JP3609151B2 - 端末応答確認システム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は端末の応答方式、特にデジタル電子交換機に接続される電話端末においてその応答を交換機で確認する応答確認方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、端末の応答確認においては、デジタル電子交換機に収容されるあるアナログ回線1回線にパラ状に複数の電話端末を接続し、別の内線に接続された電話端末からそれらの電話端末を個別又は一斉に呼び出す場合、どの電話端末が応答したかを確認するのは専ら発信者と受信者の音声によって行なっていた。その後発信者は、音声によって確認ができた受信者に対して通話を開始する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の方法では確認を通話者が音声によって行なうため、確認に要する時間がかかり、また確認誤りが発生しやすいという問題点があった。
【0004】
そこでこの発明の目的は、迅速かつ確実に電話端末の応答状態を確認する端末の応答確認方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は前記課題を解決するために、1つの回線に複数の電話機を接続して操作台から個別あるいは一斉に電話機を呼び出す交換機を有する端末応答確認システムにおいて、交換機は、呼出・通話用回線を収容し、電話機に呼出信号を送出し、電話機からの応答を検出して通知する第1の電話機収容回路と、応答回線を収容し、電話機からの応答信号の同期のための同期信号を送出し、同期信号に同期して電話機毎に割り当てられたタイミングで電話機からの応答信号を受信し、応答信号を分析して応答情報を通知する第2の電話機収容回路と、第1および第2の電話機収容回路に接続され、各々の通知に基づいて交換処理および応答確認処理を行う中央処理装置とを有し、電話機は、呼出・通話用回線および応答回線に接続され、第1の電話機収容回路に応答し、第2の電話機収容回路に応答信号を送出する。
【0008】
【作用】
以上のように、この発明では1つの回線に複数の電話機を接続して操作台から個別あるいは一斉に電話機を呼び出す交換機システムにおいて、
交換機本体と複数の電話機とを接続する呼出・通話用回線とは別に独立して、電話機の応答状態を示す応答信号により交換機本体へ電話機の応答状態を伝達する応答確認回線を設けているので、常時応答信号を確認することができ、従って迅速かつ確実に電話機の応答を確認できる。
【0009】
更に、電話機からの応答信号を電話機収容回路によりコード化して中央処理装置へ送出することにより、応答確認のための情報量が少なくて済み、より迅速な応答確認が可能となる。
【0010】
【実施例】
図1はこの発明の第1の実施例を説明するデジタル交換機システムの構成図であり、以下図面を用いて説明する。
【0011】
図1に示されるようにこの実施例においては、デジタル交換機10を中心として操作台30及び応答機能付き電話機20、22が接続される構成となっている。この操作台30は、電話端末などの通信装置であり、デジタル交換機10に収容されている応答機能付き電話機20、22に対して、一斉又は個別に呼び出し通信を行う装置である。この応答機能つき電話機20、22は以下単に電話機と称す。電話機20、22とデジタル交換機10とは、それぞれ呼出・通話回線24と応答回線26とで接続されている。
【0012】
デジタル交換機10は、交換処理を司る中央処理装置124、時分割スイッチ120、呼出・通話回線24を収容する第1電話機収容回路102、応答回線26を収容する第2電話機収容回路104及び、操作台30を収容する操作台収容回路112によって構成される。
【0013】
操作台30は、送受話器及びダイヤルボタンを装備し、デジタル交換機10に接続された全ての端末と接続が可能である。また、表示器を具備させることにより、どの電話機が応答したかを表示させることも可能である。
【0014】
電話機20、22には、それぞれその回線内において、あらかじめ物理的固有の番号が与えられている。仮に、電話機20の番号を01、電話機22の番号を79とする。この番号は、各々の電話機が接続される回線内で電話機に与えられた物理的な番号であり、例えば操作台30から電話機を呼出す番号とは必ずしも一致しない。
【0015】
図3は第2電話機収容回路104を説明するための構成図であって、以下図面を用いて説明する。
【0016】
図3に示されるように、第2電話機収容回路104は、応答回線を収容する回線インタフェース回路131、応答信号であるPB信号を受信するPB信号送受信回路132及び、第2電話機収容回路104の各種処理及び中央処理装置との通信を行なう制御回路133より構成されている。
【0017】
操作台30より電話機20を呼出す場合について、図1を用いてその動作を説明する。
【0018】
操作台30は、 電話機20に対応した番号をダイヤルする。操作台30よりダイヤルしたダイヤル信号は、操作台収容回路112を経由して中央処理装置124へ送られる。中央処理装置124は、受信したダイヤル信号を分析し、それが電話機20に対応する番号であることを認識すると、第1電話機収容回路102に対して電話機20への着信を通知する。また中央処理装置124は、第2電話機収容回路104に対しても電話機20への着信を通知する。
【0019】
第1電話機収容回路102は、電話機20に対応する呼出信号である物理番号01をPB信号で送出する。同時に第2電話機収容回路104は、応答回線に対してPB信号による同期信号を送出する。各電話機は、呼出・通話回線から第1電話機収容回路102からの呼出信号を受信するが、予め与えられた番号に合致する電話機20が着信ベルを鳴動させ、応答を喚起させる。
【0020】
電話機20が応答すると、第1電話機収容回路102は、呼出・通話回線からこの応答を検出して中央処理装置124へ通知する。中央処理装置124は、時分割スイッチ120を制御して操作台収容回路112と第1電話機収容回路102との間に通話路を設定し、操作第30と電話機20間の通話を可能とする。
【0021】
また、電話機20は、応答後、応答回線に対して同期信号に同期した応答信号を送出する。応答信号は、PB信号で応答時と不応答時で各々定められたPB信号、例えば応答時は8、不応答時は9を送出する。
【0022】
同期信号及び応答信号の形式の例を図2に示す。同期信号は、PB信号であり0〜7を使用する。図2に示されるように、回線1及び回線2に接続された各々の電話機は、同期信号のどのタイミングで応答を返すのかを予め設定されていて、扱者が応答している間は毎回そのタイミングで応答信号を送出する。
【0023】
例えば、電話機20は、同期信号「0」の送出開始時から送出時間T1+休止時間T2経過した後、T3の間、応答信号(上記例ではPB信号の「8」)を送出する。これは同期信号が「0」から始まり「7」まで終了すると再び「0」に戻って繰り返される。
【0024】
第2電話機収容回路104は、応答回線を介して受信した電話機からの応答信号を分析し、この応答情報を中央処理装置124へ通知する。
【0025】
中央処理装置124は、 第2電話機収容回路104から送られてきた応答情報がどの電話機の応答信号かを分析し、分析した応答確認結果を操作台収容回路112を介して操作台30へ送出する。
【0026】
操作台30は、中央処理装置124から送られてきた各電話機の応答確認結果に基づいて、操作台上に表示する。
【0027】
以上のように第1の実施例によれば、呼出・通話回線24とは別に応答回線26を専用に設け、PB信号を用いて電話機20、22等の応答を監視する方式をとるため、常時応答信号を確認できる。従って、迅速かつ確実に電話機の応答を確認できる。
【0028】
以上第1の実施例では、第2電話機収容回路104は各電話機の応答信号を、図2に示されるように、同期信号に同期して受信し、受信した数字情報を中央処理装置124へ送出する。
【0029】
以下に第2の実施例についてに説明する。
【0030】
第2電話機収容回路104は、応答回線からの電話機応答信号を受信し、中央処理装置124へ数字情報を送る際、図4に示されるように、コード化して送出する。
【0031】
例えば、このコード化は、ある回線に接続された電話機を12台毎のグループに分ける。グループ数は最大8グループとする。図3に示される制御回路133は、受信した応答信号を4桁にコード化し、図1に示される中央処理装置124へ応答情報を送出する際に、送出開始コード「#」とグループナンバー1〜8を付加して、コード化された応答信号を送出する。
【0032】
このように第2の実施例では、応答信号を第2電話機収容回路104でコード化して、中央処理装置124へ情報送出しているので、応答確認のための情報量が少なくて済み、より迅速な応答確認が可能となる。
【0033】
【発明の効果】
以上詳細に説明したようにこの発明によれば、迅速かつ確実に電話機等の端末の応答を確認できる。さらに応答信号を第2電話機収容回路でコード化しデジタル交換機内の中央処理装置へ送出するため、デジタル交換機内に収容される電話機の台数が多くなっても、応答信号のための情報量が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を説明するためのデジタル交換機システムの構成図である。
【図2】同期信号及び応答信号の形式の例を示す図である。
【図3】第2電話機収容回路の構成図である。
【図4】応答信号のコード化の例を示す図である。
【符号の説明】
10 デジタル交換機 20、22 応答機能付き電話機
24 呼出・通話回線 26 応答回線
30 操作台 102 第1電話機収容回路
104 第2電話機収容回路 112 操作台収容回路
120 時分割スイッチ 124 中央処理装置
131 回線インタフェース回路 132 PB信号送受信回路
133 制御回路
Claims (6)
- 1つの回線に複数の電話機を接続して操作台から個別あるいは一斉に電話機を呼び出す交換機を有する端末応答確認システムにおいて、
前記交換機は、
呼出・通話用回線を収容し、前記電話機に呼出信号を送出し、前記電話機からの応答を検出して通知する第1の電話機収容回路と、
応答回線を収容し、前記電話機からの応答信号の同期のための同期信号を送出し、前記同期信号に同期して前記電話機毎に割り当てられたタイミングで前記電話機からの前記応答信号を受信し、前記応答信号を分析して応答情報を通知する第2の電話機収容回路と、
前記第1および第2の電話機収容回路に接続され、前記各々の通知に基づいて交換処理および応答確認処理を行う中央処理装置とを有し、
前記電話機は、
前記呼出・通話用回線および応答回線に接続され、前記第1の電話機収容回路に応答し、前記第2の電話機収容回路に前記応答信号を送出することを特徴とする端末応答確認システム。 - 前記電話機からの前記応答信号を前記第2の電話機収容回路によりコード化して前記中央処理装置へ通知することを特徴とする請求項1記載の端末応答確認システム。
- 前記同期信号および応答信号は、PB信号からなることを特徴とする請求項1または2記載の端末応答確認システム。
- 前記交換機は更に、
前記操作台および前記中央処理装置に接続された操作台収容回路と、
前記操作台収容回路および前記第1の電話機収容回路と接続された時分割スイッチとを有し、
前記中央処理装置は、前記時分割スイッチを制御して前記操作台収容回路と前記第1の電話機収容回路との間に通話路を設定することを特徴とする請求項1記載の端末応答確認システム。 - 前記操作台は、前記交換機に接続された全ての端末と接続するための送受話器およびどの電話機が応答したかを表示する表示器を有することを特徴とする請求項1または4記載の端末応答確認システム。
- 前記第2の電話機収容回路は、
前記応答確認回線を収容する回線インタフェース回路と、
PB信号による同期信号を送信し、応答信号であるPB信号を受信するPB信号送受信回路と、
前記中央処理装置との通信を行う制御回路とを有することを特徴とする請求項3記載の端末応答確認システム。
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