JPH0219452A - 電子ビームコーテイング方法 - Google Patents

電子ビームコーテイング方法

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Publication number
JPH0219452A
JPH0219452A JP63168392A JP16839288A JPH0219452A JP H0219452 A JPH0219452 A JP H0219452A JP 63168392 A JP63168392 A JP 63168392A JP 16839288 A JP16839288 A JP 16839288A JP H0219452 A JPH0219452 A JP H0219452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
base material
molten
coating
coating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63168392A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeru Matsumoto
松本 長
Masahiko Toyoda
真彦 豊田
Yoneo Hiramoto
平本 米雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP63168392A priority Critical patent/JPH0219452A/ja
Publication of JPH0219452A publication Critical patent/JPH0219452A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
  • Coating By Spraying Or Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐食、耐熱材料の高品質コーティングに好適
な電子ビームコーティング方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、構造部材表面への耐熱、耐食材料等のコーティン
グについては、溶射、メツキ等各種の方法がある。しか
しこれらの方法は、母材とコーティング層の接合強度が
弱く、苛酷な条件での長時間安定使用に対し必ずしも満
足する性能が得られていない。
し発明が解決しようとする課題〕 本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
固着力が優れかつ清浄度の高いコーティング層カ得2ら
れる之ともに、大気中では酸化しコーティングできない
材料のコーティングが可能となる電子ビームコーティン
グ方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、真空雰囲気中で電子ビームを照射
して母材表面を溶融又は半溶融状態にした後に、電子ビ
ームによりコーテイング材を溶融して溶射することを特
徴とする。
〔作 用〕
本発明方法においては、真空雰囲気中で母材の表面上に
、任意のパターンに電子ビームをオシレートすることに
よって、母材表面の極く薄い層を溶融又は半溶融の状態
にし、その後、電子ビームにワイヤ等の形状をしたコ−
ティング材を添加することによって、溶融又は半溶融の
母材表面に霧状に吹きつけて5−ティングする。
かくして、真空中で電子ビームを用いることによって清
浄な溶融又は半溶融表面が得られ、そこに電子ビームで
溶融した材料を吹きつけることによって、固着力に優れ
かつ清浄度の高いコーティング層が得られる。
〔実施例〕
本発明電子ビームコーティング方法の一実施例を図面に
ついて説明すると、第1〜第3図は本発明方法を工程順
に示すもので、第1図は母材表面を溶融又は半溶融する
工程の模式図、第2図はコーティング層を形成する工程
の模式図、第3図は2パス目の溶融工程の模式図である
まず第1図において、真空雰囲気中で母材2表面に対し
、電子ビーム1を任意の巾でオシレートし、母材2の極
薄い表面層6を溶融又は半溶融状態にする。
このとき、電子ビーム1の照射条件は次のようにして決
める。
すなわち、電子ビーム1の出力をEl〔W〕、照射面積
をSCCm2〕とすると、母材2の表面に与えられる熱
流束q [W/cm  )はq=E、/S[W/cm 
]であフ、母材2の熱伝導率をKA[J/cm、s、”
C〕、熱拡散率をaACCm2/S〕、照射時間e t
 C8)とすると、照射による母材2の表面温度上昇Δ
T〔℃〕は、 ΔT=2E15/(KA−8) CmJ・・・(1) となる。
従って、母材2の初期温度をT。〔℃〕、固相線温度を
T、C℃)とすると、 To+ΔT≧T、        ・・・(2)なる条
件を満たすようなビーム出力及びオシレート条件を選択
する。
次いでこの状態で、第2図に示すように、コーティング
用素材5を電子ビーム1中に添加し、電子ビーム1によ
って溶融された溶滴6を母材2表面に霧状に溶射し、溶
融又は半溶融状態の表面層3上にコーティング層4を形
成する。
カくシて、1パスのコーティングが終了すると、第3図
に示すように、2パス目の表面溶融を行い、上記同様の
工程でコーティング層が形成される。
このようにして、本発明電子ビームコーティング方法に
よると、母材2表面を溶融又は半溶融状態にしたうえで
、コーティング用素材5が溶射されるため、固着力の大
きなコーティング層4が得られ、また真空中で行われる
ため、清浄度が非常に高く、大気中では酸化しコーティ
ングできない材料のコーティングが可能である。
〔発明の効果〕
要するに本発明によnば、真空雰囲気中で電子ビームを
照射して母材表面を溶融又は半溶融状態にした後に、電
子ビームによりコーテイング材を溶融して溶射すること
により、4゜ 固着力が優れかつ清浄度の高いコーティング層が得られ
るとともに、大気中ゼは酸化しコーティングできない材
料のコーティングが可能となる電子ビームコーティング
方法を得るから1本発明は産業上極めて有益なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明電子ビームコーティング方法の
一実施例を工程順に示すもので、第1図は母材表面を溶
融又は半溶融する工程の模式図、第2図はコーティング
層を形成する工程の模式図、第3図は2パス目の溶融工
程の模式図である。 1・・・電子ビーム、2・・・母材、3・・・表面層、
4・・・コーティング層、5・・・コーティング用素材
、6・・・溶滴。 代理人 弁理士 塚 本 正 文

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 真空雰囲気中で電子ビームを照射して母材表面を溶融又
    は半溶融状態にした後に、電子ビームによりコーティン
    グ材を溶融して溶射することを特徴とする電子ビームコ
    ーテイング方法。
JP63168392A 1988-07-06 1988-07-06 電子ビームコーテイング方法 Pending JPH0219452A (ja)

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JP63168392A JPH0219452A (ja) 1988-07-06 1988-07-06 電子ビームコーテイング方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05273923A (ja) * 1992-03-25 1993-10-22 Sekisui Jushi Co Ltd シート状物展張式看板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05273923A (ja) * 1992-03-25 1993-10-22 Sekisui Jushi Co Ltd シート状物展張式看板

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