキ
ル基、炭素数6〜lOのアリール基、炭素数5〜15の
シクロアルキル基、基−COOR’(ここでR1は水素
原子または炭素数1−10のアルキル基)、ホルミル基
ま但し、上記アルキル基、シクロアルキル基およびアリ
ール基は置換基を有していてもよい、R8、R1、R4
、R,およびR6は、互いに同一もしくは異なり、水素
原子、水酸基もしくはその配糖体、炭素数1〜10の直
鎖もしくは分岐状アルキル基または炭素数1−10のア
ルコキシ基を示すか或いはこれら互いに隣接する2つの
基は、 (CH*)n−−0(CH!+ nまたは一〇
 −(CHt) n O−であってもよい(ここでnは
1〜4の整数を示す)。
(b)  至適pHおよび安定pHの範囲;至適pH6
〜lO 安定pHの範囲 6.5〜9,5 (c)  作用適温の範囲; pH8,0で20〜50℃ (d)  失活条件; pH:5以下或いは12以上 温度二60℃以上 (e)  力価の測定 後述する実施例2のaに記載 <f)分子量; 5DS−PAGE電気泳動によって 測定された分子量は約52.000で あった。またゲル濾過で求められた分 子量は約94,000であった。従っ て本ジオキシゲナーゼは分子量が約5 2.000の同一サブユニットからな る2量体の酵素であると考えられる。
(g)  精製方法; 粗酵素液をヒドロキシルアパタイト 処理し、イオン交換クロマトグラフィ ー(DEAE、  トヨバール)および疎水クロマトグ
ラフィー(ブチルトヨバ ール)を組合せることにより精製され る。
(h)  阻害、活性化および安定化;酵素反応液に下
記各阻害剤を加えて 酵素活性に与える影響を調べた。酵素 反応条件はpH8,0,50℃で10 分間。阻害剤を加えない場合を100 とした相対活性で阻害評価した。
阻害剤    濃度(n+M)   相対酵素活性(%
)KCN        I        93Na
−azida     1       97Dipy
ridile    1       97Ascor
bate     8       77さらに本発明
によれば、上記ジオキシゲナーゼを、前記したシュード
モナス属に属する菌株から製造する方法も提供される。
本発明における前記ジオキシゲナーゼは、前記式[I]
のスチレン誘導体中のベンゼン環に共役したエチレン結
合に選択的に作用し、アルデヒド類に転換せしめる作用
を有している。
かかるエチレン結合の選択的分解によるアルデヒド類の
転換反応を模式的に反応式で表わすと下記の通りとなる
CH−CH−ヘーハ→−一−−CHO+OHC/\ノー
かくして本発明において、ジオキシゲナーゼ活性とは、
スチレン誘導体中に含まれるエチレン結合が、上記反応
式の如く選択的に酸素添加反応によって分解され2つの
ホルミル基に転換される作用を意味する。
本発明者が知る限り、スチレン誘導体におけるエチレン
結合が、シュードモナス属の成る菌株の産生ずる酵素に
よって上記ジオキシゲナーゼ活性を受けることは全く新
しい知見である。
本発明において、上記ジオキシゲナーゼは、上記活性を
有し且つシュードモナス属に属する菌株より産生される
が、特に好ましくは、シュードモナス属に属する細菌T
MY 1009株が産生ずる酵素である。
このシュードモナス属の細菌TMY1009株は、微工
研へ微工研菌寄第10362号として寄託されている。
かかる細菌TMY 1009株は、新規であり下記蘭学
的性質を有している。
(Lと」1朋 1、細胞の形と大きさ:桿菌、0.8X1.1μ■2、
運動性の有無と鞭毛の着生状態 有り、極鞭毛 1本 3、ダラム染色法:陰性 各種培地における生育状態 ■ LB培地平板培養 円形でなめらかなコロニー形成、黄褐色■ 肉汁液体培
養 コロニーは円形、表面はスムーズ、色はうすい黄色、光
沢あり ■ 肉汁寒天斜面培養 表面はスムーズ、色はうすい黄色、光沢あり、色素拡散
は見られなかった。
■ 肉汁液体培養 液表面での生育は認められなかった。液全体かやへ濁っ
ていた。底・部に菌体が沈降していた。
■ 肉汁ゼラチン穿刺培養 全体に小さな画境、ゼラチン液化は認められなかった。
■ リドマスミルク 底部に菌体沈降、ミルクの凝固、液化、pHの変化なし
(■ (出 生理学的性質 (1)  硝酸塩の還元:陰性 (2)色素の生成:カロチノイド 極大吸収479.4
50(425)nm (3)オキシダーゼ:陽性 (4)カタラーゼ:陽性 (5)酸素に対する態度:好気的 (6)0−Fテスト:酸化的条件で有機酸生成(7)脱
窒反応:陰性 (8)MRテスト:陰性 (9)vpテスト:陰性 (lO)インドールの生成:陰性 (11)  硫化水素の生成:陰性 (12)デンプンの加水分塀:陽性 (13)  クエン酸の利用 Koserの培地;陰性 Chvistansenの培地:陽性 (14)無機窒素源の利用 硝酸塩:陰性 アンモニウム塩:陽性 L−アラビノース D−キ゛レロース D−グルコース D−マンノース D−フラクトース D−ガラクトース 麦芽糖 ショ糖 乳糖 トレハロース D−ソルビット D−マンニット イノジット グリセリン デンプン その他の特徴 グルコン酸の酸化:陰性 ガス生成 ■ アルギニンの分解:陰性 ■ リジンの脱炭酸反応:陰性 ■ オルニチンの脱炭酸反応:陰性 ■ プロトカテキン酸の分解:メタ開裂(18)その他 Tweenの分解 Tween40 : 1ifl性 丁ween60 :陰性 Tween80二陰性 DNase :陽性 3−ケト乳酸の生a:陰性 Ωm土豊里1 温度  20−33℃ pH5,5〜lO Doubling Ti+ae 27℃LB培地CpH
7−4>で2 、5 hrs (V炭素化合物の資化性 カテコール ベンゼン 安息香酸 7エルラ酸 十 p−フマル酸 十 プロトカテキン酸 十 バラハイドロキシ安息香酸 十 バニリン酸 十 グルタミン酸ナトリウム + 本発明におけるシュードモナス属に属する菌株が産生じ
且つ前記したジオキシゲナーゼ活性を有する酵素は、前
記したようにスチレン誘導体中のベンゼンに共役したエ
チレン結合を切断する作用を有しているので、例えば下
記に示した各種スチレン誘導体を分解し、下記アルデヒ
ド類が得られる。その反応例のいくつかを下記に示す。
[バニリン] [バニリン1 素を用いて分解することができる前記スチレン誘導体の
具体例としては下記のものを例示することができる。
なお下記式においてMeはメチル基、基0G1uはグル
コシル基を表わすものとする。
[イソオイゲノール] イソカビコール アネトール Cバニリン1 なお上記反応例(2)に示されているように、原料スチ
レン誘導体中に基−Q −G luが含まれている場合
、生成したアルデヒド頭巾の基−0−Gluは、菌株の
培養生成物から分離された酵素中にグリコシダーゼが含
まれていると、この基はその作用に起因すると思われる
水酸基に転換された形として得られる場合がある。
以下本発明のジオキシゲナーゼ活性を有する酵p−クマ
リルアルコール イソオイゲノール コニ7エリルアルコール イソサフロール インラボテン シナビルアルコール アサロン インニレミシン シリンゲン インミリスチシン インアビオール ジルアビオール スチルベン 本発明におけるシュードモナス属に属し且つ前記ジオキ
シゲナーゼ活性を有する酵素を産生し得る菌株、殊に菌
株TMY I OO9株から、目的とする前記酵素を得
るには、それ自体公知のシュードモナス属の菌株が生育
する培地中で菌体を培養し、得られた培地から酵素を分
離すればよい。
以下上記菌株を生育するために使用しうる培地の組成に
ついて説明するが、これは単に説明のためであって、本
発明はこの組成の培地に限定されるわけではない。
炭素源としては、たとえばグルコース、7ラクトースな
どの炭水化物、エタノールのごとき有機化合物、コハク
酸などのごとき有機酸があげられ、これらは本発明の菌
株が利用できる1種または2種以上の炭素化合物を任意
に炭素源として利用できる。
また、窒素源としては、特に限定されないが例えば、硫
酸アンモニウム、硝酸アンモ5ウムなどの無機窒素化合
物、およびペプトンなどの有機窒素源が利用できる。
また、無機塩類としては、各種のリン酸塩、硫酸マグネ
シウムなどが使用できる。さらに、微量の金属(鉄塩、
カルシウム塩など)を培地に含有させてもよい。
培養方法セしては、振とう培養法、深部通気撹拌培養法
などの方法により行なうことができる。
培養温度は、例えば、20°〜33℃、pHは6〜lO
程度の範囲が好ましくあげられる。また培養口数は特に
限定されないがたとえば、通常は1〜7日の範囲で行な
われる。
このようにして酵素が生産蓄積された培養物中の菌体を
超音波処理により破壊して得られる無細胞抽出液を分離
し、得られた無細胞抽出液中の低分子物を除くためにリ
ン酸ナトリウム緩衝液で透析処理することにより酵素液
が得られる。
かくして本発明において前記酵素自体或いはその酵素液
から精製された酵素は前記したジオキシゲナーゼ活性を
有しているので、前記したスチレン誘導体の酸化分解に
利用することができる。
酸化分解は、前記一般式[Hのスチレン誘導体と、前述
のジオキシゲナーゼ活性を有する酵素とを媒体中で酵素
が活性を有し得る条件下で接触せしめればよい。
以下実施例を掲げて本発明を詳述する。
実施例(1)  酵素液の調製 IQの栄養培地(L B)でTMY I OO9株を約
22時間好気的に27℃で振とう培養することにより湿
菌体約3.5gが得られた。菌体を集菌、洗浄後15m
Qの5011μMリン酸ナトリウム緩衝液に懸濁した後
、超音波処理することにより菌体を破壊し、遠心分離処
理した(10.000刈g120win)。得られた無
細胞抽出液中の低分子物を除くために20mMリン酸ナ
トリウム緩衝液(pH7,5)で透析を行ない粗酵素液
とした(タンパク濃度: l 5 、4 mg/ m+
2)。
実施例(2)バニリンの製法 a、インオイゲノールlpmoffを含む450/71
2の緩衝液(pH7,5)に酵素液(15,4mg/m
ff)を50μα加え26℃で30分間インキュベート
する。50μaのIN  HCQを加え酸性にしたのち
、500μgの酢酸エチルで抽出する。抽出液をHPL
Cで定量分析した結果、0.16μmoRのバニリンを
認めた。
HPLCの測定条件 機 種;Shimadzu  LC−6Aカラム;Li
Chrosorb  RP−18(4,6X250 m
m) 溶 出、0.05%リン酸水(A)/アセトニトリル(
B) −70/30−−− (5分間) −−−(A)
 / (B) −70/30−−一(increasi
ng5%(B)per m1r)−−−(A) / (
B) −0/100 上記におけるバニリンの保持時間は6.1分す、実施例
aと同じ条件下に基質としてイソラボテア1pn+o(
2を用イテ行った結果、0.16μn+oQのバニリン
を認めた。また3、5−ジヒドロキシベンズアルデヒド
も認められた。
実施例(3)バニリンの製法 a 、5− [2’−(4”−ヒドロキシ−3′−メト
キシフェニル)ビニル]7エルラ酸1.2μll1OQ
ヲ含ム950μαのリン酸ナトリウム緩衝液(pH7,
5)に酵素液(15,4mg/+++Q)50 μm2
加え27°Cで30分間インキュベートしt;。酸素1
μ+no(2が消費された時点で反応を止めた。この反
応生成物を1000μgの酢酸エチルで抽出し、HPL
Cで定量分析した結果、1pfflOQのバニリンと1
μmoffの5−ホルミルフェルラ酸を認めI;。HP
LCの測定条件は、実施例(2)のaと同条件で測定。
b、実施例(2)のaと同じ条件下に1.2−ビス−(
4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)エチレン1μ
raoQを用いて反応し、酸素0.54μmoQが消費
された時点で反応を止めた。この反応生成物を1000
μQの酢酸エチルで抽出し、HPLCで定量分析した結
果、l −1p rllonのバニリンを認めtこ 。
実施例(4) p−ヒドロキシベンズアルデヒドの製造 実施例(2)のaと同じ条件下に基質としてピッイドl
IImoffを用いて行った。HPLCで定量分析した
結果、0.16μmo12のp−ヒドロキシベンズアル
デヒドを認めた。
HPLCの測定条件は、実施例(2)のaと同じ条件で
行った。
実施例(5) ジヒドロキシベンズアルデヒドの製造 実施例(2)のaと同じ条件下に基質としてアストリジ
ン1μmo12を用いて行った。HPLCで定量分析し
た結果、0.026μmo12のジヒドロキシベンズア
ルデヒドを認めた。HPLCの測定条件は、実施例(2
)のaと同じ条件で行った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シュードモナス属に属する細菌菌株TMY1009
    株。 2、以下の理化学的性質を有するシュードモナス属に属
    する細菌より産生され且つスチレン誘導体中のベンゼン
    環に共役したエチレン結合の切断作用を有するジオキシ
    ゲナーゼ。 (a)作用および基質特異性; 本ジオキシゲナーゼは下記一般式[ I ]で表わされる
    スチレン誘導体中のベンゼン環に共役したエチレン結合
    に選択的に作用しアルデヒド類に転換せしめる作用を有
    する。 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] 式中R_1は炭素数1〜10の直鎖もしくは分岐状アル
    キル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数5〜15
    のシクロアルキル基、基−COOR^1(ここでR^1
    は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基)、ホル
    ミル基または基▲数式、化学式、表等があります▼を示
    す。 但し、上記アルキル基、シクロアルキル基およびアリー
    ル基は置換基を有していてもよい、R_2、R_3、R
    _4、R_5およびR_6は、互いに同一もしくは異な
    り、水素原子、水酸基もしくはその配糖体、炭素数1〜
    10の直鎖もしくは分岐状アルキル基または炭素数1〜
    10のアルコキシ基を示すか或いはこれら互いに隣接す
    る2つの基は、−(CH_2)_n−、▲数式、化学式
    、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があり
    ます▼であつ てもよい(ここでnは1〜4の整数を示す)。 (b)至適pHおよび安定pHの範囲; 至適pH6〜10 安定pHの範囲6.5〜9.5 (c)作用適温の範囲; pH8.0で20〜50℃ (d)失活条件; pH:5以下或いは12以上 温度:60℃以上 (e)力価の測定 後述する実施例2のaに記載 (f)分子量: SDS−PAGE電気泳動によつて 測定された分子量は約52,000で あつた。またゲル濾過で求められた分 子量は約94,000であつた。従つ て本ジオキシゲナーゼは分子量が約5 2,000の同一サブユニットからな る2量体の酵素であると考えられる。 (g)精製方法: 粗酵素液をヒドロキシルアパタイト 処理し、イオン交換クロマトグラフィ −(DEAE、トヨパール)および疎 水クロマトグラフィー(ブチルトヨパ ール)を組合せることにより精製され る。 (h)阻害、活性化および安定化; 酵素反応液に下記各阻害剤を加えて 酵素活性に与える影響を調べた。酵素 反応条件はpH8.0、50℃で10 分間。阻害剤を加えない場合を100 とした相対活性で阻害評価した。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 3、シュードモナス属に属し且つスチレン誘導体中のベ
    ンゼン環に共役したエチレン結合の切断作用を有するジ
    オキシゲナーゼを生産する能力を有する菌株を、それが
    生育し得る培地中で培養し、得られた培養物より、該ジ
    オキシゲナーゼを採取することを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載のジオキシゲナーゼの製造方法。 4、該菌株がシュードモナス属に属する細菌菌株TMY
    1009株である特許請求の範囲第2項記載のジオキシ
    ゲナーゼの製造方法。
JP5511189A 1988-10-25 1989-03-09 ジオキシゲナーゼおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP2693555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5511189A JP2693555B2 (ja) 1988-10-25 1989-03-09 ジオキシゲナーゼおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26728488 1988-10-25
JP63-267284 1988-10-25
JP5511189A JP2693555B2 (ja) 1988-10-25 1989-03-09 ジオキシゲナーゼおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02195871A true JPH02195871A (ja) 1990-08-02
JP2693555B2 JP2693555B2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=26395964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5511189A Expired - Fee Related JP2693555B2 (ja) 1988-10-25 1989-03-09 ジオキシゲナーゼおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2693555B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0583687A2 (de) * 1992-08-17 1994-02-23 Haarmann & Reimer Gmbh Verfahren zur Herstellung substituierter Methoxyphenole und dafür geeignete Mikroorganismen
WO1996022381A1 (fr) * 1995-01-19 1996-07-25 V. Mane Fils Procede de preparation de substances aromatiques par voie biochimique
US6323011B1 (en) 1996-03-23 2001-11-27 Institute Of Food Research Production of vanillin
EP2430925A1 (en) 2010-09-20 2012-03-21 Labuda Dr. Ivica Transformation of spent vanilla materials

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0583687A2 (de) * 1992-08-17 1994-02-23 Haarmann & Reimer Gmbh Verfahren zur Herstellung substituierter Methoxyphenole und dafür geeignete Mikroorganismen
EP0583687A3 (en) * 1992-08-17 1994-06-01 Haarmann & Reimer Gmbh Method for the preparation of substituted methoxyphenols and microorganisms therefore
WO1996022381A1 (fr) * 1995-01-19 1996-07-25 V. Mane Fils Procede de preparation de substances aromatiques par voie biochimique
FR2729661A1 (fr) * 1995-01-19 1996-07-26 Mane Fils V Procede de preparation de substances aromatiques par voie biochimique
US6323011B1 (en) 1996-03-23 2001-11-27 Institute Of Food Research Production of vanillin
US6664088B2 (en) 1996-03-23 2003-12-16 Plant Bioscience Limited Production of vanillin
EP2430925A1 (en) 2010-09-20 2012-03-21 Labuda Dr. Ivica Transformation of spent vanilla materials

Also Published As

Publication number Publication date
JP2693555B2 (ja) 1997-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4624920A (en) Process for the preparation of dicarboxylic acid using microorganism
US6432688B1 (en) Amino alcohol dehydrogenase converts keto alcohol to amino alcohol and amino alcohol to keto alcohol
JPH078235B2 (ja) シュードグルコノバクター属酸化菌
CS224624B2 (en) Method for producing 2,5-diketo-d-gluconic acid or its salts
EP0431883B1 (en) Copolymer production
JPH0353889A (ja) 4‐ハロ‐3‐ヒドロキシブチロニトリルの製造法
JP2679739B2 (ja) アルデヒド類の製造方法
US4353987A (en) Process for preparing glyceraldehyde from glycerol with methanol dehydrogenase
JPH02195871A (ja) ジオキシゲナーゼおよびその製造方法
Yoshida et al. Isolation and identification of a pyrogallol producing bacterium from soil
EP0212893A2 (en) 7-Formylaminocephalosporin compounds and microorganism and process for their production
IE57594B1 (en) 2,5-diketo-d-gluconic acid reductase
GB1566088A (en) Hydrlases for the hydrolysis of racemic hydantoins
JP4139502B2 (ja) ピロール−2−カルボン酸の製造法
HU217419B (hu) Mikrobiológiai eljárás hidroxilcsoporttal helyettesített, aromás heterociklusos karbonsavak előállítására
US4217416A (en) Biotransformation preparation of 2,3-dihydroxybenzoic acid
JPS63202392A (ja) 不飽和脂肪酸およびその誘導体の製造法
JPH0378106B2 (ja)
JPH0353890A (ja) 4‐ハロ‐3‐ヒドロキシブチロニトリルの製造法
JPS5857156B2 (ja) 発酵法によるコエンチ−ムq↓1↓0の製造法
IL101256A (en) Microbiological process for the production of 6-hydroxycycolic acid from 2-cyanopyridine
JPH0378107B2 (ja)
JPH01191697A (ja) 光学活性カルボン酸及びその対掌体エステルの製造法
JPH0378108B2 (ja)
JPH0665313B2 (ja) トランス−4−シアノシクロヘキサン−1−カルボン酸を製造する方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees