JP2983527B1 - 車両の計測装置 - Google Patents

車両の計測装置

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JP2983527B1
JP2983527B1 JP10261951A JP26195198A JP2983527B1 JP 2983527 B1 JP2983527 B1 JP 2983527B1 JP 10261951 A JP10261951 A JP 10261951A JP 26195198 A JP26195198 A JP 26195198A JP 2983527 B1 JP2983527 B1 JP 2983527B1
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Abstract

【要約】 【課題】 車両と被検出体との相対位置を検出する経路
検出手段が1つであり、かつ被検出体間で車両の向きが
変更した場合であっても正確に現在の車両の向きを測定
する車両の測定装置およびそれを用いた無人走行車両を
提供する。 【解決手段】 無人走行車両1は第1および第2の被検
出体20a,20bの位置、および第1の被検出体20
aを検出してから第2の被検出体20bを検出するまで
の間にジャイロ11、操舵角検出手段12および回転角
度検出手段13に基づいて操舵車輪3の直線走行距離を
算出し、これらの値に基づいて車体2の方向を算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場やコンテナタ
ーミナルで無人搬送車両として用いられ、推測航法によ
って車体の位置を計測しながら予め定める走行経路に沿
って走行する車両の計測装置およびそれを用いる無人走
行車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、AGV(Automated Guided Vehic
le)などの無人走行車両は、工場などの床面上の走行経
路に沿って連続的に設置した誘導線、テープなどを継続
的に検出して走行していた。しかしながら、誘導線など
を連続的に設置した場合には走行経路の経路変更が行い
にくいことから、マーク、タグなどの被検出体を走行経
路に沿って離散的に設置し、被検出体間は推測航法によ
って走行する無人走行車両が提案されている。これによ
って走行経路の経路設定、変更に必要なコストの削減が
図られる。
【0003】推測航法では車体の現在位置および方向を
測定する必要があり、そのために車体の方向を検出する
ジャイロを搭載し、車輪の回転角度を検出するエンコー
ダを車両に設け、エンコーダによる1パルス当たりの車
輪の回転角度に車輪の外径(車輪径)を掛けた車輪の微
小走行距離と、そのときの車体の角度(方向)とを積分
して車体の現在位置を計測する。しかしながらこの計算
によって求めた車体の位置には誤差が含まれ、予め定め
る走行経路との間にずれが生じるので、この誤差を修正
する必要がある。位置の修正は走行経路上に設置した被
検出体と、この被検出体と車体との相対位置を検出する
検出手段によって行う。またジャイロは、たとえば1時
間当たり20゜程度のドリフトが生じるので、車体の方
向をジャイロとは別途に測定して方向を修正する。
【0004】車体の方向を測定する方法として、たとえ
ば特開平1−282615号公報には、車体の前後に2
つの検出手段を配置し、走行経路上に走行方向に間隔を
あける一対の被検出体を各検出手段によってそれぞれ同
時に検出して車体の方向を計測する方法が開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術では
2つの被検出体を同時に検出できるように2つの検出手
段を設ける必要があるので、コストが高くなってしま
う。
【0006】このような従来技術に代えて、走行経路上
に表示されるマークを走行車両に搭載されるCCDカメ
ラによって撮像することによって車体の方向を計測する
方法が特開昭62−226205号公報に開示されてい
るが、この場合にはCCDカメラを用いることによりコ
ストが高くなってしまう。
【0007】また、走行経路上に間隔をあけて配置され
る被検出体間を走行するとき、第1の被検出体を検出し
たときの車両の基準点に対する位置と第2の被検出体を
検出したときの車両の基準点に対する位置との差から車
両の向きを計測する方法が特開平9−623495号公
報、特開昭63−20508号公報および特開昭59−
135514号公報に開示されている。これらの方法で
は走行経路上に配置される被検出体は1つずつでよく、
さらに車体に設けられる検出手段も1つで済むが、第1
の被検出体を検出してから第2の被検出体を検出するま
での間に車体が方向を変えた場合には車両の向きを計測
することができなくなるといった問題を有する。
【0008】また無人走行車両は従来工場などで用いら
れ、車輪は鋼鉄製の車輪を用いていたが、たとえばコン
テナターミナルなどで用いる場合には、大重量のコンテ
ナを積載する必要があるので、車輪として空気入りのゴ
ムタイヤを用いる必要がある。この場合には、積載重量
に応じて車輪の外径がたとえば5%程度変化することが
ある。前述したように推測航法を行う場合、車輪の回転
角度に車輪の外径を掛けた車輪の走行距離を用いて現在
位置を測定するが、車輪の外径が変化すると、車体の現
在位置を正確に測定できなくなるといった問題を有す
る。
【0009】本発明の目的は、走行経路に沿って離散的
に配置される被検出体を1つの検出手段で検出し、被検
出体間で車体の方向を変更したとしても、車体の方向お
よび車輪の外径変化を正確に測定できる車両の測定装置
およびそれを用いる無人走行車両を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、予め定める2次元座標系上の予め定める走行経路に
沿って間隔をあけて配置され、座標位置が予め定められ
る複数の被検出体に沿って走行する車両に搭載され、前
記2次元座標系における車体の方向を計測する車両の計
測装置において、車体の向きを検出するジャイロと、車
両が被検出体近傍を通過するとき車体に対する被検出体
の相対位置を検出する経路検出手段と、経路検出手段の
検出出力に応答して被検出体を判別し、前記座標位置を
求める判別手段と、車体に備えられる操舵車輪の車体に
対する操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記操舵車
輪の軸線まわりの回転角度を検出する回転角度検出手段
と、前記複数の被検出体のうちの走行方向に異なった位
置の第1および第2の被検出体を検出した経路検出手段
の検出出力に応答し、第1および第2の被検出体を検出
した第1および第2時刻間にわたるジャイロの検出出力
に基づいて車体の方向の変位量を算出する第1演算手段
と、第1および第2の被検出体を検出した経路検出手段
の検出出力に応答し、第1演算手段、判別手段、回転角
度検出手段および操舵角検出手段に基づいて前記第1お
よび第2時刻間の操舵車輪の直線走行距離を算出する第
2演算手段と、第1演算手段および第2演算手段の出力
に基づいて第1および第2時刻における車体の方向を算
出する第3演算手段とを備えることを特徴とする車両の
計測装置である。
【0011】本発明に従えば、走行経路に沿って間隔を
あけて配置される各被検出体は予め座標位置が定められ
ており、経路検出手段によって被検出体を検出したとき
判別手段によって検出した被検出体の座標位置が求めら
れる。またジャイロによって検出した車体の方向にはド
リフトによる誤差が含まれるが、第1時刻と第2時刻間
の短い時間ではドリフトはほとんど生じないので、この
間の車体方向変化量の計測値には誤差は無いものとす
る。
【0012】第1の被検出体および第2の被検出体の座
標位置はそれぞれ予め定められているので、これらの第
1および第2被検出体間の距離は算出して求めることが
できる。したがって第1および第2時刻間の車輪の直線
走行距離、すなわち第1および第2車輪位置間の距離、
第1および第2被検出体間の距離およびジャイロによる
第1および第2時刻間の車体の方向の変位量に基づいて
第3演算手段によって、第1時刻での車体の方向が算出
され、この値に前述の車体の方向の変位量を加えて第2
時刻での車体の方向が算出される。このようにして走行
経路に沿って間隔をあけて離散的に配置される被検出体
の相対位置を検出する経路検出手段が1つであっても車
体の方向を計測することが可能である。また、第2演算
手段は回転角度検出手段および操舵角検出手段に基づい
て、車輪が微少角度回転する毎の走行距離を操舵角検出
手段によってx軸方向およびy軸方向に分解し、これら
を積分することによって第1および第2車輪位置間の直
線距離を算出する。したがって、第1および第2時刻間
に車体の方向が変化したとしても第1および第2車輪位
置間の直線距離を正確に算出でき、これに基づいて第3
演算手段によって車体の向きを正確に算出することが可
能となる。
【0013】請求項2記載の本発明の前記第3演算手段
は、前記第3演算手段は、操舵車輪の予め記憶される外
径と第1および第2時刻間の外径との比である補正係数
を算出することを特徴とする。本発明に従えば、第3演
算手段は車体の方向とともに補正係数も算出する。
【0014】
【0015】
【0016】請求項3記載の本発明は、ジャイロによっ
て検出された第2時刻での車体の方向と、第3演算手段
によって算出された第2時刻での車体の方向との差の一
部を用いて第2時刻での車体の方向を補正することを特
徴とする。
【0017】本発明に従えば、算出された車体の方向の
一部を用いてジャイロによる車体の方向を補正する。第
1の被検出体を検出したときから第2の被検出体を検出
するときまでの間に、たとえば車両が大きくカーブして
走行した場合には、操舵車輪と地面との間の車輪の滑り
によって算出される第2位置での車両の方向に誤差が含
まれる場合がある。これに対して本発明では算出された
車体の方向とジャイロでの車体の方向との差の一部を用
いて第2の位置での車体の方向を補正するので、車輪の
滑りなどによる算出した車体方向の誤差を低減すること
ができる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある車両の測定装置8を用いる無人走行車両1の構成を
簡略化して示すブロック図である。無人走行車両1はた
とえばコンテナターミナルでコンテナ搬送用に用いら
れ、車体2と、車体2の方向および位置を測定する測定
手段8と、前輪である操舵車輪3と、後輪である駆動車
輪4と、駆動車輪4を駆動する駆動源5と、操舵車輪3
を操舵する操舵手段6と、操舵手段6および駆動源5を
制御する制御手段7とを含んで構成される。
【0025】無人走行車両1が走行するコンテナターミ
ナルの走行面22には直交2次元座標系が設定され、座
標位置が予め定められる複数の被検出体20が配置され
る。無人走行車両1を中央で管理するホストコンピュー
タは、複数の被検出体20を通過して目的地に至る走行
経路を算出して無人走行車両1に送信する。無人走行車
両1の制御手段7はホストコンピュータから送信された
走行経路および走行経路上の通過すべき被検出体20の
情報を受信して測定手段8の記憶手段10に記憶し、計
測装置8で算出された車体2の現在位置および方向に基
づいて駆動源5および操舵手段6を制御して走行経路に
沿って走行する。
【0026】また走行経路に関する情報が記憶される記
憶手段10は、通過すべき被検出体20の座標位置、通
過する順序および走行経路が記憶されてもよく、通過す
べき被検出体20の座標位置のみを受信して記憶手段1
0に記憶し、被検出体20間の走行経路は演算手段15
によって補間演算によって算出するようにしてもよい。
【0027】無人走行車両1に搭載される計測装置8
は、前記記憶手段10と、2次元座標系における車体2
の方向を検出するジャイロ11と、操舵車輪3の操舵角
を検出する操舵角検出手段12と、操舵車輪3の回転角
度を検出する回転角度検出手段13と、車体2が被検出
体20上を通過するとき車体2に対する被検出体20の
相対的な2次元位置を検出する経路検出手段14と、車
体2の方向および位置を算出する演算手段15とを含ん
で構成される。
【0028】車体2には車体2の中心を原点とし、車体
の左右方向をxa軸とし、車体の前後方向をya軸とし
て車体座標系が設定される。経路検出手段14の中心は
車体座標系の原点0aに一致するように車体2の下面に
配置される。したがって経路検出手段14が被検出体2
0上を通過するとき、経路検出手段20の中心に対する
被検出体20の2次元的な相対位置、すなわち車体座標
系における位置ベクトルを検出して出力する。操舵車輪
3はシャフト19の両端部に回転自在に軸支され、シャ
フト19の軸線方向中心で鉛直な操舵軸線L1まわりに
シャフト19が角変位して操舵される。このシャフトの
中心は車体座標系のya軸上に配置される。
【0029】演算手段15は複数の被検出体20のうち
経路検出手段14によって検出された被検出体20がい
ずれの被検出体20であるかを判別して座標位置を求め
る判別手段と、第1〜第4演算手段とを含んで構成され
る。第1演算手段は走行経路に沿って無人走行車両1が
走行するとき、走行方向に互いに異なる位置の被検出体
20である第1および第2の被検出体20a,20bを
検出した経路検出手段14の検出出力に応答し、第1お
よび第2の被検出体20a,20bを検出した第1およ
び第2時刻t1,t2間にわたるジャイロ11による検
出出力に基づいて車体2の方向の変化量を算出する。
【0030】第2演算手段は、第1および第2の被検出
体20a,20bを検出した経路検出手段14の検出出
力に応答し、第1演算手段、回転角度検出手段13、お
よび操舵角検出手段12に基づいて第1および第2時刻
t1,t2間の操舵車輪3の直線走行距離を算出する。
【0031】第3演算手段は、第1演算手段および第2
演算手段の出力に基づいて第1および第2時刻t1,t
2における車体2の方向および予め記憶される代表外径
Dbと第1および第2時刻間の外径Daとの比である補
正係数kを算出する。
【0032】第4演算手段は第3演算手段によって算出
された補正係数kおよび車体2の方向に基づいて車体2
の現在位置を算出する。
【0033】ジャイロ11は、車両1の鉛直軸線まわり
の方向を検出し、コンテナターミナルに設定される2次
元座標系である絶対座標系のx軸に対する車体に固定さ
れる車体座標系のxa軸の成す角を角度θとして出力す
る。
【0034】また、無人走行車両1は、50t程度のコ
ンテナを積載するので各車輪3,4は空気入りのゴムタ
イヤが用いられるが、積載するコンテナの重量によって
5%程度車輪の外径が変化する。第1および第2時刻t
1,t2間の車輪3の外径Daは変化しないものとす
る。予め代表とする車輪3の外径Dbを設定し、この外
径Dbと前記外径Daとの比Da/Dbを補正係数kと
して第3演算手段でこの補正係数kを求める。したがっ
て外径DaはDa=k・Dbとして求めることができ
る。車輪の単位時間当たりの車輪3の回転角度(ra
d)に車輪3の代表外径Dbを掛けた車輪3の代表の走
行速度を│v│とすると、外径Daに基づく第1および
第2時刻t1,t2間の車輪3の実際の走行速度はk・
│v│として算出することができる。また、回転角度検
出手段13は、たとえば操舵車輪3が0.1゜回転する
毎に1パルス出力する。
【0035】図2および図3は、経路検出手段14の検
出方法の原理を説明するための説明図である。経路検出
手段14は、車両1に搭載され、車両1が被検出体20
上を通過するとき車体2に対する被検出体20の相対2
次元位置を検出する。
【0036】経路検出手段14は送信コイル32を備
え、被検出体20は、被検出体20上を車両1が通過す
るときに前記送信コイル32に対向するように走行面2
2に配設され、共振コイル34と、この共振コイル34
に直列に接続される共振コンデンサ26とを備える。送
信コイル32は、たとえば正方形状に2〜5ターン程度
巻かれる。この送信コイル32はスイッチ36を介して
交流電源38に電気的に接続され、送信コイル32の内
側には、複数個の検出コイル30が2次元的に配設され
る。本実施形態では、検出コイル30は送信コイル32
の縦方向(車体座標系におけるya軸方向)に5列設け
られ、また送信コイル32の横方向(車体座標系におけ
るxa軸方向)に5列設けられ、送信コイル32の内側
領域に合計25個設けられている。各検出コイル30
は、5〜15ターン程度巻かれる。各検出コイル30の
検出信号は、たとえばマイクロコンピュータから構成さ
れる検出制御手段35(図2および図3においてCPU
として示す)に送給され、この検出制御手段35で演算
処理される。
【0037】経路検出手段14による位置測定はまず、
スイッチ6を閉じて送信コイル32に交流電源38から
交流電流を送給する。このように交流電流を送給する
と、送信コイル32に流れる交流電圧は、図4(a)に
示す通りの交流波形となる。このような交流電流を送給
して、送信コイル32の周囲に被検出体20の共振コイ
ル34の共振周波数の磁界を発生させると、この送信コ
イル32からの磁界によって被検出体20の共振コイル
34には図4の(b)で示す通りの共振電流(共振電
圧)が流れる。
【0038】その後、図3で示すように、スイッチ36
を開いて送信コイル32への交流電流の送給を停止す
る。交流電流の送給を停止しても被検出体20の共振コ
イル34には図4(b)で示す通りの共振電流(共振電
圧)が流れているので、被検出体20は周囲に上記共振
周波数の磁界を発生し、この被検出体20の共振コイル
34からの磁界によって各検出コイル30は図4(c)
で示す通りの誘導電流(誘導電圧)が生じ、この検出コ
イル30の検出信号、すなわち誘導電流(誘導電圧)を
利用して被検出体20の共振コイル34に対する送信コ
イル32内の2次元位置を測定する。なお、図4におい
て期間A1は送信コイル32に交流電流を供給している
期間であり、期間A2は送信コイル32に交流電流を供
給していない期間である。本実施形態では、検出コイル
30からの検出信号は検出制御手段35に送給され、検
出制御手段35はこれらの検出信号を演算処理して車体
2に対する被検出体20の相対的な2次元位置を求め、
求めた位置情報信号が検出制御手段35から演算手段1
5に入力される。
【0039】検出コイル30から発生する誘導電圧(誘
導電流)は、被検出体20の共振コイル34の中心にお
いて最も大きい値となり、共振コイル34の中心から離
れるに従ってその電圧値(電流値)が変化する。すなわ
ち、検出コイル30が検出する検出電圧値(検出電流
値)は、この中心から離れるに従ってガウス分布曲線に
沿って小さくなる。すなわち、2次元的に配設された複
数個の検出コイル30の検出信号によってガウス分布曲
線の頂点を求めることによって、被検出体20の共振コ
イル34の中心に対向する送信コイル32内の2次元位
置を非接触で測定することができる。経路検出手段14
は、被検出体20の2次元位置を車体座標系における位
置ベクトルとして出力する。
【0040】次に車体2の方向の求めかたの原理を説明
する。図5は、第1の被検出体20aを検出したときと
第2の被検出体20bを検出したときの車体2の位置を
示す図である。車体2の方向および操舵車輪の補正係数
kは第1および第2の被検出体20a,20b間の直線
走行経路を計測し、第1および第2被検出体20a,2
0bの座標位置とを比較して行う。
【0041】まず近似などの考え方を以下に示す。 (1)車輪の滑り角を無視する。すなわち、カーブなど
を曲がるときに車体2の走行方向と操舵車輪3の走行方
向との間に差が生じて車輪3が接地面で滑る場合があ
る。このような滑り角は直線走行時には生じないがコー
ナ部などカーブを曲がるときに生じるので、本実施形態
では被検出体20の配置間隔を直線部の半分程度とし、
直線部において10m間隔に配置した場合にはコーナ部
では5m間隔に配置する。これによって滑り角による誤
差を低減できる。
【0042】(2)ジャイロ11によって得られる車体
2の方向θにはドリフトによる誤差が含まれているの
で、以下の計算ではジャイロ11の検出出力である角度
θ1は未知数であり、計算によって求める。また、第1
の被検出体20aを検出した時刻t1と第2の被検出体
20bを検出した時刻t2の間の短時間ではドリフト量
はきわめて小さいのでジャイロ出力のt1からt2間の
変化量の誤差は0とする。
【0043】(3)操舵車輪3の外形は搭載物の重量な
どにより変化し、車輪3の代表の外形Dbに基づく走行
速度および距離に比較的大きな誤差が含まれていると考
える。(4)操舵車輪3の外形は被検出体20間では一
定とする。
【0044】(5)検出した被検出体20が複数の被検
出体20のうちのいずれの被検出体20であるかの判別
は、第4演算手段で計測した車体2の位置に最も近いも
のを判別手段によって行う。また、たとえば被検出体2
0にそれぞれID番号を設定し、経路検出手段14は被
検出体20の位置とともにID番号も検出し、このID
番号に基づいて検出した被検出体20を判別するように
構成してもよい。
【0045】以下に各記号の定義を示す。 t 時刻 t1 第1の被検出体20aを検出した時刻 t2 第2の被検出体20bを検出した時刻 θ(t) 時刻tにおける車体2の方向。絶対座標系に
おけるx軸に対する車体座標系のxa軸が成す角度。ジ
ャイロ11によって検出するため誤差を含んでいる。 θ1 第1の被検出体20aを検出したときの車体2の
方向。 dθ/dt 車両2の角速度。すなわち車両1の方向変
化速度。ジャイロ11の出力に基づく。 P(t) 操舵車輪3の絶対座標系における位置ベクト
ル。 T1 第1の被検出体20aの絶対座標系における位置
ベクトル。 T2 第2の被検出体20bの絶対座標系における位置
ベクトル。 r1 経路検出手段14から出力された第1の被検出体
20aの車体座標系における位置ベクトル。 rx1,ry1 位置ベクトルr1の車体座標系におけ
るxa,ya成分。 r2 経路検出手段14によって検出された第2の被検
出体20bの車体座標系における位置ベクトル。 rx2,ry2位置ベクトルr2の車体座標系における
xa,ya成分。 S 操舵車輪3のシャフト19の中心から車体座標系の
原点Oaに向かうベクトル。 Sx,Sy ベクトルSの車体座標系におけるxa,y
a成分。 m 操舵車輪3のシャフト19の中心から操舵車輪3へ
のベクトル。 |m| ベクトルmの絶対値。 α 操舵角度。車体座標系のxa軸とシャフト19との
成す角度。 α1 時刻t1での操舵角度。 α2 時刻t2での操舵角度。 v 操舵車輪3の速度ベクトル。 |v| 操舵車輪3の速度ベクトルの絶対値。操舵車輪
3の回転角度検出手段13の検出出力に基づく単位時間
当りの角変位量に代表的な操舵車輪3の外形Dbを掛け
たもの。誤差を含んでいる。 k 操舵車輪3の外形の補正係数。k・|v|が正しい
速度となる。
【0046】
【数1】
【0047】車体2の角速度dθ(t)/dtはジャイ
ロ11による検出出力を用いるが、角速度dθ(t)/
dtではなく角度を出力するジャイロの場合は、Δθ
(t)=θ(t)−θ(t1)としてジャイロによる時
刻tでの車体2の方向によって算出する。なおθ1は未
知数である。 θ2 = θ(t2) …(3)
【0048】
【数2】
【0049】これらの各車輪位置P1,P2は、各被検
出体20a,20bの絶対座標系における位置ベクトル
T1,T2、経路検出手段14による車体座標系におけ
る位置ベクトルr1,r2、ベクトルS、およびベクト
ルmから求める。
【0050】
【数3】
【0051】
【数4】
【0052】なお数式(7)(8)では操舵車輪3は前
輪の左側の車輪として計算しているが右側の操舵車輪の
場合には|m|を−|m|に置き換える。
【0053】第1の被検出体20a検出時における車輪
位置P1に時刻t1から時刻t2までの車輪3の直線走
行距離を足したものがP2となる。
【0054】
【数5】
【0055】なお(9)式においてΔx,Δyは
【0056】
【数6】
【0057】である。次に数式(8),(9)からP2
を消去すると、
【0058】
【数7】
【0059】
【数8】
【0060】次に以下の数式(13),(14)を上記
数式(12)に代入して数式(15)へ書換える。
【0061】
【数9】
【0062】
【数10】
【0063】次に数式(15)から補正係数kを求め
る。
【0064】
【数11】
【0065】 (ΔTx)2+(ΔTy)2=(k・Δx+0x)2+(k・Δy+0y)2 …(17) 上記の補正係数kに関する2次式の2つの解のうち、1
に近い方、すなわち正の解が必要な解である。この求め
た補正係数kに基づいて角度θ1を求める。
【0066】
【数12】
【0067】なお、∠はベクトルの角度を求める演算子
である。このようにして操舵角度検出手段12および回
転角度検出手段13によって検出される全ての操舵車輪
3について補正係数kおよび角度θ1を求める。θ1に
関しては算出された各車輪毎の角度θ1の平均値を採用
する。また本実施形態では操舵車輪である前輪の2輪に
関して補正係数kおよび角度θ1の求め方について説明
したが、操舵されない後輪についても同様に回転角度検
出手段を設け、操舵角度αを0とすることによって補正
係数kおよび角度θ1をそれぞれ求めることができる。
【0068】現在の車体角度と、すなわち時刻t2での
車体角度θ2は数式(1)(3)より θ2 = θ1+Δθ …(19) と求める。
【0069】次に無人走行車両1に搭載される測定装置
8での演算手順について示す。なお記号の定義に関して
は上述したものと同一とする。
【0070】計算に必要な入力として θ(t)またはdθ/dt T1 T2 rx1,ry
1 Sx,Sy|m| α α1 α2 |v|
【0071】計算結果として k θ2
【0072】計算手順として (1)第1の被検出体を検出した時刻t1を起点として
車両2の方向の変化量Δθ(t)を計測、または計算す
る。これが第1演算手段である。
【0073】Δθ(t)=∫(dθ(τ)/dτ)dτ
積分範囲 t0〜t 角速度dθ(t)/dtが計測できない場合は、 Δθ(t)=θ(t)−θ(t1) とする。
【0074】(2)第1の被検出体を検出した時刻t1
を起点として車輪3の直線走行距離を計算する。これが
第2演算手段である。
【0075】
【数13】
【0076】車輪の移動量は回転角度検出手段13から
出力される1パルス毎の車輪の移動量を操舵角検出手段
12による操舵角αに基づいてx成分とy成分とに分解
してそれぞれ積算することによって車輪3の距離を計算
する。したがって走行中に車両1の向きが変わったとし
ても車輪の直線方向の移動量を計算することができる。
【0077】(3)第2の被検出体を検出した時点で以
下の計算を行う。
【0078】
【数14】
【0079】上記の補正係数kについての2次式の2つ
の解のうち、1に近い方、すなわち正の解が必要な解で
ある。次にこの補正係数kを用いてθ1を求める。
【0080】
【数15】
【0081】角度の記号∠はベクトルの角度を求める演
算子である。
【0082】(4)同様に回転角度検出手段13および
操舵角度検出手段12によって検出される車輪について
補正係数k、および角度θ1を求める。角度θ1につい
ては求めた車輪毎の角度θ1の平均値とする。現在の時
刻、すなわち時刻t2での車体の方向θ2は平均して求
めた角度θ1を使用し、 θ2 = θ1 + Δθ により求める。これが第3演算手段である。
【0083】(5)上記の方法で計算された車体の向き
θ2をジャイロ11で検出された車体の方向の修正を行
う。ジャイロ11で検出された車体の向きθ2を演算手
段15で算出した車体の向きθ2の値に全面的に置き換
えてもよいが、上記計算値にも車輪の滑りなどによる誤
差が含まれている可能性があるため、差の一部、たとえ
ば計算によって求められた車体の方向とジャイロ11に
よって検出された車体の方向との差の20%をジャイロ
11によって検出された車体の方向に加えるようにして
もよい。
【0084】また車輪の外形の補正係数kはそのまま用
い、車輪の速度をk・|v|に置き換える。
【0085】(6)以上で車体の向きの補正と車輪の外
形の補正が完了した。これらの値を用いて車体の位置、
すなわち絶対座標系における車体2の中心の位置、すな
わち車体座標系の原点Oaの絶対座標系での位置を求め
る。これが第4演算手段である。次の第3の被検出体を
検出するまでの間はこれらの補正された値を用いて積分
演算(推測航法)を行うことにより、高精度に車体位置
を得ることが可能となる。
【0086】(7)上記(6)で計算された現在の車体
位置および向きと記憶手段10に記憶される予め定める
走行経路に基づいて制御手段7は操舵手段6および駆動
源5を制御して無人走行車両1が走行経路に沿って走行
するように操舵および速度制御を行う。
【0087】このように本発明では被検出体を検出する
経路検出手段14が1つであり、1つの被検出体20で
は車体2の方向は検出できず車体2に対する相対位置の
みしか検出できない構成であるけれども、本発明では2
つの被検出体20を検出し、さらに被検出体20間の車
輪3の直線走行経路を操舵角検出手段12および回転角
度検出手段13に基づいて算出することによって被検出
体20間で車体2の方向が変わったとしても正確に車体
2の方向および車輪3の補正係数kを求めて車両1の現
在位置を算出することができる。
【0088】図6は、本発明の実施の他の形態の無人走
行車両50,51を示す図である。無人走行車両50は
図6(a)に示されるように前輪および後輪を操舵する
4輪操舵車両である。この場合には前輪のシャフトおよ
び後輪のシャフトにそれぞれ操舵角検出手段を設けて操
舵角を検出する。
【0089】また操舵車輪はシャフトの中心を角変位中
心として操舵される機構に限らず図6(b)の車両51
に示されるように操舵される車輪近傍で角変位する操舵
機構であってもよい。
【0090】また本実施形態では経路検出手段14は被
検出体の2次元位置を検出するように構成したが、この
ような経路検出手段に代えて、たとえば車体座標系のx
a軸に沿って横方向に延び、被検出体上を通過するとき
に被検出体の1次元的な位置を検出する経路検出手段で
あってもよい。このよな経路検出手段として、たとえば
被検出体として磁石を配置し、車体の軸線に垂直な方向
に複数の磁気センサを並列に配設し、これによって被検
出体の1次元的な位置を磁気的に検出することができ
る。このような1次元位置を検出する経路検出手段の中
心を車体座標系の原点Oaに一致させて車体に取付け、
前述の数式(7)(8)においてry1ry2を全て0
に置き換えることによって角度θ2および補正係数kを
求めることができる。
【0091】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、被検出
体の車両に対する相対位置を検出する経路検出手段が1
つであり、被検出体間で車体の方向が変わったとしても
現在の車体の方向を正確に算出することができる。
【0092】請求項2記載の本発明によれば、補正係数
も算出することができる。
【0093】請求項3記載の本発明によれば、演算手段
によって算出した車体の方向とジャイロによって検出し
た車体の方向の差の一部を用いて車体の方向の補正を行
うので、計算によって求めた車体の方向の誤差の影響を
低減することができる。
【0094】
【0095】
【0096】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である無人走行車両1を
簡略化して示すブロック図である。
【図2】経路検出手段14の位置測定方法の原理を説明
するための簡略化した説明図である。
【図3】図2の説明図において送信コイル30への電流
の送給を停止した状態を示す簡略化した説明図である。
【図4】検出コイル30の検出電流の変化状態を示すグ
ラフである。
【図5】第1および第2の被検出体20a,20b検出
時における車両1の位置を示す図である。
【図6】本発明の実施の他の形態である無人走行車両5
0,51を示す模式図である。
【符号の説明】 1,50,51 無人走行車両 2 車体 3 操舵車輪 6 操舵手段 7 制御手段 8 計測装置 10 記憶手段 11 ジャイロ 12 操舵角度検出手段 13 回転角度検出手段 14 経路検出手段 15 演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05D 1/02 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定める2次元座標系上の予め定める
    走行経路に沿って間隔をあけて配置され、座標位置が予
    め定められる複数の被検出体に沿って走行する車両に搭
    載され、前記2次元座標系における車体の方向を計測す
    る車両の計測装置において、 車体の向きを検出するジャイロと、 車両が被検出体近傍を通過するとき車体に対する被検出
    体の相対位置を検出する経路検出手段と、 経路検出手段の検出出力に応答して被検出体を判別し、
    前記座標位置を求める判別手段と、 車体に備えられる操舵車輪の車体に対する操舵角を検出
    する操舵角検出手段と、 前記操舵車輪の軸線まわりの回転角度を検出する回転角
    度検出手段と、 前記複数の被検出体のうちの走行方向に異なった位置の
    第1および第2の被検出体を検出した経路検出手段の検
    出出力に応答し、第1および第2の被検出体を検出した
    第1および第2時刻間にわたるジャイロの検出出力に基
    づいて車体の方向の変位量を算出する第1演算手段と、 第1および第2の被検出体を検出した経路検出手段の検
    出出力に応答し、第1演算手段、判別手段、回転角度検
    出手段および操舵角検出手段に基づいて前記第1および
    第2時刻間の操舵車輪の直線走行距離を算出する第2演
    算手段と、 第1演算手段および第2演算手段の出力に基づいて第1
    および第2時刻における車体の方向を算出する第3演算
    手段とを備えることを特徴とする車両の計測装置。
  2. 【請求項2】 前記第3演算手段は、操舵車輪の予め記
    憶される外径と第1および第2時刻間の外径との比であ
    る補正係数を算出することを特徴とする請求項1記載の
    車両の計測装置。
  3. 【請求項3】 ジャイロによって検出された第2時刻で
    の車体の方向と、第3演算手段によって算出された第2
    時刻での車体の方向との差の一部を用いて第2時刻での
    車体の方向を補正することを特徴とする請求項2記載の
    車両の計測装置。
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