JPH02194738A - 無線通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の装置間を無線で接続し、相互に通信を
行わせるための無線通信装置に関するものである。

従来の技術 近年、無線通信装置は自動車電話や小電力無線等の無線
回線が利用が盛んになってきている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の無線通信装置
の一例について説明する。

第３図は従来の無線通信装置の移動局のブロック図を示
すものである。第３図において、１０１は無線送受信部
、１０２は制御部、１０３は記憶部、１０４はデータ処
理部、１０６はキャリアレベル検出部である。

また第４図は従来の無線通信装置の基地局のブロック図
を示すものである。第４図において１０６は無線送受信
部、１０７は制御部、１０８は記憶部、１０９は有線送
受信部である。

以上のように構成された無線通信装置について、以下そ
の動作について説明する。

まず初期状態において、移動局はどこの基地局にも所属
していないので、通信を開始する前に必ずどこかの基地
局に所属する必要がある。まず基地局の制御部１０７は
一定時間で位置制御データ（自らの基地局アドレスを含
む）を無線送受信部１０６を介して送信する。移動局の
キャリアレベル検出部１０６では無線回線から無線送受
信部１０１を介してデータを受信する度に、無線送受信
部１ｏ１からの受信キャリアレベルをム／Ｄ変換して制
御部１０２に出力する。制御部１０２では無線回線から
無線送受信部１０１を介して基地局からの位置制御デー
タを受信する度に、受信した基地局のアドレスとキャリ
アレベル検出部１０５からの受信キャリアレベル値を記
憶部１０３に格納しておく。制御部１０２はこの処理を
一定時間繰シ返す。一定時間後、制御部１０２は記憶部
１０３に格納した各基地局からの受信キャリアレベル値
から、最大の受信キャリアレベル値で受信した基地局を
検索し、その基地局に所属すると決定し、所属する基地
局としてその基地局アドレスを記憶部１０３に格納する
。そして同時に基地局に移動局の収容を登録するために
、その移動局アドレスを位置制御データとして無線送受
信部１０１を介して所属する基地局に送信する。基地局
の制御部１０７は無線送受信部１０６を介してこの位置
制御データを受信し、その移動局アドレスをその基地局
が管理する移動局として記憶部１０８に格納する。これ
らの一連の処理において移動局は基地局に収容されたこ
とになる。

データ転送時においては、データ処理部１０４より渡さ
れたデータに無線回線上の宛先アドレスを付加して、無
線送受信部１０１を介して所属する基地局に送信される
。

通常状態においても、制御部１０２は常に基地局からの
位置制御データを受信する度に、受信し九基地局アドレ
スと受信キャリアレベル値を記憶部１０３に格納する。

この処理を一定時間繰り返し行う。そして新たに最大の
受信キャリアレベル値で受信した基地局と記憶部１０３
に格納しである所属する基地局が一致しない場合には、
新たに最大の受信キャリアレベル値で受信した基地局ア
ドレスを所属する基地局アドレスとして記憶部１０３に
格納する。そして同時に基地局に移動局の収容を変更す
るために、移動局アドレスと以前に所属していた基地局
アドレスを位置制御データとして無線送受信部１０１を
介して最大の受信キャリアレベル値で受信した基地局に
送信する。その基地局の制御部１０了はその位置制御デ
ータの移動局アドレスをその基地局が管理する移動局と
して記憶回路１０Ｂに格納し、またその位置制御データ
の以前に所属していた基地局の制御部１０７にその移動
局の移動を通知する。

これらの一連の処理において移動局は常に最大の受信キ
ャリアレベル値で受信できる基地局に収容されることに
なる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、移動局がどこの基
地局に属するかを判断するのは移動局で行うために、移
動局に受信キャリアレベルの検出を行うためのム／Ｄ変
換回路が必要となるので、移動局のコストが上がるとい
う問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、移動局に受信キャリアレベ
ルの検出を行うためのキャリアレベル検出回路を必要と
しない無線通信装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の無線通信装置は基
地局と移動局から構成され、移動局は、無線回線へのデ
ータの送受信を行う無線送受信部と、伝送するデータを
処理するデータ処理部と、前記無線送受信部を介して受
信したデータの基地局アドレスを受信エリアとして格納
し、一定時間後に全ての受信エリアの基地局アドレスと
以前に格納した全ての受信エリアの基地局のアドレスと
を置き換えると同時に比較し、異なれば全ての受信エリ
アの基地局アドレスと以前所属していた基地局アドレス
と自らの移動局アドレスを含んだ位置制御データを前記
無線送受信部を介して基地局に送信し、位置制御データ
に対する基地局からの応答によυ所属する基地局を決定
し格納する機能と、前記データ処理部からの伝送データ
に無線回線上の宛先として所属する基地局アドレスを付
加し前記無線送受信部に転送する機能とを有する制御部
と、受信エリアの基地局アドレスと所属する基地局アド
レスを格納する記憶部とを備え、また基地局は、無線回
線へのデータの送受信を行う無線送受信部と、有線回線
へのデータの送受信を行う有線送受信部と、前記無線送
受信部よシ受信するデータの受信キャリアレベルを検出
するキャリアレベル検出部と、移動局からの位置制御デ
ータに対して前記受信キャリアレベル検出部からのキャ
リアレベル値と移動局アドレスを一時格納し、位置制御
データに含まれる他の基地局と前記有線送受信部を介し
て受信キャリアレベルを比較し最大受信レベルの基地局
を決め、最大受信レベルの基地局はその移動局を管理し
その移動局に応答を返すと同時にその移動局を以前管理
していた基地局にその移動局の移動を通知する機能と前
記無線送受信部と前記有線送受信部間のデータの転送を
行う機能を有する制御部と、受信した移動局アドレスと
受信キャリアレベルを一時格納し、管理する移動局アド
レスを格納する記憶部とを備えたものである。

作用 本発明は上記した構成によって、移動局がどの基地局に
属するかの判断は基地局間の簡単な制御によって行うた
めに、移動局は受信キャリアレベルの検出を行うための
キャリアレベル検出回路全必要としないこととなる。

実施例 以下本発明の一実施例の無線通信装置について、図面を
参照しながら説明する。

第１図は本発明の第１の実施例における無線通信装置の
移動局のブロック図を示すものである。

第１図において、１は無線送受信部、２は制御部、３は
記憶部、４はデータ処理部である。

また第２図は本発明の第１の実施例における無線通信装
置の基地局のブロック図を示すものである。第２図にお
いて、６はキャリアレベル検出部、６は無線送受信部、
７は制御部、８は記憶部、９は有線送受信部である。

以上のように構成された無線通信装置について、以下第
１図を用いてその動作を説明する。

まず初期状態において、移動局はどこの基地局にも所属
していないので、通信を開始する前に必ずどこかの基地
局に所属する必要がある。まず基地局の制御部７は一定
時間で位置制御データ（自らの基地局アドレスを含む）
を無線送受信部６を介して送信する。移動局の制御部２
では無線送受信部１を介して基地局からの位置制御デー
タを受信する度に、受信した基地局アドレスを受信エリ
アとして記憶部３に格納しておく。制御部２はこの処理
を一定時間繰り返す。一定時間後、基地局に移動局の収
容を登録するために、制御部２は記憶部３に格納した受
信エリアの全ての基地局アドレスと移動局アドレスを位
置制御データとして無線送受信部１を介して基地局に送
信する。基地局のキャリアレベル検出部６では無線回線
から無線送受信部６を介してデータを受信する度に、無
線送受信部６からの受信キャリアレベルをム／Ｄ変換し
て制御部７に出力する。制御部７では無線回線から無線
送受信部６を介して移動局からの位置制御データを受信
する度に、受信した移動局アドレスとキャリアレベル検
出部６からの受信キャリアレベル値を記憶部８に格納し
ておく。基地局の制御部７では移動局から受信した位置
制御データの受信エリアの基地局アドレスを検索する。

その中に自らの基地局アドレスが存在しなければ、その
移動局アドレスと受信キャリアレベル値を記憶部８から
消去する。しかし自らの基地局アドレスがその中に存在
すれば、その中にある他の基地局間で有線送受信部９を
介してその移動局からの位置制御データの受信キャリア
レベル値を比較して、どの基地局がその移動局を収容す
るか決める。そしてその移動局からの受信キャリアレベ
ル値が最大である基地局がその移動局を管理し、その移
動局に対して自らの基地局が収容することを通知する。

移動局の制御部２は基地局からのこの通知によシ、収容
されている基地局（所属している基地局）をしり、無線
回線上の宛先アドレスとする。

これらの一連の処理において移動局は基地局に収容され
たことになる。

データ転送時においては、移動局のデータ処理部４よシ
渡されたデータに無線回線上の宛先アドレスを付加して
、無線送受信部１を介して所属する基地局に送信される
。

通常状態においても、移動局の制御部２は常に基地局か
ら構成される装置制御データを受信する度に、受信した
基地局アドレスを受信エリアとして記憶部３に格納する
。制御部２は一定時間この処理を繰り返し行う。一定時
間後、記憶部３に以前に格納した受信エリアの全ての基
地局アドレスと新たに受信した受信エリアの全ての基地
局アドレスとを置き換えると同時に比較する。その結果
、アドレスが一致しない場合には、移動局の移動を通知
するために、受信エリアの全ての基地局アドレスとその
移動局アドレスと以前に収容されていた基地局アドレス
とを位置制御データとして、無線送受信部１を介して基
地局に送信する。基地局のキャリアレベル検出部５では
無線回線から無線送受信部６を介してデータを受信する
度に、無線送受信部６からの受信キャリアレベルをム／
Ｄ変換して制御部７に出力する。制御部７では無線回線
から無線送受信部６を介して移動局からの位置制御デー
タを受信する度に、受信した移動局アドレスとキャリア
レベル検出部５からの受信キャリアレベル値を記憶部８
に格納しておく、基地局の制御部７では移動局から受信
した位置制御データの学信エリアの基地局アドレスを検
索する。その中に自らの基地局アドレスが存在しなけれ
ば、その移動局アドレスと受信キャリアレベル値を記憶
部８から消去する。しかし自らの基地局アドレスがその
中に存在すれば、その中にある他の基地局間で有線送受
信部９を介してその移動局からの位置制御データの受信
キャリアレベル値を比較して、どの基地局がその移動局
を新たに収容するか決める。そしてその移動局からの受
信キャリアレベル値が最大である基地局がその移動局を
管理し、その移動局に対して自らの基地局が新たに収容
することを通知する。また同時にその移動局が以前所属
していた基地局に対して移動局の移動の通知を行う。移
動局の制御部２は基地局からのこの通知により、移動先
の基地局（所属している基地局）をしり、無線回線上の
宛先アドレスとする。これらの一連の処理において移動
局は移動先の基地局に収容されたことになる。

以上のように本実施例によれば、従来移動局に搭載され
ていた受信キャリアレベル検出用のＡ／Ｄ変換回路を基
地局に移し、移動局を収容する基地局を基地局間の簡単
な制御で実現することにより、移動局から受信キャリア
レベルを検出するム／Ｄ変換回路を省略することができ
、移動局を低価格化することができる。

発明の効果 以上のように本発明は、無線回線へのデータの送受信を
行う無線送受信部と、伝送するデータを処理するデータ
処理部と、前記無線送受信部を介して受信したデータの
基地局アドレスを受信エリアとして格納し、一定時間後
に全ての受信エリアの基地局アドレスと以前に格納した
全ての受信エリアの基地局のアドレスとを置き換えると
同時に比較し、異なれば全ての受信エリアの基地局アド
レスと以前所属していた基地局アドレスと自らの移動局
アドレス含んだ位置制御データを前記無線送受信部を介
して基地局に送信し、位置制御データに対する基地局か
らの応答により所属する基地局を決定し格納する機能と
、前記データ処理部からの伝送データに無線回線上の宛
先として所属する基地局アドレスを付加し前記無線送受
信部に転送する機能とを有する制御部と、受信エリアの
基地局アドレスと所属する基地局アドレスを格納する記
憶部とを備えた移動局と、無線回線へのデータの送受信
を行う無線送受信部と、有線回線へのデータの送受信を
行う有線送受信部と、前記無線送受信部より受信するデ
ータの受信キャリアレベルを検出するキャリアレベル検
出部と、移動局からの位置制御データに対して前記受信
キャリアレベル検出部からのキャリアレベル値と移動局
アドレスを一時格納し、位置制御データに含まれる他の
基地局と前記有線送受信部を介して受信キャリアレベル
を比較し最大受信レベルの基地局を決め、最大受信レベ
ルの基地局はその移動局を管理しその移動局に応答を返
すと同時にその移動局を以前管理していた基地局にその
移動局の移動を通知する機能と前記無線送受信部と前記
有線送受信部間のデータの転送を行う機能を有する制御
部と、受信した移動局アドレスと受信キャリアレベルを
一時格納し、管理する移動局アドレスを格納する記憶部
とを備えた基地局から無線通信装置を構成することによ
り、基地局間の簡単な制御で移動局から受信キャリアレ
ベルを検出するキャリアレベル検出回路を省略すること
ができ、移動局を低価格化することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における無線通信装置の
移動局のブロック図、第２図は本発明の第１の実施例に
おける無線通信装置の基地局のブロック図、第３図は従
来の無線通信装置の移動局のブロック図、第４図は従来
の無線通信装置の基地局のブロック図である。 １・・・・・・無線送受信部、２・・・・・・制御部、
３・・・・・・記憶部、４・・・・・・データ処理部、
６・・・・・・キャリアレベル検出部、６・・・・・・
無線送受信部、７・・・・・・制御部、８・・・・・・
記憶部、９・・・・・・有線送受信部、１０１・・・・
・・無線送受信部、１０２・・・・・・制御部、１０３
・・・・・・記憶部、１０４・・・・・・データ処理部
、１０５・・・・・・キャリアレベル検出部、１ｏ６・
・・・・・無線送受信部、１０７・・・・・・制御部、
１０８・・・・・・記憶部、１０９・・・・・・有線送
受信部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 無線通信装置は基地局と移動局から構成され、移動局は
   、無線回線へのデータの送受信を行う無線送受信部と、
   伝送するデータを処理するデータ処理部と、前記無線送
   受信部を介して受信したデータの基地局アドレスを受信
   エリアとして格納し、一定時間後に全ての受信エリアの
   基地局アドレスと以前に格納した全ての受信エリアの基
   地局のアドレスとを置き換えると同時に比較し、異なれ
   ば全ての受信エリアの基地局アドレスと以前所属してい
   た基地局アドレスと自らの移動局アドレスを含んだ位置
   制御データを前記無線送受信部を介して基地局に送信し
   、位置制御データに対する基地局からの応答により所属
   する基地局を決定し格納する機能と、前記データ処理部
   からの伝送データに無線回線上の宛先として所属する基
   地局アドレスを付加し前記無線送受信部に転送する機能
   とを有する制御部と、受信エリアの基地局アドレスと所
   属する基地局アドレスを格納する記憶部とを備え、また
   基地局は、無線回線へのデータの送受信を行う無線送受
   信部と、有線回線へのデータの送受信を行う有線送受信
   部と、前記無線送受信部より受信するデータの受信キャ
   リアレベルを検出するキャリアレベル検出部と、移動局
   からの位置制御データに対して前記受信キャリアレベル
   検出部からのキャリアレベル値と移動局アドレスを一時
   格納し、位置制御データに含まれる他の基地局と前記有
   線送受信部を介して受信キャリアレベルを比較し最大受
   信レベルの基地局を決め、最大受信レベルの基地局はそ
   の移動局を管理しその移動局に応答を返すと同時にその
   移動局を以前管理していた基地局にその移動局の移動を
   通知する機能と前記無線送受信部と前記有線送受信部間
   のデータの転送を行う機能を有する制御部と、受信した
   移動局アドレスと受信キャリアレベルを一時格納し、管
   理する移動局アドレスを格納する記憶部とを備えたこと
   を特徴とする無線通信装置。