JPH02195794A - ボタン電話装置における接続方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、外線と複数の内線電話機との間で外線通話あ
るいは内線通話が可能なボタン電話装置における接続方
式に係り、更に詳しくは、このようなボタン電話装置と
端末装置との接続方式に関するものである。

〔従来の技術〕

一般に、事業所用電話機器としては、外線（ＰＢＸ内線
又は局線）に対して複数の内線電話機を収容し、外線通
話あるいは内線相互通話を主装置の制御により行うボタ
ン電話装置（ＫＴＳ、キーテレフォンシステム）が使用
されている。そして、このボタン電話装置は、２線から
なる通話線と生情報、ランプ情報等の送受を行うための
２線からなる制御線を備えた４線式となっている。この
ため、従来では、この４線式のボタン電話装置と２線式
の端末装置、例えばファクシミリ装置やコンビュータ装
置等を併用する場合には主装置の前部の外線から配線し
て端末装置を共用するのが通常であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

従って、ファクシミリ装置やコンピュータ装置が小型化
し、更には携帯式のものが普及している現在ではこれら
端末装置とボタン電話装置とをデスク上に配置して所謂
パーソナルユースとするとともに事業所内においてデス
ク間でのデータ送受を迅速に行うことが希求されていた
０本発明はこのような要望を満足するボタン電話装置に
おける接続方式を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記の目的を達成するために、外線と複数の内
線電話機との間で外線通話あるいは内線通話が可能なボ
タン電話装置において、前記ボタン電話装置の主装置と
前記内線電話機間には４線−２線切換回路を配し、この
４線−２線切換回路に接続された２線信号路には端末装
置を接続したものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面によって詳述する。

第１図は、本発明に係る接続方式を示したブロック構成
図である０図において、１は公衆回線、専用回線等の外
線りが接続される主装置、２は４線−２線切換回路であ
り、この４線−２線切換回路には対の線路Ｌ１及びＬｔ
からなる４線路すなわち通話線、制御線を介して第１、
第２のボタン電話装装置、及びＴ　Ｅ　Ｌ　＊が各々接
続されている。更に、この４線−２線切換回路２には２
線信号路り、を経て第１、第２′の端末装置ＤＴ、及び
ＤＴ＊（本例ではファクシミリ装置）が各々接続されて
いる。一方、第３のボタン電話装装置、は４線−２線切
換回路２を介さず主装置１に接続されている。

また、この４線−２線切換回路２は第２図の外観図に示
したようにスイッチ手段３を備えており、このスイッチ
手段３は前記４線路の通話線と前記２ｔａ信号路Ｌ５と
を選択接続可能とするものである。即ち、前記４線路は
複数の線路配置形式が採用されており、例えば対の線路
り、を通話線として他の対の線路Ｌｔを制御線とするも
のや対の線路り、の一つと線路Ｌ８の一つとを通話線と
して他の線路Ｌ＋、Ｌｘの各−つを制御線とするもの等
があり、これらのいづれの！ＩＩ！配置形式であっても
、常に４線路の通話線と２線信号路Ｌ３とを接続可能と
しているのである。（回倒では４種類の線路配置形式に
対応可能となっている。）更に、４線−２線切換回路２
にはボタン電話装ｚ’ｒＥＬ＋及びＴ　Ｅ　Ｌ　冨のハ
ンドセット４がオフフック操作されるとともにスイッチ
手段３が選択接続操作されて通話線とが接続されるとそ
の接続完了を報知する報知手段５が設けられている一方
、２線信号路Ｌ３との接続完了を報知する報知手段６が
設けられている。これらの報知手段５．６は本例ではＬ
ＥＤにより構成されている。

また、４線−２線切換回路２には多重周波数信号（ＤＴ
ＭＦ）をパルス信号に変換して送出する変換器、回線電
圧（例えば５ｖ〜５０Ｖ）を監視する監視手段、ダイオ
ードブリッジ、閾値設定用のツェナーダイオード等から
主として構成されてスイッチラグ素子を作動させる自動
転換器（何れも図示せず）が設けられている。

なお、第２図中、７はボタン電話装装置。

及び置よのダイヤル、８は局線発着信ボタン、９は保留
ボタン、１０は内線ボタンであり、また、１１は端末装
置としてのファクシミリ装置ＤＴ。

及びＤＴ、に付属したハンドセット、１２はダイヤル、
１３は送信ボタンである。

引き続いて本実施例の動作について説明する。

まず、ファクシミリ装ＷＤＴ、により外部に送信する場
合には、始めに４線−２ｗＡ切換回路２のスイッチ手段
３を操作するとともにボタン電話装装置Ｉのハンドセッ
ト４をオフフックして報知手段５のＬＥＤが点灯したの
を確認する。そして、ボタン電話装装置、の局線発着信
ボタン８を押動操作すると、外線接続要求信号が主装置
ｌに送出される。主装置１においてこの要求信号を受信
して空きの外線りをスキャンしてこれを捕捉するととも
に通話路を閉成ｒる。続いてボタン電話装装置、のダイ
ヤル７を操作してダイヤル番号を送出する。こうして被
呼側との回線接続が完了した後にファクシミリ装置ｊＤ
Ｔ、の送信ボタン１３を操作すればファクシミリ送信の
各プロトコルが開始されることとなる。

次に、ファクシミリ装置ｔＤＴ、により外部からの受信
をする場合には、着呼により先ずボタン電話装装置、に
て応答し、発呼側がファクシミリ装置であると確認した
後、ボタン電話装置計の保留ボタン９を押動操作して局
線を保留し、次いでファクシミリ装置ＤＴ、のハンドセ
ット１１をオフフックする。このハンドセット１１のオ
フフックにより４線−２線切換回路２の自動転換器が作
動して２線信号路り、側が応答となって線路転換がなさ
れ、ファクシミリ装置ＤＴ、のダイヤル１２の予め定め
られた適宜なダイヤルを押動操作するとファクシミリ装
ｆＤＴ、が起動してファクシミリ受信がなされるように
なっているのである。このようにして近接配置されたボ
タン電話装装置、とファクシミリ装置ＤＴ、とによりフ
ァクシミリ受信が行われるのであるが、この場合におい
てファクシミリ装置Ｄ　Ｔ　＋ではなくファクシミリ装
ｆｆＤＴ、にてファクシミリ受信をさせるときには、ボ
タン電話装装置、の保留ボタン９を押動操作して局線を
保留し、内線ボタンＩＯを操作してボタン電話装装置ｔ
を呼び出す。

そして、ファクシミリ装置ＤＴ、のハンドセット１１が
オフフックされると、上記ファクシミリ装置ＤＴ、の場
合と同様にしてファクシミリ受信がなされることとなる
。

以上のようにして外部とのファクシミリ送受信がなされ
るのであるが、ファクシミリ装置ＤＴ。

及びＤＴ、による内部間のファクシミリ送受信について
も上記と同様の作動によりなされるものであり、また、
ボタン電話装装置、　、置。

による発着信は従来と同様であるのでその説明は省略す
る。

なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の変更
が可能であり、例えば、主装置１間の接続を行ってビル
電話システムにおけるマルチ接続方式とすることも可能
である。

〔発明の効果〕

以上詳述したところから明らかなように、本発明は、外
線と複数の内線電話機との間で外線通話あるいは内線通
話が可能なボタン電話装置において、前記ボタン電話装
置の主装置と前記内線電話機間には４線−２線切換回路
を配し、この４線−２線切換回路に接続された２線信号
路には端末装置を接続したものであるから、端末装置と
ボタン電話装置とを同一のデスク上に配置して所謂パソ
ナルユースとするとともに事業所内においてはデスク間
でのデータ送受を迅速に行うことが可能となり、この種
装置の利用度を飛躍的に高めるものとして橿めて有用な
ものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図はブロック構成
図、第２図は要部の外観図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）外線と複数の内線電話機との間で外線通話あるい
   は内線通話が可能なボタン電話装置において、前記ボタ
   ン電話装置の主装置と前記内線電話機間には４線−２線
   切換回路を配し、この４線−２線切換回路に接続された
   ２線信号路には端末装置を接続したことを特徴とするボ
   タン電話装置における接続方式。
2. （２）前記４線−２線切換回路は通話線及び制御線から
   なる４線路の複数の線路配置形式に対応して当該通信線
   と前記２線信号路とを選択接続可能とするスイッチ手段
   を備えたことを特徴とする請求項１記載のボタン電話装
   置における接続方式。
3. （３）前記４線−２線切換回路には前記ボタン電話装置
   におけるハンドセットのオフフック操作及び前記スイッ
   チ手段による線路の選択接続操作に基づき当該接続の完
   了を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項
   ２記載のボタン電話装置における接続方式。