JPH02194406A - 車両用自動操縦制御装置 - Google Patents

車両用自動操縦制御装置

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JPH02194406A
JPH02194406A JP1013454A JP1345489A JPH02194406A JP H02194406 A JPH02194406 A JP H02194406A JP 1013454 A JP1013454 A JP 1013454A JP 1345489 A JP1345489 A JP 1345489A JP H02194406 A JPH02194406 A JP H02194406A
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JP
Japan
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vehicle
gain
corrected
amount
error
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Application number
JP1013454A
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English (en)
Inventor
Takashi Shigematsu
重松 崇
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両用自動操縦制御装置、特に予め定められて
いる誘導路を自動的に走行させるための自動操縦側?:
8装置の制御内容に関するものである。
[従来の技術〕 予め定められた走路(コース)を自動的に走行する自動
操縦車が周知であり、工場内の無人搬送里や耐久走行試
験などで用いられている。この自動操縦車は、例えば所
定のコースに誘導ケーブルを設け、この誘導ケーブルの
位置を磁界センサにて検出しながら、ハンドル、アクセ
ル、ブレーキ等をアクチュエータにて操縦し、誘導ケー
ブルに沿った自動走行を実現しており、これにより車両
をコースに忠実に走行させることが可能となる。
なお、従来においては、特開昭63−3315号公報に
示されるように、実際のコースを有人操縦で走らせてコ
ース情報を採取することにより、前もって走行コースの
設定に必要な情報を与えるものがある。これによれば、
比較的複雑な地形であっても所定のコースを外れること
なく円滑に走行させることができる。また、予め定めら
れた経路に追従して移動体を制御するものとして、特開
昭55−34793号公報に示されるものがある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の車両の自動操縦では、機械的に作
成されたプログラムにより車両の操縦を行うので、人間
が実際に操縦するようなきめの細かい運転はできず、物
だけでなく人間を運搬する場合には乗り心地が悪いとい
う問題がある。
一般に、自動操縦車ではコースを忠実に走行することが
最も重要であり、比較的フィードバックゲインを高くし
た高速の制御を用いるため、人間が操縦したものとは大
きく異なり、制御の安定性が悪くなっている。なお、前
記特開昭63−3315号の場合でも、教示されるのは
コースのみで操縦量までは教示されない。
また、耐久走行試験に用いる場合にも人間の実際の操縦
とは多少相違することになり、必ずしも信頼性の高い試
験結果が得られているとは限らない。
更に、車両の種類が異なる場合には車両の運動性が変化
し、同一の制御では対応できない場合が生じる。しかし
、従来においては、車両の種類の区別をすることなく、
所定のプログラムにより操縦制御を行っているので、車
種によってはコースアウトを引き起こすという問題があ
る。また、人間を運搬する場合にも、車両の種類により
異なる制御が必要となり、−律の制御では不十分である
そこで、本発明者は車両の現在位置から所定距離先で発
生する予測誤差を演算し、この予測誤差に運動ゲイン(
フィードバックゲイン)を掛けて誤差修正量を求め、こ
の修正量をアクチュエータの操作量にフィードバックし
てステアリング等を操作し、追従性と安定性のよい自動
操縦を行うことを提案している。
しかし、前記誤差修正量の運動ゲインには平均的な値を
設定しており、これでは、環境の変化がある状況下にお
いては追従性、安定性が多少悪くなることがある。すな
わち、路面の摩擦係数μなどの環境条件が大きく異なる
誘導路を走行する場合には、車両の運動が大きく変化す
るために、精度のよい自動操縦制御を達成するには、平
均的な運動ゲイン値を用いるだけでは環境°の変化に追
従できなかった。
本発明は前記従来の問題点を解決することを課題として
なされたものであり、七の目的は、精度のよい予測フィ
ードバック制御を行い、環境条件の変化に対しても良好
に追従できる車両用自動操縦制御装置を提供することに
ある。
[3題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、誘導路に対する
現在の車両の位置及び走行状態を計測しこの位置及び走
行状態に基づいて自動操縦のための各アクチュエータを
操作制御する車両用自動操縦装置において、前記誘導路
及びこの誘導路を運転するときの各アクチュエータの操
作量を記憶する記憶手段と、現在の車両の位置及び走行
状態から車両の運動ゲインを推定しこの車両運動ゲイン
により修正運動ゲインを演算するゲイン演算手段と、車
両が現在位置から所定距離先まで走行した場合の予υj
誤差を演算し前記修正運動ゲインを掛けて誤差修正量を
出力する予測誤差演算手段と、を備え、前記予IJ誤差
を修正したアクチュエータの操作量にて自動操縦制御す
ることを特徴とする。
[作用] 以上の構成によれば、記憶手段に記憶されている誘導路
を同様に記憶されている操作量に従って自動操縦するこ
とになるが、この際には各柾のセンサから車両の位置及
び走行状態が検出される。
そして、このセンサ情報から車両運動ゲインが推定され
、この車両運動ゲインから修正運動ゲインが演算される
この修正運動ゲインは、人間が実際の車両運動状態に応
じて与える修正量に対応するもので、前記車両運動ゲイ
ンが変化すると、修正運動ゲインも変化し、両者を掛け
た値は一定となる関係にある。従って、車両運動ゲイン
を求めることにより、修正運動ゲインを演算することが
できる。
そして、車両が現在位置から所定距離先まで走行した場
合の予Jl誤差が逐次演算され、この予測誤差には前記
修正運動ゲインが掛けられてフィードパツクされ、これ
により最終的なアクチュエータの操作量が演算される。
このように、修正運動ゲインを考慮したアクチュエータ
の操作量にて自動操縦することにより、路面の摩擦係数
μ等の環境の変化に良好に追従することが可能となる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
第1図には、実施例に係る車両用自動操縦制御装置の概
略構成が示され、第2図には自動操縦車両の具体的な構
成が示されている。
第1図において、プログラム記憶手段14は誘導路の各
位置における車両の位置及び走行状態や、所定位置にお
いて車両を駆動する各種アクチュエータの操舵量、アク
セル量、ブレーキ量が記憶され、このプログラム記憶手
段14のプログラムに従って自動操縦制御が行われる。
また、予測誤差演算手段16は各種センサで検出された
車両情報を入力して所定距離先の予測:A差を演算する
予測誤差算出部163と、この子AFI誤差に修正運動
ゲインKpを掛ける係数乗算器164とからなり、アク
チュエータ操作量演算手段18はプログラム記憶手段1
4から出力されるプログラム制御量に予測誤差演算手段
16から出力される予測誤差修正量を加える。
本発明において特徴的なことは、前記運動ゲインKpを
環境条件の変化に対応する値に設定し、精度の高い自動
操縦制御を行うようにしたことであり、このために車両
の運動ゲインによりゲイン修正を行うゲイン演算手段1
2を設ける。
第2図により自動操縦車の構成を具体的に説明すると、
車両の横偏位を検出するために前部磁界センサ110a
、前部横偏位検出回路111aと後部磁界センサ110
b、後部偏位検出回路111bが設けられ、誘導路に設
けられた誘導ケーブル20から出力される磁界を検出し
て横偏位を求めると共に、ヨー角も求めている。すなわ
ち、第3図に示されるように、前部の横偏位をYf1後
部の横偏位Yrとすると、車両32の中心位置Oにおけ
る横偏位Yは、 Y −(Yf +Yr ) /2     −(1)と
なり、また車両の長さをaとすると、車両のヨー角θは
、 θ−(Yf−Yr)/a      ・・・(2)とな
る。
また、車速を求めるためにマグネットピックアップ11
4が設けられ、マグネット回転板113の回転数を検出
することにより車速を検出する。
そして、誘導路における車両の位置を検出するためにア
ンテナ115及び基準位置検出回路116を設けており
、誘導路の所定点毎に設けられている位置ビーコンから
出力される電波をアンテナ115にて受信し基鵬位置検
8回路116に供給することより、コース上の基準位置
を検出することができる。
また、前述した各種センサから検出信号等を入力して各
種の演算処理をするために演算処理回路(ECU)24
と、車両を操縦する各種アクチュエータの操作量をフィ
ードバックして所定の処理を行うフィードバック処理回
路26が設けられ、この演算処理回路24及びフィード
バック処理回路26により第1図のゲイン演算手段、プ
ログラム記憶手段14、予測誤差演算手段16及びアク
チュエータ操作量演算手段18が構成される。
午して、自動操縦のために車両28に設けられた各種ア
クチュエータとしては、図示されている駆動モニタ29
とステアリング30の他にも、アクセル、ブレーキなど
が設けられ、これらの操作量は各種アクチュエータに設
けられているセンサ、例えば操舵量センサ32等にて検
出されてフィードバックされる。
また、実施例は誘導路を人間が教示した目標コースを自
動操縦しているので、教示運転モードと自動運転モード
とを切り換えるマニアルスイッチ34と、このモード状
態を識別するだめの表示ランプ36を設けている。
次に、第4図に基づいて、教示した目標コースを禄舵量
制御しながら自動操縦する場合を例にとって具体的に説
明する。
第4図には、教示データから最終的なアクチュエータ操
作量を求めるまでの演算処理ブロック回路が示されてお
り、目標コースマツプ141と操舵量マツプ142はプ
ログラム記憶手段として設定されているものである。前
記目標コースマツプ141には、教示運転の際に位置ビ
ーコン22等から検出した位置Xの情報とこの位置Xに
おける教示運転時の横偏位Y0とヨー角θ。が平均化部
241にて平均化されて記憶されている。この場合の横
偏位YOとヨー角θ。は、誘導路を基準として測った値
であり、実施例では誘導ケーブル20から測定した値で
ある。そして、操舵量マツプ142には、教示運転にお
いて運転者がステアリングを操作した量が操舵量として
平均化部242にて平均化されて記憶されている。
また、予?1IP1誤差演算手段16として加減算器1
61.162、誤差算出部163及びゲイン乗算器16
4が設けられ、アクチュエータ操作量演算手段18とし
て加算器181が設けられる。
例えば、第5図に示す状態で車両が走行している場合に
は次のような演算が行われる。
第5図では、目標コース800を自動走行しているが、
車両28が目標コースからΔ、i!m(tm偏位)Mれ
た図の現在位置を走行し、この時の車両のヨー角はΔθ
である。このヨー角は目標コースの接t!1801 (
801”)に対する車両の向きである。この状態におい
て、通常のフィードバック制御では61mを修正するた
めの操舵量を与えることになるが、本発明ではLm先の
予測誤差量を求める。なお、この距離りは、10〜20
mの距離が好適である。
すなわち、現在の車両のヨー角がΔθであるから、Lm
先ではL・Δθ(Δθは小さ(sinΔθ岬Δθとする
)の誤差が新たに生じることになり、最終的なLm先の
予測誤差ε。は、ε。−Δ1−L・Δθ   ・・・(
3)となり、これは誤差算出部163で行われる。
この場合の演算の情報である横偏位とヨー角は誘導ケー
ブル(誘導路)を基準とした値にするため、目標コース
マツプ141の出力から現在の検出値を加減算器161
,162で加試算することになる。すなわち、前記(3
)式のΔlは、Δ1−Y0−Y、Δθは、Δθ−θG−
〇となる。そして、前記誤差算出部163で得られた予
111+誤差E0はゲイン乗算器164により修正運動
ゲインKl)が乗算され、最終的な誤差修正量ΔUは、
ΔuwKpε。          ・・・ (4)と
なるが、本発明では、この修正運動ゲインKpを環境条
件に応じて設定する。
すなわち、ゲイン演算手段12として車両運動ゲイン推
定機構121及び修正運動ゲイン算出部122が設けら
れており、前記車両運動ゲイン推定81横121は、次
のようにして車両運動ゲインKmを推定する。
4輪駆動車を2輪駆動車に置き換えた2輪モデルで考え
ると、車両前輪のコーナリングフォースの推定値Cfは
、 Cf−K(β+1.− r/v−u)  ・−(5)と
なる。ただし、βは横滑り角で、 β牛(d E、/d t)/vで表され、第6図に示さ
れるように、車両の中心線803と車両が進む方向の8
04との成す角である。また、rはヨーレートで、「岬
(dΔθ/dt)で表され、l、は車両の重心から前輪
までの距離である。
そして、このコーナリングフォースCfを操縦量、実施
例では操舵muで除算することにより、次式にて車両運
動ゲインKmが求められる。
Cf/u−K(β/u+1t  ・r/vu−1>−K
m           ・・・(6)この車両運動ゲ
インKmは、アクチュエータの操作口に応じて車両自体
が車両運動に与える口に関する概念であるが、環境条件
が一定であればこの亜両運動ゲインKmのみにより所定
の運転効果を得ることができるが、環境条件、例えば路
面の摩擦係数μが変化する場合には、車両運動ゲインだ
けでは正確な運転ができず、操舵ff1(アクチュエー
タ操作量)も修正する必要がある。そこで、本発明では
、修正運動ゲイン算出部122にて修正運動ゲインKp
を算出しており、この修正運動ゲインKpは、環境条件
が変化した場合に人間が感覚的に修正して行う操作量に
対応し、人間の運動ゲインということができる。
すなわち、両運動ゲインには、KmaKp−C(一定)
の関係があり、修正運動ゲイン算出部122では、 K p = C/ K m          ・・・
(7)により修正運動ゲインKpを求めることができる
従って、例えば路面の摩擦係数μが大きくなり滑り品く
なると、車両運動ゲインKmが下がることになるのに対
して修正運動ゲインKpは上がることになり、この結果
操舵量が大きく設定され、滑り分を修正した操舵量を7
クチユエータに与えることができる。
この修正運動ゲインKpは、予測誤差算出部163から
出力される予測誤差量に掛けられ、誤差修正量ΔUとし
てアクチニエータ操作量演算手段18としての加算器1
81に出力される。
一方、操舵量マツプ142からは現在の位置において教
示によりプログラムされている操舵量がアクチュエータ
操作量として加算器181に供給されている。すなわち
、第5図に示されるe、は現在の操舵量で走行した場合
に目標コース800からずれる量であり、このξ、は教
示操舵量で現在の位置から操舵すれば解消し、この教示
操舵量は加算器181により、前記誤差修正量ΔUと加
算されることになる。
従って、前記教示操舵量をU′″とすると、最終的な操
舵量u (t)は、 u (t)−u”+Δu       −(8)となり
、この操舵Qu (t)によりステアリング30を操縦
すれば、目標コース800上に車両は到達できることに
なる。
実施例は以上の構成からなり、以下にその作用を説明す
る。
第7図には、制御内容の全体の作用が示されており、制
御システムの電源をONすると、プログラムがスタート
する。まず、ステップ61にて定時割り込み(10ms
 e c程度のタイミング)が有ったか否かを判定して
おり、“YES”の場合はステップ62へ移行して、車
両の位置及び運動状態を検出するセンサ並びにアクチュ
エータ操作量を検出するセンサからのセンサデータの読
み込み(詳細は第8図に示される)を行う。
次のステップ63では、教示スイツチがONしているか
否かの判定を行い、“NO2の場合はステップ66へ、
“YES“の場合はステップ64へ移行スる。このステ
ップ64では、現在教示モードとなっているので、操舵
のアクチュエータ制御を0FFL、ステップ65の教示
制御を行って(詳細は第10図に示される)運転者の操
舵に一任する。
一方、ステップ66では、教示済ランプがついているか
否かの判定が行われ、“No”の場合は、教示が未だ行
われていないのにも拘らず、自動操縦がONとなってい
るため、ステップ67へ移行してアクチュエータ制御を
OFFにする。そして、この場合には異常状態と判定し
てステップ68へ移行して警報を発する。
前;己ステップ66において“YES”となった場合は
、ステップ69へ移行して前述した自動操制r8(詳細
は第11図に示される)を行う。なお、この自動操縦制
御を行うステップ69に移行すると、表示ランプ36の
自動操縦ランプがONする。
第8図には、前記センサデータの読み込みの作用が示さ
れており、まずステップ621にて前後の横偏位Yf、
Yrを読み込み、ステップ622では前記横偏位Yr、
Yrからヨー角θ−(Yr−Yr)/aを演算し、ステ
ップ623では横偏位Y −(Yf +Yr ) / 
2を演算する。また、ステップ624では車速を読み込
み、ステップ625へ移行して横速度算出を行っており
、この横速度dy/dtは、 d y/ d t = (Yo −Y) /Δt  ・
・・(9)にて演算される。
そして、ステップ626に移行して横速度から横滑り角
βを算出しており、この横滑り角βは、β−(dy/d
t)/v (v;車速)        ・・・(10)にて求め
ることができる。
次いで、ステップ627に移行してヨーレート算出を行
っており、このヨーレートrは、「−(θ−1−θ)/
Δt      ・・・(11)で算出し、ステップ6
28へ移行する。
このステップ628では車両位rIIXを評定しく詳細
は第9図に示される)、ステップ629では現在の操舵
ff1uを読み込む。
第9図には、前記車両位置の評定の作用が示されており
、ステップ62Jlでは位置ビーコン22から得られた
基準位置信号を取り込み、ステップ62bに移行して真
の基準位置であるか否かの判定を行い、”YES”の場
合にはステップ62cへ移行して基準位置の二側(A点
、B点、0点・・・)が行われる。そして、ステップ6
2dでは基準距離をセットし、例えばB点のビーコン位
置であるとすると、X IAs!−X *をセットし、
ステップ62eへ移行してビーコン間の走行距離ΔXを
0にリセットする。
一方、ステップδ2bにて“NOlとなった場合にはス
テップ62fへ移行し、このステップ62fでは、検出
した車速vRの取り込みを行い(V=V* ) 、ステ
ップ62gに移行して所定周期τ毎の走行距離を、 ΔX−Δx−’+rV1 (ここで、Δx −1は前回演算の走行距離、τは所定
周期である)      ・・・(12)にて演算して
おり、次のステップ62hでは最終的な位FllXを、 x m x BASB+Δx          =(
13)にて演算する。
このように、走行距MXはビーコン位置を基準位置とし
、この基準位置から所定周期毎に車両速度から演算され
る。
気9図には、教示制御の作用が示されており、まずステ
ップ651ではデータ記憶位置であるか否かの判定を行
い、’No”の場合にはエンドに移行し、“YES”の
場合はステップ652へ移行してn>aであるか否かの
判定を行う。実施例では、自動操縦のための情報は、コ
ース上の所定位置毎、例えば1m間隔で設定された位置
毎に記憶しており、ステップ651ではこの位置を検索
することになる。また、記憶データは数回の平均値とし
ており、ステップ652ではその回数をカウントする。
例えば、3回の平均値を採る場合はa−3とし、n−3
となった場合(’YES’ )にはステップ653へ移
行し、センサデータv2−(X、θ、Y、u)を読み込
み、ステップ654に移行して次式のデータ平均値を演
算する。
p、” −(1/a) ΣVz ’    −(14)
次いで、ステップ655へ移行して教示マツプへの書き
込みが行われ、目標コースマツプ141と操舵量マツプ
142へそれぞれの情報が記憶される。
一方、ステップ652において“NOlの場合には、次
式のように前回までのデータを平均化しステップ657
へ移行する。
υz−(1/n)Σひ2’     ・ (15)ステ
ップ657では、今日のデータが採用データとして適切
か否かの判定が次式にて行われ、12−V21<b  
      ++ (16)VzVzlがbよりも大き
い場合には記憶しないでエンドへ移行し、bよりも小さ
い場合にはステップ658へ移行する。
このステップ658では、データv2を記憶すると共に
、nmn−’+lとし、ステップ659に移行して全コ
ース記憶したか否かを判定する。そして、全コースを記
憶したらステップ660にて教示済ランプをONL、ま
だ記憶していない場合は教示済ランプはOFFのまま(
ステップ661)エンドへ移行する。
実施例はこのような教示をした目標コースを自動操縦す
るようにしており、この自動操縦制御は、第11図に示
されている。
第11図において、まずステップ691にて各種のセン
サにより検出された現在の車両の位置及び走行状態を示
すセンサデータの読み込みが行われ、ステップ692で
は前記(1)式により求められた横偏位を読み出し、ス
テップ693では前記(2)式により求められたヨー角
を読み出す。
次いで、ステップ694では修正運動ゲイン算出(詳細
は第12図に示される)が行われ、ステップ695へ移
行して前記(3)式の予測誤差ε。−(Yo−Y)−L
/ (θ。−〇)が算出され、ステップ696では(4
)式の誤差修正量ΔUを演算出力する。そして、ステッ
プ697において教示されているプログラム操舵量u′
″が読み出され、ステップ698にて最終的に(8)式
の操舵量u (t)−u’+ΔUを演算する。なお、次
のステップ699にて表示ランプ36の自動操縦ランプ
を点灯させる。このようにして、修正運動ゲインKpに
より修正された操舵rhu <t>はステアリング28
に与えられ、この操舵量により予測誤差を修正した良好
な車両の操縦が達成される。
第12図には、修正運動ゲインKpを算出するまで動作
が示されており、まずステップ63aにて車両運動ゲイ
ンKm−K(β/u+J!+  −r/vu−1)が算
出され、ステップ63bへ移行する。
実施例では、車両運動ゲインを複数回(a回)の平均値
で求めているので、ステップ63bではn>aになった
か否かの判定を行い、=No“の場合はステップ63c
へ移行し求められた車両運動ゲインを積算し、ステップ
63dへ移行してn−n+1をカウントする。
一方、ステップ63bにおいて“YES”の場合には、
ステップ63eへ移行して次式にて平均値を演算する。
Km” −(1/n)ΣKm      ・ (17)
次いで、ステップ63fではn−0をセットし、ステッ
プ63gに移行して前記平均値が正しい値であるか否か
の判定を行う。すなわち、I Km” −Km””  
l >b     −= (1g)の条件を具備してい
るか否かの判定を行い、“N0°の場合はエンドへ移行
し、’YES’の場合にはステップ63hへ移行して修
正運動ゲインKp−C/Km”を算出する。
このような実施例によれば、誘導路を基準にして目標コ
ースを教示するようにしたので、誘導路に対する実際の
車両の走行コースを自由に設定することができ、異なる
車両でも最適なコースを選択することができ、また予a
誤差を修正するようにしたので、車両を目標コース上を
正確に走行させることができ、コースアウトを起こすこ
ともなくなる。
更に、各種アクチュエータの操作量も教示制御しかつ予
n[:5差修正制御を行うことにより、人間が実際に操
縦した場合と同様の乗り心地を得ることができ、物だけ
でなく人間を運搬する場合にも自動操縦が良好に適用可
能となる。
しかも、このような効果に加えて、誤差修正量演算にお
いては人間の感覚に合った修正運動ゲインを用いている
ので、精度のよい誤差修正が可能となる。
なお、前記実施例においては、実際の自動操縦運転中に
逐次修正運動ゲインを演算して修正する場合について説
明したが、目標コース及びアクチュエータ操作量を教示
する段階で修正運動ゲインを求め、これを記憶しておき
実際の自動操縦制御の際に読み出して予測誤差をf:A
算することも可能であり、これは環境条件の変化が同一
コース上で生じる場合に好適である。
前記実施例場合は操舵量制御について説明したが、これ
に限らず各種アクチュエータの操作mの制御、車速制御
などにも本発明を適用できる。二〇車速制御の場合は、
アクセル量とブレーキ二の誤差を修正するアクセルゲイ
ン又はブレーキゲインについて本発明の人間の感覚によ
るゲインを考慮すればよいことになる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、予測誤差を修正
する制御を行う場合に、その誤差修正量の演算において
人間の感覚に合った修正運動ゲインを用いるようにした
ので、誤差修正のだめのフイードバックを精度のよく行
うことが可能となる。
従って、路面の摩擦係数μ等の環墳条件が変わった場合
でも、目標コースを正確に走行することが可能となり、
また人間の感覚に適合した自動操縦を実現することがで
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の概略構成を示すブロック
図、 第2図は実際の自動操縦車両に本発明を適用した場合の
構成を示す図、 第3図は誘導路に対する横偏位の求め方を示す説明図、 第4図は実施例において操舵量制御を行う構成を示すブ
ロック図、 第5図はti44図の実施例により行う予測誤差演算を
説明する図 第6図は措滑り角の求め方を示す説明図、第7図は第1
実施例の全体的な動作を示すフローチャート、 第8図はセンサデータの読み込み動作を示すフローチャ
ート、 第9図は車両位置の評定動作を示すフローチャート、 第10図は教示制御の動作を示すフローチャート、 第11図は自動操縦の動作を示すフローチャート、 第12図は修正運動ゲインを算出する動作を示すフロー
チャートである。 12 ・・・ ゲイン演算手段 14 ・・・ 記憶手段14 16 ・・・ 予IJl誤差演算手段 18 ・・・ アクチュエータ操作量演算手段20 ・
・・ 誘導ケーブル 22 ・・・ 位置ビーコン 24 ・・・ 演算処理回路(ECU)26 ・・・ 
フィードバック処理回路28 ・・・ 車両 30 ・・・ ステアリング 32 ・・・ 操舵量センサ 36 ・・・ 表示ランプ 】41 ・・・ 目標コースマツプ 142 ・・・ 操舵量マツプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘導路に対する現在の車両の位置及び走行状態を
    計測しこの位置及び走行状態に基づいて自動操縦のため
    の各アクチュエータを操作制御する車両用自動操縦装置
    において、前記誘導路及びこの誘導路を運転するときの
    各アクチュエータの操作量を記憶する記憶手段と、現在
    の車両の位置及び走行状態から車両の運動ゲインを推定
    しこの車両運動ゲインにより修正運動ゲインを演算する
    ゲイン演算手段と、車両が現在位置から所定距離先まで
    走行した場合の予測誤差を演算し前記修正運動ゲインを
    掛けて誤差修正量を出力する予測誤差演算手段と、を備
    え、前記予測誤差を修正したアクチュエータの操作量に
    て自動操縦制御することを特徴とする車両用自動操縦制
    御装置。
JP1013454A 1989-01-23 1989-01-23 車両用自動操縦制御装置 Pending JPH02194406A (ja)

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Cited By (2)

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