JPH02195756A

JPH02195756A - セル転送方式

Info

Publication number: JPH02195756A
Application number: JP1014896A
Authority: JP
Inventors: Masakatsu Nunokawa; 布川　正勝
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-01-24
Filing date: 1989-01-24
Publication date: 1990-08-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、パケット通信網におけるセル転送方式に関す
るものである。

（従来の技術）パケット通信網では、通信情報を可変長のパケで転送す
る方式と、セルと呼ばれる固定長のパケットを非同期で
転送する非同期転送モード＜ＡＴＭ）通信方式とがある
が、このうち、可変長パケット通信方式は蓄積交換の性
格上、プロトコルが複雑になるため、音声情報などのリ
アルタイム性を有する情報交換には適していない。そこ
で、音声情報などのリアルタイム性を有する情報交換に
は、パケット交換の伝送帯域の柔軟性と回線交換のリア
ルタイム性を兼ね備えた非同期転送モード通信方式の採
用が検討されている。この非同期転送モード通信方式は
、第４図に示すように、送信側交換ノード１の各種メデ
ィア端末から生成送出される通信情報をセルと呼ばれる
固定長のパケットの情報部の長さ単位に分割し、この分
割した情報をセル２に収納し、これらのセル２を一定周
期で繰返すタイムスロットｔに時分割多重化し、回線３
を介して受信側交換ノード４に転送するものである。

この場合、セル２は第５図のように、原情報をある一定
の長さに分割して収納する情報部ｉと、その先頭に付加
された宛先などを示すヘッダ部りとから構成されており
、交換網はヘッダ部りの内容により、転送されてきたセ
ルをセル単位に交換１ノでヘッダ部りで示された受信側
交換ノード４につながるルートを選択し、ヘッダ部りで
示された受信側交換ノード４に転送する。これに対し、
受信側交換ノード４は、セル２の情報部ｉ内の情報を再
び原情報に戻す作業を行い、自メート内の目的のメディ
ア端末に転送する。

（発明が解決しようとする課題）しかし、上述した従来の非同期転送モード通信方式にお
いては、音声コーデックの種別や各種メディア端末によ
るデータ生成の頻度や量などの相違に関係なく、長さが
１種類に固定されたセル２を用いて情報を転送している
ため、情報層によってはセル２内の情報部ｉが全て使用
されないことがあり、セル２がその中に無意情報を含ん
だ状態で転送されることが生じ、セルの使用効率が低く
なるという問題がある。

本発明はこのような問題を除去し、非同期転送モード通
信におけるセルの使用効率の向上を図る事ができるセル
転送方式を提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明のセル転送方式は、最小セル長の整数倍のセル長
を表示することが可能なセル長表示部をセルの情報部に
付加し、このセル長表示部で表示されたセル長単位でセ
ルの転送を行うようにしたものである。

（作用）本発明では、まず、セルを転送するに際し、そのセルの
セル長表示部にセル長を表示し、表示したセル長に必要
な数のタイムスロットを使用して相手先に転送する。

受信側では、タイムスロット毎に、セルの到着を待って
ヘッダ部の解読を行うが、セルが到着し、そのセル長が
タイムスロットの整数倍であることを示していたならば
、次のタイムスロットから表示されたセル長に該当する
タイムスロットに達するまでは、ヘッダ部の解読は行な
わず、同一宛先へのセルとして取扱う。

従って、各種メディアのデータ生成の頻度や量の相違に
応じて適切なセル長を選択すれば、非同期転送モード通
信における高速交換も損うことなく、セルの使用効率の
低下を防ぐことができる。

（実施例）第１図は本発明のセル転送方式の一実施例を示す図であ
り、最小セル長のセル２Ｂおよびその２倍の長さのセル
２Ａはそれぞれのセル長に対応した数のタイムスロット
ｔに時分割多重化されて回ｓＩ３を介して受信側交換ノ
ード４に転送される。

受信側交換ノード４は、受信したセルをヘッダ部りで示
された宛先のメディア端末に振分けて転送する。

ここで、セル２Ａ、２Ｂは第２図に示すように、ヘッダ
部りの他にセル長表示部ｋが新たに設けられ、この表示
部ｋによって転送するセル長を最小セル長Ｔの整数倍ｎ
Ｔ（ｎ＝１．２．・・・Ｘであり、Ｘはｎの最大値）に
選択することが可能なように構成されている。

第３図は本発明を適用する送信側および受信側交換ノー
ドの一実施例を示すブロック図であり、自ノードに収容
する複数のメディア端末に対応したアダプタ部５８〜５
１と、呼接続テーブル６、高速バス７、東線部８、送信
部９、セルヘッダ読取り部１０、受信部１１、タイミン
グ発生部１２とから構成されている。

この構成においては、初めに、通信を開始するにあたり
、送受信側交換ノードの双方において呼の設定を行い、
通信に必要な宛先情報およびセル長を定める呼接続テー
ブル６を作成した後、セルの転送を開始する。

この場合、メディア端末からの原情報を回線側にセルと
して送出するとき、メディア端末側のプロトコル変換機
能を有するアダプタ部５ａ〜５１は呼接続テーブル６を
参照し、セルの情報部ｉに対してヘッダ部りとセル長表
示部ｋを付加し、セルを高速に転送するための高速バス
７を介してセルのバッファリング等を行う東線部８に送
る。すると、東線部８に一時記憶されたセルは、タイミ
ング発生部１２により指示されたタイミングで送信部９
から回線側に送出される。

この際、セル長が基本のタイムスロットｔに相当する長
さでなく、整数倍のタイムスロットｔの長さに相当する
時は、そのセルが連続したタイムスロットで送り出され
るように操作される。

逆に、回線側からセルを受信した受信側交換ノード４は
、タイミング発生部１２から指示されるセルの取込みタ
イミングに同期してセルを受信部１１に取込む。受信部
１１に取込まれたセルはセルヘッダ読取り部１０によっ
てヘッダ部りとセル長表示部にの読出しが行なわれるが
、セル長表示部ｋに表示されているセル長がタイムスロ
ットｔの整数倍であったときは、その整数倍のタイムス
ロットのタイミングが経過するまでは、ヘッダ部りの読
出しは行なわず、同一宛先へのセルとして高速バス７を
介して宛先端末が接続されているアダプタ部５ａ〜５１
のいずれかに転送する。アダプタ部５ａ〜５１のいずれ
かに転送されたセルは、ここでヘッダ部りとセル長表示
部ｋが取除かれて目的とするメディア端末に転送される
。

［発明の効果〕以上説明したように本発明では、最小セル長の整数倍の
セル長を表示することが可能なセル長表示部をセルの情
報部に付加し、このセル長表示部で表示されたセル長単
位でセルの転送を行うようにしたため、音声端末などの
各種のメディア端末の特性に応じた最適なセル長を選択
して通信情報を転送することができるようになり、非同
期転送モード通信における高速交換を損うことなく、セ
ルの使用効率を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のセル転送方式を示す図、第２図は本発
明で使用するセルの構造図、第３図は本発明のセル転送
方式を適用する交換ノードの実施例を示すブロック図、
第４図は従来のセル転送方式を示す図、第５図は従来の
セルの構造図である。１・・・送信側交換ノード、２．２Ａ、２Ｂ・・・セル
、３・・・回線、４・・・受信側交換ノード、ｔ・・・
タイムスロット、ｉ・・・情報部、ｋ・・・セル長表示
部、ｈ・・・ヘッダ部、５ａ〜５１・・・アダプタ部、
６・・・呼接続テーブル、７・・・高速バス、８・・・
東線部、９・・・送信部、１０・・・セルヘッダ読取り
部、１１・・・受信部、１２・・・タイミング発生部。

Claims

【特許請求の範囲】

セルと呼ばれる固定長パケット形式で通信情報を交換す
るパケット通信網において、最小セル長の整数倍のセル
長を表示することが可能なセル長表示部をセルの情報部
に付加し、このセル長表示部で表示されたセル長単位で
セルの転送を行う事を特徴とするセル転送方式。